JP2011213170A - 車両用室内照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンバイザを開いたときの美観を向上させるとともに、サンバイザを収納したときに確実に消灯できる、組立が容易な車両用室内照明装置を提供する。
【解決手段】車両用室内照明装置は、天井パネル52におけるサンバイザ1が収納される収納部分53に設けられた照明ランプと、サンバイザ1に設けられた鉄などで構成されたミラー保持部材81と、収納部分53におけるミラー保持部材81と対向する箇所に設けられ、ミラー保持部材81が近づくことによって照明ランプを消灯し且つミラー保持部材81が離れることによって照明ランプを点灯する、磁気感応型スイッチと、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の天井部に設けられる車両用室内照明装置に関し、特に、天井部におけるサンバイザ(可動日よけ)が収納される収納部分に設けられる車両用室内照明装置に関する。
車両に設けられるサンバイザとして、その内側面(収納時に車両の天井パネルと相対する側の面)にバニティミラーを設けたミラー付サンバイザが知られている。そして、夜間など車両の室内が暗いときにミラーを使用することを考慮して、このようなミラー付サンバイザとともに、天井パネルに設けられた凹状のサンバイザ収納部分には、乗員を照らすための照明ランプを備えた車両用室内照明装置が取り付けられることがある。
従来、このような車両用室内照明装置として、サンバイザの開閉に応じて照明ランプを点灯、消灯するように、サンバイザの回動用シャフトにスイッチが設けられた構成のものがある。しかしながら、この構成においては、回動用シャフト内にスイッチやワイヤハーネスなどを配置する必要があり、組立が困難という問題があった。そして、このような問題を解決する車両用室内照明装置が、特許文献1に開示されている。
特許文献1の車両用室内照明装置は、サンバイザ収納部分に乗員を照らすように設けられた照明ランプと、同じくサンバイザ収納部分に設けられ、照明ランプを点灯、消灯するプッシュスイッチと、を備えている。このプッシュスイッチは、スイッチケースとスイッチケースから一部が突出するように設けられた可動片とで構成されており、この可動片が、ばねにより突出方向に付勢されている。プッシュスイッチは、サンバイザ収納部分に可動片が突出するように配設されており、そして、サンバイザが閉じられている(収納されている)とき、サンバイザによって可動片がスイッチケース内に押し込まれて開路(即ち、照明ランプを消灯)し、ミラーが使用できるようにサンバイザが開かれているとき、可動片がスイッチケースから突出して閉路(即ち、照明ランプを点灯)する。これにより、サンバイザの開閉に応じて、照明ランプが点灯、消灯される。このような構成によれば、サンバイザの回動用シャフトにスイッチや配線を設ける必要がないので、容易に組み立てることができた。
実開平1−123715号公報
しかしながら、上述した車両用室内照明装置においては、サンバイザを開いたときに、プッシュスイッチの可動片が乗員から視認されてしまい、美観を損ねてしまうという問題があった。また、サンバイザは、任意の角度で開度を調整できるので、サンバイザを収納部分に収納したときに少し開いた状態になることがあり、そのため、スイッチの可動片が正しく押し込まれず、乗員が意図しないところで照明ランプが点灯したままになってしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に係る問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、サンバイザを開いたときの美観を向上させるとともに、サンバイザを収納したときに確実に消灯できる、組立が容易な車両用室内照明装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、車両の天井部に設けられる車両用室内照明装置であって、前記天井部におけるサンバイザが収納される収納部分に設けられた照明ランプと、前記サンバイザに設けられた磁性部材と、前記収納部分における前記磁性部材と対向する箇所に設けられ、前記磁性部材が近づくことによって前記照明ランプを消灯し且つ前記磁性部材が離れることによって前記照明ランプを点灯する、磁気感応型スイッチと、を備えていることを特徴とする車両用室内照明装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記磁気感応型スイッチが、前記磁性部材が近づいたとき開路し且つ前記磁性部材が離れたとき閉路するとともに、前記サンバイザを前記収納部分に固定するように、前記磁性部材と磁力によって互いに引き合うように設けられたスイッチ開閉片を備えていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された発明において、前記磁性部材は、ミラーを保持するとともにサンバイザに固定されたミラー保持部材であることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、サンバイザに磁性部材が設けられているとともに、天井部の収納部分における上記磁性部材と対向する箇所には、磁性部材が近づくことによって照明ランプを消灯し且つ磁性部材が離れることによって照明ランプを点灯する、磁気感応型スイッチが設けられているので、磁気感応型スイッチが、磁気に感応して照明ランプの点灯、消灯を行うことにより、このスイッチを天井部内側に配置することができ、そのため、美観を向上させることができ、さらに、スイッチを回動用シャフトに設ける構成に比べて容易に組み立てることができる。また、サンバイザを収納部分に収納したときにサンバイザが少し開いた状態であっても、磁性部材との間に生じる磁気に感応して照明ランプの点灯、消灯を行うことができるので、サンバイザを収納したときに確実に照明ランプを消灯することができる。
請求項2に記載された発明によれば、磁気感応型スイッチが、磁性部材が近づいたとき開路し且つ磁性部材が離れたとき閉路するとともに、サンバイザを収納部分に固定するように、磁性部材と磁力によって互いに引き合うスイッチ開閉片を備えているので、磁性部材との間に生じる磁気に感応して照明ランプの点灯、消灯ができるとともに、磁性部材を磁力によって引きつけて、該磁性部材が設けられたサンバイザを収納部分に確実に固定でき、そのため、他にサンバイザの固定具を設ける必要が無く、簡素な構成にできる。また、サンバイザの収納に際して、収納の最後の時点で磁力によりスッと吸着されて、乗員に心地よい使用感を与えることができる。
請求項3に記載された発明によれば、磁性部材は、ミラーを保持するとともにサンバイザに固定されたミラー保持部材であるので、磁性部材を別途設ける必要がなく、そのため、サンバイザを薄型化及び軽量化できる。
本発明の車両用室内照明装置が設けられた車両室内を模式的に示す図である。 図1の車両用室内照明装置の概略構成を示す断面図であって、(a)は、サンバイザが開いた状態を示す図であり、(b)は、サンバイザが閉じた状態を示す図である。 図1の車両用室内照明装置が備えるスイッチユニットの動作を説明する断面図であって、(a)は、サンバイザが開いた状態を示す図であり、(b)は、サンバイザが閉じた状態を示す図である。 図1の車両用室内照明装置の概略接続を示す回路図であって、(a)は、サンバイザが開いた状態を示す図であり、(b)は、サンバイザが閉じた状態を示す図である。
以下、本発明に係る車両用室内照明装置の一実施形態を、図1〜図4を参照して説明する。
図1、図2に示すように、自動車などの車両において、サンバイザ1は、フロントガラス51と天井部としての天井パネル52との境目付近で且つ車両の左右方向中央部に設けられたバックミラー50を挟むようにして、運転席及び助手席の頭上前方にそれぞれ設けられている。サンバイザ1は、フロントガラス51を透過して車室内に差し込む陽光を遮るために使用される。
サンバイザ1は、横長の板状をなすサンバイザ本体2を有している。サンバイザ本体2の天井パネル52寄りの基端部には、その端縁から先端部に向けて凹設されてなる凹部4が二箇所設けられ、凹部4には回動軸5が架けわたされている。そして、このサンバイザ本体2は、フロントガラス51に略沿ってその裏面2Bを車室内に向ける遮光位置(開いた状態、図2(a)に示す位置)と、天井パネル52にサンバイザ本体2の形状に沿った凹状に形成された収納部分53に収容され、その表面2Aを車室内に向ける収納位置(閉じた状態、図2(b)に示す位置)との間で回動可能なように、回動軸5が一組の取り付けブラケット3に軸支されて、天井パネル52に取り付けられている。図2(b)において、説明の便宜上、収納部分53とサンバイザ本体2の裏面2Bとは、若干の隙間が空いているが、実際には、サンバイザ1が収納部分に収納されたとき、これらは互いに当接する。また、サンバイザ本体2の裏面2Bには、乗員を映すための平板状のバニティミラー7が設けられている。
車両用室内照明装置60は、照明ランプユニット61と、スイッチユニット71と、ミラー保持部材81と、を備えている。
照明ランプユニット61は、ランプケース62と、プリント基板63と、複数の高輝度発光ダイオード64と、ランプカバー65と、一対のランプ端子66と、を備えている。
ランプケース62は、合成樹脂などを用いて、室内(下方)に向けられる1つの面が開口した断面コ字状に形成された器型のケースである。プリント基板63は、ランプケース62の上記開口に対向する上部内面に重ねて配置された周知の配線基板である。複数の高輝度発光ダイオード64は、プリント基板63上に、ランプケース62の上記開口に向けて配設された、照明として使用可能な輝度の光を発する周知の発光ダイオードである。
ランプカバー65は、透光性を有する合成樹脂又はガラスで形成された平板状の部材であり、ランプケース62の開口を塞ぐようにしてランプケース62に取り付けられる。一対のランプ端子66は、プリント基板63を介して複数の高輝度発光ダイオード64に電気的に接続された、ランプケース62の上部外面に設けられた、電極端子である。
照明ランプユニット61は、ランプカバー65が、天井パネル52の収納部分53から露出するようにして、該収納部分53におけるフロントガラス51寄りの箇所に埋設されている。本実施形態においては、照明ランプとして高輝度発光ダイオード64を用いているが、この他にも、例えば、白熱灯等の電球や蛍光灯を用いるなど、乗員を照らす光を発するものであれば用いることができる。
スイッチユニット71は、磁気に感応して開路又は閉路する磁気感応型スイッチである。スイッチユニット71は、図3に示すように、スイッチケース72と、一対のバスバ73と、スイッチ開閉片74と、コイルばね75と、一対のスイッチ端子76と、一対のリード線77と、を備えている。
スイッチケース72は、合成樹脂などを用いて箱形に形成されたケースである。スイッチケース72の内部は密閉されており、窒素ガスなどの不活性ガスが充填されている。一対のバスバ73は、鉄や銅などの導電性の材料を用いて長方形板状に形成されており、スイッチケース72内に、それぞれの一辺が互いに間隔をあけて対向するように、固定して配置されている。
スイッチ開閉片74は、導電性を有する長方形板状の磁石からなり、その長手方向の長さが、一対のバスバ73の間隔より長くなるように形成されている。スイッチ開閉片74は、一対のバスバ73の間で且つ一対のバスバ73よりスイッチケース72の下部72a寄りに、上下方向に移動可能に配置されている。即ち、スイッチ開閉片74は、最も上方に移動されたときに、一対のバスバ73に接してこれらを短絡し(閉路)、且つ、最も下方に移動されたときに、一対のバスバ73から離れてこれらを開放して(開路)スイッチケース72の下部72aの内面に重なる。つまり、スイッチ開閉片は、一対のバスバ73に対して、接離可能に設けられている。
コイルばね75は、細長い金属線を円筒らせん状に巻いて形成された、両端を引っ張られて伸ばされたときに復元しようとして引っ張る力(弾性力)を生じる、周知の引っ張りばねである。コイルばね75は、一端がスイッチケース72の上部72bの内面に取り付けられ、他端が一対のバスバ73の間隔を通じて、スイッチ開閉片74に取り付けられている。このコイルばね75は、スイッチ開閉片74が一対のバスバ73に接しているときに、スイッチ開閉片74をスイッチケース72の上部72bに向けてさらに引っ張り(即ち、スイッチ開閉片74と一対のバスバ73とが互いに押しつけ)、且つ、後述するミラー保持部材81が、スイッチユニット71に近づいたとき、スイッチ開閉片74が一対のバスバ73から離れて、スイッチケース72の下部72aの内面に重なるように、形成されている。つまり、コイルばね75の引っ張る力より、スイッチ開閉片74とミラー保持部材81との間に生じる磁力によって互いに引き合う力の方が強くなるように、スイッチ開閉片74とミラー保持部材81との間に生じる磁力などを考慮して、その弾性力が定められる。
一対のスイッチ端子76は、一対のリード線77を介して一対のバスバ73に電気的に接続された、スイッチケース72の上部72bの外面に設けられた、電極端子である。
スイッチユニット71は、外部から視認されないように、天井パネル52の収納部分53の内側で且つ照明ランプユニット61のフロントガラス51から離れた側に並べて埋設されている。
上述した照明ランプユニット61とスイッチユニット71とは、ワイヤハーネス85によって互いに直列に接続されており、後述する切替スイッチ54を介してバッテリなどの車両電源PSに接続されている。
ミラー保持部材81は、磁化されていない鉄などの強磁性体を用いて平板状に形成されており、その一方の面にはバニティミラー7の外形に沿う凹部82が設けられている。この凹部82には、バニティミラー7が重なるように収容されて接着剤などの固定部剤によって固定される。つまり、ミラー保持部材81はバニティミラー7を保持する。そして、ミラー保持部材81は、サンバイザ本体2の裏面2Bにおけるサンバイザ1を収納部分53に収納したときにスイッチユニット71と相対する位置に、バニティミラー7が露出するようにして埋設(即ち、固定)される。また、ミラー保持部材81に磁石(即ち、磁化された強磁性体)を用いてもよい。この場合、スイッチ開閉片74と互いに引き合うように磁極を考慮して配置される。なお、ミラー保持部材81を磁石としたときは、スイッチ開閉片74として、磁化されていない鉄などの強磁性体を用いても良い。
天井パネル52におけるバックミラー50が設けられた付近には、車両用室内照明装置60(即ち、照明ランプユニット61)の点灯、消灯がサンバイザ1の開閉に連動する連動モード、又は、開閉に連動しないで常に消灯となる消灯モード、に切り替える切替スイッチ54が設けられている。なお、車両の前照灯スイッチに、上記連動モード、上記消灯モードを割り付けてもよい。即ち、前照灯スイッチによって、前照灯が点灯されたときに上記連動モードとなり、前照灯が消灯されたときに上記消灯モードとなるようにしてもよい。
次に、上述した車両用室内照明装置60における本発明に係る動作(作用)について、図3、図4を参照して説明する。なお、以下では、切替スイッチ54が、連動モードに切り替えられている状態について説明する。
サンバイザ1が開かれたとき、図3(a)に示すように、スイッチユニット71のスイッチ開閉片74には、コイルばね75が引っ張る力F1のみが加わっており、スイッチ開閉片74と一対のバスバ73とが互いに押しつけられて閉路状態となる。このとき、図4(a)に示すように、車両電源PS、照明ランプユニット61、スイッチユニット71、及び、切替スイッチ54からなる閉じた回路が形成されて、照明ランプユニット61の高輝度発光ダイオード64に電流が供給されて、車両用室内照明装置60が点灯する。
また、サンバイザ1が開かれた状態から徐々に閉じられて、スイッチユニット71のスイッチ開閉片74とミラー保持部材81とが、これらの間に互いに引き合う磁力が生じる距離まで近づけられると、図3(b)に示すように、スイッチユニット71のスイッチ開閉片74には、コイルばね75が引っ張る力F1と、ミラー保持部材81との間で互いに引き合う磁力F2と、が加わるが、コイルばねが引っ張る力F1より磁力F2の方が大きくされているので、スイッチ開閉片74は、ミラー保持部材81に引きつけられて一対のバスバ73から離れて、スイッチケース72の下部72aの内面に重なり、開路状態となる。このとき、図4(b)に示すように、車両電源PS、照明ランプユニット61、スイッチユニット71、及び、切替スイッチ54は閉じた回路を形成せず、照明ランプユニット61の高輝度発光ダイオード64への電流が遮断されて、車両用室内照明装置60が消灯する。
また、スイッチユニット71のスイッチ開閉片74とミラー保持部材81とが、これらの間に互いに引き合う磁力が生じる距離まで近づけられると、これらが互いに磁力で引き合って、サンバイザ1が収納部分53内に引き寄せられるとともに収納部分53内に固定される。
以上より、本発明によれば、サンバイザ1に磁性部材としてのミラー保持部材81が設けられているとともに、天井パネル52の収納部分53におけるミラー保持部材81と対向する箇所には、ミラー保持部材81が近づくことによって照明ランプユニット61を消灯し且つミラー保持部材81が離れることによって照明ランプユニット61を点灯する、磁気感応型のスイッチユニット71が設けられているので、スイッチユニット71が、磁気に感応して照明ランプユニット61の点灯、消灯を行うことにより、このスイッチユニット71を天井パネル52の内側に配置することができ、そのため、美観を向上させることができ、さらに、容易に組み立てることができる。また、サンバイザ1を収納部分53に収納したときにサンバイザ1が少し開いた状態であっても、ミラー保持部材81との間に生じる磁気に感応して照明ランプユニット61の点灯、消灯を行うことができるので、サンバイザ1を収納したときに確実に照明ランプユニット61、即ち、車両用室内照明装置60を消灯することができる。
また、スイッチユニット71が、ミラー保持部材81が近づいたとき開路し且つミラー保持部材81が離れたとき閉路するとともに、サンバイザ1を収納部分53に固定するように、ミラー保持部材81と磁力によって互いに引き合うスイッチ開閉片74を備えているので、ミラー保持部材81との間に生じる磁気に感応して照明ランプユニット61の点灯、消灯ができるとともに、ミラー保持部材81を磁力によって引きつけて、該ミラー保持部材81が設けられたサンバイザ1を収納部分53に確実に固定でき、そのため、他にサンバイザ1の固定具を設ける必要が無く、簡素な構成にでき、また、サンバイザ1の収納に際して、収納の最後の時点で磁力によりスッと吸着されて、乗員に心地よい使用感を与えることができる。
また、鉄などの強磁性体で構成され且つバニティミラー7を保持するとともにサンバイザ本体2に埋設されたミラー保持部材81を備えているので、磁性部材を別途設ける必要がなく、そのため、サンバイザ1を薄型化及び軽量化できる。
上述した実施形態において、スイッチ開閉片74に磁石を用い、磁性部材としてのミラー保持部材81に磁化されていない鉄を用いていたが、この反対に、スイッチ開閉片74に磁化されていない導電性の強磁性体を用い、ミラー保持部材81に磁石を用いても良い。即ち、本発明において、磁性部材とは、磁化されていない強磁性体、及び、磁化された強磁性体(磁石)を共に含む。
また、磁気感応型スイッチとしてスイッチ開閉片74を備えたスイッチユニット71を用いていたが、これに限定されるものではない。スイッチユニット71として、例えば、周知のリードスイッチ(C型等)や、ホール素子を使用した無接点スイッチ等の、他の種類の磁気感応式スイッチを用いてもよい。この場合、磁気感応式スイッチの性質(即ち、相手側が磁気を帯びている必要があるか否か)によって、サンバイザ1に設ける磁性部材を、磁化されていない強磁性体又は磁化された強磁性体(即ち、磁石)から選択する。
また、磁性部材としてのミラー保持部材81を備えるものであったが、これに限定されるものではなく、サンバイザ本体2におけるスイッチユニット71に対向する部分に、磁性部材として、例えば、平板状の鉄片(磁化されていない強磁性体)や磁石を埋設した構成としてもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 サンバイザ
2 サンバイザ本体
7 バニティミラー(ミラー)
52 天井パネル(天井部)
53 収納部分
60 車両用室内照明装置
61 照明ランプユニット(照明ランプ)
71 スイッチユニット(磁気感応式スイッチ)
74 スイッチ開閉片
81 ミラー保持部材(磁性部材)

Claims (3)

  1. 車両の天井部に設けられる車両用室内照明装置であって、
    前記天井部におけるサンバイザが収納される収納部分に設けられた照明ランプと、
    前記サンバイザに設けられた磁性部材と、
    前記収納部分における前記磁性部材と対向する箇所に設けられ、前記磁性部材が近づくことによって前記照明ランプを消灯し且つ前記磁性部材が離れることによって前記照明ランプを点灯する、磁気感応型スイッチと、を備えている
    ことを特徴とする車両用室内照明装置。
  2. 前記磁気感応型スイッチが、前記磁性部材が近づいたとき開路し且つ前記磁性部材が離れたとき閉路するとともに、前記サンバイザを前記収納部分に固定するように、前記磁性部材と磁力によって互いに引き合うスイッチ開閉片を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両用室内照明装置。
  3. 前記磁性部材は、ミラーを保持するとともにサンバイザに固定されたミラー保持部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用室内照明装置。
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DE102017210518A1 (de) 2017-06-22 2018-12-27 Volkswagen Aktiengesellschaft Sonnenblendenanordnung für ein Kraftfahrzeug

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