JP2011223335A - ユーザ端末及び基地局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイヤーレイヤシグナリングによりコンポーネントキャリアのアグリゲーション数が追加/削減される過渡期においても、上りリンクACK/NACK信号の通信を維持すること。
【解決手段】システム帯域を構成するCC毎にPDSCHを受信する受信部と、受信した各CCのPDSCHを復調する復調部406と、復調部406によるPDSCHの復調結果に応じて上りリンクACK/NACK信号を生成するACK/NACK信号生成部418と、アンカーブロックの上りリンクACK/NACK信号にはLTEを用いて無線リソースを割り当て、他のCCの上りリンクACK/NACK信号には、ユーザ固有の無線リソースを割り当てるマッピング部415とを具備したことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、対応可能な帯域(最大帯域)の中から基本周波数ブロック(以下、「コンポーネントキャリア(Component Carrier)」という)単位で選択された1つ又は複数のコンポーネントキャリアを用いて信号を伝送する無線通信システムに関し、特に上りリンクの確認応答(ACK)又は否定応答(NACK)(以下、「ACK/NACK信号」という)を生成するユーザ端末及びユーザ端末から上りリンクのACK/NACK信号を受信する基地局装置に関する。
W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)やHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)の後継となる通信方式、すなわちロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が、W−CDMAの標準化団体3GPPにより定められ、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンクについてはSC−FDMA(Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)が採用された。現在、3GPPではLTEの後継システムが検討されている(LTEアドバンスト(LTE−A又はRelease 10)。
LTEシステムは、上りリンク、下りリンクともに1つないし2つ以上の物理チャネルを複数の移動局UEで共有して通信を行うシステムである。複数の移動局UEで共有されるチャネルは、一般に共有チャネルと呼ばれ、LTEでは、下りリンクにおけるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)、上りリンクにおけるPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)である。
LTEシステムでは、基地局eNBから移動局UEへサブフレーム単位で下りリンク制御チャネル(PDCCH: Physical Downlink Control Channel)及びPDSCHを送信する。移動局UEは、PDCCHを復調してPDSCH復調用の制御信号を取得し、取得した制御信号に基づいてPDSCHを復調する。そして、移動局UEは、PDSCHを復号した際のパケット誤りの有無を表すACK/NACK信号を、上りリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control channel)で基地局eNBへ伝送する。
3GPP,R-1100361,Panasonic、"Further discussion on PDCCH with cross carrier operation" 3GPP,R2-080762,Ericsson,"Synchronized RRC re-configuration"
ところで、現在3GPPにおいて検討が進められているLTE−Aでは、複数のコンポーネントキャリアを寄せ集めて広帯域化することが合意されている。一部のコンポーネントキャリアは他セルからの干渉が強いが、別のコンポーネントキャリアは干渉の影響が少ないといった通信環境が発生し得る。そこで、通信品質の低いコンポーネントキャリアで送られる共有データチャネル(PDSCH/PUSCH)を復調するための下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を、干渉の影響の少ない別のコンポーネントキャリアのPDCCHから伝送する仕組みが検討されている。
しかしながら、下りリンクの複数コンポーネントキャリアでそれぞれ受信した各PDSCHに対する上りリンクのACK/NACK信号を基地局eNBへ伝送する仕組みについて不明であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、複数のコンポーネントキャリアのPDSCHに対する上りリンクACK/NACK信号を基地局へ伝送するのに適したリソース制御を実現するユーザ端末及び基地局装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、システム帯域が基本周波数ブロック単位で追加または削除される通信システムと接続して通信するユーザ端末であり、前記システム帯域を構成する基本周波数ブロック毎にユーザデータ送信用のデータチャネルを受信する受信部と、前記受信部によって受信した前記各基本周波数ブロックのデータチャネルを復調する復調部と、前記復調部によるデータチャネルの復調結果に応じて前記基本周波数ブロック毎に上りリンクACK/NACK信号を生成するACK/NACK信号生成部と、前記システム帯域を構成している基本周波数ブロックの中の一つをアンカーブロックに定め、前記アンカーブロックのデータチャネル復調結果に対して生成された上りリンクACK/NACK信号には、1つの基本周波数ブロック用のリソース割当て方式を用いて無線リソースを割り当て、他の基本周波数ブロックのデータチャネル復調結果に対して生成された上りリンクACK/NACK信号には、複数基本周波数ブロック用のリソース割当て方式を用いて無線リソースを割り当てるマッピング部と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、ハイヤーレイヤシグナリングによりコンポーネントキャリアのアグリゲーション数が追加/削減される過渡期においても、PDSCHに対する上りリンクACK/NACK信号の送信を維持できる。
上りリンクACK/NACK信号の無線リソースと下りリンクの無線リソースとの対応付けを説明する図である。 複数のコンポーネントキャリアから1つのコンポーネントキャリアへのマッピングを説明するための図である。 アンカーキャリアにおける上りリンクACK/NACK信号のリソース割り当てについて説明するための図である。 実施の形態に係る移動通信システムの全体図である。 実施の形態に係る基地局装置の概略的な構成図である。 実施例に係る移動端末装置の概略的な構成図である。 実施例に係る基地局装置のベースバンド信号処理部における送信処理部の機能ブロック図である。 実施例に係る基地局装置のベースバンド信号処理部における受信処理部の機能ブロック図である。 実施例に係る移動端末装置が有するベースバンド信号処理部の機能ブロック図である。 コンポーネントキャリアの削除があった場合のシーケンス図である。 上りリンクACK/NACK信号のマッピングについて説明するための図である。
LTEにおいて規定されている上りリンクACK/NACK信号の無線リソースについて説明する。LTEでは、上りリンクACK/NACK信号の無線リソースが、下りリンク制御信号(DCI)の無線リソースに対応付けられている。
図1を参照して、上りリンクACK/NACK信号の無線リソースと下りリンクの無線リソースとの対応付けについて説明する。図1には下りリンク及び上りリンクそれぞれについて5サブフレームが示されている。
図1に示されるように、下りリンク物理チャネルは、各サブフレーム(#0〜#4)においてPDCCHが先頭の数OFDMシンボル(1、2又は3OFDMシンボル)の領域に割り当てられ、各サブフレーム(#0〜#4)の残りの所定領域にPDSCHが割り当てられている。PDCCHは、信号送信ブロックであるCCE(Control Channel Element)単位で無線リソースが割り当てられる。1CCEは9REG(Resource Element Group)で構成されており、1REGは4サブキャリアで構成される。個々のCCEは、インデックス(CCE index)で表すことができる。同一サブフレームに多重される複数ユーザに対して同じCCE indexが重複しないようにCCEが振り分けられる。PDCCHで送られる下りリンク制御情報(DCI)にPDSCH復調用の制御信号(例えば、リソース割当て情報)が含まれる。ユーザ端末は、PDSCHを受信したサブフレーム(#0)から4サブフレーム後のサブフレーム(#4)を用いて上りリンクACK/NACK信号を送信する。
図1に示されるように、上りリンク物理チャネルは、PUCCHに対して各サブフレーム(#0〜#4)においてシステム帯域の両端の無線リソースが割り当てられる。周波数ダイバーシティ利得を得るために、各PUCCHは、サブフレーム内周波数ホッピングが適用される。PUCCHは、PDSCHに対する上りリンクACK/NACK信号などを伝送する。
PUCCHに割り当てられるリソース単位をCCEインデックスによって表わすことができる。上りリンクACK/NACK信号は、PDCCHに割り当てられていた無線リソース(CCEインデックス)の最若番CCE indexがACK indexとして用いられる。図1に示されるように、PDCCHに割り当てられていたCCEの最若番CCE index#3に対応して、同じインデックス番号であるACK index#3に割り当てられた無線リソースが上りリンクACK/NACK信号に割り当てられる。ユーザ端末は、PDCCHのサーチスペースをブラインド復号した際に、PDCCHに割り当てられていた無線リソース(CCEインデックス)の最若番CCE indexが判る。このように、上りリンクACK/NACK信号の無線リソース(ACK index)と下りリンクの無線リソース(CCE index)とが対応付けられる。
一方、LTE-A(Rel.10)においては、コンポーネントキャリア(最大20MHzまでのキャリア)を複数集めることによりシステム帯域の広帯域化を実現するキャリアアグリゲーションが適用される。また、上りリンク制御チャネンについては、1コンポーネントキャリアのみから送信することが合意されている。
図2に示すように、上りリンクのコンポーネントキャリアをキャリアアグリゲーションした場合の上りリンクACK/NACK信号は、複数のコンポーネントキャリアから1つのコンポーネントキャリアへのマッピングが必要になる。このことは、コンポーネントキャリアが追加/削除されてキャリアアグリゲーション数が変化すると、上りリンクACK/NACK信号に割り当てる無線リソース数が変化することを意味する。
本発明者は、キャリアアグリゲーション数の変化に対応して上りリンクACK/NACK信号に割り当てる無線リソース数が変化することに着目し、キャリアアグリゲーション数を切り替える過渡期においても上りリンクACK/NACK信号の送信を維持できる上り無線リソースの割当て法を検討して本発明をするに到った。
本発明の一つの側面は、基地局装置とユーザ端末との間の通信に割当てる周波数帯域をコンポーネントキャリア単位で追加または削除する第1の通信システムと、基地局装置とユーザ端末との間で固定した1つのコンポーネントキャリアを介して通信する第2の通信システムとが重複して配置された無線通信システムにおいて、前記第1の通信システムにより前記ユーザ端末に割当てられたコンポーネントキャリアの1つをアンカーキャリアに定め、当該アンカーキャリアでは、前記第2の通信システムと同様の上りリンクACK/NACK信号のリソース割り当てを補償することとした。
本発明によれば、ハイヤーレイヤシグナリングによりコンポーネントキャリアのアグリゲーション数が追加/削減される過渡期においても、アンカーキャリアの上りリンクACK/NACK信号の送信を維持できる。
図3を参照して、アンカーキャリアにおける上りリンクACK/NACK信号のリソース割り当てについて具体的に説明する。図3(a)にはコンポーネントキャリアCC0とコンポーネントキャリアCC1の2つのコンポーネントキャリアをアグリゲーションしてシステム帯域を構成した状態が示されている。
下りリンクのコンポーネントキャリアCC0においては、移動端末装置に対する下りリンク制御情報(DCI)に、CCE index=3を最若番CCE indexとした無線リソースが割り当てられている。もう一つの下りリンクのコンポーネントキャリアCC1においては、移動端末装置に対する下りリンク制御情報(DCI)に、CCE index=6を最若番CCE indexとした無線リソースが割り当てられている。
図3では、一方のコンポーネントキャリアCC0がアンカーキャリアに選定されている。アンカーキャリアとは、コンポーネントキャリアのアグリゲーション数が追加/削減される過渡期であっても、少なくとも上りリンクACK/NACK信号のリソース割り当てに関してLTEと同様の動作が補償されるキャリアのことである。または、上りリンクACK/NACK信号のリソース割当て数が変化する場合であっても、LTEと同様の動作が補償された上りリンクACK/NACK信号のリソース割当てが存在するキャリアと言い換えることもできる。
図3(a)に示すように、下りリンクのアンカーキャリア(CC0)でPDCCH及びPDSCHを受信した場合、PDSCHの復調結果である上りリンクACK/NACK信号に、下りリンクの無線リソース(CCE index=3)と同一indexであるACK index=3の無線リソースを割り当てる。
一方、他のコンポーネントキャリア(CC1)では、PDSCH復調用の制御信号(DCI)にCCE index=6を最若番とした無線リソースが割り当てられているが、CC1のPDSCHに対する上りリンクACK/NACK信号に、図3(b)にはクロス斜線で示すユーザ固有のACK/NACKリソースを割り当てる。ユーザ固有のACK/NACKリソースは、アンカーキャリア(CC0)の上りリンクACK/NACK信号に割り当てる無線リソースと干渉しないリソースであれば特に限定されない。ユーザ固有のACK/NACKリソースは、RRCシグナリングで通知することができる。たとえば、ユーザ固有のACK/NACKリソースにはアンカーキャリア(CC0)の上りリンクACK/NACK信号とは異なる帯域を割り当てることができる。または、ユーザ固有のACK/NACKリソースにはアンカーキャリア(CC0)の上りリンクACK/NACK信号とは異なる符号リソースを割り当て、CDM(Code Division Multiplex)しても良い。
これにより、アンカーキャリア(CC0)の上りリンクACK/NACK信号のリソース割り当てにはLTEと同様のリソース割当て動作が補償される。システム帯域を構成するコンポーネントキャリア数を切り替える場合、基地局からユーザ端末へRRCシグナリングでコンポーネントキャリアの切り替えが指示される。基地局はユーザ端末へRRCシグナリング(RRC reconfiguration)を送信してからComplete messageを受信するまでの間は、ユーザ端末UE#1がどのタイミングで切り替わったのか不明であるが、アンカーキャリア(CC0)の上りリンクACK/NACK信号だけは通信が維持される。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、LTE−Aシステムに対応する基地局及び移動局を用いる場合について説明する。
図4を参照しながら、本発明の実施例に係る移動局(UE)10及び基地局(Node B)20を有する移動通信システム1について説明する。図4は、本実施例に係る移動局10及び基地局20及びを有する移動通信システム1の構成を説明するための図である。なお、図4に示す移動通信システム1は、例えば、LTEシステム或いは、SUPER 3Gが包含されるシステムである。また、この移動通信システム1は、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4Gと呼ばれても良い。
図4に示すように、移動通信システム1は、基地局装置20と、この基地局装置20と通信する複数の移動端末装置10(10、10、10、・・・10、nはn>0の整数)とを含んで構成されている。基地局装置20は、上位局装置30と接続され、この上位局装置30は、コアネットワーク40と接続される。移動端末装置10は、セル50において基地局装置20と通信を行うことができる。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。
各移動端末装置(10、10、10、・・・10)は、LTE端末及びLTE−A端末を含むが、以下においては、特段の断りがない限り移動端末装置10として説明を進める。また、説明の便宜上、基地局装置20と無線通信するのは移動端末装置10であるものとして説明するが、より一般的には移動端末装置も固定端末装置も含むユーザ装置(UE:User Equipment)でよい。
移動通信システム1においては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、LTEシステムにおける通信チャネルについて説明する。
下りリンクの通信チャネルは、各移動端末装置10で共有されるPDSCHと、下りL1/L2制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH)とを有する。このPDSCHにより、ユーザデータ及び上位制御信号が伝送される。上位制御信号は、キャリアアグリゲーション数の追加/削減を移動端末装置10に対して通知するRRCシグナリングを含む。
上りリンクの通信チャネルは、各移動端末装置10で共有して使用されるPUSCHと、上りリンクの制御チャネルであるPUCCHとを有する。このPUSCHにより、ユーザデータが伝送される。また、PUCCHは、サブフレーム内周波数ホッピングが適用され、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、上りACK/NACK信号が伝送される。
図5を参照しながら、本実施の形態に係る基地局装置20の全体構成について説明する。基地局装置20は、送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、呼処理部205と、伝送路インターフェース206とを備えている。
下りリンクにより基地局装置20から移動端末装置10に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース206を介してベースバンド信号処理部204に入力される。
ベースバンド信号処理部204は、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(radio link control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われる。また、下りリンク制御チャネルである物理下りリンク制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われる。
また、ベースバンド信号処理部204は、報知チャネルにより、同一セル50に接続する移動端末装置10に対して、各移動端末装置10が基地局装置20との無線通信するための制御情報を通知する。当該セル50における通信のための報知情報には、例えば、上りリンク又は下りリンクにおけるシステム帯域幅や、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報(Root Sequence Index)等が含まれる。
送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に周波数変換する。アンプ部202は周波数変換された送信信号を増幅して送受信アンテナ201へ出力する。
一方、上りリンクにより移動端末装置10から基地局装置20に送信される信号については、送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部204に入力される。
ベースバンド信号処理部204は、上りリンクで受信したベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理を行う。復号された信号は伝送路インターフェース206を介して上位局装置30に転送される。
呼処理部205は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、基地局装置20の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
次に、図6を参照しながら、本実施の形態に係る移動端末装置10の全体構成について説明する。LTE端末もLTE-A端末もハードウエアの主要部構成は同じであるので、区別せずに説明する。移動端末装置10は、送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、アプリケーション部105とを備えている。
下りリンクのデータについては、送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がアンプ部102で増幅され、送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部104でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。この下りリンクのデータの内、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部105に転送される。アプリケーション部105は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。また、下りリンクのデータの内、報知情報も、アプリケーション部105に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータは、アプリケーション部105からベースバンド信号処理部104に入力される。ベースバンド信号処理部104においては、再送制御(H−ARQ(Hybrid ARQ))の送信処理や、チャネル符号化、DFT処理、IFFT処理を行う。送受信部103は、ベースバンド信号処理部104から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部102で増幅されて送受信アンテナ101より送信される。
図7は、本実施の形態に係る基地局装置20が有するベースバンド信号処理部204及び一部の上位レイヤの機能ブロック図であり、主にベースバンド信号処理部204は送信処理部の機能ブロックを示している。図7には、最大M個(CC#1〜CC#M)のコンポーネントキャリア数に対応可能な基地局構成が例示されている。基地局装置20の配下となる移動端末装置10に対する送信データが上位局装置30から基地局装置20に対して転送される。
制御情報生成部300は、ハイヤレイヤ・シグナリング(例えばRRCシグナリング)する上位制御信号をユーザ単位で生成する。上位制御信号は、アンカーキャリアのキャリア番号の指示、コンポーネントキャリアの追加/削減を要求するコマンドを含むことができる。割当てコンポーネントキャリアの中に必ずアンカーキャリアが存在するようにコンポーネントキャリアの割当てが制御される。また、アンカーキャリアでのLTEと同様の動作を補償するために、アンカーキャリアではCIF(Carrier Indicator Field)は常に“OFF”に維持する。
データ生成部301は、上位局装置30から転送された送信データをユーザ別にユーザデータとして出力する。
コンポーネントキャリア選択部302は、移動端末装置10との無線通信に使用されるコンポーネントキャリアをユーザ毎に選択する。基地局装置20から移動端末装置10に対してRRCシグナリングによりコンポーネントキャリアの追加/削減を通知し、移動端末装置10からComplete messageを受信する。このComplete messageの受信によって当該ユーザに対してコンポーネントキャリアの割当て(追加/削除)が確定し、確定したコンポーネントキャリアの割当てがコンポーネントキャリア選択部302にコンポーネントキャリアの割当て情報として設定される。コンポーネントキャリア選択部302にユーザ毎に設定されたコンポーネントキャリアの割当て情報にしたがって該当するコンポーネントキャリアのチャネル符号化部303へ上位制御信号及び送信データが割り振られる。コンポーネントキャリア選択部302が選択するコンポーネントキャリアにアンカーキャリアが含まれるようにコンポーネントキャリアが割り当てられる。
スケジューリング部310は、システム帯域全体の通信品質に応じて、配下の移動端末装置10に対するコンポーンネトキャリアの割当てを制御する。スケジューリング部310が移動端末装置10との通信に割当てるコンポーンネトキャリアの追加/削除を判断する。コンポーンネトキャリアの追加/削除に関する判断結果が制御情報生成部300へ通知される。
スケジューリング部310は、各コンポーネントキャリアCC#0〜CC#M−1におけるリソース割り当てを制御している。LTE端末ユーザとLTE−A端末ユーザとを区別してスケジューリングを行う。スケジューリング部310は、上位局装置30から送信データ及び再送指示が入力されると共に、上りリンクの信号を測定した受信部からチャネル推定値やリソースブロックのCQIが入力される。スケジューリング部310は、上位局装置30から入力された再送指示、チャネル推定値及びCQIを参照しながら、上下制御信号及び上下共有チャネル信号のスケジューリングを行う。移動通信における伝搬路は、周波数選択性フェージングにより周波数ごとに変動が異なる。そこで、移動端末装置10へのユーザデータ送信時に、各移動端末装置10に対してサブフレーム毎に通信品質の良好なリソースブロックを割り当てる(適応周波数スケジューリングと呼ばれる)。適応周波数スケジューリングでは、各リソースブロックに対して伝搬路品質の良好な移動端末装置10を選択して割り当てる。そのため、スケジューリング部310は、各移動端末装置10からフィードバックされるリソースブロック毎のCQIを用いてリソースブロックを割り当てる。また、割り当てたリソースブロックで所定のブロック誤り率を満たすMCS(符号化率、変調方式)を決定する。スケジューリング部310が決定したMCS(符号化率、変調方式)を満足するパラメータがチャネル符号化部303、308、312、変調部304、309、313に設定される。
ベースバンド信号処理部204は、1コンポーネントキャリア内での最大ユーザ多重数Nに対応したチャネル符号化部303、変調部304、マッピング部305を備えている。チャネル符号化部303は、データ生成部301から出力されるユーザデータ(一部の上位制御信号を含む)で構成される共有データチャネル(PDSCH)を、ユーザ毎にチャネル符号化する。変調部304は、チャネル符号化されたユーザデータをユーザ毎に変調する。マッピング部305は、変調されたユーザデータを無線リソースにマッピングする。
また、ベースバンド信号処理部204は、ユーザ固有の下り制御情報である下り共有データチャネル用制御情報を生成する下り制御情報生成部306と、ユーザ共通の下り制御情報である下り共通制御チャネル用制御情報を生成する下り共通チャネル用制御情報生成部307とを備えている。
下り制御情報生成部306は、ユーザ毎に決定したリソース割り当て情報、MCS情報、HARQ用の情報、PUCCHの送信電力制御コマンド等から下りリンク制御信号(DCI)を生成する。このとき、ユーザに割当てられたコンポーネントキャリアのうちアンカーキャリアではLTEと同様の動作を補償する下り共有データチャネル用制御情報を生成する。具体的には、CIFが付加されないDCI構成を有し、LTEで定められた規則に従って決定したサーチスペースにDCIが配置される。ユーザに割当てられたコンポーネントキャリアのうち、どのコンポーネントキャリアがアンカーキャリアであるかの情報はスケジューリング部310から通知される。
ベースバンド信号処理部204は、1コンポーネントキャリア内での最大ユーザ多重数Nに対応したチャネル符号化部308、変調部309を備えている。チャネル符号化部308は、下り制御情報生成部306及び下り共通チャネル用制御情報生成部307で生成される制御情報をユーザ毎にチャネル符号化する。変調部309は、チャネル符号化された下り制御情報を変調する。
また、ベースバンド信号処理部204は、上り共有データチャネル(PUSCH)を制御するための制御情報である上り共有データチャネル用制御情報をユーザ毎に生成する上り制御情報生成部311と、生成した上り共有データチャネル用制御情報をユーザ毎にチャネル符号化するチャネル符号化部312と、チャネル符号化した上り共有データチャネル用制御情報をユーザ毎に変調する変調部313とを備える。
上記変調部309、313でユーザ毎に変調された制御情報は制御チャネル多重部314で多重され、さらにインタリーブ部315でインタリーブされる。インタリーブ部315から出力される制御信号及びマッピング部305から出力されるユーザデータは下りチャネル信号としてIFFT部316へ入力される。IFFT部316は、下りチャネル信号を逆高速フーリエ変換して周波数領域の信号から時系列の信号に変換する。サイクリックプレフィックス挿入部317は、下りチャネル信号の時系列信号にサイクリックプレフィックスを挿入する。なお、サイクリックプレフィクスは、マルチパス伝搬遅延の差を吸収するためのガードインターバルとして機能する。サイクリックプレフィックスが付加された送信データは、送受信部203に送出される。
図8は基地局装置20のベースバンド信号処理部204における受信処理部の機能ブロックであり、主に上りリンクACK/NACK信号を検出する処理部が示されている。受信信号からCPを除去するCP除去部211と、CP除去された受信信号を高速フーリエ変換して周波数領域の信号に変換するFFT部212と、周波数領域の受信信号をデマッピングするデマッピング部213と、各物理チャネルの推定値からチャネル補償するチャネル補償部214と、チャネル補償後のPUCCHから上りリンクACK/NACK信号を検出するACK/NACK検出部215とを備える。デマッピング部213は、アンカーキャリアとその他のコンポーネントキャリアの両方に対してデマッピング処理を加える。
図9は、移動端末装置10が有するベースバンド信号処理部104の機能ブロック図であり、LTE−AをサポートするLTE−A端末の機能ブロックを示している。まず、移動端末装置10の下りリンク構成について説明する。
無線基地局装置20から受信データとして受信された下りリンク信号は、CP除去部401でCPが除去される。CPが除去された下りリンク信号は、FFT部402へ入力される。FFT部402は、下りリンク信号を高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)して時間領域の信号から周波数領域の信号に変換し、デマッピング部403へ入力する。デマッピング部403は、下りリンク信号をデマッピングし、下りリンク信号から複数の制御情報が多重された多重制御情報、ユーザデータ、上位制御信号を取り出す。なお、デマッピング部403によるデマッピング処理は、アプリケーション部105から入力される上位制御信号に基づいて行われる。デマッピング部403から出力された多重制御情報は、デインタリーブ部404でデインタリーブされる。
また、ベースバンド信号処理部104は、制御情報を復調する制御情報復調部405、下り共有データを復調するデータ復調部406及びチャネル推定部407を備えている。制御情報復調部405は、多重制御情報から下り共通制御チャネル用制御情報を復調する共通制御チャネル用制御情報復調部405aと、多重制御情報から上り共有データチャネル用制御情報を復調する上り共有データチャネル用制御情報復調部405bと、多重制御情報から下り共有データチャネル用制御情報を復調する下り共有データチャネル用制御情報復調部405cとを備えている。データ復調部406は、ユーザデータ及び上位制御信号を復調する下り共有データ復調部406aと、下り共通チャネルデータを復調する下り共通チャネルデータ復調部406bとを備えている。
共通制御チャネル用制御情報復調部405aは、多重制御情報(PDCCH)の共通サーチスペースのブラインドデコーディング処理、復調処理、チャネル復号処理などによりユーザ共通の制御情報である共通制御チャネル用制御情報を取り出す。共通制御チャネル用制御情報は、下りリンクのチャネル品質情報(CQI)を含んでおり、後述するマッピング部415に入力され、無線基地局装置20への送信データの一部としてマッピングされる。
上り共有データチャネル用制御情報復調部405bは、多重制御情報(PDCCH)のユーザ個別サーチスペースのブラインドデコーディング処理、復調処理、チャネル復号処理などによりユーザ固有の上り制御情報である上り共有データチャネル用制御情報を取り出す。上り共有データチャネル用制御情報は、上り共有データチャネル(PUSCH)の制御に使用され、下り共通チャネルデータ復調部406bへ入力される。
下り共有データチャネル用制御情報復調部405cは、多重制御情報(PDCCH)のユーザ個別サーチスペースのブラインドデコーディング処理、復調処理、チャネル復号処理などによりユーザ固有の下り制御信号である下り共有データチャネル用制御情報を取り出す。下り共有データチャネル用制御情報は、下り共有データチャネル(PDSCH)の制御に使用され、下り共有データ復調部406へ入力される。
また、下り共有データチャネル用制御情報復調部405cは、下り共有データ復調部406aで復調された上位制御信号に含まれる、PDCCH及びPDSCHに関する情報に基づいて、ユーザ固有サーチスペースのブラインドデコーディング処理を行う。
下り共有データ復調部406aは、下り共有データチャネル用制御情報復調部405cから入力された下り共有データチャネル用制御情報に基づいて、ユーザデータや上位制御情報を取得する。上位制御情報(モード情報を含む)は、チャネル推定部407に出力される。下り共通チャネルデータ復調部406bcは、上り共有データチャネル用制御情報復調部405bから入力された上り共有データチャネル用制御情報に基づいて、下り共通チャネルデータを復調する。
チャネル推定部407は、コモン参照信号を用いてチャネル推定する。推定されたチャネル変動を、共通制御チャネル用制御情報復調部405a、上り共有データチャネル用制御情報復調部405b、下り共有データチャネル用制御情報復調部405c及び下り共有データ復調部406aに出力する。これらの復調部においては、推定されたチャネル変動及び復調用参照信号を用いて下りリンク信号を復調する。
ベースバンド信号処理部104は、送信処理系の機能ブロックとして、データ生成部411、チャネル符号化部412、変調部413、DFT部414、マッピング部415、IFFT部416、CP挿入部417を備えている。データ生成部411は、アプリケーション部105から入力されるビットデータから送信データを生成する。チャネル符号化部412は、送信データに対して誤り訂正等のチャネル符号化処理を施し、変調部413はチャネル符号化された送信データをQPSK等で変調する。DFT部414は、変調された送信データを離散フーリエ変換する。マッピング部415は、DFT後のデータシンボルの各周波数成分を、基地局装置に指示されたサブキャリア位置へマッピングする。すなわち、データシンボルの各周波数成分を、システム帯域に相当する帯域幅を持つIFFT部416のサブキャリア位置に入力し、他の周波数成分には0を設定する。IFFT部416は、システム帯域に相当する入力データを逆高速フーリエ変換して時系列データに変換し、CP挿入部417は時系列データに対してデータ区切りでCPを挿入する。
次に、以上のように構成された本実施の形態の動作について説明する。
複数のコンポーネントキャリアをキャリアアグリゲーションする場合、下りリンクのキャリアと上りリンクのキャリアとをリンクさせることが、RAN1 #59(3GPP TSG RAN WG1 Meeting)で合意されている。最初に、移動端末装置10との通信のために、セル固有の上りリンク及び下りリンクのペアが同一のコンポーネントキャリア(DL/UL#CC0)に割り当てられ、このコンポーネントキャリアCC0上でユーザ固有の上りリンク及び下りリンクのペアが確立される。その後、ユーザ固有の下りリンクに対して他のコンポーネントキャリア#CC1から#CC3が割り当てられると、ユーザ固有の下りリンクにコンポーネントキャリア#CC1から#CC3が追加される。そして、コンポーネントキャリアの追加/削除に制限がなければ、旧コンポーネントキャリア#CC0に対するセル固有及びユーザ固有のリンクが解消される。
上記のように、下りリンクと上りリンクとで個別にコンポーネントキャリアを割当て可能なシステム構成において、基地局装置20は、移動端末装置10に割当てた複数のコンポーネントキャリア(例えばCC#0〜CC#3の4つ)から1つをアンカーキャリアに選定する。本発明ではアンカーキャリアの選定方法は限定されない。例えば、コンポーネントキャリア番号の最若番をアンカーキャリアに選定しても良いし、アンカーキャリアとなるコンポーネントキャリア番号を周期的にシフトさせても良い。または通信品質が所要値を超えるコンポーネントキャリアからアンカーキャリアを選定しても良い。
図10には、移動端末装置10に対するコンポーネントキャリアの割り当てに変更があった場合を例示している。移動端末装置10に対するコンポーネントキャリアのキャリアアグリゲーション数が4から2に変化している。
移動端末装置10(UE#1)には4つのコンポーネントキャリアCC#0からCC#3が割り当てられている。移動端末装置10(UE#1)との通信に割当てるコンポーネントキャリアを2つ削除する場合、基地局装置20が移動端末装置10(UE#1)に対して削除するコンポーネントキャリア番号を指定したRRCシグナリング(RRC reconfiguration:CC addition)を送信する。移動端末装置10(UE#1)はRRCシグナリングされたコマンド(CC addition)を受けて2つのコンポーネントキャリアCC#1,CC#3を削除した通信に対応した準備をする。2つのコンポーネントキャリアCC#1,CC#3の削除に対する対応が完了すると、Complete messageを基地局装置20へ返信する。基地局装置20は移動端末装置10(UE#1)に対してRRCシグナリング(RRC reconfiguration)を送信してからComplete messageを受信するまでの区間は、移動端末装置10(UE#1)が2つのコンポーネントキャリアCC#0,CC#2を介した通信に対応できるのか否か不明である。
本発明は、ユーザに割当てたコンポーネントキャリアから1つをアンカーキャリアとして選定し、アンカーキャリアはLTEの動作を補償すると定義し、移動端末装置10(UE#1)に割り当てられているコンポーネントキャリアの1つをアンカーキャリアであると基地局装置20と移動端末装置10(UE#1)との間で相互に認識する。基地局装置20と移動端末装置10(UE#1)との間の通信に使用するコンポーネントキャリア数を追加/削除する場合、移動端末装置10(UE#1)は、少なくとも不明確時間帯の間はアンカーキャリアを介して上りリンクACK/NACK信号を送信する。すなわち、コンポーネントキャリア数が不確定な不明確時間帯において、LTEの動作が補償されているアンカーキャリアを介してLTEによる上りリンクACK/NACK信号の送信を維持する。
基地局装置20では、移動端末装置10に対してRRCシグナリングによりアンカーキャリアとなるコンポーネントキャリア番号を通知する。報知チャネルを用いてアンカーキャリアとなるコンポーネントキャリア番号を通知しても良い。または、通信開始時に最初のキャリアを自動的にアンカーキャリアと決めても良い。
基地局装置20では、また移動端末装置10に対する下り制御情報生成部306が移動端末装置10に割当てられたコンポーネントキャリアCC#0〜CC#3毎に下りリンク制御情報を生成する。このとき、アンカーキャリアの下り制御チャネルに多重される下りリンク制御情報(DCI)は、LTEと同様の動作を補償するため、LTEの仕様を満足する構成となるように制御される。具体的には、DCI構成はLTEにしたがったフォーマットが採用され、CIFが付加されないDCIが配置されるサーチスペースもLTEと同様にして決められる。
DCIがPDCCHの所定領域にマッピングされるまでの処理工程について説明する。
下り制御情報生成部306が下りリンク制御情報(DCI)を生成する。LTEで定義されているDCI構成は、端末毎のリソース割当情報(Resource block assignment)、割り当てたリソースブロックのMCS情報(Modulation and Coding Scheme)、もしくは,トラスポートブロック情報、端末側で生じた受信データ誤りを高効率,低遅延で訂正するために用いる,ハイブリッドARQを用いる際に必要な情報,具体的には初回送信と再送パケットを合成する際に対応するメモリ番号、すなわちHARQプロセス番号(HARQ process number)、新規データか再送データかを区別する識別子(New data indicator)、符号化系列のどの部分を送っているかを示す情報(Redundancy version)、PUCCHの送信電力制御コマンド(TPC for PUCCH)を備えて構成されている。
チャネル符号化部308は、同一サブフレームに多重されるユーザ端末の下りリンク制御情報(DCI)に対し、ユーザID(UE-ID)でマスクしたCRCを付与した後、チャネル符号化する。また、各ユーザ端末の受信品質に応じて、72、144、288、576ビットにレートマッチングする(72ビット又は576ビットの場合、符号化率2/3,1/12に相当)。ここで、72ビットを基本単位(CCE:Control Channel Element)と定義し、定義した4種類のCCE数={1,2,4,8}の中から受信品質に応じて最適なCCE数が決定される。CCE数はスケジューリング部310から通知される。さらに、変調部309においてQPSK変調後、制御チャネル多重部314において複数ユーザ端末の制御情報を多重する(CCE multiplexing)。周波数ダイバーシチ効果を得るために、インタリーブ部315が、REG(Resource Element Groupの略で4REから構成される)単位でインタリーブする(CCE interleaving)。その後、サブフレームの先頭にマッピングする。
移動端末装置10では、デインタリーブ部404がサブフレーム先頭の1〜3OFDMシンボルにマッピングされたPDCCHをデインターリーブする。移動端末装置10では、レートマッチングパラメータ(CCE数)、及びCCEの開始位置が不明であるため、CCE単位でブラインドデコーディングし、ユーザIDでマスクされたCRCがOKとなるCCEを探索する。
共通制御チャネル用制御情報復調部405aは、受信コンポーネントキャリアのPDCCHの共通サーチスペースをブラインドデコーディングし、ユーザ共通の制御情報である共通制御チャネル用制御情報を取り出す。共通制御チャネル用制御情報は、下りリンクのチャネル品質情報(CQI)を含んでおり、後述するマッピング部115に入力され、基地局装置20への送信データの一部としてマッピングされる。また、ユーザ個別の共有データチャネル用の下り制御情報が取り出される。下り制御情報は下り共有データ復調部406aへ入力される。
下り共有データチャネル用制御情報復調部405cは、受信コンポーネントキャリアのPDCCHのユーザ個別サーチスペースをブラインドデコーディングし、ユーザ個別の下り制御情報を復調する。下り制御情報は下り共有データ復調部406aへ入力される。このとき、アンカーキャリア(CC0)において、自分宛のDCIが割り当てられていたCCEの最若番CCE indexをマッピング部415へ通知する。
下り共有データ復調部406aは、共通制御チャネル用制御情報復調部405a及び下り共有データチャネル用制御情報復調部405cから入力された下り共有データチャネル用制御情報に基づいて、受信コンポーネントキャリアのPDSCHを復調する。このとき、PDSCHの復調結果をACK/NACK信号生成部418へ通知する。
移動端末装置10のACK/NACK信号生成部418は、下り共有データ復調部406aからアンカーキャリア及び他のコンポーネントキャリアのPDSCHの復調結果が与えられる。PDSCHの復調結果に対応したACK/NACK信号を生成する。コンポーネントキャリア毎に生成されたACK/NACK信号は変調部419で変調されたからマッピング部415へ入力される。
図11を参照してマッピング部415による上りリンクACK/NACK信号のマッピングについて説明する。同図では、サブフレーム#0、#1までは1つのコンポーネントキャリア(アンカーキャリアのみ)が割り当てられ、サブフレーム#2以降は複数のコンポーネントキャリアが割り当てられている。
マッピング部415は、1つのコンポーネントキャリアのみが割当てられている場合(サブフレーム#0、#1)は、LTEと同様に上りリンクACK/NACK信号の無線リソースを割り当てる。すなわち、図1に示すように、下りリンク制御情報(DCI)に割り当てられていたCCEの最若番CCE indexと同一番号のACK indexを上りリンクACK/NACK信号の無線リソースに割り当てる。
一方、複数のコンポーネントキャリアが割り当てられた場合、アンカーキャリアではLTEと同様に上りリンクACK/NACK信号の無線リソースが割り当てられるが、アンカーキャリア以外のPDSCHに対する上りリンクACK/NACK信号には、ユーザ固有のACK/NACKリソースが割り当てられる。ユーザ固有のACK/NACKリソースは基地局装置20からRRCシグナリングされても良い。
このように、上りリンクACK/NACK信号が無線リソースにマッピングされ、上りリンクACK/NACK信号を含む上りリンク制御信号がIFFT部416で逆高速フーリエ変換されて時間領域の信号に変換される。そして、CP挿入部417でCPが挿入されてから送信される。
基地局装置20では、移動端末装置10から送信されたPUCCHまたはPUSCHを受信する。CP除去部211が受信信号からCPを除去し、FTT部212で周波数領域の信号に変換された後、デマッピング213に入力される。デマッピング213は、アンカーキャリアのPUCCHについてはLTEと同様にして分離する。すなわち、PDCCHに割り当てられたCCEの最若番CCE番号と同一のACK indexから上りリンクACK/NACK信号を分離・復調する。また、デマッピング213は、アンカーキャリア以外のコンポーネントキャリアのPUCCHについては、ユーザ固有のACK/NACKリソースから分離・復調する。このように、デマッピング213は、アンカーキャリアとそれ以外のコンポーネントキャリアとで別々に上りリンクACK/NACK信号を分離する。別々に分離された上りリンクACK/NACK信号はチャネル補償後にACK/NACK検出部215へ与えられる。
このように、本実施の形態によれば、割当てコンポーネントキャリアから1つをアンカーキャリアとして選定し、アンカーキャリアはLTEの動作を補償し、コンポーネントキャリア数を追加/削除する場合であっても、移動端末装置10(UE#1)はアンカーキャリアを介してLTEと同様の動作で上りリンクACK/NACK信号を送信することとしたので、コンポーネントキャリア数が不確定な不明確時間帯においても上りリンクACK/NACK信号の送信を維持することができる。
1 移動通信システム
10 移動端末装置
20 基地局装置
30 上位局装置
40 コアネットワーク
101 送受信アンテナ
102 アンプ部
103 送受信部
104 ベースバンド信号処理部
105 アプリケーション部
201 送受信アンテナ
202 アンプ部
203 送受信部
204 ベースバンド信号処理部
205 呼処理部
206 伝送路インターフェース
300 制御情報生成部
301 データ生成部
302 コンポーネントキャリア選択部
303、308、312 チャネル符号化部
304、309、313 変調部
305 マッピング部
306 下り制御情報生成部
307 下り共通チャネル用制御情報生成部
310 スケジューリング部
311 上り制御情報生成部

Claims (6)

  1. システム帯域が基本周波数ブロック単位で追加または削除される通信システムと接続して通信するユーザ端末であり、
    前記システム帯域を構成する基本周波数ブロック毎にユーザデータ送信用のデータチャネルを受信する受信部と、
    前記受信部によって受信した前記各基本周波数ブロックのデータチャネルを復調する復調部と、
    前記復調部によるデータチャネルの復調結果に応じて前記基本周波数ブロック毎に上りリンクACK/NACK信号を生成するACK/NACK信号生成部と、
    前記システム帯域を構成している基本周波数ブロックの中の一つをアンカーブロックに定め、前記アンカーブロックのデータチャネル復調結果に対して生成された上りリンクACK/NACK信号には、1つの基本周波数ブロック用のリソース割当て方式を用いて無線リソースを割り当て、他の基本周波数ブロックのデータチャネル復調結果に対して生成された上りリンクACK/NACK信号には、複数基本周波数ブロック用のリソース割当て方式を用いて無線リソースを割り当てるマッピング部と、
    を具備したことを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記マッピング部は、前記1基本周波数ブロック用のリソース割当て方式によって、前記アンカーブロックのデータチャネルに割り当てられていた無線リソースと対応した無線リソースが、前記上りリンクACK/NACK信号に割当てられることを特徴とする請求項1記載のユーザ端末。
  3. 前記マッピング部は、前記複数基本周波数ブロック用のリソース割当て方式によって、ユーザ固有の無線リソースが前記上りリンクACK/NACK信号に割当てられることを特徴とする請求項1記載のユーザ端末。
  4. 前記アンカーブロックは固定のままで、前記他の基本周波数ブロックが追加または削除されることを特徴とする請求項1記載のユーザ端末。
  5. ユーザ端末との間の通信に用いられるシステム帯域を基本周波数ブロック単位で追加または削除する選択手段と、
    前記システム帯域を構成する基本周波数ブロック毎にユーザデータ送信用のデータチャネルを送信する送信部と、
    前記各基本周波数ブロックのデータチャネル復調結果を表す上りリンクACK/NACK信号が含まれた上りリンク制御チャネルを受信する受信部と、
    前記システム帯域を構成している基本周波数ブロックの中の一つがアンカーブロックに定められ、前記アンカーブロックの上りリンクACK/NACK信号を、1つの基本周波数ブロック用のリソース割当て方式を用いてデマッピングし、他の基本周波数ブロックの上りリンクACK/NACK信号を、複数基本周波数ブロック用のリソース割当て方式を用いてデマッピングするデマッピング部と、
    を具備したことを特徴とする基地局装置。
  6. システム帯域が基本周波数ブロック単位で追加または削除される通信システムにおける上りリンク制御信号の割当て方法であり、
    前記システム帯域を構成する基本周波数ブロック毎にユーザデータ送信用のデータチャネルを受信するステップと、
    前記受信した前記各基本周波数ブロックのデータチャネルを復調するステップと、
    前記データチャネルの復調結果に応じて前記基本周波数ブロック毎に上りリンクACK/NACK信号を生成するステップと、
    前記システム帯域を構成している基本周波数ブロックの中の一つをアンカーブロックに定め、前記アンカーブロックのデータチャネル復調結果に対して生成された上りリンクACK/NACK信号には、1つの基本周波数ブロック用のリソース割当て方式を用いて無線リソースを割り当て、他の基本周波数ブロックのデータチャネル復調結果に対して生成された上りリンクACK/NACK信号には、複数基本周波数ブロック用のリソース割当て方式を用いて無線リソースを割り当てるステップと、
    を具備したことを特徴とする上りリンク制御信号の割当て方法。
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