JP2011237055A - 多管式熱交換器の製造方法、および、多管式熱交換器 - Google Patents

多管式熱交換器の製造方法、および、多管式熱交換器 Download PDF

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Abstract

【課題】多管式熱交換器の仕切板を工夫することで、可能な限り多くの伝熱管を設けることができ、しかも、それぞれの伝熱管と伝熱管との隙間を一定にできるようにする。
【解決手段】第一の流体を通す複数の伝熱管2と、伝熱管2の両端側に設けられた仕切板3と、左右の仕切板3との間で囲まれた器室40と、前記左右の仕切板3から前記伝熱管2の端部側に設けられたヘッダ50とを備えてなる多管式熱交換器1を製造する場合、伝熱管2を挿入することのできる管31を束ねて切断し、リング部材31aを複数設ける。そして、そのリング部材31aの隙間にロウ材32を注入してロウ付けし、その後、そのリング部材31aに伝熱管2を挿入させて隙間を埋めて仕切板3を形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の伝熱管の外周部に第二流体を流して、その伝熱管を流れる第一流体と間で熱交換を行えるようにした熱交換器に関するもので、より詳しくは、左右のヘッダの間に設けられる仕切板を工夫することによって伝熱管を多く設けられるようにし、かつ、伝熱管の隙間を均一にすることができるようにした熱交換器に関するものである。
従来より、伝熱管内を流れる流体を冷却するための熱交換器として多管式熱交換器(シェルアンドチューブ式の熱交換器)が提案されている(特許文献1から特許文献4など参照)。
この多管式熱交換器の一般的な構造を図7に説明する。図7において、符号91L、91Rは左右に設けられたヘッダであり、符号92は、当該左右のヘッダ91L、91Rの間に跨って設けられる伝熱管であって軸方向に沿って第一の流体を通すようにしたものである。この伝熱管92の両端には仕切板94が設けられており、この仕切板94によって左右のヘッダ91L、91Rは隔離されている。また、符合93は、左右の仕切板94によって仕切られた器室であり、流入口95から排出口96まで第二の流体を通すようにしたものである。そして、このような熱交換器を用いて伝熱管92内を通る第一の流体を冷却させる場合は、一方のヘッダ91Lから第一の流体を流入させ、伝熱管92を介して他方のヘッダ91R側へ排出させる。一方、これと同時に、器室93の流入口95から第二の流体を流入させ、伝熱管92の外側表面を通って熱交換を行い、排出口96から排出させるようにしている。
特開平07−55378号公報 特開平07−133993号公報 特開2003−21478号公報 特開2009−250443号公報
ところで、このような多管式熱交換器を製造する場合、一般的には、次のような工程で製造される。
まず、多管式熱交換器を製造する場合、複数本の伝熱管を用意し、その外径に合わせて仕切板に伝熱管を通すための孔を形成する。この孔を形成する場合は、可能な限り多くの伝熱管を通すことができるようにするとともに、伝熱管と伝熱管の隙間を均一にできるようにして孔を形成する。そして、このような孔を形成した後、伝熱管をその仕切板の孔に通してその隙間を溶接またはロウ付けし、これを中空のケーシングなどに挿入してヘッダの空間や流入口、排出口などを取り付ける。
しかしながら、このような工程で多管式熱交換器を製造する場合、次のような問題を生ずる。
すなわち、第一の流体の流量を確保するためには、可能な限り多くの伝熱管を設ける必要があるが、その仕切板にその伝熱管を通すための孔を多数設けると、隣接する孔と孔との距離が短くなり、バリや歪みなどによって正確に孔を開けることが困難になる。また、各伝熱管と伝熱管との隙間を一定に保つためには、あらかじめ孔開けのための位置を設定しなければならず、その設定作業や穴開け作業に時間がかかるといった問題を生じる。
そこで、本発明は上記課題に着目してなされたもので、多管式熱交換器の仕切板を工夫することで、可能な限り多くの伝熱管を設けることができ、しかも、それぞれの伝熱管と伝熱管との隙間を一定にすることができるようにした多管式熱交換器およびその製造方法を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明は上記課題を解決するために、第一の流体を通す複数の伝熱管と、当該伝熱管の両端側に設けられた仕切板と、左右の仕切板との間で囲まれた器室と、前記伝熱管の端部側に設けられたヘッダとを備えてなる多管式熱交換器を製造する方法において、前記伝熱管を挿入することのできるリング部材を複数設け、当該リング部材とリング部材の隙間を穴埋めして仕切板を形成し、当該形成された仕切板に前記伝熱管を挿入してヘッダと器室を形成するようにしたものである。
このようにすれば、リング部材に伝熱管を通してロウ付けすることにより、穴開け工程が不要になり、また、リング部材を密着させて伝熱管を通すことによって伝熱管の隙間を均一にすることができる。さらには、そのリング部材の肉厚によって薄い隙間を形成することができ、多くの伝熱管を取り付けることができるようになる。
また、このような発明において、伝熱管を挿入することができる管を複数本用意し、当該管と管の隙間を穴埋めし、その穴埋めした管を軸方向と直角な方向に切断して仕切板を形成する。
このようにすれば、管を切断することによって一度に大量の仕切板を形成することができるようになる。
もしくは、伝熱管を挿入することのできる管を複数設け、当該管を軸方向と直角な方向に切断してリング部材を形成し、そのリング部材とリング部材の隙間を穴埋めして仕切板を形成することともできる。
さらには、仕切板に伝熱管を挿入させる場合、管の位置を一致させるための目印を設け、その目印の位置を合わせた後に二枚の仕切板を重ねて伝熱管を挿入し、一方の仕切板を伝熱管の他端側へスライドさせるようにする。
このようにすれば、例えば、あらかじめ目印を設けた状態で切断し、その目印を位置合わせして仕切板に伝熱管を挿入することで、仕切板の孔を位置合わせして簡単に伝熱管を挿入させることができるようになる。
本発明によれば、第一の流体を通す複数の伝熱管と、当該伝熱管の両端側に設けられた仕切板と、左右の仕切板との間で囲まれた器室と、前記伝熱管の端部側に設けられたヘッダとを備えてなる多管式熱交換器を製造する方法において、前記伝熱管を挿入することのできるリング部材を複数設け、当該リング部材とリング部材の隙間を穴埋めして仕切板を形成し、当該形成された仕切板に前記伝熱管を挿入してヘッダと器室を形成するようにしたので、穴開け工程が不要になり、リング部材を密着させて伝熱管を通すことによって伝熱管の隙間を均一にすることができる。また、そのリング部材の肉厚によって薄い隙間を形成することができ、多くの伝熱管を取り付けることができるようになる。
本発明の一実施の形態における多管式熱交換器の概略図 同形態における仕切板や伝熱管、胴部を示す斜視図 同形態における仕切板を示す斜視図 同形態における仕切板の製造方法を示す図 他の実施の形態における仕切板の製造方法を示す図 伝熱管を挿入するための字具を示す図 従来例における多管式熱交換器の概略図
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。この実施の形態における多管式熱交換器1は、図1に示すように、伝熱管2内を流れる第一の流体に対して、その伝熱管2の外側から第二の流体を接触させて第一の流体と熱交換を行えるようにしたものであって、伝熱管2に第一の流体を通すための左右のヘッダ50と、左右の仕切板3によって仕切られた器室40内に第二の流体を流入させて排出させるための流入部43および排出部44とを備えて構成される。そして、特徴的には、その仕切板3を、複数のリング部材31aと、そのリング部材31aを密接させた際の各リング部材31aの隙間を封入させるためのロウ材32とで構成し、その仕切板3のリング部材31aの孔に伝熱管2を挿入して、その隙間をロウ付けするようにしたものである。以下、この実施の形態における多管式熱交換器1の構成、および、その仕切板3の製造方法について説明する。
まず、この多管式熱交換器1における伝熱管2は、内側に第一の流体を通すことができる熱伝導性の高い金属製のパイプで構成されるもので、例えば、外径寸法が1.6mm、内径寸法が1.3mm程度の極細のパイプで構成される。この伝熱管2の中央部分については、仕切板3と胴部4によって密閉された器室40内に設けられており、一方、左右の端部については、仕切板3とヘッダカバー5で密閉されたヘッダ50内に設けられている。このうち、胴部4については、伝熱管2の一端側の上側に第二の流体を流入させるための流入部43が設けられており、また、その伝熱管2の他端側における下側には、その第二の流体を排出させるための排出部44が設けられている。この胴部4は、束ねられた伝熱管2を軸方向に挿入できるような筒状体に構成してもよく、あるいは、図2に示すように、長手方向に沿って分割した胴部要素41a、41bを対向させて溶着させるように構成してもよい。この胴部要素41a、41bを溶着させる場合については、あらかじめ、流入部43や排出部44を取り付けるための半円状の切欠部42を設けておき、この半円状の切欠部42に筒状の流入部43や排出部44をロウ付けする。また、仕切板3との接触部分についても、同様に、ロウ付けして第一の流体や第二の流体がそれぞれ漏れないようにしておく。
一方、ヘッダ50は、仕切板3から突出している伝熱管2の端部に第一の流体を流入もしくは排出させるためのもので、流入部51もしくは排出部52を取り付けるための穴を設け、その穴に管状の流入部51や排出部52を取り付けている。また、そのヘッダ50の他方側については、円形の仕切板3で他方側のヘッダ50の空間をふさぐことができる程度の開口部を有しており、その開口部の内側に仕切板3を内接させて溶着させるようにしている。
そして、このような構成において、仕切板3は、ヘッダ50と器室40とを仕切る役割、および、各伝熱管2との隙間を小さくした状態で均一に隙間を形成する役割を担うように次のように構成されている。
まず、この仕切板3は、図3に示すように、伝熱管2を内接させた状態で挿入することができるようなリング部材31aを設け、このリング部材31aを互いに密着させて、その隙間(すなわち、リング部材31aとリング部材31aの隙間)をロウ付けするように構成されている。このリング部材31aとしては、例えば、外径寸法が約2.0mm、内径寸法1.6mm程度(肉厚が0.4mm)の金属製部材で構成され、軸方向の厚みについても器室40の圧力に耐えることができ、しかも、胴部4やヘッダカバー5を周囲に溶着させることができるような溶着代を有する厚み寸法に設定される。ここでロウ付けするためのロウ材32としては、銀やアルミ、リン銅、鉛などの粉末を含むものが用いられ、これをリング部材31aの隙間に封入して加熱することによって隙間を封入できるようにしている。また、このロウ材32については比較的コストがかかるため、図3に示すように、リング部材31aとリング部材31aの三角形状をなす隙間にワイヤーや隙間を埋める形状の線材33を設け、隙間空間を小さくした状態でロウ材32を注入させるようにしてもよい。このとき、この線材33については、各リング部材31aを密着させた状態で、その隙間に挿入できる程度のものであってもよく、あるいは、各リング部材31aの隙間を広げたい場合は、その線材33を太くして各リング部材31aの隙間を広げるようにしてもよい。
次に、このように構成された仕切板3の製造方法について図4や図5を用いて説明する。
この仕切板3を製造する場合は、まず、伝熱管2を挿入することのできる管31を複数本用意し、これを互いに密着するように束ねて、胴部4に収まるような円形にする。この管31を束ねる場合は、図3に示すように、密着して整列された一列目の管31の谷間に二列目の管31が収まるようにし、このように各列を交互に密着させていく(図4(a))。
次に、このように束ねられた管31に対して、各管31と管31の隙間にロウ材32を注入し、また、必要に応じてその隙間に線材33を挿入してロウ材32を注入する。なお、図4や図5では線材33を省略している。そして、このように、ロウ材32を注入した後、高熱でロウ材32を溶かして穴埋めし、全体として円形の管31の束を形成する(図4(b))。
このように各管31の束を形成した後、次は、その側面に軸方向に沿った目印34を入れて、その管31の束を軸方向と直角に切断して、仕切板3を形成する(図4(c))。
また、このようにロウ材32で隙間を埋めた後に切断するのではなく、図5に示すように、先に、束ねられた管31の束(図5(a))を軸方向と直角な方向に切断し(図5(b))、その後、その切断された管31(リング部材31a)の隙間にロウ材32を注入してロウ付けするようにしてもよい(図5(c))。このように先に切断してからロウ付けすると、ロウ材32を確実に隙間に注入することができるというメリットがある。一方、前者のように全体をロウ付けした後に切断する方法を用いれば、切断工程で各管31の配列状体が崩れることがなくなり、その後、確実に各管31の孔を位置合わせして伝熱管2を挿入することができるというメリットがある。このため、これらの製造方法のいずれかを選択するかについては、いずれかのメリットを適宜選択して用いるようにするとよい。
そして、このように構成された仕切板3に伝熱管2を通すようにする(図3)。この伝熱管2を通す場合、まずは、仕切板3の側面に設けられた目印34を一致させて2枚の仕切板3を重ね合わせ、その状態で伝熱管2を管31の内側に通す。
なお、このとき、極細に構成された管31に伝熱管2を通すのには時間がかかるため、図6に示すような字具35を用いて伝熱管2を管31内に挿入するようにしてもよい。この字具35は、その管31と同じ外径寸法を有し、内径寸法が上部に行くに従って大きくなるようにしたもので、その管31と同じ状態で密着させてロウ付けされたものである。そして、このように外径寸法を同じにすることによって、切断された管31と同じ配列状体にし、かつ、内径寸法の大きな上側部分から伝熱管2を挿入して管31内に挿入できるようにしている。
そして、このように伝熱管2を通し終えた後、一方の仕切板3を伝熱管2の他端側の近傍までスライドさせ、それぞれの伝熱管2と仕切板3との隙間をロウ付けしていく。すると、各伝熱管2の隙間については、リング部材31aの肉厚(外径と内径の差)の寸法で統一された状態となり、肉厚の薄いリング部材31aを用いれば用いるほど伝熱管2の隙間を小さくして多くの伝熱管2を設けることができる。
そして、このように伝熱管2の両端に仕切板3を取り付けた後、図2に示すように、胴部要素41a、41bを上下もしくは左右から挟み込むように取り付けてロウ付けし、第二の流体を流入・排出させるための流入部43や排出部44を取り付けることによって、仕切板3や胴部4で密閉された器室40を形成する。
次に、この両側の仕切板3にヘッダカバー5を取り付け、ヘッダ50と仕切板3の隙間をロウ付けし、最後に、左右両端に第一の流体を流入・排出させるための流入部51および排出部52を取り付ける。
これにより、多管式熱交換器1を形成する場合に、伝熱管2の隙間を小さくして多くの伝熱管2を設けることができ、しかも、それぞれの隙間を均一にすることができるようになる。
すなわち、上記実施の形態の形態によれば、第一の流体を通す複数の伝熱管2と、当該伝熱管2の両端側に設けられた仕切板3と、左右の仕切板3との間で囲まれた器室40と、伝熱管2の端部側に設けられたヘッダ50とを備えてなる多管式熱交換器1を製造する場合に、伝熱管2を挿入することのできるリング部材31aを複数設け、当該リング部材31aとリング部材31aの隙間をロウ材32で穴埋めして仕切板3を形成し、当該形成された仕切板3に前記伝熱管2を挿入させて隙間を埋めて仕切板3を構成するようにしたので、伝熱管2の隙間を均一にすることができ、また、そのリング部材31aの肉厚によって薄い隙間を形成して数多くの伝熱管2を取り付けることができるようになる。
また、この仕切板3を形成する場合に、伝熱管2を挿入することのできる管31を複数設け、当該管31と管31の隙間をロウ材32で穴埋めし、その穴埋めした管31を軸方向と直角な方向に切断して仕切板3を形成するようにしたので、管31を切断することによって一度に大量の仕切板3を形成することができるようになる。また、ロウ材32で固定してから切断するので、管31と管31の配置関係がずれることがなくなり、仕切板3の孔の位置がずれるようなことがなくなる。
さらに、束ねられた管31を軸方向と直角な方向に切断し、その切断によって形成されたリング部材の間をロウ材32で穴埋めして仕切板3を形成すれば、確実にロウ材32を隙間に注入することができるようになる。
また、仕切板3に伝熱管2を挿入する場合、管31の位置を一致させるための目印34を設け、その目印34の位置を合わせた後に二枚の仕切板3を重ねて伝熱管2を挿入し、一方の仕切板3を伝熱管2の他端側へスライドさせるようにしたので、切断後に、2枚の仕切板3の位置合わせが用意になり、簡単に伝熱管2を挿入させることができるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、伝熱管2の外周部分に第二の流体を流して伝熱管2の第一の流体を冷却させるようにしたが、この伝熱管2の内側に、さらに内側伝熱管を設け、その内側伝熱管に第三の流体を通して、内側と外側から第一の流体と熱交換させるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、多管式熱交換器1を製造する場合、胴部4とヘッダカバー5を設けてヘッダ50や器室40を形成するようにしたが、一つの円筒状部材を設け、その中に仕切板3や伝熱管2を挿入して両端部を閉じるようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、リング部材31aの内径と伝熱管2の内径をほぼ同一に設定したが、若干の隙間を設けて挿入作業を楽に行えるようにし、その後、その隙間をロウ付けするようにしてもよい。
1・・・多管式熱交換器
2・・・伝熱管
3・・・仕切板
31・・・管
31a・・・リング部材
32・・・ロウ材
33・・・線材
34・・・目印
4・・・胴部
40・・・器室
41a、41b・・・胴部要素
42・・・切欠部
43・・・流入部
44・・・排出部
5・・・ヘッダ
50・・・ヘッダ空間
51・・・流入部
52・・・排出部

Claims (5)

  1. 第一の流体を通す複数の伝熱管と、当該伝熱管の両端側に設けられた仕切板と、左右の仕切板との間で囲まれた器室と、前記伝熱管の端部側に設けられたヘッダとを備えてなる多管式熱交換器の製造方法において、
    伝熱管を挿入することのできるリング部材を複数設け、当該リング部材とリング部材の隙間を穴埋めして仕切板を形成する工程と、
    当該形成された仕切板に前記伝熱管を挿入する工程と、
    を備えたことを特徴とする多管式熱交換器の製造方法。
  2. 第一の流体を通す複数の伝熱管と、当該伝熱管の両端側に設けられた仕切板と、左右の仕切板との間で囲まれた器室と、前記伝熱管の端部側に設けられたヘッダとを備えてなる多管式熱交換器の製造方法において、
    前記伝熱管を挿入することのできる管を複数設け、当該管と管の隙間を穴埋めする工程と、
    当該穴埋めした管を軸方向と直角な方向に切断して仕切板を形成する工程と、
    当該形成された仕切板に前記伝熱管を挿入する工程と、
    を備えたことを特徴とする多管式熱交換器の製造方法。
  3. 第一の流体を通す複数の伝熱管と、当該伝熱管の両端側に設けられた仕切板と、左右の仕切板との間で囲まれた器室と、前記伝熱管の端部側に設けられたヘッダとを備えてなる多管式熱交換器の製造方法において、
    前記伝熱管を挿入することのできる管を複数設け、当該管を軸方向と直角な方向に切断する工程と、
    当該切断によって形成されたリング部材を複数設け、当該リング部材とリング部材の隙間を穴埋めして仕切板を形成する工程と、
    当該形成された仕切板に前記伝熱管を挿入する工程と、
    を備えたことを特徴とする多管式熱交換器の製造方法。
  4. 前記仕切板に、前記管の位置を一致させるための目印を設け、当該目印の位置を合わせた後に二枚の仕切板を重ね、伝熱管を挿入した後、一方の仕切板を伝熱管の他端側へスライドさせるようにした請求項2または3に記載の多管式熱交換器の製造方法。
  5. 第一の流体を通す複数の伝熱管と、当該伝熱管の両端側に設けられた仕切板と、左右の仕切板との間で囲まれた器室と、前記伝熱管の端部側に設けられたヘッダとを備えてなる多管式熱交換器において、前記仕切板を、
    前記伝熱管を挿入しうる複数のリング部材と、
    当該リング部材とリング部材との隙間を埋める穴埋め材と、
    を設けたことを特徴とする多管式熱交換器。
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