JP2011227259A - 画像表示装置、画像表示システム及び照度算出方法 - Google Patents

画像表示装置、画像表示システム及び照度算出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】照度センサーを取り付ける場合に伴う製造時における作業の煩雑さを解消する。
【解決手段】画像表示装置1は、経度及び緯度を含む位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶した記憶部11と、自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報を検出する検出部12と、検出部12によって検出された位置情報及び時刻情報に基づいて、記憶部11に記憶された日光の照射角度に対応した照度を算出し、該算出した照度を前記検出部によって検出された天候情報に対応した照度に変換する変換部13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、外光の影響の大きい場所で使用する画像表示装置等に関する。
近年、カーナビを代表とする車載装置や携帯電話等を屋外で使用する機会が非常に多くなっている。屋外でこれら装置を使用すると、該装置に含まれる画像表示装置が、直射日光からの映りこみの影響を受けるので、外光を検出する手段を必要とする。
画像表示装置が外光を検出する手段として、照度センサーがある。照度センサーを取り付けた画像表示装置が、該照度センサーから照度を検出し、照度に応じてバックライトの輝度等を調整し、画質の劣化を抑制する技術がある。
特開2009−276425号公報
しかしながら、画像表示装置が外光を検出する従来の技術では、画像表示装置に照度センサーを取り付ける必要があるので、製造時における作業が煩雑になってしまうという問題があった。また、画像表示装置に照度センサーを取り付けることに伴い、デザインの変更を余儀なくされる場合があり、製造時における作業がさらに煩雑になってしまう。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、照度センサーを取り付ける場合に伴う製造時における作業の煩雑さを解消することができる画像表示装置、画像表示システム及び照度算出方法を提供することを目的とする。
本願の開示する画像表示装置は、一つの態様において、経度及び緯度を含む位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶した記憶部と、自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報を検出する検出部と、前記検出部によって検出された位置情報及び時刻情報に基づいて、前記記憶部に記憶された日光の照射角度に対応した照度を算出し、該算出した照度を前記検出部によって検出された天候情報に対応した照度に変換する変換部とを備える。
本願の開示する画像表示装置の一つの態様によれば、照度センサーを取り付ける場合に伴う画像表示装置の製造時における作業の煩雑さを解消することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る画像表示装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、実施例2に係る画像表示システムの構成を示す機能ブロック図である。 図3は、照度変換テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、照射角度変換テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、実施例2に係る画像表示の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、照度算出の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、実施例2に係る画像表示システムの変形例を示す機能ブロック図である。 図8は、実施例3に係る画像表示システムの構成を示す機能ブロック図である。 図9は、画像表示部の画像表示面に対する相対照射角度を説明する図である。 図10は、実施例3に係る画像表示の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、実施例4に係る画像表示システムの構成を示す機能ブロック図である。 図12は、傾き調整部の構成を示す機能ブロック図である。 図13は、画像表示面傾き調整の具体例を説明する図である。 図14は、実施例4に係る画像表示の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本願の開示する画像表示装置、画像表示システム及び照度算出方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例1に係る画像表示装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、画像表示装置1は、記憶部11、検出部12及び変換部13を有する。
記憶部11は、経度及び緯度を含む位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶する。検出部12は、自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報を検出する。
変換部13は、検出部12によって検出された位置情報及び時刻情報に基づいて、記憶部11に記憶された日光の照射角度に対応した照度を算出する。そして、変換部13は、該算出した照度を検出部12によって検出された天候情報に対応した照度に変換する。
このようにして、画像表示装置1は、位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶部に記憶することとした。このため、画像表示装置1は、自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報における照射角度に対応した照度を、記憶部を用いることにより、照度センサーによらないで自動的に算出することができる。この結果、画像表示装置1は、照度を検出する照度センサーを自装置に取り付けなくても照度を算出できることとなり、自装置に照度センサーを取り付ける場合に伴う製造時における作業の煩雑さを解消できる。また、画像表示装置1は、照度を検出する照度センサーを自装置に取り付けなくても照度を算出できることとなり、自装置に照度センサーを取り付けることに伴うデザインの変更を考慮する必要がないので、製造時における作業の煩雑さを解消できる。
[実施例2に係る画像表示システムの構成]
まず、実施例2に係る画像表示装置2を含む画像表示システム9の構成について図2を参照しながら説明する。図2は、実施例2に係る画像表示システム9を示す機能ブロック図である。図2に示すように、画像表示システム9は、サーバ2及び画像表示装置3を備える。なお、以下の実施例では、画像表示システム9は、基地局を代表とするサーバと通信データを送受信する車載装置に適用した場合を示す。しかし、本実施例により画像表示システム9が限定されるものではなく、基地局を代表とするサーバと通信データを送受信する携帯電話に適用可能である。さらに、画像表示システム9は、無線または有線によってサーバと通信データを送受信するパソコンに適用可能であることはいうまでもない。
[サーバの構成]
サーバ2は、画像表示装置3(車載装置)のための無線基地局を指し、画像表示装置3とネットワークによって接続される。また、サーバ2は、記憶部21及び制御部22を有する。記憶部21は、基準位置照度変換テーブル211及び基準位置照射角度変換テーブル212を有する。なお、記憶部21は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置を含む。
基準位置照度変換テーブル211は、基準位置の位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照度を記憶する。また、基準位置照射角度変換テーブル212は、基準位置の位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度を記憶する。ここで、基準位置とは、例えば東経135度の子午線上にある兵庫県明石市の所定位置を指す。また、基準位置照度変換テーブル211に記憶される日光の照度は、晴天時、すなわち日光を遮断する雲がない状況下での照度であるものとする。
制御部22は、画像表示装置3から送信された位置情報に基づいて、該位置情報に対応する照度及び照射角度を日光照射情報(照度変換テーブル、照射角度変換テーブル)として生成し、生成した日光照射情報を画像表示装置3に送信する。さらに、制御部22は、変換テーブル生成部221及び変換テーブル送信部222を有する。ここで、位置情報とは、画像表示装置3の位置を示す情報であり、例えば当該画像表示装置3の経度及び緯度を指すものである。なお、制御部22は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路またはCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路である。
変換テーブル生成部221は、画像表示装置3から位置情報を受信すると、該位置情報に対する照度を時間毎に保持する照度変換テーブルを、基準位置照度変換テーブル211を用いて生成する。また、変換テーブル生成部221は、画像表示装置3から位置情報を受信すると、該位置情報に対する照射角度を時間毎に保持する照射角度変換テーブルを、基準位置照射角度変換テーブル212を用いて生成する。例えば、変換テーブル生成部221は、基準位置の経度及び緯度と位置情報の経度及び緯度との差分を算出し、該算出した差分を基準位置照度変換テーブル211の時間情報毎の日光の照度に反映させ、該位置情報に対応する照度変換テーブルを生成する。また、変換テーブル生成部221は、基準位置の経度及び緯度と位置情報の経度及び緯度との差分を算出し、該算出した差分を基準位置照射角度変換テーブル212の時間情報毎の日光の照射角度に反映させ、該位置情報に対応する照射角度変換テーブルを生成する。なお、時間情報は、年月日時単位であるとするが、年月日時分単位または年月日時分秒単位であるとしても良い。
変換テーブル送信部222は、変換テーブル生成部221によって生成された照度変換テーブルに関する情報及び照射角度変換テーブルに関する情報を、送信元の画像表示装置3に送信する。
[画像表示装置の構成]
画像表示装置3は、車載装置を指し、サーバ2(無線基地局)とネットワークによって接続されている。また、画像表示装置3は、画像表示部31、信号送受信部32、記憶部33及び制御部34を有する。画像表示部31は、画像表示面に画像を表示する表示パネルであり、例えば液晶パネルを示す。
信号送受信部32は、外部から情報を送受信可能なアンテナである。例えば、信号送受信部32は、時刻情報を検出させるために、標準電波を受信する。信号送受信部32は、自装置の現在の位置情報を検出させるために、GPS(Global Positioning System)衛星から自装置の現在の位置情報を含む信号を受信する。信号送受信部32は、自装置の現在の位置周辺の天候情報を検出させるために、アメダス(AMeDAS:Automated Meteorological Data Acquisition System)のような気象データを配信するシステムから天候情報を含む信号を受信する。
また、信号送受信部32は、サーバ2と各種通信データを送受信する。なお、信号送受信部32は、GPS衛生から位置情報を含む信号を受信し、気象データ配信システムから天候情報を含む信号を受信するようにし、時刻情報として標準電波を受信するようにしたが、これらに限定されるものではない。
記憶部33は、照度変換テーブル331及び照射角度変換テーブル332を有する。なお、照度変換テーブル331及び照射角度変換テーブル332の各内容の説明については、後に詳述する。また、記憶部33は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置を含む。
制御部34は、位置情報検出部341、時刻情報検出部342、天候情報検出部343、変換部344及び画質補正処理部348を有する。また、変換部344は、変換テーブル取得部345、照射角度算出部346及び照度変換部347を有する。位置情報検出部341は、自装置の位置情報を検出する。例えば、位置情報検出部341は、信号送受信部32から位置情報が重畳された信号を取得し、取得した信号から自装置の現在の位置情報を検出する。
時刻情報検出部342は、標準電波から現在の時刻情報を検出する。例えば、時刻情報検出部342は、信号送受信部32から標準電波を取得し、取得した標準電波から時刻情報を検出する。天候情報検出部343は、気象データを配信するシステムから現在の天候情報を検出する。例えば、天候情報検出部343は、信号送受信部32から天候情報が重畳された信号を取得し、取得した信号から自装置の現在位置の天候情報を検出する。なお、天候情報とは、例えば「晴天」、「曇天」及び「雨天」の区別を含む情報であるが、これらに限定されず、日光の照度に影響を与えるような情報であれば良い。
変換テーブル取得部345は、自装置の現在の位置情報に対応した照度変換テーブルに関する情報をサーバ2から取得する。また、変換テーブル取得部345は、自装置の現在の位置情報に対応した照射角度変換テーブルに関する情報をサーバ2から取得する。具体的には、変換テーブル取得部345は、位置情報検出部341によって検出された自装置の現在の位置情報を信号送受信部32に出力する。また、変換テーブル取得部345は、自装置の現在の位置情報に対応する照度変換テーブルに関する情報及び照射角度変換テーブルに関する情報を信号送受信部32から取得する。また、変換テーブル取得部345は、取得した照度変換テーブルに関する情報を照度変換テーブル331に格納する。また、変換テーブル取得部345は、取得した照射角度変換テーブルに関する情報を照射角度変換テーブル332に格納する。
ここで、照度変換テーブル331について図3を参照しながら説明する。図3は、照度変換テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、照度変換テーブル331は、時刻331a、照度331b及び備考331cを、時刻331aに対応付けて記憶する。時刻331aは、現在の年月日に対応する時刻を示し、日の出直後から日の入り直前までの時刻を示す。例えば時刻は、1時間単位で表しても良いし、30分単位で表しても良いし、これらに限定されず、精度に準じて表すものとすれば良い。照度331bは、晴天時に日光から照射される、時刻331aに対応する照度を示し、単位をルクス(lux)で表す。備考331cは、時刻331aに対応する補足説明を示す。図3の例では、時刻331aは1時間単位で表され、時刻331aが「日の出後」の「午前A1時」のとき、照度331bが「αlux」となることを示している。また、時刻331aが「南中時」の「午後Ak時」のとき、照度331bが「εlux」となることを示している。なお、照度は、日光の照射角度によって異なる。したがって、時刻331aに対応する照度331bは、該時刻331aの日光の照射角度に対応する照度となる。時刻331aの日光の照射角度は、後述する照射角度変換テーブル332に記憶される。
ここで、照射角度変換テーブル332について図4を参照しながら説明する。図4は、照射角度変換テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、照射角度変換テーブル332は、時刻332a、照射角度332b及び備考332cを、時刻332aに対応付けて記憶する。時刻332aは、照度変換テーブル331の時刻331aと同様に、現在の年月日に対応する時刻を示し、日の出直後から日の入り直前までの時刻を示す。照射角度332bは、時刻332aに対応する日光の照射角度を示し、単位を度で表す。備考332cは、時刻332aに対応する補足説明を示す。図4の例では、時刻332aは1時間単位で表され、時刻332aが「日の出後」の「午前A1時」のとき、照射角度332bが「a1°」となることを示している。また、時刻332aが「南中時」の「午後Ak時」のとき、照射角度332bが「ak°」となることを示している。
図2に戻って、照射角度算出部346は、現在の時刻情報に対応する、自装置の現在地点における日光の照射角度を、照射角度変換テーブル332に基づいて算出する。具体的には、照射角度算出部346は、時刻情報検出部342によって検出された現在の時刻情報を取得する。また、照射角度算出部346は、現在の時刻情報に対応する日光の照射角度を、照射角度変換テーブル332に基づいて算出する。
例えば、照射角度変換テーブル332の時刻332aが、1時間単位で表されている場合とする。この場合、現在の時刻情報が午前10時15分である場合には、照射角度算出部346は、照射角度変換テーブル332から午前10時の照射角度と午前11時の照射角度を読み出す。そして、照射角度算出部346は、午前11時の照射角度から午前10時の照射角度を引いた差分角度を算出する。さらに、照射角度算出部346は、該差分角度に15(分)/60(分)を乗じて得た値を午前10時の照射角度に加算し、現在の時刻情報、すなわち午前10時15分の照射角度を算出する。
照度変換部347は、現在の時刻情報に対応する、自装置の現在地点における日光の照射角度に対応した照度を算出する。具体的には、照度変換部347は、時刻情報検出部342によって検出された現在の時刻情報を取得する。また、照度変換部347は、現在の時刻情報に対応する日光の照度を、照度変換テーブル331に基づいて算出する。
例えば、照度変換テーブル331の時刻331aが、1時間単位で表されている場合とする。また、照度変換テーブル331の照度331bは、前述したとおり同時刻の日光の照射角度に対応する照度である。この場合、現在の時刻情報が午前10時15分である場合には、照度変換部347は、照度変換テーブル331から午前10時の照度と午前11時の照度を読み出す。そして、照度変換部347は、午前11時の照度から午前10時の照度を引いた差分照度を算出する。さらに、照度変換部347は、該差分照度に15(分)/60(分)を乗じて得た値を午前10時の照度に加算し、現在の時刻情報を指す午前10時15分の照度を算出する。
また、照度変換部347は、現在の時刻情報に対応する日光の照度(標準値)を、天候情報検出部343によって検出された天候情報に対応した照度に変換する。具体的には、照度変換部347は、天候情報検出部343によって検出された天候情報が「晴天」であるか否かを判定する。そして、照度変換部347は、当該天候情報が「晴天」であると判定した場合には、算出された照度(標準値)を天候情報に対応した照度とする。照度変換テーブル331に記憶された照度(標準値)が、晴天時の照度だからである。
また、照度変換部347は、天候情報検出部343によって検出された天候情報が「曇天」であるか否かを判定する。そして、照度変換部347は、当該天候情報が「曇天」であると判定した場合には、算出された照度(標準値)に曇天時である場合の所定係数を乗じて得た値を、「曇天」の天候情報に対応した照度とする。また、照度変換部347は、天候情報検出部343によって検出された天候情報が「雨天」であるか否かを判定する。そして、照度変換部347は、当該天候情報が「雨天」であると判定した場合には、算出された照度(標準値)に雨天である場合の所定係数を乗じて得た値を、「雨天」の天候情報に対応した照度とする。なお、曇天時である場合の所定係数とは、例えば0.5であり、雨天時である場合の所定係数とは、例えば0.3である。これらの所定係数は、予め実験等で調べられ、その情報は記憶部33に記憶されている。
画質補正処理部348は、照度変換部347によって変換された照度及び照射角度算出部346によって算出された日光の照射角度に応じて、画像表示部31に対する発光強度を調整する。すなわち、画質補正処理部348は、自装置の現在地点における日光の照射角度に対応した照度に応じて、画像表示部31に対する発光強度を調整し、画像表示部31に表示される画像の画質を補正する。
[実施例2に係る画像表示の処理手順]
次に、実施例2に係る画像表示の処理手順を、図5を参照して説明する。図5は、実施例2に係る照度算出の処理手順を示すフローチャートである。なお、図5では、自装置のある時点における画像表示を行う場合について説明する。
まず、信号送受信部32は、各種信号を受信する(ステップS11)。具体的には、信号送受信部32は、時刻情報を検出させるために、標準電波を受信する。信号送受信部32は、自装置の現在の位置情報を検出させるために、自装置の現在の位置情報を含む信号をGPS衛星から受信する。信号送受信部32は、自装置の現在位置の天候情報を検出させるために、天候情報を含む信号をアメダスから受信する。
そして、位置情報検出部341は、信号送受信部32から位置情報を含む信号を取得し、取得した信号から自装置の現在の位置情報を検出する(ステップS12)。そして、時刻情報検出部342は、信号送受信部32から標準電波を取得し、取得した標準電波から現在の時刻情報を検出する(ステップS13)。そして、天候情報検出部343は、信号送受信部32から天候情報を含む信号を取得し、取得した信号から自装置の現在位置の天候情報を検出する(ステップS14)。
続いて、変換テーブル取得部345は、照度変換テーブル331及び照射角度変換テーブル332を、自装置の現在の位置情報に対応するようにカスタマイズする(ステップS15)。例えば、変換テーブル取得部345は、位置情報検出部341によって検出された自装置の現在の位置情報を、信号送受信部32を介してサーバ2に送信する。そして、変換テーブル取得部345は、当該位置情報に対応する照度変換テーブルに関する情報を、サーバ2から信号送受信部32を介して取得し、該情報を照度変換テーブル331に反映させる。変換テーブル取得部345は、当該位置情報に対応する照射角度変換テーブルに関する情報を、サーバ2から信号送受信部32を介して取得し、該情報を照射角度変換テーブル332に反映させる。
そして、照射角度算出部346は、自装置の現時点の照射角度を算出し、照度変換部347は、自装置の現時点の照度を算出する(ステップS16)。続いて、画質補正処理部348は、照射角度算出部346によって算出された照射角度及び照度変換部347によって変換された照度に応じて、画像表示部31に対する発光強度を調整し、画像表示部31に表示される画像の画質を補正する(ステップS17)。そして、画質補正処理部348は、画質補正後の画像を画像表示部31に表示し(ステップS18)、自装置の現地点における画像表示処理を終了する。
なお、図5では、自装置のある時点における画像表示を行う場合について説明したが、変化する自装置の位置、時刻における画像表示を連続して行なっても良い。連続して画像表示を行う場合には、ステップS18による処理後に、ステップS11に移行すれば良い。
[照度算出の処理手順]
次に、図5のステップS16で説明した照度算出の処理手順について説明する。図6は、照度算出の処理手順を示すフローチャートである。
まず、照射角度算出部346は、時刻情報検出部342によって検出された現在の時刻情報を取得すると、該時刻情報に対応する照射角度を、照射角度変換テーブル332に基づいて算出する(ステップS21)。
次に、照度変換部347は、時刻情報検出部342によって検出された現在の時刻情報を取得すると、該時刻情報に対応する照度を、照度変換テーブル331に基づいて算出する(ステップS22)。すなわち、照度変換部347は、現在の時刻情報に対応する、自装置の現在地点における日光の照射角度に対応した照度を算出する。なお、算出された照度は、晴天時における標準照度であるものとする。
続いて、照度変換部347は、天候情報検出部343によって検出された天候情報が「晴天」であるか否かを判定する(ステップS23)。そして、照度変換部347によって天候情報が「晴天」であると判定された場合には(ステップS23Yes)、算出された標準照度を、天候情報に対応した照度とする。照度変換テーブル331に記憶された照度は、晴天時の照度だからである。
一方、照度変換部347によって天候情報が「晴天」でないと判定された場合には(ステップS23No)、照度変換部347は、天候情報検出部343によって検出された天候情報が「曇天」であるか否かを判定する(ステップS24)。そして、照度変換部347によって天候情報が「曇天」であると判定された場合には(ステップS24Yes)、算出された標準照度を、曇天時の所定係数50パーセント(%)を乗じて得た値に変換する(ステップS25)。変換された値が、「曇天」の天候情報に対応した照度となる。
一方、照度変換部347によって天候情報が「曇天」でないと判定された場合には(ステップS24No)、照度変換部347は、天候情報検出部343によって検出された天候情報が「雨天」であるか否かを判定する(ステップS26)。そして、照度変換部347によって天候情報が「雨天」であると判定された場合には(ステップS26Yes)、算出された標準照度を、雨天時の所定係数30%を乗じて得た値に変換する(ステップS27)。変換された値が、「雨天」の天候情報に対応した照度となる。
[実施例2の効果]
上記実施例2によれば、照射角度算出部346は、位置情報検出部341によって検出された位置情報及び時刻情報検出部342によって検出された時刻情報に対応する現在地点における照射角度を、照射角度変換テーブル332に基づいて算出する。そして、照度変換部347は、位置情報検出部341によって検出された位置情報及び時刻情報検出部342によって検出された時刻情報に対応した照度であって、該算出された照射角度に対応した照度を照度変換テーブル331に基づいて算出する。そして、照度変換部347は、該算出した照度に天候情報に応じた所定係数を乗じて得た値を、天候情報に対応した照度として変換する。
かかる構成によれば、照度変換部347は、照度変換テーブル331に基づいて現在地点における照度を算出し、該算出した照度を、天候情報に応じた所定係数を用いて天候情報に対応した照度に変換することとした。この結果、照度変換部347は、照度センサーによらないで天候情報に応じた照度を、自動的に且つ容易に求めることができる。また、画像表示装置3は、画像表示部31の近傍に照度センサーを取り付けなくても照度を算出できることとなり、照度センサーを取り付ける場合に伴う製造時における作業の煩雑さを解消できる。また、画像表示装置3は、画像表示部31の近傍に照度センサーを取り付けなくても照度を算出できることとなり、照度センサーを取り付けることに伴うデザインの変更を考慮する必要がないので、製造時における作業の煩雑さを解消できる。さらに、画像表示装置3は、照度センサーを取り付けなくても照度を算出できることとなり、照度センサーの追加に伴うコストアップもなくなる。
また、上記実施例2によれば、信号送受信部32は、自装置の現在の位置情報、現在の時刻情報及び現在の天候情報を含む信号をそれぞれ受信する。そして、位置情報検出部341が、受信された信号から自装置の位置情報を検出し、時刻情報検出部342が、受信された信号から現在の時刻情報を検出し、天候情報検出部343が、受信された信号から現在の天候情報を検出する。
かかる構成によれば、外部の信号を受信し、自装置の現在の位置情報、現在の時刻情報及び現在の天候情報を検出することとした。このため、照度を算出するために必要な自装置の各種情報をパラメータとして用いることができるので、照度の自動的な算出に活用できる。
また、上記実施例2によれば、画質補正処理部348が、照度変換部347によって変換された照度及び照射角度算出部346によって算出された日光照射角度に応じて、画像表示部31に表示される画像の画質を補正する。かかる構成によれば、画質補正処理部348は、外光の影響の大きい場所であっても照度センサーを利用しないで照度等を算出し、算出した照度等を用いて画像の画質を補正することとした。この結果、画像表示装置3は、外光の影響の大きい場所であっても外光の影響を是正した視認性の良い画質を保持できる。
[実施例2に係る画像表示システムの変形例]
ここで、実施例2に係る画像表示システム9の変形例について、図7を参照して説明する。図7は、実施例2に係る画像表示システムの変形例を示す機能ブロック図である。図7に示すように、画像表示装置4は、照度変換テーブル331及び照射角度変換テーブル332を有する記憶部33を内部に有さないで、外部の記憶装置8として有する。この場合であっても、画像表示装置4は、記憶装置8とネットワーク接続されて協働することで、上記した画像表示装置3の機能を実現することができることはいうまでもない。
ところで、実施例2に係る画像表示装置3では、自装置の現在の位置情報、現在の時刻情報及び現在の天候情報を検出し、これら検出した情報に対応する照度であって自装置の現在地点における日光照射角度に対応した照度を算出する場合を説明した。画像表示装置3は、これに限定されるものではなく、自装置の画像表示部31の配置された方位及び自装置の画像表示部31の傾きを考慮して、自装置の現在地点における日光照射角度に対応した照度を算出しても良い。
そこで、実施例3では、画像表示装置5が、自装置の画像表示部31の配置された方位及び自装置の画像表示部31の傾きを考慮して、自装置の現在地点における日光照射角度に対応した照度を算出する場合を説明する。
[実施例3に係る画像表示装置の構成]
図8は、実施例3に係る画像表示システム9の構成を示す機能ブロック図である。なお、図2に示す画像表示システム9と同一の構成については同一符号を示すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。実施例2と実施例3とが異なるところは、画像表示装置5に配置方位測定部401及び画像表示面傾き測定部402を追加した点にある。さらに、実施例2と実施例3とが異なるところは、制御部34に配置方位検出部403、画像表示面傾き検出部404及び画像表示面照度変換部407を追加した点にある。さらに、記憶部33に配置方位記憶部405及び画像表示面傾き記憶部406を追加した点にある。
配置方位測定部401は、画像表示部31の配置位置から画像表示部31の画像表示面が配置された方位を測定する。配置方位測定部401は、例えば、方位センサーであったり、地磁気センサーであったりする。
画像表示面傾き測定部402は、画像表示部31の画像表示面の傾きを測定する。画像表示面傾き測定部402は、例えば、加速度センサーである。
配置方位検出部403は、配置方位測定部401から画像表示部31の画像表示面が配置された方位を検出し、検出した画像表示面の配置方位を配置方位記憶部405に格納する。また、画像表示面傾き検出部404は、画像表示面傾き測定部402から画像表示部31の画像表示面の傾きを検出し、検出した傾きを画像表示面傾き記憶部406に格納する。
画像表示面照度変換部407は、照射角度算出部346によって算出された照射角度を、画像表示部31の画像表示面が配置された方位と傾きとに応じた相対照射角度に変換し、該変換した相対照射角度に応じた照度を求める。ここで、相対照射角度とは、画像表示部31の画像表示面に対する日光の照射角度をいう。例えば、画像表示面照度変換部407は、配置方位記憶部405から画像表示面の配置方位を読み出す。また、画像表示面照度変換部407は、画像表示面傾き記憶部406から画像表示部31の画像表示面の傾きを読み出す。また、画像表示面照度変換部407は、読み出した画像表示面の配置方位及び傾きを用いて、照射角度算出部346によって算出された照射角度を、画像表示面に対する相対照射角度に変換する。また、画像表示面照度変換部407は、該変換した相対照射角度と一致する照射角度に対応する時刻を、照射角度変換テーブル332から算出する。そして、画像表示面照度変換部407は、該算出した時刻と一致する時刻に対応する照度を照度変換テーブル331から算出する。すなわち、画像表示面照度変換部407は、画像表示部31の画像表示面に対する日光の相対照射角度を算出し、該算出した相対照射角度に対応する照度を算出することで、画像表示面の配置方位及び傾きに対応した照度を算出する。
[画像表示面に対する相対照射角度の説明]
ここで、画像表示部31の画像表示面に対する相対照射角度を、図9を参照して説明する。図9は、画像表示部31の画像表示面に対する相対照射角度を説明する図である。図9に示すように、画像表示部31の現時点の位置における日光の照射角度は、「a°」であり、照度は「βlux」であるものとする。
まず、画像表示面照度変換部407は、画像表示面Dの配置方位を配置方位記憶部405から読み出し、画像表示面Dの傾きを画像表示面傾き記憶部406から読み出す。ここでは、配置方位は「e」であり、傾きは「b°」であるものとする。
次に、画像表示面照度変換部407は、該読み出した配置方位及び傾きを用いて、照射角度算出部346によって算出された照射角度「a°」を、画像表示部31の画像表示面Dに対する相対照射角度に変換する。ここでは、画像表示部31の画像表示面Dに対する相対照射角度は、画像表示面Dの延長線上から日光照射方向までの角度となるので、「180°−b°+a°」となる。
このようにして変換された相対照射角度を用いて、画像表示面照度変換部407は、仮に画面表示面Dが水平面Hであったとした場合の該相対照射角度に対応する時刻を照射角度変換テーブル332から算出する。そして、画像表示面照度変換部407は、仮に画面表示面Dが水平面Hであったとした場合の該相対照射角度に対応する照度を、照度変換テーブル331から算出する。すなわち、画像表示面照度変換部407は、該相対照射角度に対応する時刻と一致する時刻に対応する照度を照度変換テーブル331から算出する。これにより、画像表示面照度変換部407は、画像表示部31の画像表示面Dの配置方位「e」及び傾き「b°」に対応した照度を算出する。
[実施例3に係る画像表示の処理手順]
次に、実施例3に係る画像表示の処理手順を、図10を参照して説明する。図10は、実施例3に係る画像表示の処理手順を示すフローチャートである。なお、図10では、自装置のある時点における画像表示を行う場合について説明する。また、実施例3に係る画像表示の処理手順のうち、実施例2に係る画像表示の処理手順(図5)と同じ処理手順については、同一符号を付すことで、その重複する手順の説明を簡略する。
まず、信号送受信部32は、各種信号を受信する(ステップS11)。具体的には、信号送受信部32は、時刻情報を検出させるために、標準電波を受信する。信号送受信部32は、自装置の現在の位置情報を検出させるために、自装置の現在の位置情報を含む信号をGPS衛星から受信する。信号送受信部32は、自装置の現在位置の天候情報を検出させるために、天候情報を含む信号をアメダスから受信する。
そして、位置情報検出部341は、信号送受信部32から位置情報を含む信号を取得し、取得した信号から自装置の現在の位置情報を検出する(ステップS12)。そして、時刻情報検出部342は、信号送受信部32から標準電波を取得し、取得した標準電波から現在の時刻情報を検出する(ステップS13)。そして、天候情報検出部343は、信号送受信部32から天候情報を含む信号を取得し、取得した信号から自装置の現在位置の天候情報を検出する(ステップS14)。
続いて、変換テーブル取得部345は、照度変換テーブル331及び照射角度変換テーブル332を、自装置の現在の位置情報に対応するようにカスタマイズする(ステップS15)。そして、照射角度算出部346は、自装置の現時点の照射角度を、照射角度変換テーブル332を用いて算出し、照度変換部347は、自装置の現時点の照度を、照度変換テーブル331を用いて算出する(ステップS16)。なお、自装置の現時点の照度を算出する処理手順については、実施例2に係る照度算出の処理手順(図6)と同じであるので、その説明を省略する。
続いて、画像表示面照度変換部407は、照射角度算出部346によって算出された照射角度を、画像表示部31の画像表示面の方位及び傾きに応じた照射角度(相対照射角度)に変換し、該変換した相対照射角度に応じた照度を算出する(ステップS31)。ここで、相対照射角度とは、画像表示部31の画像表示面に対する日光の照射角度をいう。
続いて、画質補正処理部348は、画像表示面照度変換部407によって変換された照射角度及び照度に応じて、画像表示部31に対する発光強度を調整し、画像表示部31に表示される画像の画質を補正する(ステップS17)。そして、画質補正処理部348は、画質補正後の画像を画像表示部31に表示し(ステップS18)、自装置の現地点における画像表示処理を終了する。
なお、図10では、自装置のある時点における画像表示を行う場合について説明したが、変化する自装置の位置、時刻における画像表示を連続して行なっても良い。連続して画像表示を行う場合には、ステップS18による処理後に、ステップS11に移行すれば良い。
[実施例3の効果]
上記実施例3によれば、配置方位検出部403が画像表示部31の配置された方位を検出し、画像表示面傾き検出部404が画像表示部31の傾きを検出する。そして、画像表示面照度変換部407が、配置方位検出部403によって検出された方位及び画像表示面傾き検出部404によって検出された傾きを用いて、照射角度算出部346によって算出された照射角度を画像表示部31に対する相対照射角度に変換する。さらに、画像表示面照度変換部407が、該変換した相対照射角度に対応した照度を照射角度変換テーブル332及び照度変換テーブル331に基づいて算出する。
かかる構成によれば、画像表示面照度変換部407が、画像表示部31の配置された方位及び画像表示部31の傾きを用いて、日光の照射角度を画像表示部31に対する相対照射角度に変換し、該変換した相対照射角度に対応した照度を算出することとした。この結果、画像表示面照度変換部407が、画像表示部31の配置された方位及び画像表示部31の傾きに合った照度を得ることができ、当該照度を用いて画像表示部31の画像の画質を補正することにより画質が劣化することから防止できる。また、画像表示面照度変換部407が、画像表示部31の配置された方位及び画像表示部31の傾きに合った照度を照度センサーによらないで自動的に算出することができる。また、画像表示装置5は、画像表示部31の近傍に照度センサーを取り付けなくても照度を検出できることとなり、照度センサーを取り付ける場合に伴う製造時における作業の煩雑さを解消できる。また、画像表示装置5は、画像表示部31の近傍に照度センサーを取り付けなくても照度を検出できることとなり、照度センサーを取り付けることに伴うデザインの変更を考慮する必要がないので、製造時における作業の煩雑さを解消できる。さらに、画像表示装置5は、照度センサーを取り付けなくても照度を検出できることとなり、照度センサーの追加に伴うコストアップもなくなる。
ところで、実施例2に係る画像表示装置3では、自装置の現在の位置情報、現在の時刻情報及び現在の天候情報を検出し、これら検出した情報に対応する照度であって自装置の現在地点における日光照射角度に対応した照度を算出する場合を説明した。画像表示装置3は、これに限定されるものではなく、自装置の現在地点における日光照射角度に対応した照度の算出後、自装置の現在地点における日光照射角度に基づいて、直射日光の影響を減らすように画像表示部31の傾きを調整しても良い。
そこで、実施例4では、画像表示装置6が、自装置の現在地点における日光照射角度に対応した照度の算出後、自装置の現在地点における日光照射角度に基づいて、直射日光の影響を減らすように画像表示部31の傾きを調整する場合を説明する。
[実施例4に係る画像表示装置の構成]
図11は、実施例4に係る画像表示システム9の構成を示す機能ブロック図である。なお、図2に示す画像表示システム9と同一の構成については同一符号を示すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。実施例2と実施例4とが異なるところは、画像表示装置6に配置方位測定部401及び画像表示面傾き測定部402を追加した点にある。さらに、実施例2と実施例4とが異なるところは、制御部34に配置方位検出部403、画像表示面傾き検出部404及び傾き調整部501を追加した点にある。さらに、記憶部33に配置方位記憶部405及び画像表示面傾き記憶部406を追加した点にある。
配置方位測定部401は、画像表示部31の配置位置から画像表示部31の画像表示面が配置された方位を測定する。配置方位測定部401は、例えば、方位センサーであったり、地磁気センサーであったりする。画像表示面傾き測定部402は、画像表示部31の画像表示面の傾きを測定する。画像表示面傾き測定部402には、例えば、加速度センサーがある。
配置方位検出部403は、配置方位測定部401から画像表示部31の画像表示面が配置された方位を検出し、検出した画像表示面の配置方位を配置方位記憶部405に格納する。また、画像表示面傾き検出部404は、画像表示面傾き測定部402から画像表示部31の画像表示面の傾きを検出し、検出した傾きを画像表示面傾き記憶部406に格納する。
傾き調整部501は、照射角度算出部346によって算出された現在地点における照射角度に基づいて、画像表示部31の画像表示面の傾きを、直射日光の影響を減らすように調整する。なお、傾き調整部501の詳細な説明については、後述する。
[傾き調整部の構成]
次に、傾き調整部501の構成について図12を参照して説明する。図12は、傾き調整部の構成を示す機能ブロック図である。図12に示すように、傾き調整部501は、照射方向算出部511、相対位置特定部512及び画像表示面傾き調整部513を有する。
照射方向算出部511は、照射角度算出部346によって算出された現在地点における照射角度から日光の照射方向を求める。
相対位置特定部512は、画像表示部31の画像表示面に対する日光の照射方向との相対的な位置関係を特定する。具体的には、相対位置特定部512は、照射方向算出部511によって算出された日光照射方向を取得する。また、相対位置特定部512は、配置方位記憶部405から画像表示部31の画像表示面の配置方位を読み出す。そして、相対位置特定部512は、該取得した日光照射方向及び該読み出した画像表示面の配置方位に基づいて、画像表示面に対する日光照射方向との相対的な位置関係を特定する。
画像表示面傾き調整部513は、画像表示部31の画像表示面の現在の傾きを、直射日光の影響を減らすように調整する。具体的には、画像表示面傾き調整部513は、相対位置特定部512から画像表示面の日光照射方向との相対的な位置関係を取得する。また、画像表示面傾き調整部513は、画像表示面傾き記憶部406から画像表示部31の画像表示面の傾きを読み出す。この傾きは、例えば画像表示部31が配置された場所の水平面からの傾きである。そして、画像表示面傾き調整部513は、該取得した画像表示面の日光照射方向との相対的な位置関係及び該読み出した画像表示面の傾きに基づいて、画像表示面の傾きを直射日光の影響が小さくなるように調整する。例えば、画像表示面傾き調整部513は、画像表示面に対する日光の照射角度(相対照射角度)が90度となるように、画像表示面の傾きを左右または上下の方向に調整する。
また、画像表示面傾き調整部513は、調整する傾きに対する値を、画像表示部31のドライバへ通知する。この結果、画像表示部31のドライバは、通知された傾きに対する値に応じて、画像表示部31の傾きを変更(チルト)する。また、画像表示面傾き調整部513は、調整した傾きに対する値を画像表示面傾き記憶部406に格納する。
[画像表示面傾き調整の具体例]
ここで、画像表示面傾き調整の具体例を、図13を参照して説明する。図13は、画像表示面傾き調整の具体例を説明する図である。図13に示すように、画像表示部31の現時点の位置における日光の照射角度は、「a°」であるものとする。また、画像表示部31の画像表示面の傾きは、「b°」であるものとする。
まず、照射方向算出部511は、画像表示部31の現在地点における照射角度「a°」から日光照射方向fを求める。次に、相対位置特定部512は、配置方位記憶部405から画像表示部31の画像表示面の配置方位を読み出す。ここでは、画像表示面の配置方位は、「e」とする。さらに、相対位置特定部512は、照射方向算出部511によって算出された日光照射方向f及び画像表示面の配置方位eに基づいて、画像表示面に対する日光照射方向fとの相対的な位置関係を特定する。
次に、画像表示面傾き調整部513は、相対位置特定部512から画像表示面に対する日光照射方向との相対的な位置関係及び画像表示部31の画像表示面の傾き「b°」に基づいて、画像表示面の傾きを直射日光の影響が小さくなるように調整する。ここでは、画像表示面傾き調整部513は、画像表示面の傾きを直射日光の影響が小さくなるように上下に「c°」だけチルトするように調整する。なお、画像表示面傾き調整部513は、画像表示面の傾きの調整方向を上下として説明したが、直射日光の影響が小さくなるような調整方向であれば良く、調整方向を左右としても良い。
[実施例4に係る画像表示の処理手順]
次に、実施例4に係る画像表示の処理手順を、図14を参照して説明する。図14は、実施例4に係る画像表示の処理手順を示すフローチャートである。なお、図14では、自装置のある時点における画像表示を行う場合について説明する。また、実施例4に係る画像表示の処理手順のうち、実施例2に係る画像表示の処理手順(図5)と同じ処理手順については、同一符号を付すことで、その重複する手順の説明を簡略する。
まず、信号送受信部32は、各種信号を受信する(ステップS11)。具体的には、信号送受信部32は、時刻情報を検出させるために、標準電波を受信する。信号送受信部32は、自装置の現在の位置情報を検出させるために、自装置の現在の位置情報を含む信号をGPS衛星から受信する。信号送受信部32は、自装置の現在位置の天候情報を検出させるために、天候情報を含む信号をアメダスから受信する。
そして、位置情報検出部341は、信号送受信部32から位置情報を含む信号を取得し、取得した信号から自装置の現在の位置情報を検出する(ステップS12)。そして、時刻情報検出部342は、信号送受信部32から標準電波を取得し、取得した標準電波から現在の時刻情報を検出する(ステップS13)。そして、天候情報検出部343は、信号送受信部32から天候情報を含む信号を取得し、取得した信号から自装置の現在位置の天候情報を検出する(ステップS14)。
続いて、変換テーブル取得部345は、照度変換テーブル331及び照射角度変換テーブル332を、自装置の現在の位置情報に対応するようにカスタマイズする(ステップS15)。そして、照射角度算出部346は、自装置の現時点の照射角度を、照射角度変換テーブル332を用いて算出し、照度変換部347は、自装置の現時点の照度を、照度変換テーブル331を用いて算出する(ステップS16)。なお、自装置の現時点の照度を算出する処理手順については、実施例2に係る照度算出の処理手順(図6)と同じであるので、その説明を省略する。
続いて、傾き調整部501は、照射角度算出部346によって算出された現地点における照射角度に基づいて、画像表示部31の画像表示面の傾きを、直射日光の影響を減らすように調整する(ステップS41)。
その後、画質補正処理部348は、照射角度算出部346によって算出された照射角度及び照度変換部347によって変換された照度に応じて、画像表示部31に対する発光強度を調整し、画像表示部31に表示される画像の画質を補正する(ステップS17)。そして、画質補正処理部348は、画質補正後の画像を画像表示部31に表示し(ステップS18)、自装置の現地点における画像表示処理を終了する。
なお、図14では、自装置のある時点における画像表示を行う場合について説明したが、変化する自装置の位置、時刻における画像表示を連続して行なっても良い。連続して画像表示を行う場合には、ステップS18による処理後に、ステップS11に移行すれば良い。
[実施例4の効果]
上記実施例4によれば、傾き調整部501が、照射角度算出部346によって算出された日光の照射角度に基づいて、画像表示部31の画像表示面に照射される直射日光の影響が小さくなるように、当該画像表示面の傾きをチルトさせるようにした。
かかる構成によれば、日光の照射角度に基づいて、画像表示面に照射される直射日光の影響が小さくなるように、当該画像表示面の傾きを自動的にチルトさせることとした。このため、画像表示装置6は、当該画像表示面に対する直射日光の直接反射を抑制できるので、チルトさせない場合と比較して、視認性の良い画質を提供できる。
[その他]
なお、実施例2〜4では、照度変換部347は、現在の時刻情報に対応する日光の晴天時の照度を、天候情報に含まれる「晴天」、「曇天」及び「雨天」に対応した照度に変換するものとして説明した。しかしながら、照度変換部347は、天候情報をこれらの天候に限定しないで、天候情報に含まれる天候をさらに細分化し、該細分化した天候に対応した照度に変更するものとしても良い。この場合、細分化した天候に対応した所定係数を予め記憶部33に記憶しておき、照度変換部347は、記憶部33に基づいて、天候情報検出部347によって検出された天候情報に対応した照度に変換する。
また、実施例2〜4では、信号送受信部32が、自装置の現在位置の天候情報を検出させるために、アメダスのような気象データを配信するシステムから天候情報を含む信号を受信するものとして説明した。しかしながら、信号送受信部32は、これに限定されず、自治体が独自に所有するドップラーレーダ等の局地観測レーダのような観測情報を含む信号を受信するものとしても良い。これにより、信号送受信部32によって自装置の現在位置の精度の良い天候情報を受信できるので、照度変換部347は、該天候情報を用いて、高精度に照度を変換することができる。
また、実施例2〜4では、照度変換部347は、現在の時刻情報に対応する日光の照度を、自装置の現在の位置情報に対応した照度変換テーブル331に基づいて算出するものとして説明した。しかしながら、照度変換部347は、これに限定されず、自装置の現在の位置情報が外光の影響を大きく受けない位置であるか否かを判定し、自装置の現在の位置情報が外光の影響を大きく受けない位置である場合には、照度算出を行わないようにしても良い。自装置の現在の位置情報が外光の影響を大きく受けない位置とは、例えばトンネル内がある。すなわち、トンネル外からトンネル内に入るような場合、照度変換部347は、照度算出を行わず、例えば従来技術である夜間用モードで照度調整をするようにしても良い。この場合、トンネルのような外光の影響を大きく受けない位置を予め記憶部33に記憶しておき、照度変換部347は、記憶部33に基づいて、自装置の現在の位置情報が外光の影響を大きく受けない位置であるか否かを判定する。そして、自装置の現在の位置情報が外光の影響を大きく受けない位置であると判定された場合には、照度変換部347は、照度算出から夜間用モードに切り替える。これにより、画像表示部31の近傍に照度センサーを取り付けなくても外光の影響を大きく受けない位置の照度制御をも行うことができることとなり、照度制御の精度を向上できる。
また、実施例4では、相対位置特定部512が、日光照射方向及び画像表示面の配置方位に基づいて、画像表示面に対する日光照射方向との相対的な位置関係を特定するものとして説明した。しかしながら、相対位置特定部512は、これに限定されるものではなく、日光照射方向及び画像表示部31を使用する使用者の位置情報を表す使用者位置情報に基づいて、使用者の日光照射方向との相対的な位置関係を特定するものとしても良い。この場合、配置方位記憶部405に使用者位置情報を予め記憶しておき、相対位置特定部512が、配置方位記憶部405から画像表示面の配置方位情報に代えて使用者位置情報を読み出す。そして、相対位置特定部512が、日光照射方向算出部511から取得した日光照射方向及び該読み出した使用者位置情報に基づいて、使用者の日光照射方向との相対的な位置関係を特定する。そして、画像表示面傾き調整部513が、該特定した使用者の日光照射方向との相対的な位置関係及び画像表示面の傾きに基づいて、画像表示面の傾きを直射日光の影響が小さくなるように調整する。これにより、画像表示装置6は、画像表示部31の画像表示面に対する直射日光の直接反射を抑制できるので、チルトさせない場合と比較して、視認性の良い画質を提供できる。
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、位置情報検出部341と時刻情報検出部342と天候情報検出部343とを1つの部として統合しても良い。一方、照度変換部347を、現在地点における日光の照射角度に対応した照度を算出する照度算出部と、天候情報に対応した照度に変換する照度変換部とに分散しても良い。また、記憶部33を画像表示装置3の外部装置として有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記した画像表示装置3、5、6の機能を実現するようにしても良い。また、変換部344を画像表示装置3の外部装置に設けておき、ネットワーク接続されて協働することで、上記した画像表示装置3、4、5、6の機能を実現するようにしても良い。
また、画像表示装置3、4、5、6にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)(またはMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)及び当該CPU(またはMPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されても良い。
以上の実施例に係る実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)経度及び緯度を含む位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶した記憶部と、
自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報を検出する検出部と、
前記検出部によって検出された位置情報及び時刻情報に基づいて、前記記憶部に記憶された日光の照射角度に対応した照度を算出し、該算出した照度を前記検出部によって検出された天候情報に対応した照度に変換する変換部と
を有することを特徴とする画像表示装置。
(付記2)前記変換部は、
前記検出部によって検出された位置情報及び時刻情報に対応する地点における日光の照射角度を、前記記憶部に記憶された前記日光の照射角度に基づいて算出する照射角度算出部と、
前記検出部によって検出された位置情報及び時刻情報に対応した照度であって前記照射角度算出部によって算出された照射角度に対応した照度を、前記記憶部に記憶された前記照度に基づいて算出し、該算出した照度に前記天候情報に応じた所定係数を乗じて得た値を、前記天候情報に対応した照度として変換する照度変換部とを有することを特徴とする付記1に記載の画像表示装置。
(付記3)自装置の位置情報を含む信号、時刻情報を含む信号及び天候情報を含む信号をそれぞれ受信する信号受信部を有し、
前記検出部は、
前記信号受信部によって受信された信号から自装置の位置情報を検出する位置情報検出部と、
前記信号受信部によって受信された信号から時刻情報を検出する時刻情報検出部と、
前記信号受信部によって受信された信号から天候情報を検出する天候情報検出部とを含むことを特徴とする付記1または付記2に記載の画像表示装置。
(付記4)自装置の画像表示部が配置された方位を検出する方位検出部と、
前記画像表示部の傾きを検出する傾き検出部と、
前記方位検出部によって検出された方位及び前記傾き検出部によって検出された傾きを用いて、前記照射角度算出部によって算出された日光の照射角度を前記画像表示部に対する相対照射角度に変換し、該相対照射角度に対応した照度を前記記憶部に基づいて算出する画像表示照度変換部とを有することを特徴とする付記2に記載の画像表示装置。
(付記5)前記照射角度算出部によって算出された日光の照射角度に基づいて、前記画像表示部に照射される直射日光の影響が小さくなるように、前記画像表示部の傾きを調整する傾き調整部を有することを特徴とする付記4に記載の画像表示装置。
(付記6)前記傾き調整部は、
前記照射角度算出部によって算出された日光の照射角度から日光の照射方向を算出し、該算出した日光の照射方向、前記方位検出部によって検出された前記画像表示部の配置方位及び前記傾き検出部によって検出された前記画像表示部の傾きに基づいて、直射日光の影響が小さくなるように前記画像表示部の傾きを調整することを特徴とする付記5に記載の画像表示装置。
(付記7)前記変換部によって変換された日光の照射角度に対応した照度に応じて、画像の画質を補正する画質補正部を有することを特徴とする付記1に記載の画像表示装置。
(付記8)画像表示装置と、前記画像表示装置と接続されるサーバとを有する画像表示システムであって、
前記サーバは、
基準位置の位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶した第1の記憶部と、
前記画像表示装置から位置情報を取得すると、取得した位置情報に対する時間毎の照射角度及び照度を日光照射情報として前記第1の記憶部に記憶された日光の照射角度及び照度に基づいて生成し、該生成した日光照射情報を前記画像表示装置に出力する制御部とを有し、
前記画像表示装置は、
経度及び緯度を含む位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を前記日光照射情報として記憶した第2の記憶部と、
自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報を検出する検出部と、
前記サーバから自装置の位置情報に対する前記日光照射情報を取得すると、該取得した日光照射情報を前記第2の記憶部に格納する格納部と、
前記検出部によって検出された位置情報及び時刻情報に基づいて、前記第2の記憶部に記憶された日光の照射角度に対応した照度を算出し、該算出した照度を前記検出部によって検出された天候情報に対応した照度に変換する変換部と
を有することを特徴とする画像表示システム。
(付記9)画像表示装置が照度を算出する照度算出方法であって、
前記画像表示装置が、
自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報を検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出された位置情報及び時刻情報に基づいて、経度及び緯度を含む位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶した記憶部に記憶された日光の照射角度に対応した照度を算出し、該算出した照度を前記検出工程によって検出された天候情報に対応した照度に変換する変換工程と
を実行することを特徴とする照度算出方法。
1、3、4、5、6 画像表示装置
2 サーバ
8 記憶装置
9 画像表示システム
11 記憶部
12 検出部
13 変換部
21 記憶部
211 基準位置照度変換テーブル
212 基準位置照射角度変換テーブル
22 制御部
221 変換テーブル生成部
222 変換テーブル送信部
31 画像表示部
32 信号送受信部
33 記憶部
331 照度変換テーブル
332 照射角度変換テーブル
34 制御部
341 位置情報検出部
342 時刻情報検出部
343 天候情報検出部
344 変換部
345 変換テーブル取得部
346 照射角度算出部
347 照度変換部
348 画質補正処理部
401 配置方位測定部
402 画像表示面傾き測定部
403 配置方位検出部
404 画像表示面傾き検出部
405 配置方位記憶部
406 画像表示面傾き記憶部
407 画像表示面照度変換部
501 傾き調整部

Claims (7)

  1. 経度及び緯度を含む位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶した記憶部と、
    自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された位置情報及び時刻情報に基づいて、前記記憶部に記憶された日光の照射角度に対応した照度を算出し、該算出した照度を前記検出部によって検出された天候情報に対応した照度に変換する変換部と
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記変換部は、
    前記検出部によって検出された位置情報及び時刻情報に対応する地点における日光の照射角度を、前記記憶部に記憶された前記日光の照射角度に基づいて算出する照射角度算出部と、
    前記検出部によって検出された位置情報及び時刻情報に対応した照度であって前記照射角度算出部によって算出された日光の照射角度に対応した照度を、前記記憶部に記憶された前記照度に基づいて算出し、該算出した照度に前記天候情報に応じた所定係数を乗じて得た値を、前記天候情報に対応した照度として変換する照度変換部とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 自装置の画像表示部が配置された方位を検出する方位検出部と、
    前記画像表示部の傾きを検出する傾き検出部と、
    前記方位検出部によって検出された方位及び前記傾き検出部によって検出された傾きを用いて、前記照射角度算出部によって算出された日光の照射角度を前記画像表示部に対する相対照射角度に変換し、該相対照射角度に対応した照度を前記記憶部に基づいて算出する画像表示照度変換部とを有することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記照射角度算出部によって算出された日光の照射角度に基づいて、前記画像表示部に照射される直射日光の影響が小さくなるように、前記画像表示部の傾きを調整する傾き調整部を有することを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記変換部によって変換された日光の照射角度に対応した照度に応じて、画像の画質を補正する画質補正部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 画像表示装置と、前記画像表示装置と接続されるサーバとを有する画像表示システムであって、
    前記サーバは、
    基準位置の位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶した第1の記憶部と、
    前記画像表示装置から位置情報を取得すると、取得した位置情報に対する時間毎の照射角度及び照度を日光照射情報として前記第1の記憶部に記憶された日光の照射角度及び照度に基づいて生成し、該生成した日光照射情報を前記画像表示装置に出力する制御部とを有し、
    前記画像表示装置は、
    経度及び緯度を含む位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を前記日光照射情報として記憶した第2の記憶部と、
    自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報を検出する検出部と、
    前記サーバから自装置の位置情報に対する前記日光照射情報を取得すると、該取得した日光照射情報を前記第2の記憶部に格納する格納部と、
    前記検出部によって検出された位置情報及び時刻情報に基づいて、前記第2の記憶部に記憶された日光の照射角度に対応した照度を算出し、該算出した照度を前記検出部によって検出された天候情報に対応した照度に変換する変換部と
    を有することを特徴とする画像表示システム。
  7. 画像表示装置が照度を算出する照度算出方法であって、
    前記画像表示装置が、
    自装置の位置情報、時刻情報及び天候情報を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された位置情報及び時刻情報に基づいて、経度及び緯度を含む位置情報及び時間情報に対応付けて、日光の照射角度及び照度を記憶した記憶部に記憶された日光の照射角度に対応した照度を算出し、該算出した照度を前記検出工程によって検出された天候情報に対応した照度に変換する変換工程と
    を実行することを特徴とする照度算出方法。
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