JP2011205749A - 判定装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】非接触給電における一方の送受電部と他方の送受電部との間の相対的な位置関係を判定することのできる判定装置を提供する。
【解決手段】本開示の一形態は、受電部を有する第一の非接触給電装置と、送電部を有する第二の非接触給電装置と、前記送電部と前記受電部の間の送電効率に関するパラメータを測定する測定部とを備える非接触給電システムに用いられる判定装置であって、前記第一及び第二の非接触給電装置のいずれか一方は可動であり、前記パラメータを取得する取得手段と、前記パラメータの時間変化から前記第一の非接触給電装置と前記第二の非接触給電装置との間の相対位置関係を判定し、該相対位置関係を表す情報を出力する制御部とを具備する。
【選択図】図1

Description

この開示は、非接触給電に関する。
様々な電気機器に電源ケーブルを用いることなく給電できる非接触給電技術は、多数の電源ケーブルの敷設に煩わされることなく電気機器を利用できることとともに、これまで電源ケーブルの敷設が困難であった場所にも電気機器を設置できるなどの長所から、今後、様々な分野への応用が期待されており、その1つに電気自動車などへの充電に適用することが考えられている(例えば特許文献1及び2参照)。これにより、ユーザーは停車後に自らが電源ケーブルを接続することなく充電することができ、利便性の向上が期待されている。
ところで、非接触給電は、送電側及び受電側における、コイルなどの送受電回路の相対位置関係によりその送電効率が影響を受ける特徴がある。例えば、送受電回路の相対的な位置にずれが生じている場合、送電効率が低下し、結果として必要以上の電気エネルギーを消費してしまう。そのため、送受電回路の相対的な位置を一致させるための技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
従来の技術では、送電コイル及び受電コイル双方に通信用コイルを設け、通信用コイル間での通信感度があるレベルに達したことを検出することで、給電用コイル間も給電可能な位置にあると判断する。このため、電気自動車のように一方が動くようなシステム構成であっても、給電用コイルの相対位置が適切な関係になっていることを判断したうえ給電を開始することができ、結果として高い効率で給電することが可能になる。
特開2007−267577号公報 特開2008−288889号公報
しかしながら、上記した従来技術を適用した非接触給電システムでは、送電コイル及び受電コイル双方に通信用コイルを設けるが、実際のシステム運用形態はこの限りでなく、通信用コイルを備えない場合でも送受電コイルの相対的な位置を一致させるシステムが必要である。また、通信用コイルの感度があるレベルに達したことにより送受電用コイル間が給電可能な位置にあると判断するが、それが送受電用コイル間の最適な相対位置関係であるとは限らないため、より高い精度で相対的な位置を一致させることが望まれる。
さらに、上記した従来技術では、送受電コイルの位置関係の正否を判断することができるが、位置関係が正しくない場合、どの方向にコイルが存在するかを判断することが困難であり、そのため、送受電コイルの少なくとも一方が移動をともなう条件下では、試行を繰り返すことで最適な位置関係を探すこととなり、システム利用者に過度の負荷を与えてしまう。
なお、レール上を走行する車両など進行方向以外への移動に制限がある場合には、ある程度適切な位置関係に制御することが可能であるが、移動方向に上記したような制限がない場合、送受電コイルの相対的な位置関係を常に把握し、適切な方向へ制御することで送受電用コイル間が最適な相対位置関係になるよう制御することが望まれる。
この発明の一観点は、非接触給電における送電部と受電部との相対的な位置関係を判定することのできる判定装置を提供することを目的とする。
(1)一態様に係る判定装置は、受電部を有する第一の非接触給電装置と、送電部を有する第二の非接触給電装置と、前記送電部と前記受電部の間の送電効率に関するパラメータを測定する測定部とを備える非接触給電システムに用いられる判定装置である。前記第一及び第二の非接触給電装置のいずれか一方は可動である。この判定装置は、前記パラメータを取得する取得手段と、前記パラメータの時間変化から前記第一の非接触給電装置と前記第二の非接触給電装置との間の相対位置関係を判定し、該相対位置関係を表す情報を出力する制御部とを具備する。
本発明の一観点によれば、非接触給電における送電部と受電部との相対的な位置関係を判定することができる。
非接触給電システムへの本発明の適用例を示す図 非接触給電システムの第一の構成例を示す図 非接触給電システムの第一の構成例の変形を示す図 非接触給電システムの第一の構成例における表示部の例を示す図 非接触給電システムの第一の動作例を示す図 非接触給電システムの第一の動作例の詳細を示す図 非接触給電システムの第一の動作例の変形1を示す図 非接触給電システムの第一の動作例の変形2を示す図 非接触給電システムの第一の動作例の変形3を示す図 非接触給電システムの第二の構成例を示す図 非接触給電システムの第二の動作例を示す図 非接触給電システムの第二の動作例の詳細1を示す図 非接触給電システムの第二の動作例の詳細2を示す図 非接触給電システムの第二の動作例の変形例を示す図 非接触給電システムの第二の動作例の変形例の詳細を示す図 非接触給電システムの第二の動作例の詳細3を示す図 非接触給電システムの第一の構成例を示す図 非接触給電システムの第三の動作例を示す図 非接触給電システムの第三の動作例の詳細を示す図 非接触給電システムの第三の構成例の変形を示す図 非接触給電システムの第三の動作例の変形を示す図
本発明の実施形態は、例えば図1に示すような、自動車1に搭載された第一の送受電コイル2と、駐車施設3の地面に埋められた第二の送受電コイル4との間で非接触給電を行うような非接触給電システムに用いられる判定装置に関する。非接触給電を実施するため駐車施設3に自動車1を停車させる場合、任意の方向に移動可能な自動車1と常に静止している駐車施設3の位置関係が変化することから、自動車1に搭載された第一の送受電コイル2と駐車施設3の地面に埋められた第二の送受電コイル4の位置関係も変化する。これら第一の送受電コイル2と第二の送受電コイル4との間で非接触給電を行うには、両者の位置が許容範囲においてほぼ一致することが必要である。本実施形態に係る判定装置は、第一の送受電コイル2を含む送受電部と第二の送受電コイル4を含む送受電部とが相対的に移動する場合の両者の位置関係を判定し、一方の送受電部に対する他方の送受電部の位置関係を表す情報を出力する。自動車1が移動している間、判定装置から出力された情報が、駐車施設3に対する位置関係を表す情報として車内で表示されることにより、自動車1の運転手は、駐車施設3に対して当該車両が現時点でどのような位置関係にあるのかを把握することができ、非接触給電のために駐車する運転操作を容易に行うことができるようになる。
具体的な構成例については以下で詳しく説明するが、一方の送受電部は第一の非接触給電装置に設けられ、他方の送受電部は第二の非接触給電装置に設けられ、これら第一及び第二の非接触給電装置の少なくともいずれか一方は移動可能、すなわち可動であり、一方の非接触給電装置に対する他方の非接触給電装置の相対的な位置が変化する。
(第一の実施形態)
(図2:非接触給電システムの第一の構成例;図3:第一の構成例の変形)
図2に示すように、第一の実施形態に係る非接触給電システムは、第一の非接触給電装置1A及び第二の非接触給電装置1Bにより構成されており、第一の非接触給電装置1Aは、図1に示した例における自動車1側の装置であり、送受電部10、蓄電部11、測定部12、制御部13、通信部14及び表示部15を備える。また、第二の非接触給電装置1Bは、図1に示した駐車施設3側の装置であり、送受電部20、配電部、制御部及び通信部を備える。なお、図3に示した通り、第二の非接触給電装置1B側に測定部24が含まれていてもよい。
図2に示した第一の非接触給電装置1Aの送受電部10は、非接触で電力を送受するためのコイルであり、制御部13からの制御により送電又は受電を行う。蓄電部11は、送受電部10が受電した電力を蓄えるとともに、送受電部10が送電する際に電力を供給する。測定部12は、送受電部10が受電した際の電力や電力伝送効率、送受電部10が送電した際の電磁結合係数など、送受電の効率に関わるパラメータ値を測定し、結果を制御部13に通知する。制御部13は、測定部12から取得した前記パラメータ値を参照し、当該パラメータの時間変化を算出することで第二の非接触給電装置1Bの送受電部20との相対位置関係を判定し、その判定結果を表示部15に通知する。表示部15は、制御部13から通知された相対位置関係を表示する。通信部14は、アンテナ16を備え、制御部13からの制御により第二の非接触給電装置1Bの通信部23と無線通信を行う。
図2に示した第二の非接触給電装置1Bの送受電部20は、上記同様に非接触で電力を送受するためのコイルであり、制御部23からの制御により送電又は受電を行う。配電部21は、制御部22からの制御により、送受電部20が受電した電力を図示しない電力網へ流すとともに送受電部20が送電する際に電力網より電力を供給する。通信部23は、アンテナ26を備え、制御部22からの制御により第一の非接触給電装置1Aの通信部14と無線通信を行う。制御部22は、主に配電部21及び通信部23を制御するものである。
(図4:非接触給電システムの第一の構成例における表示部の例)
図4は、図2及び図3に示した表示部15による表示の例である。前記の通り、表示部15は制御部から通知された第一の非接触給電装置1A及び第二の非接触給電装置1Bの送受電部10,20の相対位置関係を表示するものであり、例えばモニタ40上に、第二の非接触給電装置1Bの送受電部20が進行方向に対して前方に位置しているか、後方に位置しているかなどを記号、例えば矢印41(42)により表示する。この際、図4(A)及び(B)に示したように、表示内容として、第二の非接触給電装置1Bの送受電部20との相対距離の大きさを表すようにしてもよい。これは、図4(A)よりも図4(B)の方が短い矢印であることから、図4(B)の場合は相対距離が小さいことを意味している。なお、図4では、表示部15はモニタであるとしたが、非接触給電システムの動作を考え合わせると、表示部15は当該システムの利用者とのインターフェースの役割を担うこととなる。したがって、表示部15は必ずしもモニタのように画像を用いたインターフェースである必要はなく、音声などの異なるインターフェースを用いるように構成しても構わない。
(図5:非接触給電システムの第一の動作例;図6:第一の動作例の詳細)
図5は、第一の実施形態に係る非接触給電システムの第一の動作例を示している。これは、図2に示したように、測定部12が第一の非接触給電装置1Aに含まれる構成例に対応する動作例である。図5において、(1)〜(5)は、それぞれ次に述べる第1〜第5のステップに対応する。また、点線は制御の流れを表し、実線は電気の流れを表している。図5の第1のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部13が第二の非接触給電装置1Bの制御部22に対してそれぞれの通信部14及び23を介して送電開始を要求する。第2のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの制御部22が通信部23を介して第一の非接触給電装置1Aの制御部13に対して送電電力を通知するとともに、配電部21を制御して、送受電部20より送電を開始する。第3のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの測定部12が、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10により受電した電力を測定する。第4のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部13が、受電した電力の値、または、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力と、測定部12から通知された、受電した電力の値により算出される電力伝送効率に基づいて、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10と第二の非接触給電装置1Bの送受電部20との相対位置関係を導出する。第5のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの表示部15により、制御部13から通知された相対位置関係を表示する。なお、任意の方法により上記した非接触給電システムの動作が停止されるまで、図5に示した第3〜第5のステップの動作は所定周期にて繰り返される。
図6(a)は、図5の第一の動作例における第4ステップの制御部の動作を示している。所定周期で動作する制御部13は、ステップS1において、測定部12より測定結果R(n)を取得し記憶する。ステップS2において、今回の測定結果である測定結果R(n)と前回の測定結果であるR(n−1)との差分を算出する。ステップS3において、前記差分が正であるか否かを判定する。前記差分が正である場合、ステップS4において、移動すべき方向を進行方向と判断し表示部15へ通知する。ステップS5において、上記R(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th1)を掛け合わせた値とを比較する。上記R(n)が上記値よりも大きい場合、ステップS6において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知する。一方、上記R(n)が上記値よりも小さい場合、ステップS9において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。
上記ステップS3において前記差分が正でないと判定された場合、ステップS7において移動すべき方向を進行方向の逆側と判断し表示部15へ通知する。ステップS8において、R(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th1)を掛け合わせた値とを比較する。上記R(n)が上記値よりも大きい場合、ステップS6において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知し、上記R(n)が上記値よりも小さい場合、ステップS9において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。
なお、測定部12が測定するパラメータを受電電力とする場合、図6(b)に示すように、第一の非接触給電装置1Aが最適な相対位置関係まで進行方向に移動する((A)から(B))にしたがい、受電電力は増加し、さらに最適な相対位置関係から移動する((B)から(C))にしたがい、受電電力は減少する。したがって、R(n)とR(n−1)の差分が正であることは、図中ΔR1の関係にあることから第二の非接触給電装置1Bの送受電部20は進行方向に位置することとなり、R(n)とR(n−1)の差分が正でないことは、図中ΔR2の関係にあることから第二の非接触給電装置1Bの送受電部20は進行方向の逆側に位置することとなる。また、R(n)がRmaxに任意の値(Th1)を掛け合わせた値よりも大きいことは、図6(b)における(B)の位置関係に近いことを意味し、R(n)がRmaxに任意の値(Th1)を掛け合わせた値よりも小さいことは、図6(b)における(A)や(C)の位置関係に近いことを意味する。
(図7:第一の動作例の変形1)
図7は、上述した第一の動作例の第一の変形例を示している。これは、図2に示したように、測定部12が第一の非接触給電装置1Aに含まれる構成例に対応する動作例である。図7において、(1)〜(5)は、それぞれ次に述べる第1〜第5のステップに対応する。また、点線は制御の流れを表し、実線は電気の流れを表している。図7の第1のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部13が第二の非接触給電装置1Bの制御部に対してそれぞれの通信部14及び23を介して送電開始を通知する。第2のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部13が蓄電部11を制御して、送受電部10より送電を開始し、第二の非接触給電装置1Bの制御部22は、配電部21を制御して送受電部20により受電した電力を電力網に流す。なお、第二の非接触給電装置1Bが蓄電部を有し、受電した電力を蓄えてもよい。第3のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの測定部12が、送受電部10により送電する電力の反射係数などに基づき電磁結合係数を測定する。これは、送受電部10と送受電部20の間の送電効率に関するパラメータを測定していることに相当する。第4のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部13により、測定部12から通知された電磁結合係数の値から第二の非接触給電装置1Bの送受電部20との相対位置関係を導出する。なお、電磁結合係数は電力伝送効率に関わるパラメータであり、電磁結合係数が大きいことは電力伝送効率が高いことを意味する。第5のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの表示部15により、制御部13から通知された相対位置関係を表示する。なお、任意の方法により上記した非接触給電システムの動作が停止されるまで、図5に示した第3〜第5のステップの動作は所定周期にて繰り返される。
(図8:第一の動作例の変形2)
図8は、上述した第一の動作例の第二の変形例を示している。これは、図3に示したように、測定部24が第二の非接触給電装置1Bに含まれる構成例に対応する動作例である。図8において、(1)〜(6)は、それぞれ次に述べる第1〜第6のステップに対応する。また、点線は制御の流れを表し、実線は電気の流れを表している。図8の第1のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部13が第二の非接触給電装置1Bの制御部22に対してそれぞれの通信部14及び23を介して送電開始を要求する。第2のステップにおいて、第二の非接触給電の制御部22が配電部21を制御し、送受電部20より送電を開始する。第3のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの測定部24が、送受電部20により送電する電力の反射係数などに基づき電磁結合係数を測定する。これは、送受電部20と送受電部10の間の送電効率に関するパラメータを測定していることに相当する。第4のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの制御部22により、測定部24から通知された電磁結合係数の値から第一の非接触給電装置1Aの送受電10部との相対位置関係を導出する。第5のステップにおいて、第二の非接触給電の制御部22が第一の非接触給電装置1Aの制御部13に対してそれぞれの通信部23及び14を介して相対位置関係の導出結果を通知する。第6のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの表示部15が、制御部13から通知された相対位置関係を表示する。なお、任意の方法により非接触給電システムの動作が停止されるまで、図8に示した第3〜第6のステップの動作は所定周期にて繰り返される。
(図9:第一の実施形態に係る非接触給電システムの第一の動作例の変形3)
図9は、上述した第一の動作例の第三の変形例を示している。これは、図3に示したように、測定部24が第二の非接触給電装置1Bに含まれる構成例に対応する動作例である。図9において、(1)〜(6)は、それぞれ次に述べる第1〜第6のステップに対応する。また、点線は制御の流れを表し、実線は電気の流れを表している。図9の第1のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部13が第二の非接触給電装置1Bの制御部22に対してそれぞれの通信部14及び23を介して送電開始を通知する。第2のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部13が第二の非接触給電装置1Bの制御部22に対してそれぞれの通信部14及び23を介して送電電力を通知するとともに、蓄電部11を制御して、送受電部10より送電を開始する。第3のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの測定部24が、第二の非接触給電装置1Bの送受電部20により受電した電力を測定する。第4のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの制御部22により、受電した電力の値、または、第一の非接触給電装置1Aから通知された送電電力と、測定部24から通知された受電した電力の値により算出される電力伝送効率から第一の非接触給電装置1Aの送受電部10との相対位置関係を導出する。第5のステップにおいて、第二の非接触給電の制御部23が第一の非接触給電装置1Aの制御部13に対してそれぞれの通信部23及び14を介して相対位置関係の導出結果を通知する。第6のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの表示部15が、制御部13から通知された相対位置関係を表示する。なお、任意の方法により非接触給電システムの動作が停止されるまで、図9に示した第3〜第6のステップの動作は所定周期にて繰り返される。
(第二の実施形態)
(図10:第二の実施形態に係る非接触給電システムの第二の構成例)
図10は、非接触給電システムの第二の実施形態における、第一の実施形態に係る非接触給電システムの第一の構成例との相違を示している。具体的には、第二の実施形態に係る非接触給電システムの第二の構成例は、第二の非接触給電装置1Bが、複数の送受電部を備えることが異なっており、送受電部として、第一の送受電コイル、第二の送受電コイル及び第三の送受電コイルを備えており、第三の送受電コイルが実際に給電を行う際に適用されるコイルである。なお、第一の送受電コイル及び第二の送受電コイルは、第三の送受電コイルに比べて最大送受電電力が低い小型のコイルであること、また、第一の送受電コイル及び第二の送受電コイルは、第三の送受電コイルの中心軸を挟んで対称に配置されていることが好ましい。
(図11:第二の実施形態に係る非接触給電システムの第二の動作例)
図11は、第二の実施形態に係る非接触給電システムの第二の動作例を示している。これは、図2に示したように測定部が第一の非接触給電装置1Aに含まれる構成例に対応する動作例であり、さらに、図5に示したように、第一の非接触給電装置1Aが第二の非接触給電装置1Bに送電開始を要求する動作に対応する動作例である。図11において、(1)〜(7)は、それぞれ次に述べる第1〜第7ステップに対応する。また、点線は制御の流れを表し、実線は電気の流れを表している。図11の第1のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部16が第二の非接触給電装置1Bの制御部24に対してそれぞれの通信部14及び23を介して送電開始を要求する。第2のステップにおいて、第二の非接触給電の制御部24が第一の非接触給電装置1Aの制御部16に対してそれぞれの通信部23及び14を介して第一、第二及び第三の送受電部の送電電力のそれぞれを通知する。第3のステップにおいて第二の非接触給電装置1Bの制御部24が配電部21及び切り替え部25を制御し、第一の送受電部1及び第二の送受電部2から送電させ、第4のステップにおいて制御部24が配電部21及び切り替え部25を制御し、第三の送受電部3から送電させる。このように送電を行う送受電部を所定周期にて切り替えるような制御をする。第5のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの測定部12が、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10により受電した電力を測定する。第6のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部16により、受電した電力の値、または、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力と、測定部12から通知された、受電した電力の値により算出される電力伝送効率から第二の非接触給電装置1Bの送受電部1〜3との第一の相対位置関係及び第二の相対位置関係を導出する。
第7のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの表示部15により、制御部16から通知された第一の相対位置関係及び第二の相対位置関係を表示する。なお、任意の方法により非接触給電システムの動作が停止されるまで、図11に示した第3〜第7のステップの動作は所定周期にて繰り返される。
(図12:第二の動作例の詳細1)
ここで、図12を用いて、図11に示した第二の動作例における、第一の非接触給電装置1Aの制御部16の動作について説明する。図11に示したように第二の非接触給電装置1Bの第一の送受電部及び第二の送受電部より送電した場合、第一の非接触給電装置1Aの制御部16は、図12に示すようにそれぞれに対する受電電力などのパラメータ測定結果を得ることとなる。この際、図12に示したXからY方向を第一の軸、AからB方向を第二の軸とすると、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10が相対的にY方向に位置する場合、第二の送受電部2に対するパラメータ測定結果の方が第一の送受電部1に対するパラメータ測定結果よりも大きな値を示し、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10が相対的にX方向に位置する場合、第一の送受電部1に対するパラメータ測定結果の方が第二の送受電部2に対するパラメータ測定結果よりも大きな値を示すことから、当該測定結果の差分ΔY1を算出することにより第一の軸に対する相対位置を導出することができる。また、第一の動作例と同様に、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10が相対的にA方向に位置する場合、第一及び第二の送受電部1及び2に対するパラメータ測定結果の時間変化が増加傾向を示し、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10が相対的にB方向に位置する場合、第一及び第二の送受電部1及び2に対するパラメータ測定結果の時間変化が減少傾向を示すことから、当該測定結果の差分ΔX1を算出することにより第二の軸に対する相対位置を導出することができる。
(図13:第二の動作例の詳細2)
図13は、図11の第二の動作例の第6のステップにおける制御部16の動作を示している。所定周期で動作する制御部16は、ステップS1において、測定部12より第一の送受電部1に対する測定結果R1(n)を取得して記憶し、ステップS2において、第二の送受電部2に対する測定結果R2(n)を取得して記憶し、ステップS3において、第三の送受電部3に対する測定結果R3(n)を取得して記憶する。ステップS4において、測定結果R2(n)とR1(n)との差分を算出し、これを所定の閾値(Th2)と比較する。測定結果R2(n)とR1(n)との差分が所定の閾値(Th2)よりも大きい場合、ステップS5においてX方向へ移動すべきと判断し表示部15へ通知する。 上記ステップS4において測定結果R2(n)とR1(n)との差分が所定の閾値(Th2)よりも小さいと判定された場合、ステップS6において測定結果R1(n)とR2(n)との差分を算出し、これを所定の閾値(Th2)と比較する。測定結果R1(n)とR2(n)との差分が所定の閾値(Th2)よりも大きい場合、ステップS7においてY方向へ移動すべきと判断し表示部15へ通知する。なお、上記ステップS4及びS5のいずれの条件にも該当しない場合、ステップS7においてX−Y方向は最適位置と判断し表示部15へ通知する。これは、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10が第二の非接触給電装置1Bの第一の送受電部1と第二の送受電部2から等距離に位置していることを示しており、第一の送受電部1、第二の送受電部2が第三の送受電部の中心軸に対して対象に配置されていることから、結果として最適な相対位置関係となる。
次にステップS9において、第三の送受電部3に対する測定結果R3(n)と第三の送受電部3に対する前回の測定結果であるR3(n−1)との差分を算出する。ステップS10において、上記R3(n)とR3(n−1)の差分が正である場合、ステップS11において移動すべき方向を進行方向と判断し表示部15へ通知する。ステップS12において、R3(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th3)を掛け合わせた値とを比較する。R3(n)がこの値よりも大きい場合、ステップS13において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知する、R3(n)が上記値よりも小さい場合、相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。一方、ステップS10において上記R3(n)とR3(n−1)の差分が正でないと判定された場合、ステップS14において移動すべき方向を進行方向の逆側と判断し表示部15へ通知する。ステップS15において、R3(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th3)を掛け合わせた値とを比較する。R3(n)がこの値よりも大きい場合、ステップS13において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知し、R3(n)がこの値よりも小さい場合、ステップS16において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。
(図14:第二の動作例の変形例)
図14は、上述した第二の動作例の変形例を示している。これは、図2に示したように測定部が第一の非接触給電装置1Aに含まれる構成例に対応する動作例であり、さらに、図5に示したように、第一の非接触給電装置1Aが第二の非接触給電装置1Bに送電開始を要求する動作に対応する動作例である。図14において、(1)〜(10)は、それぞれ次に述べる第1〜第10のステップに対応する。また、点線は制御の流れを表し、実線は電気の流れを表している。
図14の第1のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部16が第二の非接触給電装置1Bの制御部24に対してそれぞれの通信部14及び23を介して送電開始を要求する。第2のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの制御部24が配電部21及び切り替え部25を制御して、第一の送受電部1及び第二の送受電部2から送電を開始するとともに、これを所定周期にて切り替える。第3のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの測定部12が、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10により受電した電力を測定する。第4のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部16により、測定部12から通知された受電した電力の値から第二の非接触給電装置1Bの第一及び第二の送受電部1及び2との第一の相対位置関係を導出する。第5のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの表示部15により、制御部16から通知された第一の相対位置関係を表示する。なお、任意の方法により非接触給電システムの動作が停止されるまで、図14に示した第2〜第4のステップの動作は所定周期にて繰り返される。
第一の非接触給電装置1Aの制御部16は、後述する所定の条件を満たした際、第二の非接触給電装置1Bの制御部24に対してそれぞれの通信部14及び23を介して第三の送受電部3からの送電開始を要求する。第6のステップにおいて、第二の非接触給電の制御部24が第一の非接触給電装置1Aの制御部16に対してそれぞれの通信部23及び14を介して送電電力を通知するとともに、第7のステップにおいて、配電部21及び切り替え部25を制御して第三の送受電部3から送電を開始する。第8のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの測定部12が、第一の非接触給電装置1Aの送受電部10により受電した電力を測定する。第9のステップにおいて、受電した電力の値、または、第一の非接触給電装置1Aの制御部16により、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力と、測定部12から通知された受電した電力の値により算出される電力伝送効率から第二の非接触給電装置1Bの第三の送受電部3との第二の相対位置関係を導出する。第10のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの表示部15により、制御部16から通知された第二の相対位置関係を表示する。なお、任意の方法により非接触給電システムの動作が停止されるまで、図14に示した第8〜第10のステップの動作は所定周期にて繰り返される。
(図15:第二の動作例の変形例の詳細)
図15は、第二の動作例の変形例(図14)における第4ステップ及び第9ステップの制御部16の動作を示している。所定周期で動作する制御部16は、ステップS1において、測定部12より第一の送受電部1に対する測定結果R1(n)を取得して記憶し、ステップS2において、第二の送受電部2に対する測定結果R2(n)を取得して記憶する。ステップS3において、測定結果R2(n)とR1(n)との差分を算出して所定の閾値(Th2)と比較する。R2(n)とR1(n)の差分が所定の閾値(Th2)よりも大きい場合、ステップS4においてX方向へ移動すべきと判断し表示部15へ通知する。ステップS5において、測定結果R1(n)とR2(n)との差分を算出して所定の閾値(Th2)と比較する。R1(n)とR2(n)の差分が所定の閾値(Th2)よりも大きい場合、ステップS6においてY方向へ移動すべきと判断し表示部15へ通知する。なお、上記ステップS3及びS5のいずれの条件にも該当しない場合、ステップS7においてX−Y方向は最適位置と判断し表示部15へ通知する。ステップS8において、通信部14及び23を介して第二の非接触給電装置1Bの制御部24に対して第三の送受電部3からの送電開始を要求する。ステップS9において、第三の送受電部3に対する測定結果R3(n)を取得して記憶する。ステップS10において、今回の測定結果であるR3(n)と前回の測定結果であるR3(n−1)との差分を算出する。ステップS11において、R3(n)とR3(n−1)を比較する。R3(n)とR3(n−1)の差分が正である場合、ステップS12において移動すべき方向を進行方向と判断し表示部15へ通知する。ステップS13において、上記R3(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th3)を掛け合わせた値とを比較する。上記R3(n)がこの値よりも大きい場合、ステップS14において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知する。上記R3(n)がこの値よりも小さい場合、ステップS17において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。上記ステップS11においてR3(n)とR3(n−1)の差分が正でないと判定された場合、ステップS15において移動すべき方向を進行方向の逆側と判断し表示部15へ通知する。ステップS16において、R3(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th3)を掛け合わせた値とを比較する。R3(n)がこの値よりも大きい場合、ステップS14において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知する。R3(n)がこの値よりも小さい場合、ステップS17において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。
(図16:第二の動作例の詳細3)
図16は、図2及び図3に示した表示部15の例である。前記の通り、第二の動作例では第一の軸及び第二の軸に対する第一及び第二の相対位置関係を導出している。そこで、図16(A)に示すように、第一の相対位置関係50及び第二の相対位置関係51を個別に表示してもよいし、図16(B)に示すように、第一及び第二の相対位置関係を加味して表示してもすることも可能である。
(第三の実施形態)
(図17:第三の実施形態に係る非接触給電システムの第三の構成例)
図17は、非接触給電システムの第三の実施形態における、第一の実施形態に係る非接触給電システムの第一の構成例との相違を示している。具体的には、第三の実施形態に係る非接触給電システムの第三の構成例は、第一の非接触給電装置1A及び第二の非接触給電装置1Bそれぞれが複数の送受電部を備えることが異なっており、図17記載の例では、送受電部として、第一の送受電コイル、第二の送受電コイルを備えており、それぞれが実際に給電を行う際に適用されるコイルである。なお、それぞれの非接触給電装置の第一の送受電コイル、第二の送受電コイルは、それぞれの中心が同時に一致するように配置されていることが好ましい。
(図18:第三の実施形態に係る非接触給電システムの第三の動作例)
図18は、第三の実施形態に係る非接触給電システムの第三の動作例を示している。これは、図2に示したように測定部が第一の非接触給電装置1Aに含まれる構成例に対応する動作例であり、さらに、図5に示したように、第一の非接触給電装置1Aが第二の非接触給電装置1Bに送電開始を要求する動作に対応する動作例である。図18において、(1)〜(6)は、それぞれ次に述べる第1〜第6のステップに対応する。また、点線は制御の流れを表し、実線は電気の流れを表している。
図18の第1のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部17が第二の非接触給電装置1Bの制御部25に対してそれぞれの通信部14及び23を介して送電開始を要求する。第2のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの制御部25が第一の非接触給電装置1Aの制御部17に対してそれぞれの通信部23及び14を介して第一及び第二の送受電部1及び2の送電電力を通知する。第3のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの制御部25が配電部21を制御して、第一の送受電部1及び第二の送受電部2から送電を開始する。第4のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの第一の測定部1が、第一の非接触給電装置1Aの第一の送受電部1により受電した電力を測定し、第二の測定部2が、第一の非接触給電装置1Aの第二の送受電部2により受電した電力を測定する。ステップS5において、第一の非接触給電装置1Aの制御部17により、受電した2つの電力の値、または、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力と、第一及び第二の測定部1及び2からそれぞれ通知された、受電した2つの電力の値により算出される電力伝送効率とから、第二の非接触給電装置1Bの第一及び第二の送受電部1及び2との第一の相対位置関係、及び第二の相対位置関係を導出する。第6のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの表示部15により、制御部17から通知された第一の相対位置関係及び第二の相対位置関係を表示する。なお、任意の方法により非接触給電システムの動作が停止されるまで、図18に示した第4〜第6のステップの動作は所定周期にて繰り返される。
(図19:第三の動作例の詳細)
図19は、図18の第三の動作例における第5のステップの制御部17の動作を示している。所定周期で動作する制御部17は、ステップS1において、第一の測定部1より第一の送受電部1に対する測定結果R1(n)を取得して記憶し、ステップS2において、第二の測定部2より第二の送受電部2に対する測定結果R2(n)を取得して記憶し、ステップS3において、それぞれの統合値R3(n)を算出し記憶する。なお、統合値としては、R1(n)とR2(n)の和、平均値、最大値などを用いることができる。ステップS4において、測定結果R2(n)とR1(n)との差分を算出し、所定の閾値(Th2)と比較する。R2(n)とR1(n)の差分が所定の閾値(Th2)よりも大きい場合、ステップS5においてX方向へ移動すべきと判断し表示部15へ通知する。ステップS6において、測定結果R1(n)とR2(n)との差分を算出し、所定の閾値(Th2)と比較する。R1(n)とR2(n)の差分が所定の閾値(Th2)よりも大きい場合、ステップS7においてY方向へ移動すべきと判断し表示部15へ通知する。なお、上記ステップS4及びS6のいずれの条件にも該当しない場合、ステップS8においてX−Y方向は最適位置と判断し表示部15へ通知する。これは、第一の非接触給電装置1Aの第一の送受電部1と第二の送受電部2の中心軸が第二の非接触給電装置1Bの第一の送受電部1と第二の送受電部2の中心軸に一致していることを示しており、結果として最適な相対位置関係となる。ステップS9において、統合値R3(n)と前回の算出結果であるR3(n−1)との差分を算出する。統合値R3(n)とR3(n−1)の差分が正である場合、ステップS11において移動すべき方向を進行方向と判断し表示部15へ通知する。ステップS12において、R3(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th3)を掛け合わせた値とを比較する。R3(n)がこの値よりも大きい場合、ステップS13において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知する。R3(n)がこの値よりも小さい場合、ステップS16において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。上記ステップS10において、統合値R3(n)とR3(n−1)の差分が正でないと判定された場合、ステップS14において移動すべき方向を進行方向の逆側と判断し表示部15へ通知する。ステップS15において、R3(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th3)を掛け合わせた値とを比較する。R3(n)がこの値よりも大きい場合、ステップS13において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知する。R3(n)がこの値よりも小さい場合、ステップS16において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。
(図20:第三の動作例の変形例)
図20は、第三の動作例の変形例を示している。これは、図2に示したように測定部が第一の非接触給電装置1Aに含まれる構成例に対応する動作例であり、さらに、図5に示したように、第一の非接触給電装置1Aが第二の非接触給電装置1Bに送電開始を要求する動作に対応する動作例である。図20において、(1)〜(6)は、それぞれ次に述べる第1〜第6のステップに対応する。また、点線は制御の流れを表し、実線は電気の流れを表している。図20の第1のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部17が第二の非接触給電装置1Bの制御部26に対してそれぞれの通信部14及び23を介して送電開始を要求する。第2のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの制御部26が第一の非接触給電装置1Aの制御部17に対してそれぞれの通信部23及び14を介して第一及び第二の送受電部1及び2の送電電力を通知する。第3のステップにおいて、第二の非接触給電装置1Bの制御部26が配電部21及び選択部27を制御して、第一の送受電部1及び第二の送受電部2から送電を開始するとともに、これを所定周期にて切り替える。第4のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの第一の測定部1が、第一の非接触給電装置1Aの第一の送受電部1により受電した電力を測定し、第二の測定部2が、第一の非接触給電装置1Aの第二の送受電部2により受電した電力を測定する。第5のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの制御部17により、受電した2つの電力の値、または、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力と、第一及び第二の測定部1及び2からそれぞれ通知された、受電した2つの電力の値により算出される電力伝送効率から第二の非接触給電装置1Bの第一及び第二の送受電部1及び2との第一の相対位置関係、及び第二の相対位置関係を導出する。第6のステップにおいて、第一の非接触給電装置1Aの表示部15により、制御部17から通知された第一の相対位置関係及び第二の相対位置関係を表示する。なお、任意の方法により非接触給電システムの動作が停止されるまで、図20に示した第3〜第6のステップの動作は所定周期にて繰り返される。
(図21:第三の動作例の変形例の詳細)
図21は、第三の動作例の変形例(図20)における第5ステップの制御部17の動作を示している。所定周期で動作する制御部17は、
ステップS1において、第一の測定部1より、第二の非接触給電装置1Bの第一の送受電部1が送電し、第一の送受電部1により受電したことに対する測定結果R11(n)を取得して記憶する。ステップS2において、第二の測定部2より、第二の非接触給電装置1Bの第一の送受電部1が送電し、第二の送受電部2により受電したことに対する測定結果R12(n)を取得して記憶する。ステップS3において、第一の測定部1より、第二の非接触給電装置1Bの第二の送受電部2が送電し、第一の送受電部1により受電したことに対する測定結果R21(n)を取得して記憶する。ステップS4において、第二の測定部2より、第二の非接触給電装置1Bの第二の送受電部2が送電し、第二の送受電部2により受電したことに対する測定結果R22(n)を取得して記憶する。ステップS5において、それぞれの統合値R3(n)を算出し記憶する。なお、統合値としては、R11(n)、R12(n)、R21(n)、R22(n)の和や平均値、R11(n)、R22(n)の和や平均値などを用いることができる。
ステップS6において、測定結果R22(n)とR21(n)の和と、R11(n)とR12(n)の和との差分を算出し、これを所定の閾値(Th2)と比較する。この差分が所定の閾値(Th2)よりも大きい場合、ステップS7においてX方向へ移動すべきと判断する。ステップS8において、R21(n)がR22(n)よりも大きい場合、ステップS9において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。R21(n)がR22(n)よりも小さい場合、ステップS13において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知する。
一方、ステップS10において、測定結果R11(n)とR12(n)の和と、R22(n)とR21(n)の和との差分を算出し、これを所定の閾値(Th2)と比較する。この差分が所定の閾値(Th2)よりも大きい場合、ステップS11においてY方向へ移動すべきと判断する。ステップS12において、R12(n)がR11(n)よりも大きい場合、ステップS9において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。R12(n)がR11(n)よりも小さい場合、ステップS13において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知する。なお、上記ステップS6及びS10のいずれの条件にも該当しない場合、ステップS15においてX−Y方向は最適位置と判断し表示部15へ通知する。これは、第一の非接触給電装置1Aの第一の送受電部1と第二の送受電部2の中心軸が第二の非接触給電装置1Bの第一の送受電部1と第二の送受電部2の中心軸に一致していることを示しており、結果として最適な相対位置関係となる。
ステップS15において、統合値R3(n)と前回の算出結果であるR3(n−1)との差分を算出する。ステップS16において、R3(n)とR3(n−1)の差分が正であるかどうかを判定する。差分が正である場合、ステップS17において移動すべき方向を進行方向と判断し表示部15へ通知する。ステップS18において、R3(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th3)を掛け合わせた値とを比較する。R3(n)がこの値よりも大きい場合、ステップS19において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知する。R3(n)がこの値よりも小さい場合、ステップS22において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。上記ステップS16においてR3(n)とR3(n−1)の差分が正でないと判定された場合、ステップS20において移動すべき方向を進行方向の逆側と判断し表示部15へ通知する。ステップS21において、R3(n)と、第二の非接触給電装置1Bから通知された送電電力を元に算出される測定値の最大値Rmaxに任意の値(Th3)を掛け合わせた値とを比較する。R3(n)がこの値よりも大きい場合、ステップS19において相対位置が近いと判断し表示部15へ通知し、R3(n)がこの値よりも小さい場合、ステップS22において相対位置が遠いと判断し表示部15へ通知する。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…自動車;2…第一の送受電コイル;3…非接触給電用駐車施設;4…第二の送受電コイル;1A…第一の非接触給電装置;10…送受電部;11…蓄電部;12…測定部;13…制御部;14…通信部;15…表示部;16…アンテナ;20…送受電部;21…配電部;22…制御部;23…通信部;26…アンテナ

Claims (5)

  1. 受電部を有する第一の非接触給電装置と、第一乃至第三の送電部を有する第二の非接触給電装置と、前記第一の送電部と前記受電部の間の送電効率に関する第一のパラメータ、前記第二の送電部と前記受電部の間の送電効率に関する第二のパラメータ、及び前記第三の送電部と前記受電部の間の送電効率に関する第三のパラメータを測定する測定部とを備える非接触給電システムに用いられる判定装置であって、
    前記第一の非接触給電装置と、前記第二の非接触給電装置とのいずれか一方は可動であり、
    前記第一乃至第三のパラメータをそれぞれ取得する取得手段と、
    前記第一の送電部と前記第二の送電部とを結ぶ第一の方向について、前記第一及び第二のパラメータの差から前記第一の非接触給電装置と前記第二の非接触給電装置との間の第一の相対位置関係を判定し、
    前記第一の方向と交差する第二の方向について、前記第三のパラメータの時間変化から前記第一の非接触給電装置と前記第二の非接触給電装置との間の第二の相対位置関係を判定し、
    前記第一及び第二の相対位置関係を表す情報を出力する制御部とを具備する、非接触給電システムに用いられる判定装置。
  2. 前記制御部は、前記第二の方向について、前記第三のパラメータの大きさと閾値との大小関係に応じて、前記第一の非接触給電装置と前記第二の非接触給電装置との間の距離をさらに判定し、
    前記制御部が出力する情報は、前記第二の相対位置関係を表す情報と、前記第一の非接触給電装置と前記第二の非接触給電装置との間の距離を表す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記第一及び第二の送電部は、前記第三の送電部の中心軸を挟んで対称となる位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記第一及び第二の相対位置関係を表す情報をモニタに表示することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 受電部を有する第一の非接触給電装置と、送電部を有する第二の非接触給電装置と、前記送電部と前記受電部の間の送電効率に関するパラメータを測定する測定部とを備える非接触給電システムに用いられる判定装置であって、
    前記第一及び第二の非接触給電装置のいずれか一方は可動であり、
    前記パラメータを取得する取得手段と、
    前記パラメータの時間変化から前記第一の非接触給電装置と前記第二の非接触給電装置との間の相対位置関係を判定し、該相対位置関係を表す情報を出力する制御部とを具備する、非接触給電システムに用いられる判定装置。
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