JP2011220162A - 空気圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性を向上させることが可能な空気圧縮機を提供する。
【解決手段】空気圧縮機100は、圧縮空気を生成する圧縮装置110と、圧縮装置110を駆動する電動モータ120と、圧縮装置110で生成された圧縮空気を貯留する空気タンク131と、空気タンク131から圧縮空気を取り出すためのカプラ135a、135bと、空気タンク131とカプラ135a、135bとを接続する空気通路に設けられた開閉弁133a、133bとを備える。空気圧縮機100の制御回路部150は、圧力センサ132が検出した空気タンク131内の圧力が、カプラ135a、135bに接続されている空気工具の使用可能な圧力範囲の下限値よりも小さい圧力を検出すると、開閉弁133a、133bを閉じる。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気工具等に用いられる圧縮空気を生成する空気圧縮機に関する。
従来、建築現場などでは、圧縮空気の圧力で釘やネジを木材などに打ち込む携帯型の空気工具を使用している。この空気工具の動力源となる圧縮空気を生成するものとして、建築現場に設けられた仮設電源から電力を供給されて駆動する搬送可能な空気圧縮機がある(例えば、特許文献1参照)。そして、空気圧縮機で生成された圧縮空気は、空気タンクに貯留され、減圧弁及びエアホースを介して空気工具へ供給される。
特開2009−185648号公報
このような空気圧縮機において、連続した作業等により、圧縮空気の消費量が圧縮空気の供給量を上回ると、やがて空気圧縮機から供給される圧縮空気の圧力が空気工具の使用圧力範囲よりも低くなり、中途半端に止具が打ち込まれる状態が起こりうる。この場合、作業者は、完全に止具が打ち込まれるまで、増し締めや増し打ちを行う必要があり、作業効率が悪い。また、作業者が、空気工具に装填された止具がなくなったことに気づかずに打込動作を行うと、被打込材に傷をつけるおそれや打ち忘れのおそれがある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、作業性を向上させることが可能な空気圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る空気圧縮機は、
圧縮空気を生成する圧縮装置と、
前記圧縮装置を駆動する電動モータと、
前記圧縮装置で生成された圧縮空気を貯留する空気タンクと、
前記空気タンクから前記圧縮空気を取り出すための取り出し口と、
前記空気タンクと前記取り出し口とを接続する空気通路に設けられ、前記空気タンクから前記取り出し口への圧縮空気の供給を許容または遮断する開閉弁と、
前記空気タンクから前記取り出し口へ供給される圧縮空気の圧力を検出する圧力センサと、
前記圧力センサが検出した圧力に基づいて、前記開閉弁の開閉を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする。
前記制御部は、前記圧力センサが検出した圧力が、所定圧力よりも小さい場合に前記開閉弁を閉じてもよい。
作業者から前記所定圧力を示す操作を受け付ける操作部をさらに備えてもよい。
前記制御部は、前記圧力センサが検出した圧力が所定圧力よりも降下した回数を算出し、降下した回数が所定回数よりも大きい場合に、前記開閉弁を閉じてもよい。
作業者から前記所定圧力または前記所定回数のうち少なくとも1つを示す操作を受け付ける操作部をさらに備えてもよい。
本発明によれば、作業効率を向上させることが可能な空気圧縮機を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る空気圧縮機の側面図である。 本発明の第1実施形態に係る空気圧縮機の正面図である。 第1実施形態において空気タンクに貯留された圧縮空気が空気工具に供給されるまでの流れを説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る空気圧縮機の回路構成図である。 第1実施形態に係る制御部が実行する開閉制御処理を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態において空気タンクに貯留された圧縮空気が空気工具に供給されるまでの流れを説明するための図である。 第2実施形態に係る空気圧縮機の減圧弁とカプラの間に設けられた圧力センサが検出した圧力の時間変化を表す図である。 第2実施形態に係る制御部が実行する開閉制御処理を説明するためのフローチャートである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る空気圧縮機100の側面図、図2は正面図である。図1及び図2に示すように、空気圧縮機100は、圧縮装置110と、電動モータ120と、空気タンク部130と、操作パネル部140と、制御回路部150(図示せず)と、から構成される。
圧縮装置110は、シリンダ内のピストンを電動モータ120により往復運動させ、シリンダの吸気弁からシリンダ内に引き込まれた空気を圧縮することにより、圧縮空気を生成する。生成された圧縮空気は、シリンダの排気弁から排気され、配管を通って空気タンク部130に貯留される。
電動モータ120は、圧縮装置110のピストンを往復運動させるための駆動力を発生させるもので、電動モータ120の回転軸に取り付けられたクランク軸を介してピストンを往復運動させる。また、電動モータ120は、制御回路部150により、その運転の開始・停止等を制御される。
空気タンク部130は、長胴型に形成された1対の空気タンク131(131a、131b)から構成される。空気タンク131aと空気タンク131bとは連結管により連通しており、空気タンク131aと空気タンク131b内の圧力は、略同一に保たれる。圧縮装置110で生成された圧縮空気は、配管を介して空気タンク部130に供給され、空気タンク131aと空気タンク131bの双方に貯留される。
また、空気タンク131aには、空気タンク131内部の圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサ132が設けられている。圧力センサ132による検出信号は、制御回路部150に出力される。
次に、空気タンク131に貯留された圧縮空気が空気工具に供給されるまでの流れについて図3を用いて説明する。空気タンク131に貯留された圧縮空気は、図3に示すように、開閉弁133a、133bと、減圧弁134a、134bと、カプラ135a、135bとを順に通り、カプラ135a、135bにエアホースを介して接続された空気工具に供給される。
開閉弁133a、133bは、制御回路部150からの制御信号に基づいて、空気タンク131から空気工具への圧縮空気の供給を許容または遮断するものである。具体的に、開閉弁133a、133bは、例えば、その開閉を電気的に制御可能な電磁弁から構成される。開閉弁133aは空気タンク131と減圧弁134aとをつなぐ空気通路に、開閉弁133bは空気タンク131と減圧弁134bとをつなぐ空気通路にそれぞれ設けられ、制御回路部150からの制御信号に基づいて、各空気通路を開放または閉鎖する。開閉弁133、133bが開いている状態、すなわち空気通路が開放されている状態では、空気タンク131から減圧弁134a、134bへの圧縮空気の供給が許容される。そして、圧縮空気は減圧弁134a、134bにおいて所定の圧力に減圧され、空気工具へ供給される。また、開閉弁133a、133bが閉じている状態、すなわち空気通路が閉鎖されている状態では、空気タンク131から減圧弁134a、134bへの圧縮空気の供給が遮断される。従って、圧縮空気は空気工具へ供給されず、空気工具は動作することができなくなる。
減圧弁134a、134bは、開閉弁133a、133bを介して空気タンク131から供給される圧縮空気を所定の圧力に減圧するものである。一般的に、空気圧縮機100により生成される圧縮空気の最大圧力は、空気工具を適切に使用することが可能な圧力範囲(以下、「使用圧力範囲」と呼ぶ)よりも大きい。従って、空気工具を動作させるためには、空気タンク131内の圧縮空気を空気工具に供給する際に、供給される圧縮空気の圧力がその使用圧力範囲内となるように減圧する必要がある。従って、減圧弁134a、134bは、空気タンク131から供給される圧縮空気を使用圧力範囲内の所定の圧力に減圧する。ここで、所定の圧力は、空気工具を使用している作業者が、その空気工具の使用圧力範囲に合わせて、後述する操作部により適宜設定できるようにしてもよいし、予め設定されていてもよい。
なお、第1実施形態に係る空気圧縮機100は、常圧(例えば0.4〜0.8MPa)の圧縮空気を用いる空気工具(常圧用空気工具)と、高圧(例えば1.0〜2.3MPa)の圧縮空気を用いる空気工具(高圧用空気工具)とを使用できるように、2つの減圧弁134a、134bを有する。減圧弁134aは、常圧用空気工具と接続されるカプラ135aに供給される圧縮空気の圧力を調節するためのものである。また、減圧弁134bは、高圧用空気工具と接続されるカプラ135bに供給される圧縮空気の圧力を調節するためのものである。
カプラ135a、135bは、空気タンク131からエアホースを介して空気工具に圧縮空気を供給するための圧縮空気の取り出し口である。カプラ135aは、エアホースを介して常圧用空気工具と接続され、カプラ135bは、エアホースを介して高圧用空気工具と接続される。
操作パネル部140は、電動モータ120の電源のON・OFF操作を行うための電源スイッチ141と、例えば空気タンク131内の圧力や警告を表示するLED(Light-Emitting Diode)を有する表示部142とから構成される。さらに操作パネル部140は、作業者が後述する開閉圧力P、P等の各種の設定値を入力するためのスイッチやノブ等の操作部(図示せず)が設けられている。
次に、制御回路部150について、回路構成の一例を示す図4を用いて説明する。制御回路部150は、図4に示すように、制御部151と、電源回路152と、駆動回路153と、から構成される。
電源回路152は、整流回路、平滑回路、定電圧回路等から構成され、交流電源200から電動モータ120等に供給される電源を直流に変換する。
駆動回路153は、制御部151からの制御信号に従って、電動モータ120の運転開始・停止を制御する。
制御部151は、例えば、内部にタイマを備えるCPU(Central Processing Unit)と、ワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)と、電動モータ120の運転制御プログラムや開閉弁133a、133bの開閉制御プログラム等を格納するROM(Read-Only Memory)とから構成される。制御部151は、電動モータ120の運転を制御する運転制御処理と、開閉弁133a、133bの開閉を制御する開閉制御処理と、を実行する。
次に、以上のようの構成される空気圧縮機100の制御部151が実行する処理について説明する。
まず、制御部151が実行する電動モータ120の運転制御処理について説明する。制御部151が実行する運転制御処理は、例えば特開2010−031741号公報等に記載された手法を用いて実行される。具体的には、電源スイッチ141がオンされると、制御部151に電源電力が供給され、制御部151は、電動モータ120への電力の供給を開始する。これにより、電動モータ120が駆動し、圧縮装置110のシリンダ内をピストンが往復動して圧縮空気が生成される。そして、生成された圧縮空気は、空気タンク131内に貯留される。
また、制御部151は、圧力センサ132により検出された空気タンク131内の圧力が、停止圧力よりも高いと判別した場合、電動モータ120への電力供給を停止し、圧縮装置110による圧縮空気の生成を停止させる。ここで、「停止圧力」とは、空気タンク131内に圧縮空気を蓄積する予定量として、予め設定されている圧力を表す。
また、制御部151は、圧力センサ132により検出された空気タンク131内の圧力が、再起動圧力よりも低いと判別した場合、電動モータ120を起動し、圧縮装置110による圧縮空気の生成を再開させる。ここで、「再起動圧力」は、停止圧力よりも低い圧力であって、圧縮空気が消費されることにより空気タンク131内の圧力が低下した場合に電動モータ120を再起動させる基準となる圧力を表す。以上の処理を、制御部151は、例えば、電源スイッチ141がオフされるまで繰り返す。これにより、空気タンク131内の圧力は、停止圧力と再起動圧力との間の圧力となるように維持される。
次に、制御部151が実行する開閉弁133a、133bの開閉を制御する開閉制御処理について説明する。制御部151は、開閉制御処理において、圧力センサ132からの検出信号を受信し、その検出信号が示す圧力Pと、常圧側の開閉弁133aの開閉を制御する際の基準値である開閉圧力Pと、高圧側の開閉弁133bの開閉を制御する際の基準値である開閉圧力Pと、に基づき、開閉弁133a、133bの開閉を制御する。ここで、開閉圧力Pは、カプラ135aに接続された常圧用空気工具の使用圧力範囲の圧力のうち、使用圧力範囲の下限値以上の圧力である。また、開閉圧力Pは、カプラ135bに接続された高圧用空気工具の使用圧力範囲の圧力のうち、使用圧力範囲の下限値以上の圧力である。なお、開閉圧力P、Pは予め制御部151のROMに記憶されていてもよく、作業者が使用する空気工具に応じて操作部から入力して設定できるようにしてもよい。
以下に、本実施形態における開閉制御処理の一例を図5のフローチャートを用いて説明する。
制御部151は、例えば、空気圧縮機100が交流電源200に接続され、電源スイッチ141が操作されることにより、制御部151に電源が供給されて、開閉制御処理を開始する。
制御部151は、圧力センサ132から送信される検出信号のサンプリングを開始する(ステップS11)。制御部151は、所定時間毎(例えば1sec毎)にサンプリングを行い、サンプリングされた検出信号により示される空気タンク131内の圧力PをRAMに記憶する。
次に、制御部151は、ステップS11で記憶された圧力Pが常圧側の開閉弁133aの開閉圧力Pよりも小さいか否かを判別する(ステップS12)。
圧力Pが開閉圧力Pよりも小さいと判別した場合(ステップS12;Yes)、制御部151は、開閉弁133aに閉鎖する旨の制御信号を出力する(ステップS13)。この制御信号を受信した開閉弁133aは、空気通路を閉鎖することにより、空気タンク131からカプラ135aへの圧縮空気の供給を遮断する。そして、制御部151は、ステップS15に処理を進める。
圧力Pが開閉圧力Pよりも小さくない、すなわち開閉圧力P以上であると判別した場合(ステップS12;No)、制御部151は、開閉弁133aに開放する旨の制御信号を出力する(ステップS14)。この制御信号を受信した開閉弁133aは、空気通路を開放することにより、空気タンク131からカプラ135aへの圧縮空気の供給を許容する。
次に、制御部151は、ステップS11で記憶された圧力Pが高圧側の開閉弁133bの開閉圧力Pよりも小さいか否かを判別する(ステップS15)。
圧力Pが開閉圧力Pよりも小さいと判別した場合(ステップS15;Yes)、制御部151は、開閉弁133bに閉鎖する旨の制御信号を出力する(ステップS16)。この制御信号を受信した開閉弁133bは、空気通路を閉鎖することにより、空気タンク131からカプラ135bへの圧縮空気の供給を遮断する。そして、制御部151は、ステップS11に処理を戻す。
圧力Pが開閉圧力Pよりも小さくない、すなわち開閉圧力P以上であると判別した場合(ステップS15;No)、制御部151は、開閉弁133bに開放する旨の制御信号を出力する(ステップS17)。この制御信号を受信した開閉弁133bは、空気通路を開放することにより、空気タンク131からカプラ135bへの圧縮空気の供給を許容する。そして、制御部151は、ステップS11に処理を戻す。
以上の処理を、制御部151は、例えば電源スイッチ141がOFFにされるまで、繰り返す。
次に、上述のように構成される空気圧縮機100の動作について説明する。なお、以下の動作説明においては、P<Pであるものとする。
まず、圧力センサ132が検出した空気タンク131内圧力Pが、P<Pである場合、開閉弁133a、133bはともに閉鎖されている。従って、カプラ135aに接続されている常圧用空気工具、及びカプラ135bに接続されている高圧用工具には圧縮空気が供給されない。
次に、圧力センサ132が検出した空気タンク131内圧力Pが、P≦P<Pである場合、開閉弁133aは開放し、開閉弁133bは閉鎖されている。従って、カプラ135aに接続されている常圧用空気工具には圧縮空気が供給されるが、カプラ135bに接続されている高圧用工具には圧縮空気が供給されない。
次に、圧力センサ132が検出した空気タンク131内圧力Pが、P≦Pである場合、開閉弁133a、133bはともに開放されている。従って、カプラ135aに接続されている常圧用空気工具、及びカプラ135bに接続されている高圧用工具に圧縮空気が供給される。
以上説明したように、第1実施形態に係る空気圧縮機100は、空気タンク131内の圧力Pが開閉圧力Pよりも小さい場合に、常圧側の開閉弁133aを閉じることにより、空気タンク131からカプラ135aへの圧縮空気の供給を遮断する。従って、カプラ135aに接続された常圧用空気工具に、その使用圧力範囲の下限値よりも低い圧力が供給されることを防ぐことができる。同様に、空気圧縮機100は、空気タンク131内の圧力Pが開閉圧力Pよりも小さい場合に、高圧側の開閉弁133bを閉じることにより、空気タンク131からカプラ135bへの圧縮空気の供給を遮断する。従って、カプラ135bに接続された高圧用空気工具に、その使用圧力範囲の下限値よりも低い圧力が供給されることを防ぐことができる。これにより、使用圧力範囲の下限値よりも低い圧力で空気工具を動作させることによる釘浮き等を防ぐことができ、作業性を向上させることができる。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態に係る空気圧縮機100は、空気タンク131内の圧力を検出する圧力センサ132が、開閉圧力P、Pよりも小さい圧力を検出した場合に、開閉弁133a、133bを閉じる。これに対し、第2実施形態に係る空気圧縮機100は、減圧弁134a、134bとカプラ135a、135bとを接続する空気通路に設けられた圧力センサにより検出された圧力に基づいて、打ち込み動作が行われた回数をカウントし、所定回数に達したら開閉弁133a、133bを閉じる。以下、第2実施形態に係る空気圧縮機100の構成について説明する。なお、第1実施形態に係る空気圧縮機100と同様の構成要素については、同様の符号を用い、その詳細な説明は省略する。
図6は、第2実施形態において空気タンク131に貯留された圧縮空気が空気工具に供給されるまでの流れを示す図である。空気タンク131に貯留された圧縮空気は、第1実施形態と同様に、開閉弁133a、133bと、減圧弁134a、134bと、エアソケット135a、135bとを順に通り、エアソケット135a、135bにエアホースを介して接続された空気工具に供給される。しかし、第2実施形態に係る空気圧縮機100は、第1実施形態に係る空気圧縮機100と異なり、減圧弁134aとカプラ135aを接続する空気通路内の圧力を検出する圧力センサ136aと、減圧弁134bとカプラ135bを接続する空気通路内の圧力を検出する圧力センサ136bと、を備える。圧力センサ136a、136bが検出した圧力を示す信号は、制御回路部150(詳細には、制御部151)に出力される。
次に、第2実施形態における制御部151が実行する開閉弁133a、133bの開閉を制御する開閉制御処理について説明する。制御部151は、開閉制御処理において、圧力センサ136a、136bからの検出信号を受信し、その検出信号が示す圧力P、Pと、開閉弁133a、133bの開閉を制御する際の閾値である開閉圧力P、Pとに基づき、打ち込み回数をカウントする。そして、打ち込み回数が所定回数Nに達した場合、開閉弁133a、133bを閉鎖させる。
ここで、開閉圧力Pは、カプラ135aに接続された常圧用空気工具の使用圧力範囲の圧力のうち、使用圧力範囲の下限値以上の圧力である。また、開閉圧力Pは、常圧用空気工具による1回の打ち込み動作を検出するため基準値である。開閉圧力Pは、減圧弁134aにより減圧された圧縮空気の圧力よりも小さく、かつ1回の打ち込み動作による圧力降下の最小値よりは大きい値である。第2実施形態における空気圧縮機100では、圧力Pが開閉圧力Pよりも小さくなり、その後に開閉圧力Pよりも大きくなった場合に、常圧用空気工具による打ち込み動作が1回行われたものとしている。同様に、開閉圧力Pは、カプラ135bに接続された高圧用空気工具の使用圧力範囲の圧力のうち、使用圧力範囲の下限値以上の圧力である。また、開閉圧力Pは、高圧用空気工具による1回の打ち込み動作を検出するための基準値である。開閉圧力Pは、減圧弁134bにより減圧された圧縮空気の圧力よりも小さく、かつ1回の打ち込み動作による圧力降下の最小値よりは大きい値である。第2実施形態における空気圧縮機100では、圧力Pが開閉圧力Pよりも小さくなり、その後に開閉圧力Pよりも大きくなった場合に、高圧用空気工具による打ち込み動作が1回行われたものとしている。
具体的な打ち込み動作のカウント方法について、図7を用いて説明する。図7は、圧力センサ136aが検出した減圧弁134aとカプラ135aとを接続する空気通路内の圧力Pの時間変化を表すグラフである。図に示すように、打ち込み動作前において、圧力Pは、減圧弁134aにより減圧された圧力Pである。そして、時刻tにおいて、打ち込み動作が行われると急激に圧力Pは減少し、時刻t1において開閉圧力Pに達し、さらに減少する。その後、空気タンク131から減圧弁134aを通って圧縮空気が流入するため、圧力Pは最小値をとった後上昇し、時刻tにおいて開閉圧力Pに達する。そして、時刻tにおいて圧力PがPに達すると、空気タンク131からの圧縮空気の流入が止まるため、圧力Pの上昇も止まる。このように、1回の打ち込み動作において、圧力Pは開閉圧力Pを基準値として下降、及び上昇する。制御部151は、この下降及び上昇を検出することにより、1回の打ち込み動作が行われたものと判別する。
また、所定回数Nは、開閉弁133a、133bを閉鎖させるまでに打ち込み可能な回数である。具体的には、所定回数Nは、例えば、空気タンク131内の圧縮空気の使用を開始した時点において空気工具のマガジン装置内に充填されている止具の数である。この場合、空気工具のマガジン装置内に充填されている止具が全て使用されると、開閉弁133a、133bが閉鎖する。なお、所定回数N、及び開閉圧力P、Pは予め制御部151のROMに記憶されていてもよく、作業者が使用する空気工具に応じて操作部から入力することにより設定できるようにしてもよい。
以下に、第2実施形態における常圧側の開閉弁133aの開閉制御処理の一例を図8のフローチャートを用いて説明する。
制御部151は、例えば、空気圧縮機100が交流電源200に接続され、電源スイッチ141が操作されることにより、電動モータ120が運転を開始し、空気タンク131内の圧力が停止圧力に達して、電動モータ120が運転を停止したことを契機として、開閉制御処理を開始する。なお、開始の時点において、空気タンク131内の圧力は、減圧弁134aにより減圧された圧縮空気の圧力よりも大きく、開閉弁133aは開放されている状態であるものとする。
制御部151は、圧力センサ136aから送信される検出信号のサンプリングを開始する(ステップS21)。制御部151は、所定時間毎(例えば1msec毎)にサンプリングを行い、サンプリングされた検出信号により示される空気タンク131内の圧力PをRAMに記憶する。
次に、制御部151は、打ち込み回数をカウントするためのカウンタnを0に設定する(ステップS22)。
次に、制御部151は、ステップS21で記憶された圧力Pが常圧側の開閉弁133aの開閉圧力Pよりも小さいか否かを判別する(ステップS23)。圧力Pが開閉圧力Pよりも小さくない、すなわち開閉圧力P以上であると判別した場合(ステップS23;No)、制御部151は、圧力Pが開閉圧力Pよりも小さくなるまで待ち状態となる。
圧力Pが開閉圧力Pよりも小さいと判別した場合(ステップS23;Yes)、制御部151は、圧力Pが常圧側の開閉弁133aの開閉圧力Pよりも大きいか否かを判別する(ステップS24)。圧力Pが開閉圧力Pよりも大きくない、すなわち開閉圧力P以下であると判別した場合(ステップS24;No)、制御部151は、圧力Pが開閉圧力Pよりも大きくなるまで待ち状態となる。
圧力Pが開閉圧力Pよりも大きいと判別した場合(ステップS24;Yes)、制御部151は、カウンタnをn+1とする(ステップS25)。
次に、制御部151は、カウンタnが所定回数N以上か否かを判別する(ステップS26)。カウンタnが所定回数N以上でない、すなわちn<Nであると判別した場合(ステップS16;No)、制御部151は、ステップS23に処理を戻す。
カウンタnが所定回数N以上であると判別した場合(ステップS26;Yes)、制御部151は、常圧側の開閉弁133aに閉鎖する旨の制御信号を出力する(ステップS27)。この制御信号を受信した開閉弁133aは、空気通路を閉鎖することにより、空気タンク131からカプラ135aへの圧縮空気の供給を遮断する。また、制御部151は、タイマをt=0に設定する。
次に、制御部151は、開閉弁133aを閉鎖してから所定時間Tを経過したか否かを判別する(ステップS28)。具体的には、ステップS27において設定したタイマの時刻tがt>Tか否かを判別する。ここで、所定時間Tは、作業者が空気工具のマガジン装置内に新たな止具を装填するのにかかる時間に相当し、例えば、30秒間である。所定時間Tは予め制御部151のROMに記憶されていてもよく、作業者が使用する空気工具に応じて操作部から入力することにより設定できるようにしてもよい。所定時間T経過していないと判別した場合(ステップS28;No)、制御部151は、所定時間Tを経過するまで待ち状態となる。
所定時間Tを経過したと判別した場合(ステップS28;Yes)、制御部151は、常圧側の開閉弁133aに開放する旨の制御信号を出力する(ステップS29)。この制御信号を受信した開閉弁133aは、空気通路を開放することにより、空気タンク131からカプラ135aへの圧縮空気の供給を許容する。そして、制御部151は、ステップS22に処理を戻す。
以上の処理を、制御部151は、例えば電源スイッチ141がOFFにされるまで、繰り返す。また、制御部151は、圧力センサ136bにより検出された圧力Pと開閉圧力Pに基づいて、上述の常圧側の開閉弁133aの開閉制御処理と同様に処理を実行することで、高圧側の開閉弁133bの開閉制御処理を実行することができる。
次に、上述のように構成される空気圧縮機100の動作について説明する。
まず、作業者は、例えば、作業前に使用する空気工具に応じて、操作部から所定回数Nや開閉圧力P、Pを設定する。そして、空気圧縮機100は、圧力センサ136a、136bが検出した圧力P、Pと開閉圧力P、Pとに基づいて、打ち込み動作を行った回数をカウントする。そして、カウントした回数が所定回数Nに達すると、空気圧縮機100は開放弁133a、133bを閉鎖する。従って、カプラ135a、135bに接続されている空気工具への圧縮空気の供給が遮断される。このとき、空気工具のマガジン装置内の止具は使い切られた状態であるから、作業者は新たにマガジン装置内に止具を装填する。そして、所定時間Tが経過した後、空気圧縮機100は開閉弁133a、133bを開放する。従って、カプラ135a、135bに接続されている空気工具への圧縮空気の供給が許容されるため、作業者は再び打ち込み作業を行うことができる。
以上説明したように、第2実施形態に係る空気圧縮機100は、減圧弁134a、134bとカプラ135a、135bとを接続する空気通路に設けられた圧力センサ136a、136bにより検出された圧力に基づいて、打ち込み動作が行われた回数をカウントし、所定回数Nに達したら開閉弁133a、133bを閉じ、カプラ135a、135bに接続された空気工具への圧縮空気の供給を遮断する。従って、作業者が、カプラ135a、135bに接続された空気工具のマガジン装置内に装填されている止具が使い切れられた状態で空気工具を動作させることを防ぐことができ、作業性を向上させることができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、上述の第1及び第2実施形態において、開閉弁133a、133bが設けられた位置は、空気タンク131と減圧弁134a、134bとを接続する空気通路にそれぞれ設けられている。しかし、開閉弁133a、133bを設ける位置は、これに限られず、空気タンク131からカプラ135a、135bへの圧縮空気の供給を独立して許容・遮断できる位置ならばどこでもよい。例えば、減圧弁134a、134bとカプラ135a、135bとを接続する空気通路にそれぞれ設けられてもよい。
また、上述の第1及び第2実施形態において、空気圧縮機100は、常圧用空気工具及び高圧用空気工具のいずれも使用可能であったが、一方の空気工具のみが使用可能な空気圧縮機においても本発明を適用することができる。例えば、常圧用空気工具のみ使用可能な空気圧縮機の場合、上記の第1及び第2実施形態において、高圧側の開閉弁133b、減圧弁134b、カプラ135bを除く構成とし、第1及び第2実施形態と同様に常圧側の開閉弁133aを制御すればよい。これにより、空気タンクから常圧用空気工具への圧縮空気の供給を制御することができる。
また、上述の第1実施形態において、カプラ135a、135bから空気工具へ供給される圧縮空気の圧力が開閉圧力P、Pよりも小さいか否かを判別するために、空気タンク131内の圧力を検出する圧力センサ132により検出された圧力を用いた。しかし、この判別を行うための圧力センサは、空気タンク131に設けられていなくてもよく、空気タンク131とカプラ135a、135bとを接続する空気通路内の圧力を検出できる位置ならばどこでもよい。例えば、減圧弁134a、134bとカプラ135a、135bとを接続する空気通路にそれぞれ設けられてもよい。
100 空気圧縮機
110 圧縮装置
120 電動モータ
130 空気タンク部
131(131a、131b) 空気タンク
132 圧力センサ
133a、133b 開閉弁
134a、134b 減圧弁
135a、135b カプラ
136a、136b 圧力センサ
140 操作パネル部
141 電源スイッチ
142 表示部
150 制御回路部
151 制御部
152 電源回路
153 駆動回路
200 電源

Claims (5)

  1. 圧縮空気を生成する圧縮装置と、
    前記圧縮装置を駆動する電動モータと、
    前記圧縮装置で生成された圧縮空気を貯留する空気タンクと、
    前記空気タンクから前記圧縮空気を取り出すための取り出し口と、
    前記空気タンクと前記取り出し口とを接続する空気通路に設けられ、前記空気タンクから前記取り出し口への圧縮空気の供給を許容または遮断する開閉弁と、
    前記空気タンクから前記取り出し口へ供給される圧縮空気の圧力を検出する圧力センサと、
    前記圧力センサが検出した圧力に基づいて、前記開閉弁の開閉を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする空気圧縮機。
  2. 前記制御部は、前記圧力センサが検出した圧力が、所定圧力よりも小さい場合に前記開閉弁を閉じる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気圧縮機。
  3. 作業者から前記所定圧力を示す操作を受け付ける操作部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の空気圧縮機。
  4. 前記制御部は、前記圧力センサが検出した圧力が所定圧力よりも降下した回数を算出し、降下した回数が所定回数よりも大きい場合に、前記開閉弁を閉じる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気圧縮機。
  5. 作業者から前記所定圧力または前記所定回数のうち少なくとも1つを示す操作を受け付ける操作部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の空気圧縮機。
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