JP2011218965A - ワイパーブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】払拭性能を確保しつつ軽量化を図ることのできるワイパーブレードを提供すること。
【解決手段】払拭面を払拭する長尺状のブレードラバー10と、ブレードラバー10に重ねられ、ブレードラバー10を払拭面に圧接させる長手方向に湾曲した薄板状のバーティブラ20と、バーティブラ20をブレードラバー10に重ねた状態で両者を保持し、ブレードラバー10およびバーティブラ20に沿って延在された板状のホルダベース部41を備えたラバーホルダ40と、ラバーホルダ40に固定され、ワイパーアーム100に着脱可能に形成されたクリップ部材50とを備え、ホルダベース部41は、ブレードラバー10およびバーティブラ20の湾曲変化に追従して変形可能な弾性を有していることを特徴とするワイパーブレードとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイパー装置に用いられるワイパーブレードに関するものである。
従来、自動車などに搭載されるワイパー装置は、モータの回転をリンク機構を介してワイパーアームに伝達してワイパーアームを往復揺動させ、このワイパーアームの先端に装着されたワイパーブレードがウィンドガラスのガラス面に押し付けられた状態でこれを払拭するようになっている。
このワイパーブレードは、ガラス面に接触してこれを払拭するブレードラバーと、ブレードラバーの形状を保持するとともに、ガラス面の形状変化に追従する弾性を与えるバーティブラと、ブレードラバーおよびバーティブラを保持するとともに、ワイパーアームに着脱可能に形成された保持レバー機構とを備えているものが知られている。保持レバー機構は、プライマリレバー、セカンダリレバー、ヨークがトーナメント形状に段階的に組み合わされ、かつ、その頂点部分にワイパーアームに着脱可能なクリップ機構が設けられている。また、冬用のワイパーブレードとして、保持レバー機構およびバーティブラを覆うカバーを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−16719号公報
しかしながら、上述の従来のワイパーブレードでは、保持レバー機構において部品点数が多いとともに、金属部品が多いため、重量が嵩張り、ワイパーブレードを駆動させるモータやリンク機構に与える負荷が大きくなるという問題があった。
本発明は、上述の従来の問題点に着目して成されたもので、払拭性能を確保しつつ軽量化を図ることのできるワイパーブレードを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のワイパーブレードは、払拭面を払拭する長尺状のブレードラバーと、このブレードラバーに重ねられ、前記ブレードラバーをその長手方向両端が長手方向中央よりも前記払拭面に近付くよう湾曲させて前記ブレードラバーを前記払拭面に圧接させる長手方向に湾曲した薄板状のバーティブラと、このバーティブラを前記ブレードラバーに重ねた状態で両者を保持し、前記ブレードラバーおよび前記バーティブラの延びる方向に沿って延在された長尺板状のホルダベース部を備えたラバーホルダと、
このラバーホルダの長手方向中央に固定され、ワイパーアームに着脱可能に形成されたクリップ部材とを備え、前記ホルダベース部の両端部は、前記ブレードラバーおよび前記バーティブラの湾曲変化に追従して変形可能な弾性を有していることを特徴とするワイパーブレードとした。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイパーブレードにおいて、前記ラバーホルダは、前記ホルダベース部の両端部に形成されてこのホルダベース部との間に前記ブレードラバーおよび前記バーティブラを挟持する挟持爪片を備え、前記ブレードラバーは、前記挟持爪片を収容してこの挟持爪片の前記ブレードラバー外表面からの突出量を抑える爪収容凹部を備えていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のワイパーブレードにおいて、前記ブレードラバーおよび前記バーティブラを覆うカバーを備え、前記ラバーホルダは、前記カバーの上から前記ブレードラバーおよび前記バーティブラを保持するよう形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のワイパーブレードにおいて、前記クリップ部材は、前記ラバーホルダに沿って設けられたクリップベース部と、このクリップベース部に回動可能に取り付けられて前記ワイパーアームに装着可能に形成されたクリップ部とを備え、前記クリップベース部は、前記ホルダベース部にカシメにより固定されていることを特徴とする。
本発明のワイパーブレードでは、ブレードラバーとバーティブラとをラバーホルダで保持し、このラバーホルダに固定したクリップ部材をワイパーアームに着脱するようにしたため、部品点数を抑え軽量化を図ることができる。
また、ラバーホルダは、ブレードラバーおよびバーティブラに沿って延在されたホルダベース部は、その両端部が、ブレードラバーおよびバーティブラが払拭面の形状に応じて湾曲変形するのに追従して弾性変形するため、ホルダベース部の剛性が高くブレードラバーおよびバーティブラの湾曲変形を妨げるものと比較して、高い払拭性能が得られる。
以上のように、本発明のワイパーブレードは、払拭性能を確保しつつ軽量化を図ることができる。
さらに、請求項2に記載の発明では、ブレードラバーに、ラバーホルダの挟持爪片を収容する爪収容凹部を設け、挟持爪片のブレードラバーからの突出量を抑えるようにしたため、爪収容凹部を設けないものと比較して、ブレードラバー外表面の凹凸を抑え、この凹凸部分に氷雪が付着するのを抑制できる。
また、請求項3の発明では、ブレードラバーおよびバーティブラを覆うカバーを備えているため、冬季や寒冷地において、ブレードラバーおよびバーティブラに氷雪が付着するのを抑制できる。さらに、ラバーホルダは、カバーの上からブレードラバーおよびバーティブラを保持するため、カバーにラバーホルダ挿通用の穴などを設けた場合と比較して、組付が容易であるとともに、この穴の周囲などに氷雪が付着するのを防止できる。
また、請求項4に記載の発明では、クリップ部材のクリップベース部をラバーホルダのホルダベース部にカシメにより固定したため、高い耐久性を得ることができる。
図1は、本発明の実施例1のワイパーブレードを示す分解斜視図である。 図2は、実施例1のワイパーブレードに用いられたブレードラバーを示す断面図である。 図3は、実施例1のワイパーブレードの断面図であり、図1のS3−S3線における断面を示している。 図4は、本発明の実施例1のワイパーブレードを示す側面図である。 図5は、本発明の実施例1のワイパーブレードを示す平面図である。 図6は、実施例1のワイパーブレードの断面図であり、図1のS6−S6線における断面を示している。 図7は、本発明の実施例2のワイパーブレードを示す分解斜視図である。 図8は、実施例2のワイパーブレードの断面図であり、図7のS8−S8線における断面を示している。 図9は、本発明の実施例3のワイパーブレードを示す斜視図である。 図10は、実施例3のワイパーブレードに用いた挟持部材を示す斜視図である。 図11は、本発明の実施例4のワイパーブレードを示す分解斜視図である。 図12は、実施例4のワイパーブレードの断面図であり、図11のS12−S12線における断面を示している。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1のワイパーブレードAを示す分解斜視図であり、このワイパーブレードAは、図示を省略した車両のフロントウインドウを払拭するためのもので、ワイパーアーム100の先端部に着脱可能に取り付けられる。なお、ワイパーアーム100は、周知のように図示を省略したワイパーモータにワイパーリンクを介して接続され、そのワイパーモータの駆動によりフロントウイドウ(図示省略)の表面である払拭面に沿って往復揺動されるもので、その先端には、U字状に折曲されたフック部101が設けられている。
ワイパーブレードAは、払拭面を払拭する長尺状のブレードラバー10と、このブレードラバー10に重ねられ、ブレードラバー10を、その両端が払拭面に近付けるように湾曲させてブレードラバー10を払拭面に均一な押圧力で圧接させるための弾性力を与えるバーティブラ20と、このバーティブラ20およびブレードラバー10を覆うカバー30と、このカバー30と共にブレードラバー10およびバーティブラ20を保持するラバーホルダ40と、このラバーホルダ40とワイパーアーム100とを連結させて、このワイパーアーム100にワイパーブレードAを着脱可能に取り付けるためのクリップ部材50とを備えている。
ブレードラバー10は、払拭面(図示省略)を傷つけることなく摺動可能な弾性のゴム材料で長尺形状に形成されている。ブレードラバー10は、図2に示すように、払拭面に先端が当接される払拭部11と、払拭部11の上方に位置する幅広の頭部12と、払拭部11と頭部12とを連結する首部13とを有している。なお、以下の説明において、ブレードラバー10に対して払拭面が存在する方向であって図において矢印DN方向を下方と称し、その反対方向を上方と称する。この上下方向は、車両における上下方向とは異なる。
払拭部11は、略逆三角形の断面形状に形成され、先端の略一定幅(=W1)のリップ部11aと、このリップ部11aから首部13に向かって幅がW1からW2に徐々広がる逆三角形状の拡幅部11bと、この拡幅部11bの図において上端部に形成されさらに拡幅(=W3)されたショルダ部11cとを備えている。
頭部12は、断面が図示のようにホームベース形状の略五角形状に形成され、図において下側の下面12aは、首部13から徐々に左右対称に拡幅した斜面状に形成され、図において上端部に一定幅の基部12bが形成されている。
首部13は、頭部12およびショルダ部11cよりも幅寸法が狭く設定されており、頭部12に対して払拭部11が図において左右方向に揺動するのを可能としており、その幅方向両側には、払拭部11と頭部12とに上下に挟まれた凹部14が形成されている。
この凹部14は、ショルダ部11cの上面と頭部12の下面12aとで、長手方向に直交する払拭時の移動方向に向かって徐々に扇状に広がる形状に形成されている。この凹部14の開き角度θ1は、後述するように払拭部11の反転をスムーズにさせるとともに、雪の掻き出し性能を確保するためには、15度以上が望ましく、本実施例1では、25度程度の角度に形成されている。また、凹部14の扇状の最も奥の要部分であって、首部13の側面は、円弧状に形成することが望ましい。
バーティブラ20は、弾性を有する金属材料あるいは合成樹脂材料により図1に示すように長尺な板形状であって、長手方向で上方に凸の弓なりに湾曲した形状(図5の二点差線で示す湾曲形状)に形成されている。そして、このバーティブラ20は、払拭面であるウィンドガラスの曲面形状に沿わせて平らとなる方向に弾性変形させた場合に、その復元力をバーティブラ20の長手方向に均等化して分散させる機能を有している。また、バーティブラ20は、ブレードラバー10の頭部12と同幅に形成され、この頭部12の基部12bの上面に図示を省略した接着材により全面に亘って接着されている。
カバー30は、ゴムや合成樹脂材料などの弾性変形が可能な素材で形成され、図1に示すように、ブレードラバー10およびバーティブラ20に沿う長尺状に形成されている。また、カバー30は、ブレードラバー10およびバーティブラ20よりも幅広に形成されているとともに、略逆U字断面状に形成され、図3の断面図にも示すように、下面にブレードラバー10の頭部12およびバーティブラ20を収容してこれらの側面を覆い隠す凹部31を備えている。なお、本実施例1では、ブレードラバー10とバーティブラ20との両方が、凹部31に収容された状態でカバー30に接着されている。なお、この接着は、接着材を塗布して接着してもよいし、あるいはあらかじめバーティブラ20の上面と凹部31の底面との一方に接着した両面接着テープにより接着するようにしてもよい。
また、カバー30には、図4および図5に示すように、スポイラ部32が一体に形成されている。このスポイラ部32は、車両の走行風でワイパーブレードAを払拭面に押し付ける方向の力を発生させるもので、本実施例1では、カバー30において、その一端部T1からラバーホルダ40が取り付けられる位置までの領域に形成されている。
さらに、図6に示すように、カバー30には、後述するリベット53のカシメ部53aの逃げ用の逃げ穴33が、リベット53の設置位置に対応して2カ所に(図1参照)カバー30を貫通して形成されている。
図1に戻り、ラバーホルダ40とクリップ部材50とは一体に結合されている。
ラバーホルダ40は、ブレードラバー10およびバーティブラ20とワイパーアーム100とを連結する部材の1つであり、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30を一体的に保持し、かつ、万一ブレードラバー10とバーティブラ20との接着が剥がれた場合でも両者が結合した状態に保持する。
このラバーホルダ40は、金属製で帯状薄板状のホルダベース部41と、このホルダベース部41の長手方向両端から下方に略U字状に延在され、図3に示すように、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30を上方から抱え込むように折曲された一対の挟持爪片42,42を備えている。
なお、ブレードラバー10の頭部12の下面12aには、挟持爪片42の表面が下面12aと面一になるように挟持爪片42を収容する爪収容凹部12cが形成されている。また、カバー30の側面にも、挟持爪片42の表面がカバー30の側面と面一になるように挟持爪片42を収容する爪収容凹部34が形成されている(図1参照)。
また、ラバーホルダ40のホルダベース部41は、図1、図4、図5に示すように、長手方向には、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30の長さの1/6程度の長さを有しており、かつ、ブレードラバー10およびバーティブラ20が、払拭面の形状に応じて湾曲度を変化させるように変形するのに追従して弾性変形可能な弾性力に形成されている。
クリップ部材50は、ワイパーアーム100のフック部101を係合させるもので、クリップベース部51とクリップ部52とを備えている。
クリップベース部51は、金属製板により形成されており、図1および図6に示すように、ベース板51aの両側に保持板51b,51bを立設した略U字断面形状に形成されている。そして、クリップベース部51は、ベース板51aが、ラバーホルダ40に一対のリベット53,53をカシメてカシメ部53aを形成して結合されている。なお、本実施例1では、クリップベース部51は、所望の強度が得られる剛体に形成されている。
クリップ部52は、クリップベース部51の保持板51b,51bの間に横架された回動軸51dを中心に回動可能に支持されており、周知のように、ワイパーアーム100のフック部101と係合してワイパーアーム100からの脱落を防止する係合部分を備えている。
次に、実施例1のワイパーブレードAの作用を説明する。
(組付手順)
実施例の1のワイパーブレードAでは、あらかじめ、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30を接着材により接着して一体とし、これのスポイラ部32が形成されていない側の端部T2からラバーホルダ40を装着する。
すなわち、ラバーホルダ40の両端の挟持爪片42,42により略環状となっている部分に、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30を接着して一体としたものを端部T2側から、ブレードラバー10の頭部12およびカバー30を弾性変形させながら挿通させ、さらに、この一体としたものの長手方向に沿ってラバーホルダ40を移動させる。
その後、ラバーホルダ40の挟持爪片42,42がそれぞれ爪収容凹部12c,34の位置に達するとともに、カシメ部53aが逃げ穴33の位置に達すると、各挟持爪片42が各爪収容凹部12c,34に嵌るとともに、カシメ部53aが逃げ穴33に嵌り、ラバーホルダ40は、長手方向への移動が規制される。この状態で、ラバーホルダ40は、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30に対して、長手方向に移動を規制されるとともに、外周方向に移動を規制された固定状態となる。
このように、保持レバー機構を有したものと比較して、ワイパーブレードAの全体の部品点数を大幅に削減できることから、組付工数を削減できる。
また、あらかじめラバーホルダ40の挟持爪片42,42を変形させるようにしているため、ラバーホルダ40の装着時に挟持爪片42,42を変形させるものと比較して、ホルダベース部41に対して挟持爪片42,42を折曲変形させる際の寸法精度を高くすることができる。なお、ラバーホルダ40を、所定位置に装着後に、各挟持爪片42をさらに内側に変形させることにより、ラバーホルダ40の固定をより強固にするようにしてもよい。
(使用時)
ワイパーブレードAの使用時には、ワイパーブレードAのクリップ部材50のクリップ部52をワイパーアーム100のフック部101に係合させて、ワイパーブレードAをワイパーアーム100の先端に装着する。
(軽量化)
ワイパーブレードAは、従来の保持レバー機構を有しておらず、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30を、1枚のラバーホルダ40で固定し、これと一体にクリップ部材50を結合している。
したがって、ワイパーブレードAは、従来の保持レバー機構を有したものと比較して軽量化を図ることができ、ワイパー装置の駆動時の負荷を軽減することができる。特に、実施例1のワイパーブレードAは、冬用として氷雪の付着を抑制するカバー30を有しているにもかかわらず、全体重量を低く抑えることができ、その分、ワイパー装置の負荷軽減効果が大きい。加えて、ワイパーブレードAは、従来の保持レバー機構を有する一方でカバーを有していない夏用のワイパーブレードとの重量差を抑え、夏用と冬用との重量差による慣性力の差により払拭範囲が異なる不具合の発生を抑えることができる。
しかも、ラバーホルダ40は、ブレードラバー10およびバーティブラ20よりも短く(1/6程度の長さ)形成しているため、軽量化の点で有利である。
さらに、ブレードラバー10とバーティブラ20とは、接着により結合させているため、他部品の結合部材を用いるものと比較して、重量を抑えていっそうの軽量化を図ることが可能である。
特に、寒冷地や冬季に、ワイパーブレードAの払拭範囲の端部に雪溜まりが生じ、払拭作動時にワイパーブレードAがこの雪溜まりに衝突することがある。上記の軽量化により、このようにワイパーブレードAが雪溜まりに衝突した場合に、ワイパーブレードAやその駆動系に与える負荷を軽減できる。しかも、ラバーホルダ40とクリップ部材50との結合は、リベット53をカシメることで行っているため、高い結合強度が得られ、上記のようにワイパーブレードAが雪溜まりに衝突した場合の衝撃でこの結合が外れることを抑制できる。
(変形追従性)
ワイパー装置が作動しワイパーアーム100が揺動するのに伴ってワイパーブレードAが払拭面に沿って移動した際には、ブレードラバー10およびバーティブラ20が払拭面の形状に応じて湾曲度合いを変化させる弾性変形が生じる。そして、ラバーホルダ40においてブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30に重なって配置されたホルダベース部41は、弾性を有しているため、少なくともクリップ部50から長手方向に延在された部分である両端部分は、上述のブレードラバー10およびバーティブラ20が湾曲変形するのに追従して弾性変形する。したがって、ラバーホルダ40は、それが剛体であるものと比較して、ブレードラバー10およびバーティブラ20が払拭面の形状に応じて弾性変形するのを妨げることが無く、弾性変形を妨げた場合のような拭き残しが生じることなく、高いワイパーブレードAの払拭性能が得られる。
また、本実施例1では、上述のように軽量化を図ることができたため、部品自体の剛性を小さくすることができ、剛性の高いものと比較して、払拭面に対する追従性に優れる。
また、首部13の両外側の凹部14を、首部13から離れるに従って拡開される形状(角度θ1)に形成したため、払拭時には、リップ部11aの反転だけでなく、首部13でも積極的な反転を行うことができ、反転容易性が向上することで、払拭面に対する追従性も向上する。
(スポイラ効果)
車両の高速走行時には、カバー30にスポイラ部32を形成していることにより、ワイパーブレードAに対して払拭面に押し付ける力が作用する。通常、カバー30を有したワイパーブレードは、カバー30を有しないものと比較して、空気抵抗により払拭面から浮き上がる方向の力が作用するが、スポイラ効果によりこの浮き上がりを抑制できる。
なお、本実施例1では、スポイラ部32を、ワイパーブレードAのラバーホルダ40を挟んだ一方のみにしか形成していないが、スポイラ部32を形成していない側は、ワイパーアーム100の影に隠れているために、その分、走行風に当たりにくく、空気抵抗により生じる浮き上がり力が小さくなる。このため、スポイラ部32を片側のみとしても十分な浮き上がり抑制効果が得られ、片側のスポイラを省略した分だけ、軽量化を図ることができる。
そして、スポイラ部32を、ワイパーブレードAの一端側にしか設けないことで、上述の組付時に、ラバーホルダ40を、ワイパーブレードAの一端側から装着することを可能とし、良好な組付作業性が得られる。
(雪付着抑制)
寒冷地や冬季では、ワイパー装置の駆動時に、ワイパーブレードAに凹凸があると、この部分に氷雪が付着するとともに、時間経過に伴って付着した氷雪の量が増大する。これに対し、本実施例1では、ブレードラバー10およびバーティブラ20をカバー30で覆っているため、これらが露出しているものと比較して、ワイパーブレードAに氷雪が付着しにくい。
さらに、ラバーホルダ40は、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30を外側から挟持爪片42とホルダベース部41とで挟持しているが、ブレードラバー10の頭部12の下面12aおよびカバー30の側面に、ラバーホルダ40の挟持爪片42の板厚分の深さの爪収容凹部12c,34を形成し、この挟持爪片42とブレードラバー10の首部13との間およびカバー30との間に凹凸が生じないようにしている。このため、挟持爪片42とブレードラバー10の首部13やカバー30の側面との間に凹凸が生じたものと比較して、氷雪が付着しにくく、冬用のものとして有効である。
加えて、ブレードラバー10において、首部13の両側に形成された凹部14は、首部13から離れるに連れて広がる形状に形成されている。したがって、ワイパー装置の駆動時に、首部13の両側の凹部14のうちでブレードラバー10の移動方向側の凹部14では、その広がり角度がさらに広がり、この凹部14に付着した雪が外に掻き出される。これを交互に繰り返すことにより、首部13の両側の凹部14,14のそれぞれで雪が掻き出され、凹部14が首部13から離れるに従って狭まる形状のものと比較して、凹部14に氷雪が付着しにくい。なお、このような凹部14の氷雪付着防止効果および前述の反転性能を得るには、凹部14の開き角度θ1が15度以上であるのが好ましく、より好ましくは20〜30度程度の角度であり、さらに好ましくは、23〜25度程度の角度である。
(実施例1の効果)
a)実施例1のワイパーブレードAは、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30を、1枚のラバーホルダ40で保持したため、従来の保持レバー機構を有したものと比較して軽量化を図ることができ、ワイパー装置の駆動時の負荷を軽減することができるとともに、組付工数を削減できる。
特に、実施例1のワイパーブレードAは、カバー30を有しているにもかかわらず、全体重量を低く抑えることができ、その分、ワイパー装置の負荷軽減効果が大きいとともに、夏用のワイパーブレードとの質量差を抑え、質量差を原因として払拭範囲が相違する問題を回避することが可能である。
b)ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30は、接着により結合させているため、他部品の結合部材を用いるものと比較して、さらなる軽量化を図ることが可能である。
c)ラバーホルダ40は、ブレードラバー10およびバーティブラ20よりも短く(1/6程度の長さ)形成しているため、ブレードラバー10およびバーティブラ20と略同寸法に形成したものと比較して、軽量化の点で有利である。
d)ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30を接着しているが、ラバーホルダ40は、挟持爪片42によりこれらの全てを挟持して保持しているため、接着状態に不具合が生じた場合に、ブレードラバー10、バーティブラ20、カバー30が離反しにくく、バーティブラ20などが払拭面に干渉する不具合の発生を抑制できる。
加えて、カバー30の凹部31に対して、ブレードラバー10とバーティブラ20との両方を接着させているため、ブレードラバー10とバーティブラ20とに接着不具合が生じた場合でも、両者が相互に離反しにくく、バーティブラ20などが払拭面に干渉する不具合の発生を抑制できる。
e)ラバーホルダ40のホルダベース部41は、ブレードラバー10およびバーティブラ20が払拭面の形状に応じて湾曲度が変化するのに追従可能な弾性を有しているため、ホルダベース部41が弾性を有していないものと比較して、ブレードラバー10およびバーティブラ20が払拭面の形状に応じて弾性変形するのを妨げることが無く、弾性変形を妨げた場合のような拭き残しが生じることなく、高い払拭性能が得られる。
f)ラバーホルダ40とクリップ部材50との結合は、リベット53をカシメることで行っているため、高い結合強度が得られる。特に、寒冷地や冬季において、払拭範囲の両側に雪溜まりができ、ワイパーブレードAがこの雪溜まりに繰り返し衝突するような場合の耐久性を確保できる。
g)ブレードラバー10およびバーティブラ20をカバー30で覆っているため、これらが露出しているものと比較して、ワイパーブレードAに雪や氷が付着しにくい。
h)ブレードラバー10の頭部12の下面12aおよびカバー30の側面に、ラバーホルダ40の挟持爪片42の板厚分の深さの爪収容凹部12c,34を形成し、この挟持爪片42とブレードラバー10の首部13との間に凹凸が生じないようにしているため、挟持爪片42とブレードラバー10の首部13やカバー30の側面との間に凹凸が生じたものと比較して、氷雪が付着しにくく、冬用のものとして有効である。さらに、カバー30の上面にラバーホルダ40のホルダベース部41を収容する凹部を形成した場合、カバー30における凹凸がさらに抑制され、さらに氷雪付着抑制性能を向上できる。
j)ブレードラバー10において、首部13の両側に形成された凹部14は、首部13から払拭時の移動方向に離れるに連れて広がる形状に形成した。このため、凹部14に雪が付着しても、払拭作動時にこの凹部14に溜まった雪を掻き出すことができ、凹部14に雪が付着しにくい。
k)カバー30に、リベット53のカシメ部53aとの干渉を避ける逃げ穴33を形成したため、この干渉によりリベット53がブレードラバー10およびバーティブラ20を変形させることが無く、この変形により払拭性能を悪化させることがない。
m)ブレードラバー10とバーティブラ20とを接着させることで、軽量化を図ることができたため、部品自体の剛性を小さくすることができ、剛性の高いものと比較して、払拭面に対する追従性に優れる。加えて、凹部14を、首部13から離れるに従って拡開される形状(角度θ1)に形成したため、首部13でも積極的な反転を行うことができ、反転容易性が向上することで、払拭面に対する追従性も向上する。
(他の実施の形態)
以下に、他の実施例のブレードラバーについて説明する。
なお、他の実施例を説明するのにあたり、実施例1と同じ構成については同じ符号を付けて説明を省略する。作用についても、実施例1と相違する作用について説明し、実施例1と同じ作用については説明を省略する。
次に、図7に示す実施例2のワイパーブレードBについて説明する。
この実施例2のワイパーブレードBは、カバー30を廃止するとともに、2対のレール部材230を設けた例である。
すなわち、このワイパーブレードBでは、実施例1と同様に、ブレードラバー210とバーティブラ220とは、接着されており、ラバーホルダ40は、ブレードラバー210およびバーティブラ220を、挟持爪片42により挟持している。
また、図8に示すように、ブレードラバー210の頭部212の下面12aには、レール部材230の後述する係合フランジ231を係合させる係合溝212cが形成されている。
レール部材230は、金属製あるいは樹脂製の薄板材により、ブレードラバー210の頭部212およびバーティブラ20の両側縁部を上下から挟むことのできる挿入溝232を有した略C字断面形状であって、下側の先端から上方に係合フランジ231が立ち上げた断面形状に形成されている。また、レール部材230の長さが、ブレードラバー210およびバーティブラ220におけるラバーホルダ40による保持位置の近傍から両端部T1,T2に達する長さに形成されている。
このレール部材230は、ラバーホルダ40と同様に、ブレードラバー210およびバーティブラ220が、払拭面の形状に応じて湾曲度が変化するのに追従して変形可能な弾性が与えられている。
そして、レール部材230は、挿入溝232に、ブレードラバー210の頭部212およびバーティブラ220の両側縁部を挿入させるとともに、係合フランジ231を、係合溝212cに形成させて、ブレードラバー210の頭部212およびバーティブラ20の両側縁部に装着されている。なお、この状態で、接着材により接着して強固に固定してもよい。
また、実施例2では、バーティブラ220には、リベット53のカシメ部53aとの干渉防止用の逃げ穴221が形成されている。
上述の実施例2のワイパーブレードBでは、レール部材230を設けたため、ブレードラバー210とバーティブラ220の接着が万一剥がれた場合でも、両者の重合状態がレール部材230により維持され、バーティブラ220が払拭面と干渉する不具合を抑制できる。
また、レール部材230は、ブレードラバー210とバーティブラ220とが払拭面の形状に応じて湾曲度を変化させる際に、それに追従する弾性を有しているため、レール部材230がこのブレードラバー210とバーティブラ220の湾曲度変化を妨げて払拭性能を悪化させることがないようにできる。
なお、実施例2では、実施例1と同様に、上記a)のように保持レバー機構を有しないことから軽量化でき、上記b)のようにブレードラバー210とバーティブラ220を接着していることでも軽量化できる。さらに、実施例2では、バーティブラ220に逃げ穴221を形成したため、上記k)と同様に、カシメ部53aが払拭性能に悪影響を与えるのを防止できる。
また、実施例2では、実施例1と同様に、上記c)e)f)j)m)の効果を得ることができる。
実施例3のワイパーブレードCは、図9に示すように、ブレードラバー10とバーティブラ220とを挟持するバンド状の挟持部材300を設けた例であって、夏用として用いるのに好適な例である。
すなわち、実施例3では、実施例1で示したブレードラバー10の上面に実施例2で示したバーティブラ220を接着している。
また、ラバーホルダ40は、実施例2と同様に、挟持爪片42によりブレードラバー10とバーティブラ220とを挟持している。
そして、本実施例3では、ブレードラバー10の頭部12とバーティブラ220とを、この両端とラバーホルダ40との間の長手方向中間位置で、挟持部材300により挟持している。
この挟持部材300は、図10に示すように、バーティブラ220の上面に沿う板状の本体301と、この本体301の幅方向両端から下方に延び、さらに、ブレードラバー10の下面12aに沿うように折り曲げられた一対の挟持片302とを備えている。
以上のように構成した実施例3のワイパーブレードCにあっては、ブレードラバー10の頭部12とバーティブラ220とを、挟持部材300により挟持しているため、万一、ブレードラバー10とバーティブラ220との接着が剥がれた場合でも、挟持部材300が、両者10,220が離反するのを防止してバーティブラ220が払拭面と干渉する不具合を抑制できる。また、上記d)と同様に、ラバーホルダ40が挟持爪片42によりブレードラバー10とバーティブラ220とを挟持していることでも、両者の接着が剥がれた際の、バーティブラ220と払拭面との干渉を抑制できる。
なお、実施例3では、実施例1と同様に、上記a)のように保持レバー機構を有しないことから軽量化でき、上記b)のようにブレードラバー10とバーティブラ220を接着していることでも軽量化できる。さらに、実施例3では、バーティブラ220に逃げ穴221を形成したため、上記k)と同様に、カシメ部53aが払拭性能に悪影響を与えるのを防止できる。
また、実施例3では、実施例1と同様に、上記c)e)f)j)m)の効果を得ることができる。
実施例4のワイパーブレードDは、図11に示すように、実施例1と同様のカバー30を備えた冬用のワイパーブレードAに、実施例3で示したのと同様の挟持部材400を追加した例である。
以下、この実施例4について説明すると、ブレードラバー10は、実施例1で示したブレードラバー10の下面12aに挟持爪片42を収容する爪収容凹部12cが形成されているのに加えて、挟持部材400の挟持片402を収容する挟持片収容凹部12fが形成されている。
したがって、実施例4では、ブレードラバー10の上面にバーティブラ20を接着させたものに対し、その両端から挟持部材400をブレードラバー10を弾性変形させながら中央方向に移動させる。そして、挟持部材400が挟持片収容凹部12fの位置に達すると、挟持片収容凹部12fに挟持片402が嵌って挟持部材400の移動が規制され、挟持部材400がブレードラバー10とバーティブラ20との離反を規制した状態で固定される。なお、このときに挟持片402を、本体401との間隔を狭める方向に変形させて、固定を強固にしてもよい。あるいは、挟持部材400は、1枚の板状の部材を、この挟持片収容凹部12fの位置で折曲させて図示の形状とし、挟持片402が挟持片収容凹部12fに配置されるようにしてもよい。
その後、これらの上からカバー30を接着し、その後、実施例1と同様にして、ラバーホルダ40を装着させる。なお、実施例4のカバー430には、スポイラ部32を設けていないが、実施例1で示したスポイラ部32を有したカバー30を用いることもできる。
この実施例4のワイパーブレードDにあっては、ブレードラバー10の頭部12とバーティブラ20とを、挟持部材400により挟持しているため、万一、ブレードラバー10とバーティブラ20との接着が剥がれた場合でも、挟持部材400が、両者10,20が離反するのを防止してバーティブラ20が払拭面と干渉する不具合を抑制できる。また、上記d)と同様に、ラバーホルダ40が挟持爪片42によりブレードラバー10とバーティブラ20とを挟持していることでも、両者の接着が剥がれた際の、バーティブラ20と払拭面との干渉を抑制できる。
また、実施例1と同様のa)〜m)の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、実施例1〜4では、車両のフロントウインドウの払拭用のものを示したが、払拭対象としては、フロントウインドウに限らずリアウインドウ用のものにも適用でき、また、車両以外の払拭面の払拭にも適用できる。
また、実施例では、クリップ部材が、剛体のものを示したが、所望の強度が得られればラバーホルダのホルダベース部と同等の弾性を有するようにしてもよい。この場合、ラバーホルダの変形がクリップ部材に妨げられず、さらに追従性を高めることができる。
また、実施例1〜4では、ラバーホルダは、カバーを備えたものではこのカバーを介在させて間接的に、またカバーを備えないものでは直接に、バーティブラ、ブレードラバーを挟持爪片で挟持して保持するものを示したが、その保持形態は、実施例で示したものに限定されない。例えば、カバーを備えたものでも、ラバーホルダが、カバーに設けた穴を通してバーティブラおよびブレードラバーを直接保持するようにしてもよいし、カバーがホルダベース部の一部を覆うようにしてもよい。また、この保持も、実施例で示したように、挟持爪片42を用いるものに限らず、ホルダベース部をバーティブラにリベットなどでカシメるなどの他の手段を用いてもよい。
また、実施例では、ブレードラバーとバーティブラを接着により結合させたものを示したが、両者の結合は、接着に限定されるものではなく、実施例3,4で示した挟持部材などの他部品を用いる結合としてもよい。
A ワイパーブレード
10 ブレードラバー
12c 爪収容凹部
20 バーティブラ
30 カバー
34 爪収容凹部
40 ラバーホルダ
41 ホルダベース部
50 クリップ部材
51 クリップベース部
52 クリップ部
53 リベット
53a カシメ部
100 ワイパーアーム
101 係止爪

Claims (4)

  1. 払拭面を払拭する長尺状のブレードラバーと、
    このブレードラバーに重ねられ、前記ブレードラバーをその長手方向両端が長手方向中央よりも前記払拭面に近付くよう湾曲させて前記ブレードラバーを前記払拭面に圧接させる長手方向に湾曲した薄板状のバーティブラと、
    このバーティブラを前記ブレードラバーに重ねた状態で両者を保持し、前記ブレードラバーおよび前記バーティブラの延びる方向に沿って延在された長尺板状のホルダベース部を備えたラバーホルダと、
    このラバーホルダの長手方向中央に固定され、ワイパーアームに着脱可能に形成されたクリップ部材とを備え、
    前記ホルダベース部の両端部は、前記ブレードラバーおよび前記バーティブラの湾曲変化に追従して変形可能な弾性を有していることを特徴とするワイパーブレード。
  2. 前記ラバーホルダは、前記ホルダベース部の両端部に形成されてこのホルダベース部との間に前記ブレードラバーおよび前記バーティブラを挟持する挟持爪片を備え、
    前記ブレードラバーは、前記挟持爪片を収容してこの挟持爪片の前記ブレードラバー外表面からの突出量を抑える爪収容凹部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のワイパーブレード。
  3. 前記ブレードラバーおよび前記バーティブラを覆うカバーを備え、
    前記ラバーホルダは、前記カバーの上から前記ブレードラバーおよび前記バーティブラを保持するよう形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイパーブレード。
  4. 前記クリップ部材は、前記ラバーホルダに沿って設けられたクリップベース部と、このクリップベース部に回動可能に取り付けられて前記ワイパーアームに装着可能に形成されたクリップ部とを備え、
    前記クリップベース部は、前記ホルダベース部にカシメにより固定されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のワイパーブレード。
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