JP2011211785A - 電流分配装置 - Google Patents

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秀和 星
Tadatoshi Babasaki
忠利 馬場崎
Katsuhiko Kozuka
勝彦 小塚
Nobuyuki Yoshizawa
宣幸 吉澤
Kensuke Murai
謙介 村井
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Abstract

【課題】コンデンサへの充電完了後の抵抗素子の交換作業を不要にすること。
【解決手段】本発明の電流分配装置10は、直流電源装置20と並列に接続されたコンデンサ12と、直流電源装置20と並列にかつ直流電源装置20の正極側でコンデンサ12と直列に接続され、コンデンサ12の放電方向にのみ電流が流れるように制限するダイオード13と、ダイオード13に並列に接続された高抵抗素子14と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置から出力された電流を複数の通信装置に分配する電流分配装置に関する。
複数の通信装置に対して直流電流を供給するために、直流電源装置から出力された直流電流を複数の通信装置に分配する電流分配装置が用いられている。
電流分配装置においては、新たな通信装置が接続された場合、その新たな通信装置内の入力コンデンサを充電するために過大な電流が流れ、この電流により、既に電流分配装置に接続されていた通信装置には過渡的な電圧変動が生じる。この過渡的な電圧変動を抑制するために、電流分配装置にはコンデンサが設けられている。
図5に、過渡的な電圧変動を抑制するためにコンデンサを設けた従来の電流分配装置の構成を示す。
図5に示すように、従来の電流分配装置10は、直流電源装置20から出力された直流電流を2つの通信装置30−1,30−2へ出力する2つの給電系統にそれぞれ設けられたヒューズ11−1,11−2と、上記給電系統の前段において、直流電源装置20と並列に接続されたコンデンサ12と、を有している。
ここで、コンデンサ12を充電する際には、充電電流によるコンデンサ12のショートを回避するために、直流電源装置20と並列にかつ直流電源装置20の正極側においてコンデンサ12と直列に、高抵抗素子(例えば、電源48V系で500Ω程度)19Aを挿入する。
そして、充電完了後は、運用中における通信装置30−1,30−2の過渡的な電圧変動の抑制のためにコンデンサ12を放電させるために、高抵抗素子19Aを低抵抗素子19B(例えば、電源48V系で数mΩ程度)に交換する。
なお、非特許文献1には、高抵抗素子19Aおよび低抵抗素子19Bとして、ヒューズを用いることが開示されている。
"充電用テストランプ"、大東通信機株式会社、[平成22年3月8日検索]、インターネット<URL:http://www.daitotusin.co.jp/contents/set/juuden/juuden.pdf>
上述のように、図5に示した従来の電流分配装置10においては、コンデンサ12の充電時は、コンデンサ12のショート回避のために高抵抗素子19Aを挿入し、充電完了後は、運用中における通信装置30−1,30−2の過渡的な電圧変動を抑制するために、高抵抗素子19Aを低抵抗素子19Bに交換する必要があるという課題があった。
そこで、本発明の目的は、コンデンサへの充電完了後の抵抗素子の交換作業を不要にすることができる電流分配装置を提供することにある。
本発明の電流分配装置は、
電源装置から出力された電流を分配する電流分配装置であって、
前記電源装置と並列に接続されたコンデンサと、
前記電源装置と並列にかつ前記電源装置の正極側で前記コンデンサと直列に接続され、前記コンデンサの放電方向にのみ電流が流れるように制限する電流制限素子と、前記電流制限素子に並列に接続された高抵抗素子と、からなる並列回路と、
を有することを特徴とする。
本発明の電流分配装置においては、コンデンサの充電時には、高抵抗素子を介して充電が行われ、コンデンサからの放電時には、電流制限素子を介して放電が行われる。
そのため、本構成のままでも、コンデンサがショートしないようにコンデンサを充電することができ、また、過渡的な電圧変動を抑制するためにコンデンサを放電させることができる。
したがって、従来の電流分配装置(図5参照)で行われていた、コンデンサの充電完了後における抵抗素子の交換作業が不要になるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態の電流分配装置の構成の一例を示す図である。 図1に示した、直流電源装置、高抵抗素子、およびコンデンサからなる閉回路を抜き出した図である。 図2に示した閉回路の回路特性を示す図である。 本発明の第2の実施形態の電流分配装置の構成の一例を示す図である。 従来の電流分配装置の構成の一例を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態の電流分配装置10の構成の一例を示す。なお、図1において、図5に示した従来の電流分配装置10と同様の部分には同一の符号を付す。
図1に示すように、本実施形態の電流分配装置10は、直流電源装置20と並列にかつ直流電源装置20の正極側でコンデンサ12と直列に接続され、コンデンサ12の放電方向にのみ電流が流れるように制限する電流制限素子であるダイオード13と、ダイオード13に並列に接続された高抵抗素子14と、からなる並列回路15を設けた構成となっている。
ここでは、一例として、直流電源装置20の電源電圧Eが400V、コンデンサ12の容量Cが4.7mF、高抵抗素子14の抵抗Rが10kΩとする。また、ダイオード13は、0.65Vを超える順方向電圧が印加されると、極めて低抵抗になるものとする。
本実施形態においては、コンデンサ12の充電時には、ダイオード13には逆方向電圧が印加されることになり、直流電源装置20からの充電電流は高抵抗素子14のみに流れ込むことから、高抵抗素子14を介した小さな充電電流により充電が行われる。
また、運用中における通信装置30−1,30−2の過渡的な電圧変動を抑制するためのコンデンサ12からの放電時には、ダイオード13には順方向電圧が印加されることになり、コンデンサ12からの放電電流はダイオード13側に流れ込むことから、ダイオード13を介して放電が行われる。
したがって、本構成のままでも、コンデンサ12がショートしないようにコンデンサ12を充電することができ、また、通信装置30−1,30−2の過渡的な電圧変動を抑制するためにコンデンサ12を放電させることができる。
そのため、図5に示した従来の電流分配装置で行われていた、コンデンサ12の充電完了後における抵抗素子の交換作業が不要になるという効果が得られる。
なお、本実施形態においては、高抵抗素子14の抵抗Rを10kΩとして説明したが、抵抗Rは、時定数τ(=C*R)と高抵抗素子14の発熱とを勘案して決定されるものであり、10kΩに限定されるものではない。
ここで、高抵抗素子14の抵抗値の決定方法について図2および図3を参照して説明する。図2は、図1から、直流電源装置20、高抵抗素子14、およびコンデンサ12なる閉回路を抜き出したものである。図3は、図2の閉回路の回路特性を示したものであり、上図は時定数−電流特性であり、下図は時定数−電圧特性である。
・時定数との関係
コンデンサ12が充電電流によりショートしないためには、図3の上図において、電流Icをある値(このときのτをτAとする)よりも小さくする必要がある。その一方で、コンデンサ12の充電時間を早くするには、図3の上図において、電流Icをある値(このときのτをτBとする)よりも大きくする必要がある。
よって、時定数との関係では、Rは以下の(1)式を満たす必要がある。
τA<C*R<τB・・・(1)
なお、τAとτBは、電流分配装置10の仕様等に応じて任意に設定可能である。
・発熱との関係
高抵抗素子14の抵抗Rを小さくすると、発熱も大きくなる。したがって、抵抗Rは、高抵抗素子14の定格電力P(=E2/R)を超えないよう設定する必要がある。
よって、発熱との関係では、Rは以下の(2)式を満たす必要がある。
R>E2/P・・・(2)
以上より、高抵抗素子14の抵抗Rは、上記の(1)式と(2)式を満たす値に決定される。
(第2の実施形態)
図4に、本発明の第2の実施形態の電流分配装置10の構成の一例を示す。なお、図4において、図1に示した第1の実施形態の電流分配装置10と同様の部分には同一の符号を付す。
図4に示すように、本実施形態の電流分配装置10は、図1に示した第1の実施形態と比較して、直流電源装置20と並列にかつ直流電源装置20の正極側で並列回路15と直列に接続されたヒューズ16を設けた点が異なる。
ここで、ヒューズ16は、低抵抗ヒューズ(例えば、電源48V系で数mΩ程度)とする。
本実施形態においては、ヒューズ16を設けているため、通信装置30−1,30−2に短絡が発生したとしても、その短絡電流によりヒューズ16が溶断し、それにより、コンデンサ12を保護することができるという効果が得られる。
また、停電が発生した場合、復電時にコンデンサ12の再充電が行われるが、この場合も高抵抗素子14を介して充電が行われる。したがって、充電電流は、ヒューズ16の抵抗値に拘わらず、小さくなるため、ヒューズ16を低抵抗ヒューズにすることができ、また、充電電流によりヒューズ16が溶断するリスクがないという効果が得られる。
その他の効果は第1の実施形態と同様である。
なお、上述した第1および第2の実施形態においては、電流制限素子の一例としてダイオード13を利用した構成について説明したが、電流制限素子はダイオード13に限定されず、コンデンサ12の放電方向にのみ電流が流れるように制限する素子であればよい。
10 電流分配装置
11−1,11−2 ヒューズ
12 コンデンサ
13 ダイオード
14 高抵抗素子
15 並列回路
16 ヒューズ
20 直流電源装置
30−1,30−2 通信装置

Claims (3)

  1. 電源装置から出力された電流を分配する電流分配装置であって、
    前記電源装置と並列に接続されたコンデンサと、
    前記電源装置と並列にかつ前記電源装置の正極側で前記コンデンサと直列に接続され、前記コンデンサの放電方向にのみ電流が流れるように制限する電流制限素子と、前記電流制限素子に並列に接続された高抵抗素子と、からなる並列回路と、
    を有する電流分配装置。
  2. 前記電源装置と並列にかつ前記電源装置の正極側で前記並列回路と直列に接続されたヒューズをさらに有する、
    請求項1に記載の電流分配装置。
  3. 前記電流制限素子はダイオードである、
    請求項1または2に記載の電流分配装置。
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