JP2011215892A - 表示システム、及び表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像データと付加情報とを適切に対応付けて管理できる表示システム、及び表示方法を提供する。
【解決手段】表示装置は、スライドショー表示を行うために必要な表示画像を本体機器に対して要求する(S11)。本体機器は、表示装置に対して表示画像を送信する(S13)。表示装置は、受信した表示画像を順番に表示する。ユーザが表示装置のタッチパネルを介して挿入画像を入力する(S15)。表示装置は、表示中の表示画像に挿入画像を重ねて表示する。再度、ユーザが挿入画像を入力する(S17)。表示装置は、フラッシュメモリの記憶容量が少なくなった場合、入力された挿入画像に、対応する表示画像の識別情報を対応付けて、本体機器に送信する(S19)。本体機器は、受信した識別情報に対応する表示画像と、受信した挿入画像とを合成することで、付加画像を作成し、記憶する。
【選択図】図12
【解決手段】表示装置は、スライドショー表示を行うために必要な表示画像を本体機器に対して要求する(S11)。本体機器は、表示装置に対して表示画像を送信する(S13)。表示装置は、受信した表示画像を順番に表示する。ユーザが表示装置のタッチパネルを介して挿入画像を入力する(S15)。表示装置は、表示中の表示画像に挿入画像を重ねて表示する。再度、ユーザが挿入画像を入力する(S17)。表示装置は、フラッシュメモリの記憶容量が少なくなった場合、入力された挿入画像に、対応する表示画像の識別情報を対応付けて、本体機器に送信する(S19)。本体機器は、受信した識別情報に対応する表示画像と、受信した挿入画像とを合成することで、付加画像を作成し、記憶する。
【選択図】図12
Description
本発明は、表示システム、及び表示方法に関する。より詳細には、表示装置に対して手書き入力を行うことができる表示システム、及び表示方法に関する。
従来、表示装置を本体機器から分離して使用できる表示システム及び表示機器が提案されている。例えば特許文献1に記載の表示機器は、互いに分離可能な本体機器と表示装置とを備えている。本体機器は、表示装置との間で無線通信を行うことで、表示装置に対して画像データを送信する。表示装置は、本体機器から受信した画像データを記憶手段に記憶し、画像をディスプレイに表示する。
表示装置の大きさが制限され、表示装置が備える記憶装置の記憶容量が限定される場合がある。この場合、表示装置は、表示するすべての画像データを記憶手段に記憶できない。従って表示装置は、近々に表示する予定の画像データを本体機器から受信して記憶手段に記憶する必要がある。ディスプレイへの画像の表示が終了した後、画像データは削除される。
ディスプレイに表示される画像に対して、ユーザが付加情報を入力する場合がある。例えば、表示装置がタッチパネルを備えている場合、ユーザは、タッチパネルを介して手書き情報の入力を行うことが可能である。表示装置は、入力された手書き情報と画像データを関連付けて記憶する必要がある。しかしながら上述の表示装置では、ディスプレイへの画像の表示が終了した画像データは削除されるので、画像データに対して手書き情報が入力された後、本体機器側で、手書き情報を画像データに対応付けて管理できないという問題点がある。
本発明の目的は、画像データと付加情報とを適切に対応付けて管理できる表示システム、及び表示方法を提供することにある。
本発明の第一態様に係る表示システムは、画像を表示する表示手段を備えた表示装置と、前記画像を管理する本体機器とを少なくとも備えた表示システムであって、前記表示装置は、ユーザによる情報の入力を受け付ける受付手段と、前記画像を識別する第一識別情報と、前記受付手段によって受け付けた受付情報を識別する第二識別情報とを対応付けた対応テーブルを、前記受付情報と共に第一記憶手段に記憶する第一制御手段と、前記第一制御手段において記憶された前記対応テーブルに格納されている前記第一識別情報、及び、前記第一識別情報に対応する前記第二識別情報によって特定される前記受付情報を関連付けて前記本体機器に送信するか否かを、前記表示装置の状態に基づいて判断する第一判断手段と、前記第一判断手段において、前記第一識別情報及び前記受付情報を送信すると判断された場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を前記本体機器に送信する第一送信手段とを備え、前記本体機器は、前記第一送信手段によって前記表示装置から送信された前記第一識別情報及び前記受付情報を受信する受信手段と、前記受信手段において受信された前記第一識別情報及び前記受付情報を、第二記憶手段に記憶する第二制御手段とを備えている。
本発明の第一態様によれば、ユーザが表示装置を介して入力した受付情報を識別する第二識別情報は、表示手段に表示される画像を識別する第一識別情報に対応付けられ、対応テーブルが作成される。表示装置の状態に基づいて、第一識別情報及び受付情報を本体機器に送信するか否かが判断される。第一識別情報及び受付情報を本体機器に送信する必要性が高い場合、例えば、表示装置の記憶手段の空き容量が小さい場合に、表示装置は、対応テーブルに基づいて、第一識別情報及び受付情報を本体機器に対して送信できる。また本体機器では、第一識別情報及び受付情報を受信して記憶手段に記憶できる。従って表示システムは、第一識別情報及び受付情報を的確に本体機器に保存させることができる。表示装置に記憶された状態の第一識別情報及び受付情報が消去されてしまうことを防止できる。
また、第一態様において、前記本体機器は、前記受信手段によって受信された前記第一識別情報にて特定される前記画像を、前記画像が記憶された第三記憶手段から抽出し、前記第一識別情報に関連付けられている前記受付情報を、抽出した前記画像に付加することで、付加画像を作成する作成手段を備えていてもよい。本体機器は、表示装置を介して受け付けられた受付情報を画像に付加し、付加画像を作成できる。本体機器は、受付情報が画像上に付加された付加画像を適切に作成できる。表示装置が所有していない画像に対して受付情報が入力された場合であっても、表示システムは付加画像を作成できる。表示装置は画像を全て記憶しておく必要がなくなるので、表示装置が実装しなければならない記憶手段の記憶容量を小さくできる。
また、第一態様において、前記第一判断手段は、前記第一記憶手段の空き容量が所定量以下となった場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を送信すると判断してもよい。これによって表示装置は、第一記憶手段の空き容量不足によって、受け付けた受付情報や画像が記憶できない状態を防止できる。
また、第一態様において、前記表示装置は、前記本体機器との通信状態を取得する取得手段を備え、前記第一判断手段は、前記取得手段によって取得された通信状態が所定の条件を満たす場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を送信してもよい。これによって表示装置は、本体機器との通信状態が良好である場合に、第一識別情報及び受付情報を本体機器に対して送信できる。表示装置は、本体機器に対して第一識別情報及び受付情報を確実に送信し、本体機器にこれらの情報を記憶させることができる。また表示装置は、本体機器との通信状態が悪い場合に、第一識別情報及び受付情報の送信を禁止できる。通信状態が悪い場合には、誤り検出訂正符号を付加した通信や再送通信を行う必要があるので、通信に要する消費電力が大きくなってしまう。従って表示装置は、通信状態が良好な場合に情報を送信することで、通信に要する消費電力を抑制できる。
また、第一態様において、前記本体機器は、前記第三記憶手段に記憶された前記画像を前記表示装置に送信する第二送信手段を備え、前記第二送信手段は、前記作成手段によって前記付加画像が作成されている場合には、前記画像の代わりに前記付加画像を前記表示装置に送信してもよい。表示装置は、本体機器から画像を受信して表示手段に表示できる。表示装置は、画像が必要な時点で必要量の画像のみ本体機器から受信し、記憶できるので、画像を記憶するために必要な記憶手段の容量を抑制できる。本体機器は、付加画像を表示装置に送信できる。表示装置は、本体機器から送信された付加画像を受信し、表示手段に表示できる。表示装置は、ユーザから受け付けた受付情報が画像上に付加された付加画像を表示できる。ユーザは、受付情報を入力することで、以後、受付情報が画像に付加された付加画像を継続して視認できる。
また、第一態様において、前記第一制御手段は、複数の前記第一識別情報と一の前記第二識別情報とを対応付けた前記対応テーブルを、前記第一記憶手段に記憶し、前記第一送信手段は、複数の前記第一識別情報と一の前記受付情報とを関連付けて送信してもよい。これによって表示装置は、第一識別情報と受付情報とを1対1で対応付けて本体機器に送信する場合と比較して、送信時のデータ量を抑制できる。表示装置は、効率的に第一識別情報及び受付情報を本体機器に対して送信できる。
また、第一態様において、前記作成手段は、複数の前記第一識別情報と一の前記受付情報とが対応付けられている場合には、其々の前記第一識別情報にて特定される前記画像に対して、一の前記受付情報を付加することで、複数の前記付加画像を作成してもよい。これによって本体機器は、複数の第一識別情報が一の受付情報に対応付けられている場合であっても、第一識別情報に対応する画像を第三記憶手段から選択して受付情報を付加し、複数の付加画像を作成できる。本体機器は、表示装置と本体機器との間の通信量を抑制しつつ、適切に付加情報を作成できる。
また、第一態様において、前記本体機器は、前記受信手段によって受信された前記第一識別情報にて特定される前記画像を、前記画像が記憶された第三記憶手段から抽出し、前記受信手段によって受信された前記受付情報と共に前記表示装置に送信する第三送信手段を備えていてもよい。これによって本体機器は、受付情報と画像とを対応付けて表示装置に送信できる。表示装置は、受付情報と画像とを別々に取得できるので、ユーザは、受付情報のみを再度加工する編集を行うことができる。
また、第一態様において、前記表示装置は、前記表示装置を駆動する電力を供給する供給手段と、前記供給手段の残容量を特定する容量特定手段とを備え、前記容量特定手段によって特定された前記残容量が所定量以下である場合に、前記受付手段によって受け付けられている状態の前記受付情報を不揮発性の第四記憶手段に記憶する第三制御手段を備えていてもよい。これによって表示装置は、受付情報を受け付けている最中に供給手段の残容量が少なくなった場合、受け付けている最中の受付情報を不揮発性の記憶手段に記憶できる。表示装置は、受付途中の受付情報が、供給手段の残容量低下によって消去されてしまうことを防止できる。
また、第一態様において、前記第三制御手段は、前記容量特定手段によって特定された前記残容量が所定量以下である場合に、前記受付情報を所定の周期で前記第四記憶手段に記憶してもよい。これによって表示装置は、受け付けている受付情報を周期的に不揮発性の記憶手段に記憶できる。
また、第一態様において、前記表示装置は、前記表示装置と前記本体機器とが接続されたかを判断する第二判断手段と、前記第二判断手段によって前記表示機器と前記本体機器とが接続されたと判断された場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を、前記本体機器に対して送信する第四送信手段とを備えていてもよい。表示装置と本体機器とが接続された場合に、表示装置は、記憶されている第一識別情報及び受付情報を本体機器に対して送信できる。表示装置と本体機器との接続部分を介して通信を行うことで、表示装置は確実に第一識別情報及び受付情報を本体機器に対して送信できる。
本発明の第二態様に係る表示方法は、画像を表示する表示手段を備えた表示装置と、前記画像を管理する本体機器とにおいて実行される表示方法であって、前記表示装置が、ユーザによる情報の入力を受け付ける受付ステップと、前記表示装置が、前記画像を識別する第一識別情報と、前記受付ステップによって受け付けた受付情報を識別する第二識別情報とを対応付けた対応テーブルを、前記受付情報と共に第一記憶手段に記憶する第一制御ステップと、前記表示装置が、前記第一制御ステップにおいて記憶された前記対応テーブルに格納されている前記第一識別情報、及び、前記第一識別情報に対応する前記第二識別情報によって特定される前記受付情報を関連付けて前記本体機器に送信するか否かを、前記表示装置の状態に基づいて判断する第一判断ステップと、前記表示装置が、前記第一判断ステップにおいて、前記第一識別情報及び前記受付情報を送信すると判断された場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を前記本体機器に送信する第一送信ステップと、前記本体機器が、前記第一送信ステップによって前記表示装置から送信された前記第一識別情報及び前記受付情報を受信する受信ステップと、前記本体機器が、前記受信ステップにおいて受信された前記第一識別情報及び前記受付情報を、第二記憶手段に記憶する第二制御ステップとを備えている。
本発明の第二態様に係る表示方法では、ユーザが表示装置を介して入力した受付情報を識別する第二識別情報は、表示手段に表示される画像を識別する第一識別情報に対応付けられ、対応テーブルが作成される。表示装置の状態に基づいて、第一識別情報及び受付情報を本体機器に送信するか否かが判断される。第一識別情報及び受付情報を本体機器に送信する必要性が高い場合、例えば、表示装置の記憶手段の空き容量が小さい場合に、表示装置は、対応テーブルに基づいて、第一識別情報及び受付情報を本体機器に対して送信できる。また本体機器では、第一識別情報及び受付情報を受信して記憶手段に記憶できる。従って表示システムは、第一識別情報及び受付情報を的確に本体機器に保存させることができる。表示装置に記憶された状態の第一識別情報及び受付情報が消去されてしまうことを防止できる。
以下、本発明の一実施形態における表示システム1について、図面を参照して説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照し、表示システム1の概要について説明する。表示システム1は、表示装置2と本体機器4とを備えている。表示装置2は、ディスプレイ3を備えている。表示装置2は電池で駆動する。表示装置2は、本体機器4と通信(無線通信、有線通信)を行うことで、ディスプレイ3に表示させる画像(以下「表示画像」という。)を本体機器4から取得する。取得された表示画像は、定められた周期で順番にディスプレイ3に表示される(以下このような表示態様を「スライドショー表示」ともいう。)。ディスプレイ3の表面にはタッチパネルが設けられている。ユーザは、タッチペン5をディスプレイ3にタッチさせることで、様々な画像を表示画像に挿入できる。以下、ユーザによって入力される画像を「挿入画像」という。
本体機器4は、表示装置2を立てて置くクレードルである。本体機器4は、表示装置2がセットされた状態で、コネクタを介して表示装置2と有線通信を行うことができる。本体機器4は、表示装置2と離隔した状態で、表示装置2と無線通信を行うことができる。本体機器4は表示画像を記憶している。本体機器4は、表示装置2に対して表示画像を送信することで、表示装置2のディスプレイ3に画像を表示させることができる。本体機器4は、表示装置2がセットされた状態で表示装置2の電池を充電できる。
図2から図6を参照し、表示装置2に対してユーザが挿入画像の入力を行った場合の表示態様の一例について説明する。図2から図6では、ディスプレイ3に表示画像が表示されている。図2に示すように、ユーザは、ディスプレイ3に表示画像が表示されている状態で、タッチペン5をディスプレイ3にタッチさせる。ディスプレイ3には、ユーザが実行可能なメニュー「編集」「終了」が表示される。ユーザによって「編集」が選択されたとする。図3に示すように、ディスプレイ3には、「編集」に関する詳細メニューとして「手書」「複数」「保存」「拡大」「移動」「反転」が新たに表示される。ユーザは、「手書」を選択することで、図4に示すように、表示中の表示画像に挿入画像「Thank You!」を入力できる。タッチペン5によって入力された挿入画像は、「拡大」「移動」「反転」等のメニューが選択されることによって編集可能となる。タッチペンによって入力された挿入画像は、「保存」メニューが選択されることによって、表示中の表示画像に対応付けられて保存される。
図5に示すように、「手書」が選択された状態で挿入画像「2010.2.9」が入力された後、「複数」メニューが選択されたとする。図6に示すように、スライドショー表示される表示画像の名称がリスト表示される。ユーザは、入力した挿入画像を対応付ける表示画像を選択できる。これによってユーザは、入力した挿入画像を複数の表示画像に同時に対応付けることができる。ユーザは、ディスプレイ3に表示されていない表示画像に対しても、挿入画像を対応付けることができる。
なお上述では、タッチパネルを介して挿入画像が入力されていたが、本発明はこれに限定されない。表示装置2は、予め所定の画像を記憶しておき、ユーザにいずれかを選択させてもよい。表示装置2は、選択された画像を挿入画像として表示画像に対応付けてもよい。例えば、「日付」や「時間」が挿入画像として選択された場合には、「日付情報」(2010.2.9など)や「時間情報」(20:30など)が表示画像に対応付けられるようにしてもよい。またこれらの挿入画像は、複数の表示画像に自動的に対応付けられるようにしてもよい。
図7を参照し、表示装置2の電気的構成について説明する。表示装置2は、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、電池15、ディスプレイ3、タッチパネル16、RFモジュール17、アンテナ18、通信ドライバ19、及びコネクタ20を備えている。
CPU11は、表示装置2全体の動作を制御する。ROM12には、CPU11が動作するためのOSやプログラムが少なくとも記憶される。RAM13には、プログラムで使用される各種の情報が一時的に記憶される。フラッシュメモリ14には、画像記憶領域141、及びテーブル記憶領域142が設けられている。画像記憶領域141には、本体機器4から受信した表示画像、及び入力された挿入画像が記憶される。テーブル記憶領域142には、後述する再生テーブル及び複数対応テーブルが記憶される。タッチパネル16は、ディスプレイ3の表面に設けられている。RFモジュール17は、データの変復調を行うモジュールである。CPU11は、アンテナ18を介して本体機器4と無線通信を行うことができる。通信ドライバ19は、コネクタ20を介して本体機器4と通信を行うためのドライバ素子である。コネクタ20は、表示装置2が本体機器4にセットされた状態で、本体機器4のコネクタ38(図10参照)と電気的に接続する。電池15は、上述した各素子に電力を供給する。電池15は、コネクタ20を介して本体機器4から供給される電力によって充電する。
図8を参照し、テーブル記憶領域142に記憶される再生テーブルの一例である、再生テーブル1421について説明する。再生テーブル1421には、表示画像を識別する識別情報(以下「第一識別情報」という。)、挿入画像を識別する識別情報(以下「第二識別情報」という。)、及びフラグ情報が対応付けて格納されている。第一識別情報に対応する表示画像、及び、第二識別情報に対応する挿入画像は、画像記憶領域141に記憶される。
スライドショー表示させる表示画像がユーザによって選択された場合、選択された表示画像の第一識別情報は再生テーブル1421に格納される。一つの表示画像に対応付ける挿入画像がユーザによって入力された場合、挿入画像の第二識別情報は再生テーブル1421に格納される。フラグ情報は、第一識別情報に対応する表示画像が以下の3つの状態のうちいずれの状態であるかを示す。
(1)画像記憶領域141に記憶されており、且つ既にディスプレイ3に表示された状態
(2)画像記憶領域141に記憶されており、且つディスプレイ3に表示中であるか、又は未だディスプレイ3に表示されていない状態
(3)画像記憶領域141に記憶されていない(本体機器4から受信していない)状態
図8では、表示画像が(1)の状態である場合に「○」が表記され、(2)の状態である場合に「×」が表記され、(3)の状態である場合に「−」が表記されている。
(1)画像記憶領域141に記憶されており、且つ既にディスプレイ3に表示された状態
(2)画像記憶領域141に記憶されており、且つディスプレイ3に表示中であるか、又は未だディスプレイ3に表示されていない状態
(3)画像記憶領域141に記憶されていない(本体機器4から受信していない)状態
図8では、表示画像が(1)の状態である場合に「○」が表記され、(2)の状態である場合に「×」が表記され、(3)の状態である場合に「−」が表記されている。
図9を参照し、テーブル記憶領域142に記憶される複数対応テーブルの一例である、複数対応テーブル1422について説明する。複数対応テーブル1422には、第一識別情報、及び第二識別情報が対応付けて格納されている。複数の表示画像に対応付ける挿入画像がユーザによって入力された場合、第一識別情報及び第二識別情報は複数対応テーブル1422に格納される。図9では、表示画像の第一識別情報「D」「E」に対して一つの挿入画像の第二識別情報「β」を対応付ける入力操作が行われたことを示している。
図10を参照し、本体機器4の電気的構成について説明する。本体機器4は、CPU31、ROM32、RAM33、フラッシュメモリ34、RFモジュール35、アンテナ36、通信ドライバ37、コネクタ38、及び電源ドライバ39を備えている。
CPU31は、本体機器4全体の動作を制御する。ROM32には、CPU31が動作するためのプログラムが少なくとも記憶される。RAM33には、プログラムで使用される各種の情報が一時的に記憶される。フラッシュメモリ34には、画像記憶領域341、及びテーブル記憶領域342が設けられている。画像記憶領域341には、表示装置2に表示させる表示画像、及び、表示装置2から受信した挿入画像が記憶される。テーブル記憶領域342には、後述するテーブルが記憶される。RFモジュール35は、データの変復調を行うモジュールである。CPU31は、アンテナ36を介して表示装置2と無線通信を行うことができる。通信ドライバ37は、表示装置2と通信を行うためのドライバ素子である。コネクタ38は、表示装置2が本体機器4にセットされた状態で、表示装置2のコネクタ20(図7参照)と電気的に接続する。電源ドライバ39は、コネクタ38に電力を供給することによって、表示装置2の電池15を充電するドライバICである。
図11を参照し、テーブル記憶領域342に記憶される画像テーブルの一例である、画像テーブル3421について説明する。画像テーブル3421には、第一識別情報、第二識別情報、及び、表示画像と挿入画像とを合成した画像(以下「付加情報」という。)の識別情報が対応付けて格納されている。其々の識別情報に対応する画像は、画像記憶領域341に記憶された別のテーブルに格納され管理される。
スライドショー表示させる表示画像が表示装置2を介してユーザによって選択された場合、選択された表示画像の第一識別情報は画像テーブル3421に格納される。表示画像に対応付ける挿入画像が表示装置2を介してユーザによって入力された場合、挿入画像の第二識別情報は画像テーブル3421に格納される。表示画像と挿入画像とに基づいて付加画像が作成された場合、付加画像の識別情報は画像テーブル3421に格納される。
図12を参照し、表示システム1における通信シーケンスについて説明する。なお、図12における表示装置2と本体機器4との間の通信は無線によって行われている。表示装置2では、ディスプレイ3にスライドショー表示させる表示画像(A.jpg〜Z.jpg)がユーザによって選択される。選択された表示画像の第一識別情報「A」〜「Z」は、再生テーブル1421に格納される。選択された表示画像の第一識別情報は、本体機器4に対して通知される。本体機器4では、通知された第一識別情報を画像テーブル3421に格納する。
表示画像を本体機器4から取得するために、本体機器4に対して画像要求パケットが送信される。画像要求パケットでは、表示装置2が備えるフラッシュメモリ14の画像記憶領域141に記憶できる分の表示画像が要求される。図12では、要求数として「10」が設定される。本体機器4は画像要求パケットを受信する(S11)。
本体機器4は、表示装置2から要求された数「10」の表示画像(A.jpg〜J.jpg)を画像記憶領域341から読み出す。本体機器4は、読み出した表示画像を表示装置2に対して送信する。表示装置2は表示画像を受信する(S13)。表示装置2は、受信した表示画像を画像記憶領域141に記憶する。表示装置2は、再生テーブル1421のフラグ情報のうち、受信した表示画像の第一識別情報に対応するフラグ情報に「×」を格納する。表示装置2は、定められた周期で順番に表示画像を読み出し、ディスプレイ3に表示する。このように表示装置2は、必要な表示画像のみ本体機器4から受信してフラッシュメモリ14に記憶するので、フラッシュメモリ14の記憶容量を小さくできる。
表示画像「A.jpg」がディスプレイ3に表示される。表示画像「A.jpg」がディスプレイ3に表示されている状態で、ユーザによって挿入画像αが入力される(S15)。なお、挿入画像αが入力されている途中段階では、データはRAM13に記憶される。挿入画像の保存形式はストロークデータ形式である。ストロークデータ形式では、タッチパネル16に対するタッチペン5の接触部分の座標情報(x,y)が時系列に整理されて記憶される。挿入画像αは、そのまま表示画像A上に描画される。
入力が終了した段階で、ストロークデータ形式でRAM13に記憶されている挿入画像αは、所定の静止画形式(jpg)に変換される。変換された挿入画像「α.jpg」は、画像記憶領域141に記憶される。記憶された挿入画像には、該挿入画像の位置を示す座標情報(x,y)が対応付けられる。入力された挿入画像の第二識別情報「α」は、再生テーブル1421に格納される。挿入画像「α.jpg」が表示画像「A.jpg」に重ねられ、「a.jpg」がディスプレイ3に表示される。ここで「重ねられ・・・表示される」とは、挿入画像の描画部分が抽出され、他の部分が透明化されて、表示画像上にレイヤ表示されることを示す。挿入画像がレイヤ表示される場合の位置は、挿入画像に対応付けられている座標情報に基づいて決定される。以降、定められた周期で表示画像が順番に切り替わる(a.jpg→B.jpg・・・D.jpg)。再生テーブル1421のうち、表示が終了した表示画像の第一識別情報に対応するフラグ情報に「○」が格納される。
表示画像「D.jpg」がディスプレイ3に表示されている状態で、ユーザによって挿入画像βが入力される(S17)。挿入画像βは、表示中の表示画像「D.jpg」、及び、次に表示される表示画像「E.jpg」の両方を指定して入力されているものとする。表示画像「D.jpg」「E.jpg」の第一識別情報「D」「E」と、入力された挿入画像の第二識別情報「β」とは、複数対応テーブル1422に格納される。入力終了後、入力された挿入画像を静止画形式に変換した「β.jpg」は、画像記憶領域141に記憶される。挿入画像「β.jpg」が表示画像「D.jpg」に重ねられ、「D'.jpg」がディスプレイ3に表示される。
ここで、挿入画像「β.jpg」が画像記憶領域141に記憶されたことによって、画像記憶領域141の空き容量が少なくなったとする。表示装置2は、S15で入力され、画像記憶領域141に記憶された挿入画像「α.jpg」を、対応する表示画像「A.jpg」を識別する識別情報「A」に対応付けて、本体機器4に対して送信する。本体機器4はこれを受信する(S19)。表示装置2は、挿入画像「α.jpg」の送信後、挿入画像「α.jpg」を画像記憶領域141から消去する。これによって表示装置2は、画像記憶領域141の空き容量を確保する。また、第二識別情報「α」を、再生テーブル1421から消去する。なお、S17で入力された挿入画像「β.jpg」は、現在表示中の表示画像「D.jpg」を表示するために使用されているので、本体機器4に送信せず、画像記憶領域141から消去しない。
なお、ディスプレイ3への表示が終了した表示画像は、表示終了のタイミングで画像記憶領域141から削除されてもよいし、挿入画像を本体機器4に対して送信するタイミングで画像記憶領域141から削除されてもよい。
一方、本体機器4では、受信した挿入画像の第二識別情報「α」が、画像テーブル3421に格納される。本体機器4では、受信した第一識別情報「A」に対応する表示画像「A.jpg」が、画像記憶領域341から読み出される。読み出された表示画像「A.jpg」、及び受信された挿入画像「α.jpg」が合成され、付加画像「A'.jpg」が作成される。ここで「合成」とは、挿入画像と表示画像とがRAWデータに変換された後、表示画像上に描画部分が重ねられた画像ファイル(jpg)が新たに作成されることを示す。作成された付加画像「A'.jpg」は、画像記憶領域341に記憶される。作成された付加画像の識別情報「A'」は、画像テーブル3421に格納される。
表示装置2では、挿入画像「β.jpg」が表示画像「E.jpg」に重ねられた「E'.jpg」が、ディスプレイ3に表示される。続けて、表示画像「G.jpg」「H.jpg」がディスプレイ3に表示される。この時点で、ディスプレイ3に表示できる表示画像が残り僅かになっている(H.jpg、I.jpg、及びJ.jpg)。表示装置2は、本体機器4に対して画像要求パケット(要求数:7)を送信する。本体機器4は、画像要求パケットを受信する(S21)。本体機器4は、表示装置2から要求された分の表示画像(K.jpg〜Q.jpg)を表示装置2に対して送信する。表示装置2は表示画像を受信し(S23)、画像記憶領域141に記憶する。表示装置2は、定められた周期で順番に表示画像をディスプレイ3に表示する。このようにして表示装置2は、本体機器4から表示画像を受信しながらディスプレイ3に表示画像を繰り返し表示する。
表示画像「I.jpg」がディスプレイ3に表示されている状態で、ユーザによって挿入画像γが入力される(S25)。挿入画像γは、表示中の表示画像「I.jpg」を指定して入力されているものとする。表示画像「I.jpg」の第一識別情報「I」と、入力された挿入画像の第二識別情報「γ」とは、複数対応テーブル1422に格納される。入力終了後、入力された挿入画像を静止画形式に変換した「γ.jpg」は、画像記憶領域141に記憶される。挿入画像「γ.jpg」が表示画像「I.jpg」に重ねられた「i.jpg」が、ディスプレイ3に表示される。ここで、挿入画像「γ.jpg」が画像記憶領域141に記憶されたことによって、画像記憶領域141の空き容量が少なくなったとする。表示装置2は、S17で入力され、画像記憶領域141に記憶されている挿入画像「β.jpg」を、対応する表示画像「D.jpg」「E.jpg」の第一識別情報「D」「E」に対応付けて、本体機器4に対して送信する。本体機器4はこれらを受信する(S27)。表示装置2は、挿入画像「β.jpg」の送信後、挿入画像「β.jpg」を画像記憶領域141から消去する。また、第一識別情報「D」「E」、及び第二識別情報「β」を、複数対応テーブル1422から消去する。なお挿入画像「γ.jpg」は、現在表示中の表示画像「i.jpg」を表示するために使用されているので、本体機器4に送信せず、画像記憶領域141から消去しない。
一方本体機器4では、受信した挿入画像の第二識別情報「β」が、画像テーブル3421に格納される。本体機器4では、受信した第一識別情報「D」に対応する表示画像「D.jpg」が、フラッシュメモリ34から読み出される。読み出された表示画像「D.jpg」、及び受信された挿入画像「β.jpg」が合成され、付加画像「D''.jpg」が作成される。作成された付加画像「D''.jpg」は、画像記憶領域341に記憶される。同様に付加画像「E''.jpg」が作成され、画像記憶領域341に記憶される。画像記憶領域341に記憶された付加画像の識別情報「D''」「E''」は、画像テーブル3421に格納される。
以降、定められた周期で表示画像が順番に切り替わる。表示装置2に記憶されている表示画像のうち、ディスプレイ3に表示できる表示画像が残り僅かになったとする。表示装置2は、本体機器4に対して画像要求パケット(要求数:7)を送信する。本体機器4は、画像要求パケットを受信する(S29)。本体機器4は、表示装置2に送信するべき表示画像(A.jpg〜Z.jpg)を全て表示装置2に送信した場合、繰り返し「A.jpg」から順に表示画像を選択し、表示装置2に対して送信する。
ここで本体機器4は、挿入画像の合成によって新たに作成された付加画像の識別情報が画像テーブル3421に格納されている場合には、付加画像を表示装置2に対して送信する。この時点で、「A'.jpg」「D''.jpg」「E''.jpg」が付加画像として新たに作成されているので、本体機器4は表示装置2に対して(Y.jpg〜E''.jpg(A'.jpg、D''.jpg、及びE''.jpgを含む))を表示装置2に対して送信する。表示装置2は表示画像を受信する(S31)。受信された表示画像は、ディスプレイ3に表示される。このように表示装置2は、入力された挿入画像を本体機器4に対して送信できるので、挿入画像を安全に管理できる。また本体機器4は、表示装置2から受信した挿入画像と、予め記憶されている表示画像とに基づいて、付加画像を作成できる。表示装置2は、自身が所有していない画像に対して受付情報が入力された場合であっても、付加画像を本体機器4から受信してディスプレイ3に表示できる。
なお上述では、表示装置2においてスライドショー表示される表示画像が残り僅かとなった場合に、本体機器4に対して複数の表示画像を要求する画像要求パケットが送信されていた。本発明はこれに限定されない。表示装置2は、一つの表示画像の表示が終了する度に、本体機器4から新たな表示画像を一つずつ要求してもよい。表示装置2において、表示画像と挿入画像とを合成した付加画像が作成されてもよい。作成された付加画像が本体機器4に対して送信されてもよい。
図13から図18を参照し、表示装置2のCPU11が実行する処理(メイン処理、接続処理)について説明する。表示装置2の電源が投入され、スライドショー表示を開始する指示が入力された場合に、CPU11は各処理を起動し実行する。各処理は、OSによって適宜スイッチングされる。これによってメイン処理と接続処理とは、其々が独立に且つ並列に実行される。
図13から図17を参照し、メイン処理について説明する。CPU11は、はじめに初期設定処理(S111)を実行する。CPU11は、初期設定処理によって、ディスプレイ3にスライドショー表示させる表示画像をユーザから受け付け、該当する表示画像を本体機器4から取得する。図14に示すように、CPU11は、表示画像のサムネイルの取得を要求するサムネイル要求パケットを、本体機器4に対して送信する(S131)。サムネイル要求パケットに応じ、本体機器4からサムネイル応答パケットが返信される。CPU11は、サムネイル応答パケットを受信する(S133)。CPU11は、サムネイル応答パケットに格納されているサムネイルを抽出する。CPU11は、抽出されたサムネイルをディスプレイ3に表示する。
ユーザは、表示されたサムネイルを参照する。ユーザは、スライドショー表示させる表示画像を選択する。CPU11は、選択された表示画像に対応する第一識別情報を取得する(S135)。CPU11は、取得された第一識別情報を再生テーブル1421に格納する。CPU11は、取得された第一識別情報のリストを、本体機器4に対して送信する(S137)。CPU11は、画像要求パケットによって本体機器4に要求する表示画像の数を、以下のようにして特定する(S139)。
CPU11は、現状の画像記憶領域141の空き容量に基づいて、要求する表示画像の数を特定してもよい。またCPU11は、ユーザによって入力される可能性のある挿入画像の容量を、画像記憶領域141の空き容量から減算した結果に基づいて、要求する表示画像の数を特定してもよい。またCPU11は、表示装置2と本体機器4との間の通信状態に基づいて、要求する表示画像の数を特定してもよい。例えば、表示装置2と本体機器4との間の通信状態が悪い場合、入力された挿入画像を本体機器4に対して送信できない可能性が高い。この場合、挿入画像を画像記憶領域141に記憶しておく必要があるので、CPU11は、入力される可能性のある挿入画像の容量を大きく設定する。一方、表示装置2と本体機器4の間の通信状態が良好である場合、入力される挿入画像は本体機器4に対して送信できる可能性が高い。この場合CPU11は、入力される可能性のある挿入画像の容量を小さく設定する。そしてCPU11は、設定された容量を、画像記憶領域141の空き容量から減算した結果に基づいて、要求する表示画像の数を特定してもよい。これによって表示装置2は、挿入画像がユーザによって入力された場合でも、挿入画像を記憶する記憶領域を確保できる。
CPU11は、特定した数分表示画像を取得するために、本体機器に対して画像要求パケットを送信する(S141)。画像要求パケットに応じ、本体機器4から表示画像が返信される。CPU11は、表示画像を受信する(S143)。CPU11は、受信した表示画像を、画像記憶領域141に記憶する。CPU11は、再生テーブル1421のうち、受信した表示画像の第一識別情報に、フラグ情報として「×」を対応付ける。CPU11は初期設定処理を終了する。処理はメイン処理に戻る。
なお上述では、CPU11はサムネイル応答パケットに格納されているサムネイルを抽出し、抽出したサムネイルをディスプレイ3に表示していた。本発明はこれに限定されない。サムネイル応答パケットには、サムネイルに加えて、其々の表示画像のプロパティ情報(ファイル種別、ファイル容量、更新履歴など)が格納されてもよい。CPU11は、サムネイルと同時にプロパティ情報を抽出し、ディスプレイ3に表示してもよい。これによってユーザは、所望する表示画像を選択し易くなる。またCPU11は、表示画像のファイル容量を参照することで、本体機器4に要求する表示画像の数を特定し易くなる。CPU11は、画像記憶領域141に記憶できる表示画像の容量を容易に算出できるためである。
上述では、ユーザは、サムネイルが表示されたディスプレイ3を参照しつつ表示画像を選択していた。本発明はこれに限定されない。スライドショー表示させる表示画像は、ユーザが予め設定していてもよい。またCPU11は、表示画像を複数のリストに分割し、ユーザにいずれかのリストを選択させてもよい。またCPU11は、表示画像の選択と同時に、スライドショー表示に関する設定(表示画像の表示時間、表示画像が切替わる場合の表示効果など)をユーザに促してもよい。
上述において、CPU11は、サムネイル要求パケットを送信した後、所定時間経過してもサムネイル応答パケットを受信できない場合、サムネイル要求パケットを繰り返し送信することでリトライ処理を行ってもよい。CPU11は、画像要求パケットを送信した後、所定時間経過しても表示画像を受信できない場合、画像要求パケットを繰り返し送信することでリトライ処理を行ってもよい。
図13に示すように、初期設定処理(S111)の終了後、CPU11は、スライドショー表示を終了させる指示が入力されたかを判断する(S113)。スライドショー表示を終了させる指示が入力された場合(S113:YES)、CPU11は、未送信の挿入画像を本体機器4に対して送信した後、メイン処理を終了する。
スライドショー表示を終了させる指示が入力されていない場合(S113:NO)、CPU11は、電池15の電圧を取得する(S114)。CPU11は、取得した電池15の電圧に基づいて、電池15の残容量を特定する。取得した電池15の電圧が所定値未満である場合、電池15の残容量が所定値未満である場合(S115:YES)、継続して駆動できない。CPU11は、メイン処理を終了する。電池15の残容量が所定値以上である場合(S115:NO)、継続して駆動可能である。CPU11は、画像記憶領域141に記憶した表示画像をディスプレイ3に表示させる処理(画像表示処理、図15参照)を実行する(S117)。
図15を参照し、画像表示処理について説明する。CPU11は、再生テーブル1421(図8参照)に格納された第一識別情報のうち、次にディスプレイ3に表示する表示画像の第一識別情報を選択する(S151)。CPU11は、複数対応テーブル1422(図9参照)に格納されている情報を、上から順に選択する。CPU11は、S151において選択した第一識別情報が、複数対応テーブル1422のうち選択した列の第一識別情報に含まれているか判断する(S153)。次に表示する表示画像の第一識別情報が含まれている場合(S153:YES)、CPU11は、複数対応テーブル1422のうち選択した列に格納されている第二識別情報を抽出する(S155)。処理はS157に進む。一方、次に表示する表示画像の第一識別情報が、複数対応テーブル1422のうち選択した列の第一識別情報に含まれていない場合(S153:NO)、処理はS157に進む。
CPU11は、複数対応テーブル1422の全ての列に対して、S153、S155の処理を実行したかを判断する(S157)。上述の処理が実行されていない列が残存する場合(S157:NO)、処理はS153に戻る。CPU11は、複数対応テーブル1422(図9参照)の次の列を選択し、S153、S155の処理を繰り返す。一方CPU11は、複数対応テーブル1422の全ての列を選択し、S153、S155の処理を実行した場合(S157:YES)、処理はS159に進む。
CPU11は、再生テーブル1421のうち、次にディスプレイ3に表示する表示画像の第一識別情報に、第二識別情報が対応付けられているか判断する(S159)。第二識別情報が対応付けられている場合(S159:YES)、CPU11は、該当する第二識別情報を抽出する(S161)。処理はS163に進む。一方、再生テーブル1421のうち、次に表示する表示画像の第一識別情報に、第二識別情報が対応付けられていない場合(S159:NO)、そのまま処理はS163に進む。
CPU11は、S155及びS161で抽出した第二識別情報に対応する挿入画像を、画像記憶領域141に記憶した挿入画像から選択する。CPU11は、画像記憶領域141に記憶された表示画像から、次に表示する表示画像を選択する。CPU11は、選択した表示画像に、選択した挿入画像を重ねる。CPU11は、重ねた結果の表示画像をディスプレイ3に表示する(S163)。CPU11は、再生テーブル1421のうち、表示が終了した表示画像の第一識別情報に対応するフラグ情報を「×」から「○」に更新する(S165)。CPU11は画像表示処理を終了する。処理はメイン処理に戻る。
図13に示すように、CPU11は、画像表示処理(S117)の終了後、ユーザによって挿入画像が入力されたかを判断する(S119)。挿入画像が入力されていない場合(S119:NO)、CPU11は、本体機器4と通信を行って表示画像を取得し、必要に応じて挿入画像を送信する処理(通信処理、図16参照)を実行する(S123)。
図16を参照し、通信処理について説明する。はじめにCPU11は、画像記憶領域141の空き容量が所定値以下であるかを判断する(S171)。CPU11は、画像記憶領域141の空き容量が所定値以下である場合に、ユーザによって入力された挿入画像を画像記憶領域141に記憶することによって空き容量が小さくなり、次に本体機器4から受信する表示画像を画像記憶領域141に記憶できない状態であると判断する。又、CPU11は、画像記憶領域141の空き容量が所定値以下である場合に、ユーザによって入力された挿入画像を画像記憶領域141に記憶することによって空き容量が小さくなり、次にユーザから受信する挿入画像を画像記憶領域141に記憶できない状態であると判断する。CPU11は、画像記憶領域141の空き容量が所定値以下であると判断した場合(S171:YES)、画像記憶領域141に記憶した挿入画像を以下のように選択し、本体機器4に対して送信する(S183,S185)。
はじめにCPU11は、再生テーブル1421を参照する。フラグ情報に「○」が格納されている列に第二識別情報が格納されている場合、CPU11は、該当する列に格納された第一識別情報と第二識別情報とを抽出する。CPU11は、抽出した第二識別情報に対応する挿入画像を画像記憶領域141から選択する。CPU11は、選択した挿入画像に、抽出された第一識別情報を対応付ける。CPU11は、第一識別情報を対応付けた挿入画像を、本体機器4に対して送信する(S183)。これによって、第一識別情報と挿入画像とが1対1で対応付けられた状態で、第一識別情報及び挿入画像が本体機器4に対して送信される。
次いでCPU11は、複数対応テーブル1422を参照する。CPU11は、複数対応テーブル1422に格納されている第一識別情報を抽出する。CPU11は、抽出した第一識別情報に対応する表示画像が既にディスプレイ3に表示されたかを、再生テーブル1421に基づいて判断する。既にディスプレイ3に表示されている場合、CPU11は、複数対応テーブル1422のうち該当する第一識別情報と同列にある第二識別情報を抽出する。CPU11は、抽出した第二識別情報に対応する挿入画像を、画像記憶領域141から選択する。CPU11は、選択した挿入画像に、抽出した第一識別情報を対応付ける。CPU11は、第一識別情報を対応付けた挿入画像を、本体機器4に対して送信する(S185)。これによって表示装置2は、一つの挿入画像に複数の第一識別情報を対応付け、本体機器4に対して送信できる。表示装置2は、第一識別情報と挿入画像とが1対1で対応付けられ本体機器4に送信される場合と比較して、送信時のデータ量を抑制できる。
なお、抽出した第一識別情報に対応する表示画像が、未だディスプレイ3に表示されていないか、ディスプレイ3に表示中である場合、CPU11は挿入画像を本体機器4に送信せず、画像記憶領域141に継続して記憶しておく必要がある。表示画像をディスプレイ3に表示する場合に、挿入画像が必要となるためである。
第一識別情報及び挿入画像を送信した後、CPU11は、本体機器4が返信するACKの受信を監視する(S189)。ACKは、本体機器4が表示装置2から送信された情報を正常に受信できた場合、このことを表示装置2に対して通知するために、本体機器4から送信されるパケットである。所定時間経過してもACKを受信できない場合(S189:NO)、処理はS183に戻る。CPU11は、第一識別情報及び挿入画像を繰り返し本体機器4に対して送信する。本体機器4が返信するACKを受信した場合(S189:YES)、CPU11は、送信した挿入画像を画像記憶領域141から消去する(S191)。CPU11は、送信した挿入画像の第二識別情報を、再生テーブル1421及び複数対応テーブル1422から削除する。処理はS193に進む。このように表示装置2は、挿入画像を本体機器4に対して送信した後、画像記憶領域141から挿入画像を削除することによって、画像記憶領域141の空き容量不足を解消している。表示装置2は、入力された挿入画像や、本体機器4から受信した表示画像が画像記憶領域141に記憶できない状態を防止している。
一方、画像記憶領域141の空き容量が所定値より大きいと判断した場合(S171:NO)、CPU11は、本体機器4との通信状態を取得する(S172)。CPU11は、本体機器4から送信されるビーコンの受信電界強度を計測することによって、通信状態を取得する。受信電界強度が小さく、本体機器4との通信状態が悪いと判断した場合(S173:NO)、処理はS193に進む。受信電界強度が大きく、本体機器4との通信状態が良好であると判断した場合(S173:YES)、CPU11は、画像記憶領域141に記憶した挿入画像を本体機器4に対して送信する(S175,S177)。CPU11は、S183と同じ判断に基づいて、挿入画像に第一識別情報を対応付け、本体機器4に対して送信する(S175)。CPU11は、S185と同じ判断に基づいて、挿入画像に複数の第一識別情報を対応付け、本体機器4に対して送信する(S177)。このように表示装置2は、本体機器4との通信状態が良好である場合に、第一識別情報及び挿入画像を本体機器4に対して送信できる。表示装置2は、本体機器4に対して第一識別情報及び挿入画像を確実に送信できる。
第一識別情報及び挿入画像を送信した後、CPU11は、本体機器4が返信するACKの受信を監視する(S179)。所定時間経過してもACKを受信できない場合(S179:NO)、処理はS175に戻る。第一識別情報及び挿入画像が繰り返し送信される。本体機器4が返信するACKを受信した場合(S179:YES)、CPU11は、送信した挿入画像を画像記憶領域141から消去する(S181)。送信した挿入画像の第二識別情報を、再生テーブル1421及び複数対応テーブル1422から削除する。処理はS193に進む。
CPU11は、画像記憶領域141に記憶した表示画像のうち未だディスプレイ3に表示していない表示画像の数が、所定数(例えば「3」)以下となったかを判断する(S193)。再生テーブル1421のうち、フラグ情報が「×」である列に格納された第一識別情報の合計が、未だ表示されていない表示画像の数に相当する。表示されていない表示画像の数が所定数より大きい場合(S193:NO)、CPU11は通信処理を終了する。処理は、メイン処理(図13参照)に戻る。メイン処理では、通信処理(S123)の終了後、処理はS113に戻る。
図16に示すように、表示されていない表示画像の数が所定数未満となった場合(S193:YES)、新たに本体機器4から表示画像を受信する必要がある。CPU11は、既にディスプレイ3への表示が終了した表示画像を、画像記憶領域141から削除する(S194)。再生テーブル1421のうち、削除した表示画像の第一識別情報に対応するフラグ情報を、「○」から「−」に変更する。CPU11は、画像記憶領域141に記憶可能な表示画像の数を特定する。CPU11は、特定した数分の表示画像を要求する画像要求パケットを、本体機器4に対して送信する(S195)。CPU11は、画像要求パケットに応じて本体機器4から返信される表示画像を受信する(S197)。CPU11は、受信した表示画像を、画像記憶領域141に記憶する。CPU11は、再生テーブル1421のうち、受信した表示画像の第一識別情報に、フラグ情報として「×」を対応付ける。CPU11は通信処理を終了する。処理はメイン処理(図13参照)に戻る。図13に示すように、メイン処理では、通信処理(S123)の終了後、処理はS113に戻る。
一方、ユーザによって挿入画像の入力が開始された場合(S119:YES)、CPU11は、入力途中の挿入画像を逐次RAM13に記憶する。CPU11は、挿入画像の入力処理(図17参照)を実行する(S121)。図17を参照し、入力処理について説明する。CPU11は、電池15の電圧を取得する(S200)。CPU11は、電池15の電圧に基づいて、電池15の残容量が所定値以下であるかを判断する(S201)。電池15の残容量が所定値より大きい場合(S201:NO)、処理はS209に進む。
電池15の残容量が所定値以下である場合(S201:YES)、CPU11は、所定の周期が経過したかを判断する(S203)。所定の周期が経過していない場合(S203:NO)、処理はS209に進む。所定の周期が経過した場合(S203:YES)、CPU11は、入力途中にある挿入画像をRAM13から読み出し、第一識別情報と共にフラッシュメモリ14に記憶する(S205)。処理はS209に進む。このように表示装置2は、挿入画像が入力されている最中に電池15の残容量が少なくなった場合、入力途中の挿入画像をフラッシュメモリ14に記憶できる。表示装置2は、入力途中の挿入画像が、電池15の容量低下によって消去されてしまうことを防止できる。また表示装置2は、入力途中の挿入画像を周期的にRAM13から読み出し、フラッシュメモリ14に記憶できる。
CPU11は、一つの表示画像に対して挿入画像が入力されたか、又は、複数の表示画像を選択して挿入画像が入力されたかを判断する(S209)。一つの表示画像に対して挿入画像が入力された場合(S209:NO)、挿入画像の第二識別情報は、再生テーブル1421に格納される(S210)。CPU11は、挿入対象とする表示画像の第一識別情報に対応付けて、第二識別情報を格納する。処理はS213に進む。複数の表示画像に対して挿入画像が入力された場合(S209:YES)、挿入画像の第二識別情報は、複数対応テーブル1422に格納される(S211)。CPU11は、対象とする表示画像の第一識別情報と第二識別情報とを対応付けて複数対応テーブル1422に格納する。処理はS213に進む。このように表示装置2は、挿入画像が複数の表示画像に対応付けられる場合であっても、其々の表示画像を識別する第一識別情報と第二識別情報とを対応付け、複数対応テーブル1422を作成できる。
CPU11は、挿入画像の入力操作が終了したかを判断する(S213)。ユーザが入力操作を継続して実行している場合(S213:NO)、処理はS200に戻る。挿入画像の入力操作が終了した場合(S213:YES)、フラッシュメモリ14に画像を保存して(S219)メイン処理に戻る。メイン処理(図13参照)では、入力処理(S121)の終了後、S123の処理に進む。
図18を参照し、接続処理について説明する。接続処理は、例えば表示装置2においてスライドショー表示が行われた後、表示装置2が本体機器4にセットされた場合に実行される処理である。CPU11は、コネクタ20の電気状態を検出する(S270)。CPU11は、検出された電気状態に基づいて、表示装置2が本体機器4にセットされ、双方が接続されたかを判断する(S271)。表示装置2と本体機器4とが接続されていないと判断した場合(S271:NO)、処理はS270に戻る。
表示装置2と本体機器4とが接続されたと判断した場合(S271:YES)、CPU14は、画像記憶領域141に挿入画像が記憶されているかが判断する(S273)。CPU11は、再生テーブル1421及び複数対応テーブル1422に第二識別情報が格納されているかを判断することで、本体機器4に送信していない挿入画像が画像記憶領域141に記憶されているかを判断する。本体機器4に送信していない挿入画像が画像記憶領域141に記憶されていない場合(S273:NO)処理はS270に戻る。画像記憶領域141に挿入画像が記憶されている場合(S273:YES)、CPU11は、画像記憶領域141に記憶されている挿入画像に第一識別情報を対応付け、本体機器4に対して送信する(S275,S277)。CPU11は、S183と同じ判断に基づいて、第一識別情報を対応付けた挿入画像を本体機器4に対して送信する(S275)。CPU11は、S185と同じ判断に基づいて、複数の第一識別情報を対応付けた挿入画像を本体機器4に対して送信する(S277)。
第一識別情報及び挿入画像を送信した後、CPU11は、本体機器4が返信するACKの受信を監視する(S279)。所定時間経過してもACKを受信できない場合(S279:NO)、処理はS275に戻る。CPU11は、第一識別情報及び挿入画像を繰り返し本体機器4に対して送信する。本体機器4が返信するACKを受信した場合(S279:YES)、CPU11は、送信した挿入画像を画像記憶領域141から消去する(S281)。CPU11は、送信した挿入画像の第二識別情報を、再生テーブル1421及び複数対応テーブル1422から削除する。処理はS273に戻る。
以上のように、表示装置2と本体機器4とが接続された場合に、表示装置2は、記憶されている第一識別情報及び挿入画像を本体機器4に対して送信できる。表示装置2と本体機器4との接続部分(コネクタ20、38)を介して通信を行うことで、表示装置2は第一識別情報及び挿入画像を本体機器4に対して確実に送信し、本体機器4に第一識別情報及び挿入画像を記憶させることができる。通信状態が悪く、表示装置2と本体機器4とが離れている状態では通信ができない場合であっても、表示装置2と本体機器4とは接続部分を介して通信を行うことができるので、確実に通信を行うことができる。本体機器4は、表示装置2の電池15を充電する機能を備えており、表示装置2は定期的に本体機器4にセットされる。従って表示装置2は、挿入画像を本体機器4に対して頻繁に送信できる。これによって、挿入画像を安全に管理できる。
図19を参照し、本体機器4のCPU31が実行するメイン処理について説明する。本体機器4の電源が投入された場合に、CPU31はメイン処理を起動する。CPU31は、表示装置2から何らかのデータを受信したかを判断する(S231)。CPU31は、表示装置2から何らデータを受信していない場合(S231:NO)処理はS231に戻る。表示装置2から何らかのデータを受信した場合(S231:YES)、CPU31は、サムネイル要求パケットを受信したか判断する(S233)。サムネイル要求パケットを受信した場合(S233:YES)、CPU31は、表示装置2に対してACKを返信する。CPU31は画像記憶領域341に記憶されている表示画像を参照する。CPU31は、記憶されている表示画像に基づいてサムネイルを作成する。CPU31は、作成したサムネイルを、サムネイル応答パケットに格納する。CPU31は、サムネイル応答パケットを表示装置2に対して送信する(S235)。処理はS231に戻る。
サムネイル要求パケットを受信していない場合(S233:NO)、CPU31は、第一識別情報のリストを表示装置2から受信したかを判断する(S237)。第一識別情報のリストを表示装置2から受信した場合(S237:YES)、CPU31は、表示装置2に対してACKを返信する。CPU31は、受信した第一識別情報のリストを、画像テーブル3421に記憶する(S239)。処理はS231に戻る。
第一識別情報のリストを表示装置2から受信していない場合(S237:NO)、CPU31は、画像要求パケットを表示装置2から受信したかを判断する(S241)。画像要求パケットを表示装置2から受信した場合(S241:YES)、CPU31は、表示装置2に対してACKを返信する。CPU31は、表示装置2に送信する表示画像の第一識別情報を、画像テーブル3421から選択する。CPU31は、画像テーブル3421に記憶した第一識別情報を順番に参照することで、画像要求パケットにて要求されている数の第一識別情報を抽出する。CPU11は、抽出した第一識別情報に対応する表示画像を、画像記憶領域341から選択する。ここで、付加画像に対応する識別情報が画像テーブル3421に格納されている場合、CPU31は、付加画像を画像記憶領域341から選択する。CPU31は、選択した画像を表示装置2に対して送信する(S243)。これによって表示装置2は、本体機器4から画像を受信してディスプレイ3に表示できる。本体機器4は、付加画像が記憶されている場合に、付加画像を表示装置2に対して送信できる。表示装置2は、本体機器4から送信された付加画像を受信し、ディスプレイ3に表示できる。処理はS231に戻る。
画像要求パケットを表示装置2から受信していない場合(S241:NO)、CPU31は、挿入画像及び第一識別情報を受信したかを判断する(S245)。挿入画像及び第一識別情報は、無線を介して表示装置2から送信される場合と、表示装置2との接続部分を介して表示装置2から送信される場合とがある。挿入画像及び第一識別情報を受信した場合(S245:YES)、CPU31は、表示装置2に対してACKを返信する。CPU31は、受信した挿入画像の第二識別情報を、受信した第一識別情報に対応付けて画像テーブル3421に格納する(S247)。CPU31は、受信した挿入画像を画像記憶領域341に記憶する。CPU31は、受信した第一識別情報に対応する表示画像を、画像記憶領域341から選択する。CPU31は、選択した表示画像と、受信された挿入画像とを合成することで、付加画像を作成する(S249)。例えば、複数の第一識別情報が挿入画像に対応付けられている場合、CPU31は、複数の表示画像を選択する。CPU31は、選択した複数の表示画像の其々と、受信した挿入画像とを合成し、付加画像を複数作成する。このように本体機器4は、複数の第一識別情報が一の挿入画像に対応付けられている場合であっても、第一識別情報に対応する表示画像を画像記憶領域341から選択して挿入画像を付加し、複数の付加画像を作成できる。
CPU31は、作成した付加画像を画像記憶領域341に格納する。CPU31は、作成した付加画像の識別情報を、画像テーブル3421に格納する(S251)。CPU31は、受信した挿入画像のうち、未処理の挿入画像が残っているか判断する(S253)。未処理の挿入画像が残っている場合(S253:YES)、未処理の挿入画像と表示画像とを合成して付加画像を作成するために、処理はS249に戻る。受信した全ての挿入画像に基づいて付加画像を作成した場合(S253:NO)、処理はS231に戻る。上述以外のデータを受信した場合(S245:NO)、処理はS231に戻る。
なお上述では、サムネイル要求パケット、第一識別情報のリスト、及び、画像要求パケットは、無線を介して表示装置2から送信され、本体機器4において受信されることを想定していた。本発明はこれらに限定されない。表示装置2は、上述の各情報を、本体機器4との接続部分を介して本体機器4に対して送信してもよい。本体機器4では、接続部分を介して上述の各情報を受信した場合に、図19に示す各処理が実行されてもよい。
以上説明したように、表示装置2は、第一識別情報及び挿入画像を本体機器4に送信する必要性が高い場合に、第一識別情報及び挿入画像を本体機器4に送信できる。また本体機器4では、第一識別情報及び挿入画像を受信してフラッシュメモリ34に記憶できる。従って表示システム1では、第一識別情報及び挿入画像を確実に保存して管理できる。表示装置2に記憶された状態の第一識別情報及び挿入画像が消去されてしまうことを防止できる。
また本体機器4は、表示装置2を介して受け付けられた挿入画像と表示画像とを合成し、付加画像を作成できる。本体機器4は、挿入画像が表示画像上に付加された付加画像を適切に作成できる。表示システム1は、表示装置2が所有していない表示画像に対して挿入画像が入力された場合であっても、付加画像を作成できる。表示装置2は、画像を全て記憶しておく必要がなくなるので、表示装置2が実装しなければならないフラッシュメモリ14の記憶容量を小さくできる。さらに本体機器4は、付加画像を表示装置2に対して送信できる。表示装置2は、付加画像を受信し、ディスプレイ3に表示できる。ユーザは、挿入画像を入力することで、以後、挿入画像が付加された付加画像を継続して視認できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。上述では、本体機器4は、付加画像が作成されている場合には、合成前の表示画像の代わりに付加画像を表示装置2に対して送信していた。本発明はこれに限定されない。本体機器4は、S243(図19)の処理で、表示画像と挿入画像とを表示装置2に対して送信してもよい。表示装置2は、受信した表示画像に挿入画像を重ねてディスプレイ3に表示してもよい。これによって表示装置2は、挿入画像と表示画像とを別々に取得できるので、ユーザは、挿入画像のみを再度加工(拡大、縮小、移動など)する編集を行うことができる。
上述では、ユーザによって入力される挿入画像は、静止画形式で表示装置2及び本体機器4に記憶されていた。本発明はこれに限定されない。挿入画像はストロークデータ形式で表示装置2及び本体機器4に記憶されてもよい。これによって、タッチペン5による描画量が少ない場合に、静止画形式と比較してデータ容量を小さくできる。また、静止画形式で記憶するか、ストロークデータ形式で記憶するかを選択できるようにしてもよい。これによって、よりデータ容量の小さい形式で挿入画像を記憶できる。
例えば、挿入画像を入力している途中の段階ではストロークデータ形式でRAM13に記憶し、フラッシュメモリ14に挿入画像を記憶する段階で、必要に応じて静止画形式に変換してもよい。例えば、電池15の残容量の低下により、入力途中の情報をフラッシュメモリ14に記憶する場合(S205、図17参照)には、記憶するデータ容量を極力小さくできるので、迅速且つ安全にフラッシュメモリ14に入力情報を記憶できる。
また、表示装置2と本体機器4との間で挿入画像の通信を行う場合に、静止画形式及びストロークデータ形式のうちいずれかの形式を選択できるようにしてもよい。例えば、データ容量のより小さい形式を選択して通信を行ってもよいし、通信時に要する消費電力が小さくなるような形式を選択してもよい。
本体機器4から表示装置2に対して表示画像を送信する場合に、付加画像を表示装置2に対して送信するか、表示画像と挿入画像とを別々に表示装置2に対して送信するかを選択できるようにしてもよい。挿入画像の形式は、静止画形式又はストロークデータ形式が適宜選択されてもよい。例えば、データ容量がより小さい形式が選択されてもよい。
同一の表示画像に対して複数の入力情報が入力される場合には、入力回数に応じて、静止画形式及びストロークデータ形式のうちいずれかの形式を選択できるようにしてもよい。例えば、入力回数が少ない場合にはストロークデータ形式が選択され、入力回数が大きい場合には静止画形式が選択されてもよい。
表示装置2は、スライドショーの最初に表示される表示画像、及び、ユーザによって選択される可能性の高い表示画像を、予めフラッシュメモリ14の画像記憶領域141に記憶してもよい。これによって表示装置2は、スライドショーの初期段階で表示画像が表示されるまでに要する時間を短縮できる。表示装置2は、迅速にスライドショーを開始できる。さらに、本体機器4との通信を抑制できるので、消費電力を抑えることができる。
上述では、表示装置2は本体機器4と無線通信を行うことでサムネイルを受信していたが、本発明はこれに限定されない。表示装置2が本体機器4にセットされた状態で、表示装置2は本体機器4から接続部分を介してサムネイルを受信してもよい。なお、表示装置2は、既にサムネイルが記憶されている場合には、本体機器4に記憶されたサムネイルが新たに更新されている場合にのみ、該サムネイルを本体機器4から受信してもよい。
表示装置2は、本体機器4にセットされた状態で、接続部分を介して本体機器4から表示画像を受信してもよい。これによって表示装置2は、本体機器4にセットされた状態でスライドショー表示を行うことができる。また、表示装置2が本体機器4との間の接続部分を介して通信を行うことができるので、無線通信時と比較して、高速且つ確実に通信を行うことができる。従って表示装置2は、最小限の表示画像を記憶すればよい。表示装置2は、表示画像が必要となった時点で高速且つ確実に本体機器4から表示画像を受信できるためである。更に表示装置2は、通常は省電力モードで動作し、表示画像が必要な場合にのみ起動してもよい。表示装置2は、起動時に本体機器4に対して表示画像を要求し、表示画像を取得できる。これによって表示装置2の消費電力を抑えることができる。
上述では、本体機器4のフラッシュメモリ34に表示画像等が記憶されていた。表示装置2は、無線通信によって本体機器4から表示画像等を受信し、スライドショー表示を実行していた。本発明はこれに限定されない。例えば、表示装置2及び本体機器4はメモリカードスロットを備えていてもよい。表示画像等は、メモリカードスロットに挿入されたメモリカードに記憶されてもよい。表示装置2は、メモリカードに記憶された表示画像を読みだすことで、スライドショー表示を実行してもよい。
なお、図13のS119の処理を行うCPU11が本発明の「受付手段」に相当する。図17のS210及びS211の処理を行うCPU11が本発明の「第一制御手段」に相当する。図16のS171、S173の処理を行うCPU11が本発明の「第一判断手段」に相当する。図16のS175、S177、S183、S185の処理を行うCPU11が本発明の「第一送信手段」に相当する。図19のS245の処理を行うCPU31が本発明の「受信手段」に相当し、S247の処理を行うCPU31が本発明の「第二制御手段」に相当し、S249の処理を行うCPU31が本発明の「作成手段」に相当する。図16のS172の処理を行うCPU11が本発明の「取得手段」に相当する。図19のS243の処理を行うCPU31が本発明の「第二送信手段」「第三送信手段」に相当する。図7の電池15が本発明の「供給手段」に相当する。図17のS200の処理を行うCPU11が本発明の「容量特定手段」に相当し、S205の処理を行うCPU11が本発明の「第三制御手段」に相当する。再生テーブル1421及び複数対応テーブル1422を記憶するフラッシュメモリ14が本発明の「第一記憶手段」に相当し、画像テーブル3421を記憶するフラッシュメモリ34が本発明の「第二記憶手段」「第三記憶手段」に相当し、入力中の挿入画像を記憶するフラッシュメモリ14が本発明の「第四記憶手段」に相当する。図18のS271の処理を行うCPU11が本発明の「第二判断手段」に相当し、S275、S277の処理を行うCPU11が本発明の「第四送信手段」に相当する。
図13のS119の処理が本発明の「受付ステップ」に相当する。図17のS210及びS211の処理が本発明の「第一制御ステップ」に相当する。図16のS171、S173の処理が本発明の「第一判断ステップ」に相当する。図16のS175、S177、S183、S185の処理が本発明の「第一送信ステップ」に相当する。図19のS245の処理が本発明の「受信ステップ」に相当し、S247の処理が本発明の「第二制御ステップ」に相当する。
1 表示システム
2 表示装置
3 ディスプレイ
4 本体機器
11,31 CPU
14 フラッシュメモリ
15 電池
34 フラッシュメモリ
131 再生テーブル
132 複数対応テーブル
341 画像テーブル
2 表示装置
3 ディスプレイ
4 本体機器
11,31 CPU
14 フラッシュメモリ
15 電池
34 フラッシュメモリ
131 再生テーブル
132 複数対応テーブル
341 画像テーブル
Claims (12)
- 画像を表示する表示手段を備えた表示装置と、前記画像を管理する本体機器とを少なくとも備えた表示システムであって、
前記表示装置は、
ユーザによる情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記画像を識別する第一識別情報と、前記受付手段によって受け付けた受付情報を識別する第二識別情報とを対応付けた対応テーブルを、前記受付情報と共に第一記憶手段に記憶する第一制御手段と、
前記第一制御手段において記憶された前記対応テーブルに格納されている前記第一識別情報、及び、前記第一識別情報に対応する前記第二識別情報によって特定される前記受付情報を関連付けて前記本体機器に送信するか否かを、前記表示装置の状態に基づいて判断する第一判断手段と、
前記第一判断手段において、前記第一識別情報及び前記受付情報を送信すると判断された場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を前記本体機器に送信する第一送信手段と
を備え、
前記本体機器は、
前記第一送信手段によって前記表示装置から送信された前記第一識別情報及び前記受付情報を受信する受信手段と、
前記受信手段において受信された前記第一識別情報及び前記受付情報を、第二記憶手段に記憶する第二制御手段と
を備えたことを特徴とする表示システム。 - 前記本体機器は、
前記受信手段によって受信された前記第一識別情報にて特定される前記画像を、前記画像が記憶された第三記憶手段から抽出し、前記第一識別情報に関連付けられている前記受付情報を、抽出した前記画像に付加することで、付加画像を作成する作成手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。 - 前記第一判断手段は、
前記第一記憶手段の空き容量が所定量以下となった場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を送信すると判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示システム。 - 前記表示装置は、
前記本体機器との通信状態を取得する取得手段を備え、
前記第一判断手段は、
前記取得手段によって取得された通信状態が所定の条件を満たす場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を送信すると判断することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示システム。 - 前記本体機器は、
前記第三記憶手段に記憶された前記画像を前記表示装置に送信する第二送信手段を備え、
前記第二送信手段は、
前記作成手段によって前記付加画像が作成されている場合には、前記画像の代わりに前記付加画像を前記表示装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の表示システム。 - 前記第一制御手段は、
複数の前記第一識別情報と一の前記第二識別情報とを対応付けた前記対応テーブルを、前記第一記憶手段に記憶し、
前記第一送信手段は、
複数の前記第一識別情報と一の前記受付情報とを関連付けて送信することを特徴とする請求項2に記載の表示システム。 - 前記作成手段は、
複数の前記第一識別情報と一の前記受付情報とが対応付けられている場合には、其々の前記第一識別情報にて特定される前記画像に対して、一の前記受付情報を付加することで、複数の前記付加画像を作成することを特徴とする請求項6に記載の表示システム。 - 前記本体機器は、
前記受信手段によって受信された前記第一識別情報にて特定される前記画像を、前記画像が記憶された第三記憶手段から抽出し、前記受信手段によって受信された前記受付情報と共に前記表示装置に送信する第三送信手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。 - 前記表示装置は、
前記表示装置を駆動する電力を供給する供給手段と、
前記供給手段の残容量を特定する容量特定手段と
を備え、
前記容量特定手段によって特定された前記残容量が所定量以下である場合に、前記受付手段によって受け付けられている状態の前記受付情報を不揮発性の第四記憶手段に記憶する第三制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示システム。 - 前記第三制御手段は、
前記容量特定手段によって特定された前記残容量が所定量以下である場合に、前記受付情報を所定の周期で前記第四記憶手段に記憶することを特徴とする請求項9に記載の表示システム。 - 前記表示装置は、
前記表示装置と前記本体機器とが接続されたかを判断する第二判断手段と、
前記第二判断手段によって前記表示機器と前記本体機器とが接続されたと判断された場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を、前記本体機器に対して送信する第四送信手段と
を備えたことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の表示システム。 - 画像を表示する表示手段を備えた表示装置と、前記画像を管理する本体機器とにおいて実行される表示方法であって、
前記表示装置が、ユーザによる情報の入力を受け付ける受付ステップと、
前記表示装置が、前記画像を識別する第一識別情報と、前記受付ステップによって受け付けた受付情報を識別する第二識別情報とを対応付けた対応テーブルを、前記受付情報と共に第一記憶手段に記憶する第一制御ステップと、
前記表示装置が、前記第一制御ステップにおいて記憶された前記対応テーブルに格納されている前記第一識別情報、及び、前記第一識別情報に対応する前記第二識別情報によって特定される前記受付情報を関連付けて前記本体機器に送信するか否かを、前記表示装置の状態に基づいて判断する第一判断ステップと、
前記表示装置が、前記第一判断ステップにおいて、前記第一識別情報及び前記受付情報を送信すると判断された場合に、前記第一識別情報及び前記受付情報を前記本体機器に送信する第一送信ステップと、
前記本体機器が、前記第一送信ステップによって前記表示装置から送信された前記第一識別情報及び前記受付情報を受信する受信ステップと、
前記本体機器が、前記受信ステップにおいて受信された前記第一識別情報及び前記受付情報を、第二記憶手段に記憶する第二制御ステップと
を備えたことを特徴とする表示方法。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2010083542A JP2011215892A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 表示システム、及び表示方法 |
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Family Applications (1)
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JP2010083542A Pending JP2011215892A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 表示システム、及び表示方法 |
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Cited By (1)
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JP2004334476A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Sony Corp | 情報処理装置及びバッテリ装置 |
JP2009048656A (ja) * | 2008-10-16 | 2009-03-05 | Toho Business Kanri Center:Kk | 端末装置、表示システム、表示方法、プログラム、及び記録媒体 |
-
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2011
- 2011-03-29 WO PCT/JP2011/057775 patent/WO2011125643A1/ja active Application Filing
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019204383A (ja) * | 2018-05-25 | 2019-11-28 | シャープ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
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