JP2011237075A - 飛しょう体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体の側面方向へ向けて燃焼ガスを噴射させることで推力を発生させる副推進手段を備えても、全長の長大化及び質量の増加を招かず、かつ推進力を得るための構成が簡易な飛しょう体を得ることを目的とする。
【解決手段】中空とされた本体24の内部に、領域20A,20Bに区分けされた固体推進薬22が充填されており、固体推進薬22は、領域20A,20B毎に順次点火される、所謂マルチパルスによって燃焼される。そして、本体24の後部に設けられたノズル26が、固体推進薬22の燃焼により発生した燃焼ガスを本体24の後方向へ噴射することで推力を発生させ、本体24の側面に設けられたサイドスラスタ32が、本体24の前方の領域20Aにおける固体推進薬22の燃焼により発生した燃焼ガスを本体24の側面方向へ噴射することで推力を発生させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、飛しょう体に関するものである。
本体の後方向へ燃焼ガスを噴射させることで推力を発生させる主推進手段(以下、「ノズル」という。)、及び本体の側面方向へ燃焼ガスを噴射させることで推力を発生させる副推進手段(以下、「サイドスラスタ」という。)を備えた飛しょう体がある。
そして、図6に示すように、固体推進薬を燃料とした飛しょう体100では、サイドスラスタ102で用いる固体推進薬が充填された充填部104A、及びノズル106で用いる固体推進薬が充填された充填部104Bを備え、サイドスラスタ102で用いる固体推進薬とノズル106で用いる固体推進薬を分けて搭載していた。
このため、サイドスラスタを備えた飛しょう体は、サイドスラスタを備えない飛しょう体に比較して、全長が長くなり、質量も増していた。
また、特許文献1には、固体推進薬を燃焼させることで可燃性ガスを発生させる可燃性ガス発生器からの発生ガスを本体側面方向に噴射するサイドスラスタ、及び可燃性ガス発生器からの発生ガスと空気取り入れ口から取り入れた空気とを混合させ、その燃焼ガスをノズルから本体後方向へ噴出する2次燃焼室を備えた飛しょう体が記載されている。
特開2001−74399号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、ノズルとサイドスラスタとで用いる固体推進薬が兼用されているが、固体推進薬を燃焼させるための可燃性ガス発生器を必要とし、可燃性ガス発生器からの発生ガスをさらに空気と混合させて燃焼させるための2次燃焼室を必要とするといったように、推進力を得るための構成が複雑となっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、本体の側面方向へ向けて燃焼ガスを噴射させることで推力を発生させる副推進手段を備えても、全長の長大化及び質量の増加を招かず、推進力を得るための構成が簡易な飛しょう体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の飛しょう体は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る飛しょう体は、中空とされた内部に複数の領域に区分けされた固体推進薬が充填され、該固体推進薬を該領域毎に順次点火して燃焼させる本体と、前記本体の後部に設けられ、前記固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガスを前記本体の後方向へ噴射することで、推力を発生させる主推進手段と、前記本体の側面に設けられ、前記固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガスを前記本体の側面方向へ噴射することで、推力を発生させる副推進手段と、を備える。
本発明によれば、中空とされた本体の内部に、複数の領域に区分けされた固体推進薬が充填されており、該固体推進薬は、該領域毎に順次点火される、所謂マルチパルスによって燃焼される。そして、本体の後部に設けられた主推進手段が、固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガスを本体の後方向へ噴射することで推力を発生させ、本体の側面に設けられた副推進手段が、固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガスを本体の側面方向へ噴射することで推力を発生させる。なお、副推進手段による推力は、例えば、飛しょう体の進行方向の調整に用いられる。
このように、本発明の飛しょう体は、固体推進薬をマルチパルスで燃焼させることにより推進力を得ており、副推進手段は、本体の前方の領域における固体推進薬の燃焼、すなわち、マルチパルスにおいて任意に時間的に後段としたパルスによる燃焼で発生した燃焼ガスを本体の側面方向へ噴射することで、推力を発生させて進行方向の調整を任意の時間で行う。
以上のように、本体に充填されている固体推進薬が、主推進手段及び副推進手段の推進薬として兼用されているため、本体に副推進手段専用の固体推進薬を積載する必要がなく、固体推進薬をマルチパルスによって燃焼させているので、副推進手段を備えても、全長の長大化及び質量の増加を招かず、推進力を得るための構成を簡易な構成とすることができる。
また、本発明の飛しょう体では、前記固体推進薬が充填された前記本体の内部を前方と後方とに仕切る断熱性を有した仕切り手段と、前記仕切り手段よりも前記本体の後方の前記領域における前記固体推進薬の燃焼が終了した後に、前記仕切り手段による仕切りを解除する解除手段と、をさらに備え、前記副推進手段が、前記仕切り手段よりも前記本体の前方の前記領域における前記固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガスを、前記本体の側面方向へ噴射して推力を発生させる。
本発明によれば、断熱性を有する仕切り手段は、固体推進薬が充填された本体の内部を前方と後方とに仕切るが、仕切り手段よりも本体の後方の領域における固体推進薬の燃焼が終了した後に、解除手段によって仕切り手段による仕切りが解除される。そして、副推進手段は、仕切り手段よりも本体の前方の領域における固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガスを、本体の側面方向へ噴射して推力を発生させるので、副推進手段には、仕切り手段よりも本体の後方の領域における固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガス、すなわち、マルチパルスにおいて時間的に前段のパルスによる燃焼ガスは流入しない。
このため、副推進手段が、主推進手段による推力を発生させるための燃焼ガスに晒され、該燃焼ガスの熱及び圧力によって損耗することを防ぐことができる。
また、本発明の飛しょう体では、前記主推進手段によって発生された推力の向きを変化させる推力偏向手段を、さらに備える。
本発明によれば、推力偏向手段によって、主推進手段で発生された推力の向きを変化させるので、主推進手段で発生させた推力を用いて、推進方向を変化させることができる。
また、本発明の飛しょう体では、前記副推進手段が、前記本体の側面方向へ噴射する前記燃焼ガスの量を調整可能とされている。
本発明によれば、本体の側面方向へ噴射する燃焼ガスの量を調整可能とされているので、副推進手段が発生させる推力の大きさを調整することができる。
本体の側面方向へ向けて燃焼ガスを噴射させることで推力を発生させる副推進手段を備えても、全長の長大化及び質量の増加を招かず、推進力を得るための構成が簡易とすることができる。
本発明の第1実施形態に係る飛しょう体の縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る固体推進薬の区切りの例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る推力偏向装置を備えた飛しょう体の縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る飛しょう体の縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る推力偏向装置を備えた飛しょう体の縦断面図である。 従来の飛しょう体の縦断面図である。
以下に、本発明に係る飛しょう体の一実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜3を用いて説明する。
第1実施形態に係る飛しょう体10は、中空とされた内部に領域20A,20Bに区分けされた固体推進薬22が充填され、固体推進薬22を領域20A,20B毎に順次点火して燃焼させる本体24、及び本体24の後部に設けられ、固体推進薬22の燃焼により発生した燃焼ガスを本体24の後方向へ噴射することで、推力(メインスラスト)を発生させるノズル26を備えている。
なお、本第1実施形態に係る飛しょう体10では、飛しょう体10の前方(進行方向)側の領域を領域20Aとし、飛しょう体10の後方側の領域を領域20Bとする。そして、領域20A,20Bは、隔膜28(例えば、耐熱性を有するゴム)によって区分けされており、領域20Aにおける固体推進薬22は、領域20Bにおける固体推進薬22の燃焼によって点火されない。
すなわち、本第1実施形態に係る飛しょう体10は、領域20A,20B毎に点火装置が設けられており、領域20A,20B毎に順次点火される、所謂マルチパルスによって固体推進薬22が燃焼される。そして、ノズル26は、領域20A,20Bにおける固体推進薬22の燃焼により発生した燃焼ガスを噴射することで推力を発生させ、飛しょう体10を飛しょうさせる。
領域20Aにおける固体推進薬22の点火タイミングは、不図示の発射装置から飛しょう体10が発射される場合である。一方、領域20Bにおける固体推進薬22の点火タイミングは、例えば、領域20Aにおける固体推進薬22の燃焼が終了した後であって、飛しょう体10の速度を維持又は再加速させる場合である。なお、隔膜28は、領域20Aにおける固体推進薬22が燃焼を開始する前、又は燃焼を開始時に隔膜の役割を失う。
また、飛しょう体10の本体24内部に充填された固体推進薬22は、本体24内部の前方から後方へ貫通する中空部30を有しており、固体推進薬22は、該中空部30の内径が広がるように、すなわち、本体24内部の中心から外周に向けて燃焼する。なお、中空部30の横断面の形状は限定されず、円形、多角形、星型等何れの形状でもよい。
また、本第1実施形態に係る飛しょう体10では、固体推進薬22を前後に区切っているが、固体推進薬22の区切り方は、これに限定されず、図2に示すように、固体推進薬22を、領域20Bの前方側の外周を領域20Aで覆うように区切ってもよいし、他の方法で区切ってもよい。
さらに、本第1実施形態に係る飛しょう体10は、本体24の側面に設けられ、領域20Aにおける固体推進薬22の燃焼により発生した燃焼ガスを本体24の側面方向へ噴射することで、推力(サイドスラスト)を発生させるサイドスラスタ32、及び本体24後方に操舵翼34を備えている。
サイドスラスタ32及び操舵翼34は共に飛しょう体10の進行方向の調整に用いられるが、サイドスラスタ32は、空気力学的に飛しょう体10の進行方向を変更する操舵翼34に比較して応答性が良い。そのため、サイドスラスタ32は、例えば、飛しょう体10が目標物に到達する目前における進行方向の調整に用いられる。
このように、サイドスラスタ32は、進行方向の調整を行うため、領域20Aにおける固体推進薬22の燃焼、すなわち、マルチパルスにおいて、時間的に後段のパルスによる燃焼で発生した燃焼ガスを本体24の側面方向へ噴射することで、推力を発生させる。
以上のように、固体推進薬22の燃焼をマルチパルス化することにより、本体24に充填されている固体推進薬22が、ノズル26及びサイドスラスタ32の推進薬として兼用でき、本体24にサイドスラスタ32専用の固体推進薬22を積載する必要がないので、サイドスラスタ32を備えても、飛しょう体10の全長の長大化及び質量の増加を招かず、かつ推進力を得るための構成を簡易とできる。
なお、本第1実施形態に係る飛しょう体10は、サイドスラスタ32が本体24の側面に4つ等間隔で設けられているが、サイドスラスタ32の数はこれに限らず、4つ未満、又は5つ以上でもよい。
さらに、サイドスラスタ32には、本体24の側面方向へ噴射する燃焼ガスの量を調整可能とする調整弁(バルブ)が、サイドスラスタ32毎に設けられており、該調整弁の開度を制御することで、サイドスラスタ32が発生させる推力を制御することができる。特に、サイドスラスタ32を作動させない場合(燃焼ガスを噴射させない場合)には、調整弁を閉じることにより、サイドスラスタ32に燃焼ガスによる熱及び圧力によって、サイドスラスタ32が損耗することを防ぐ。
また、本第1実施形態では、飛しょう体10に、図3に示すように、ノズル26に推力偏向装置36を設けることで、ノズル26で発生された推力の向きを変化させること(Thrust Vector Control:TVC)ができ、ノズル26で発生させた推力を用いて飛しょう体10の推進方向を変化させることができる。
なお、本第1実施形態に係る飛しょう体10では、推力偏向装置36として、ノズル26の燃焼ガス流路に突起を設けることで発生された推力の向きを変化させるジェットタブを用いるが、これに限らず、ノズル26の口の向きを変えることで、ノズル26で発生された推力の向きを変化させる推力偏向ノズルや、ノズル26の口に設けられる複数のパドル(板状部材)を用い、該パドルの向きを変化させることで、ノズル26で発生された推力の向きを変化させる推力偏向装置等、他の推力偏向装置を用いてもよい。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
図4に、本第2実施形態に係る飛しょう体10の構成を示す。なお、図4における図1と同一の構成部分については図1と同一の符号を付して、その説明を省略する。
本第2実施形態に係る飛しょう体10は、固体推進薬22が充填された本体24の内部を前方と後方とに仕切る断熱性を有した仕切り部材40を備える。なお、本第2実施形態では、仕切り部材40の材質として、金属を用いるが、これに限らず、仕切り部材40の材質として、断熱性を有するものであれば何れの材質でもよい。
本第2実施形態では、仕切り部材40は、上述した第1実施形態における領域20Aと領域20Bとを区切る隔膜28が設けられている位置に設けられる。そして、第2実施形態では、隔膜28は、固体推進薬22のみを区切っており、中空部30を区切っていなかったが、仕切り部材40は、固体推進薬22と共に中空部30も仕切っている。
このため、仕切り部材40によって、領域20Bにおける固体推進薬22の燃焼により発生した燃焼ガスが中空部30を通過し、サイドスラスタ32に達することが防がれる。
さらに、飛しょう体10は、仕切り部材よりも本体24の後方の領域20Bにおける固体推進薬22の燃焼が終了した後に、仕切り部材40による仕切りが解除される。
本第2実施形態では、仕切り部材40による仕切りの解除は、仕切り部材40よりも前方の固体推進薬22、すなわち、領域20Aにおける固体推進薬22の燃焼開始により仕切り部材40の一部が開口することにより行われる。しかし、仕切り部材40による仕切りの解除は、これに限らず、例えば、固体推進薬22の燃焼開始により仕切り部材40が吹き飛ばされることにより行ったり、仕切り部材40を吹き飛ばす(爆破する)ための爆破装置を本体24内部に備え、領域20Aにおける固体推進薬22の燃焼前に該爆破装置によって、仕切り部材40を吹き飛ばすことにより行ってもよい。
そして、サイドスラスタ32は、仕切り部材40よりも本体の前方の領域20Aにおける固体推進薬22の燃焼により発生した燃焼ガスを、本体24の側面方向へ噴射して推力を発生させる。
以上のように、仕切り部材40が、中空部30と共に領域20A,20Bを仕切るため、サイドスラスタ32には、仕切り部材40よりも本体24の後方の領域20Bにおける固体推進薬22の燃焼により発生した燃焼ガス、すなわち、マルチパルスにおいて時間的に前段のパルスによる燃焼ガスは流入しない。このため、仕切り部材40を設けることによって、サイドスラスタ32が、ノズル26による推力を発生させるための燃焼ガスに晒され、サイドスラスタ32が、該燃焼ガスの熱及び圧力によって損耗することを防ぐことができる。
また、本第2実施形態に係る飛しょう体10は、図5に示すように、ノズル26に推力偏向装置36を設けることで、ノズル26で発生された推力の向きを変化させること(Thrust Vector Control:TVC)ができ、ノズル26で発生させた推力を用いて飛しょう体10の推進方向を変化させることができる。
以上、本発明を、上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記各実施形態では、固体推進薬22を領域20A,20Bの2つの領域に区分けする場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、固体推進薬22を3つ以上の領域に区分けする形態としてもよい。この形態の場合、サイドスラスタ32は、例えば、本体24において最も前方側の領域における固体推進薬22の燃焼により発生した燃焼ガスを本体24の側面方向へ噴射することで、推力を発生させる。
また、上記各実施形態では、本体24の後部に操舵翼34を備える場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、本体24の後部に操舵翼34の代わりに安定翼を備える形態、又は本体24の後部に操舵翼及び安定翼を備える形態としてもよい。また、本体24の前部又は中部等に操舵翼及び安定翼の少なくとも何れか一方を備える形態としてもよい。
10 飛しょう体
22 固体推進薬
24 本体
26 ノズル
32 サイドスラスタ
36 推力偏向装置
40 仕切り部材

Claims (4)

  1. 中空とされた内部に複数の領域に区分けされた固体推進薬が充填され、該固体推進薬を該領域毎に順次点火して燃焼させる本体と、
    前記本体の後部に設けられ、前記固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガスを前記本体の後方向へ噴射することで、推力を発生させる主推進手段と、
    前記本体の側面に設けられ、前記固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガスを前記本体の側面方向へ噴射することで、推力を発生させる副推進手段と、
    を備えた飛しょう体。
  2. 前記固体推進薬が充填された前記本体の内部を前方と後方とに仕切る断熱性を有した仕切り手段と、
    前記仕切り手段よりも前記本体の後方の前記領域における前記固体推進薬の燃焼が終了した後に、前記仕切り手段による仕切りを解除する解除手段と、
    さらに備え、
    前記副推進手段は、前記仕切り手段よりも前記本体の前方の前記領域における前記固体推進薬の燃焼により発生した燃焼ガスを、前記本体の側面方向へ噴射して推力を発生させる請求項1記載の飛しょう体。
  3. 前記主推進手段によって発生された推力の向きを変化させる推力偏向手段を、
    さらに備えた請求項1又は請求項2記載の飛しょう体。
  4. 前記副推進手段は、前記本体の側面方向へ噴射する前記燃焼ガスの量を調整可能とされている請求項1〜請求項3の何れか1項記載の飛しょう体。
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