JP2011225067A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バッテリ電圧低下を検出した一方の制御装置は、その他の制御装置に照合開始信号を送信する手段と、前記その他の制御装置と照合を開始する手段を備え、前記その他の制御装置は、前記照合開始信号を受信した時に照合を開始するようにした。また、照合開始信号を受信した制御装置は、バッテリ電圧が第1の規定値よりも低い場合に照合を開始することで、スタータ駆動などによるバッテリ電圧低下時に限定することができ、意図しないタイミングでの照合を禁止する。
【選択図】図2
Description
特許第3226744号(特許文献2)、特許第3077489号(特許文献3)、特許第3623492号(特許文献4)、特開2006−299913号(特許文献5)。
この発明の構成について、図1を参照しながら説明する。エンジンなどを駆動するためのエンジン制御装置1は内部に処理用のマイコン2、電圧を検出するための電圧検出回路3、他の制御装置と通信を行うための通信回路4を有している。マイコン2は照合に使用するコードを記憶するための不揮発性メモリを搭載し、通信回路4を介して他の制御装置(イモビライザ制御装置5)と通信する機能を有している。また、マイコン2は電圧検出回路3を介してバッテリ9の電圧を検出する機能も有している。さらに、エンジン制御装置1はエンジン10に対して駆動信号を出力し、エンジン10を駆動する機能も有している。
図2は制御装置の処理を記載したフローチャート図であり、エンジン制御装置1、イモビライザ制御装置5のそれぞれで実施される。
また、この発明では照合開始電圧Sth2[V]よりも高い値の第1の規定値Sth1[V]を定め、より確実な照合を可能にしている。以下、各制御装置の動作フローを示す図2を参照しながらエンジン制御装置1の動作を説明する。
ステップS202で、マイコン2はステップS201において計測したバッテリ電圧が照合開始電圧Sth2[V]未満からSth2[V]以上になったかを判定する。結果がYESであればステップS203へ移行し、NOであれば再びステップS204へ移行する。
ステップS203で、マイコン2は通信回路4を介してイモビライザ制御装置5(他の制御装置)に照合開始信号を送信し、ステップS206へ移行する。
ステップS204で、マイコン2はステップS201において計測したバッテリ電圧が第1の規定値Sth1[V]以下かを判定する。判定結果がYESであればステップS205へ移行し、NOであれば再びステップS201に戻る。
ステップS206で、マイコン2はイモビライザ制御装置5(他の制御装置)との照合を開始する。このように、各制御装置が照合を実施している状態を「照合実施状態」と定義する。
なお、エンジン制御装置1とイモビライザ制御5の検出電圧が異なっているが、これは電圧検出回路の構成が各制御装置で異なるためである。
また、図3の説明では照合開始待ち状態となる照合可能電圧と第1の規定値を同じSth1[V]として説明するが、別の電圧に設定することも可能である。
時間t2で、イモビライザ制御装置5の電圧検出回路7を通してマイコン6に入力されるバッテリ9の電圧が照合可能電圧Sth1[V]以下となったため、イモビライザ制御装置5は「照合開始待ち状態」となる。
このとき、エンジン制御装置1内のマイコン2は通信回路4を介してイモビライザ制御装置5に照合開始信号を送信する。イモビライザ制御装置5内のマイコン6は、通信回路8を介してエンジン制御装置1から照合開始信号を受信する。このとき、イモビライザ制御装置5は「照合開始待ち状態」のため、この照合開始信号により「照合実施状態」となる。
なお、図3(e)の点線Aは従来装置の照合実施状態を示し、実線Bはこの発明の実施の形態1の照合実施状態を示している。
図4は、エンジン制御装置1とイモビライザ制御装置5が照合を実施しない時のタイミングチャートである。これは、例えばイモビライザ制御装置5の電源のみが一時的に遮断されたような場合を想定している。
図4において(a)はエンジン制御装置1とイモビライザ制御装置5それぞれの検出電圧を示す波形図、(b)はエンジン制御装置1の照合開始待ち状態を示す図、(c)はエンジン制御装置1の照合実施状態を示す図、(d)はイモビライザ制御装置5の照合開始待ち状態を示す図、(e)はイモビライザ制御装置5の照合実施状態を示す図である。
エンジン制御装置1は照合開始信号を受信するが、「照合開始待ち状態」ではないため「照合実施状態」とはならない。つまり、イモビライザ制御装置5は照合を開始するが、エンジン制御装置1は照合を開始しない。図4(c)の点線Cは実施の形態1の場合のエンジン制御装置1の照合実施状態を示し、実線Dは実施の形態2の場合の照合実施状態を示している。
なお、このとき制御装置間の照合は失敗することになるが、例えばエンジン制御装置1は前回の照合結果に応じて、エンジン10に対して駆動信号を出力するようにすれば、機能が制限される(エンストが発生する)ことは防ぐことができる。
Claims (5)
- 複数の制御装置と、複数の制御装置の間で通信を行う通信手段を有し、前記通信手段を用いて、制御装置のいずれかが不正に交換または取り外された場合などの車両盗難の発生が推定される状況かを、複数の制御装置間で照合する車両の制御システムにおいて、バッテリ電圧低下を検出した一方の制御装置は、その他の制御装置に照合開始信号を送信する手段と、前記その他の制御装置と照合を開始する手段を備え、前記その他の制御装置は、前記照合開始信号を受信した時に照合を開始することを特徴とする車両用盗難防止装置。
- 照合開始信号を送信するバッテリ電圧の規定値である照合開始電圧とは別の第1の規定値を持ち、照合開始信号を受信した制御装置は、前記制御装置が検出したバッテリ電圧が前記第1の規定値よりも低い場合に、照合を開始することを特徴とする請求項1記載の車両用盗難防止装置。
- 複数の制御装置と、複数の制御装置の間で通信を行う通信手段を有し、前記通信手段を用いて、制御装置のいずれかが不正に交換または取り外された場合などの車両盗難の発生が推定される状況かを、複数の制御装置間で照合する車両の制御システムにおいて、それぞれの制御装置の検出電圧が低下し、照合可能電圧以下になった時に「照合開始待ち状態」とし、その後、電圧が回復し、前記一方の制御装置の検出電圧が照合開始電圧を越えた時点で、前記一方の制御装置はその他の制御装置に照合開始信号を送信するようにし、この照合開始信号を受けて「照合開始待ち状態」であった前記その他の制御装置は照合を開始するようにしたことを特徴とする車両用盗難防止装置。
- 照合開始電圧は照合可能電圧よりも低い電圧に設定されていることを特徴とする請求項3記載の車両用盗難防止装置。
- 照合開始信号を送信するバッテリ電圧の規定値である照合開始電圧とは別の第1の規定値を持ち、照合開始信号を受信した制御装置は、前記制御装置が検出したバッテリ電圧が前記第1の規定値よりも低い場合に、照合を開始することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の車両用盗難防止装置。
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