JP2011216758A - Led駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路構成が簡単なLED駆動装置を提供すること。
【解決手段】直列接続された複数のLEDと、複数のLEDに流れる電流が所定値以上にならないように制御する制御トランジスタと、複数のLEDに流れる電流を検出して制御トランジスタを制御する検出トランジスタとを有するLEDユニット27,37を少なくとも2つ有し、一方のLEDユニット27の出力端が他方のLEDユニット37の検出トランジスタ35の入力端に接続されており、脈流電圧が高くなるにつれて、まず、他方のLEDユニット37を構成する各LEDが点灯し、さらに電圧が高くなると、他方のLEDユニットから一方のLEDユニットの検出トランジスタに電流が通じることにより制御トランジスタ33,34が開放状態となって一方および他方のLEDユニットが直列接続され、双方のLEDユニット27,37の各LEDが点灯する。
【選択図】図1

Description

本発明は、LED駆動装置に関するものである。
従来、交流電源によってLEDを点灯するためのLED駆動回路としては、例えば、図15に示すように、交流電圧を全波整流して平滑化した後に、定電流回路17を介して直列接続されたLEDに印加する回路が知られている。図15に示す回路では、入力端2,3に入力された交流電圧は、ブリッジ接続されたダイオード11〜14によって全波整流された後、コンデンサ15によって平滑化され、定電流回路17を介して直列接続されたLED16−1〜16−x(但し、x>1)に印加される。
ところで、このような回路では、LEDの駆動効率が低いことが知られている。図16および図17を参照して具体的に説明する。図16は、電源電圧とLED16−1〜16−xに印加される電圧および電流を示す図である。この図16において、波形w1はダイオード11〜14から出力される脈流波形を示している。波形w2は、コンデンサ15の端子電圧波形を示している。波形w3は、LED16−1〜16−xに印加される電圧波形を示している。波形w4は、LED16−1〜16−xに流れる電流波形を示している。図17において、波形w5は、電源から駆動回路に流れる電流波形を示している。これらの図16,17に示すように、LED16−1〜16−xに印加される電圧は略直流であるので理想的であるが、電源から駆動回路に流れる電流波形は波形w5のように間欠的なインパルス状となるので、力率が悪いという問題点がある。
そこで、このような問題点を解決するために、例えば、特許文献1に示す技術が提案されている。特許文献1に記載されている技術では、交流電圧に応じてスイッチを制御し、直列接続されるLEDの数を制御することにより、交流電圧に応じた個数のLEDを電源に接続し、電力効率を高めている。
特開2008−59811号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、LEDの個数に対応する個数の半導体スイッチおよびその駆動回路が必要になることから、回路構成が複雑になるという問題点がある。
本発明の目的は、回路構成が簡単なLED駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様は、交流電圧を整流回路により整流して得られる脈流電圧によってLEDを点灯するLED駆動装置において、直列接続された複数のLEDと、前記複数のLEDに流れる電流が所定値以上にならないように制御する制御トランジスタと、前記複数のLEDに流れる電流を検出して前記制御トランジスタを制御する検出トランジスタとを有するLEDユニットを少なくとも2つ有し、一方のLEDユニットの出力端が他方のLEDユニットの検出トランジスタの入力端に接続されており、前記脈流電圧が高くなるにつれて、まず、前記他方のLEDユニットを構成する各LEDが点灯し、さらに電圧が高くなると、前記一方のLEDユニットの前記出力端から前記他方のLEDユニットの前記検出トランジスタの前記入力端に電流が通じることにより前記他方のLEDユニットの前記制御トランジスタが開放状態となって前記一方および他方のLEDユニットを構成する複数のLEDが直列接続されて点灯することを特徴とする。
このような構成によれば、回路構成が簡単なLED駆動装置を提供することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記一方のLEDユニットの出力端と前記他方のLEDユニットの検出トランジスタの入力端とが出力端から入力端に向かう方向を順方向とするダイオードを介して接続されるとともに、前記他方のLEDユニットの出力端と前記一方のLEDユニットの検出トランジスタの入力端とが出力端から入力端に向かう方向を順方向とするダイオードを介して接続され、前記交流電圧の正負2種類の極性のうちの一方の極性の電圧が印加された場合には、電源電圧が高くなるにつれて、まず、前記他方のLEDユニットを構成する各LEDが点灯し、さらに電圧が高くなると、前記一方のLEDユニットの出力端から前記他方のLEDユニットの前記検出トランジスタの前記入力端に電流が通じることにより前記他方のLEDユニットの前記制御トランジスタが開放状態となって前記一方および他方のLEDユニットを構成する複数のLEDが直列接続されて点灯し、前記交流電圧の正負2種類の極性のうちの他方の極性の電圧が印加された場合には、電源電圧が高くなるにつれて、まず、前記一方のLEDユニットを構成する各LEDが点灯し、さらに電圧が高くなると、前記他方のLEDユニットの出力端から前記一方のLEDユニットの前記検出トランジスタの前記入力端に電流が通じることにより前記一方のLEDユニットの前記制御トランジスタが開放状態となって前記一方および他方のLEDユニットを構成する複数のLEDが直列接続されて点灯することを特徴とする。
このような構成によれば、交流電源の極性に応じて、一方および他方のLEDユニットが交互に点灯されるので、それぞれのユニットの点灯時間を等しくすることで、LEDを長寿命化することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記一方および他方のLEDユニットを構成する各検出トランジスタの入力端には、直列接続された2つの電流検出用の抵抗がそれぞれ配置され、前記ダイオードはこれら2つの抵抗の接続点に対して接続されることを特徴とする。
このような構成によれば、電源から流れる電流を正弦波に近づけることにより、力率を高めることが可能になる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記一方および他方のLEDユニットを構成する複数のLEDのそれぞれは2分割されており、分割点のそれぞれに対して制御トランジスタおよび検出トランジスタを有する電流制限回路が接続されていることを特徴とする。
このような構成によれば、装置に印加される電圧が4段階で変化することから、電圧を正弦波に近づけることにより、力率を高めることが可能になる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、さらに他のLEDユニットを有し、当該さらに他のLEDユニットは、出力端が前記一方のLEDユニットの前記検出トランジスタの入力端に接続されていることを特徴とする。
このような構成によれば、装置に印加される電圧が3段階で変化することから、電圧を正弦波に近づけることにより、力率を高めることが可能になる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記脈流電圧の上昇に伴って最初に点灯するLEDユニットに対してコンデンサが並列に接続されるとともに、前記コンデンサの端子電圧が前記脈流電圧よりも高くなった場合に、前記最初に点灯するLEDユニット以外の回路に対して前記コンデンサから電流が通じることを防ぐためのダイオードを有することを特徴とする。
このような構成によれば、コンデンサに蓄えられた電荷をLEDユニットに供給することにより、LEDが点灯している期間を延長し、ちらつきを防止することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記脈流電圧が所定の閾値電圧以下の場合には前記一方および他方のLEDユニットを並列接続し、前記閾値電圧を超えた場合には前記一方および他方のLEDユニットを直列接続する制御回路を有することを特徴とする。
このような構成によれば、電圧が低い場合には並列接続により点灯されることから、LEDの点灯数を増やすことにより、発光効率を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係るLED駆動回路を示す構成図である。 図1に示すLED駆動回路に印加される電圧と電流を示す図である。 電流制限回路とLEDとを直列接続した場合の電圧と電流を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るLED駆動回路を示す構成図である。 本発明の第3実施形態に係るLED駆動回路を示す構成図である。 本発明の第4実施形態に係るLED駆動回路を示す構成図である。 図6に示すLED駆動回路に印加される電圧と電流を示す図である。 本発明の第5実施形態に係るLED駆動回路を示す構成図である。 本発明の第6実施形態に係るLED駆動回路を示す構成図である。 図9に示すLED駆動回路に印加される電圧と電流を示す図である。 本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路を示す構成図である。 本発明の第7実施形態に係るLED駆動回路の動作を説明するための図である。 本発明の変形実施形態に係るLED駆動回路を説明する図である。 本発明の変形実施形態に係るLED駆動回路の動作を説明するための図である。 従来におけるLED駆動回路の構成を示す図である。 図15に示すLED駆動回路に印加される電圧と電流を示す図である。 図15に示すLED駆動回路に印加される電圧と電源電流を示す図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(A)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係るLED(Light Emitting Diode)駆動回路の構成例を示すブロック図である。この図に示すように、LED駆動回路1は、電流制限回路20,30、および、LEDモジュール26,36を主要な構成要素とし、ダイオード11〜14から供給される脈流電圧によって点灯される。
ここで、ダイオード11〜14はダイオードブリッジ回路を構成し、入力端2,3に入力された商用交流電力(100V)を全波整流して出力する。電流制限回路20は、抵抗21,22、トランジスタ23〜25によって構成され、トランジスタ24に所定値以上の電流が流れないように制御する回路である。LEDモジュール26は、LED26−1〜26−nが直列接続されて構成されている。なお、この実施形態ではn=20に設定されている。電流制限回路30は、抵抗31,32、トランジスタ33〜35によって構成され、トランジスタ34に所定値以上の電流が流れないように制御する回路である。LEDモジュール36は、LED36−1〜36−mが直列接続されて構成されている。なお、この実施形態ではm=20に設定されている。電流制限回路20およびLEDモジュール26は、LEDユニット27を構成し、電流制限回路30およびLEDモジュール36は、LEDユニット37を構成している。
つぎに、電流制限回路20について詳細に説明する。電流制限回路20のトランジスタ23,24は、ダーリントン接続されたNPN型のバイポーラトランジスタによって構成され、LEDモジュール26に流れる電流を制限する制御トランジスタとして機能する。トランジスタ25は、NPN型のバイポーラトランジスタによって構成され、抵抗22に流れる電流が一定値を越えたか否か検出する検出トランジスタとして機能する。すなわち、抵抗22に流れる電流が一定値を越えた場合には、トランジスタ25がオンの状態となり、トランジスタ23のベース電流をバイパスするので、トランジスタ23,24に流れる電流を制限することができる。
電流制限回路30のトランジスタ33,34は、ダーリントン接続されたNPN型のバイポーラトランジスタによって構成され、LEDモジュール36に流れる電流を制限する制御トランジスタとして機能する。トランジスタ35は、抵抗32に流れる電流が一定値を越えたか否か検出する検出トランジスタとして機能する。すなわち、抵抗32に流れる電流が一定値を越えた場合には、トランジスタ35がオンの状態となり、トランジスタ33のベース電流をバイパスするので、トランジスタ33,34に流れる電流を制限することができる。なお、電流制限回路30では、LEDモジュール26のLED26−nのカソード(出力端)からの電流が、トランジスタ35のベース(入力端)に流入する構成となっており、また、抵抗22および抵抗32は同じ抵抗値に設定されている。このため、LED26−nから前述した一定の電流が流入している場合には、トランジスタ35がオンの状態となり、トランジスタ33,34がオフの状態となる。これにより、電流制限回路30が動作を停止する。
つぎに、第1実施形態の動作について図2に示す図を参照して説明する。なお、以下では、一例として、LEDモジュール26,36の個数がそれぞれ20個(n,m=20)であり、それぞれのLEDの順方向電圧が3Vであり、端子2,3に商用電源(100V、50Hz(または60Hz))を印加する場合を例に挙げて説明する。
図2は、図1に示す回路の各部の電圧および電流の時間的変化を示す図である。この図2において、波形w10はダイオード11〜14から出力される電圧波形を示す。また、波形w11は、LEDモジュール26,36の合成電圧波形を示す。さらに、波形w12は、LED駆動回路1に流れる電流波形を示す。なお、これらの波形w10〜w12は、各波形の一周期分を示しており、実際には商用電源の周波数に応じた周期で同様の波形が繰り返される。
商用電源(例えば、100V、50Hz(または60Hz))が端子2,3に印加されると、ダイオード11〜14は、商用電源の交流を全波整流して出力する。この結果、図2に示す時刻t1において波形w10が立ち上がる。時間の経過とともに波形w10の電圧が上昇し、LEDモジュール36に印加される電圧が60Vを超えると、LEDモジュール36に流れる電流が急激に増加する(時刻t2)。電流制限回路30は印加される電圧が1Vを超えると、電流を制限する動作(定電流動作)を開始するので、ダイオード11〜14から出力される電圧が61Vを超えると定電流動作となり、LEDモジュール36に流れる電流は一定値となる(波形w12参照)。なお、定電流動作の電流値は、トランジスタ35がオンしている時のベース・エミッタ間電圧である0.6Vを抵抗32の抵抗値で除することにより求めることができる。例えば、LEDモジュール36に20mAの定電流を流す場合には、抵抗32の抵抗値は30Ω(=0.6V/20mA)となる。LEDモジュール36に電流が流れるとLED36−1〜36−nが点灯状態となる。なお、LEDモジュール26については、LEDモジュール36と直列接続されているので、この段階では電圧が足らず点灯しない。
ダイオード11〜14から出力される電圧がさらに上昇し、LEDモジュール26に印加される電圧が60Vを超えると、LEDモジュール26に電流が流れ始める(時刻t3)。LEDモジュール26に電流が流れ始めると、LED26−nから出力された電流は、抵抗32に流入する。LED26−nから出力された電流が抵抗32に流入すると、トランジスタ35がオンの状態となり、トランジスタ33,34のベース電流がバイパスされる。この結果、トランジスタ33,34がオフの状態になるため、ダイオード11〜14からLEDモジュール36に直接流れる電流が遮断され、LEDモジュール26,36が直列接続された状態となる。このとき、LEDモジュール26,36に流れる電流は、電流制限回路20によって制限される。電流制限回路20と、電流制限回路30の電流制限値は、この実施形態では同じであるので、LEDモジュール36の単独点灯状態から、LEDモジュール26,36の直列点灯状態への移行時(時刻t3)において、LED駆動回路1に流れる電流(波形w12)は変化しない。
ダイオード11〜14から出力される電圧がピークに達すると電圧が下降し始める。そして、LEDモジュール26に印加される電圧が60Vを下回ると、LEDモジュール26に流れる電流が遮断され、LED26−1〜26−nが消灯した状態となる(時刻t4)。この結果、抵抗32への電流の流入が停止されるので、トランジスタ35がオフの状態となり、トランジスタ33,34が動作を開始する。トランジスタ33,34が動作を開始すると、ダイオード11〜14からLEDモジュール36に直接電流が流れる。すなわち、LEDモジュール26,36の直列点灯状態が解消され、LEDモジュール36が単独で点灯した状態となる。なお、前述したように、電流制限回路20,30の電流制限値は、本実施形態では、同じであるので、直列点灯状態から単独点灯状態に移行する際においても、LED駆動回路1に流れる電流に変化は生じない。
ダイオード11〜14から出力される電圧がさらに低下し、LEDモジュール36に印加される電圧が60Vを下回ると、LED36−1〜36−nが消灯した状態となる(時刻t5)。そして、時刻t6において1周期の動作が完了する。
前述した動作は、商用電源の繰り返し周期に応じて繰り返される。この結果、(1)LEDモジュール36の単独点灯、(2)LEDモジュール26,36の直列点灯、(3)LEDモジュール36の単独点灯が繰り返し実行される。
以上に説明したように、第1実施形態によれば、以下のような効果が期待できる。
(1)特許文献1に記載されている技術に比較すると回路構成を簡略化することができる。すなわち、特許文献1では全てのLEDに対して半導体スイッチと制御回路を設ける必要があるが、本願では2つの電流制限回路を設け、LEDモジュール26の出力を、電流制限回路30のトランジスタ35のベースに接続するだけでよいので、回路構成を大幅に簡略化することができる。このため、例えば、本回路を、例えば、白熱電球の形状を有する電球体に内蔵することが可能になる。
(2)LEDモジュール26,36に流れる電流の導通角(時刻t1〜t6を180度とした場合の時刻t2〜t5の角度)を大きくすることができるので、ちらつきを改善するとともに、力率を改善することができる。具体的に説明する。図3は、図1と同様の電流制限回路に40個のLEDを単に直列接続した場合の回路構成において、回路の電圧と電流の関係を示す図である。この図において、波形w10はダイオード11〜14から出力される電圧波形を示す。w21は40個のLEDに印加される電圧波形を示し、w22は電流波形を示す。このような回路構成では、図3に示すように、LEDに電流が流れるのは時刻t10〜t11の期間であり、これは図2の時刻t2〜t5の期間よりも短い。このため、LEDが点灯する期間が短いため、ちらつきが生じるとともに、LEDの発光効率が低下する。また、導通角が小さいため力率が低下する。これに対して、第1実施形態では、LEDが点灯する期間を長くすることができるので、ちらつきを抑えるとともに、導通角を大きくして力率を向上させることができる。
(3)スイッチング電源を使用する場合に比較して、ノイズを低減することができる。すなわち、スイッチング電源では一般的に数kHz〜数十kHzの周波数でスイッチング動作を行うため、スイッチングによる高周波ノイズが発生するが、第1実施形態ではこのような高周波でのスイッチングを行わないため、ノイズの発生を低減することができる。
(B)第2実施形態
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本発明の第2実施形態の構成例を説明するためのブロック図である。なお、この図において、図1と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。図4に示すLED駆動回路1Aでは、図1の場合と比較すると、電流制限回路40およびLEDモジュール46によって構成されるLEDユニット47が新たに接続され、LED46−pの出力が電流制限回路20のトランジスタ25のベースに接続されている。また、LEDモジュール26,36,46を構成するLEDの個数が図1の場合とは異なっている。それ以外の構成は、図1の場合と同様である。
つぎに、第2実施形態の動作について説明する。なお、以下では、一例として、LEDモジュール26,36の個数がそれぞれ15個(n,m=15)であり、LEDモジュール46の個数が10個(p=10)であり、それぞれのLEDの順方向電圧が3Vであり、端子2,3に商用電源(100V、50Hz(または60Hz))を印加する場合を例に挙げて説明する。
商用電源の電圧が増加し、LEDモジュール36に印加される電圧が45V(=3V×15個)を超えると、LED36−1〜36−nが点灯するとともに、電流制限回路30が動作を開始する。この結果、LEDモジュール36に流れる電流が一定になるように制限がなされる。なお、このとき、LEDモジュール26,46は電圧が足らないため消灯した状態となっている。
つぎに、電圧がさらに上昇し、LEDモジュール26に印加される電圧が45V(=3V×15個)を超えると、LED26−1〜26−mが点灯するとともに、電流制限回路20が動作を開始する。このとき、LED26−mから出力される電流は、抵抗32に流入するので、トランジスタ35がオンの状態となり、トランジスタ33,34がオフの状態になる。この結果、LEDモジュール26,36が直列接続されて点灯されるとともに、電流制限回路20によってこれらのモジュールに流れる電流が制限される。
電圧がさらに上昇し、LEDモジュール46に印加される電圧が30V(=3V×10個)を超えると、LED46−1〜46−pが点灯するとともに、電流制限回路40が動作を開始する。このとき、LED46−pから出力される電流は、抵抗22に流入するので、トランジスタ25がオンの状態となり、トランジスタ23,24がオフの状態になる。また、トランジスタ33,34も前述した理由によりオフの状態を維持する。この結果、LEDモジュール26,36,46が直列接続されて点灯されるとともに、電流制限回路40によってこれらのモジュールに流れる電流が制限される。
電圧がピークに達すると、降下に転じる。LEDモジュール46に印加される電圧が30V以下になると、LED46−1〜46−pが消灯する。この結果、抵抗22への電流の流入が停止するので、トランジスタ25がオフの状態となり、トランジスタ23,24が動作を開始する。これにより、LEDモジュール26,36が直列接続され、電流制限回路20によってこれらのモジュールに流れる電流が制限される。
さらに電圧が降下し、LEDモジュール26に印加される電圧が45V以下になると、LED26−1〜26−mが消灯する。この結果、抵抗32への電流の流入が停止するので、トランジスタ35がオフの状態となり、トランジスタ33,34が動作を開始する。これにより、LEDモジュール36のみが単独で点灯され、電流制限回路30によってモジュールに流れる電流が制限される。
そして、LEDモジュール36に印加される電圧が45V以下になると、LED36−1〜36−nが消灯する。このような動作は、商用電源の周期に応じて繰り返され、LEDモジュール36,26,46がこの順で順次点灯されるとともに、LEDモジュール46,26,36がこの順で順次消灯される。
以上に説明したように、本発明の第2実施形態では、前述した(1)〜(3)の効果が期待できるとともに、第1実施形態に比較すると、LEDモジュール36が点灯する電圧を60Vから45Vに低くすることができるので、導通角をさらに大きくすることができる。これにより、ちらつきをさらに抑えることができる。また、実質的な負荷であるLEDモジュールに印加される電圧が3段階で変化することから、負荷に印加される電圧波形を正弦波に近づけることで、力率をさらに向上させることが可能になる。
(C)第3実施形態
つぎに、本発明の第3実施形態について説明する。図5は、本発明の第3実施形態の構成例を説明するためのブロック図である。なお、この図において、図1と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。図5に示すLED駆動回路1Bでは、ダイオード11〜14が除外され、ダイオード51〜56が付加されている。また、LEDモジュール26の出力端(LED26−nのカソード)がダイオード55を介して抵抗32に接続され、LEDモジュール36の出力端(LED36−mのカソード)がダイオード56を介して抵抗22に接続されている。
つぎに、第3実施形態の動作について説明する。なお、以下では、一例として、LEDモジュール26,36の個数がそれぞれ20個(n,m=15)であり、それぞれのLEDの順方向電圧が3Vであり、端子2,3に商用電源(100V、50Hz(または60Hz))を印加する場合を例に挙げて説明する。また、以下では、端子2側にプラス電圧が印加されている場合と、端子3側にプラス電圧が印加されている場合に分けて説明する。
(a)端子2側にプラス電圧が印加されている場合
端子2側にプラス電圧が印加されている場合、ダイオード51は逆バイアスとなるので遮断状態となり、ダイオード52は順バイアスとなるので導通状態となる。この結果、電流制限回路20,30に正の電圧が印加される。電源電圧が上昇し、LEDモジュール36に印加される電圧が60Vを超えると、端子2からダイオード52、電流制限回路30、および、ダイオード53を介してLEDモジュール36に電流が通じ、LED36−1〜36−mが点灯状態となる。電流制限回路30は、LEDモジュール36に流れる電流を制限するので、LED36−1〜36−mには一定の電流が流れる。このとき、LEDモジュール26は、LEDモジュール36と直列接続されているので電圧が足らず電流は流れない。
電源電圧がさらに上昇し、LEDモジュール26に印加される電圧が60Vを超えると、LEDモジュール26に電流が通じ、LED26−1〜26−nが点灯状態となる。LED26−nから出力された電流は、ダイオード55を介して抵抗32に流れ込む。この結果、トランジスタ35がオンの状態となってトランジスタ33のベース電流をバイパスするので、トランジスタ33,34がオフの状態となる。これにより、LEDモジュール26,36が直列接続されて点灯するとともに、電流制限回路20によって制御される。
電源電圧がピークに達した後は、降下に転じ、LED26−1〜26−nが消灯し、これにより、抵抗32への電流の流入が停止するので、電流制限回路30の動作が開始され、LEDモジュール36が単独点灯した状態となる。そして、さらに電圧が低下すると、LEDモジュール36が消灯する。
(b)端子3側にプラス電圧が印加されている場合
端子3側にプラス電圧が印加されている場合、電源電圧の上昇により、まず、LEDモジュール26が点灯し、つづいて、LEDモジュール36が点灯する。なお、LEDモジュール26が単独で点灯している場合、電流制限回路20によって電流の制限がなされ、LEDモジュール26,36が直列点灯されている場合には、電流制限回路30によって電流の制限がなされる。一方、電源電圧が低下した場合には、LEDモジュール36が消灯し、これにより、抵抗22への電流の流入が停止するので、電流制限回路20の動作が開始され、LEDモジュール26が単独で点灯する。そして、さらに電圧が低下すると、LEDモジュール26が消灯する。
上述したような(a)および(b)の動作は、商用電源の1周期毎に繰り返される。これにより、第3実施形態では、端子2側にプラス電圧が印加されている場合は、電圧の上昇に伴ってLEDモジュール26が単独点灯し、LEDモジュール26,36が直列点灯し、電圧の下降に伴ってLEDモジュール26が単独点灯し、LEDモジュール26,36の双方が消灯する。一方、端子3側にプラス電圧が印加されている場合は、電圧の上昇に伴ってLEDモジュール36が単独点灯し、LEDモジュール26,36が直列点灯し、電圧の下降に伴ってLEDモジュール36が単独点灯し、LEDモジュール26,36の双方が消灯する。このため、第3実施形態では、前述した第1実施形態の(1)〜(3)の効果に加えて、以下の効果が期待できる。
(4)端子2,3のいずれにプラス電圧が印加されるかによって、最初に点灯されるLEDモジュールが変化する。このため、例えば、第1実施形態では、LEDモジュール36の点灯時間の方が、LEDモジュール26の点灯時間よりも長くなるが、第3実施形態では、これらの点灯時間が平均すると等しくなる。これにより、2つのLEDモジュールを構成するLEDの寿命を等しくすることができる。
(D)第4実施形態
つぎに、本発明の第4実施形態について説明する。図6は、本発明の第4実施形態の構成例を説明するためのブロック図である。なお、この図において、図5と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。図6に示すLED駆動回路1Cでは、電流制限回路20,30が電流制限回路20A,30Aにそれぞれ置換されている。それ以外の構成は、図5の場合と同様である。ここで、電流制限回路20Aは、電流制限回路20と比較すると、抵抗22が抵抗28,29に置換されるとともに、ダイオード56のカソードが抵抗28,29の間に接続されている。同様に、電流制限回路30Aは、電流制限回路30と比較すると、抵抗32が抵抗38,39に置換されるとともに、ダイオード56のカソードが抵抗38,39の間に接続されている。なお、第4実施形態では、抵抗28,29は抵抗22の半分の抵抗値をそれぞれ有し、抵抗38,39は抵抗32の半分の抵抗値をそれぞれ有するように設定されている。
つぎに、第4実施形態の動作について説明する。第4実施形態は、第3実施形態と比較すると、LEDモジュール26,36が単独で点灯する際の動作は同じであるが、LEDモジュール26,36が直列点灯する際の動作が異なっている。すなわち、単独点灯する場合には、抵抗28,29および抵抗38,39のそれぞれの合計の抵抗値は抵抗22および抵抗32と同じであるので動作は同じである。しかしながら、直列点灯する際には、抵抗28,29および抵抗38,39のそれぞれの接続点に他方のLEDモジュールからの電流が流入するため、電流制限回路20A,30Aは、動作が完全に停止した状態とはならず、単独点灯時の半分の電流が流れることになる。
図7を参照して具体的に説明する。端子2にプラス電圧が印加されている場合において、LEDモジュール36に印加される電圧が60Vを超えると、LEDモジュール36に電流が流れてLED36−1〜LED36−mが点灯する(時刻t20)。電源電圧がさらに上昇し、LEDモジュール26に印加される電圧が60Vを超えると、LEDモジュール26に電流が流れてLED26−1〜LED26−nが点灯するとともに、LED26−nから出力される電流がダイオード55を介して抵抗38,39の接続点に流れ込む。抵抗39は抵抗38と同じ抵抗値を有し、電流制限回路20A,30Aの制限電流の値は同じであるので、抵抗39にはLEDモジュール36が単独点灯する場合の半分の電圧降下が生じる。したがって、電流制限回路30Aは、残り半分の電圧降下分を抵抗38,39に生じさせるために、LEDモジュール36が単独点灯する場合の半分の電流を流す。この結果、LEDモジュール36には、LED26−nからの電流と、電流制限回路30Aからの通常の半分の電流が流れるので通常の1.5倍の電流が流れる(時刻t21)。そして、電源電圧が降下すると、LEDモジュール26が消灯する(時刻t22)。これにより、LEDモジュール26からの電流の流入がなくなるので、LEDモジュール36に流れる電流は通常どおりとなる。つづいて、LEDモジュール26が消灯する(時刻t23)。この結果、電圧波形は図7の波形w31に示すようになり、また、電流波形は波形w32に示すようになる。
一方、端子3にプラス電圧が印加されている場合には、電圧の上昇に伴ってLEDモジュール26が単独点灯し、つづいて、LEDモジュール36が点灯する。このとき、LEDモジュール36には単独点灯の場合と同様の電流が流れ、LEDモジュール26には単独点灯の場合の1.5倍の電流が流れる。そして、電圧の下降に伴ってLEDモジュール36が消灯し、ついで、LEDモジュール26が消灯する。
以上に示す第4実施形態によれば、前述した(1)〜(4)の効果に加えて、以下の効果が期待できる。
(5)電圧変化のみならず、電流変化も図7の波形w32に示すように、正弦波に近い形状となるので、力率をさらに向上させることができる。
(E)第5実施形態
つぎに、本発明の第5実施形態について説明する。図8は、本発明の第5実施形態の構成例を説明するためのブロック図である。なお、この図において、図5と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。図8に示すLED駆動回路1Dでは、LEDモジュール26に抵抗72とLEDモジュール76が新たに直列接続されるとともに、抵抗72を検出抵抗とする電流制限回路70が新たに設けられ、その入力側(トランジスタ73,74のコレクタ)がダイオード52のカソードに接続されている。また、LEDモジュール36に抵抗82とLEDモジュール86が新たに直列接続されるとともに、抵抗82を検出抵抗とする電流制限回路80が新たに設けられ、その入力側(トランジスタ83,84のコレクタ)がダイオード54のカソードに接続されている。それ以外の構成は図5の場合と同様である。なお、第5実施形態では、LEDモジュール26,36,76,86は、それぞれ10個ずつのLEDによって構成されているとする(n,m,q,r=10とする)。
つぎに、第5実施形態の動作について説明する。まず、端子2側にプラス電圧が印加されている場合について説明する。電源電圧が上昇し、LEDモジュール86に印加される電圧が30Vを超えると、電流制限回路80を介してLEDモジュール86に電流が通じ、LED86−1〜86−rが点灯する。このとき、LEDモジュール26,36,76には電流は流れない。電源電圧がさらに上昇し、LEDモジュール36に30Vの電圧が印加されると、電流制限回路30を介してLEDモジュール36,86に電流が通じる。この結果、抵抗82に電流が通じるので、トランジスタ85がオンの状態となり、トランジスタ83,84がオフの状態となるので、電流制限回路80は動作を停止する。つまり、直列接続されたLEDモジュール36,86に流れる電流が電流制限回路30によって制御される。電圧がさらに上昇し、LEDモジュール76に30Vの電圧が印加されると、LEDモジュール76,36,86が直列接続され、電流制限回路70からの電流によって点灯する。このとき、LEDモジュール76から出力される電流は、ダイオード55を介して抵抗32に流れ込むので電流制限回路30は動作を停止し、また、抵抗82に電流が流れるので電流制限回路80も動作を停止する。つまり、直列接続されたLEDモジュール76,36,86に流れる電流が電流制限回路70によって制御される。
さらに電源電圧が上昇し、LEDモジュール26に30Vの電圧が印加されると、LEDモジュール26,76,36,86が直列接続され、電流制限回路20からの電流によって点灯する。このとき、LEDモジュール26から出力される電流は、抵抗72、LEDモジュール76、および、ダイオード55を介して抵抗32に流れ込むので電流制限回路30は動作を停止し、抵抗82に電流が流れるので電流制限回路80も動作を停止し、また、抵抗72に電流が流れるので電流制限回路70も動作を停止する。つまり、直列接続されたLEDモジュール26,76,36,86に流れる電流が電流制限回路20によって制御される。そして、電源電圧がピークに達した後に、電源電圧が降下すると、LEDモジュール26,76,36,86の順に消灯していく。
一方、端子3側にプラス電圧が印加されている場合には、前述の場合と同様の動作により、LEDモジュール76,26,86,36の順に点灯し、LEDモジュール36,86,26,76の順に消灯する。このような動作は、商用電源の周期毎に繰り返される。
以上に説明したように、本発明の第5実施形態では、前述した(1)〜(4)の効果とともに、以下のような効果が期待できる。
(6)LED駆動回路1DのLEDモジュールに印加される合成電圧が4段階で変化するので、電圧波形を正弦波に一層近づけることにより、力率を改善することが可能になる。
(F)第6実施形態
つぎに、本発明の第6実施形態について説明する。図9は、本発明の第6実施形態の構成例を説明するためのブロック図である。なお、この図において、図1と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。図9に示すLED駆動回路1Eでは、制御回路100が追加されるとともに、抵抗110〜112およびダイオード113が追加されている。ここで、制御回路100は、FET101,102、ツェナーダイオード103,104、および、抵抗105を主要な構成要素としており、抵抗110,111およびツェナーダイオード103によって定まる閾値電圧よりも、ダイオード11〜14から出力される電圧が低い場合にはLEDモジュール26,36を並列接続し、閾値電圧を超えた場合にはLEDモジュール26,36を直列接続する。抵抗110,111はツェナーダイオード103とともに、閾値電圧を定める機能を有する。抵抗112はFET102にバイアス電圧を与える。ダイオード113は並列接続された場合に逆バイアス状態となって、LED26−nと抵抗32との接続を遮断する。
つぎに、本発明の第6実施形態の動作について図10を参照して説明する。図10は図9に示す回路の各部の電圧および電流を示している。ここで、波形w10はダイオード11〜14から出力される電圧波形であり、波形w51はLEDモジュールに印加される合成電圧波形を示し、波形w52はLED駆動回路1Eに流れる電流を示す。なお、以下では、LEDモジュール26,36はそれぞれ20個のLEDによって構成されているものとする(n,m=20とする)。また、閾値電圧はLEDモジュール26,36を直列点灯できる電圧よりも高い電圧に設定されているとする。
ダイオード11〜14から出力される電圧は、抵抗110,111によって分圧され、抵抗111に生じる電圧降下はツェナーダイオード103を介してFET101のゲートに印加される。抵抗111に生じる電圧降下がツェナーダイオード103のツェナー電圧よりも低い場合にはFET101はオフの状態となる。一方、FET102のゲートには抵抗112を介してダイオード11〜14からの電圧が印加されているので、この電圧が閾値電圧よりも低い場合であってもFET102はオンの状態となる。FET102がオンの状態となると、LEDモジュール26はダイオード11,12のアノード側に接続される。これにより、LEDモジュール26,36は並列接続された状態となる。このような状態において、電源電圧が上昇し、LEDモジュール26,36のそれぞれに印加される電圧が60Vを超えると、LED26−1〜26−nおよびLED36−1〜36−mが点灯する(図10の時刻t30)。このとき、LEDモジュール26に流れる電流は電流制限回路20によって制御され、LEDモジュール36に流れる電流は電流制限回路30によって制御される。
ダイオード11〜14から出力される電圧が上昇し、閾値電圧を超えると、FET101のゲートに電圧が印加されるので、FET101がオンの状態となる。FET101がオンの状態となると、FET102のゲートに印加される電圧が0VとなるのでFET102がオフの状態になる。その結果、LEDモジュール26がダイオード11,12のアノードから遮断された状態となる。前述したように、閾値電圧がLEDモジュール26,36の直列点灯電圧よりも高い電圧に設定されているとすると、LEDモジュール26に印加される電圧は60Vを超えているため、LEDモジュール26から出力された電流はダイオード113を介して抵抗32に流入する。この結果、LEDモジュール26,36が直列点灯されるとともに、電流制限回路30が遮断状態となり、電流制限回路20によって直列接続されたLEDモジュール26,36に流れる電流が制御される(時刻t31)。
電源電圧がピークに達した後、電源電圧が下降して閾値電圧以下になると、FET101がオフの状態となるので、FET102がオンの状態となる。この結果、LEDモジュール26,36が並列接続されて点灯された状態となる(t32)。そして、電源電圧がさらに下降すると、LEDモジュール26,36が消灯した状態となる(t33)。
以上の動作が商用電源の周期に応じて繰り返される。この結果、LEDモジュール26,36には、図10に示すように、凸形状を有する波形w51が合成電圧として印加され、凹形状を有する波形w52が電流として通じる。すなわち、LEDモジュール26,36が時刻t31,t32を境として直列接続されるので電圧波形は凸形状となり、一方、LEDモジュール26,36が時刻t31,t32を境として並列接続されるので凹形状となる。
以上の実施形態によれば、前述した(1)〜(4)の効果に加えて、以下のような効果が期待できる。
(7)時刻t30〜t33の区間においてLEDモジュール26,36の双方が点灯した状態となるので、点灯効率を高めることができる。
(G)第7実施形態
つぎに、本発明の第7実施形態について説明する。図11は、本発明の第7実施形態の構成例を説明するためのブロック図である。なお、この図において、図1と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。図11に示すLED駆動回路1Fでは、図1に比較するとダイオード131,132およびコンデンサ133が追加されている。それ以外の構成は図1の場合と同様である。
ここで、ダイオード131は、電流制限回路20と電流制限回路30のプラス側の入力端の間に挿入され、アノードが電流制限回路20側に接続され、カソードが電流制限回路30側に接続されている。ダイオード132は、アノードがLED26−nのカソードに接続され、カソードがトランジスタ35のベースに接続されている。なお、ダイオード131,132は、コンデンサ133の端子電圧が、ダイオード11〜14から供給される脈流電圧よりも高くなった場合に、コンデンサ133からLEDユニット37以外の回路に電流が逆流することを防止する逆流防止ダイオードである。
コンデンサ133は、一方の端子がトランジスタ33,34のコレクタに接続され、他方の端子がLED36−mのカソードに接続されている。コンデンサ133は、ダイオード13,14から供給される脈流電圧によって充電され、脈流電圧が低下したときに放電することで、LEDモジュール36の点灯時間を延長し、ちらつきを減少させる。
つぎに、第7実施形態の動作について説明する。図12は、LED駆動回路1Fに印加される電圧の時間的変化を示す図である。コンデンサ133の端子電圧が脈流電圧よりも低い場合には、ダイオード131,132は順バイアスとなって導通状態になるので、第1実施形態と同様に動作する。具体的には、図12において波形w10の電圧が上昇する期間では、コンデンサ133の端子電圧よりも脈流電圧の方が高いので、ダイオード131,132が順バイアス状態となり、第1実施形態と同様に動作する。また、このとき、コンデンサ133は、脈流電圧によって充電される。脈流電圧が低下し始め、コンデンサ133の端子電圧よりも脈流電圧の方が低くなると、ダイオード131,132が逆バイアスとなって遮断状態になるので、コンデンサ133に蓄積された電荷は、LEDユニット27には流れず、LEDユニット37に流れる。このような動作は、t5〜t7の期間も継続されるので、当該期間もLEDモジュール36を構成するLED36−1〜36−mが点灯した状態となる。これにより、第1実施形態に比較して、LED36−1〜36−mの点灯時間が期間t5〜t7の分だけ延長されることから、ちらつきを低減させることが可能になる。
なお、図4に示す第2実施形態に対しても、同様にコンデンサおよびダイオードを接続することで、点灯時間を延長して、ちらつきを減少させることができる。具体的には、図11の場合と同様に、電流制限回路20と電流制限回路30のプラス側の入力端の間にダイオード131を挿入し、LED26−nのカソードとトランジスタ35のベースの間にダイオード132を挿入するとともに、トランジスタ33,34のコレクタとLED36−mのカソードにコンデンサ133を接続する。このような構成によっても、前述した場合と同様に、LEDモジュール36の点灯時間を延長することにより、ちらつきを減少させることができる。なお、図4の場合では、LEDユニットが3つ存在するので、LEDユニット37のみにコンデンサ133を並列接続するのではなく、LEDユニット37,27に対してコンデンサ133を並列接続するようにしてもよい。具体的には、電流制限回路40と電流制限回路20のプラス側の入力端の間にダイオード131を挿入し、LED46−pのカソードとトランジスタ25のベースの間にダイオード132を挿入するとともに、トランジスタ23,24のコレクタとLED36−mのカソードにコンデンサ133を接続する。このような構成によっても、LEDモジュール26,36の点灯期間を延長することで、ちらつきを減少させることができる。
(H)変形実施形態
以上に示す実施形態は一例であって、これ以外にも種々の変形実施形態が存在することはいうまでもない。例えば、第1実施形態では、LEDモジュール26,36の個数を同じとしたが、これらの個数が異なる構成としてもよい。具体的には、脈流電圧の上昇に伴って、先に点灯するLEDモジュール36のLEDの個数を多くする(m>n)ことで、電源効率を高くすることができる。ここで、電源効率とはLEDモジュール26,36で消費される電力を商用電源から供給される電力で除した値をいうものとする。同様に、第2実施形態では、先に点灯するLEDモジュール36のLEDの個数を多くする(m>n,p)ことで、電源効率を高くすることができる。以下に具体例を挙げて説明する。
図13は、図1に示す第1実施形態のLEDモジュール36を構成する第1のLEDと、LEDモジュール26を構成する第2のLEDの個数を変更した場合における電源効率(=LEDモジュール26,36で消費される電力/商用電源から供給される電力)と消費電力(LED駆動回路1全体の消費電力)の実測結果を示す図である。この例では、電流制限回路20,30は、60mAの電流制限動作(定電流動作)を行うように設定して、電源効率および消費電力を測定している。実測結果から、LEDモジュール36を構成する第1のLEDの個数を増加させると、電源効率が増加するとともに、消費電力が減少し、この例では、第1のLEDの個数が28個(m=28)であり、第2のLEDの個数が12個(n=12)であるときに電源効率が最大(90.0%)になっている。なお、第1のLEDと第2のLEDの個数を変更した場合に、電源効率および消費電力が変化するのは、図14に示すように、電流制限回路30による損失エリアa1と、電流制限回路20による損失エリアa2のそれぞれの面積が変化するからである。
すなわち、損失エリアa1,a2の面積は、電流制限回路30,20において失われる電力(浪費される電力)に対応していることから、これらの損失エリアa1,a2の面積を最小とする個数を選択することにより、電源効率を向上させることが可能になる。なお、第1のLEDの個数を増加させると、商用電源の電圧変動に弱くなる(消灯する場合が生じる)ので、要求される製品仕様や使用環境に応じて最適な個数を選択する必要がある。図13の例では、商用電源の電圧が20%ダウンした場合に、明るさのダウン率が40〜50%の範囲となることを前提条件としており、このような前提条件の下では、第1実施形態の場合では、m=28,n=12が最適値となる。
なお、以上の実施形態では、図1に示す第1実施形態においてLEDの比率を変更するようにしたが、例えば、図4に示す第4実施形態においてLEDモジュール26,36,46の比率を変更するようにしてもよい。具体的には、m>n,qを満たすように、LEDモジュール36,26,46を構成するLEDの個数を設定すればよい。同様に、図8に示す第5実施形態の場合では、q,r>m,nを満たすように、LEDモジュール76,86,36,26を構成するLEDの個数を設定すればよい。
また、第1実施形態では電流制限回路20,30の制限電流値を同じに設定するようにしたが、後から動作する電流制限回路20の電流値を電流制限回路30のそれよりも大きく設定するようにしてもよい。このような構成によれば、LED駆動回路1に流れる電流が2段階で変化して凸状となるので、電流波形を正弦波に近づけることにより、力率を改善することができる。同様に、第2実施形態では、電流制限回路30,20,40の順に制限電流が大きくなるように設定してもよい。そのような構成によれば、電流が3段階で変化するので、力率を改善することができる。
また、以上の各実施形態において、電流制限回路の能動素子としてはNPN型のバイポーラトランジスタを用いたが、例えば、PNP型のバイポーラトランジスタを用いてもよい。その場合、電流が流れる方向が反転するので、例えば、図1の第1実施形態では、LEDの接続方向を反転されるとともに、ダイオード11〜14の接続方向を反転されることで実現できる。なお、第2〜6実施形態の場合も同様である。また、以上の各実施形態では、整流された電源電圧のプラス側に電流制限回路を接続するようにしたが、マイナス側に電流制限回路を接続するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、電流制限回路にバイポーラトランジスタを用いるようにしたが、FET素子や、3端子レギュレータ等の他の素子を用いることも可能である。
また、以上の実施形態では、商用電源を全波整流して用いるようにしたが、半波整流して用いるようにしてもよい。
1,1A,1B,1C,1D,1E LED駆動回路(LED駆動装置)
11〜14 ダイオード
20,30,40,70,80 電流制限回路
22,32,42,72,82 抵抗(電流検出用の抵抗)
23,24,33,34,43,44,73,74,83,84 トランジスタ(制御トランジスタ)
25,35,45,75,85 トランジスタ(検出トランジスタ)
26,36,46,76,86 LEDモジュール(直列接続された複数のLED)
27,37,47,77,87 LEDユニット
51〜56 ダイオード
100 制御回路
133 コンデンサ

Claims (7)

  1. 交流電圧を整流回路により整流して得られる脈流電圧によってLEDを点灯するLED駆動装置において、
    直列接続された複数のLEDと、前記複数のLEDに流れる電流が所定値以上にならないように制御する制御トランジスタと、前記複数のLEDに流れる電流を検出して前記制御トランジスタを制御する検出トランジスタとを有するLEDユニットを少なくとも2つ有し、一方のLEDユニットの出力端が他方のLEDユニットの検出トランジスタの入力端に接続されており、
    前記脈流電圧が高くなるにつれて、まず、前記他方のLEDユニットを構成する各LEDが点灯し、さらに電圧が高くなると、前記一方のLEDユニットの前記出力端から前記他方のLEDユニットの前記検出トランジスタの前記入力端に電流が通じることにより前記他方のLEDユニットの前記制御トランジスタが開放状態となって前記一方および他方のLEDユニットを構成する複数のLEDが直列接続されて点灯する、
    ことを特徴とするLED駆動装置。
  2. 前記一方のLEDユニットの出力端と前記他方のLEDユニットの検出トランジスタの入力端とが出力端から入力端に向かう方向を順方向とするダイオードを介して接続されるとともに、前記他方のLEDユニットの出力端と前記一方のLEDユニットの検出トランジスタの入力端とが出力端から入力端に向かう方向を順方向とするダイオードを介して接続され、
    前記交流電圧の正負2種類の極性のうちの一方の極性の電圧が印加された場合には、電源電圧が高くなるにつれて、まず、前記他方のLEDユニットを構成する各LEDが点灯し、さらに電圧が高くなると、前記一方のLEDユニットの出力端から前記他方のLEDユニットの前記検出トランジスタの前記入力端に電流が通じることにより前記他方のLEDユニットの前記制御トランジスタが開放状態となって前記一方および他方のLEDユニットを構成する複数のLEDが直列接続されて点灯し、
    前記交流電圧の正負2種類の極性のうちの他方の極性の電圧が印加された場合には、電源電圧が高くなるにつれて、まず、前記一方のLEDユニットを構成する各LEDが点灯し、さらに電圧が高くなると、前記他方のLEDユニットの出力端から前記一方のLEDユニットの前記検出トランジスタの前記入力端に電流が通じることにより前記一方のLEDユニットの前記制御トランジスタが開放状態となって前記一方および他方のLEDユニットを構成する複数のLEDが直列接続されて点灯する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のLED駆動装置。
  3. 前記一方および他方のLEDユニットを構成する各検出トランジスタの入力端には、直列接続された2つの電流検出用の抵抗がそれぞれ配置され、前記ダイオードはこれら2つの抵抗の接続点に対して接続されることを特徴とする請求項2に記載のLED駆動装置。
  4. 前記一方および他方のLEDユニットを構成する複数のLEDのそれぞれは2分割されており、分割点のそれぞれに対して制御トランジスタおよび検出トランジスタを有する電流制限回路が接続されていることを特徴とする請求項2に記載のLED駆動装置。
  5. さらに他のLEDユニットを有し、
    当該さらに他のLEDユニットは、出力端が前記一方のLEDユニットの前記検出トランジスタの入力端に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のLED駆動装置。
  6. 前記脈流電圧の上昇に伴って最初に点灯するLEDユニットに対してコンデンサが並列に接続されるとともに、前記コンデンサの端子電圧が前記脈流電圧よりも高くなった場合に、前記最初に点灯するLEDユニット以外の回路に対して前記コンデンサから電流が通じることを防ぐためのダイオードを有することを特徴とする請求項1または5に記載のLED駆動装置。
  7. 前記脈流電圧が所定の閾値電圧以下の場合には前記一方および他方のLEDユニットを並列接続し、前記閾値電圧を超えた場合には前記一方および他方のLEDユニットを直列接続する制御回路を有することを特徴とする請求項1に記載のLED駆動装置。
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