JP2011231887A - 遊星歯車減速機構、モータ、ワイパ装置 - Google Patents

遊星歯車減速機構、モータ、ワイパ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】寿命を伸長する。
【解決手段】本発明の遊星歯車減速機構38は、トロコイド歯形によって構成された外歯48Aを有する太陽歯車48と、太陽歯車48の径方向外側に設けられ、トロコイド歯形によって構成された内歯50Aを有する内歯車50と、太陽歯車48と内歯車50の径方向間に設けられ、太陽歯車48の外歯48A及び内歯車50の内歯50Aと噛み合い可能なピン歯形によって構成された外歯52Aを有する遊星歯車52と、太陽歯車48と同軸状に設けられ、遊星歯車52を自転可能且つ太陽歯車48に対して公転可能に支持するキャリア54とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊星歯車減速機構、モータ、ワイパ装置に関する。
入力軸と出力軸との間に配置される減速機構として、遊星歯車にインボリュート歯形歯車を用いた2K−H型の遊星歯車減速機構が知られている。しかしながら、この遊星歯車減速機構では、遊星歯車に遠心力が作用しながら遊星歯車と内歯車が噛み合うと共に、遊星歯車にインボリュート歯形歯車を用いているため、振動、騒音が大きいという課題があった。
一方、振動、騒音を抑えるために、遊星歯車にトロコイド歯形歯車を用いた遊星歯車減速機構が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−278849号公報 特開2002−372110号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に記載の遊星歯車減速機構では、太陽歯車の外歯及び内歯車の内歯と噛み合うことにより噛み合い回数の多い遊星歯車の外歯がトロコイド歯形とされているため、遊星歯車減速機構の寿命が短くなる虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、寿命を伸長できる遊星歯車減速機構を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の遊星歯車減速機構は、トロコイド歯形によって構成された外歯を有する太陽歯車と、前記太陽歯車の径方向外側に設けられ、トロコイド歯形によって構成された内歯を有する内歯車と、前記太陽歯車と内歯車の径方向間に設けられ、前記太陽歯車の外歯及び前記内歯車の内歯と噛み合い可能なピン歯形又は円弧歯形によって構成された外歯を有する遊星歯車と、前記太陽歯車と同軸状に設けられ、前記遊星歯車を自転可能且つ前記太陽歯車に対して公転可能に支持するキャリアと、を備えている。
この遊星歯車減速機構によれば、太陽歯車の外歯及び内歯車の内歯は、トロコイド歯形によって構成されており、この太陽歯車の外歯及び内歯車の内歯と噛み合うことにより噛み合い回数の多い遊星歯車の外歯は、ピン歯形又は円弧歯形によって構成されている。従って、これにより、遊星歯車の外歯の摩耗や折損等を抑制することができるので、寿命を伸長することができる。
請求項2に記載の遊星歯車減速機構は、請求項1に記載の遊星歯車減速機構において、前記遊星歯車の外歯が、周方向に等ピッチで奇数個形成された構成とされている。
この遊星歯車減速機構によれば、遊星歯車の外歯は、周方向に等ピッチで奇数個形成されているので、一つの外歯に対して他の外歯が遊星歯車の中心線上に位置することを抑制でき、遊星歯車の回転を円滑にすることができる。
なお、この遊星歯車減速機構は、請求項3に記載のように、モータに適用されると好適である。また、このモータは、請求項4に記載のように、ワイパ装置に適用されると好適である。
本発明の第一実施形態に係る遊星歯車減速機構を備えたモータの正面断面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1に示される遊星歯車減速機構の模式図である。 図1に示されるモータを備えたワイパ装置の一部断面を含む正面図である。 本発明の第一実施形態に係る遊星歯車減速機構の変形例を示す図2に対応する断面図である。 本発明の第二実施形態に係る遊星歯車減速機構を示す図2に対応する断面図である。
[第一実施形態]
はじめに、本発明の第一実施形態について説明する。
(ワイパモータの構成)
図1に示される如く、モータとしてのワイパモータ10は、モータ本体部10Aと、減速機構部10Bとを主要部として構成されている。
モータ本体部10Aは、略有底円筒状に形成されたヨーク12を備えている。ヨーク12は、モータ軸14における軸線方向の一端を、底部12Aの軸心部に配置された軸受16を介して回転自在に軸支している。このモータ軸14の軸線方向の他端側は、減速機構部10Bに突出されている。
また、ヨーク12内には、アーマチャ18が収容されている。アーマチャ18は、モータ軸14に同軸的に固着されたコア18Aに巻線18Bが巻き回されて構成されている。また、ヨーク12の円筒部12Bの内周面には、それぞれアーマチャ18の外周面に対向する一対のマグネット20が固着されている。
また、アーマチャ18には、コンミテータ22が設けられている。コンミテータ22は、複数のセグメント22Aが周方向に等間隔で配置されて全体として略円筒状又は環状に形成されており、モータ軸14に同軸的に固着されている。周方向に隣り合うセグメント22A間には、図示しない絶縁部が配設されている。また、各セグメント22Aは、アーマチャ18の対応する巻線18Bにそれぞれ電気的に接続されている。
さらに、ヨーク12内には、一対のブラシ24が該ヨーク12に対して回転不能に設けられている。具体的には、各ブラシ24は、図1に示される如く、コンミテータ22の軸線に対し対称に配置されたブラシホルダ部26内にセグメント22A(コンミテータ22の外周面)に対する接離可能に収容されると共に、スプリング28にてコンミテータ22側(径方向内向き)に付勢されている。これにより、各ブラシ24は、コンミテータ22のセグメント22Aに常時接触するようになっている。
一対のブラシホルダ部26は、ヨーク12と減速機構部10Bとの間に保持されたブラシホルダ30に一体に形成されている。また、各ブラシ24は、それぞれ図示しない給電配線に接続されている。これにより、モータ本体部10Aでは、コンミテータ22が軸心廻りに回転することで、該コンミテータ22とブラシ24とが摺接しつつ整流が行なわれ、アーマチャ18に電機子電流が流れる構成とされている。
以上説明したように、第一の実施の形態に係るワイパモータ10のモータ本体部10Aは、マグネット式の直流モータとされている。この実施形態では、モータ本体部10Aは、軸線方向の寸法が短い偏平タイプのモータとして構成されている。
減速機構部10Bは、ヨーク12の開口端側(モータ軸14の軸線方向他端側)に接続されたギヤハウジング32を備えている。ギヤハウジング32は、底部32Aと円筒部32Bとを有する略有底円筒状に形成されており、円筒部32Bの開口端から径方向外向きに延設されたフランジ部32Cにおいて、ヨーク12の開口端から径方向外向きに延設されたフランジ部12Cにビス34にて接合されている。そして、このヨーク12とギヤハウジング32との接合状態で、ブラシホルダ30がヨーク12に対し固定的に保持されている。
また、減速機構部10Bは、モータ軸14と同軸状に設けられた出力軸36と、モータ軸14の回転を減速して出力軸36に伝達する遊星歯車減速機構38とを備えている。出力軸36は、ギヤハウジング32の底部32Aの軸心部に設けられたボス部40を貫通されており、その先端部36Aは、モータ外部に突出され、その基端部36Bは、軸受42を介してボス部40すなわちギヤハウジング32に回転自在に支持されている。
(遊星歯車減速機構の構成)
遊星歯車減速機構38は、一例として、2K−H I型とされており、図1〜図3に示されるように、太陽歯車48と、内歯車50と、複数の遊星歯車52と、キャリア54とを備えている。太陽歯車48は、モータ軸14に同軸状且つ一体回転可能に固定(連結)されており、トロコイド歯形によって構成された外歯48Aを有している。
内歯車50は、太陽歯車48の径方向外側に形成されており、ギヤハウジング32における円筒部32Bの内周部に一体に形成されている。この内歯車50は、トロコイド歯形によって構成された内歯50Aを有している。
遊星歯車52は、太陽歯車48と内歯車50の径方向間に設けられており、上述の太陽歯車48の外歯48A及び内歯車50の内歯50Aと噛み合い可能なピン歯形によって構成された外歯52Aを有している。つまり、この外歯52Aは、ピン状に形成されている。また、この外歯52Aは、周方向に等ピッチで奇数個形成されており、本実施形態では、一例として、その個数は、9個とされている。
キャリア54は、上述の出力軸36の基端部36Bに同軸状且つ一体に形成(連結)されている。このキャリア54の軸心部には、モータ本体部10A側に開口する凹部44が形成されており、該凹部44には、軸受46が収容されている。そして、この軸受46によってモータ軸14の先端14Aが回転自在に支持されている。さらに、このキャリア54の径方向外側には、ピン56が設けられており、上述の遊星歯車52は、このピン56に回転(自転)可能に支持されると共に、キャリア54によって太陽歯車48に対して公転可能に支持されている。
以上説明したワイパモータ10は、ワイパ装置11のフレーム72(図4参照)に固定されて該ワイパ装置11を構成するようになっている。この実施形態では、ワイパモータ10をフレーム72に固定するため取付部として、図1に示される如く、ギヤハウジング32の底部32Aに複数のビスボス部74が形成されている。
(ワイパ装置の構成)
図4に示される如く、ワイパモータ10は、複数のビスボス部74に螺合されたビス76によって、フレーム72に固定的に締結されている。フレーム72には、一対のピボットホルダ78、80が設けられている。
ピボットホルダ78は、第一ワイパ82が連結された第一ピボット軸84を車体に対し回転自在に軸支しており、ピボットホルダ80は、第二ワイパ86が連結された第二ピボット軸88を車体に対し回転自在に軸支している。第一ワイパ82、第二ワイパ86の何れか一方が運転席用のワイパとされ、他方が助手席用のワイパとされている。
そして、図4に示される如く、ワイパ装置11では、一対の第一ピボット軸84、第二ピボット軸88と出力軸36とは、略平行に配置されている。さらに、この実施形態では、一対の第一ピボット軸84、第二ピボット軸88が軸線方向の一方側(上側)に向けて配置されているのに対し、出力軸36は、軸線方向の他方側(下側)に向けて配置されている。すなわち、第一ピボット軸84、第二ピボット軸88と出力軸36とは、相対的に略180°方向(反対向き)を向く姿勢となるように配置されている。
さらに、ワイパ装置11は、出力軸36の回転を第一ピボット軸84、第二ピボット軸88の揺動(往復回動)に変換するためのリンク機構90を備えている。リンク機構90は、一端が出力軸36と一体に回転するように接続されたクランクアーム92と、一端が第一ピボット軸84と一体に回転するように接続された第一ピボットレバー94と、一端が第二ピボット軸88と一体に回転するように接続された第二ピボットレバー96と、一端がクランクアーム92の他端にボールジョイント98を介して連結されると共に他端が第二ピボットレバー96の他端にボールジョイント98を介して連結された第一リンク100と、一端が第二ピボットレバー96の他端にボールジョイント98を介して連結されると共に他端が第一ピボットレバー94の他端にボールジョイント98を介して連結された第二リンク102とを主要部として構成されている。
これにより、ワイパ装置11は、フレーム72に対する一方側にワイパモータ10、第一ピボット軸84(第一ワイパ82)、第二ピボット軸88(第二ワイパ86)が配置されると共に、フレーム72に対する他方側にリンク機構90が配置された構成とされている。
そして、このワイパ装置11では、出力軸36の回転に伴うクランクアーム92の回転が、第一リンク100を介して連結された第二ピボットレバー96の揺動に変換されると共に、該第二ピボットレバー96の揺動が第二リンク102を介して連結された第一ピボットレバー94の揺動として伝達される。また、第一ピボットレバー94及び第二ピボットレバー96が揺動されると、第一ピボット軸84及び第二ピボット軸88が回動される。そして、第一ワイパ82及び第二ワイパ86が揺動されて、この第一ワイパ82及び第二ワイパ86によって、例えばフロントウィンドウガラスなどの払拭面が払拭されるようになっている。
以上により、ワイパ装置11は、ピボットホルダ78、80が設けられたフレーム72に、ワイパモータ10、第一ピボット軸84(第一ワイパ82)、第二ピボット軸88(第二ワイパ86)及びリンク機構90が組み付けられたモジュール型のワイパ装置とされている。
次に、本発明の第一実施形態の作用及び効果について説明する。
本発明の第一実施形態によれば、太陽歯車48の外歯48A及び内歯車50の内歯50Aは、トロコイド歯形によって構成されており、この太陽歯車48の外歯48A及び内歯車50の内歯50Aと噛み合うことにより噛み合い回数の多い遊星歯車52の外歯52Aは、ピン歯形によって構成されている。従って、これにより、遊星歯車52の外歯52Aの摩耗や折損等を抑制することができるので、遊星歯車減速機構38、ひいては、ワイパモータ10、並びに、ワイパ装置11の寿命を伸長することができる。
また、遊星歯車52の外歯52Aは、周方向に等ピッチで奇数個形成されているので、一つの外歯52Aに対して他の外歯52Aが遊星歯車52の中心線CL上に位置することを抑制でき、遊星歯車52の回転を円滑にすることができる。また、遊星歯車52の回転を円滑にすることにより、出力軸36の回転、ひいては、第一ワイパ82、第二ワイパ86の揺動も円滑にすることができる。
また、太陽歯車48の外歯48A及び内歯車50の内歯50Aは、トロコイド歯形によって構成されているので、遊星歯車減速機構38の作動時における振動が低減され、ブラシ24への影響も抑制することができる。これにより、ブラシ24への給電が安定し、ワイパモータ10の性能も確保することができる。
さらに、太陽歯車48の外歯48A及び内歯車50の内歯50Aがトロコイド歯形によって構成されることで、遊星歯車減速機構38の作動時における振動が低減されるので、ワイパモータ10の静粛性も確保することができる。
次に、本発明の第一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、遊星歯車減速機構38は、ワイパモータに適用されていたが、その他の用途のモータに適用されても良い。
また、太陽歯車48、内歯車50、遊星歯車52は、その他にも、例えば、図5に示されるように構成されていても良い。
また、遊星歯車減速機構38は、2K−H型とされていたが、その他にも、3K型や、2個以上の2K−H型を備えた複合遊星減速機とされていても良い。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図6に示される本発明の第二実施形態に係る遊星歯車減速機構138は、上述の遊星歯車減速機構38に対し、太陽歯車48、内歯車50、遊星歯車52の歯形の形状が変更されている。
つまり、太陽歯車48の外歯48A及び内歯車50の内歯50Aは、トロコイド歯形によって構成されているが、遊星歯車52の外歯52Aは、円弧歯形によって構成されている。なお、本発明の第二実施形態において、上述の本発明の第一実施形態と同一名称の部材については、便宜上、同一の符合を用いてある。
このように構成されていても、遊星歯車52の外歯52Aの摩耗や折損等を抑制することができるので、遊星歯車減速機構38、ひいては、図4に示されるワイパモータ10、並びに、ワイパ装置11の寿命を伸長することができる。
また、遊星歯車52の外歯52Aは、周方向に等ピッチで奇数個形成されているので、一つの外歯52Aに対して他の外歯52Aが遊星歯車52の中心線CL上に位置することを抑制でき、遊星歯車52の回転を円滑にすることができる。また、遊星歯車52の回転を円滑にすることにより、出力軸36の回転、ひいては、図4に示される第一ワイパ82、第二ワイパ86の揺動も円滑にすることができる。
なお、この遊星歯車減速機構138についても、2K−H型の他に、3K型や、2個以上の2K−H型を備えた複合遊星減速機とされていても良い。
また、遊星歯車52の外歯52Aは、楕円弧状に形成されていても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10・・・ワイパモータ、10A・・・モータ本体部、10B・・・減速機構部、11・・・ワイパ装置、12・・・ヨーク、14・・・モータ軸、18・・・アーマチャ、20・・・マグネット、22・・・コンミテータ、24・・・ブラシ、26・・・ブラシホルダ部、28・・・スプリング、30・・・ブラシホルダ、32・・・ギヤハウジング、34・・・ビス、36・・・出力軸、38,138・・・遊星歯車減速機構、40・・・ボス部、42・・・軸受、44・・・凹部、46・・・軸受、48・・・太陽歯車、48A・・・外歯、50・・・内歯車、50A・・・内歯、52・・・遊星歯車、52A・・・外歯、54・・・キャリア、56・・・ピン、72・・・フレーム、74・・・ビスボス部、76・・・ビス、78・・・ピボットホルダ、80・・・ピボットホルダ、82・・・第一ワイパ、84・・・第一ピボット軸、86・・・第二ワイパ、88・・・第二ピボット軸、90・・・リンク機構、92・・・クランクアーム、94・・・第一ピボットレバー、96・・・第二ピボットレバー、98・・・ボールジョイント、100・・・第一リンク、102・・・第二リンク

Claims (4)

  1. トロコイド歯形によって構成された外歯を有する太陽歯車と、
    前記太陽歯車の径方向外側に設けられ、トロコイド歯形によって構成された内歯を有する内歯車と、
    前記太陽歯車と内歯車の径方向間に設けられ、前記太陽歯車の外歯及び前記内歯車の内歯と噛み合い可能なピン歯形又は円弧歯形によって構成された外歯を有する遊星歯車と、
    前記太陽歯車と同軸状に設けられ、前記遊星歯車を自転可能且つ前記太陽歯車に対して公転可能に支持するキャリアと、
    を備えた遊星歯車減速機構。
  2. 前記遊星歯車の外歯は、周方向に等ピッチで奇数個形成されている、
    請求項1に記載の遊星歯車減速機構。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遊星歯車減速機構と、
    前記太陽歯車と一体回転可能に連結されたモータ軸を有するモータ本体部と、
    前記モータ軸と同軸状に設けられ、前記キャリアと一体回転可能に連結された出力軸と、
    を備えたモータ。
  4. 請求項3に記載のモータと、
    前記出力軸から回転力が伝達されて揺動され、払拭面を払拭するワイパと、
    を備えたワイパ装置。
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