JP2011218031A - 正座用補助椅子 - Google Patents

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冨士夫 日置
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Abstract

【課題】余分な突出物がなくて使用心地がよく、使用しないときには、非常に小さく纏めておくことができる正座用補助椅子を提供する。
【解決手段】椅子本体11の上下両面を中空な中吊りによって連結するとともに、この中吊りの上面11a側内に外部からの収納が可能な収納部14を形成して、椅子本体11を手提げ袋12内に入れるとともに、この手提げ袋12の閉じた口部12a及びこれを閉じた閉じ紐15を、収納部14内に収納できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、正座用補助椅子に関し、空気を出し入れすることにより、使用のために大きくしたり、使用しないときの片づけのために小さくできて、軟質材料からなる椅子本体を有した正座用補助椅子に関するものである。
日本の生活の中では、例えば法事、茶席、集会等において、まだまだ「正座」しなければならない機会がある。この「正座」は、これに慣れていない若い人や、足腰が弱ってきている高齢者にとって苦痛である。
そのため、座板を少し高くした座椅子や、特許文献1にて「携帯用正座椅子」、あるいは特許文献2にて「正座用補助具」が提案されている。
特開2005−261823号公報、要約 特開2007−159681号公報、要約
特許文献1にて提案されている「携帯用正座椅子」は、「折畳みが容易な上、簡単に使用状態に展開でき、なおかつ軽量小型で携帯に便利であること、利用者の体形に合わせた高さ調節が可能であること、生産上では量産が可能である携帯用正座椅子を提供すること」を目的としたもので、図5に示すような構成を有したものである。
すなわち、この特許文献1にて提案されている「携帯用正座椅子」は、「尻を着座させる座板と、該座板の両端をV字状に支える脚とから成る」ものであり、言わば「固い」ものであって、長時間使用するには少し難があると考えられる。
一方、特許文献2にて提案されている「正座用補助具」は、「従来の正座具は、重く、空気のものは横ずれに対する対策がなく、四角いものは破裂する事があった。カバー部でファスナー等によるストッキングのデンセン、引っかき傷があった」点を改善すべくなされたもので、図6にも示すように、「内部の空気量で高さ調整、重さから開放される。畳める、そのまま持てる取っ手付きカバー、金属を排除し丸型にすることで破裂、怪我の危険から開放、耐久性を得る。内部に柱を設けて横ずれ、転倒を防止する」といった構成あるいは機能を有したものである。
そして、この特許文献2の段落0013には、
「図1は正座用補助具として実施形態を表したもので本体空気袋とそれを収納する袋状のカバーから構成される。本体内部の空気圧の変化に応じて膨脹または収縮しうる、座るという事を念頭に計算された配合の軟質材料で作製されたシート1を天面、シート3を底面に配置し、円柱状に繋いだ同素材の5を天面1と底面3の各4位置に溶着させる。尚円柱部5には(図2)展開図内5の側面に空気穴9を開けることで内部空気を共有する事となる。」
なる記載があることから、特許文献1のものとは異なって、空気や軟質材料の「軟質性」を有したものとなっていると考えられるが、その具体的構成がよく理解できないものとなっている。
確かに、この引用文献2が述べてもいるように、この種の補助椅子に関しては、通常はこれに直接着座するものであるから、ファスナー等の突出するものがない方がよいことは確かであり、突出しそうなものについてはどこかに片づけておきたいものである。
そこで、本発明者等は、この種の正座用補助椅子10について、余分な突出物がなくて使用心地がよく、使用しないときには非常に小さくことができるものにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、余分な突出物がなくて使用心地がよく、使用しないときには、非常に小さく纏めておくことができる正座用補助椅子10を、簡単な構成によって提供することにある。
以上の課題を解決するために、本発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「軟質材料からなり、空気室16に空気を満たした椅子本体11を手提げ袋12内に入れて使用する正座用補助椅子10であって、
椅子本体11の上下両面11a・11bを中空な中吊り13によって連結するとともに、この中吊り13の上面11a側内に外部からの収納が可能な収納部14を形成して、
椅子本体11を手提げ袋12内に入れるとともに、この手提げ袋12の閉じた口部12a及びこれを閉じた閉じ紐15を、収納部14内に収納できるようにしたことを特徴とする正座用補助椅子10」
である。
すなわち、本発明に係る正座用補助椅子10は、軟質材料によって形成されて、空気室16を有する椅子本体11と、この椅子本体11を収納する椅子本体11とは完全に別体の手提げ袋12とからなっているものであり、使用時には、図4の(a)及び(b)に示すように、空気室16に空気を満たした椅子本体11を手提げ袋12内に入れるものである。
この正座用補助椅子10を構成している椅子本体11は、その全体を軟質合成樹脂シートによって形成したものであり、図2に示すように、その上下両面11a・11bを中空な中吊り13によって連結するとともに、この中吊り13の上面11a側内に外部からの収納が可能な収納部14を形成したものであって、図2の(a)にも示すように、この椅子本体11だけで既に正座用補助椅子10としての十分な機能を有したものである。
また、この椅子本体11は、図2の(b)に示すように、中吊り13の周囲に空気室16が形成されていて、この空気室16内には、図2の(a)にも示すような空気口17によって空気の出し入れができるようになっている。つまり、この椅子本体11は、その内部が上述した軟質合成樹脂シートによって気密状態に維持されているのであり、この椅子本体11の空気室16内に空気口17から空気を出し入れすることによって、図1の(b)に示すような折り畳み状態と、図2に示すような使用のための膨張状態とに適宜変更できるものである。
手提げ袋12は、図1及び図3に示すように、折り畳み状態であっても、膨張状体であっても、上述した椅子本体11を内部に入れることができるものである。また、この手提げ袋12は、図3の(a)及び(b)に示すように、口部12a及びこれを閉じるための閉じ紐15を有しているものである。
この正座用補助椅子10を使用するには、図3の(a)に示すように、膨張させた椅子本体11を手提げ袋12内に入れるのであるが、その際に、椅子本体11の上面11aが手提げ袋12の口部12a側になるようにする。そうすると、上面11aに形成されている収納部14が開口することになるから、手提げ袋12の口部12aやこれを閉じるための閉じ紐15をこの収納部14内に押し込めるのである。
そして、図4の(b)に示すように、この収納部14を下側にして畳や座布団の上に置き、図4の(a)に示すように、この正座用補助椅子10に着座あるいは正座するのである。このとき、閉じられた手提げ袋12の口部12aやその閉じ紐15は、図4の(b)に示すように、畳や座布団側になった収納部14内に収納されて突出することがないから、畳や座布団の上に置かれた当該正座用補助椅子10は安定した状態になるだけでなく、見苦しくもないものとなる。
また、閉じられた手提げ袋12の口部12aやその閉じ紐15は、収納部14内に収納されて突出することがないから、椅子本体11の平らな下面11bが上側になるようにして使用すれば、この下面11bの外側になっている手提げ袋12には何らの突出物もないのであるから、これにお尻が当たっても何らの違和感もない。
勿論、使用しないときには、手提げ袋12から取り出した椅子本体11の空気口17によって空気を排出すれば、図1の(b)に示すように、当該椅子本体11が小さく折り畳めるし、図1の(a)に示すように、この折り畳んだ椅子本体11を手提げ袋12内に収納すれば、バンドバッグ内にも入れることができる程度にコンパクトなものとすることができる。
従って、本発明に係る正座用補助椅子10は、使用心地がよく、使用しないときには、非常に小さく纏めておくことができるものとなっているのである。
以上、説明した通り、本発明は、
「軟質材料からなり、空気室16に空気を満たした椅子本体11を手提げ袋12内に入れて使用する正座用補助椅子10であって、
椅子本体11の上下両面11a・11bを中空な中吊り13によって連結するとともに、この中吊り13の上面11a側内に外部からの収納が可能な収納部14を形成して、
椅子本体11を手提げ袋12内に入れるとともに、この手提げ袋12の閉じた口部12a及びこれを閉じた閉じ紐15を、収納部14内に収納できるようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、使用心地がよく、使用しないときには、非常に小さく纏めておくことができる正座用補助椅子10を、簡単な構成によって提供することができるのである。
本発明に係る縮めた状態の正座用補助椅子10を示すもので、(a)は平面図、(b)は部分拡大縦断面図である。 同正座用補助椅子10を構成していて、空気室16内に空気を満たしたときの椅子本体11を示すもので、(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。 同正座用補助椅子10を構成している手提げ袋12内に椅子本体11を収納して、当該正座用補助椅子10を使用状態にしようとしている様子を示すもので、(a)は手提げ袋12の口部12aを開いた状態の斜視図、(b)は椅子本体11の収納部14内に口部12a及び閉じ紐15を収納したときの斜視図である。 同正座用補助椅子10の使用状態を示すもので、(a)は使用者が着座しているときの部分背面図、(b)は(a)で示した正座用補助椅子10の縦断面図である。 特許文献1に示された技術を示す斜視図である。 特許文献2に示された技術を示す斜視図である。
次に、上記のように構成した本発明を、図面に示した実施の形態に係る正座用補助椅子10について説明すると、この正座用補助椅子10は、図1に示したように、椅子本体11と、これを収納するための手提げ袋12とからなっているものである。
椅子本体11は、玩具安全基準に適合した可塑剤を使用した合成樹脂材料、所謂ビニール等の軟質材料によって形成したもので、図2の(b)にも示したように、上下両面11a・11b、側壁、及び内部の中吊り13によって、気密化された1つの空気室16を有するものである。この空気室16内には、当該椅子本体11の、例えば側壁や上面11aの一部に形成した空気口17から空気を出入されるものであり、この空気室16内が空気で十分満たされれば、図2に示したような状態に膨らむものである。勿論、空気口17から空気室16内の空気を抜けば、当該椅子本体11は、図1の(b)に示したように、小さく折り畳むこともできるものである。
また、この椅子本体11は、上述したように、1つの空気室16を、上下両面11a・11b、側壁、及び内部の中吊り13によって、気密化されたものとして形成しているものであるが、中吊り13は、上下両面11a・11bが大きく膨らまないようにするとともに、そのままではその上下外側に開口する空間を形成するものである。そして、この中吊り13の例えば下面11b側開口を、図2の(b)にも示したように、当てシート18によって封鎖することによって、空気を入れたときの下面11bの引きつりを防止するものである。その結果、中吊り13によって上面11a側に形成されている開口は、図2の(a)にも示したように、開口されたままとなって、収納部14となることになる。
この椅子本体11に形成された収納部14は、図3の(a)に示したように、手提げ袋12の口部12aやこれを閉じるための閉じ紐15の近傍に位置することになるから、図3の(b)に示したように、これらの口部12aや閉じ紐15を押し込むことができるものとなっているのである。
手提げ袋12は、図1または図3の各(a)にて示すように、上述した椅子本体11を、空気室16への空気注入状体であっても収納できる大きさのものであり、その口部12aには、これを閉じるための閉じ紐15が設けてある。なお、この実施形態の正座用補助椅子10は、お葬式や法事用に開発されたものであるため、その手提げ袋12は、喪服に合わせた黒地布によって形成してある。
10 正座用補助椅子
11 椅子本体
11a 上面
11b 下面
12 手提げ袋
12a 口部
13 中吊り
14 収納部
15 閉じ紐
16 空気室
17 空気口
18 当てシート

Claims (1)

  1. 軟質材料からなり、空気室に空気を満たした椅子本体を手提げ袋内に入れて使用する正座用補助椅子であって、
    前記椅子本体の上下両面を中空な中吊りによって連結するとともに、この中吊りの前記上面側内に外部からの収納が可能な収納部を形成して、
    前記椅子本体を前記手提げ袋内に入れるとともに、この手提げ袋の閉じた口部及びこれを閉じた閉じ紐を、前記収納部内に収納できるようにしたことを特徴とする正座用補助椅子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6281996B1 (ja) * 2017-07-04 2018-02-21 剛司 黒▲せ▼ 廃棄ボビンを利用した正座椅子およびその製造方法
CN108252892A (zh) * 2018-03-23 2018-07-06 李志国 充气座椅共享双向打气筒

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