JP2011234015A - 端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させた撮影を行うことのできる端末装置を提供することを目的とする。
【解決手段】端末装置は、撮影により逐次生成された画像から人物の顔を検出する顔検出部と、撮影のための焦点合わせを行う合焦機構と、前記合焦機構の制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記顔検出部の検出動作が開始されてから初めて顔が検出されると前記合焦機構に対して焦点合わせを行うよう制御し、当該焦点合わせ後において前記顔検出部で顔が検出されなくなるまでは前記合焦機構に対して焦点合わせを抑止するよう制御し、再度顔が検出されると前記合焦機構に対して再度焦点合わせを行うよう制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラ機能を備えた端末装置での撮影時における焦点合わせの技術に関する。
近年、カメラ機能に顔認識を備えた端末装置が登場している。
この端末装置では、撮影時において顔認識により被写体の顔を検出すると、検出した顔に焦点を自動的に合わせ、撮影を行う。
顔認識を備えたカメラ機能における焦点合わせの技術が、特許文献1に開示されている。この特許文献1では、被写体の撮影時に当該被写体の顔を検出すると、先ず検出した顔に焦点を自動的に合わせ、設定された焦点を固定し、その後被写体が動くことにより、被写体の撮影位置が変化すると、固定した焦点を解除するものである。
特開2009−171301号公報
上記の特許文献1では、例えば、被写体の撮影位置が中央付近である場合に、先ずその位置での焦点合わせが行われ、その後、シャッターを押下する前に、カメラの向きを変える、つまりは撮影方向を変えることで撮影位置が中央付近から右へ移動すると固定された焦点が解除される。そうすると、撮影位置が右にずれた位置で再度顔認識がなされ、再度の焦点合わせが行われることなる。そのため、撮影方向を変えることで撮影可能な画像フレーム内において被写体が移動する度に焦点合わせが行われることは、ユーザに不快感を感じさせることになる。なぜなら、焦点合わせが撮影方向を変える度に行われると、その度に焦点合わせが完了するまでシャッター押下することができないし、また仮に焦点合わせが行われている最中にシャッターを押下してしまうと保存される画像はピントが合っていないものとなるからである。
また、集合写真など複数の人物を被写体として撮影する場合では、ある人物の顔を検出して焦点合わせがされたとしても、カメラの移動などにより焦点合わせがされた顔とは別の顔が検出されると、再度検出された別の顔に対して再度焦点合わせが実行されてしまう。
このような場合では、度々焦点合わせが実行され、ユーザの利便性を低下させることも有り得る。
そこで、本発明は、ユーザの利便性を向上させた撮影を行うことのできる端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、端末装置であって、画像から人物の顔を検出する顔検出部と、焦点合わせを行う合焦機構と、前記合焦機構の制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記顔検出部の検出動作により顔が検出されていない状態から検出された状態になると前記合焦機構に対して焦点合わせを行うよう制御し、当該焦点合わせ後において前記顔検出部で顔が検出されなくなるまでは前記合焦機構に対して焦点合わせを抑止するよう制御することを特徴とする。
上記の構成によると、端末装置は、顔検出部で顔が検出されてから顔が未検出状態となるまでの間は焦点合わせの動作を抑止する。これにより、ユーザは、ユーザの利便性を向上させた撮影を行うことができる。
携帯電話機10の外観を示す図である。 携帯電話機10において、通常撮影及び笑顔撮影の撮影機能に係る構成要素を示すブロック図である。 通常撮影時における携帯電話機10の処理の流れを示す流れ図である。 笑顔撮影時における携帯電話機10の処理の流れを示す流れ図である。 通常撮影時において、画像が保存されるまでの処理の遷移の一例を示す図である。 笑顔撮影時において、画像が保存されるまでの処理の遷移の一例を示す図である。
1.第1の実施の形態
以下、本発明に係る端末装置の一実施形態である携帯電話機について説明する。
1.1 概要
端末装置は、例えば、カメラ付携帯電話機であり、その外観について図1を参照しつつ説明する。図1(a)は、本実施の形態における携帯電話機10の閉状態の斜視図であり、(b)は開状態の斜視図である。また、図1(c)は、携帯電話機10の開状態における背面図である。
携帯電話機10は筐体11、12を備えており、携帯電話機10は筐体12に対して筐体11をスライドさせることで、開閉ができるように構成されている。
筐体11には、液晶ディスプレイ(以下、LCD(Liquid Crystal Monitor))などで構成された表示部106とスピーカ部13とが配置されている。
筐体12には、マイクロフォン14とキー操作部15とが配置されている。また、筐体12の側面にはキー操作部16、17が配置され、背面には、カメラレンズ20が配置されている。
携帯電話機10は、カメラ撮影時には、カメラレンズ20に写った被写体を表示部106で表示し、例えば、キー操作部16が押下されることで、撮影を行う。
携帯電話機10は、顔検出機能を備えており、撮影時に顔を検出すると、焦点合わせを行う。その後、顔が検出され続けている間は、携帯電話機10は、焦点合わせを行わない。そして、顔が検出されなくなった後に再度顔が検出されると、携帯電話機10は、再度焦点合わせを行う。
また、携帯電話機10のよる撮影には、通常撮影と笑顔撮影とがある。通常撮影とは、キー操作部16の押下により撮影が行われることである。笑顔撮影とは、顔検出機能により顔が検出されると、検出された顔から笑顔であることを検出すると自動的に撮影を行う、つまり笑顔検出時の画像を自動に保存することである。
以下において、通常撮影及び笑顔撮影における焦点合わせに係る機能について説明する。
1.2 構成
ここでは、携帯電話機10の通常撮影及び笑顔撮影における焦点合わせに係る機能に係る構成について説明する。
携帯電話機10は、図2で示すように、画像記憶部101、撮影機構102、顔検出部103、笑顔検出部104、制御部105、表示部106及びユーザ操作部107から構成されている。
なお、携帯電話機10は、図2においては通常撮影及び笑顔撮影における焦点合わせに係る機能に係る構成要素だけを示しているが、その他撮影機能に係る構成要素及び通信機能に係る構成要素など、携帯電話機としての機能を実現する構成要素を備えている。
(1)画像記憶部101
画像記憶部101は、通常撮影及び笑顔撮影の機能により撮影された画像を記憶する領域を有している。
(2)撮影機構102
撮影機構102は、カメラレンズ20と、焦点合わせ、ズーム及び絞り・シャッターを行う機構とを備えており、これらの機構の動作により撮影が行われる。
焦点合わせを行う機構は、カメラレンズ20により写された(撮影された)被写体において、後述する顔検出部103で検出された顔に基づいて焦点合わせを行う。具体的には、検出された顔の領域の中心位置に対してパッシブ方式による距離測定を行う。ここで、ここで、パッシブ方式とは、自然光を用いて測距する方式であり、焦点距離を無限遠からマクロ(例えば、10cm)まで段階的に変更させ、最適な焦点距離を求める方式である。そして、撮影機構102は、パッシブ方式で測定された複数の焦点距離のうち、検出された顔が最も鮮明となる焦点距離を特定する。
(3)顔検出部103
顔検出部103は、カメラレンズ20により写された被写体から人の顔を検出するものである。具体的には、顔検出部103は、人物の顔のサンプル画像を予め記憶しており、カメラレンズ20で写された被写体とのマッチング処理を行うことで、顔を検出する。
なお、顔検出については、既知の技術であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
また、本実施の形態においては、顔検出部103は、最大4人の顔検出が可能であるものとし、通常撮影時及び笑顔撮影時の何れにおいても撮影機構102の動作に関わらず顔検出の処理を行っているものとする。
(4)笑顔検出部104
笑顔検出部104は、笑顔撮影時に動作し、顔検出部103で検出された顔の笑顔度を検出するものである。具体的には、笑顔検出部104は、笑顔の特徴部位(例えば、目尻、目頭、口元等)のサンプル画像を予め記憶している。笑顔検出部104は、顔検出部103で検出された顔の位置に基づいて、撮影された顔の位置を特定する。そして、笑顔検出部104は、笑顔の特徴部位のサンプル画像と特定した顔における対象部位とのマッチング処理を行い、一致度(笑顔度)を取得する。ここで、笑顔度は、0から100までの整数の何れかが設定される。例えば、笑顔の数値が高いほど、被写体である人物が笑顔であり、笑顔度が100でる場合には満面の笑顔となっている。
なお、笑顔検出部104は、顔検出部103で複数の顔が検出された場合には、検出された顔毎に笑顔度を取得する。
(5)制御部105
制御部105は、携帯電話機10における動作全体の制御を行うものである。
ここでは、通常撮影時における機能と笑顔撮影時における機能とについて説明する。
(5−1)通常撮影時
制御部105は、顔検出部103で顔が検出されているか否かを監視する。そして、制御部105は、監視フラグを用いて撮影機構102における焦点合わせの機構の動作を制御する。ここで、監視フラグとは、顔検出部103で顔が検出されているか否かを示す値であり、値“0”は未検出であることを示し、値“1”は検出中であることを示すものである。
制御部105は、監視フラグの値が0である場合に顔検出部103で顔が検出されたことを検知すると値を1へと変更するとともに、撮影機構102に対して焦点合わせを行うよう制御する。
制御部105は、監視フラグの値が1である間、つまり顔検出部103で顔が検出されている間は、撮影機構102に対して焦点合わせの動作を抑止するよう制御する。
また、制御部105は、監視フラグの値が1である場合に顔検出部103で顔が検出されなくなったことを検知すると値を0へと変更する。
さらに、制御部105は、ユーザ操作によりキー操作部16が押下されると(シャッターが押下されると)、その時点でカメラレンズ20により写された画像を画像記憶部101へ保存する。
なお、制御部105は、カメラ起動時には監視フラグの値を0に設定し、画像を画像記憶部101に保存すると値は0へリセットする。
ここで、制御部105は、顔検出部103で顔検出数の増減に関係なく少なくとも1つ以上の顔が検出されている間、つまり顔の検出数が0とならない限り、顔が検出されている状態と判定し、監視フラグは1のままとする。
(5−2)笑顔撮影時
制御部105は、顔検出部103で顔が検出されているか否かを監視する。検出状況に応じて、撮影機構102の焦点合わせの動作を制御する。笑顔撮影時においても、通常撮影時と同様に監視フラグを用いて撮影機構102の焦点合わせの動作を制御する。なお、監視フラグを用いた焦点合わせの動作の制御については上述しているので、ここでの説明は省略する。
制御部105は、笑顔撮影時においては、笑顔検出部104で取得された笑顔度が所定の閾値(例えば、45)以上である場合に、その時点でカメラレンズ20により写された画像を画像記憶部101へ保存する。つまり、自動的にシャッターが押下され、その時点での画像が保存される。なお、本実施の形態では、複数の顔が検出された場合にはそのうちの1人の笑顔が所定の閾値以上であれば自動的にシャッターが押下されるものとする。
(6)表示部106
表示部106は、撮影前において、カメラレンズ20に写った(撮影された)被写体を表示する。このとき、顔検出部103で顔が検出されると、検出された顔を囲む枠をも表示する。
(7)ユーザ操作部107
ユーザ操作部107は、キー操作部15、16、17を含むものであり、ユーザによる操作指示を受け付ける機能を有している。具体的には、通常撮影時における画像の保存指示(キー操作部16の押下)を受け付ける。また、通常撮影と笑顔撮影との切り替え指示をも受け付ける。
1.3 動作
ここでは、携帯電話機10における通常撮影と笑顔撮影とに係る動作について説明する。
(1)通常撮影時の動作
先ず、通常撮影時の動作について、図3で示す流れ図を用いて説明する。
顔検出部103は、カメラレンズ20に写った(撮影された)被写体から顔を検出する(ステップS5)。
顔検出部103で顔が検出されると、撮影機構102の焦点合わせ機構は、検出された顔に基づいて焦点合わせを行う(ステップS10)。具体的には、制御部105が、監視フラグが0である場合に顔検出部103で顔が検出されたことを検知すると、撮影機構102に対して焦点合わせの動作を行うよう制御する。
制御部105は、シャッターが押下、つまりキー操作部16が押下されたか否かを判断する(ステップS15)。
キー操作部16が押下されたと判断する場合(ステップS15における「Yes」)、制御部105は、その時点でカメラレンズ20により写された画像を画像記憶部101へ保存する(ステップS30)。
キー操作部16が押下されていないと判断する場合(ステップS15における「No」)、制御部105は、顔検出部103で顔が検出されているか否かを判断する(ステップS20)。顔検出部103で顔が検出されていると判断する場合(ステップS20における「Yes」)、処理はステップS15へ戻る。顔検出部103で顔が検出されていないと判断する場合(ステップS20における「No」)、制御部105は、顔検出部103で顔が再検出されたか否かを判断する(ステップS25)。再検出されたと判断する場合(ステップS25における「Yes」)、処理はステップS10へ戻る。また、再検出されていないと判断する場合(ステップS25における「No」)、処理はステップS15へ戻る。
これによると、カメラ機能による通常撮影を行う際、被写体の顔を一旦検出すると、顔が検出されてから未検出状態となるまでの間は、ステップS10で設定された焦点は固定され、再度の検出で、焦点合わせも再度行われることとなる。そして、顔が検出されている間は被写体の動きに関わらず、一旦固定された焦点でシャッターが押下され、その時点での画像が保存される。
(2)笑顔撮影時の動作
先ず、笑顔撮影時の動作について、図4で示す流れ図を用いて説明する。
顔検出部103は、カメラレンズ20に写った(撮影された)被写体から顔を検出する(ステップS100)。
顔検出部103で顔が検出されると、撮影機構102の焦点合わせ機構は、検出された顔に基づいて焦点合わせを行う(ステップS105)。具体的には、制御部105が、監視フラグが0である場合に顔検出部103で顔が検出されたことを検知すると、撮影機構102に対して焦点合わせの動作を行うよう制御する。
笑顔検出部104は、検出された顔に対する笑顔度を取得する(ステップS110)。このとき、顔検出部103で複数の顔が検出されると、笑顔検出部104は、検出された顔毎に笑顔度を取得する。
制御部105は、所定の閾値以上である笑顔度が存在するか否かを判断する(ステップS115)。
所定の閾値以上である笑顔度が存在すると判断する場合(ステップS115における「Yes」)、制御部105は、その時点でカメラレンズ20により写された画像を画像記憶部101へ保存する(ステップS130)。
所定の閾値以上である笑顔度が存在しないと判断する場合(ステップS115における「No」)、制御部105は、顔検出部103で顔が検出されているか否かを判断する(ステップS120)。顔検出部103で顔が検出されていると判断する場合(ステップS120における「Yes」)、処理はステップS110へ戻る。顔検出部103で顔が検出されていないと判断する場合(ステップS120における「No」)、制御部105は、顔検出部103で顔が再検出されるのを待つ(ステップS125)。具体的には、制御部105は、顔検出部103で顔が再検出されない間は(ステップS125における「No」)、処理はステップS125を繰り返す。顔検出部103で顔が再検出されると(ステップS125における「Yes」)、処理はステップS105へ戻る。
これによると、カメラ機能による笑顔撮影を行う際、被写体の顔を一旦検出すると、顔が検出されてから未検出状態となるまでの間は、ステップS105で設定された焦点は固定され、再度の検出で、焦点合わせも再度行われることとなる。そして、顔が検出されている間は被写体の動きに関わらず、笑顔度が所定の閾値以上である顔が存在する(検出された)場合には一旦固定された焦点で自動的にシャッターが押下され、その時点での画像が保存される。
1.4 具体例
ここでは、具体例を用いて、顔検出時から画像が保存されるまでの間における処理の遷移について説明する。
(1)通常撮影の場合
ここでは、通常撮影時において、検出時から画像が保存されるまでの間に表示部106で表示される画面の遷移に基づいて、処理の遷移を図5を用いて説明する。
カメラ機能が起動されると(画面D101を参照)、その後、顔検出部103による顔検出が行われ、そして画像D102に示すように顔が検出されると、焦点合わせが行われ、検出された顔は、画像D103で示すように枠F100、F101が付されて表示される。
その後、シャッターの押下(キー操作部16の押下)がなされると、その時点の画像が保存される(画像D104を参照)。
画像D103が表示された後、シャッターが押下されない状態であって、1つ以上の顔が検出されている、つまり顔の検出が継続している場合には、焦点合わせを行うことなく、画像D105で示すように検出されている顔は枠F102が付される。そして、画像D105が表示されている状態で、シャッターの押下(キー操作部16の押下)がなされると、その時点の画像が保存される(画像D106を参照)。
画像D103が表示された後、撮影方向を変更することで、未検出状態及び再度顔が検出状態へと撮影状態が変化すると(画像D107、D108を参照)、再度焦点合わせが行われ、再検出された顔は、画像D109で示すように枠F103が付されて表示される。そして、画像D109が表示されている状態で、シャッターの押下(キー操作部16の押下)がなされると、その時点の画像が保存される(画像D110を参照)。
以上、図5を用いて説明したように、顔が検出されていない状態から最初に顔が検出されると焦点合わせの動作が行われ、その後顔が検出され続けている間は、被写体の動きに関わらず焦点合わせは行われないことが分かる。また、一旦焦点合わせが行われると、顔が検出され続けている場合には被写体の動きに関わらず設定された焦点で撮影された画像が保存される。
なお、図5に示す画像D103から画像D105の遷移、つまり顔検出中での画像の遷移は、一例として顔の検出数が2から1へと変化した場合ものを用いたが、検出数が増える場合も同様に焦点合わせは行われない。
(2)笑顔撮影の場合
ここでは、笑顔撮影時において、検出時から画像が保存されるまでの間に表示部106で表示される画面の遷移に基づいて、処理の遷移を図6を用いて説明する。
カメラ機能が起動されると(画面D201を参照)、その後、顔検出部103による顔検出が行われ、そして画像D202に示すように顔が検出されると、焦点合わせが行われ、検出された顔は、画像D203で示すように枠F200、F201が付されて表示される。
その後、所定の閾値以上である笑顔度の笑顔が検出されると、その時点の画像が保存される(画像D204を参照)。
画像D203が表示された後、笑顔が検出されない状態であって、1つ以上の顔が検出されている、つまり顔の検出が継続している場合には、焦点合わせを行うことなく、画像D205で示すように検出されている顔は枠F202が付される。そして、画像D205が表示されている状態で、所定の閾値以上である笑顔度の笑顔が検出されると、その時点の画像が保存される(画像D206を参照)。
画像D203が表示された後、撮影方向を変更することで、未検出状態及び再度顔が検出状態へと撮影状態が変化すると(画像D207、D208を参照)、再度焦点合わせが行われ、再検出された顔は画像D209で示すように枠F203が付されて表示される。そして、画像D209が表示されている状態で、所定の閾値以上である笑顔度の笑顔が検出されると、その時点の画像が保存される(画像D210を参照)。
以上、図6を用いて説明したように、顔が検出されていない状態から最初に顔が検出されると焦点合わせの動作が行われ、その後顔が検出され続けている間は、被写体の動きに関わらず焦点合わせは行われないことが分かる。また、一旦焦点合わせが行われると、顔が検出され続けている場合には被写体の動きに関わらず、所定の閾値以上である笑顔度の笑顔が検出されると設定された焦点で撮影された画像が保存される。
なお、図6に示す画像D203から画像D205の遷移、つまり顔検出中での画像の遷移は、一例として顔の検出数が2から1へと変化した場合ものを用いたが、検出数が増える場合も同様に焦点合わせは行われない。
1.5 変形例
以上、実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態及び変形例に限られない。例えば、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態において、笑顔撮影を行う際に、自動的に画像が保存されるための笑顔度の閾値を45としたが、これに限定されない。
笑顔度の閾値は他の値であってもよい。
(2)上記実施の形態において、顔検出は最大4人としたが、これに限定されない。
顔検出の最大数は、5以上であってもよい。
(3)上記実施の形態において、携帯電話機10はスライド式のものであるとしたが、これに限定されない。携帯電話機10の形状は、折りたたみ式のものであってもよいし、ストレートタイプのものであってもよい。つまり、携帯電話機10の形状は、カメラ機能が備わっているものであれば、どのようなものであってもよい。
(4)上記実施の形態において、焦点合わせがなされた後の再焦点合わせは、顔が未検出状態となった後再度顔が検出された場合としたが、これに限定されない。
ユーザの操作によって、一旦設定された焦点を解除して、再焦点合わせを行ってもよい。
(5)上記実施の形態において、焦点合わせは、パッシブ方式で行うこととしたが、これに限定されない。
焦点合わせは、アクティブ方式であってもよい。
(6)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
1.6 補足
(1)本発明の一態様である、 端末装置は、画像から人物の顔を検出する顔検出部と、焦点合わせを行う合焦機構と、前記合焦機構の制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記顔検出部の検出動作により顔が検出されていない状態から検出された状態になると前記合焦機構に対して焦点合わせを行うよう制御し、当該焦点合わせ後において前記顔検出部で顔が検出されなくなるまでは前記合焦機構に対して焦点合わせを抑止するよう制御することを特徴とする。
この構成によると、端末装置は、顔検出部で顔が検出されてから顔が未検出状態となるまでの間は焦点合わせの動作を抑止する。これにより、ユーザは、ユーザの利便性を向上させた撮影を行うことができる。
(2)ここで、前記合焦機構は、前記制御部から焦点合わせの指示を受け付けると、顔検出部で検出された顔に対する焦点距離を変更しながら、当該顔の鮮明さが最適となる焦点距離を特定するとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、検出された顔の鮮明さが最適となる焦点距離を特定するので、鮮明な被写体の画像を生成することができる。
(3)ここで、 前記端末装置は、さらに、前記顔検出部で検出された一の顔に対して笑顔を検出する笑顔検出部を備え、前記制御部は、さらに、前記合焦機構による焦点合わせがなされた後、前記笑顔検出部で前記一の顔に対する笑顔が検出されると、笑顔が検出された画像を所定の記憶領域に保存するとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、焦点合わせを行った後、笑顔が検出されると、検出された笑顔の画像を保存するので、被写体の最良の表情の画像を保存することができる。
(4)ここで、前記顔検出部は、前記画像中の少なくとも1つ以上の顔を検出し、前記制御部は、前記顔検出部により少なくとも1つ以上の顔が検出されている場合に、前記顔が検出されている状態と判定するとしてもよい。
この構成によると、端末装置の制御部は、顔検出部により少なくとも1つ以上の顔が検出されている場合に、顔が検出されている状態であると判定するので、顔検出の対象、個数が変化した場合でも顔が検出されている状態を継続することができ、複数人を被写体として撮影するときでも、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明は、カメラ機能を有する端末装置に有用である。
10 携帯電話機
11、12 筐体
13 スピーカ部
14 マイクロフォン
15、16、17 キー操作部
20 カメラレンズ
101 画像記憶部
102 撮影機構
103 顔検出部
104 笑顔検出部
105 制御部
106 表示部
107 ユーザ操作部

Claims (4)

  1. 画像から人物の顔を検出する顔検出部と、
    焦点合わせを行う合焦機構と、
    前記合焦機構の制御を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記顔検出部の検出動作により顔が検出されていない状態から検出された状態になると前記合焦機構に対して焦点合わせを行うよう制御し、当該焦点合わせ後において前記顔検出部で顔が検出されなくなるまでは前記合焦機構に対して焦点合わせを抑止するよう制御する
    ことを特徴とする端末装置。
  2. 前記合焦機構は、
    前記制御部から焦点合わせの指示を受け付けると、顔検出部で検出された顔に対する焦点距離を変更しながら、当該顔の鮮明さが最適となる焦点距離を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記端末装置は、さらに、
    前記顔検出部で検出された一の顔に対して笑顔を検出する笑顔検出部を備え、
    前記制御部は、さらに、前記合焦機構による焦点合わせがなされた後、前記笑顔検出部で前記一の顔に対する笑顔が検出されると、笑顔が検出された画像を所定の記憶領域に保存する
    ことを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記顔検出部は、前記画像中の少なくとも1つ以上の顔を検出し、
    前記制御部は、前記顔検出部により少なくとも1つ以上の顔が検出されている場合に、前記顔が検出されている状態と判定する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の端末装置。
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