JP2011216422A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、信号伝送媒体の接続作業性を良好に維持しつつ、信号伝送媒体の電気的な接続状態を安定化することを可能とする。
【解決手段】開閉蓋部材12を開放状態として本体ハウジング11に信号伝送媒体Fを載置した後、開閉蓋部材12を導電コンタクト15の第1のビームと第2のビームとの間に挿入し、本体ハウジング11の内部が完全に開放された状態で信号伝送媒体Fの載置作業を導電コンタクト15等に邪魔されることなく容易に行わせるとともに、その閉塞状態とした開閉蓋部材12を、例えば指先で容易に移動させて両ビームの間に挿入して、第1のビームから信号伝送媒体Fに負荷される圧接力を、開閉蓋部材12を介して第2のビームに受けさせることにより信号伝送媒体Fの変位を抑えて電気的な接続状態を安定的に維持させるように構成したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、開閉蓋部材を開放させた状態で信号伝送媒体を本体ハウジングに載置する構成になされた電気コネクタに関する。
一般に、種々の電気機器等において、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)や、フレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等の各種信号伝送媒体を電気的に接続するために種々の電気コネクタが広く用いられている。例えば、下記の特許文献1において提案されている電気コネクタは、印刷配線基板上に実装されて使用されるものであるが、開閉蓋部材を開放方向に回動操作して本体ハウジングの内部を開放状態としてからFPCやFFC等の信号伝送媒体を任意の方向から載置することができるように構成されている。
より具体的には、複数の導電コンタクトが多極状に配置された本体ハウジング側に開閉蓋部材が回動可能に取り付けられており、その開閉蓋部材を開放位置まで回動させることによって本体ハウジングの内部が開放状態になり、その開放された本体ハウジングの内部の媒体受け面に対して、例えば略垂直の方向からFPCやFFC等の信号伝送媒体の端末部が載置される。信号伝送媒体が本体ハウジングに載置された後に開閉蓋部材は閉塞位置まで回動され、それによって信号伝送媒体が導電コンタクトの接点部に接触される。このような開閉蓋部材を有する電気コネクタを用いれば、信号伝送媒体を任意の方向から接続することが可能となることから、本体ハウジングの前端縁部に設けられた細長状の開口部を通して信号伝送媒体を略水平方向に挿入するようにした型式の電気コネクタよりも、より狭いスペース内での作業が可能となるとともに、水平方向への挿入が不可能な短い長さの信号伝送媒体の接続も可能となり、さらに信号伝送媒体の引っ張り力に対する保持性が向上されるという利点がある。
しかしながら、上述したように本体ハウジングを開放可能とする開閉蓋部材を設けた構成では、信号伝送媒体(FPCやFFC等)における非開放側の載置面(下面)に対してのみ導電コンタクトの接点部が圧接される構成になされることとなる。そのため、例えば近年における多極化等に伴って電気コネクタが幅広状に長尺化されて本体ハウジングの剛性が低下する傾向になってくると、上述した導電コンタクトによる片側(下方側)からのみの圧接負荷力によって本体ハウジングの長手方向中央部分が変形し易くなり、信号伝送媒体と導電コンタクトとの電気的な接続状態が不安定になるおそれがある。
このような問題点に対して下記の特許文献2にかかる電気コネクタでは、導電コンタクトに上方ビームを配置し、その上方ビームによって信号伝送媒体を上方側から押さえ込む構成が採用されていて、そのようにすれば導電コンタクトの下方ビームに設けられた接点部による信号伝送媒体の上方変位が抑えられこととなる。しかしながら、このものでは、導電コンタクトの下方ビームと上方ビームとの間に信号伝送媒体を挿入する作業が必要となるため、信号伝送媒体の接続作業性が良好でないという問題がある。
特開2002−231347号公報 特開2004−71313号公報
そこで本発明は、簡易な構成で、信号伝送媒体の接続作業性を良好に維持しつつ、信号伝送媒体と導電コンタクトとの電気的な接続状態を安定化することができるようにした電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、複数の導電コンタクトが多極状をなすように配置された本体ハウジングと、その本体ハウジング側に設けられた軸受け部と、当該軸受け部に支承された回動軸を中心として開閉操作される開閉蓋部材と、を備え、前記開閉蓋部材を開放した状態の本体ハウジングに信号伝送媒体の端末部を載置した後に前記開閉蓋部材を閉塞することによって前記信号伝送媒体を前記導電コンタクトに接触させるように構成された電気コネクタにおいて、前記軸受け部は、前記開閉蓋部材の回動軸が当該回動軸と略直交する方向に移動可能に遊嵌される長孔形状を備え、その回動軸の移動とともに前記開閉蓋部材が往復移動されるように構成され、前記導電コンタクトが、前記本体ハウジングに載置された前記信号伝送媒体の両表面を挟んだ両側に配置される第1及び第2のビームを有し、前記開閉蓋部材が一方向に移動したときに当該蓋部材の一部が、前記導電コンタクトの第1ビームと第2ビームとの間に挿入されるように構成されている。
このような構成を有する本発明によれば、開閉蓋部材を開放状態として本体ハウジングに信号伝送媒体を載置した後に、開閉蓋部材が導電コンタクトの第1のビームと第2のビームとの間に挿入されるため、本体ハウジングの内部を完全に開放された状態で信号伝送媒体の載置作業が導電コンタクト等に邪魔されることなく容易に行われる。また、閉塞状態とした開閉蓋部材を、例えば指先で容易に移動させて第1のビームと第2のビームとの間に挿入させることによって、その第1及び第2のビームの一方側から信号伝送媒体に負荷される圧接力が開閉蓋部材を介して第1及び第2のビームの他方側に受けられ、その結果、信号伝送媒体の変位が抑えられることとなって、信号伝送媒体と導電コンタクトとの電気的な接続状態が安定的に維持される。
また、本発明においては、前記導電コンタクトにおける前記第1及び第2のビームの一方に、前記信号伝送媒体の一方の表面に接触する接点部が設けられた構成とすることが可能である。
また、本発明においては、前記導電コンタクトにおける前記第1及び第2のビームの他方は、前記開閉蓋部材の一部に対して前記本体ハウジングを介して接触可能となるように配置されていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、第1及び第2のビームの一方側から信号伝送媒体に負荷される圧接力が、本体ハウジングを介して第1及び第2のビームの他方側に伝達されることから、導電コンタクトに加えて本体ハウジングによる支持構造が構成されることとなって電気的な接続強度が向上される。
また、本発明においては、前記開閉蓋部材が金属材料から形成されていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、開閉蓋部材が導電性を有することから、例えば接地用のグランド部材や、導電コンタクトのシールド部材として開閉蓋部材が用いられる。
また、本発明における前記軸受け部は、前記本体ハウジングに取り付けられて印刷配線基板に半田接合されるホールドダウンに設けられていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、印刷配線基板に半田接合されるホールドダウンによって開閉蓋部材の軸受け部が直接的かつ強固に保持される。
また、本発明における前記ホールドダウンには、前記開閉蓋部材の移動を案内するガイド部が設けられていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、開閉蓋部材の移動操作が円滑かつ確実に行われる。
また、本発明における前記ホールドダウン及び開閉蓋部材には、前記開閉蓋部材を一定位置に保持するロック部が設けられていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、開閉蓋部材が移動後の一定位置に確実に保持されることとなり、信号伝送媒体と導電コンタクトとの電気的な接続状態が、より安定的に維持される。
また、本発明においては、前記本体ハウジングには、前記信号伝送媒体の載置位置を位置合わせする媒体案内部が設けられ、その媒体案内部には、当該媒体案内部により位置合わせされた前記信号伝送媒体と軽嵌合する媒体仮保持部が設けられていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、本体ハウジングに対して信号伝送媒体が媒体案内部により容易かつ確実に載置されるとともに、媒体案内部の媒体仮保持部により保持された信号伝送媒体に対して開閉蓋部材の移動操作が円滑かつ確実に行われるとともに、信号伝送媒体の係止作用によって、当該信号伝送媒体の引張保持強度が向上されるようになっている。また、そのときの信号伝送媒体は、導電コンタクトの接点部に接触した後に移動することなく元の載置位置に維持されることから、信号伝送媒体に形成された配線パターンと導電コンタクトの接点部との擦れ等による、例えばメッキ剥がれなどの発生が防止される。
以上述べたように本発明にかかる電気コネクタは、本体ハウジング側の軸受け部に開閉操作可能に支承させた開閉蓋部材を開放状態として、本体ハウジングに信号伝送媒体を載置し、その後に開閉蓋部材を導電コンタクトの第1のビームと第2のビームとの間に挿入させることにより、本体ハウジングの内部が完全に開放された状態で信号伝送媒体の載置作業が導電コンタクト等に邪魔されることなく容易に行われるとともに、閉塞状態とした開閉蓋部材を、例えば指先で容易に移動させて第1のビームと第2のビームとの間に挿入させることによって、その第1及び第2のビームの一方側から信号伝送媒体に負荷される圧接力を、開閉蓋部材を介して第1及び第2のビームの他方側に受けさせ、信号伝送媒体の変位を抑えて信号伝送媒体と導電コンタクトとの電気的な接続状態を安定的に維持させるように構成したものであるから、簡易な構成で、信号伝送媒体の接続作業性を良好に維持しつつ、信号伝送媒体と導電コンタクトとの電気的な接続状態を安定化することができ、電気コネクタの品質及び信頼性を低廉かつ大幅に向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかる電気コネクタを表したものであって、開閉蓋部材を開放位置に回動して信号伝送媒体を後方上方位置に配置した状態の全体構成を前方側から表した外観斜視説明図である。 図1に示された状態から本体ハウジングに信号伝送媒体を載置した状態を表した外観斜視説明図である。 図2中の符号IIIで示された電気コネクタ端部の構造を拡大して表した外観斜視説明図である。 図2に示された状態から開閉蓋部材を閉塞位置に回動させた状態を表した外観斜視説明図である。 図4中の符号Vで示された電気コネクタ端部の構造を拡大して表した外観斜視説明図である。 図4に示された状態から開閉蓋部材を後方側に押し込むように移動させた状態を表した外観斜視説明図である。 図6中の符号VIIで示された電気コネクタ端部の構造を拡大して表した外観斜視説明図である。 図7に示された電気コネクタ端部の一部を破断して内部構造を表した外観斜視説明図である。 図2中の符号 IX−IX 線で示された電気コネクタ中央部分における横断面説明図である。 図2中の符号 X−X 線で示された電気コネクタ端部における横断面説明図である。 図4中の符号 XI−XI 線で示された電気コネクタ端部における横断面説明図である。 図4中の符号 XII−XII 線で示された電気コネクタ端部における横断面説明図である。 図6中の符号 XIII−XIII 線で示された電気コネクタ端部における横断面説明図である。 図6中の符号 XIV−XIV 線で示された電気コネクタ端部における横断面説明図である。 図6に示された電気コネクタ端部を部分的に断面して、内部構造を拡大して表した外観斜視説明図である。 図15に示された電気コネクタ端部における横断面説明図である。
以下、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)やフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等からなる信号伝送媒体の接続を行うために印刷配線基板上に実装して使用される電気コネクタに本発明を適用した実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
すなわち、図1〜図16に示されている電気コネクタ10は、印刷配線基板Bの表面上の適宜の位置に半田付けにより実装されて使用されるものであって、当該電気コネクタ10には、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分が接続されるようになっている。この電気コネクタ10の本体ハウジング11には、開閉蓋部材としての開閉蓋カバー12が開閉されるように取り付けられており、その開閉蓋カバー12が、特に図1及び図2に示されているように本体ハウジング11から立ち上げられた開放位置に回動された状態で、信号伝送媒体Fの端末部分が本体ハウジング11上に載置される構成になされている。信号伝送媒体Fが本体ハウジング11に載置された後の開閉蓋カバー12は、図4に示されているようにコネクタ前方側部分に向かって押し倒されるようにして閉塞位置まで回動される構成になされている。
このような電気コネクタ10の本体ハウジング11は、中空枠体状をなす絶縁部材から形成されているが、その本体ハウジング11は、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの横幅方向に沿って細長状に延在するように形成されている。この本体ハウジング11の横幅方向を、以下において「コネクタ長手方向」と呼ぶこととする。また、上述した印刷配線基板Bの表面を含む平面を「水平面」とするとともに、その「水平面」と平行な方向を「水平方向」、「水平面」と直交する方向を「上下方向」とし、「水平面」内において前記「コネクタ長手方向」と直交する方向を「コネクタ前後方向」と呼ぶこととする。
そして、その本体ハウジング11は、コネクタ前後方向における前方側領域(図9の右方側領域)が上方に開放された構造になされており、その開放された前方側領域の底面を構成するように設けられた媒体受面11a上に、上述した信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分が上方側から載置されるようになっている。この本体ハウジング11の媒体受面11a上に載置された信号伝送媒体Fの端末部分は、上述した開閉蓋部材としての開閉蓋カバー12が閉塞されることによって上方側から覆われる構成になされている。
ここで、上述した本体ハウジング11の媒体受面11aのコネクタ長手方向における両端部分には、特に図3に示されているように、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの載置位置を位置合わせするための媒体案内凸部11b,11bが設けられている。これらの媒体案内凸部11b,11bには、前記信号伝送媒体Fのコネクタ長手方向における両端部分に切り欠き形成された係合凹部Fa,Faが嵌り込む構成になされていて、上述したように信号伝送媒体Fが本体ハウジング11の媒体受面11a上に載置されるにあたって、当該信号伝送媒体Fの全体が、コネクタ長手方向及びコネクタ前後方向に位置合わせされるようになっている。このように媒体案内凸部11bと係合凹部Faとが嵌り込む構成によって信号伝送媒体Fを係止する作用が得られることから、信号伝送媒体Fの引張保持強度を上げることができる。
また、上述した各媒体案内凸部11bには、当該媒体案内凸部11bにより位置合わせされた信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの上面側に軽嵌合する媒体仮保持部11cがそれぞれ対向するように設けられている。その媒体仮保持部11cは、本体ハウジング11に載置された信号伝送媒体Fの上面に張り出すように配置された爪状部材から形成されており、その爪状部材が信号伝送媒体Fを上面側から軽く押さえ込むことによって信号伝送媒体Fを仮保持するように構成されている。またその媒体仮保持部11cの上面側は、案内機能を備えた傾斜面に形成されていて、その傾斜面に信号伝送媒体Fの一部が当接することによって、上方側から下方側に向かう信号伝送媒体Fの載置動作が支障なく行われるようになっている。また、その信号伝送媒体Fが所定の載置位置まで下降された際には、上述したように信号伝送媒体Fの上面に媒体仮保持部11cが張り出すように動作することによって、いわゆる嵌合のクリック感が得られるようになっている。
上述した開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12は、コネクタ長手方向の両端部分に回動軸12a,12aを有しており、それらの回動軸12a,12aが、前記本体ハウジング11のコネクタ長手方向の両端部分に設けられた軸受け部13,13のそれぞれに回動自在に支承されていることによって、当該回動軸12a,12aを中心として開閉蓋カバー12の全体が、上述した開放位置(図2参照)と、閉塞位置(図4参照)との間で回動可能となるように支持されている。
ここで、本実施形態にかかる軸受け部13,13は、本体ハウジング11のコネクタ長手方向の両端部分に取り付けられたホールドダウン14,14に一体的に形成された構成になされているが、それらの各ホールドダウン14の下端縁部、つまり上述した印刷配線基板B上に載置される端縁部には、略水平方向に延在する接続脚板14aが複数体にわたって略直角に折り曲げ形成されている。それらの各接続脚板14aは、コネクタ長手方向の両端縁部から外方側に向かって突出するように設けられており、それらの各接続脚板14aが印刷配線基板B上の適宜の位置に載置された状態で半田接合されて、グランド接続が行われるとともに、コネクタ全体の固定が行われるようになっている。
また、本実施形態にかかる開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12は、薄板状の金属製部材を適宜の形状に折り曲げ成形したものであって、当該開閉蓋カバー12のコネクタ長手方向における両側の端縁部分には、前記本体ハウジング11及びホールドダウン14を外方側から覆うように被せられる側端板12b,12bがフランジ壁状をなすように設けられている。それらの側端板12b,12bは、開閉蓋カバー12の回動中心に向かって延出するように設けられており、当該側端板12b,12bの延出側の先端部分に、上述した回動軸12a,12aが、コネクタ長手方向の内方側に向かって突出するように設けられている。
一方、上述したようにホールドダウン14,14に一体的に設けられた軸受け部13,13のそれぞれには、上述した回動軸12a,12aが遊嵌状態で挿入される透孔が形成されている。この軸受け部13の透孔は、略コネクタ前後方向に沿うように延在する長穴形状に形成されており、当該軸受け部13の長穴形状に沿って、前記回動軸12aを含む開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12の全体が、略コネクタ前後方向に移動可能となるように構成されている。
そして、そのときの軸受け部13の透孔の長穴形状は、当該透孔の延在方向(略コネクタ前後方向)の両端部分において比較的大径状をなすように形成されているとともに、それら両端の大径状部分を略水平方向に繋いでいる途中部分は、比較的小径状をなすように形成されている。一方、このような軸受け部13の透孔の長穴形状に対して、上述した開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12の回動軸12aは、大径部分と小径部分とを円周方向に交互に有する異形の断面形状を備えている。そして、その回動軸12aの大径部分は、上述した軸受け部13の両端に形成された大径状部分にのみ遊嵌可能になされており、軸受け部13の延在方向途中部分に形成された小径部分(細長延在部分)には嵌合不可能となっているとともに、前記回動軸12aの小径部分は、軸受け部13の小径部分及び大径状部分の双方に対して遊嵌可能となっている。
ここで、軸受け部13の小径部分に回動軸12aの小径部分が遊嵌されていることによりコネクタ前後方向に移動可能となるのは、図12及び図14に示されているように、開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12が本体ハウジング11に沿うように閉塞位置に回動されている場合に限られており、その状態においては、前記回動軸12aの小径部分が軸受け部13の小径部分の上下両縁に沿うようにしてコネクタ前後方向に移動可能となるが、当該回動軸12aの大径部分の存在によって回動することができない構成になされている。
このように開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12は、本体ハウジング11に対して閉塞位置にある場合にのみコネクタ前後方向に移動可能となり、図12に示された前方初期位置と、図14に示された後方押込位置との間で往復移動される構成になされているとともに、軸受け部13の両端大径状部分に回動軸12aが遊嵌された場合には、当該回動軸12aを含む閉蓋カバー12の全体が回動可能となる構成になされている。
ここで、上述したように開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12が、前方初期位置(図12参照)から後方押込位置(図14参照)に向かって移動されるにあたっては、当該開閉蓋カバー12の後端部分(図16の左端部分)に設けられた挿入突板部12cが、前記ホールドダウン14側に設けられた挿入ガイド部14bに案内されるようになっている。すなわち、特に図15及び図16に示されているように、前記ホールドダウン14のコネクタ長手方向における内方側の端縁部は、前記開閉蓋カバー12の挿入突板部12cの上方側を延在するように設けられており、当該ホールドダウン14の内方側端縁部の途中位置に挿入ガイド部14bが下方側に突出するように設けられている。
このホールドダウン14に設けられた挿入ガイド部14bは、開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12側に向かって張り出す爪状部材から形成されており、その爪状部材によって開閉蓋カバー12の挿入突板部12cに上方側から接触することによって、当該開閉蓋カバー12が下方側に押し込まれながら後方側(図16の左方側)に移動されていき、特に図16に示された後端位置において本体ハウジング11の内部に収容されるようになっている。この収容状態の詳細については後述することとする。
一方、上述したように軸受け部13の両端部分に設けられた大径状部分に回動軸12aが移動された場合には、回動軸12aが回動可能状態となることから当該回動軸12aとともに開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12の全体が回動可能となる。従って、この場合の開閉蓋カバー12は、図2のように本体ハウジング11から立ち上げられた開放位置と、図4のように本体ハウジング11に沿って配置された閉塞位置との間で回動により往復移動されるが、当該開閉蓋カバー12が後方押込位置(図14参照)にある場合には、ロック部によって回動できないようになっている。
すなわち、その開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12に対応して設けられたロック部は、前記ホールドダウン14の前端部分に設けられた係止突部14cと、開閉蓋カバー12の回動側端縁部に設けられた係合フック部12dとからなり、閉塞位置にある開閉蓋カバー12が後方押込位置(図14参照)に移動された際に、当該開閉蓋カバー12側の係合フック部12dがホールドダウン14側の係止突部14cに下方側から嵌合状態になされ、それによって開閉蓋カバー12が、特に回動不可能となるように一定位置に保持される構成になされている。
さらに、前記本体ハウジング11の内部には、適宜の形状の薄板状金属製部材により形成された導電コンタクト15が複数体にわたって装着されている。それらの各導電コンタクト15は、本体ハウジング11の内部においてコネクタ長手方向に適宜の間隔ピッチをなして多極状に配置されていて、各々の導電コンタクト15が、信号伝送用又はグランド接続用のいずれかとして、印刷配線基板B上に形成された導電路(図示省略)に対して半田接合により実装されるようになっている。
それらの導電コンタクト15は、上述した本体ハウジング11の内部に挿入されることにより装着されているが、当該各導電コンタクト15は、本体ハウジング11に載置してセットされた信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの配線パターン(図示省略)に対応した位置に配置されている。それらの信号伝送媒体Fに形成された配線パターンは、信号伝送用導電路(信号線パッド)又はシールド用導電路(シールド線パッド)を適宜のピッチ間隔で配置したものである。
前記各導電コンタクト15は、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの延在方向であるコネクタ前後方向(図11の左右方向)に沿って略平行に延在する一対の細長状ビーム部材からなる第1のビーム(下ビーム)15aと、第2のビーム(上ビーム)15bと、をそれぞれ有している。これらの第1のビーム15a、及び第2のビーム15bは、上述した本体ハウジング11の内部空間において図示上下方向に適宜の間隔をなして互いに対向するように配置されていて、それら両ビーム15a,15bどうしが、当該両ビーム15a,15bの延在方向における後端部分において、図示上下方向に延在する連結支柱ビーム15cによって一体的に連結されている。
このときの連結支柱ビーム15cは、細幅の板状部材から形成されており、当該連結支柱ビーム15cから上述した両ビーム15a,15bが、コネクタ長手方向の前方側(図11の右方側)に向かって片持ち状に延出するように構成されている。
上述した両ビーム15a,15bのうちの第2のビーム(上ビーム)15bは、前記本体ハウジング11の内部に挿入されて固定状態となるように取り付けられている。それに対して、第1のビーム(下ビーム)15aは、上述したようにコネクタ長手方向の後端部分が本体ハウジング11に固定された状態に取り付けられているが、コネクタ長手方向の前方側に片持ち状に延出している部位は、弾性的な可撓性を有する構成になされている。その第1のビーム15aの前方側への延出部分は、上述した連結支柱ビーム15c又はその近傍を回動中心として揺動可能となるように構成されていて、そのときの第1のビーム15aの揺動は、図11の紙面内において上下の方向に行われるようになっている。
また、その第1のビーム(下ビーム)15aの前端部(図11の右端部)には、上述した信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの図示下面側に形成された配線パターン(信号伝送用又はシールド用の導電路)のいずれかに接続される接点凸部15a1が、図示上向きの突形状をなすように設けられている。さらに、この第1のビーム15aの後端部分(図11の左端部分)には、印刷配線基板B上に形成された導電路(図示省略)に半田接続される基板接続部15a2が、後方側(図11の左方側)に向かって突出するように設けられている。
一方、それらの第1のビーム(下ビーム)15aと第2のビーム(上ビーム)15bとの間部分には、上述した本体ハウジング11の一部を構成しているビーム介在片部11dが形成されている。そのビーム介在片部11dには、前方側(図11の右方側)に向かって開放された凹状空間部が形成されており、特に図13に示されているように、閉塞位置にある開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12が後方押込位置に移動されたときに、当該開閉蓋カバー12の挿入突板部12cがビーム介在片部11dの凹状空間部内に収容される構成になされている。
このように、開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12が信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの延在方向(コネクタ前後方向)に移動することによって当該開閉蓋カバー12の一部である挿入突板部12cが、導電コンタクト15の第1のビーム(下ビーム)15aと、第2のビーム(上ビーム)15bとの間に挿入されるように構成されているが、より具体的には、まず図11のように閉塞位置にある開閉蓋カバー12が前方初期位置に移動されている場合には、当該開閉蓋カバー12の挿入突板部12cは、前記第1のビーム15aの先端部分(図11の右端部分)の上方位置において、第2のビーム15bの前方側(図11の右方側)に位置している。
これに対して、図13のように閉塞位置にある開閉蓋カバー12が後方押込位置に移動された場合には、当該開閉蓋カバー12の挿入突板部12cが、第1のビーム15aと第2のビーム15bとの間のビーム介在片部11dの凹状空間部の内方に差し込まれるようになっている。このように開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12が後方押込位置まで移動された状態においては、導電コンタクト15の第2のビーム(上ビーム)15bが、本体ハウジング11のビーム介在片部11dを介して開閉蓋カバー12の一部に接触可能となる構成が採用されている。
このとき、開閉蓋カバー12の回動軸12aは、軸受け部13に対して遊嵌状態になされているとともに、挿入突板部12cが挿入ガイド部14bに接触していないため、開閉蓋カバー12は比較的自由に移動可能な状態となっている。そのため、上述したように導電コンタクト15の第1のビーム15aから信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fが受ける接点荷重によって、当該信号伝送媒体Fを介して開閉蓋カバー12の挿入突板部12cが上方に押し上げられるように移動することとなり、その開閉蓋カバー12が本体ハウジング11のビーム介在片部11dに圧接することによって、上述した接点荷重が導電コンタクト15の第2のビーム15bに伝えられて受けられる構成になされている。その結果、接点荷重が相殺されることとなって、導電コンタクト15の基板接続部15a2にかかる負荷が低減される。
また、後方押込位置まで移動された開閉蓋カバー12は、ロック部を構成している係合フック部12d及び係止突部14cにより保持されるようになっている。さらに、薄板状の金属製部材からなる開閉蓋カバー12は、それ自体の補強のために適宜の形状に折り曲げ形成されているが、導電コンタクト15の接点凸部15a1の直上に位置する部分の開閉蓋カバー12は、接点荷重による信号伝送媒体Fの上方への撓みを防ぐために、折り曲げられることなく信号伝送媒体Fと平面状に接触する形態となっている。
以上のような構成を有する本実施形態によれば、開閉蓋部材としての開閉蓋カバー12を開放状態として、本体ハウジング11に信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fを載置した後に、開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12が導電コンタクト15の第1のビーム15aと第2のビーム15bとの間に挿入される。そのため、本体ハウジング11の内部が完全に開放された状態で信号伝送媒体Fの載置作業が行われ、信号伝送媒体Fは、導電コンタクト15等に邪魔されることなく容易に載置される。また、信号伝送媒体Fは、導電コンタクト15の接点凸部15a1の上に載置された後に移動することなく元の載置位置に維持され、導電コンタクト15の第1のビーム15aと第2のビーム15bとの間に挿入されることがないので、信号伝送媒体Fに形成された配線パターンと導電コンタクト15の接点凸部15a1との擦れ等による、例えばめっき剥がれなどの発生はない。
また、閉塞状態とした開閉蓋カバー12を、例えば指先で容易に移動させて第1のビーム15aと第2のビーム15bとの間に挿入させることによって、第1のビーム(下ビーム)15aから信号伝送媒体Fに負荷される圧接力が、開閉蓋カバー12を介して第2のビーム(上ビーム)15b側に受けられ、その結果、信号伝送媒体Fの変位が抑えられることとなって、信号伝送媒体Fと導電コンタクト15との電気的な接続状態が安定的に維持される。
さらに、本実施形態においては、導電コンタクト15の第2のビーム(上ビーム)15bが、開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12に対して本体ハウジング11の一部を構成しているビーム介在片部11dを介して接触可能になされているため、第1のビーム(下ビーム)15aから信号伝送媒体Fに負荷される圧接力が、本体ハウジング11のビーム介在片部11dを介して第2のビーム(上ビーム)15b側に伝達されることから、導電コンタクト15に加えて本体ハウジング11による支持構造が構成されることとなって電気的な接続強度が向上される。
さらにまた、本実施形態においては、開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12が金属材料から形成されて導電性を有することから、当該開閉蓋カバー12が、例えば接地用のグランド部材や、導電コンタクトのシールド部材として用いることが可能となっている。
また、本実施形態における軸受け部13は、本体ハウジング11に取り付けられて印刷配線基板Bに半田接合されるホールドダウン14に設けられていることから、印刷配線基板Bに半田接合されるホールドダウン14によって開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12の軸受け部13が直接的かつ強固に保持される。
さらに、本実施形態におけるホールドダウン14には、開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12の移動を案内する挿入ガイド部14bが設けられていることから、開閉蓋カバー12の移動操作が円滑かつ確実に行われる。
さらにまた、本実施形態におけるホールドダウン14及び開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12には、開閉蓋カバー12を一定位置に保持するロック部として係合フック部12d及び係止突部14cが設けられていることから、開閉蓋カバー12が移動後の一定位置に確実に保持されることなり、信号伝送媒体Fと導電コンタクト15との電気的な接続状態が、より安定的に維持される。
また、本実施形態においては、本体ハウジング11に、信号伝送媒体Fの載置位置を位置合わせする媒体案内凸部11bが設けられ、その媒体案内凸部11bには、当該媒体案内凸部11bにより位置合わせされた信号伝送媒体Fと軽嵌合する媒体仮保持部11cが設けられていることから、本体ハウジング11に対して信号伝送媒体Fが媒体案内凸部11bにより容易かつ確実に載置されるとともに、媒体案内凸部11bの媒体仮保持部11cにより保持された信号伝送媒体Fに対して開閉蓋カバー(開閉蓋部材)12の移動操作が円滑かつ確実に行われるとともに、信号伝送媒体Fの係止作用によって、当該信号伝送媒体Fの引張保持強度が向上される。また、信号伝送媒体Fが、導電コンタクト15の接点凸部15a1の上に載置された後に移動することなく元の載置位置に維持され、導電コンタクト15の第1のビーム15aと第2のビーム15bとの間に挿入されることがないことから、信号伝送媒体Fに形成された配線パターンと導電コンタクト15の接点凸部15a1との擦れ等による、例えばめっき剥がれなどの発生が防止される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、信号伝送媒体に対する導電コンタクト15の接点部が第1のビーム(下ビーム)15aに設けられているが、第2のビーム(上ビーム)15bに設けた構成とすることも可能である。
また、上述した各実施形態では、電気コネクタに固定される信号伝送媒体として、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)、及びフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)を採用しているが、その他の信号伝送用媒体等を用いた場合に対しても本発明は同様に適用することができる。
さらに、上述した実施形態にかかる電気コネクタは、同一形状の導電コンタクトを用いたものであるが、形状が異なる導電コンタクトを用いたものであっても本発明は同様に適用することが可能である。
本発明は、各種電気機器に使用する多種多様な電気コネクタに対して広く適用することが可能である。
10 電気コネクタ
11 本体ハウジング
11a 媒体受面
11b 媒体案内凸部
11c 媒体仮保持部
11d ビーム介在片部
12 開閉蓋カバー(開閉蓋部材)
12a 回動軸
12b 側端板
12c 挿入突板部
12d 係合フック部(ロック部)
13 軸受け部
14 ホールドダウン
14a 接続脚板
14b 挿入ガイド部
14c 係止突部(ロック部)
15 導電コンタクト
15a 第1のビーム(下ビーム)
15a1 接点凸部
15a2 基板接続部
15b 第2のビーム(上ビーム)
15c 連結支柱ビーム
B 印刷配線基板
F 信号伝送媒体(FPC又はFFC等)
Fa 係合凹部

Claims (8)

  1. 複数の導電コンタクトが多極状をなすように配置された本体ハウジングと、その本体ハウジング側に設けられた軸受け部と、当該軸受け部に支承された回動軸を中心として開閉操作される開閉蓋部材と、を備え、
    前記開閉蓋部材を開放した状態の本体ハウジングに信号伝送媒体の端末部を載置した後に前記開閉蓋部材を閉塞することによって前記信号伝送媒体を前記導電コンタクトに接触させるように構成された電気コネクタにおいて、
    前記軸受け部は、前記開閉蓋部材の回動軸が当該回動軸と略直交する方向に移動可能に遊嵌される長孔形状を備え、その回動軸の移動とともに前記開閉蓋部材が往復移動されるように構成され、
    前記導電コンタクトが、前記本体ハウジングに載置された前記信号伝送媒体の両表面を挟んだ両側に配置される第1及び第2のビームを有し、
    前記開閉蓋部材が一方向に移動したときに当該蓋部材の一部が、前記導電コンタクトの第1のビームと第2のビームとの間に挿入されるように構成されていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記導電コンタクトにおける前記第1及び第2のビームの一方に、前記信号伝送媒体の一方の表面に接触する接点部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記導電コンタクトにおける前記第1及び第2のビームの他方は、前記開閉蓋部材の一部に対して前記本体ハウジングを介して接触可能となるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  4. 前記開閉蓋部材が、金属材料から形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  5. 前記軸受け部が、前記本体ハウジングに取り付けられて印刷配線基板に半田接合されるホールドダウンに設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  6. 前記ホールドダウンには、前記開閉蓋部材の移動を案内するガイド部が設けられていることを特徴とする請求項5記載の電気コネクタ。
  7. 前記ホールドダウン及び開閉蓋部材には、前記開閉蓋部材を一定位置に保持するロック部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の電気コネクタ。
  8. 前記本体ハウジングに、前記信号伝送媒体の載置位置を位置合わせする媒体案内部が設けられたものであって、
    前記媒体案内部には、当該媒体案内部により位置合わせされた前記信号伝送媒体と軽嵌合する媒体仮保持部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
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