JP2011221963A - 問い合わせ先情報管理システム及び問い合わせ先情報管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】医療機器等に記憶される問い合わせ先情報を迅速且つ簡易に更新等することができる問い合わせ先情報管理システム及び問い合わせ先情報管理方法を提供すること。
【解決手段】医療機器に関する問い合わせ先情報を記憶する問い合わせ先情報管理装置65と、問い合わせ先情報管理装置から問い合わせ先情報を取得し、医療機器又は医療機器を管理する医療機器管理装置10に、当該問い合わせ先情報を提供する移動通信手段40と、を有し、医療機器又は医療機器管理装置は、移動通信手段の問い合わせ先情報を自己の問い合わせ先情報として管理するか否かを判断する問い合わせ先情報判断手段17,20を有する問い合わせ先情報管理システム1。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、医療機器等又はその管理装置内等に記憶される当該医療機器に関する問い合わせを行う問い合わせ先情報を管理するための問い合わせ先情報管理システム及び問い合わせ先情報管理方法に関するものである。
従来より、例えば、病院等の医療機関では、人工心肺等の医療機器を管理するためのシステムが採用されている(例えば、特許文献1)。
このような管理システムでは、コンピュータ等の管理装置が各医療機器のデータ等を管理するだけでなく、医療機器に不具合等が発生した場合の緊急連絡先等の問い合わせ先の情報も管理しており、医療機器会社等に連絡ができるようになっている。
特開平11−154195号公報
しかし、このように管理装置に記憶された問い合わせ先情報は一旦、記憶されると、その後、問い合わせ先が変更等になっても直ぐに更新するのは難しく、更新する場合でもその更新処理に時間がかかるという問題があった。また、トラブル対応ができない場合に、直ぐに問合せ先とその担当者が分からないという問題があった。
そこで、本発明は、医療機器又はその管理装置等に記憶される問い合わせ先情報を迅速且つ簡易に更新等することができる問い合わせ先情報管理システム及び問い合わせ先情報管理方法を提供することを目的とする。
上記課題は、本発明にあっては、医療機器に関する問い合わせ先情報を記憶する問い合わせ先情報管理装置と、前記問い合わせ先情報管理装置から前記問い合わせ先情報を取得し、前記医療機器又は前記医療機器を管理する医療機器管理装置に、当該問い合わせ先情報を提供する移動通信手段と、を有し、前記医療機器又は前記医療機器管理装置は、前記移動通信手段の前記問い合わせ先情報を自己の前記問い合わせ先情報として管理するか否かを判断する問い合わせ先情報判断手段を有することを特徴とする問い合わせ先情報管理システムにより達成される。
前記構成によれば、医療機器に関する問い合わせ先情報を記憶する問い合わせ先情報管理装置と、問い合わせ先情報管理装置から問い合わせ先情報を取得し、医療機器又は医療機器を管理する医療機器管理装置に、当該問い合わせ先情報を提供する移動通信手段と、を有している。
したがって、移動通信手段を用いることで、容易且つ迅速に、当該医療機器又は当該医療機器管理装置の問い合わせ先情報を更新等することができる。
また、前記構成では、医療機器又は医療機器管理装置は、移動通信手段の問い合わせ先情報を自己の問い合わせ先情報として管理するか否かを判断する問い合わせ先情報判断手段を有する。
このため、移動通信手段が有する問い合わせ先情報の適否を判断することができ、間違った情報に置き換えられることを未然に防ぐことができる。
好ましくは、前記問い合わせ先情報は、前記医療機器又は前記医療機器管理装置の識別情報及び更新時期情報を有し、前記問い合わせ先情報判断手段は、前記移動通信手段の前記問い合わせ先情報の前記識別情報により、前記問い合わせ先情報が、当該前記医療機器又は前記医療機器管理装置の情報であるか否かを判断すると共に、前記更新時期情報に基づき、当該前記問い合わせ先情報が最新の自己の前記問い合わせ先情報であるか否かを判断することを特徴とする問い合わせ先情報管理システムである。
前記構成によれば、問い合わせ先情報判断手段は、移動通信手段の問い合わせ先情報の識別情報により、問い合わせ先情報が、当該医療機器又は当該医療機器管理装置の情報であるか否かを判断すると共に、更新時期情報に基づき、当該問い合わせ先情報が最新の前自己の前記問い合わせ先情報であるか否かを判断する構成となっている。
したがって、問い合わせ先情報の識別情報により、自己の問い合わせ先情報であるか否かを的確に判断することができ、更新時期情報に基づき、当該問い合わせ先情報が最新の自己の前記問い合わせ先情報であるか否かを容易に判断することができる。
好ましくは、前記問い合わせ先情報は、問い合わせ先の電話番号情報及びメールアドレス情報を有し、これらの情報が、前記医療機器又は前記医療機器管理装置の表示部に表示されたときに、リンクが形成される構成となっていることを特徴とする問い合わせ先情報管理システムである。
前記構成によれば、問い合わせ先情報は、問い合わせ先の電話番号情報及びメールアドレス情報を有し、これらの情報が、医療機器又は医療機器管理装置の表示部に表示されたときに、リンクが形成される構成となっているので、利用者は、問い合わせ先に迅速且つ簡易に連絡をすることができる。
好ましくは、前記移動通信手段が、非接触ICカードでなることを特徴とする問い合わせ先情報管理システムである。
前記構成によれば、移動通信手段が、非接触ICカードでなるので、問い合わせ先情報管理装置及び医療機器又は医療機器管理装置は、非接触ICカードのデータ送受信装置を備えることで,簡易且つ迅速に問い合わせ先情報の送受信をすることができる。
好ましくは、 前記表示部は、タッチパネルであり、表示画面のいずれの箇所に押下されても、前記問い合わせ先情報を表示するヘルプ画面を最優先で表示するように制御されることを特徴とする問い合わせ先情報管理システムである。
前記課題は、本発明によれば、医療機器に関する問い合わせ先情報を記憶する問い合わせ先情報管理装置と、前記問い合わせ先情報管理装置から前記問い合わせ先情報を取得し、前記医療機器又は前記医療機器を管理する医療機器管理装置に、当該問い合わせ先情報を提供する移動通信手段と、を有し、前記医療機器又は前記医療機器管理装置の問い合わせ先情報判断手段が、前記移動通信手段の前記問い合わせ先情報を自己の前記問い合わせ先情報として管理するか否かを判断する構成となっていることを特徴とする問い合わせ先情報管理方法により達成される。
以上説明したように、本発明によれば、医療機器又はその管理装置等に記憶される問い合わせ先情報を迅速且つ簡易に更新等することができる問い合わせ先情報管理システム及び問い合わせ先情報管理方法を提供することができる。
本発明の実施の形態にかかる問い合わせ先管理システムを示す概略図である。 人工心肺システム管理装置側ディスプレイに示された「ヘルプ」画面例を示す概略図である。 図1の医療機器管理装置,非接触ICカード及び人工心肺システム管理装置等の主な構成を示す概略ブロック図である。 問い合わせ先管理システムの主な動作等を示す概略フローチャートである。 問い合わせ先管理システムの主な動作等を示す他の概略フローチャートである。 この非接触ICカードに記憶される問い合わせ先情報である例えば、問い合わせ先データ例である。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる問い合わせ先管理システム1を示す概略図である。
本実施の形態に係る問い合わせ先管理システム1は、ある病院に、医療機器のシステムとして、人工心肺システムを納入した医療機器会社の担当者が問い合わせ先となった例を示している。
ここで、先ず、図1に示す人工心肺システムについて説明する。人工心肺システムは、図1に示すように、手術室における患者のベッド近傍に配置され、主に心臓を止めて体外循環を行う心臓手術や大血管手術の時に使用される複数の医療機器等で構成される。
人工心肺システムは、各病院毎にカスタマイズされるが、例えば、図1に示すガス交換を行う人工肺2、心臓ポンプ機能の代わりに血液を循環させる、例えば、4つのローラポンプ3a乃至3d及び遠心ポンプ4を有している。
また、人工心肺システムは、人工心肺システムの各要素を接続する血液回路5、血液回路5に接続され手術中の患者の血液中の成分を表示する血液ガスモニタ6a、6b、血液を濾過濃縮する血液濃縮器7や心筋保護液装置8なども有している。
そして、これらの機器を管理するため、人工心肺システムは、図1に示すように、ハブ9を介して、医療機器管理装置である例えば、人工心肺システム管理装置10を有している。
この人工心肺システム管理装置10は、具体的には、そのシステムを構成する医療機器から以下のようなデータを取得している。
例えば、流量,回転数等の医療機器の情報、心筋保護液温度、タイマ、アラーム情報、手術中の患者の生体情報である、動脈圧、静脈圧、動脈温度、静脈温度、血中のpH、PCO、PO、BE、HCO、K、Hct、Hb、血液温度等である。
このように、人工心肺システム管理装置10は、図1に示す各機器のアラーム情報を監視等しているため、構成する機器等に異常があった場合は、その旨、表示部である例えば、人工心肺システム管理装置側ディスプレイ(表示部)11に表示される構成となっている。
そして、かかる異常が操作者の手に負えず、本システムを納入した医療機器会社の担当者に問い合わせる必要があるときは、この人工心肺システム管理装置側ディスプレイ11に、ヘルプ画面を表示させることができる構成となっている。
図2は、人工心肺システム管理装置側ディスプレイ11に示された「ヘルプ」画面例を示す概略図である。
図2に示すように、「ヘルプ」画面には、問い合わせ先情報が示されている。図2の内容については後で詳述する。
このように、人工心肺システムは、乳幼児・小児から大人まで、心臓手術や大血管手術の時に使用されるため、その動作に異常等があった場合は、重大な結果を招くおそれがあり、また、このようなシステムを組むときは、医療機器会社の担当者が、各病院の体外循環技師等と相談しながら、各病院毎にカスタマイズし、その当該病院で、その当該手術に対して、異なる最適な構成としている。
したがって、かかる最適な構成については、医療機器会社がかなり関わっているため、人工心肺システムに異常が生じたときは、いち早く医療機器会社の担当者に連絡を取ることが重要となっている。
さて、人工心肺システム管理装置10には、図1に示すように、非接触ICカードデータ読取装置12を備えている。すなわち、図1に示す移動通信手段である例えば、非接触ICカード40を、この非接触ICカードデータ読取装置12に近づけることによって、非接触ICカードデータ読取装置12は、非接触ICカード40に記憶されているデータを読み取り、取得することができる構成と成っている。非接触ICカードデータ読取装置12は、人工心肺システム管理装置10の適所に内蔵させ、内蔵された位置と対応した外部に載置部を設け、載置されたと判断部で判断されると、非接触ICカード40に記憶されているデータを読み取り、取得するようにしてもよい。こうすることで操作が簡単になるとともに、人工心肺システム管理装置10の外観がスマートになる。
また、図1の問い合わせ先管理システム1は、図1に示すように、人工心肺システムを納入した医療機器会社に配置されている、問い合わせ先情報管理装置である例えば、医療機器会社の管理装置60を有している。
この医療機器会社の管理装置60は、各病院等に納入した人工心肺システム等の各担当者等に関する情報が記憶されている。
また、この医療機器会社の管理装置60は、非接触ICカード通信装置61を有している。このため、例えば、医療機器会社の担当者が自己の非接触ICカード40を、この非接触ICカード通信装置61に近づけることで、自己の最新のデータを、自己の非接触ICカード40に取り込むことができる構成となっている。非接触ICカード通信装置61は、医療機器会社の管理装置60の適所に内蔵させ、内蔵された位置と対応した外部に載置部を設け、載置されたと判断部で判断されると、非接触ICカード40に記憶されているデータを読み取り、取得するようにしてもよい。こうすることで操作が簡単になるとともに、医療機器会社の管理装置60の外観がスマートになる。
図1の医療機器会社の管理装置60、非接触ICカード40及び人工心肺システム管理装置10等は、コンピュータ等を有し情報を制御等している。
このコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、例えばバス等を介して配置されている。
このバスは、すべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。CPUは所定のプログラムの処理や判断を行う他、バスに接続されたROM等を制御している。ROMは、各種プログラムや各種情報等を格納している。RAMは、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
図3は、図1の医療機器会社の管理装置60,非接触ICカード40及び人工心肺システム管理装置10等の主な構成を示す概略ブロック図である。
図3に示すように、人工心肺システム管理装置10は、人工心肺システム管理装置側制御部13を有し、データ等を入力等するための人工心肺システム管理装置側入力装置14、上述の非接触ICカード読取装置12や人工心肺システム管理装置側ディスプレイ11等が、この人工心肺システム管理装置側制御部13に接続されている。
また、図3に示すように、医療機器会社の管理装置60は、会社管理装置側制御部62を有し、データ等を入力等するための会社管理装置側入力装置63及び会社管理装置側ディスプレイ64や上述の非接触ICカード通信装置61等が、会社管理装置側制御部62と接続されている。
また、移動通信手段としての非接触ICカード40は、カード側制御部41を有し、図1の非接触ICカード通信装置61や非接触ICカード読取装置12と電磁誘導で通信可能なカード側通信装置42が、カード側制御部41と接続されている。なお、図3のプログラム及び記憶部等については、後で詳述する。
図4及び図5は、問い合わせ先管理システム1の主な動作等を示す概略フローチャートである。以下、図4及び図5のフローチャートに沿って問い合わせ先管理システム1の動作等を説明すると共に、図1乃至図3等の構成等も併せて説明する。
先ず、医療機器会社の担当者は、それぞれ図1に示すような非接触ICカード40を所持しており、図6は、この非接触ICカード40に記憶される問い合わせ先情報である例えば、問い合わせ先データ例である。
図6に示すように、問い合わせ先データとしては、有効期限、更新日、会社名、支店名、担当職種、担当者名、担当者ID番号、支店所在地、携帯電話番号、メールアドレス、担当人工心肺システム管理装置10の識別番号等が、医療機器会社の管理装置60の非接触ICカード通信装置61または不図示の入力装置から非接触ICカード40のカードデータ記憶部43に書き込まれ、記憶できるようになっている。
このデータは、図3のカードデータ記憶部43に記憶される構成となっている。
非接触ICカード40に登録されるべき具体的なデータは、図3の医療機器会社の管理装置60の担当者別データベース65に蓄積されている。すなわち、この担当者別データベース65には、例えば、担当者ID番号毎に各担当者の図6に示すデータが蓄積されている。
具体的には、図4に示す非接触ICカード事前登録工程に沿って、必要なデータがこの非接触ICカード40に登録される。以下、詳細に説明する。
先ず、ST1に示すように、医療機器会社の担当者は、自己の非接触ICカード40を,図1の非接触ICカード通信装置61にかざす。すると、図3のカード側通信装置42と非接触ICカード通信装置61との間で通信が開始され、医療機器会社の管理装置60は、非接触ICカード40のカードデータ記憶部43に記憶されているデータを取得する。
具体的には、図3のカードデータ取得部(プログラム)66が動作して取得する。
次いで、ST2へ進む。ST2では、当該非接触ICカード40が、既にデータを登録済みカードか否かを判断する。具体的には、図3の登録有無判断部(プログラム)67が動作し、非接触ICカード40のカードデータ記憶部43に、図6に示す各データが登録されているか否かを判断する。
ST2で、図6に示す各データが登録されていない場合は、ST3へ進む。
ST3では、カードデータ記憶部43に図6の担当者ID番号の記録があるか否かを判断し、この記録がある場合は、正規の非接触ICカード40であると判断して、ST4へ進む。
ST4では、医療機器会社の管理装置60が担当者別データベース65を参照して、同一番号の担当者ID番号を探し、当該番号の図6に示す問い合わせ先データを非接触ICカード40のカードデータ記憶部43に記憶する。
一方、ST2で、既登録の非接触ICカード40であると判断されたときは、ST5へ進む。この場合は、既に、図6に示す問い合わせ先の各データは、非接触ICカード40に登録済みであるから、当該データが古いデータであるか否かを判断する。
具体的には、図3の有効期限判断部(プログラム)68が動作して、非接触ICカード40のカードデータ記憶部43の図6に示す「有効期限」の欄を参照する。
そして、当該年月日が有効期限内でない場合、すなわち、有効期限を越えている場合は、既にデータが古いと判断して、ST6へ進む。
ST6では、医療機器会社の管理装置60の担当者別データベース65内の問い合わせ先データを非接触ICカード通信装置61から非接触ICカード40のカードデータ記憶部43に上書きする。
以上で、非接触ICカード40事前登録工程が終了し、医療機器会社の担当者は、最新の問い合わせ先データが登録されている自己の非接触ICカード40を所持することができる。
次いで、図5のフローチャートを用いて、人工心肺システム管理装置10の問い合わせ先データを更新等する工程について説明する。
或る病院等に納入されている図1に示す人工心肺システムの医療機器の担当者が変更になった場合は、新担当者は、最新の問い合わせ先データが登録されている自己の非接触ICカード40を持参して、病院を訪問する。病院の人工心肺システムの管理者に、その旨を告げると、同管理者は、ST11に示すように、人工心肺システム管理装置10の表示部11の画面を図2の「ヘルプ」画面に切り替え、図1及び図3の非接触ICカード読取装置12を「ON」とする。
図2では、「ヘルプ」画面において、有効期限、更新日、会社名、支店名、担当職種、担当者名、担当者ID番号、支店所在地、携帯電話番号、メールアドレス、担当人工心肺システム管理装置の識別番号が表示される。
次に、ST12へ進み、医療機器会社の新担当者が、自己の非接触ICカード40を非接触ICカード読取装置12にかざし、通信を開始する。すると、この非接触ICカード読取装置12が、非接触ICカード40内のカードデータ記憶部43に記憶されている図6の問い合わせ先データを取得し、図3の非接触ICカードデータ一時記憶部15に記憶される。
具体的には、図3の非接触ICカードデータ取得部(プログラム)16が動作して実行される。
次いで、ST13に進む。ST13では、ST12で取得した問い合わせ先データのうち、図6に示す「担当人工心肺システム管理装置の識別番号」を参照し、当該識別番号に、人工心肺システム管理装置10の識別番号が記録されているか否か判断する。
すなわち、当該非接触ICカード40の所持者が、人工心肺システム管理装置10の担当者であるか否かを判断する。
具体的には、図3の識別番号判断部(プログラム)17が動作して判断する。
このように、図6の「担当人工心肺システム管理装置の識別番号」が、医療機器又は医療機器管理装置の識別情報の一例であり、識別番号判断部(プログラム)17が、問い合わせ先情報判断手段の一例である。
ST13で、非接触ICカード40が、人工心肺システム管理装置10の識別番号を有している場合は、ST14へ進む。ST14では、非接触ICカード40に記憶されていた図6に示す「有効期限」を参照し、現在の年月日と比較して、非接触ICカード40に記憶されているデータが有効か否かを判断する。
具体的には、図3の有効期限判断部(プログラム)18が動作して判断する。
ST14で、非接触ICカード40の問い合わせ先データが有効期限内であると判断されると、ST15へ進む。
ST15では、図3の非接触ICカードデータ一時記憶部15内の問い合わせ先データの図6の更新時期情報である例えば、「更新日」データを参照する。
すなわち、図3の人工心肺システム管理装置10の問い合わせ先データ記憶部19には、例えば、従前に登録した図6に示すような問い合わせ先データが登録されている。
そこで、この既に登録されている問い合わせ先データより、この非接触ICカード40に登録されている問い合わせ先データの方が新しいか否かを判断する。
具体的には、図3の更新時期判断部(プログラム)20が動作し、両者の図6の「更新日」を比較し、この非接触ICカード40に登録されている問い合わせ先データの「更新日」が、既に登録されている問い合わせ先データの「更新日」より新しい場合は、最新のデータとして判断する。
このため、更新時期判断部(プログラム)20は、問い合わせ先情報判断手段の一例である。
そして、ST15で、非接触ICカード40に記憶されている問い合わせ先データが、既登録の問い合わせ先データより新しいと判断された場合は、ST16へ進む。ST16では、図3のデータ更新部(プログラム)21が動作して、非接触ICカードデータ一時記憶部15に記憶されている問い合わせ先データが、問い合わせ先データ記憶19内のデータと置き換えられる。
これにより、人工心肺システム管理装置10内に登録されている医療機器会社の担当者の問い合わせ先データは、最新となる。
このように本実施の形態によれば、医療機器会社の担当者がその非接触ICカード40を人工心肺システム管理装置10の非接触ICカード読取装置12にかざし、通信するだけで、簡易且つ確実に、人工心肺システム管理装置10内の問い合わせ先データが最新となるので、利用者にとって使い易いシステムとなっている。
また、本実施の形態では、人工心肺システム管理装置10が、通信相手の非接触ICカード40内の問い合わせ先データを取り込むべきか否か判断するので、人工心肺システム管理装置10は、誤った問い合わせ先データや古い問い合わせ先データ等を取得することがない。
ST16で、図3の問い合わせ先データ記憶部19内に最新の問い合わせ先データに置き換えられた後、ST17へ進む。
ST17では、新しく置き換えられた問い合わせ先データのうち、図2の携帯電話番号及びメールアドレスについては、リンクが張られており、この部分を画面上でクリックするだけで、当該医療機器会社の担当者に連絡することができる構成となっている。
したがって、迅速且つ簡易に連絡することが可能なシステムとなっている。
なお、表示部11をタッチパネルとして、人工心肺システムを動作中に、医師等が対応できないトラブルが発生した場合に、表示部11の表示画面のどこにタッチ(押下)されても、図2に示す問い合わせ先データ(情報)を表示する「ヘルプ」画面を最優先で表示するようにすることで、より迅速に問い合わせ先に確認し、コンタクトができるようになる。また、最優先で表示されたヘルプ画面で再度、表示画面(表示パネル)をタッチ(押下)すると、記憶部に記憶され、トラブルの頻度に応じて簡易に纏められたトラブルの対処方法を表示するようにしてもよい。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。
1・・・問い合わせ先管理システム、2・・・人工肺、3a、3b・・・ローラポンプ、4・・・遠心ポンプ、5・・・血液回路、6a、6b・・・血液ガスモニタ、7・・・血液濃縮器、8・・・心筋保護液装置、9・・・ハブ、10・・・人工心肺システム管理装置、11・・・人工心肺システム管理装置側ディスプレイ、12・・・非接触ICカードデータ読取装置、13・・・人工心肺システム管理装置側制御部、14・・・人工心肺システム管理装置側入力装置、15・・・非接触ICカードデータ一時記憶部、16・・・非接触ICカードデータ取得部(プログラム)、17・・・識別番号判断部(プログラム)、18・・・有効期限判断部(プログラム)、19・・・問い合わせ先データ記憶部、20・・・更新時期判断部(プログラム)、21・・・データ更新部(プログラム)、40・・・非接触ICカード、41・・・カード側制御部、42・・・カード側通信装置、43・・・カードデータ記憶部、60・・・医療機器会社の管理装置、61・・・非接触ICカード通信装置、62・・・会社管理装置側制御部、63・・・会社管理装置側入力装置、64・・・会社管理装置側ディスプレイ、65・・・担当者別データベース、66・・・カードデータ取得部(プログラム)、67・・・登録有無判断部(プログラム)、68・・・有効期限判断部(プログラム)

Claims (6)

  1. 医療機器に関する問い合わせ先情報を記憶する問い合わせ先情報管理装置と、
    前記問い合わせ先情報管理装置から前記問い合わせ先情報を取得し、前記医療機器又は前記医療機器を管理する医療機器管理装置に、当該問い合わせ先情報を提供する移動通信手段と、を有し、
    前記医療機器又は前記医療機器管理装置は、前記移動通信手段の前記問い合わせ先情報を自己の前記問い合わせ先情報として管理するか否かを判断する問い合わせ先情報判断手段を有することを特徴とする問い合わせ先情報管理システム。
  2. 前記問い合わせ先情報は、前記医療機器又は前記医療機器管理装置の識別情報及び更新時期情報を有し、
    前記問い合わせ先情報判断手段は、前記移動通信手段の前記問い合わせ先情報の前記識別情報により、前記問い合わせ先情報が、当該前記医療機器又は前記医療機器管理装置の情報であるか否かを判断すると共に、前記更新時期情報に基づき、当該前記問い合わせ先情報が最新の自己の前記問い合わせ先情報であるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の問い合わせ先情報管理システム。
  3. 前記問い合わせ先情報は、問い合わせ先の電話番号情報及びメールアドレス情報を有し、これらの情報が、前記医療機器又は前記医療機器管理装置の表示部に表示されたときに、リンクが形成される構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の問い合わせ先情報管理システム。
  4. 前記移動通信手段が、非接触ICカードでなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の問い合わせ先情報管理システム。
  5. 前記表示部は、タッチパネルであり、表示画面のいずれの箇所に押下されても、前記問い合わせ先情報を表示するヘルプ画面を最優先で表示するように制御されることを特徴とする請求項3に記載の問い合わせ先情報管理システム。
  6. 医療機器に関する問い合わせ先情報を記憶する問い合わせ先情報管理装置と、前記問い合わせ先情報管理装置から前記問い合わせ先情報を取得し、前記医療機器又は前記医療機器を管理する医療機器管理装置に、当該問い合わせ先情報を提供する移動通信手段と、を有し、
    前記医療機器又は前記医療機器管理装置の問い合わせ先情報判断手段が、前記移動通信手段の前記問い合わせ先情報を自己の前記問い合わせ先情報として管理するか否かを判断する構成となっていることを特徴とする問い合わせ先情報管理方法。
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