JP2011203099A - 液体入り圧力機器の作動検査装置と、この液体入り圧力機器の作動検査装置を用いた液体入り圧力機器の作動検査方法 - Google Patents

液体入り圧力機器の作動検査装置と、この液体入り圧力機器の作動検査装置を用いた液体入り圧力機器の作動検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検査対象となる液体入り圧力機器と、液体入り圧力機器に所定の圧力を加える空気加圧機の間に気液分離器を介在させることにより、検査が終了した後に、圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器に充填されている液体が空気加圧機側に逆流してしまう事態の発生を防止した、液体入り圧力機器の作動検査装置と、この液体入り圧力機器の作動検査装置を用いた液体入り圧力機器の作動検査方法を提供する。
【解決手段】本発明は、液体が充填されている圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器の作動を、所定の圧力を加えて検査する液体入り圧力機器の作動検査装置において、検査対象となる液体入り圧力機器と、液体入り圧力機器に所定の圧力を加える空気加圧機の間に、気液分離器を介在させている。
【選択図】図1

Description

種々の液体が充填されている圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器について作動の検査を行う際に、機器の測定レンジが小さいものについては、模擬入力として空気圧を使用する場合がある。
本発明は、この様に空気加圧機により所定の圧力を加えて液体入り圧力機器の検査を行った場合において、検査が終了した後に、液体入り圧力機器に充填されていた液体が、空気加圧機側に逆流してしまう事態の発生を防止した、液体入り圧力機器の作動検査装置と、この液体入り圧力機器の作動検査装置を用いた液体入り圧力機器の作動検査方法に関するものである。
圧力スイッチや圧力発信器等の圧力機器が適正に作動するかどうかを検査する場合、従来より、空気加圧機を利用して当該圧力機器に所定の圧力を加える検査装置が用いられている。
また、検査対象となる圧力機器は、油圧系統や水圧系統に使用されるもので、機器内に油や水等の液体が充填されているものが多数存在している。
この様に種々の液体が充填されている圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器Aが適正に作動するかどうかを検査する場合、例えば、図7(a)に示すような作動検査装置1が用いられている。この作動検査装置1は、所定のチューブ2を介して液体入り圧力機器Aに空気加圧機3を接続し、この空気加圧機3により液体入り圧力機器Aに所定の圧力を加えるものである。
この様な作動検査装置1は、図7(a)に示すように、空気加圧機3側に所定の計測器(メーター)4を配置していることもある。
特になし
しかしながら、従来の作動検査装置1においては、以下のような弊害が生じている。
例えば、図7(a)に示すように、液体が充填されている圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器Aの作動を、空気加圧機3により所定の圧力を加えて検査した場合、検査が終了した後に、図7(b)に示すように、液体入り圧力機器Aに充填されている液体が、空気加圧機3や計測器(メーター)4側に逆流してしまう事態が発生していたのである。
即ち、検査が終了して空気加圧機3による加圧状態が解除されると、液体入り圧力機器Aに充填されていた液体が押し戻されて、空気加圧機3や計測器(メーター)4側に逆流してしまうのである。
この様に、従来の作動検査装置1を使用した場合、個々の液体入り圧力機器Aの検査が終了するたびに液体が逆流することから、その都度、チューブ2や空気加圧機3・計測器(メーター)4に流入した液体を除去する清掃作業を実施しなければならず、非常に面倒であった。
また、空気加圧機3や計測器(メーター)4への液体の流入は、これらの機器の故障の原因にもなり易かった。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、検査対象となる液体入り圧力機器と、液体入り圧力機器に所定の圧力を加える空気加圧機の間に気液分離器を介在させることにより、検査が終了した後に、液体入り圧力機器に充填されていた液体が空気加圧機側に逆流してしまう事態の発生を防止した、液体入り圧力機器の作動検査装置と、この液体入り圧力機器の作動検査装置を用いた液体入り圧力機器の作動検査方法を提供することを目的とする。
本発明は、液体が充填されている圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器の作動を、所定の圧力を加えて検査する液体入り圧力機器の作動検査装置において、検査対象となる液体入り圧力機器と、液体入り圧力機器に所定の圧力を加える空気加圧機の間に、気液分離器を介在させていることで、上述した課題を解決した。
また、気液分離器は、空気加圧機により加えられた所定の圧力を保持すると共に、内部に液体を貯留できる密封容器により形成され、この密封容器は、空気加圧機により加えられた圧力を受け入れる圧力導入口を有し、また、空気加圧機により加えられた圧力を液体入り圧力機器に送り込む圧力送出口を有し、密封容器の圧力導入口と空気加圧機をチューブにより接続し、密封容器の圧力送出口と液体入り圧力機器をチューブにより接続していることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、密封容器の圧力導入口は、密封容器の上方に配置されていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、密封容器内の圧力送出口において、先端部が下方を向いている管状部材を設置していることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、密封容器内の圧力送出口に設置している管状部材の先端部が、密封容器内に貯留している液体に没していることで、同じく上述した課題を解決した。
また、密封容器内の圧力導入口において、先端部が上方を向いている管状部材を設置していることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、密封容器は、密封容器内に液体を入れる注ぎ込み口を有することで、同じく上述した課題を解決した。
また、密封容器内の圧力導入口の近傍に、液体の流入防止板を設けていることで、同じく上述した課題を解決した。
この他、本発明に係る液体入り圧力機器の作動検査方法は、請求項1に記載されている液体入り圧力機器の作動検査装置を用いることで、同じく上述した課題を解決した。
本発明は、液体が充填されている圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器の作動を、所定の圧力を加えて検査する液体入り圧力機器の作動検査装置において、検査対象となる液体入り圧力機器と、液体入り圧力機器に所定の圧力を加える空気加圧機の間に、気液分離器を介在させていることから、液体入り圧力機器の検査が終了した後に、液体入り圧力機器側から押し戻されてきた液体を、この気液分離器に留めることができる。
この様に、検査が終了して空気加圧機による加圧状態が解除された状態において、液体入り圧力機器側から押し戻されてきた液体を気液分離器に留めることにより、空気加圧機側に液体が逆流してしまう事態の発生を防止しているのである。
そして、空気加圧機を含むその周辺機器に液体が流入することがないことから、空気加圧機について液体を除去する清掃作業を実施する必要もなく、液体入り圧力機器の作動検査装置を簡単に片付けることができる。
また、空気加圧機を含むその周辺機器の綺麗な状態を維持することにより、機器の故障を無くして、液体入り圧力機器の作動検査装置を長期間に渡り使用することができる。
また、気液分離器は、空気加圧機により加えられた所定の圧力を保持すると共に、内部に液体を貯留できる密封容器により形成され、この密封容器は、空気加圧機により加えられた圧力を受け入れる圧力導入口を有し、また、空気加圧機により加えられた圧力を液体入り圧力機器に送り込む圧力送出口を有し、密封容器の圧力導入口と空気加圧機をチューブにより接続し、密封容器の圧力送出口と液体入り圧力機器をチューブにより接続していることから、気液分離器は、液体入り圧力機器を加圧して適正な検査を行う機能と、液体入り圧力機器から押し戻されてきた液体を留める機能をいずれも適正に発揮する。
さらに、密封容器の圧力導入口は、密封容器の上方に配置されていることから、液体入り密封容器内に所定量の液体を貯留している場合であっても、この液体が密封容器の圧力導入口に流れ込むことが殆ど無い。
また、密封容器内の圧力送出口において、先端部が下方を向いている管状部材を設置していることから、液体入り圧力機器から押し戻されてきた液体は、この管状部材を通って密封容器の底部に貯留される。
さらに、密封容器内の圧力送出口に設置している管状部材の先端部が、密封容器内に貯留している液体に没していることから、液体入り圧力機器から押し戻されてきた液体が飛び散ることなく、密封容器の底部に貯留される。
尚、密封容器内の圧力送出口に設置している管状部材の先端部が、密封容器内に貯留している液体に没していることにより、密封容器から液体入り圧力機器に、当該圧力機器が本来的に備えている液体を供給した上で、空気加圧機により所定の圧力を加えて、検査を適正に実施することができる。この効果については、後に詳述する。
また、密封容器内の圧力導入口において、先端部が上方を向いている管状部材を設置していることから、液体入り密封容器内に所定量の液体を貯留している場合であっても、この液体が密封容器の圧力導入口に流れ込むことが殆ど無い。
加えて、密封容器は、密封容器内に液体を入れる注ぎ込み口を有することから、必要に応じて、密封容器内に液体を随時追加することができる。
この様に、密封容器内に液体を追加することにより、密封容器から液体入り圧力機器に、液体を容易に供給することができる。
即ち、液体入り圧力機器が適正に作動するかどうかを検査する場合、当該液体入り圧力機器を所定の部位から取り外して、作動検査装置に接続するのであるが、液体入り圧力機器を所定の部位から取り外したときに、液体入り圧力機器が本来的に備えている液体が、外部に流れ出てしまうことがある。
この様な場合、当該圧力機器が本来的に備えている液体を供給しなければならない。その為に、密封容器内に液体を随時追加して、密封容器内に所定量の液体を貯留している状態を維持しておく。そして、密封容器内の圧力送出口に設置している管状部材の先端部を、この液体の中に入れておくことにより、空気加圧機により密封容器に所定の圧力が加えられると、液体入り圧力機器に液体が送り込まれる。
この様に、密封容器から液体入り圧力機器に、当該圧力機器が本来的に備えている液体を供給した上で、さらに空気加圧機により所定の圧力を加えて、液体入り圧力機器が適正に作動するかどうかの検査を適正に実施できるのである。
加えて、密封容器内の圧力導入口の近傍に、液体の流入防止板を設けていることから、液体入り圧力機器から押し戻されてきた液体が、密封容器内の圧力導入口に流れ込んでしまう事態の発生を確実に阻止している。
また、注ぎ込み口を介して、密封容器内に液体を入れている場合にも、この液体の流入防止板の存在により、液体が密封容器の圧力導入口に流れ込むことが無い。
この他、液体入り圧力機器の作動検査装置を用いた、液体入り圧力機器の作動検査方法を採用することにより、検査が終了した後に、圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器から押し戻されてきた液体が、空気加圧機側に逆流してしまう事態の発生を確実に防止することができる。
作動検査装置の構成を示すもので、(a)は検査対象となる液体入り圧力機器と空気加圧機の間に、気液分離器を介在させている構成を示す概略の説明図、(b)は検査対象となる液体入り圧力機器と空気加圧機の間に、液体の注ぎ込み口を有する気液分離器を介在させている構成を示す概略の説明図である。 図1(a)タイプの作動検査装置における気液分離器の構成を示すもので、(a)は圧力送出口に設置されている管状部材が短く形成され、液体との間に所定の空間が存在している状態を示す概略の説明図、(b)は圧力導入口の近傍に、液体の流入防止板を設けている状態を示す概略の説明図である。 図1(a)タイプの作動検査装置における気液分離器の構成を示すもので、(a)は圧力導入口に、先端部が下方を向いている管状部材を設置している状態を示す概略の説明図、(b)はこの管状部材の近傍に、液体の流入防止板を設けている状態を示す概略の説明図である。 図1(a)タイプの作動検査装置における気液分離器の構成を示すもので、(a)は圧力導入口に、先端部が上方を向いている管状部材を設置している状態を示す概略の説明図、(b)はこの管状部材の近傍に、液体の流入防止板を設けている状態を示す概略の説明図である。 図1(b)タイプの作動検査装置における気液分離器の構成を示すもので、(a)は圧力送出口に設置されている管状部材が長く形成され、管状部材の先端部が貯留されている液体に没している状態を示す概略の説明図、(b)は液体の注ぎ込み口から液体を入れている状態を示す概略の説明図、(c)は液体の流入防止板を設けている気液分離器において、注ぎ込み口から液体を入れている状態を示す概略の説明図である。 図1(b)タイプの作動検査装置における気液分離器の構成を示すもので、(a)は圧力導入口に、先端部が上方を向いている管状部材を設置している状態を示す概略の説明図、(b)は液体の流入防止板を設けている気液分離器において、液体の注ぎ込み口から液体を入れている状態を示す概略の説明図である。 従来の作動検査装置の構成を示すもので、(a)は所定のチューブを介して液体入り圧力機器に空気加圧機を接続し、空気加圧機により圧力を加えて液体入り圧力機器の検査を行っている状態を示す概略の説明図、(b)は検査が終了した後に、液体入り圧力機器に充填されていた液体が空気加圧機側に逆流している状態を示す概略の説明図である。
以下に、本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。
本発明は、油や水等の種々の液体が充填されている圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器Aの作動を所定の圧力を加えて検査する、液体入り圧力機器Aの作動検査装置1である。
尚、空気加圧機3や計測器(メーター)4の構成は、図7を参照して説明済みであることから、これらと同一の部材には、同一の符号を付すことによりその詳細な説明を省略する。
この液体入り圧力機器Aの作動検査装置1は、図1(a)に示すように、検査対象となる液体入り圧力機器Aと、液体入り圧力機器Aに所定の圧力を加える空気加圧機3の間に、気液分離器5を介在させている。
この気液分離器5は、図2(a)に示すように、検査が終了して空気加圧機3による加圧状態が解除された状態において、液体入り圧力機器A側から押し戻されてきた液体を気液分離器5に留めることにより、空気加圧機3や計測器(メーター)4側に液体が逆流してしまう事態の発生を防止するものである。
気液分離器5は、図2(a)に示すように、空気加圧機3により加えられた所定の圧力を保持すると共に、内部に液体を貯留できる密封容器5Aにより形成されている。
この密封容器5Aは、空気加圧機3により加えられた圧力を受け入れる、圧力導入口5Bを有している。また、圧力導入口5Bに対向するようにして、空気加圧機3により加えられた圧力を液体入り圧力機器Aに送り込む、圧力送出口5Cを有している。
そして、密封容器5Aの圧力導入口5Bと空気加圧機3を、所定のチューブ2aにより接続している。また、密封容器5Aの圧力送出口5Cと液体入り圧力機器Aも、所定のチューブ2bにより接続している。
尚、図に示す作動検査装置1は、空気加圧機3と計測器(メーター)4が個別に存在しているが、これに限定されることはなく、空気加圧機3自体が一体的に計測器(メーター)4を備えているものであっても良い。
また、密封容器5Aの圧力導入口5Bは、図2(a)に示すように、比較的に密封容器5Aの上方に配置されている。その為、密封容器5A内に貯留している液体が、密封容器5Aの圧力導入口5Bに流れ込むことが殆ど無い。
さらに、図2(a)に示すように、密封容器5A内の圧力送出口5Cにおいては、先端部が密封容器5Aの下方(底部)を向いている管状部材5Dを設置している。この管状部材5Dは、液体入り圧力機器Aから押し戻されてきた液体を、密封容器5Aの底部に向けて流し込むものであり、液体が圧力導入口5B方向に流れ込む事態の発生を防止している。
尚、図2(a)に示す管状部材4Dは、比較的に短く形成され、密封容器5Aに貯留している液体との間に所定の空間が存在している。そして、液体入り圧力機器Aから押し戻されてきた液体が、貯留されている液体に当たって飛散し、密封容器5Aの圧力導入口5Bに入り込んでしまうことがある。
その為、図2(b)に示すように、密封容器5A内における圧力導入口5Bの近傍に、液体の流入防止板5Eを設けると、密封容器5Aとして好ましいものとなる。
液体の流入防止板5Eは、圧力導入口5Bと、圧力送出口5Cに設置されている管状部材5Dの間に位置して、飛散した液体が圧力導入口5Bに入り込んでしまう事態の発生を確実に阻止する。この液体の流入防止板5Eは、圧力導入口5B近傍を覆うように形成され、かつ圧力を伝達するための間隙が開いている構成とし、例えば、矩形の板状に形成され、その上部が密封容器5Aの天井部分に固定されるが、形状はこれに限らない。
この他、図3(a)に示すように、密封容器5A内の圧力導入口5Bに、先端部が密封容器5Aの下方(底部)を向いている管状部材5Fを設置しても良い。この管状部材5Fは、液体入り圧力機器Aから押し戻されてきた液体が、貯留されている液体に当たって飛散して、管状部材5F内に入り込んでしまったときに、液体を管状部材5F内に留めて、圧力導入口5Bを越えないようにするものである。
また、図3(b)に示すように、密封容器5A内における管状部材5Fの近傍に、液体の流入防止板5Eを設けると、密封容器5Aとして好ましいものとなる。
さらに、図4(a)に示すように、密封容器5A内の圧力導入口5Bに、先端部が密封容器5Aの上方(天井部分)を向いている管状部材5Gを設置しても良い。
管状部材5Gは、液体入り圧力機器Aから押し戻されてきた液体が、貯留されている液体に当たって飛散した場合であっても、液体が管状部材5G内に入り込まないようにするものである。
また、図4(b)に示すように、密封容器5A内における管状部材5Gの近傍に、液体の流入防止板5Eを設けると、密封容器5Aとして好ましいものとなる。
この他、図1(b)に示すように、検査対象となる液体入り圧力機器Aと、液体入り圧力機器Aに所定の圧力を加える空気加圧機3の間に、液体を入れる注ぎ込み口5Hを有する気液分離器5を介在させても良い。
この気液分離器5は、図5(a)に示すように、密封容器5Aの天井部分に所定の孔を設け、この孔の輪郭に沿うように筒部材を連設して、注ぎ込み口5Hを形成している。この注ぎ込み口5Hは、通常は蓋部材5Iにより閉鎖され、気液分離器5の密封性が維持されている。
そして、密封容器5A内に液体を入れるときは、図5(b)に示すように、注ぎ込み口5Hから蓋部材5Iを外して、注ぎ込み口5Hを開放するのである。
この様な液体を入れる注ぎ込み口5Hを有する気液分離器5は、密封容器5Aから液体入り圧力機器Aに、液体を供給するものであることから、図5(a)(b)に示すように、密封容器5A内の圧力送出口5Cに設置している管状部材5Dの先端部が長く形成されて、密封容器5A内に貯留している液体に没している。
尚、注ぎ込み口5Hから蓋部材5Iを外して液体を入れているときに、密封容器5A内の圧力導入口5Bに、液体が入り込んでしまうことがある。
その為、図5(c)に示すように、圧力導入口5Bの近傍に液体の流入防止板5Eを設けると、密封容器5Aとして好ましいものとなる。
また、図6(a)に示すように、密封容器5A内の圧力導入口5Bに、先端部が密封容器5Aの上方(天井部分)を向いている管状部材5Gを設置しても良い。
この場合にも、注ぎ込み口5Hから蓋部材5Iを外して液体を入れているときに、密封容器5A内の管状部材5Gに、液体が入り込んでしまう事態を防止するため、
図6(b)に示すように、管状部材5Gの近傍に液体の流入防止板5Eを設けると、密封容器5Aとして好ましいものとなる。
本発明に係る液体入り圧力機器の作動検査装置と、この液体入り圧力機器の作動検査装置を用いた液体入り圧力機器の作動検査方法は、様々な液体入り圧力機器について、液体の逆量を防止しながら、液体入り圧力機器が適正に作動するかどうかを検査する装置とその検査方法として、幅広く利用することができる。
A…液体入り圧力機器
1…作動検査装置
2…チューブ
2a…チューブ
2b…チューブ
3…空気加圧機
4…計測器(メーター)
5…気液分離器
5A…密封容器
5B…圧力導入口
5C…圧力送出口
5D…管状部材
5E…液体の流入防止板
5F…管状部材
5G…管状部材
5H…注ぎ込み口
5I…蓋部材

Claims (9)

  1. 液体が充填されている圧力スイッチや圧力発信器等の液体入り圧力機器の作動を、所定の圧力を加えて検査する液体入り圧力機器の作動検査装置において、検査対象となる液体入り圧力機器と、液体入り圧力機器に所定の圧力を加える空気加圧機の間に、気液分離器を介在させていることを特徴とする液体入り圧力機器の作動検査装置。
  2. 気液分離器は、空気加圧機により加えられた所定の圧力を保持すると共に、内部に液体を貯留できる密封容器により形成され、この密封容器は、空気加圧機により加えられた圧力を受け入れる圧力導入口を有し、また、空気加圧機により加えられた圧力を液体入り圧力機器に送り込む圧力送出口を有し、密封容器の圧力導入口と空気加圧機をチューブにより接続し、密封容器の圧力送出口と液体入り圧力機器をチューブにより接続している請求項1に記載の液体入り圧力機器の作動検査装置。
  3. 密封容器の圧力導入口は、密封容器の上方に配置されている請求項2に記載の液体入り圧力機器の作動検査装置。
  4. 密封容器内の圧力送出口において、先端部が下方を向いている管状部材を設置している請求項2または3に記載の液体入り圧力機器の作動検査装置。
  5. 密封容器内の圧力送出口に設置している管状部材の先端部が、密封容器内に貯留している液体に没している請求項2乃至4のいずれかに記載の液体入り圧力機器の作動検査装置。
  6. 密封容器内の圧力導入口において、先端部が上方を向いている管状部材を設置している請求項2乃至5のいずれかに記載の液体入り圧力機器の作動検査装置。
  7. 密封容器は、密封容器内に液体を入れる注ぎ込み口を有する請求項2乃至6のいずれかに記載の液体入り圧力機器の作動検査装置。
  8. 密封容器内の圧力導入口の近傍に、液体の流入防止板を設けている請求項2乃至7のいずれかに記載の液体入り圧力機器の作動検査装置。
  9. 請求項1乃至8に記載されている液体入り圧力機器の作動検査装置を用いた、液体入り圧力機器の作動検査方法。
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