JP2011237363A - 半自動式組合せ秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機器の小型化及び組合せ計量精度の向上をより図ることができるとともに、計量速度の向上も図ることができる半自動式組合せ秤を提供する。
【解決手段】 手動で被計量物が供給され、供給される被計量物の重量を計量するための重量センサ7によって支持され、2方向へ選択的に被計量物を排出可能なように構成された複数の計量ホッパ1と、計量ホッパ1から第1の方向へ排出される被計量物が供給される複数の第1ホッパ2aと、計量ホッパ1から第2の方向へ排出される被計量物が供給される第2ホッパ2bと、計量ホッパ1と第1ホッパ2aと第2ホッパ2bとの中から選択されるホッパの組合せであって、それぞれに供給されている被計量物の重量の合計が所定重量範囲内となるホッパの組合せからなる排出組合せを1つ求め、この排出組合せに選択されているホッパから被計量物を排出させる制御部とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被計量物が作業者の手作業によって供給され、自動で排出される半自動式組合せ秤に関する。
組合せ秤は、計量部への被計量物の供給方法及び排出方法の違いにより、自動式、半自動式、手動式に大別することができる。自動式組合せ秤では、被計量物の供給と排出が自動(機械の制御)で行われ、手動式組合せ秤では、被計量物の供給と排出が人手によって行われる。また、半自動式組合せ秤では、被計量物の供給は人手によって行われ、被計量物の排出は自動で行われる。
半自動式組合せ秤には、作業者が計量ホッパへ直接被計量物を供給するタイプ(例えば、特許文献1参照)や、計量ホッパの上方に供給ホッパが設けられ、その供給ホッパへ作業者が被計量物を供給するタイプ(例えば、特許文献2参照)がある。
前者の作業者が計量ホッパへ直接被計量物を供給するタイプの場合、作業者が複数の計量ホッパに直接被計量物を供給し、組合せ秤が、組合せ演算を行うことにより、供給されている被計量物の合計重量が、所定重量範囲内にある組合せを1つ求め、その組合せに選択されている計量ホッパから自動的に被計量物を排出させるように構成されている。また、被計量物の合計重量が所定重量範囲内となる組合せがない状態、すなわち組合せ不良が発生したときには、作業者が計量ホッパ内の被計量物を入れ替えた後、再度組合せ演算を行わせるようにしている。
また、組合せの数が多いほど組合せ計量精度を向上できるので、組合せ不良を少なくするためには、被計量物を供給する計量ホッパの個数を増加すればよいが、計量ホッパの個数を増加すれば、組合せ秤の機器が大きくなるだけでなく、作業者の被計量物を供給する範囲が広くなり、作業者への負担が増大するという問題がある。
また、後者のタイプに属する特許文献2の構成では、複数設けられている各計量部が、作業者によって被計量物が供給される1個の供給ホッパと、その下方に設けられ2つの部屋に区画された1個の計量ホッパとからなり、計量ホッパの2つの各部屋へ供給ホッパから被計量物が供給される。計量ホッパには、1個の重量センサ(ロードセル)が設けられ、各部屋に供給される被計量物の重量が計量される。そして、各部屋に供給されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内となる組合せが選択され、その組合せに該当する部屋から被計量物が排出されるように構成されている。この場合、1つの計量部に対して、2つの重量が組合せ演算に供されるので、計量部の個数を少なくしても組合せの数が比較的多く、良好な組合せ計量精度が得られるため、機器を小型化し、作業者への負担を軽減することができる。
特開2006−214784号公報 特開2006−201073号公報
しかしながら、特許文献2の構成では、作業者からの1回の供給分の被計量物を保持する供給ホッパに比べて、2回の供給分の被計量物を保持する計量ホッパが大きくなって計量ホッパ自体の重量が重くなるとともに、保持する被計量物の重量も倍になる。そのため、2つの部屋を有する計量ホッパを支持する重量センサは、1回の供給分だけの被計量物を保持する計量ホッパを支持する重量センサに比べて、計量ホッパに被計量物が供給されてから重量センサの計測値が安定するまでに要する時間(計量安定時間)が長くなる。また、下段の計量ホッパは2つの部屋のうちの一方の部屋の被計量物の重量の計測中には他方の部屋の被計量物を排出することができない、もしも排出すれば再び計測を開始しなければならないことになる。したがって、計量速度を速くすることが困難であり、生産性の向上を図る上で問題がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、機器の小型化及び組合せ計量精度の向上をより図ることができるとともに、計量速度(運転速度)の向上も図ることができる半自動式組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の半自動式組合せ秤は、直線状に列設され、手動で被計量物が供給され、供給される被計量物の重量を計量するための重量センサによって支持され、第1の方向及び第2の方向の2方向へ選択的に被計量物を排出可能なように構成された複数の計量ホッパと、それぞれ、前記計量ホッパと対応して前記計量ホッパの下方に配設され、前記計量ホッパから第1の方向へ排出される被計量物が供給され、供給された被計量物を下方へ排出可能なように構成された複数の第1のホッパと、それぞれ、前記計量ホッパと対応して前記計量ホッパの下方に配設され、前記計量ホッパから第2の方向へ排出される被計量物が供給され、供給された被計量物を下方へ排出可能なように構成された複数の第2のホッパと、前記第1のホッパに供給されている被計量物の重量と前記第2のホッパに供給されている被計量物の重量としてそれぞれ対応する前記計量ホッパに供給されているときに計量された重量を用い、前記計量ホッパと前記第1のホッパと前記第2のホッパとの中から選択されるホッパの組合せであって、それぞれに供給されている被計量物の重量の合計が所定重量範囲内となるホッパの組合せからなる排出組合せを1つ求める組合せ手段と、前記排出組合せに選択されているホッパから被計量物を排出させる排出制御手段とを備えている。
この構成によれば、1個の計量ホッパとそれに対応する第1及び第2のホッパからなる各計量部において、計量ホッパと第1のホッパと第2のホッパとの3つのホッパが排出組合せの選択対象となるので、組合せの数が多くなり、組合せ計量精度の向上をより図ることができ、組合せ不良が発生する頻度をより少なくできる。また、計量部の個数を少なくしても組合せの数が多いので、組合せ秤の小型化及び組合せ計量精度のさらなる向上を図ることができる。そして、組合せ秤のより小型化が可能になるので、被計量物を供給する作業者の負担が軽減され、作業能率を向上することができる。さらに、作業者からの1回の供給分だけの被計量物を保持する計量ホッパに重量センサが設けられているので、計量ホッパが2回の供給分の被計量物を保持する場合に比べ、重量センサに小型のものを用いることができるとともに、計量安定時間が短くなり、計量速度の向上を図ることができる。また、下段の第1及び第2のホッパからはいつでも被計量物を排出することが可能であり、この点からも、計量速度の向上を図ることができる。したがって、計量速度の高速化が可能となり、より生産性を向上することができる。
また、前記組合せ手段は、前記排出組合せに前記計量ホッパが選択されるときには、前記選択される前記計量ホッパと対応する前記第1のホッパ及び前記第2のホッパのうちの少なくとも一方が前記排出組合せに選択されるかまたは空の状態であることを条件として前記排出組合せを求めるように構成され、前記排出制御手段は、前記排出組合せに前記計量ホッパが選択されているときには、前記選択されている前記計量ホッパの被計量物を前記排出組合せに選択されているかまたは空の状態である前記第1または第2のホッパへ排出させ、この排出された被計量物を前記第1または第2のホッパが通過させるように構成されていてもよい。
また、前記組合せ手段は、前記排出組合せを求める組合せ処理を所定時間間隔で繰り返し行うように構成され、前記計量ホッパの列設方向と平行にかつ前記第1及び第2のホッパの下方に配設され、前記排出組合せに選択されているホッパから排出された被計量物を前記計量ホッパの列設方向と平行な一方向へ搬送する搬送コンベアと、前記組合せ処理において前記所定重量範囲内となるホッパの組合せが無く前記排出組合せを求められなかったときに、それぞれのホッパに供給されている被計量物の重量に基づいて被計量物を入れ替えるべきホッパを選択する入替えホッパ選択手段と、前記入替えホッパ選択手段により選択されたホッパが前記計量ホッパであるときに、前記選択された前記計量ホッパの被計量物を入替えるべきことを報知する報知手段とをさらに備え、前記排出制御手段は、前記入替えホッパ選択手段により選択されたホッパが前記第1及び/または第2のホッパであるときに、前記選択された前記第1及び/または第2のホッパから被計量物を排出させるとともに、この排出させた前記第1または第2のホッパへ前記計量ホッパから被計量物を供給させるように構成され、前記搬送コンベアは、前記入替えホッパ選択手段により選択された前記第1または第2のホッパから排出された被計量物を前記一方向とは逆の方向に搬送するように構成されていてもよい。
この構成によれば、組合せ処理において排出組合せを求められなかったとき、すなわち組合せ不良が発生したときに、被計量物を入替えるべきホッパが計量ホッパである場合には、作業者に入替えるべき計量ホッパを報知することにより作業者に被計量物を入替えさせ、被計量物を入替えるべきホッパが第1及び/または第2のホッパである場合には、それらのホッパから被計量物を排出させ、その被計量物を排出したホッパへ計量ホッパから被計量物を供給することにより、被計量物の入替えをスムーズに行うことができる。
また、前記報知手段は、さらに、前記入替えホッパ選択手段により選択され、被計量物を排出させた前記第1または第2のホッパへ被計量物を供給した前記計量ホッパに被計量物を供給すべきことを報知するように構成されていてもよい。
この構成により、作業者は、被計量物の入替えを行わなかった場合でも組合せ不良が発生したことを知ることができる。もしも組合せ不良の発生頻度が多い場合には何らかの不具合が発生している場合があるので、作業者が組合せ不良の発生を知ることは有意義である。
また、前記第1のホッパと前記第2のホッパとが一体化して構成されていてもよい。この構成により、第1及び第2のホッパのコンパクト化及びそれを支持する構成の簡略化を図ることができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、半自動式組合せ秤において、機器の小型化及び組合せ計量精度の向上をより図ることができるとともに、計量速度の向上も図ることができるという効果を奏する。
(a)は本発明の実施形態の半自動式組合せ秤を上から見た平面図、(b)は同組合せ秤の正面図、(c)は同組合せ秤の側面図である。 本発明の実施形態の半自動式組合せ秤の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の半自動式組合せ秤の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の半自動式組合せ秤の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1は本発明の実施形態の半自動式組合せ秤の外観の概略を示す図であり、図1(a)は同組合せ秤を上から見た平面図、図1(b)は同組合せ秤の正面図、図1(c)は同組合せ秤の側面図である。図2は本発明の実施形態の半自動式組合せ秤の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の半自動式組合せ秤は、装置本体5の上部に、作業者によって被計量物が供給される複数の計量ホッパ1が1列に並んで直線状に列設され、装置本体5の上部の天板からなる作業台6には、各計量ホッパ1に対応して開口された被計量物の供給口6aが設けられている。
また、作業台6には、各計量ホッパ1に対応して各供給口6aのそばにLED(発光ダイオード)等からなる表示灯8が設けられている。この各表示灯8は、組合せ不良が発生したときに、被計量物を入替えるべき計量ホッパ1、もしくは被計量物を供給するべき計量ホッパ1を作業者に報知することなどに用いられる。
各計量ホッパ1の下方には、第1、第2の2つのホッパ2a、2bが一体化されてなるメモリホッパ2が配設されている。各計量ホッパ1は、独立して駆動可能な2つの排出ゲート10a、10bが設けられ、各排出ゲートを開くことにより、メモリホッパ2の第1ホッパ2aと第2ホッパ2bとへ選択的に被計量物を排出可能なように構成されている。例えば、計量ホッパ1は、排出ゲート10aを開くことにより第1ホッパ2aへ被計量物を排出し、排出ゲート10bを開くことにより第2ホッパ2bへ被計量物を排出する。
また、各メモリホッパ2は、中央に垂直な仕切り板が設けられて2つの部屋に区画されている。そして一方の部屋に排出ゲート11aが設けられた第1ホッパ2aと、他方の部屋に排出ゲート11bが設けられた第2ホッパ2bとを有している。第1ホッパ2a及び第2ホッパ2bは、それぞれに設けられた排出ゲート11a、11bを開くことにより、別々に被計量物を排出可能なように構成されている。
メモリホッパ2の下方には、後述の排出組合せに選択された計量ホッパ1及び第1、第2ホッパ2a、2bから排出された被計量物を受けて例えば矢印Aの方向へ搬送する搬送コンベア3が配設されている。この場合、例えば矢印Aの方向側(図1(b)における右側)に包装機が設置され、搬送コンベア3によって搬送された被計量物は、図示しない包装機へ供給される。また、包装機と反対側には回収箱30が配置される。また、搬送コンベア3の両側には、メモリホッパ2から排出された被計量物が搬送コンベア3の外へ飛び出さないようにガイド板12が配設されている。また、装置本体5に支柱4aを介して支持された操作設定表示部4が装置本体5の上方に配設されている。
また、装置本体5の下部には電装品収納部9が備えられ、この電装品収納部9には、図2に示された排出ゲート駆動回路13、14、A/D変換回路15、表示灯駆動回路16、コンベア駆動回路17、制御部18及びI/O回路21等が収納されている。
また、各計量ホッパ1はロードセル等の重量センサ7によって支持されており、この重量センサ7によって計量ホッパ1内の被計量物の重量が計測され、その計量値(アナログ重量信号)は、A/D変換回路15でディジタル信号に変換され、制御部18に送られる。
制御部18は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成され、CPU等からなる演算制御部19と、RAM及びROM等のメモリからなる記憶部20とを有している。記憶部20には、運転用プログラム、動作パラメータのデータ、計量データ等が記憶される。組合せ手段、排出制御手段及び入替えホッパ選択手段は制御部18によって構成される。
制御部18は、演算制御部19が記憶部20に記憶されている運転用プログラムを実行することにより、組合せ秤の全体の制御を行うとともに後述の組合せ処理等を行う。例えば、排出ゲート駆動回路13を介して各計量ホッパ1の排出ゲート10a、10bの開閉を制御する。また、排出ゲート駆動回路14を介して各メモリホッパ2の排出ゲート11a、11bの開閉を制御する。また、各計量ホッパ1が取り付けられている重量センサ7によって計測される計量値をA/D変換回路15を介して随時取得し、必要であれば記憶部20に記憶する。また、表示灯駆動回路16を制御することにより表示灯8の動作(点灯、点滅、消灯)を制御する。また、コンベア駆動回路17を介して搬送コンベア3の駆動動作を制御する。また、I/O回路21を介して、外部の包装機(図示せず)等と信号の送受信を行う。また、操作設定表示部4から信号が入力されるとともに、操作設定表示部4へ表示するデータ等の信号を出力する。なお、制御部18は、必ずしも単独の制御装置で構成される必要はなく、複数の制御装置が分散配置されていて、それらが協働して組合せ秤の動作を制御するよう構成されていてもよい。
制御部18による組合せ処理について説明する。この組合せ処理では、計量ホッパ1及び第1、第2ホッパ2a、2b内の被計量物の重量に基づいて組合せ演算を行い、保持している被計量物の合計重量(組合せ重量)が所定重量範囲(組合せ目標重量に対する許容範囲)内になるホッパの組合せである適量組合せを全て求め、1つの適量組合せを排出組合せに決める。ここで、適量組合せが複数存在する場合には、その複数の適量組合せのうちの、組合せ重量組合せ目標重量との差の絶対値が最小である適量組合せを排出組合せに決める。第1ホッパ2a及び第2ホッパ2bのそれぞれの被計量物の重量はそれに対応する計量ホッパ1において計量されたときの重量が用いられる。なお、計量ホッパ1の被計量物は第1ホッパ2a及び第2ホッパ2bのいずれかへ排出されるので、排出組合せに計量ホッパ1が選択されるときには、排出組合せに選択される計量ホッパ1と対応する第1ホッパ2a及び第2ホッパ2bのうちの少なくとも一方が排出組合せに選択されるかまたは空の状態であることを条件として排出組合せを求める。排出組合せに選択された計量ホッパ1の被計量物は、第1、第2ホッパ2a、2bのうちの同排出組合せに選択されているいずれかのホッパ内を通過して搬送コンベア3上へ排出されるか、第1、第2ホッパ2a、2bのうちの空のホッパ内を通過して搬送コンベア3上へ排出される。
操作設定表示部4は、例えばタッチスクリーン式のディスプレイ画面を備え、このディスプレイ画面上で、組合せ秤の運転の開始及び停止等の操作、運転パラメータの設定等を行うことができるとともに、制御部18による組合せ処理の結果(組合せ重量等)をディスプレイ画面上に表示することができる。
以上のように構成された本実施形態の半自動式組合せ秤の動作について説明する。この組合せ秤の動作は制御部18の制御によって実現される。なお、組合せ秤の動作を制御するために必要となる情報等は全て記憶部20に記憶される。
まず、被計量物の流れに基づいて動作の概略を簡単に説明する。被計量物は、例えば、鶏肉(ブロイラー)である。
作業者は、空の計量ホッパ1に被計量物を随時供給する。制御部18は、重量センサ7の計測値に基づいて被計量物が供給された計量ホッパ1を認識するとともに被計量物の重量値を取得し、被計量物が供給されている計量ホッパ1の下方の第1、第2ホッパ2a、2bの少なくともいずれか一方が空である場合には、上記計量ホッパ1のいずれか一方の排出ゲート(10a、10b)を開閉させて、計量ホッパ1内の被計量物を1つの空のホッパ(2a、2b)へ供給する。また、制御部18は、前述の組合せ処理を行い排出組合せを決定し、包装機等からの排出命令信号がI/O回路21を介して入力されていると、排出組合せに選択されているホッパ(1、2a、2b)の排出ゲートを開閉させて、ホッパ内の被計量物を搬送コンベア3上に落下させる。そして搬送コンベア3を駆動させて、被計量物を搬送コンベア3によって搬送し包装機等へ送り出す。また、制御部18は、排出組合せに選択されているホッパ(1、2a、2b)内の被計量物を排出させると、I/O回路21を介して排出完了信号を包装機へ出力する。以上の動作が繰り返し行われる。
次に詳しい動作を説明する。図3及び図4は、本実施形態の半自動式組合せ秤の動作(制御部18の処理)の一例を示すフローチャートである。
この半自動式組合せ秤では、作業者により、被計量物が供給されていない空の計量ホッパ1への被計量物の供給が行われる他、組合せ不良が発生したときに計量ホッパ1の被計量物の入れ替え(供給されている被計量物を取出して、別の被計量物を供給すること)などが行われる。
本実施形態では、各計量ホッパ1に対応して、計量処理中フラグ、載荷フラグ、安定確認フラグ、計量完了フラグ及び組合せ参加フラグの5つのフラグが設けられ、それぞれのフラグ領域は記憶部20内に設けられている。以下では、フラグをたてる(値を1にセットする)ことをフラグをONにすると言い、フラグを降ろす(値を0にセットする)ことをフラグをOFFにすると言う。これらのフラグは、運転開始時には、全てOFFにされている。
また、総数がn個の全計量ホッパに対して処理を行なうために変数kを用いる。ここでは、計量ホッパ1が全部でn個備えられた構成において、n個の計量ホッパ1をそれぞれ、計量ホッパHk(k=1、2、・・・、n)とし、ステップS8で変数kの値を1増加し、その増加した値kがn以下であればステップS2へ戻って処理を繰り返すことで、n個全ての計量ホッパ(H1、H2、・・・、Hn)に対する処理が行なわれる。変数kの記憶領域及び後述する記憶値mWk,mAk,mBk等の記憶領域も記憶部20内に設けられている。また、以下の図3の説明では、計量ホッパHkに対応するメモリホッパの第1ホッパ2aを第1ホッパAkと記載し、第2ホッパ2bを第2ホッパBkと記載する。
図3に示すように、まず、ステップS1では、変数kに1をセットする。この変数kは、後述のステップS8で1増加される。そして、k=n+1となるまで、ステップS1とステップS8との間の処理が繰り返され、k=n+1になると、ステップS1に戻り(ステップS9)、同様の処理が繰り返される。
ステップS2では、計量ホッパHkの計量処理中フラグがONか否かを判定し、ONしていれば、ステップS21へ進み、ONしていなければ、ステップS3へ進む。
ステップS3で、計量ホッパHkの計量値Wkを読込む(計量ホッパHkに供給されている被計量物の重量計量値Wkを取得する)。ステップS4は、計量ホッパHkに被計量物が供給されているか否かを判断するステップで、計量値Wkを所定値Wtと比較し、計量値Wkが所定値Wt以上であれば、計量ホッパに被計量物が供給されていると判断し、載荷フラグをONにする(ステップS5)。上記の所定値Wtは、計量ホッパ1に被計量物が供給されているか否かを判断するために予め定められたしきい値である。
そして、計量安定時間Tsの計測を開始し(ステップS6)、計量ホッパHkの計量処理中フラグをONにし(ステップS7)、ステップS8へ進む。上記の計量安定時間Tsは、被計量物が計量ホッパ1に供給されてから重量センサ7の計測値が安定するまでに要する時間として予め定められた所定の時間である。
ステップS4で、計量値Wkが所定値Wt未満であれば被計量物が供給されていない(空である)と判断し、ステップS8へ進む。
また、ステップS21では、計量ホッパHkの載荷フラグがONか否かを判定し、ONしていれば、ステップS22へ進み、ONしていなければ、ステップS31へ進む。
ステップS22では、ステップS6で計測を開始した計量安定時間Tsが経過しているか否かを判定し、計量安定時間Tsが経過していればステップS23へ進み、経過していなければステップS8へ進む。ステップS22で計量安定時間Tsが経過していれば計量ホッパHkの計量値Wkを読込み(ステップS23)、その計量値Wkを計量ホッパHk内の被計量物の重量の記憶値mWkとして記憶する(ステップS24)。そして、安定確認フラグをONにし(ステップS25)、計量値読込み回数rを0に初期化し(ステップS26)、載荷フラグをOFFにする(ステップS27)。
ステップS31では、計量ホッパHkの安定確認フラグがONか否かを判定し、ONしていれば、ステップS32へ進み、ONしていなければ、ステップS41へ進む。
ステップS32では、計量ホッパHkの計量値Wkを読込み、ステップS33でその計量値Wkが記憶値mWkと等しいか否かを判定し、等しければステップS34へ進む。また、等しくなければステップS38、S39へ進み、計量ホッパHkの計量処理中フラグと安定確認フラグとをOFFにする。
ステップS34では、計量値読込み回数rを1増加する。次にステップS35では、計量値読込み回数rが所定回数mと等しいか否かを判定し、等しくない場合は、ステップS8へ進み、等しい場合は、計量ホッパHkの計量完了フラグをONにし(ステップS36)、安定確認フラグをOFFにする(ステップS37)。
ステップS41では、計量ホッパHkの計量完了フラグがONか否かを判定し、ONしていれば、ステップS42へ進み、ONしていなければ、ステップS61へ進む。
ステップS42では、第1ホッパAkに被計量物が供給済みであるか否かを判断し、供給済みであればステップS47へ進み、供給済みでなければ、ステップS43へ進む。なお、ステップS42での判断は、計量ホッパHkの排出ゲートの開閉及び第1ホッパAkの開閉の履歴によって判断してもよいし、第1ホッパAkに供給されている被計量物の重量の記憶値mAkの値によって判断してもよい。例えば、記憶値mAkの値が「0」であれば、第1ホッパAkに被計量物は供給されておらず、「0」以外の値であれば、第1ホッパAkに被計量物が供給されていると判断すればよい。
ステップS43では、計量ホッパHkの第1排出ゲート10aを開閉し、計量ホッパHk内の被計量物を第1ホッパAkへ供給する。そして、ステップS44では、記憶値mWkを第1ホッパAkに供給されている被計量物の重量の記憶値mAkとして記憶し、計量ホッパHkの記憶値mWkをクリアして0にする。
また、ステップS47では、第2ホッパBkに被計量物が供給済みであるか否かを判断し、供給済みであればステップS50へ進み、供給済みでなければ、ステップS48へ進む。なお、ステップS47での判断は、ステップS42での判断と同様にして行う。
ステップS48では、計量ホッパHkの第2排出ゲート10bを開閉し、計量ホッパHk内の被計量物を第2ホッパBkへ供給する。そして、ステップS49では、記憶値mWkを第2ホッパBkに供給されている被計量物の重量の記憶値mBkとして記憶し、計量ホッパHkの記憶値mWkをクリアして0にする。
そしてステップS44、S49の次に、計量ホッパHkの計量処理中フラグをOFFにし(ステップS45)、計量ホッパHkの計量完了フラグをOFFにする(ステップS45)。
また、第1、第2ホッパAk,Bkに被計量物を供給済みであるときには、計量ホッパHkの組合せ参加フラグをONにし(ステップS50)、計量ホッパHkの計量完了フラグをOFFにする(ステップS51)。
また、ステップS61では、計量ホッパHkの組合せ参加フラグを参照し、同フラグがONしていればステップS62へ進み、計量ホッパHkの計量値Wkを読込み、ステップS63でその計量値Wkが記憶値mWkと等しいか否かを判定し、等しければステップS8へ進む。また、等しくなければステップS64へ進み、計量ホッパHkの計量処理中フラグをOFFにし、ステップS65で計量ホッパHkの組合せ参加フラグをOFFにする。
以上の処理において、同一の計量ホッパに着目したときの処理についての概略を説明すれば、ステップS3〜S7で、計量ホッパに被計量物が供給されたことを検出したときに、計量安定時間Tsの計測を開始し、ステップS22〜S27で、計量安定時間Tsの経過直後に読み込んだ計量値Wkを記憶値mWkとして記憶する。さらに、ステップS32〜S39では、所定回数m読み込んだ計量値Wkが全て記憶値mWkと等しい場合に、計量が完了したと判断する。このステップS32〜S39の処理は、作業者が計量ホッパに被計量物を追加供給あるいは入れ替えを行うことがあるため設けられている。そして、ステップS42〜S51では、上記計量が完了した計量ホッパに対応する第1、第2ホッパのいずれかに被計量物が供給されていない場合には、計量ホッパから被計量物を供給し、計量ホッパの記憶値mWkを被計量物を供給した第1または第2ホッパの記憶値とする。また、上記計量が完了した計量ホッパに対応する第1、第2ホッパのいずれにも被計量物が供給されている場合には、同計量ホッパを組合せ参加可能なホッパとして組合せ参加フラグをONする。ステップS62〜S65の処理は、作業者が計量ホッパに作業者が被計量物を追加供給あるいは入れ替えを行うことがあるため設けられている。
次に、図4に示すフローチャートの処理は、所定時間間隔で割り込み処理によって実行される。例えば、計量速度すなわち被計量物の排出速度が1分間に30回と設定されている場合には、2秒間隔で図4に示すフローチャートの処理が開始され実行される。
ステップS71では、組合せ参加フラグがONしている計量ホッパ1の記憶値(mWk)と、第1,第2ホッパ2a、2bの記憶値(mAk,mBk)とを用いて前述の組合せ処理を行う。その結果、排出組合せが求められた場合にはステップS73へ進み、排出組合せが求められなかった場合にはステップS81へ進む(ステップS72)。
ステップS73では排出処理を行う。この排出処理は、例えば包装機からの排出命令信号に応答して、排出組合せに選択されているホッパ(1、2a、2b)の排出ゲートを開閉し、被計量物を排出させる。
次にステップS74では、被計量物が排出された第1、第2ホッパ2a、2bの被計量物の重量の記憶値をクリアして0にする。
そしてステップS75では、被計量物が排出された計量ホッパ1の組合せ参加フラグと計量処理中フラグとをOFFにする。
また、ステップS71で組合せ処理を行った結果、排出組合せを求められなかった場合、すなわち、組合せ重量が所定重量範囲内となる組合せが無かった場合(組合せ不良が発生した場合)、ステップS81へ進み、被計量物を入替えるホッパを1個選択する。例えば、計量ホッパ1及び第1、第2ホッパ2a、2bの中から記憶値(被計量物の重量)が最も大きいホッパを1個選択する。
そして、ステップS81で選択されたホッパが計量ホッパ1である場合はステップS83へ進み、計量ホッパ1ではない場合すなわち第1、第2ホッパ2a、2bの場合はステップS84へ進む。
ステップS83では、ステップS81で選択した計量ホッパ1を報知する。この報知は、例えば、報知する計量ホッパ1に対応する表示灯8を点滅点灯させる。作業者は、表示灯8が点滅点灯している計量ホッパ1の被計量物を取出し、別の被計量物を同計量ホッパ1へ供給する。図示していないが、制御部18は、同計量ホッパ1の計量値の変動があったときに表示灯8の点滅点灯を停止させる。
また、ステップS84では、入替え処理を行う。この入替え処理では、ステップS81で選択された第1、第2ホッパ2a、2bの排出ゲートを開閉して被計量物を排出させ、この被計量物を排出させたホッパへ計量ホッパ1から被計量物を供給するため、計量ホッパ1の排出ゲートを開閉する。さらに、搬送コンベア3の搬送方向を所定時間の間、矢印Aとは逆方向にし、ステップS81で選択された第1、第2ホッパ2a、2bから排出された被計量物を回収箱30へ排出させる。
次にステップS85では、ステップS84で被計量物を排出した計量ホッパ1を報知する。この報知は、例えば、報知する計量ホッパ1に対応する表示灯8を連続点灯させる。作業者は、表示灯8が連続点灯している計量ホッパ1に被計量物を供給する。図示していないが、同計量ホッパ1の計量値の増加があったときに表示灯8の連続点灯を停止させる。
以上のように、本実施形態では、組合せ処理(ステップS71)において排出組合せを求められなかったとき、すなわち組合せ不良が発生したときに、被計量物を入替えるべきホッパが計量ホッパ1である場合には、作業者に入替えるべき計量ホッパを報知(ステップS83)することにより作業者に被計量物を入替えさせ、被計量物を入替えるべきホッパが第1、第2ホッパ2a、2bである場合には、それらのホッパから被計量物を排出させ、その被計量物を排出したホッパへ計量ホッパ1から被計量物を供給すること(ステップS84)により、被計量物の入替えをスムーズに行うことができる。
なお、ステップS81において、入替えるホッパを複数個選択するようにしてもよい。例えば、計量ホッパ1及び第1、第2ホッパ2a、2bの中から記憶値(被計量物の重量)が大きいものを優先して複数個選択するようにしてもよい。また、計量ホッパ1及び第1、第2ホッパ2a、2bの中から記憶値(被計量物の重量)が最大のものと最小のものとを選択するようにしてもよい。なお、入替えるホッパを複数個選択する場合、計量ホッパ1と第1、第2ホッパ2a、2bとが選択される場合があるが、この場合、ステップS83とステップS84,85との両方が実行される。
また、ステップS83での報知とステップS85での報知とは、区別できればよく、表示灯8の点灯色を異ならせて点灯させるようにしてもよい。また、操作設定表示部4のディスプレイ画面に、ステップS83の被計量物を入替えるべき計量ホッパ1及びステップS85の被計量物を供給するべき計量ホッパ1を表示させるようにしてもよい。なお、作業者は、通常、空になった計量ホッパ1に被計量物を供給するのでステップS85での報知を行わないようにしてもよい。しかし、ステップS85での報知を行うことにより、組合せ不良が発生したことを作業者はその発生したときに知ることができる。もしも組合せ不良の発生頻度が多い場合には何らかの不具合が発生している場合があるので、作業者が組合せ不良の発生を知ることは有意義である。
なお、上記の図3及び図4を用いた説明では、組合せ処理に計量ホッパ1の記憶値(mWk)を用いる場合、組合せ参加フラグがONしている計量ホッパ1の記憶値(mWk)を用いるようにしたが、これに加えて計量完了フラグがONしている計量ホッパ1の記憶値(mWk)も用いるようにしてもよい。すなわち、図3のステップS42、S47、S50からわかるように、組合せ参加フラグがONしている計量ホッパ1の場合には、その計量ホッパ1の下方の第1,第2ホッパ2a、2bのいずれにも被計量物が供給されているが、組合せ処理は所定時間間隔で実行されるので、例えば、ある計量ホッパ1の計量完了フラグがONした直後に組合せ処理が行われた場合には、同計量ホッパ1の下方の第1,第2ホッパ2a、2bのいずれかが空であってもあるいは両方に被計量物が供給されていても、同計量ホッパ1を組合せ処理の対象とすることができる。
本実施形態では、1つの重量サンサ7に対して、組合せ演算に用いる3個の重量値が得られるので、重量センサ7の個数の低減及び低コスト化が図られている。また、1個の計量ホッパ1とそれに対応する第1、第2ホッパ2a、2bからなる計量部において、組合せ演算に用いる3個の重量値が得られるので、組合せの数が多くなり、組合せ計量精度の向上を図ることができるとともに、組合せ不良が発生する頻度を少なくできる。
例えば、背景技術で述べた、1つの計量部が、作業者が被計量物を供給する1個の供給ホッパと、その下方に設けられ2つの部屋に区画された1個の計量ホッパとからなる構成(以下、「比較構成」という)の場合、1つの計量部から組合せ演算に用いることができる重量値は2個である。ここで、例えば、9個の計量部が設けられていた場合には、組合せ総数は、(4−1)の約26万個である。
一方、本実施形態の構成において、9個の計量部が設けられていた場合には、組合せ総数は約4000万個となり、上記の比較構成の場合よりも非常に多くなる。また、本実施形態の構成において、計量部を7個にした場合でも、組合せ総数は約80万個となり、上記の比較構成の場合よりも多くなる。すなわち、本実施形態の構成においては、組合せ計量精度の向上をより図ることができ、組合せ不良が発生する頻度をより少なくできる。また、計量部の個数を少なくしても組合せ総数が多いので、組合せ秤の小型化及び組合せ計量精度のさらなる向上を図ることができる。そして、組合せ秤のより小型化が可能になるので、被計量物を供給する作業者の負担が軽減され、作業能率を向上することができる。
さらに、本実施形態の場合、作業者からの1回の供給分だけの被計量物を保持する計量ホッパ1に重量センサ7が設けられているので、上記の比較構成のように計量ホッパが2回の供給分の被計量物を保持する場合に比べ、重量センサ7に小型のものを用いることができるとともに、計量安定時間が短くなり、計量速度(運転速度)の向上を図ることができる。また、本実施形態の構成と比較構成とを2つの部屋を有する下段のホッパについて比べれば、本実施形態の場合、比較構成の場合のように、計量ホッパのいずれか一方の部屋の被計量物の重量の計測中には他方の部屋の被計量物を排出することができない、もしも排出すれば再び計測を開始しなければならないというようなことがなく、メモリホッパ2の2つの部屋(第1、第2ホッパ2a、2b)からはいつでも被計量物を排出することが可能である。この点からも、比較構成の場合に比べて計量速度の向上を図ることができる。したがって、計量速度の高速化が可能となり、より生産性を向上することができる。
なお、本実施形態では、第1ホッパ2aと第2ホッパ2bとが一体化して構成されたメモリホッパ2が設けられているが、第1ホッパ2aと第2ホッパ2bとが分離されて設けられていてもよい。第1ホッパ2aと第2ホッパ2bとが一体化して構成されることにより、第1及び第2ホッパ2a、2bのコンパクト化及びそれを支持する構成の簡略化を図ることができる。
本発明は、機器の小型化、組合せ計量精度の向上及び計量速度の向上を図ることができる半自動式組合せ秤等として有用である。
1 計量ホッパ
2 メモリホッパ
2a 第1ホッパ
2b 第2ホッパ
3 搬送コンベア
4 操作設定表示部
5 装置本体
7 重量センサ
8 表示灯
10a、10b 排出ゲート
11a、11b 排出ゲート
13 計量ホッパ用排出ゲート駆動回路
14 メモリホッパ用排出ゲート駆動回路
15 A/D変換回路
16 表示灯駆動回路
17 コンベア駆動回路
18 制御部
19 演算制御部
20 記憶部
21 I/O回路

Claims (5)

  1. 直線状に列設され、手動で被計量物が供給され、供給される被計量物の重量を計量するための重量センサによって支持され、第1の方向及び第2の方向の2方向へ選択的に被計量物を排出可能なように構成された複数の計量ホッパと、
    それぞれ、前記計量ホッパと対応して前記計量ホッパの下方に配設され、前記計量ホッパから第1の方向へ排出される被計量物が供給され、供給された被計量物を下方へ排出可能なように構成された複数の第1のホッパと、
    それぞれ、前記計量ホッパと対応して前記計量ホッパの下方に配設され、前記計量ホッパから第2の方向へ排出される被計量物が供給され、供給された被計量物を下方へ排出可能なように構成された複数の第2のホッパと、
    前記第1のホッパに供給されている被計量物の重量と前記第2のホッパに供給されている被計量物の重量としてそれぞれ対応する前記計量ホッパに供給されているときに計量された重量を用い、前記計量ホッパと前記第1のホッパと前記第2のホッパとの中から選択されるホッパの組合せであって、それぞれに供給されている被計量物の重量の合計が所定重量範囲内となるホッパの組合せからなる排出組合せを1つ求める組合せ手段と、
    前記排出組合せに選択されているホッパから被計量物を排出させる排出制御手段と
    を備えた半自動式組合せ秤。
  2. 前記組合せ手段は、
    前記排出組合せに前記計量ホッパが選択されるときには、前記選択される前記計量ホッパと対応する前記第1のホッパ及び前記第2のホッパのうちの少なくとも一方が前記排出組合せに選択されるかまたは空の状態であることを条件として前記排出組合せを求めるように構成され、
    前記排出制御手段は、
    前記排出組合せに前記計量ホッパが選択されているときには、前記選択されている前記計量ホッパの被計量物を前記排出組合せに選択されているかまたは空の状態である前記第1または第2のホッパへ排出させ、この排出された被計量物を前記第1または第2のホッパが通過させるように構成された、請求項1に記載の半自動式組合せ秤。
  3. 前記組合せ手段は、前記排出組合せを求める組合せ処理を所定時間間隔で繰り返し行うように構成され、
    前記計量ホッパの列設方向と平行にかつ前記第1及び第2のホッパの下方に配設され、前記排出組合せに選択されているホッパから排出された被計量物を前記計量ホッパの列設方向と平行な一方向へ搬送する搬送コンベアと、
    前記組合せ処理において前記所定重量範囲内となるホッパの組合せが無く前記排出組合せを求められなかったときに、それぞれのホッパに供給されている被計量物の重量に基づいて被計量物を入れ替えるべきホッパを選択する入替えホッパ選択手段と、
    前記入替えホッパ選択手段により選択されたホッパが前記計量ホッパであるときに、前記選択された前記計量ホッパの被計量物を入替えるべきことを報知する報知手段とをさらに備え、
    前記排出制御手段は、前記入替えホッパ選択手段により選択されたホッパが前記第1及び/または第2のホッパであるときに、前記選択された前記第1及び/または第2のホッパから被計量物を排出させるとともに、この排出させた前記第1または第2のホッパへ前記計量ホッパから被計量物を供給させるように構成され、
    前記搬送コンベアは、前記入替えホッパ選択手段により選択された前記第1または第2のホッパから排出された被計量物を前記一方向とは逆の方向に搬送するように構成された、請求項1または2に記載の半自動式組合せ秤。
  4. 前記報知手段は、さらに、前記入替えホッパ選択手段により選択され、被計量物を排出させた前記第1または第2のホッパへ被計量物を供給した前記計量ホッパに被計量物を供給すべきことを報知するように構成された、請求項3に記載の半自動式組合せ秤。
  5. 前記第1のホッパと前記第2のホッパとが一体化して構成された、請求項1〜4のいずれかに記載の半自動式組合せ秤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62255827A (ja) * 1986-04-30 1987-11-07 Anritsu Corp 組合せ計量装置
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