JP2011223200A - 無線通信装置、無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】帯域の無駄な消費を防止するレートフォールバックメカニズムを備えた無線通信装置を提供する。
【解決手段】無線通信装置が接続中の第1アクセスポイントの通信状態と周辺の第2のアクセスポイントの通信状態とを比較し、第1アクセスポイントの通信状態が良い場合に、第1アクセスポイントに対する送信レート毎での再送回数を第2のアクセスポイントが検出されない場合より減らす。さらに、第2のアクセスポイントを検出すると、接続中の第1アクセスポイントでのサポートレートの下限までレートを下げない制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信技術に関し、特に、レートフォールバック方式に基づくハンドオーバーを行う無線通信技術に関する。
無線デジタル通信システムでは、ステーション(無線局)は、アクセス・アルゴリズムを採用して、伝送媒体(たとえば、無線周波数域)に対するアクセス権を取得する。たとえば、IEEE 802.11 Wireless LAN規格に従うシステムは、一般にCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance、搬送波感知多重アクセス/衝突回避)アルゴリズムを使用する。CSMA/CAアルゴリズムは、当初、媒体に対して待機し、信号レベルが特定のしきい値を下回ると、さらにランダムな時間だけ待機してからフレームの送信を開始する。具体的に、802.11規格では、ランダム・バックオフ・カウンタを使用し、特定パケットの送信に優先ウィンドウを使用することで、衝突の確率を下げるメカニズムを提供する。しかしながら、CSMA/CAアルゴリズムを使用していても、完全に衝突を抑止することはできない。たとえば、2つ以上のステーションで、ランダム・バックオフ・カウンタの値が一致してしまった場合、同時に送信が開始されることとなり、衝突が発生する。また、衝突が発生しなくても、フレームが正しく送信または肯定応答されない場合がある。
802.11規格には、フレームが正常に受信されたことを確認する肯定応答メカニズムが含まれる。受信側ステーションは、フレームを誤りなく受信すると、送信側ステーションに肯定応答(ACK)フレームを送出する。このACKメカニズムは、(たとえば、衝突に起因する)パケット損失からシステムを保護する。衝突が発生すると、1つまたは2つのステーションは、それぞれの送信したフレームに対するACKフレームを受信しないことになる。衝突以外でも、送信したフレームに対するACKフレームが受信されない場合がある。その原因として、たとえば、(i)固有の検出障害(誤警報確率と検出確率の関係)、(ii)信号品質が低い(時間拡散が過剰)、(iii)信号電力が弱い(距離が長すぎる)、(iv)受信側ステーションでの混信、などがある。
上記802.11の実装には、必ず、フレームを正常に送信することができないという問題を克服するために使用できるメカニズムが複数含まれる。送信側ステーションがACKフレームを受信しなかった場合、送信側ステーションは元のフレームを最大N回再送信できる。送信側ステーションは、再送信を行うごとにランダム・アクセス時間を増やす。送信側ステーションは、これらのどの再試行においても、適すると考えられるあらゆる変調方式を用いて再送信を行うことができる。たとえば、送信側ステーションは、レート・フォールバック・アルゴリズムに従って、元のフレームをより低いレートで(したがって、より安定した変調で)連続的に再送信できる。この再送信は、最大再試行回数(N)に達するまで、またはACKフレームが受信されるまで行われる。宛先ステーションのデータ・トランスポート層は、たとえば、該トランスポート層が各パケットに割り当てるシーケンス番号に欠落があるなどの理由で、フレームが失われたと結論付ける可能性がある。フレーム損失は、システム全体の性能に悪影響を及ぼす可能性がある。たとえば、TCP/IPトランスポート層は、通常、複数件のパケット損失を検出した場合にその送出レートを下げるが、これにより、システムの総スループットが一時的に低下する。
下記特許文献1に記載の技術では、無線通信システムにおけるレート・フォールバック方法および装置として、以下の技術が提案されている。
(1)送信フレームに対するAPからの肯定応答(以下、ACKと呼称)が受信されない場合、無線LAN端末は再送信状態に移行する。
(2)再送信状態に入った無線LAN端末は、まず同じレートでフレーム再送信を試行する。
(3)同じレートでの再送信回数が規定値を超えると、再試行回数満了回避アルゴリズムは、フォールバック状態に入り、送信レートを漸進的に下げる。
これにより、現在のフレームが正常に送信および肯定応答される確率を高めるために、現在のフレームを再送信する際に送信レートを下げることができる。
特開2005−102228号公報
Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications (1999); IEEE Std 802.11a; High−speed Physical Layer in the 5 GHz band; 1999; IEEE Std 802.11b; Higher−Speed Physical Layer Extension in the 2.4 GHz Band; 1999; or IEEE Std 802.11g/D1.1; Further Higher−Speed Physical Layer Extension in the 2.4 GHz Band; Draft version; January 2001
図10から図12までは、特許文献1に記載の従来技術の問題点を示す図である。図10は、特許文献1に記載の従来技術の問題となるシーンの一例を示す図である。ここでは、端末Aと、AP1(現接続AP)61,AP2(接続候補AP)71からなるシステムで説明する。横軸は時間軸である(t101からt123)。まず、端末A及びAP(1)61の設定条件としては、端末Aは周辺検索により、ハンドオーバー可能な接続候補AP(2)71を認識している。AP(1)61の無線LANサポートレートは、11Mbps及び5.5Mbpsである。端末A1のレートフォールバックを決定する再送規定回数は3回である(一律)。
この場合の問題としては、無線LAN端末装置は、間もなくAP(2)71にハンドオーバーする状況である。従って、この期間でAP1との通信確度を、通常同様レベルに確保する必要はない(AP1の帯域を無駄に消費することなく、一刻も早くAP2にハンドオーバーするべきである)という点がある。
それにも関わらず、以下の処理が実現できないという問題がある。
(1) フォールバックを決定する再送規定回数の変更 ⇒ 再送回数が低減できれば、AP1帯域消費を抑え、ハンドオーバー時間短縮可能である。
(2)フォールバックレート範囲変更(下限レート) ⇒ 低レート通信を抑制できれば、AP1帯域消費を抑え、ハンドオーバー時間短縮可能である。
図12は、従来技術のフォールバックレートテーブルの一例を示す図である。ここで、接続中APのサポートレートが、802.11a/b/gフルの場合を想定する。
図11は、従来技術の処理の流れを示すフローチャート図である。図12も参照しながら説明を行う。まず、ステップS101において処理を開始し(START)、ステップS102において、端末Aが無線LAN圏内であるか否か(AP接続中であるか否か)を判定する。無線LAN圏内(AP接続中)の場合のみ通信が可能であるため、判定が必要になる。無線圏外であれば(NO)フォールバック動作は停止する(ステップS112:END)。
無線LAN圏内(AP接続中)の場合は(YES)、ステップS103に進み、上位レイヤからのデータ送信要求が発生する。ステップS104において、無線LANフレーム送信処理を行い、ステップS105において、APからのACKを受信したか否かを判定する。受信した場合には(YES)ステップS102に戻り、受信しなかった(できなかった)場合には(NO)フォールバックの動作を開始する。すなわち、ステップS106に進み、初回レート=現在の無線送信レートに合致するフォールバックパターンNoを図12のレートテーブルより検索する。
次いで、ステップS107において、無線LANフレーム再送処理を行う。次いで、ステップS108において、APからのACK受信があるか否かを判定し、NOであればステップS109に進み、現在の再送回数カウンタ=再送Maxであるか否かを判定する(図10では3回)。
YESの場合には、ステップS102に戻る。ステップS109においてNOの場合には、ステップS111に進んで、再送カウンタを+1を行い、レートテーブルでこの再送回数に対応するレートをここでは11Mbpsを5.5Mbpsに変更するように無線LAN送信部(後述)に設定し、ステップS107に戻る。YESの場合には、ステップS110に進み、無線LANフレーム再送終了し、再送カウンタをリセットし、フレームは破棄し、ステップS102に戻る。
図12の従来技術のフォールバックレートテーブル例を使用する場合、再送回数及び送信レートは、現在接続中APとの通信状態(良好/不良)に関わらず、以下のように設定される(例示)。
1)初回の無線LAN送信レートが24Mbps⇒フォールバックパターンNo.4
<再送1回目>24Mbps
<再送2回目>11Mbps
<再送3回目>5.5Mbps
<再送4回目> 2Mbps
<再送5回目> 1Mbps
<再送6回目> 1Mbps
2)初回の無線LAN送信レートが1Mbps⇒フォールバックパターンNo.12
<再送1回目> 1Mbps
<再送2回目> 1Mbps
<再送3回目> 1Mbps
<再送4回目> 1Mbps
<再送5回目> 1Mbps
<再送6回目> 1Mbps
このように、現在接続中APの無線通信条件が悪く、かつ、現在接続中APよりも無線通信条件が良いハンドオーバー(以下、「HO」と称する。)候補APが周辺に存在する環境下において、上記特許文献1に記載の技術を適用する場合には、以下の問題が生じる。
(1)通常(周辺にHO候補APが存在しない場合)と同様のフレーム再送及びレートフォールバックが行なわれると、現在接続中APの帯域を無駄に消費するという問題がある。
(2)通常(周辺にHO候補APが存在しない場合)と同様のフレーム再送及びレートフォールバックが行なわれることで、ハンドオーバー処理において冗長な時間が発生するという問題がある。
本発明は、上記(1)、(2)の問題点を解決することを目的とする。
本発明は、移動端末(自機)の周辺にHO候補APが存在する場合(移動端末で検出されている場合)のみ、レートフォールバック制御に加えて、以下の対処を行なうことを特徴とする。
1)レート毎での再送回数を通常時より減らす。
2)現在接続中APで通信可能なサポートレートの下限までレートを下げない。
但し、周辺にHO候補APが存在しない場合(移動端末で検出されていない場合)は、通常の動作とする。
本発明の一観点によれば、フレーム伝送を制御する制御部を有し、レート・フォールバック・メカニズムを備えた無線通信装置において、前記無線通信装置が接続中の第1のアクセスポイントとは異なる第2のアクセスポイントを検出する無線LANスキャン制御部と、前記第1のアクセスポイントとの通信状態と前記第2のアクセスポイントとの通信状態とを比較し、前記第2のアクセスポイントとの通信状態が良い場合に、前記第1のアクセスポイントに対する送信レート毎での再送回数を、前記第2のアクセスポイントが検出されない場合より減らす制御を行う通信制御部と、を有することを特徴とする無線通信装置が提供される。
前記無線LANスキャン制御部が、前記第2のアクセスポイントを検出すると、現在接続中のアクセスポイントで通信可能なサポートレートの下限までレートを下げない制御を行う通信制御部を有することが好ましい。
前記無線LANスキャン制御部が、前記第2のアクセスポイントを検出しない場合は、通常のレート・フォールバック・メカニズム動作とすることが好ましい。
本発明の他の観点によれば、レート・フォールバック・メカニズムを備えた無線通信方法において、接続中の第1のアクセスポイントとは異なる第2のアクセスポイントを検出するステップと、前記第1のアクセスポイントとの通信状態と前記第2のアクセスポイントとの通信状態とを比較し、前記第2のアクセスポイントとの通信状態が良い場合に、前記第1のアクセスポイントに対する送信レート毎での再送回数を、前記第2のアクセスポイントが検出されない場合より減らす制御を行う通信制御ステップと、を有することを特徴とする無線通信方法が提供される。
本発明によれば、HO開始までのプロセスにおいて、現在接続中APに対する冗長なフレーム送信が抑制されることにより、以下が可能となる。
(1) 現在接続中APの帯域負荷を低減することができる。
(2) ハンドオーバー時間を短縮することができる。
本発明の一実施の形態による無線通信装置(移動局)の一例として示した携帯電話機の外観構成例を示す図である。 図1に示す携帯電話機1を含む携帯電話システムの一構成例を示す図である。 本実施の形態による無線LAN端末の使用例を示す図である。 従来技術への対応策を施した本実施の形態による例を示す図であり、図10に対応する図である。 HO準備状態を考慮した場合の、通信の様子を示す図である。 本実施の形態による処理の流れを示すフローチャート図であり(端末Aの処理)、図11に対応する図である。 本実施の形態による処理の流れを示すフローチャート図であり(端末Aの処理)、図11に対応する図であり、図6Aに続く図である 、本実施の形態によるフォールバックレートテーブルの一例を示す図であり、図7は、図12と同じ通常時のテーブルである。 図8は、HO準備状態時におけるフォールバックレートテーブルの一例を示す図である。 従来のHO準備状態を考慮しない場合の、通信の様子を示す図である。 特許文献1に記載の従来技術の問題となるシーンの一例を示す図である。 従来技術の処理の流れを示すフローチャート図である。 従来技術のフォールバックレートテーブル例を示す図である。
(定義)
本明細書において、以下の用語については、以下のように定義される。
1)アクセスポイント(AP): WLANの基地局として、無線通信端末と通信を行い、通信ネットワークを介し、インターネットへの接続を実現する装置である。1つのAPがカバーできる範囲には限りがあり、また壁などの障害物によっても電波状況は悪化する。広い範囲で端末を使用する場合には、複数のAPを設置して、その間をハンドオーバーさせることで、電波状況のよいAPに接続することができる。
2)通信ネットワーク: 接続した各端末間の相互通信を実現したり、さらにインターネット通信網を介した通信を実現するためのネットワークである。
3)CPU(Central Processing Unit): プログラム保存領域に格納されたプログラムを動作させ、各種制御を行う制御部である。
4)無線LANスキャン制御部: 周辺APのBSSID/SSID/RSSIなどの情報を取得及び集計し、ハンドオーバー先の決定等に用いる。
5)無線LAN接続制御部: 無線LAN送信部、無線LAN受信に対して、APへの接続やハンドオーバーの制御を実施する。
6)無線LANデータ通信制御部: アプリケーションレイヤからの要求に基づき、APに対する送信データを無線LAN送信部に転送するとともに、APから受信した無線LANフレームから抽出される必要データを無線LAN受信部より受信し、アプリケーションレイヤに転送する。
7)無線LANデータ再送制御部: APに対して送信した無線LANデータに対するACKが受信できなかった場合に、同一データ再送制御を実施する。
8)無線LANレートフォールバック制御部: 無線LANデータ再送制御部での再送状況に基づき、無線LAN送信データのレートを決定する。
9)キー部: 操作を意図したユーザからの入力を受け付ける。
10)音声入出力手段: マイク、レシーバから構成される。通話時(無線LAN Voice Over Internet Protocol、又は携帯電話網)に音声の入力、出力を行う。
11)記憶部: データ、プログラムの格納領域。
12)WLAN設定領域: 無線LANに関わる各種設定(SSID情報、認証情報、ハンドオーバー閾値など)を格納する領域。この領域の情報に基づき、接続やハンドオーバ制御を行う。
13)プログラム保存領域: CPU上で動作させるプログラムを格納する。
14)無線LAN送信部: CPU側からの指定に従い、AP接続やハンドオーバー、データ通信に必要な無線フレームの構築、無線変調、レート制御を行う。なお、レート制御については、802.11規格で規定される3種類のフレーム(管理フレーム、制御フレーム、データフレーム)別に初回レートを決定する。一般的に、管理フレームは確実に送信される必要性があるため、初回レートには、対応レートのうち低いレートが適用される。
15)無線LAN受信部: APから受信する無線信号に対し、復調及び無線フレーム解析を行ない、必要なデータについてCPUへハンドリングする。
16)無線LAN RSSI測定部: APからの無線信号受信レベルを測定する。
17)無線LAN送信エラー測定部: 無線LAN送信部より得られる無線LANフレーム送信エラー数を基に送信エラー率を算出する。
18)無線LAN受信エラー測定部: 無線LAN受信部より得られる無線LANフレーム受信エラー数を基に送信エラー率を算出する。
19)アンテナスイッチ: アンテナ経由でAPから受信する無線信号とAPへ送信する無線送信信号とを隔離する。
APは、Access Pointであり、SSIDは、Service Set Identifierである。APに設定する無線LANネットワークの識別子である。32文字以内の文字列で指定する。
BSSIDは、Basic Service Set Identifier APを識別する48ビットの数値である。各APのMACアドレスであり、一台一台を一意に識別する。
RSSIとは、Received Signal Strength Identifierであり、WLANの受信信号強度である。
FERは、Frame Error Rateであり、WLANのフレームエラー率である。
HOは、Hand Overであり、1台のAPから別のAPへ接続を切り替える。
VoIPは、Voice Over Internet Protocolであり、 インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークを使って音声データ送受信する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明を行う。
図1は、本実施の形態による無線通信装置(移動局)の一例として示した携帯電話機の外観構成例を示す図である。図1に示す折り畳み型携帯電話機1は、筐体2と、上下の筐体を接続しつつ折り畳み可能に構成するヒンジ部4と、上筐体に設けられたLCD型表示部3と、音声を受信するレシーバ5、音声を入力するマイク11、各種入力操作を行うキー部7と、アンテナ(この図では内蔵アンテナ)15とを備えている。
図2は、図1に示す携帯電話機1を含む携帯電話システムの一構成例を示す図である。全体としては、携帯電話機1と、現在接続中の第1のアクセスポイント61と、通信ネットワークNTと、HO候補のアクセセポイント71とを備えている。携帯電話機1は、表示部3と、音声入出力部5、11と、キー部7と、CPU(制御部)17と、記憶部(メモリ)33と、アンテナ15と、を備えている。さらに、CPU17とアンテナスイッチを接続する無線LAN送信部41、無線LAN受信部45と、無線LAN送信エラー測定部47、無線LAN受信エラー測定部51、無線LAN RSSI測定部53を備えている。CPU17は、無線LANスキャン制御部21、無線LAN接続制御部23,無線LANデータ通信制御部25、無線LANレートフォールバック制御部27,無線LANデータ再送制御部31を有する。記憶部33は、プログラム保存領域35と、WLAN設定領域37と、を備える。
Figure 2011223200
表1は、WLAN設定領域例を示す例であり、無線設定は、以下のように接続先SSIDや認証方式、HO閾値を設定する。
HO閾値は、この値を下回ると通信条件が良好な他の接続候補APへのハンドオーバ動作開始契機となる指標になる。上の例では、HO閾値との比較として参照する対象値に現在接続中APのRSSI値を採用している。
尚、RSSI以外の指標、たとえば無線フレームの送信エラー率、受信エラー率をHO閾値に用いることもできる。
例えば、10%設定時とすれば、以下送信エラー率、受信エラー率の総計が10%を超えたらスキャンを行い、ハンドオーバーを試みることになる。
尚、送信エラー率は、APへの無線LAN送信フレームに対し、APからACKを受け取れなかった率であり、受信エラー率は、APから受信した無線LANフレームに誤りが検出された率である。
図3は、本実施の形態による無線LAN端末の使用例を示す図であり、例えば、オフィス内のVoIP通信ネットワークにAP2台(AP(1)61、AP(2)71)が設置されている。
端末(A)1と端末(B)1bが、AP(1)61を介して無線LAN VoIP通話中である。この状態において、端末A(1)が移動して(L1)端末(A)1aの位置になり、受信RSSIが、AP(2)71>AP(1)61の状態となる。ここで、端末(A)1a、端末(B)1bとも、HO動作契機となる現在接続中APのRSSI値(HO閾値)は−60dBmに設定する。
図7、図8は、本実施の形態によるフォールバックレートテーブルの一例を示す図である。図7は、図12と同じ通常時のテーブルである。図8は、HO準備状態時におけるフォールバックレートテーブルの一例を示す図である。HO準備状態のテーブルは、11Mbps未満のレートフォールバックを抑制する構成となっている。このような構成であれば、図8の値に限定されるものではない。
図4は、従来技術への対応策を施した本実施の形態による例を示す図であり、図10に対応する図である。図10と同様に、端末Aと、AP1(現接続AP)61,AP2(接続候補AP)71からなるシステムで説明する。横軸は時間軸である(t1からt10まで)。まず、端末A及びAP(1)61の設定条件としては、端末Aは周辺検索により、ハンドオーバー可能な接続候補AP(2)71を認識している。
図4において時系列的に動作を説明する。まず、時間t1において端末Aから基地局AP1に向けてフレーム送信(11M)を行う。次いで、時間t2において、基地局AP1から端末Aに通信可のACKが返される。次いで、時間t3において、移動等による通信環境の変化により、AP2>AP1となったとする。時間t4でフレーム送信を行ってもACKが届かないと、例えば1回だけフレーム再送処理を時間t6で行い、それでもACK(t7)が届かないと、フレーム再送処理を停止し、時間t8でハンドオーバー処理を実行する。その後、時間t9で端末AからAP2へフレーム通信を行い(t9)、ACKがt10で届くことで通信が再開する。ここで、図10との違いは、ACKが届かない場合の(通信状況の変化が推定される。)フレーム通信の再送回数を減らしたことである。すなわち、本実施の形態による例では、以下のような工夫がなされている。
(1)レート毎での再送回数を通常時より減らすこと、この例では、周辺にAP2が存在するため、通常の再送規定回数3回を1回に減らしている。
(2)現在接続中APの通信可能レートの下限までレートを下げない、この例では、周辺にAP2が存在するため、レートフォールバックの下限レートを11Mbpsとする(5.5Mbpsまで下げない)。
このように、無線通信装置において、周辺に現在接続中の第1のアクセスポイントよりも無線通信条件が良いハンドオーバー候補の第2のアクセスポイントが存在すると、レート毎での再送回数を通常時より減らす制御を行う。
さらに、周辺に現在接続中の第1のアクセスポイントよりも無線通信条件が良いハンドオーバー候補の第2のアクセスポイントが存在すると、現在接続中のアクセスポイントで通信可能なサポートレートの下限までレートを下げない。
図6A、図6Bは本実施の形態による処理の流れを示すフローチャート図であり(端末Aの処理)、図11に対応する図である。まず、処理を開始すると(ステップS1:START)、無線LAN圏内であるか否かを判定し(AP接続中?)、NOであれば、ステップS19に進み、処理を終了する(END)。一方、YESであれば、AP接続中であり、ステップS3に進みデータ送信要求が発生し、ステップS4において無線LANフレーム送信処理を行い、ステップS5において、APからのACKの受信があるか否かを判定する。この判定でYESであれば、ステップS2に戻り、端末Aから、さらにデータ送信要求が発生する。ステップS5でNOであれば、ステップS6に進み、現在接続中のAP1の状態はHO(ハンドオーバー)閾値以下か否かを判定する。ここで、上記図7、図8の「通常時」と「HO準備状態時」の2種類のテーブルを使い分ける。尚、「HO準備状態時」とは、現在接続中APの通信状態が表示1で説明したHO閾値を下回り、かつ、周囲に接続候補APが存在する状態のことを指す。一方、通常時とは、HO準備状態以外の状態にあることを指す。
ステップS6でNOの場合には、ステップS8に進み、初回レート=現在の無線送信レートに合致するフォールバックパターンNoを、通常時レートテーブル(図7)より検索する。また、ステップS6でYESの場合には、ステップS7に進み、接続候補APが存在するか否かを判定する。NOの場合には、すなわち、通信状態が悪くても接続HO候補がない場合には、図11の従来の処理と同様にレートフォールバックを実施する。すなわち、まず、ステップS9に進み、無線LANフレーム再送処理を行う。次いで、ステップS10において、APからACKが受信できるか否かを判定する。YESの場合には、ステップS2に戻る。NOの場合には、ステップS11に進み、現在の再送回数カウンタ=再送Maxであるか否かを判断する。NOの場合には、ステップS12に進み、再送カウンタを+1し、レートテーブルでこの再送回数に対応するレートを無線LAN送信部に設定し、ステップS9に戻る。ステップS11でYESの場合には、ステップS13に進み、無線LANフレーム再送を終了する。再送カウンタはリセットし、フレームは破棄する。そして、ステップS13からステップS2に戻る。
ステップS7でYESの場合には、ステップS14に進み、初回レート=現在の無線送信レートに合致するフォールバックパターンNoを、HO準備状態時レートテーブル(図8)より検索する。次いで、ステップS15に進み、無線フレーム再送処理を行う。次いで、ステップS16において、APからのACK受信があるか否かを判定する。APからのACK受信があれば(YES)、ステップS2に戻る。APからのACK受信がなければ(NO)、ステップS17に進み、現フォールバックパターンで次回再送が許容されているか判定する。
現フォールバックパターンで次回再送が許容されているか否かの判定は、無線LANレートフォールバック制御部27で行うことができる。
また、次回再送が許容されているかの基準は、図6BのS14で取得した、図8記載の何れかのフォールバックパターンNoに対応する再送Max回数(再送なし〜4回)に到達したか否かである。
ここで、NOの場合にはステップS13に進み、YESの場合にはステップS18に進み、再送カウンタを+1し、レートテーブルでこの再送回数に対応するレートを無線LAN送信部に設定し、ステップS15に戻る。
以下に、通常時とHO準備状態時のフォールバックパターンの例を示す。
通常時には、初回の無線LAN送信レートが24Mbpsであれば、図7よりフォールバックパターンNo4であり、再送1回目が24Mbps,再送2回目が11Mbps,再送3回目が5.5Mbps,再送4回目が2Mbps,再送5回目が1Mbps,再送6回目が1Mbpsである。また、例えば、初回の無線LAN送信レートが1Mbpsであれば、図7よりフォールバックパターンNo12であり、再送1回目が1Mbps,再送2回目が1Mbps,再送3回目が1Mbps,再送4回目が1Mbps,再送5回目が1Mbps,再送6回目が1Mbpsである。
一方、HO準備状態では、初回の無線LAN送信レートが24Mbpsであれば、図8よりフォールバックパターンNo4であり、再送1回目が24Mbps,再送2回目が11Mbpsであり、初回の無線LAN送信レートが1Mbpsであれば、図8よりフォールバックパターンNo12であり、再送が行われない。
このように、本実施の形態による処理では、HO準備状態か通常状態であるかに依存してフォールバックパターンを異ならせるとともに、HO準備状態の場合には、再送を抑制することで、速やかにハンドオーバーを行うことができる。
すなわち、周辺に現在接続中の第1のアクセスポイントよりも無線通信条件が良いハンドオーバー候補の第2のアクセスポイントが存在すると、現在接続中のアクセスポイントで通信可能なサポートレートの下限までレートを下げない制御を行う。周辺に前記ハンドオーバー候補のアクセスポイントが存在しない場合は通常の動作とする。
図9、図5は、本実施の形態による通信技術の効果を示す図である。図9は、従来のHO準備状態を考慮しない場合の、通信の様子を示す図である。端末Aと、AP1、AP2とが存在し、まず、端末Aでフレーム通信を行いAP1に11Mで通信を行うと、AP1から通信OKというACKが戻る。ここで、移動による通信条件の変化(AP2>AP1)が生じると、フレーム通信を行い、次いで、ACKが届かないため、1回目、2回目、3回目と11Mでフレーム再送を行っても、ACKが届かない。そこで、従来技術では、フォールバック(再送規定回数(3回)満了によるフォールバック、11Mbpsから5.5Mbpsに変更)して、AP1へのフレーム送信、再送(1から3回目)を行う。しかしながら、ACKが届かない場合には、AP2へのハンドオーバーを行い、フレーム送信とACK受信を繰り返す。
一方、図5に示す本実施の形態による通信技術では、移動による通信条件の変化(AP2>AP1)が生じると、例えば1回のフレーム送信(11M)と1回のフレーム再送(11M)のみでハンドオーバー処理を行うため、図9のフレーム再送(2回目)からフォールバック処理以降のフレーム再送(3回目)までの期間における、AP1のネットワーク帯域における帯域負荷を低減することができるという効果がある。
さらに、図5のハンドオーバーから図9のハンドオーバーまでの間におけるAP2へのハンドオーバ時間を短縮することができ、速やかなハンドオーバー処理を行うことができるという効果がある。
上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また前記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明は、移動通信装置に利用可能である。
1…折り畳み型携帯電話機、2…筐体、3…表示部、4…ヒンジ部、5…レシーバ、7…キー部、11…マイク、15…アンテナ、21…無線LANスキャン制御部、23…無線LAN接続制御部、25…無線LANデータ通信制御部、27…無線LANレートフォールバック制御部、31…無線LANデータ再送制御部、33…記憶部、35…プログラム保存領域、37…WLAN設定領域、NT…通信ネットワーク、71…HO候補のアクセセポイント、17…CPU、41…無線LAN送信部、45…無線LAN受信部、47…無線LAN送信エラー測定部、51…無線LAN受信エラー測定部、53…無線LANRSSI測定部、61…現在接続中の第1のアクセスポイント。

Claims (4)

  1. フレーム伝送を制御する制御部を有し、レート・フォールバック・メカニズムを備えた無線通信装置において、
    前記無線通信装置が接続中の第1のアクセスポイントとは異なる第2のアクセスポイントを検出する無線LANスキャン制御部と、
    前記第1のアクセスポイントとの通信状態と前記第2のアクセスポイントとの通信状態とを比較し、前記第2のアクセスポイントとの通信状態が良い場合に、前記第1のアクセスポイントに対する送信レート毎での再送回数を、前記第2のアクセスポイントが検出されない場合より減らす制御を行う通信制御部と、を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記無線LANスキャン制御部が、前記第2のアクセスポイントを検出すると、
    現在接続中のアクセスポイントで通信可能なサポートレートの下限までレートを下げない制御を行う通信制御部を有することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記無線LANスキャン制御部が、前記第2のアクセスポイントを検出しない場合は、通常のレート・フォールバック・メカニズム動作とすることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  4. レート・フォールバック・メカニズムを備えた無線通信方法において、
    接続中の第1のアクセスポイントとは異なる第2のアクセスポイントを検出するステップと、
    前記第1のアクセスポイントとの通信状態と前記第2のアクセスポイントとの通信状態とを比較し、前記第2のアクセスポイントとの通信状態が良い場合に、前記第1のアクセスポイントに対する送信レート毎での再送回数を、前記第2のアクセスポイントが検出されない場合より減らす制御を行う通信制御ステップと、を有することを特徴とする無線通信方法。
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