JP2011223786A - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気機器にはその最大消費電力を単独で供給可能な能力を備えた大型で価格が高く、通常時の変換効率の悪いパワーサプライユニットが必要になること。
【解決手段】電気機器101は、電力を消費する機器本体110と、商用電源から機器本体110に電力を供給するパワーサプライユニット120と、パワーサプライユニット120から供給される電力で充電される二次電池130と、電源制御部140とを備える。電源制御部140は、機器本体110の電力供給源をパワーサプライユニット120としている状態において機器本体110の使用電力が第1の閾値を超えたとき、機器本体110の電力供給源をパワーサプライユニット120および二次電池130とする状態に変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用電源と二次電池とを電力供給源とする電気機器に関する。
商用電源で動作する電気機器は、商用電源から機器内部に電力を供給するパワーサプライユニットを備えている。また、一部の電気機器は、パワーサプライユニットから供給される電力で充電される二次電池を備え、二次電池から機器内部に電力を供給することができるようになっている。
パワーサプライユニットと二次電池とを備えた電気機器の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された電気機器は、パワーサプライユニットと二次電池との消費電力を最適化することにより、電力需要の大きい時間帯(例えば13時から16時までの3時間)におけるパワーサプライユニットからの電力供給量の削減を実現している。具体的には、特許文献1には、電気機器の一例としてコンピュータ装置が例示され、以下のような制御を行うことが記載されている。
まず、コンピュータ装置は、CPU、ハードディスク、インバータ等の幾つかのサブシステムから構成される。次に、ピーク電力削減時間帯の開始時刻(例えば13時)になると、コンピュータ装置を構成する全サブシステムは、二次電池から電力が供給される第1段階に遷移する。そして、二次電池の放電電流と二次電池の残容量とから二次電池の持続時間が算出され、ピーク電力削減時間帯の終了時刻まで二次電池が持続可能か否かが判定される。持続可能であれば、第1段階が維持される。持続不可能であれば、次の第2段階へ進む。
第2段階では、一部のサブシステム(例えばインバータ)の電力供給源を二次電池からパワーサプライユニットに変更することにより、二次電池の放電電流を小さくする。そして、二次電池の放電電流と二次電池の残容量とから二次電池の持続時間が算出され、ピーク電力削減時間帯の終了時刻まで二次電池が持続可能か否かが判定される。持続可能であれば、第2段階が維持される。持続不可能であれば、次の第3段階へ進む。
第3段階では、CPUを低速モードに変更することにより、二次電池の放電電流をさらに小さくする。そして、二次電池の放電電流と二次電池の残容量とから二次電池の持続時間が算出され、ピーク電力削減時間帯の終了時刻まで二次電池が持続可能か否かが判定される。持続可能であれば、第3段階が維持される。持続不可能であれば、次の第4段階へ進む。
第4段階では、CPUの電力供給源を二次電池からパワーサプライユニットに変更することにより、二次電池の放電電流をさらに小さくする。同時にCPUを低速モードから通常モードに戻す。そして、二次電池の放電電流と二次電池の残容量とから二次電池の持続時間が算出され、ピーク電力削減時間帯の終了時刻まで二次電池が持続可能か否かが判定される。持続可能であれば、第4段階が維持される。持続不可能であれば、次の第5段階(最終段階)へ進む。
第5段階では、コンピュータの全サブシステムの電力供給源をパワーサプライユニットとする。
本発明に関連する他の技術として、特許文献2に記載された受電システムがある。この受電システムは、照明、エアコン、電子機器などの各種の電気機器が設置された工場や一般家庭などの設備全体の電力を制御するシステムであり、交流電力貯蔵手段と、この交流電力貯蔵手段と商用電力との切替え手段と、受電電力量を検知し上記切替え手段を制御する制御装置とを備えている。この受電システムは、設備の全負荷が契約電力量を超えないときは商用電力のみを電力供給源とし、設備の受電電力が契約電力量を超過しようとした場合は交流電力貯蔵手段から負荷に対して受電電力の不足電力量を補給する。これにより、商用電源から受電する電力量を契約電力量以下に抑制している。また、ピーク電力時間帯を過ぎて全負荷が契約電力量以下で推移する時は、受電電力により交流電力貯蔵手段を充電しながら設備の全負荷に電力を供給する。これにより、ピーク電力消費の時間帯以外は交流電力貯蔵手段から放電による電力消費がなく、充電されて翌日の電力ピークに備えることができるとしている。
特開2003−150281 特開2006−230147
上述した特許文献1に記載の電気機器は、電力需要の大きい時間帯(例えば13時から16時までの3時間)における受電電力消費量の削減を目的としている。しかし、コンピュータの全サブシステムの電力供給源をパワーサプライユニットからのみ供給し、しかもCPUを通常モードで動作させている第5段階があること、上記時間帯以外では受電電力消費量を或る値以下に抑制する仕組みがないことから、そのパワーサプライユニットには、電気機器全体の最大消費電力を単独で供給可能な能力が要求される。
他方、特許文献2に記載の受電システムは、契約電力を越えそうな受電電力になったことが検知されると、交流電力貯蔵手段から設備内の負荷に対して受電電力の不足電力量を補給して供給する。このため、商用電源から受電する設備全体の電力量は契約電力以下に抑制することができる。しかし、設備内に設置された個々の電気機器自体の受電電力を或る値以下に抑制する仕組みはない。従って、それぞれの電気機器内のパワーサプライユニットには、当該電気機器の最大消費電力を単独で供給可能な能力が要求される。
一般にパワーサプライユニットは、最大供給能力が高くなればなるほど大型化し、価格も高くなる。また、パワーサプライユニットは、最大供給能力を大きく下回る環境では電源の変換効率が悪化する。一般に電気機器は、最大消費電力で動作する時間はそれほど長くなく、通常は最大消費電力を大きく下回る状態で動作している。このため、電気機器の最大消費電力を充分に賄う能力を持つパワーサプライユニットは、運用時間の多くの期間で電力効率の悪い状態で動作することになる。
本発明の目的は、上述した課題、すなわち電気機器にはその最大消費電力を単独で供給可能な能力を備えた大型で価格が高く、通常時の変換効率の悪いパワーサプライユニットが必要になる、という課題を解決する電気機器を提供することにある。
本発明の一形態にかかる電気機器は、
電力を消費する機器本体と、
商用電源から前記機器本体に電力を供給するパワーサプライユニットと、
上記パワーサプライユニットから供給される電力で充電される二次電池と、
上記機器本体の電力供給源を上記パワーサプライユニットとしている状態において上記機器本体の使用電力が第1の閾値を超えたとき、上記機器本体の電力供給源を上記パワーサプライユニットおよび上記二次電池とする状態に変更する電源制御部と
を備える。
本発明は上述したように構成されているため、電気機器全体の最大消費電力を供給可能なパワーサプライユニットに比べて小型で価格が安く、通常時の変換効率の良いパワーサプライユニットを利用することが可能になる。
本発明の第1の実施形態のブロック図である。 本発明の第1の実施形態における機器本体の最大消費電力Pmax、パワーサプライユニットの供給可能最大電力Smax、閾値電力Pb、および機器本体の消費電力Ptの一日の推移の一例を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態のブロック図である。 本発明の第2の実施形態における機器本体の通常動作時の最大消費電力Pmax1、低消費電力動作時の最大消費電力Pmax2、パワーサプライユニットの供給可能最大電力Smax、閾値電力Pb、および機器本体の消費電力Ptの推移の一例を示すグラフである。 本発明の第3の実施形態のブロック図である。 本発明の第3の実施形態における機器本体の最大消費電力Pmax、パワーサプライユニットの供給可能最大電力Smax、閾値電力Pb、および機器本体の消費電力Ptの一日の推移の一例を示すグラフである。 本発明の第4の実施形態のブロック図である。 本発明の第4の実施形態における機器本体の通常動作時の最大消費電力Pmax1、低消費電力動作時の最大消費電力Pmax2、パワーサプライユニットの供給可能最大電力Smax、閾値電力Pb、および機器本体の消費電力Ptの推移の一例を示すグラフである。 本発明の第5の実施形態のブロック図である。 本発明の第5の実施形態で使用する消費電力見積りテーブルの一例を示す図である。 本発明の第5の実施形態における電力管理機能の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態における電力キャップ解除判定・解除の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施形態におけるサーバの負荷の推移の一例を示すグラフである。 本発明の第6の実施形態における充電スケジューリング処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第5および第6の実施形態における電源制御部の構成例を示すブロック図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態にかかる電気機器101は、電力を消費する機器本体110と、商用電源から受電した電力を機器本体110および二次電池130に供給するパワーサプライユニット(PSU)120と、パワーサプライユニット120から供給される電力で充電され、充電した電力を機器本体110に供給する二次電池130と、機器本体110の電力供給源の切替えを制御する制御ユニット140とを備えている。
機器本体110は、例えば電気機器101がコンピュータ装置である場合、CPU、メモリ、ハードディスク装置、ディスプレイ装置などを含んで構成される。また、機器本体110は、機器本体110の消費電力Ptまたはその消費電力Ptを算出するための機器本体の稼働情報を制御ユニット140に通知する機能を有していてもよい。
二次電池130は、例えばリチウムイオン電池などで構成される。二次電池130の出力電圧は、パワーサプライユニット120の出力電圧とほぼ同じである。
パワーサプライユニット120は、図示しない電源線を通じて商用電源から受電した交流電力を所定電圧の直流電力に変換して機器内部へ供給するユニットである。
制御ユニット140は、パワーサプライユニット120から供給される電力で動作する。この制御ユニット140は、機器本体110の電力供給源をパワーサプライユニット120および二次電池130の内から選択する機能を有する。また、制御ユニット140は、機器本体110の最大使用電力Pmaxと同じか、或いはそれより小さな値に設定された閾値電力Pbと機器本体110の使用電力Ptとを比較し、機器本体110の使用電力Ptが閾値電力Pbを超えたか否かを監視する機能を有する。さらに、制御ユニット140は、機器本体110の電力供給源をパワーサプライユニット120単独としている状態において、機器本体110の使用電力Ptが上記閾値電力Pbを超えた場合に、機器本体110の電力供給源をパワーサプライユニット120および二次電池130に切り替える機能を有する。
上述のような機能を有する制御ユニット140の構成の一例が図1のブロック中に描かれている。この例の制御ユニット140は、二次電池130のプラス端子と機器本体110のプラス端子との間に接続された、スイッチ142とダイオード144とスイッチ141の直列回路と、二次電池130のプラス端子とパワーサプライユニット120のプラス端子との間に接続されたスイッチ143と、切替え部146とから構成される。ダイオード144は、アノードがスイッチ142に接続され、カソードがスイッチ141に接続されている。また、ダイオード144のアノードは、別のダイオード145のカソードに接続され、ダイオード145のアノードは、パワーサプライユニット120のプラス端子に接続されている。ダイオード144、145は、パワーサプライユニット120および二次電池130のうち電圧の高い方から低い方へ電流が流れるのを防ぐために挿入されているが、省略することも可能である。スイッチ141〜143は、切替え部146から送出される切替え制御信号によってオン、オフが制御される。また、機器本体110から切替え部146に対して、機器本体110の消費電力Ptまたはその消費電力Ptを算出するための機器本体の稼働情報が通知されるようになっている。
次に本実施形態の動作を説明する。
初期の状態として、電気機器101は、機器本体110の電力供給源をパワーサプライユニット120単独としている状態にあるとする。また、二次電池130は充分に充電されている状態にあるとする。この状態では、スイッチ141はオンになっており、スイッチ142、143はオフになっている。
この状態において、制御ユニット140の切替え部146は、機器本体110の消費電力Ptを検知し、閾値電力Pbと比較する。そして、切替え部146は、機器本体110の消費電力Ptが閾値電力Pbを超えたことを検知すると、スイッチ142をオンに切り替える。これにより、パワーサプライユニット120からダイオード145およびスイッチ141を通じて機器本体110に対して電力が供給されるのに加えて、二次電池130からスイッチ142、ダイオード144、スイッチ141を通じて機器本体110に対して電力が供給される。このため、パワーサプライユニット120の電力供給能力が低いために、閾値電力Pb以上の電力を機器本体110に供給することができなくなっても、その不足分は二次電池130から供給することが可能になる。
図2は、機器本体110の最大消費電力Pmax、パワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smax、閾値電力Pb、および機器本体110の消費電力Ptの一日の推移の一例を示すグラフである。図2に示されるように、パワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smaxは機器本体110の最大消費電力Pmaxより小さくなっている。また、閾値電力Pbは、Smaxとほぼ同じか、或いはSmaxに比べてある程度のマージンだけ小さな値に設定されている。機器本体110の消費電力Ptが閾値電力Pbより小さい0時〜t1時の時間帯では、機器本体110に対してパワーサプライユニット120からのみ電力が供給される。そしてt1時になって、機器本体110の消費電力Ptが閾値電力Pbを超えると、機器本体110に対してパワーサプライユニット120と二次電池130の双方から電力が供給される。この状態は、機器本体110の消費電力Ptが閾値電力Pbを下回るt2時まで継続される。そして、t2時の時点で機器本体110の消費電力Ptが閾値電力Pbに比べて小さくなると、再び機器本体110に対してパワーサプライユニット120からのみ電力が供給されるようになる。図2中のハッチングを施した部分が、機器本体110の消費電力Ptがパワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smaxを超えたために、二次電池130から機器本体110へ供給された電力量に相当する。
このように本実施形態によれば、機器本体110の電力供給源をパワーサプライユニット120単独としている状態において、機器本体110の消費電力が閾値電力Pbを超えると、機器本体110の電力供給源をパワーサプライユニット120および二次電池130とする状態に遷移する。このため、パワーサプライユニット120単独で機器本体110の最大消費電力を賄う必要がなくなるため、パワーサプライユニット120として、電気機器101全体の最大消費電力を供給可能なパワーサプライユニットに比べて小型で価格が安く、通常時の変換効率の良いパワーサプライユニットを利用することが可能になる。
[第2の実施形態]
図3を参照すると、本発明の第2の実施形態にかかる電気機器102は、図1の第1の実施形態にかかる電気機器101と比較して、機器本体110、二次電池130、および制御ユニット140に代えて、機器本体110A、二次電池130A、および制御ユニット140Aを備えている点で相違し、その他は電気機器101と同じである。
機器本体110Aは、機器本体110と比較して、通常動作から、この通常動作に比べて消費電力の少ない低消費電力動作へ切替えることができ、またその逆に、低消費電力動作から通常動作に切替えることができるようになっている点で相違し、その他は機器本体110と同じである。通常動作に比べて消費電力の少ない低消費電力動作で動作する機能は、電力キャッピング機能、あるいは電力キャップと呼ばれる。
二次電池130Aは、二次電池130と比較して、残容量を制御ユニット140に通知する機能を有する点で相違し、その他は二次電池130と同じである。
制御ユニット140Aは、機器本体110Aの電力供給源をパワーサプライユニット120および二次電池130Aの内から選択する機能と、機器本体110Aの最大使用電力とほぼ同じか、或いはより小さな値に設定された閾値電力Pbと機器本体110Aの使用電力とを比較し、機器本体110Aの使用電力が閾値電力Pbを超えたか否かを監視する機能とを有する。また、制御ユニット140Aは、二次電池130Aの残容量を検出する機能と、パワーサプライユニット120から供給される電力によって二次電池130Aを充電する機能とを有する。さらに、制御ユニット140Aは、機器本体110Aの電力供給源をパワーサプライユニット120単独としている状態において、機器本体110Aの使用電力が上記閾値電力Pbを超えた場合に、二次電池130の残容量が予め設定された閾値Bminを超えていれば、機器本体110Aの電力供給源をパワーサプライユニット120および二次電池130の双方とする状態に変更し、二次電池130の残容量が上記閾値Bmin以下であれば、機器本体110Aを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える機能を有している。
上述のような機能を有する制御ユニット140Aの構成の一例が図3のブロック中に描かれている。この例の制御ユニット140Aは、図1の制御ユニット140と同様の構成に加えてさらに、機器本体110Aを通常動作から低消費電力動作へ切替え、またその逆に低消費電力動作から通常動作へ切替えるための制御信号が、切替え部146から機器本体110Aへ送出されるようになっている。また、二次電池130Aから切替え部146に対して、残容量が通知されるようになっている。
次に本実施形態の動作を説明する。
初期の状態として、電気機器102は、機器本体110Aの電力供給源をパワーサプライユニット120単独としている状態にあるとする。また、二次電池130Aは充分に充電されている状態にあるとする。この状態では、スイッチ141はオンになっており、スイッチ142、143はオフになっている。
この状態において、制御ユニット140Aの切替え部146は、機器本体110Aの消費電力Ptを検知し、閾値電力Pbと比較する。そして、切替え部146は、機器本体110Aの消費電力Ptが閾値電力Pbを超えたことを検知すると、二次電池130Aの残容量が閾値Bminを超えているか否かを判定する。若し、二次電池130Aの残容量が閾値Bminを超えていれば、切替え部146は、スイッチ142をオンに切り替える。これにより、パワーサプライユニット120からダイオード145およびスイッチ141を通じて機器本体110Aに対して電力が供給されるのに加えて、二次電池130Aからスイッチ142、ダイオード144、スイッチ141を通じて機器本体110Aに対して電力が供給される。他方、二次電池130の残容量が閾値Bmin以下であれば、切替え部146は、機器本体110Aを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える。
図4は、機器本体110Aの通常動作時の最大消費電力Pmax1、機器本体110Aの低消費電力動作時の最大消費電力Pmax2、パワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smax、閾値電力Pb、および機器本体110Aの消費電力Ptの推移の一例を示すグラフである。この例では、機器本体110Aの低消費電力動作時の最大消費電力Pmax2は、パワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smaxとほぼ同じか、或いはSmaxに比べてある程度のマージンだけ小さな値に設定されている。機器本体110Aの消費電力Ptが閾値電力Pbより小さい0時〜t1時の時間帯では、機器本体110Aに対してパワーサプライユニット120からのみ電力が供給される。そしてt1時になって、機器本体110Aの消費電力Ptが閾値電力Pbを超えると、二次電池130によるアシストを開始しようとするが、このとき残容量が少ないと(二次電池130の残容量が閾値Bmin以下であると)、二次電池130Aによるアシストは行わず、その代わりに機器本体110Aの動作を通常動作から低消費電力動作に切替える。これにより、機器本体110Aの消費電力Ptがパワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smaxを超えることが防止される。その後、t2時を過ぎて、機器本体110Aの消費電力Ptが閾値電力Pbに比べて所定値だけ小さくなると、再び機器本体110Aは通常動作に切替えられる。
他方、t1時点で二次電池130Aの残容量が閾値Bminを超えていれば、第1の実施形態の図2と同様の動作となる。
このように本実施形態によれば、機器本体110Aの電力供給源をパワーサプライユニット120単独としている状態において、機器本体110Aの消費電力が閾値電力Pbを超えると、二次電池130Aの残容量を確認し、残容量が充分であれば、機器本体110Aの電力供給源をパワーサプライユニット120および二次電池130Aとする状態に遷移する。このため、パワーサプライユニット120単独で機器本体110Aの最大消費電力を賄う必要がなくなるため、パワーサプライユニット120として、電気機器102全体の最大消費電力を供給可能なパワーサプライユニットに比べて小型で価格が安く、通常時の変換効率の良いパワーサプライユニットを利用することが可能になる。
また本実施形態によれば、機器本体110Aの電力供給源をパワーサプライユニット120単独としている状態において、機器本体110Aの消費電力が閾値電力Pbを超えたときに、二次電池130Aの残容量を確認し、残容量が不足していれば、機器本体110Aを通常動作から低消費電力動作に切り替える。このため、二次電池130Aの残容量が不足している状態で機器本体110Aを通常動作のまま動作し続けてしまった結果、機器本体110Aの消費電力がパワーサプライユニット120単独で供給可能な電力を超えてしまって機器本体110Aの動作が不安定になる事態を防止することができる。
[第3の実施形態]
図5を参照すると、本発明の第3の実施形態にかかる電気機器103は、図1の第1の実施形態にかかる電気機器101と比較して、制御ユニット140が閾値Pb変更部147を備えている点で相違し、その他は電気機器101と同じである。
閾値Pt変更部147は、二次電池130によるアシストを開始する電力閾値Pbを日時に応じて変更する機能を有する。具体的には、閾値Pb変更部147は、夏季の電力ピークの時間帯(例えば午後1時から午後4時まで)には、機器本体110の消費電力Ptがより少ない段階で二次電池130によるアシストが行われるように、電力閾値Ptを小さな値に変更する。また、閾値Pb変更部147は、夜間など電力需要に余裕がある時間帯には閾値Pbを引き上げて、二次電池130によるアシストを開始しないようにしてもよい。ただし、閾値Pbは、パワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smaxを超えないようにする。
図6は、機器本体110の最大消費電力Pmax、パワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smax、閾値電力Pb、および機器本体110の消費電力Ptの一日の推移の一例を示すグラフである。この例では、閾値電力Pbは、0時〜t3時とt4時〜24時の時間帯では、Smaxとほぼ同じか、或いはSmaxに比べてある程度のマージンだけ小さな値に設定され、t3時〜t4時の時間帯では、他の時間帯に比べて小さな値に設定されている。機器本体110の消費電力Ptが閾値電力Pbより小さい0時〜t1時の時間帯では、機器本体110に対してパワーサプライユニット120からのみ電力が供給される。そしてt1時になって、機器本体110の消費電力Ptが閾値電力Pbを超えると、機器本体110に対してパワーサプライユニット120と二次電池130の双方から電力が供給される。この状態は、機器本体110の消費電力Ptが閾値電力Pbを下回るt2時まで継続される。そして、t2時の時点で機器本体110の消費電力Ptが閾値電力Pbに比べて小さくなると、再び機器本体110に対してパワーサプライユニット120からのみ電力が供給されるようになる。図6中のハッチングを施した部分が、二次電池130から機器本体110へ供給された電力量に相当する。t3時〜t4時の時間帯の閾値Pbが引き下げられている分だけ、第1の実施形態の図2に比べて二次電池130によるアシスト量は増大している半面、t1時〜t4時の時間帯の受電電力量は削減されている。
このように本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られると共に、夏季の電力ピークの時間帯など、特定の時間帯における受電電力量を意図的に抑えることが可能になる。
[第4の実施形態]
図7を参照すると、本発明の第4の実施形態にかかる電気機器104は、図1の第1の実施形態にかかる電気機器101と比較して、機器本体110、二次電池130、および制御ユニット140に代えて、機器本体110B、二次電池130B、および制御ユニット140Bを備えている点で相違し、その他は電気機器101と同じである。
機器本体110Bは、機器本体110と比較して、通常動作から、この通常動作に比べて消費電力の少ない低消費電力動作へ切替えることができ、またその逆に、低消費電力動作から通常動作に切替えることができるようになっている点で相違し、その他は機器本体110と同じである。
二次電池130Bは、二次電池130と比較して、残容量を制御ユニット140Bに通知する機能を有する点で相違し、その他は二次電池130と同じである。
制御ユニット140Bは、機器本体110Bの電力供給源をパワーサプライユニット120および二次電池130Bの内から選択する機能と、機器本体110Bの最大使用電力とほぼ同じか、或いはより小さな値に設定された閾値電力Pbと機器本体110Bの使用電力とを比較し、機器本体110Bの使用電力が閾値電力Pbを超えたか否かを監視する機能とを有する。また、制御ユニット140Bは、二次電池130Bの残容量を検出する機能と、パワーサプライユニット120から供給される電力によって二次電池130Bを充電する機能とを有する。
さらに、制御ユニット140Bは、機器本体110Bの使用電力がピークとなる時間帯を保持し、その時間帯の開始時刻までに二次電池130Bの充電が完了するように充電のスケジューリングを行う機能を有する。また、制御ユニット140Bは、機器本体110Bの消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯においてパワーサプライユニット120の電力により二次電池130Bを充電している際、機器本体110Bの使用電力が充電電力を確保するための上限を超えたとき、機器本体110Bを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える機能を有する。あるいは、制御ユニット140Bは、機器本体110Bの消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において、機器本体110Bを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替え、パワーサプライユニット120の電力により二次電池130Bの充電を開始する機能を有する。
上述のような機能を有する制御ユニット140Bの構成の一例が図7のブロック中に描かれている。この例の制御ユニット140Bは、図1の制御ユニット140と同様の構成に加えてさらに、機器本体110Bを通常動作から低消費電力動作へ切替え、またその逆に低消費電力動作から通常動作へ切替えるための制御信号が、切替え部146から機器本体110Bへ送出されるようになっている。また、二次電池130Bから切替え部146に対して、残容量が通知されるようになっている。
次に本実施形態の動作を説明する。
初期の状態として、電気機器104は、機器本体110Bの電力供給源をパワーサプライユニット120単独としている状態にあるとする。また、二次電池130Bは充分に充電されている状態にあるとする。この状態では、スイッチ141はオンになっており、スイッチ142、143はオフになっている。
この状態において、機器本体110Bの使用電力がピークとなる時間帯を迎え、制御ユニット140Bの切替え部146が、機器本体110Bの消費電力が閾値電力Pbを超えたことを検知すると、スイッチ142をオンに切り替える。これにより、パワーサプライユニット120からダイオード145およびスイッチ141を通じて機器本体110Bに対して電力が供給されるのに加えて、二次電池130Bからスイッチ142、ダイオード144、スイッチ141を通じて機器本体110Bに対して電力が供給される。このため、パワーサプライユニット120の電力供給能力が低いために、閾値電力Pb以上の電力を機器本体110Bに供給することができなくなっても、その不足分は二次電池130Bから供給することが可能になる。
機器本体110Bの使用電力がピークとなる時間帯を過ぎ、制御ユニット140Bの切替え部146が、機器本体110Bの消費電力が閾値電力Pb以下になったことを検知すると、スイッチ142をオフに切り替える。これにより、二次電池130Bによるアシストが停止し、パワーサプライユニット120からのみ機器本体110Bに対して電力が供給されるようになる。
制御ユニット140Bの切替え部146は、ピークの時間帯を過ぎると、機器本体110Bの消費電力がピークになる次回の時間帯の開始時刻までに二次電池130Bの充電が完了するように充電のスケジューリングを行う。具体的には、二次電池130Bの残容量を確認し、その残容量から充電完了までに要する充電時間を或る程度の余裕時間を見込んで計算し、この充電時間と現在時刻から次回のピークの時間帯の開始時刻までの残り時間とを比較し、充電時間が残り時間を切ったか否かを判定する、という動作を定期的に実行する。
そして、充電時間が残り時間を切ったと判定した時点で、切替え部146は、スイッチ143をオンにして、二次電池130Bの充電を開始する。また、切替え部146は、二次電池130Bの充電中、機器本体110Bの使用電力が充電電力を確保するための上限を定める閾値を超えたか否かを判定する。若し二次電池130Bの充電中に機器本体110Bの使用電力が上限閾値を超えた場合、切替え部146は、充電電力を確保するために機器本体110Bを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える。あるいは切替え部146は、充電時間が残り時間を切ったと判定した時点で、機器本体110Bを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替えるとともに、スイッチ143をオンにして二次電池130Bの充電を開始する。
図8は、機器本体110Bの通常動作時の最大消費電力Pmax1、機器本体110Bの低消費電力動作時の最大消費電力Pmax2、パワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smax、閾値電力Pb、および機器本体110Bの消費電力Ptの推移の一例を示すグラフである。この例では、機器本体110Bの低消費電力動作時の最大消費電力Pmax2は、パワーサプライユニット120の供給可能最大電力Smaxに比べて、二次電池130Bの充電に要する電力分だけ小さな値に設定されている。機器本体110Bの消費電力Ptが閾値電力Pbより小さい0時〜t3時の時間帯では、機器本体110Bに対してパワーサプライユニット120からのみ電力が供給される。そして、充電スケジュールにより二次電池130Bの充電がt3時に開始される。このとき、機器本体110Bの消費電力Ptが上限閾値Pmax2を超えているので、切替え部146は、機器本体110Bを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替えることにより、充電電力を確保する。これにより、機器本体110Bの使用電力Ptがピークとなる時間帯の開始時刻t1までに二次電池130Bの充電を完了することが保証される。
そしてt1時になって、機器本体110Bの消費電力Ptが閾値電力Pbを超えると、第1の実施形態と同様に、機器本体110Bに対してパワーサプライユニット120と二次電池130Bの双方から電力が供給される。
このように本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られると共に、機器本体130Bの使用電力がピークになる時間帯の開始時刻までに二次電池130Bを充電しておくことが可能になる。
[第5の実施形態]
次に、本発明をコンピュータ装置の一種であるサーバ装置に適用した実施の形態について説明する。図9を参照すると、本発明の第5の実施形態にかかるサーバ装置201は、CPU211、メモリ212、HDD213、その他IO214、および冷却用の電動ファン215といったサーバコンポーネントを備えている。またサーバ装置201は、パワーサプライユニット221、二次電池222、およびスイッチ223〜225から構成される電源部を備えている。さらにサーバ装置201は、サーバ全体の制御を行う電源制御部231を備えている。
パワーサプライユニット221は、外部の商用電源から入力した電力をサーバ内部で利用可能な電力に変換する機能を有する。このパワーサプライユニット221から出力される電力は、スイッチ223がオンされると、CPU211などのサーバコンポーネントへ供給され、スイッチ223がオフされると、それらへの電力の供給が停止する。また、パワーサプライユニット221から出力される電力は、スイッチ224がオンされると、充電電力として二次電池222へ供給され、スイッチ224がオフされると、充電電力の供給が停止する。さらに、パワーサプライユニット221は、電源制御部231へ常に電力を供給している。また、パワーサプライユニット221は、内蔵された電力計で計測した受電電力量を電源制御部231に通知する機能を有する。
二次電池222は、例えばリチウムイオン電池で構成される。二次電池222は、スイッチ224がオンされると、このスイッチ224を通じてパワーサプライユニット221から供給される電力により充電される。また、二次電池222に蓄積された電力は、スイッチ225がオンされると、CPU211などのサーバコンポーネントへ供給され、スイッチ225がオフされると、それらへの電力の供給が停止する。また、二次電池222は、残容量を電源制御部231に通知する機能を有する。
CPU211などのサーバコンポーネントの全て或いは一部は、電源制御部231からの指示に従って、自身の状態を、通常動作状態からそれより消費電力の少ない低消費電力状態へ切替え、またその逆に低消費電力状態から通常動作状態へ切り替える機能を有する。このような機能を有するCPUなどのサーバコンポーネントを、電力調整可能コンポーネントと呼ぶ。一般に、CPU211、メモリ212は、その動作周波数を下げれば消費電力が低減するため、最大動作周波数を制限することによって最大消費電力を何段階かに調整することができる。また、HDD213やファン215は、ディスクやファンの回転数を下げることで消費電力を低減することができる。
電源制御部231は、パワーサプライユニット221から常に電力の供給を受けて動作し、サーバ201全体を制御する機能を有する。電源制御部231は、サーバコンポーネントの負荷情報を周期的に取得して、サーバコンポーネントの消費電力を見積もる機能を有する。また電源制御部231は、見積もったサーバコンポーネントの消費電力を合計することにより、サーバ201の内部消費電力を計算する機能を有する。また電源制御部231は、電力調整可能コンポーネントを利用して、サーバの内部消費電力の上限を或る一定値以下に抑える電力キャッピング制御機能を有する。さらに、電源制御部231は、これらの機能を使用して、サーバ201の電力を管理する機能を有する。
次に本実施の形態の動作を説明する。まず、電源制御部231がサーバの内部消費電力を見積もる動作について説明する。
電源制御部231は、一定周期毎など予め定められたタイミングで、CPU等のサーバコンポーネントから負荷情報を取得する。サーバコンポーネントのハードウェアから直接取得可能な情報はハードウェアから取得し、OSドライバ経由での取得が必要な情報についてはOSドライバ経由で取得する。取得する負荷情報の例としては、CPUの負荷率、メモリアクセス頻度、HDDアクセス頻度、ファン回転数などがある。
次に電源制御部231は、サーバコンポーネントごとに、取得した負荷情報に基づいて消費電力を見積もる。電源制御部231は、例えば図10に示すような消費電力見積りテーブルを記憶している。消費電力見積りテーブルには、サーバコンポーネントの負荷ごとの消費電力が事前に設定されている。例えば、CPUに関しては、OS稼働のみの状態の電力値、CPU負荷が1%〜100%のときの電力増加値が記憶されている。また、メモリに関しては、DIMM(Dual Inline Memory Module)数やタイプ別にメモリアクセスの頻度ごとの電力値が記憶されている。また、HDDに関しては、タイプ別に、アクセス頻度ごとの電力値が記憶されている。また、電動ファンに関しては、毎分の回転数ごとに電力値が記憶されている。電源制御部231は、取得した負荷に対応する消費電力を消費電力見積りテーブルから取得する。
次に電源制御部231は、見積もったサーバコンポーネントの消費電力を合計する。電源制御部231は、この合計値をサーバ201の内部消費電力値とする。また、電源制御部231は、上記の合計値に自電源制御部231の消費電力を加算したものを、サーバ201の内部消費電力値としてもよい。電源制御部231の消費電力値は、ごく少ないので、予め固定的に設定しておいてもよいし、サーバコンポーネントと同様に負荷の値から推定するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、サーバ201の内部消費電力をサーバコンポーネントの負荷から推定して求めているが、スイッチ223とスイッチ225の後ろのサーバ内部への電源供給部分に電力計を設置し、その電力計で計測した電力量を電源制御部231に通知するように構成する実施の形態も可能である。
次に、電源制御部231の電力キャッピング制御機能について説明する。
電源制御部231は、電力調整可能コンポーネントの組合せや、同じ電力調整可能コンポーネントであっても電力削減率を複数の段階とすることにより、最大消費電力の相違する複数の電力キャッピングを実現する。電力キャッピングの種類は任意でよいが、本実施の形態では、電力キャップAと、それより最大消費電力のより小さな電力キャップBとの2種類を使用する。例えば、電力キャップAを実現するためにCPU211の最大動作周波数を100Mに制限する場合、電力キャップBではより電力消費量を抑えるために、例えばCPU211の最大動作周波数を80Mに制限することにより、最大消費電力の相違する2つの電力キャップを実現することが可能である。
サーバ201の内部消費電力の最大値をPmax1、電力キャップAの状態に設定された場合の最大消費電力をPmax2、電力キャップBの状態に設定された場合の最大消費電力をPmax3とするとき、Pmax1>Pmax2>Pmax3という関係になる。また、パワーサプライユニット221の供給可能最大電力をSmaxとすると、Pmax1>Smax≧Pmax2という関係が成立するように、電力キャップAの最大消費電力値が定められている。すなわち、電力キャップAの状態では、サーバ201の内部消費電力Ptはパワーサプライユニット221のみで賄うことができるように設計される。さらに、二次電池222の充電に規定の電力Bjが消費されるものとすると、Smax≧Pmax3+Bjの関係が成立するように、電力キャップBの最大消費電力値が定められている。すなわち、電力キャップBの状態では、サーバ201の内部消費電力Ptは、パワーサプライユニット221の供給可能最大電力から二次電池222の充電電力Bjを差し引いた電力以下に収まるようになっている。
図11は電源制御部231の電力管理機能の動作を示すフローチャートである。以下、図11を参照して、電源制御部231の電力管理機能の動作を説明する。
電源制御部231は、スイッチ223がオン、スイッチ225がオフ、スイッチ224がオンまたはオフの状態、つまりサーバコンポーネントへの電力供給源をパワーサプライユニット221のみとしている初期状態(S101)から電力管理制御を開始する。まず電源制御部231は、内部消費電力Ptと二次電池利用開始の閾値Pbとを比較する(S102)。電源制御部231は、消費電力Ptが閾値Pbを超えていなければ(S102でN)、バッテリ充電可否フラグBcの状態を判定する(S103)。ここで、バッテリ充電可否フラグBcは、電源制御部231が一定周期毎に以下のような処理を行うことで1(充電可)または0(充電不可)に設定している。
電源制御部231は、まず、内部消費電力Ptの平均値を計算する。内部消費電力Ptの平均値は、前回の判定以後の平均電力を使う。但し、内部消費電力Ptの平均は、予め定めた直近の一定時間の平均をとる方法、もしくは、同一曜日の同じ時間帯の平均電力をとる方法、前月や前年の同日や月末締めなど特定のイベントが発生する同様な状況の際の平均の使用やそれらの組合せとすることもできる。次に電源制御部231は、計算した内部消費電力Ptに予め定めたマージンを加えた値と電力キャップBの最大消費電力Pmax3とを比較する。そして、電源制御部231は、内部消費電力Ptに予め定めたマージンを加えた値がPmax3より小さくなっていれば、Bc=1(充電可)に設定し、それ以外の場合には、Bc=0(充電不可)に設定する。ただし、電源制御部231は、特定の時間帯において電力料金が高いなどの特別な事情がある場合には、その時間帯の間、Bc=0(充電不可)に設定する。
さて、電源制御部231は、ステップS103における判定の結果、Bcが1(充電可)ならスイッチ224をオンし(S104)、Bcが0(充電不可)ならスイッチ224をオフする(S105)。そして、電力キャップ解除判定・解除ステップS106を経由して初期状態に戻る。電力キャップ解除判定・解除ステップS106の詳細は後述する。
他方、電源制御部231は、内部消費電力Ptが閾値Pbを超えていれば(S102でY)、二次電池222の残容量Bpが充分あるか否かを、残容量Bpと下限値Bminとを比較することにより判定する(S107)。電源制御部231は、二次電池222の残容量Bpが下限値Bminを超えていれば(S107でY)、スイッチ225をオンすることにより、二次電池222による電力供給のアシストを開始する(S108)。
しかし、二次電池222の残容量Bpが下限値Bmin以下であれば、電源制御部231は、二次電池222によるアシストを断念し、その代わりに電力キャップを使用することによりサーバの内部消費電力Ptを抑える。具体的には、バッテリ充電可否フラグBcの状態を判定し(S109)、Bcが1(充電可)ならば、充電電力を確保するために電力キャップBに設定し(S110)、スイッチ224をオンにする(S111)。そして、初期状態へ戻る。また、Bcが0(充電不可)ならば、電力キャップAに設定し(S112)、スイッチ224をオンにする(S113)。そして、初期状態へ戻る。
電源制御部231は、二次電池222によるアシスト中、内部消費電力Ptが二次電池利用開始閾値Pb以下に低下したか否か、二次電池222の残容量Bpが下限値Bmin以下に低下したか否かを監視する(S114、S116)。若し、内部消費電力Ptが閾値Pb以下に低下したならば、電源制御部231は、二次電池222によるアシストの必要がなくなったため、スイッチ225をオフにし(S115)、初期状態へ戻る。
また電源制御部231は、内部消費電力Ptが閾値Pb以下に低下していないが、二次電池222の残容量Bpが下限値Bmin以下に低下した場合(S116でN)、二次電池222によるアシストを継続することができなくなるため、内部消費電力Ptを下げるために電力キャップAを設定し(S117)、スイッチ225をオフにする(S118)。次に、バッテリ充電可否フラグBcの状態を判定し(S119)、Bcが1(充電可)ならば、充電電力を確保するために電力キャップをAからBに変更し(S120)、スイッチ224をオンにする(S121)。そして、初期状態へ戻る。また、Bcが0(充電不可)ならば、電力キャップBのまま、スイッチ224をオンにして(S122)、初期状態へ戻る。
次に、図12のフローチャートを参照して、図11のステップS106の電力キャップ解除判定・解除処理の詳細を説明する。電源制御部231は、電力キャップ解除判定・解除処理を開始すると(S201)、最初に現在の設定状態を確認し(S202)、電力キャップが設定されていなければ、そのまま処理を終了する。電力キャップAが設定されている状態であれば、内部消費電力Ptと予め設定された電力キャップA解除閾値Pcaとを比較し(S203)、内部消費電力Ptが解除閾値Pca以上であれば、そのまま処理を終了する。他方、内部消費電力Ptが解除閾値Pcaを下回っていれば、電源制御部231は電力キャップAを解除し(S204)、処理を終了する。
電力キャップBが設定されている状態であれば、電源制御部231は、内部消費電力Ptと予め設定された電力キャップB解除閾値Pcbとを比較し(S205)、内部消費電力Ptが解除閾値Pcb以上であれば、そのまま処理を終了する。他方、内部消費電力Ptが解除閾値Pcbを下回っていれば、電源制御部231は電力キャップを電力キャップBから電力キャップAへ変更する(S206)。そして、内部消費電力Ptと電力キャップA解除閾値Pcaとを比較する(S207)。若し、内部消費電力Ptが電力キャップA解除閾値Pca以上であれば、そのまま処理を終了する。しかし、内部消費電力Ptが電力キャップA解除閾値Pcaを下回っていれば、電力キャップAを解除し(S208)、処理を終了する。
このように本実施の形態によれば、電力供給源をパワーサプライユニット221単独としている状態において、サーバ201の内部消費電力Ptが閾値電力Pbを超えると、電力供給源をパワーサプライユニット221および二次電池222とする状態に遷移する。このため、パワーサプライユニット221単独で内部消費電力Ptの最大値を賄う必要がなくなるため、パワーサプライユニット221として、小型で価格が安く、通常時の変換効率の良いパワーサプライユニットを利用することが可能になる。
また本実施形態によれば、電力供給源をパワーサプライユニット221単独としている状態において、サーバ201の内部消費電力Ptが閾値電力Pbを超えたときに、二次電池222の残容量を確認し、残容量が不足していれば、サーバ201に消費電力の低い電力キャップを設定する。これにより、サーバ201の内部消費電力Ptがパワーサプライユニット221の供給可能最大電力を超えてしまってサーバ201の動作が不安定になる事態を防止することができる。
また本実施形態によれば、サーバ201の内部消費電力Ptを、CPUなどのサーバコンポーネントの稼働状況をもとに推定しているため、電力計を用いて内部消費電力Ptを測定する構成に比べて、低コスト化と小スペース化が可能になる。
また本実施形態によれば、最大消費電力の相違する電力キャップAと電力キャップBとを二次電池222の充電の可否に応じて使い分けているため、二次電池222の充電中も非充電中も、パワーサプライユニット221の提供可能最大電力をフルに活用することが可能になる。
また本実施形態によれば、サーバ201の内部消費電力Ptと二次電池による補助開始閾値電力Pbとを比較して、二次電池222による補助の必要、不要を判断しているため、例えば受電電力量をもとに二次電池222による補助の必要、不要を判断する構成に比べて、二次電池222の補助が不要となる時点を適切に判断することが可能となる。
なお、本実施形態では、二次電池による補助開始閾値電力Pbを固定値としたが、第3の実施形態と同様に日時に応じて変化する可変値であってもよい。
また、本実施形態では、1台のパワーサプライユニット221を使用しているが、複数台のパワーサプライユニットを使用してもよい。例えば、CPU等のサーバコンポーネント用のパワーサプライユニットと、二次電池222の充電用のパワーサプライユニットとを備えるようにしてもよい。この場合、電力キャップは1種類にすることができる。
また、本実施形態において、二次電池222の残容量の程度に応じて、複数段階で電力キャップを行い、電力の使用を段階的に抑えていく制御も可能である。
また、本実施形態はサーバを例として記載しているが、ストレージネットワーク機器など他の種類のIT機器に適用することも可能である。
[第6の実施形態]
本発明の第6の実施形態として、その基本的構成は上述した第5の実施形態と同じであるが、サーバ201の消費電力がピークとなる時間帯の開始前に二次電池222をフルに充電しておくことができるようにした実施形態について説明する。
図13は、サーバ201の一日の負荷情報の記録をもとにした平均的な負荷状況の推移の一例を示す。ここに示すように、一般的にIT機器ではその用途によって負荷が高まる特定の時間帯がしばしば存在する。この高負荷時間帯に二次電池222によるアシストを最大限活用できるように、本実施形態では、その前の時間帯に二次電池222の充電を優先して行うように制御する。
本実施形態において、電源制御部231は、現在時刻を参照し、高負荷時間帯の開始時刻までの残り時間T1が、二次電池222を残容量ゼロからフル充電するのに要する時間を切っているかどうかを確認し、切っていた場合に、図14のフローチャートに示す充電スケジューリング処理を図11の処理と並行して実行する。
電源制御部231は、図14の処理を開始すると(S301)、まず二次電池222の残容量を確認し(S302)、その残容量からフル充電するまでに要する充電時間T2を見積もる(S303)。このとき、時間T2はあらかじめ定めたマージンを見込む。次に電源制御部231は、この充電に要する時間T2とT1+次回判定実施間隔T3とを比較する(S304)。若し、充電に要する時間T2の方が長ければ、一定時間T3だけウエイトした後(S305)、ステップS302から処理を繰り返す。
他方、充電に要する時間T2がT1+次回判定実施間隔T3と同じか、短ければ、図11の制御を一時停止し(S306)、サーバ201を電力キャップBに設定し(S307)、スイッチ224をオン、スイッチ225をオフにする(S308)。これにより、二次電池222の充電が開始される。その後、電源制御部231は、充電完了もしくは、高負荷時間帯が到来するまで待ち合わせる(S309)。そして、充電が完了するか、高負荷時間帯が到来すると、一時停止していた図11の制御を再開させ(S310)、図14の処理を終える(S311)。
なお、充電が完了してから、高負荷時間帯の開始時刻までにサーバ201の負荷が高まると、二次電池222によるアシストが開始されて残容量が低下する可能性があるので、高負荷時間帯以外では電力キャップをかけて二次電池222の使用を抑えるようにしてもよい。
このように本実施形態によれば、二次電池222をフル充電した状態でサーバ201の負荷がピークになる高負荷時間帯を迎えることができる。このため、二次電池222による補助を最大限に活用でき、高負荷時間帯に電力キャップを設定しなければならない状況を防止することができる。
次に、第5および第6の実施形態で使用する電源制御部231の構成例について説明する。
図15を参照すると、電源制御部231は、制御部2311と、メモリ2312と、インターフェイス2313とで構成される。メモリ2312は、半導体メモリや磁気ディスクなどで構成され、上述した消費電力見積テーブルなどの各種処理情報とプログラムとを記憶する。インターフェイス2313は、上述したスイッチ223〜225に対して切替信号を送出したり、CPU211などのサーバコンポーネントから負荷情報を受信するために使用される。制御部2311は、マイクロプロセッサで構成される。制御部2311は、メモリ2312に記憶されたプログラムを実行することにより、第5および第6の実施形態において説明した電源制御部231としての機能を実現し、図11、図12、図14に示した制御を実行する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
電力を消費する機器本体と、
商用電源から前記機器本体に電力を供給するパワーサプライユニットと、
前記パワーサプライユニットから供給される電力で充電される二次電池と、
前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する電源制御部と
を備えることを特徴とする電気機器。
(付記2)
前記電源制御部は、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記1に記載の電気機器。
(付記3)
前記電源制御部は、前記第1の閾値を日時に応じて変更する
ことを特徴とする付記1または2に記載の電気機器。
(付記4)
前記電源制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池を充電している際、前記機器本体の使用電力が第3の閾値を超えたとき、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載の電気機器。
(付記5)
前記電源制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替え、前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池の充電を開始する
ことを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載の電気機器。
(付記6)
前記電源制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯の開始時刻までに前記二次電池の充電が完了するように充電のスケジューリングを行う
ことを特徴とする付記1乃至5の何れかに記載の電気機器。
(付記7)
前記電源制御部は、前記機器本体を構成するコンポーネントの負荷情報を収集し、該収集した負荷情報と、コンポーネントの負荷情報と消費電力との関係を示す消費電力見積表とから前記機器本体の消費電力を計算する
ことを特徴とする付記1乃至6の何れかに記載の電気機器。
(付記8)
電力を消費するCPU、メモリ、ハードディスクから構成されるサーバコンポーネントと、
商用電源から前記サーバコンポーネントに電力を供給するパワーサプライユニットと、
前記パワーサプライユニットから供給される電力で充電される二次電池と、
前記サーバコンポーネントの電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記サーバコンポーネントの使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記サーバコンポーネントの電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する電源制御部と
を備えることを特徴とするサーバ装置。
(付記9)
前記電源制御部は、前記サーバコンポーネントの電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記サーバコンポーネントの使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記サーバコンポーネントの電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記サーバコンポーネントを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記8に記載のサーバ装置。
(付記10)
前記電源制御部は、前記第1の閾値を日時に応じて変更する
ことを特徴とする付記8または9に記載のサーバ装置。
(付記11)
前記電源制御部は、前記サーバコンポーネントの消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池を充電している際、前記サーバコンポーネントの使用電力が第3の閾値を超えたとき、前記サーバコンポーネントを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記8乃至10の何れかに記載のサーバ装置。
(付記12)
前記電源制御部は、前記サーバコンポーネントの消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において、前記サーバコンポーネントを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替え、前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池の充電を開始する
ことを特徴とする付記8乃至10の何れかに記載のサーバ装置。
(付記13)
前記電源制御部は、前記サーバコンポーネントの消費電力が最大となる時間帯の開始時刻までに前記二次電池の充電が完了するように充電のスケジューリングを行う
ことを特徴とする付記8乃至12の何れかに記載のサーバ装置。
(付記14)
前記電源制御部は、前記サーバコンポーネントの負荷情報を収集し、該収集した負荷情報と、前記サーバコンポーネントの負荷情報と消費電力との関係を示す消費電力見積表とから前記サーバコンポーネントの消費電力を計算する
ことを特徴とする付記8乃至13の何れかに記載のサーバ装置。
(付記15)
パワーサプライユニットから機器本体への電力供給の有無を制御する第1のスイッチ、前記パワーサプライユニットから二次電池への充電電力供給の有無を制御する第2のスイッチ、および前記二次電池から前記機器本体への電力供給の有無を制御する第3のスイッチに対して切替信号を送出するためのインターフェイスと、
前記第1のスイッチをオンにして前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において、前記機器本体の使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記第1および前記第3のスイッチをオンにして前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する制御部と
を備えることを特徴とする電源制御装置。
(付記16)
前記制御部は、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記15に記載の電源制御装置。
(付記17)
前記制御部は、前記第1の閾値を日時に応じて変更する
ことを特徴とする付記15または16に記載の電源制御装置。
(付記18)
前記制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において前記第2のスイッチをオンにして前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池を充電している際、前記機器本体の使用電力が第3の閾値を超えたとき、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記15乃至17の何れかに記載の電源制御装置。
(付記19)
前記制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替え、前記第2のスイッチをオンにして前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池の充電を開始する
ことを特徴とする付記15乃至17の何れかに記載の電源制御装置。
(付記20)
前記制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯の開始時刻までに前記二次電池の充電が完了するように充電のスケジューリングを行う
ことを特徴とする付記15乃至19の何れかに記載の電源制御装置。
(付記21)
前記制御部は、前記機器本体を構成するコンポーネントの負荷情報を収集し、該収集した負荷情報と、コンポーネントの負荷情報と消費電力との関係を示す消費電力見積表とから前記機器本体の消費電力を計算する
ことを特徴とする付記15乃至20の何れかに記載の電源制御装置。
(付記22)
電力を消費する機器本体と、商用電源から前記機器本体に電力を供給するパワーサプライユニットと、前記パワーサプライユニットから供給される電力で充電される二次電池と、電源制御部とを備えた電気機器が実行する電源制御方法であって、
前記電源制御部が、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する
ことを特徴とする電源制御方法。
(付記23)
前記電源制御部は、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記22に記載の電源制御方法。
(付記24)
前記電源制御部は、前記第1の閾値を日時に応じて変更する
ことを特徴とする付記22または23に記載の電源制御方法。
(付記25)
前記電源制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池を充電している際、前記機器本体の使用電力が第3の閾値を超えたとき、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記22乃至24の何れかに記載の電源制御方法。
(付記26)
前記電源制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替え、前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池の充電を開始する
ことを特徴とする付記22乃至24の何れかに記載の電源制御方法。
(付記27)
前記電源制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯の開始時刻までに前記二次電池の充電が完了するように充電のスケジューリングを行う
ことを特徴とする付記22乃至26の何れかに記載の電源制御方法。
(付記28)
前記電源制御部は、前記機器本体を構成するコンポーネントの負荷情報を収集し、該収集した負荷情報と、コンポーネントの負荷情報と消費電力との関係を示す消費電力見積表とから前記機器本体の消費電力を計算する
ことを特徴とする付記22乃至27の何れかに記載の電源制御方法。
(付記29)
パワーサプライユニットから機器本体への電力供給路に接続された第1のスイッチ、前記パワーサプライユニットから二次電池への充電電力供給路に接続された第2のスイッチ、および前記二次電池から前記機器本体への電力供給路に接続された第3のスイッチに切替信号を送出するためのインターフェイスを備えたコンピュータを、
前記第1のスイッチをオンにして前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において、前記機器本体の使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記第1および前記第3のスイッチをオンにして前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する制御部として機能させるためのプログラム。
(付記30)
前記制御部は、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記29に記載のプログラム。
(付記31)
前記制御部は、前記第1の閾値を日時に応じて変更する
ことを特徴とする付記29または30に記載のプログラム。
(付記32)
前記制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において前記第2のスイッチをオンにして前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池を充電している際、前記機器本体の使用電力が第3の閾値を超えたとき、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
ことを特徴とする付記29乃至31の何れかに記載のプログラム。
(付記33)
前記制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替え、前記第2のスイッチをオンにして前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池の充電を開始する
ことを特徴とする付記29乃至31の何れかに記載のプログラム。
(付記34)
前記制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯の開始時刻までに前記二次電池の充電が完了するように充電のスケジューリングを行う
ことを特徴とする付記29乃至33の何れかに記載のプログラム。
(付記35)
前記制御部は、前記機器本体を構成するコンポーネントの負荷情報を収集し、該収集した負荷情報と、コンポーネントの負荷情報と消費電力との関係を示す消費電力見積表とから前記機器本体の消費電力を計算する
ことを特徴とする付記29乃至34の何れかに記載のプログラム。
101〜104 電気機器
110、110A、110B 機器本体
120 パワーサプライユニット
130、130A、130B 二次電池
140、140A、140B 制御ユニット
201 サーバ
211 CPU
212 メモリ
213 HDD
214 他IO
215 電動ファン
221 パワーサプライユニット
222 二次電池
223 スイッチ
224 スイッチ
225 スイッチ
231 電源制御部

Claims (15)

  1. 電力を消費する機器本体と、
    商用電源から前記機器本体に電力を供給するパワーサプライユニットと、
    前記パワーサプライユニットから供給される電力で充電される二次電池と、
    前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する電源制御部と
    を備えることを特徴とする電気機器。
  2. 前記電源制御部は、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記電源制御部は、前記第1の閾値を日時に応じて変更する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電気機器。
  4. 前記電源制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池を充電している際、前記機器本体の使用電力が第3の閾値を超えたとき、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電気機器。
  5. 前記電源制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯以外の時間帯において、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替え、前記パワーサプライユニットの電力により前記二次電池の充電を開始する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電気機器。
  6. 前記電源制御部は、前記機器本体の消費電力が最大となる時間帯の開始時刻までに前記二次電池の充電が完了するように充電のスケジューリングを行う
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電気機器。
  7. 前記電源制御部は、前記機器本体を構成するコンポーネントの負荷情報を収集し、該収集した負荷情報と、コンポーネントの負荷情報と消費電力との関係を示す消費電力見積表とから前記機器本体の消費電力を計算する
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電気機器。
  8. 電力を消費するCPU、メモリ、ハードディスクから構成されるサーバコンポーネントと、
    商用電源から前記サーバコンポーネントに電力を供給するパワーサプライユニットと、
    前記パワーサプライユニットから供給される電力で充電される二次電池と、
    前記サーバコンポーネントの電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記サーバコンポーネントの使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記サーバコンポーネントの電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する電源制御部と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  9. 前記電源制御部は、前記サーバコンポーネントの電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記サーバコンポーネントの使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記サーバコンポーネントの電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記サーバコンポーネントを消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
    ことを特徴とする請求項8に記載のサーバ装置。
  10. パワーサプライユニットから機器本体への電力供給路に接続された第1のスイッチ、前記パワーサプライユニットから二次電池への充電電力供給路に接続された第2のスイッチ、および前記二次電池から前記機器本体への電力供給路に接続された第3のスイッチに対して切替信号を送出するためのインターフェイスと、
    前記第1のスイッチをオンにして前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において、前記機器本体の使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記第1および前記第3のスイッチをオンにして前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する制御部と
    を備えることを特徴とする電源制御装置。
  11. 前記制御部は、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
    ことを特徴とする請求項10に記載の電源制御装置。
  12. 電力を消費する機器本体と、商用電源から前記機器本体に電力を供給するパワーサプライユニットと、前記パワーサプライユニットから供給される電力で充電される二次電池と、電源制御部とを備えた電気機器が実行する電源制御方法であって、
    前記電源制御部が、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する
    ことを特徴とする電源制御方法。
  13. 前記電源制御部は、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
    ことを特徴とする請求項12に記載の電源制御方法。
  14. パワーサプライユニットから機器本体への電力供給路に接続された第1のスイッチ、前記パワーサプライユニットから二次電池への充電電力供給路に接続された第2のスイッチ、および前記二次電池から前記機器本体への電力供給路に接続された第3のスイッチに対して切替信号を送出するためのインターフェイスを備えたコンピュータを、
    前記第1のスイッチをオンにして前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において、前記機器本体の使用電力が第1の閾値を超えたとき、前記第1および前記第3のスイッチをオンにして前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更する制御部として機能させるためのプログラム。
  15. 前記制御部は、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットとしている状態において前記機器本体の使用電力が前記第1の閾値を超えたとき、前記二次電池の残容量が第2の閾値を超えている状態であれば、前記機器本体の電力供給源を前記パワーサプライユニットおよび前記二次電池とする状態に変更し、前記二次電池の残容量が前記第2の閾値以下の状態であれば、前記機器本体を消費電力の少ない低消費電力動作に切り替える
    ことを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
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