JP2011197816A - 画像生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の一実施例では、2つの視点のいずれからも死角となる部分があっても、2つの視点から表示画面に投影した二次元画像の補間演算を用いて、その他の視点から表示画面に投影した二次元画像を正確に生成することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するため、画像生成方法は、記憶部に記憶された三次元画像情報のうち、所定の境界面より手前の画像情報について、1列に並ぶ複数の視点を基準として生成した投影二次元画像に基づき第1の補間二次元画像を生成し、該所定の境界面より奥の画像情報について、該複数の視点を基準として生成した投影二次元画像に基づき第2の補間二次元画像を生成し、該第1の補間二次元画像と該第2の補間二次元画像とを該境界面からの距離に基づいて合成することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、三次元の立体画像から二次元画像を生成する技術に関する。
アナログディスプレイなどの二次元の画像表示装置において、三次元座標系で作成された立体画像を表示する場合、ある一つの視点を基準とし、画像表示装置の表示画面に立体画像を投影する。
立体画像はポリゴンやワイヤーフレームで表示画面に表示される。ポリゴンの場合、立体画像は三角形などの複数の多角形で形成されている。立体画像を表示画面に投影するため、三次元座標系である多角形の頂点座標は、二次元平面に変換処理される。変換処理後それぞれの多角形平面はシェーディング処理、テクスチャマッピング処理、輝度処理などにより塗りつぶされる。視点から遠くにある画素から順番に上書きすることにより、ある視点から表示画面に投影した立体画像を正しく生成することが出来る。
1つの視点から投影された立体画像を表示するアナログディスプレイに対し、複数の視点から立体画像を表示することが出来る画像表示装置としてレンティキュラ・ディスプレイ(Lenticular Display)がある。レンティキュラ・ディスプレイは、1つの立体画像を複数の視点からそれぞれ表示画面に投影した二次元画像を生成し、生成した複数の二次元画像を合成することにより、視点の動きに応じて立体画像が変化するように表示することが出来る。
表示画面に投影する処理を1列に並ぶ複数の視点について実行する場合、視点数が増えるほど処理量は大きくなる。以下の非特許文献には複数の視点から表示画面に投影した二次元画像を2つの視点から表示画面に投影した二次元画像の補間演算から生成する技術が開示されている。
Seok−Hoon Kim他、"A 36fps SXGA 3D Display Processor with a Programmable 3D Graphics Rendering Engine"、IEEE International Solid−State Circuits Conference、2007、pp.276−277、2007.
立体画像を複数の視点から表示画面に投影する場合、2つの視点のいずれからも死角となるが、その他の視点においては死角とならない部分が生じることがある。死角を有する2つの視点から表示画面に投影した二次元画像を用い、その他の視点から表示画面に投影した二次元画像を補間演算により生成する場合、いずれの視点からも死角となる部分の画像は、補間演算では生成できない。
本発明の一実施例では、2つの視点のいずれからも死角となる部分があっても、2つの視点から表示画面に投影した二次元画像の補間演算を用いて、その他の視点から表示画面に投影した二次元画像を正確に生成することを目的とする。
上記課題を解決するため、画像生成方法は、記憶部に記憶された三次元画像情報のうち、所定の境界面より手前に位置するオブジェクトの三次元画像情報に基づき、1列に並ぶ複数の視点のうち第1の視点および第2の視点における第1および第2の投影二次元画像を生成し、該生成した第1および第2の投影二次元画像に基づき、該複数の視点のうちの第3の視点を基準とする第1の補間二次元画像を生成し、該所定の境界面より奥に位置するオブジェクトの三次元画像情報に基づき、該第1の視点および該第2の視点における第4および第5の投影二次元画像を生成し、該生成した第4および第5の投影二次元画像に基づき、該第3の視点を基準とする第2の補間二次元画像を生成し、該第1の補間二次元画像と該第2の補間二次元画像とを該境界面からの距離に基づいて合成することを特徴とする。
実施形態によれば、2つの視点のいずれからも死角となる部分があっても、2つの視点における投影二次元画像の補間演算を用いて、その他の視点における投影二次元画像を正確に生成することが出来る。
AからCは立体画像を複数の視点から表示画面に投影した二次元画像図である。 立体画像と視点との位置関係を表す上面図である。 AからFは立体画像を近景と遠景に分離してそれぞれ別個に補間した図である。 画像生成装置のブロック図である。 CPUおよびメモリの詳細ブロック図である。 画像生成処理の詳細フローチャート図である。 画像生成処理の他の詳細フローチャート図である。 画像生成処理の他の詳細フローチャート図である。
以下、本実施の形態について説明する。なお、各実施形態における構成の組み合わせも本発明の実施形態に含まれる。
図1は立体画像を複数の視点から表示画面に投影した二次元画像図である。図1のAは立体画像を正面から表示画面に投影した二次元画像図である。図1のBは立体画像を最も左端の視点から表示画面に投影した二次元画像図である。図1のCは立体画像を最も右端の視点から表示画面に投影した二次元画像図である。画像の左端および右端は画像を表示する表示装置の表示限界により決定する視点の位置である。
図1のAにおいて、立体1は視点位置を基準として近景に存在する立体である。立体の中央には貫通した四角い穴が開いている。立体2、3、4は視点位置を基準として遠景に存在する立体である。立体画像を正面の視点から見ると、立体1の穴の向こうには遠景に存在する立体3の一部が見える。ここで近景とは、表示画面を基準面としてあらかじめ設定した閾値よりも手前にある画像情報であり、遠景とは、表示画面を基準面として閾値よりも奥にある画像情報である。
図1のBの通り立体画像を左端の視点から見ると、立体1の中央にある穴からは立体3が見えない。よって立体画像を最も左側の視点から表示画面に投影した二次元画像には立体3の一部のデータが存在しない。
図1のCの通り立体画像を右端の視点から見ると、立体1の中央にある穴からは立体3が見えない。よって立体画像を右端の視点から表示画面に投影した二次元画像には立体3の一部のデータが存在しない。
よって、図1のBの二次元画像と図1のCの二次元画像から立体1の正面の視点における補間画像を生成すると、立体1の中央にある穴の向こうに立体3の存在しない不正確な二次元画像が生成される。
最も左側の視点および最も右側の視点から表示画面に投影する場合に、いずれの視点からも死角になる部分を作らないようにすれば、任意の視点からの正確な二次元画像を補間により生成することが出来る。
図2は立体画像と視点との位置関係を表す上面図である。立体1、2、3、4は三次元空間5に配置されている三次元画像情報である。三次元画像情報は後述する記憶部に記憶されている。表示画面6は視点A、B、Cを基準として立体1、2、3、4を投影する二次元平面である。境界面7は三次元空間5における立体1、2、3、4を近景の立体1と遠景の立体2、3、4に分離する境界面である。境界面7は表示画面6と並行である。
視点A、B、Cは三次元空間5と同じ座標系に仮想的に置かれた視点座標位置である。視点A、B、Cは一列に並んでいる。視点Aは表示画面6を正面から見る位置であり、図1のAに対応する。視点Bは表示画面6を左端から見る位置であり、図1のBに対応する。視点Cは表示画面6を右端から見る位置であり、図1のCに対応する。
視点A、B、Cを基準として立体1、2、3、4を二次元座標系に座標変換することにより、各視点A、B、Cから立体1、2、3、4を見た二次元画像を表示画面6に投影する。
本実施例において画像生成装置は、記憶部に記憶されている三次元画像情報のうち、境界面7より手前の画像情報である立体1に基づき、左端の視点Bおよび右端の視点Cにおける近景の二次元画像を生成する。画像生成装置は生成したこれら近景の二次元画像に基づき、正面の視点Aを基準とする立体1の二次元画像を補間生成する。さらに画像生成装置は、境界面7より奥の画像情報である立体2、3、4に基づき、左端の視点Bおよび右端の視点Cにおける遠景の二次元画像を生成する。画像生成装置は生成したこれら遠景の二次元画像に基づき、正面の視点Aを基準とする遠景の二次元画像を補間生成する。画像生成装置は、補間生成した近景の二次元画像と遠景の二次元画像とを境界面7からの距離に基づいて合成する。
以上の処理により画像生成装置は、2つの視点のいずれからも死角となる部分があっても、2つの視点における投影二次元画像の補間演算を用いて、その他の視点における投影二次元画像を正確に生成することが出来る。
図3のAからFは遠景と近景を別個に補間することを説明する図である。図3のAからCは遠景の補間を説明する図である。図3のDからFは近景の補間を説明する図である。
図3のAは立体画像から近景の立体1を削除した三次元画像を最も左側の視点から表示画面に投影した二次元画像である。表示画面に投影した二次元画像を構成する各頂点情報は、表示画面からの距離に対応する奥行き情報を有する。立体1を削除することにより、立体3の全体を表示画面に投影することが出来る。奥行き情報は立体を近景と遠景に分離するための境界面からの距離としても良い。頂点情報として奥行き情報を持たせることにより、近景と遠景の二次元画像を別個に補間演算により生成した後、2つの二次元画像をそれぞれの頂点の奥行き情報に基づいて合成することにより、視点からの距離を考慮した正確な二次元画像を生成することが出来る。
図3のBは立体画像から近景の立体1を削除した三次元画像を最も右側の視点から表示画面に投影した二次元画像である。表示画面に投影した二次元画像を構成する各頂点情報は、表示画面からの距離に対応する奥行き情報を有する。立体1を削除することにより、立体3の全体を表示画面に投影することが出来る。
図3のCは図3のAおよびBの二次元画像に基づいて補間により求めた、立体画像を正面の視点から表示画面に投影した二次元画像である。補間により求めた二次元画像の各頂点の奥行き情報は、元の二次元画像が有する各頂点の奥行き情報を補間演算することにより求められる。立体1を削除することにより、立体3の補間二次元画像を正確に生成することが出来る。
図3のDは図3のAにおいて削除した立体1の三次元画像を最も左側の視点から表示画面に投影した二次元画像である。図3のEは図3のBにおいて削除した立体1の三次元画像を最も右側の視点から表示画面に投影した二次元画像である。表示画面に投影した二次元画像を構成する各頂点情報は表示画面からの距離に対応する奥行き情報を有する。図3のFは図3のDおよびEの二次元画像に基づいて補間により求めた、立体1を正面の視点から表示画面に投影した補間二次元画像である。補間により求めた二次元画像の各頂点の奥行き情報は、元の二次元画像が有する各頂点の奥行き情報を補間演算することにより求められる。
補間生成された図3のCおよびFの補間二次元画像の各頂点は、それぞれ奥行き情報を有する。それぞれの二次元画像の各頂点が有する奥行き情報に基づいて図3のCとFを重ね描きすることにより、補間演算により正面から表示画面に投影した二次元画像を正確に生成することが出来る。
以上の通り、立体画像を遠景と近景とに分離し、別々に補間画像を生成してから奥行き情報に基づいて合成することにより、2つの視点のいずれからも死角となる部分があっても、2つの視点から表示画面に投影した二次元画像の補間演算を用いて、他の視点から表示画面に投影した二次元画像を正確に生成することが出来る。
図4は図3の画像生成処理を実現する画像生成装置10のブロック図である。画像生成装置10はCPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、HDD(Hard Disk Drive)13、入力装置14、画像表示装置15を有する。
CPU11は立体画像をある視点から表示画面に投影した場合の二次元画像の生成、複数の二次元画像からの補間画像の生成などを行う制御部である。画像生成装置10はCPU11と別に、画像処理演算用のGPU(Graphics Processing Unit)を有していても良い。
HDD13は処理対象の立体画像を構成するフレームの頂点情報、テクスチャの画素情報などを記憶する。HDD13はメモリ12に一時記憶されたCPU11の演算結果を記憶する。HDDの代わりに、フラッシュメモリなどの不揮発メモリで構成されたSSD(Solid State Drive)を用いても良い。
メモリ12はHDD13に記憶されたフレームの頂点情報、テクスチャの画素情報などのうち、CPU11による演算対象の情報を一時的に記憶する。メモリ12はCPU11の演算結果を一時的に記憶する。
入力装置14は画像処理の条件などを画像生成装置10に入力するための装置である。入力装置14にはキーボード、マウスなどが挙げられる。
画像表示装置15は画像処理結果を視覚的に表示する装置である。画像表示装置15は例えば前述のレンティキュラ・ディスプレイである。画像表示装置15に出力する画像はCPU11により生成される。CPU11は画像表示装置15の出力形式に合わせて出力画像を生成する。
以上の構成により画像生成装置10は、HDD13に記憶された三次元画像に対し、入力装置14により入力された条件に応じて、任意の視点から表示画面に投影した二次元画像を生成し、画像表示装置15により生成した二次元画像を視覚的に出力することが出来る。
図5は本実施例におけるCPU11およびメモリ12の詳細ブロック図である。CPU11はプログラムの実行によりメモリ12のデータを処理し、処理結果をメモリ12に出力する。CPU11により実行されるプログラムはメモリ12に記憶しても良いし、CPU11の専用メモリに記憶しても良い。
CPU11はプログラムにより画像分離手段20、頂点処理手段21、画素生成手段22、画素補間手段23、画像合成手段25を実行する。
画像分離手段20はあらかじめ設定された閾値に応じて、三次元画像を近景と遠景に分離する。画像分離手段20は分離した三次元画像のうち、処理対象外である近景または遠景の三次元画像を一時的に除去する。閾値は例えば、表示画面と並行に設定された境界面である。
閾値となる境界面は、三次元画像を構成する、互いに隣接する複数の多角形の頂点が、視点を基準とする境界面の手前または奥のいずれか一方に分離される平面であってもよい。CPU11は、複数の三次元画像のうち1つの三次元画像を構成する多角形の頂点が、境界面のいずれか一方に分離されることを判別することにより境界面を設定することが出来る。
また三次元画像情報は複数の多角形により定義されている。この多角形は各頂点の位置情報により定義されている。多角形の頂点のうちいずれか1つが境界面よりも手前に位置する場合に、この多角形は境界面より手前に位置するものとし、多角形のいずれの頂点も境界面よりも奥に位置する場合に、多角形は境界面より奥に位置するものとしてもよい。
三次元画像の分離を多角形単位で行うことによりCPU11は、1つの三次元画像が境界面と交差する場合であっても、三次元画像を境界面の手前と奥とに分離することが出来る。1つの三次元画像を死角が存在する領域付近で分離することにより、2つの視点から死角となる部分が三次元画像にあっても、補間演算による他の視点からの二次元画像の生成を行うことが出来る。
境界面は1つである必要は無く、三次元画像における死角の数に応じて複数設けても良い。すべての境界面において近景と遠景とに三次元画像を分離することにより、複数死角が存在する三次元画像であっても補間演算により正確な二次元画像を得ることが出来る。
頂点処理手段21は、画像分離手段20によって処理対象と判定された三次元画像の頂点を任意の視点から表示画面に投影した二次元画像の頂点へと座標変換する。頂点処理手段21は二次元画像へ座標変換した場合の各頂点の、表示画面からの距離を奥行き情報として計算し、座標変換後の頂点情報の一部としてメモリ12に書き込む。頂点処理手段21は光源の位置や光源の強さなどの光源情報に基づいて各頂点の輝度を算出し、頂点情報の一部としてメモリ12に書き込む。
画素生成手段22は頂点処理手段21により算出された輝度に基づいて、表示画面に投影した二次元画像の頂点に画素データを割り当てる。画素生成手段22は各頂点に割り当てられた画素情報に基づいて、複数の頂点により囲まれた平面を形成する画素情報を補間演算により算出する。画素生成手段22はテクスチャマッピング処理によりそれぞれの平面にテクスチャを貼り付ける。これらの画素生成処理は一般的にラスタライズと呼ばれる。
画素補間手段23は2つの視点からそれぞれ表示画面に投影した二次元画像情報に基づいて、任意の視点から表示画面に投影した二次元画像情報を補間計算により生成し出力する。画素補間手段23は補間対象となる頂点に対応する2つの頂点を右端・左端画像情報から抽出し、補間演算を実行する。画素補間手段23は各頂点の奥行き情報についても補間演算を実行し、補間画像の各頂点における奥行き情報を算出する。
画像合成手段25は別々に表示画面に投影した近景・遠景の二次元画像を頂点の奥行き情報に基づいて合成する。近景または遠景の一方に対し他方が投影する場合、画像合成手段25は二次元画像の合成処理において、近景と遠景との間の投影を考慮して二次元画像の画素値を再計算しても良い。
メモリ12は画像情報30、除去画像情報27、右端・左端画像情報28、補間画像情報29を有する。
画像情報30は表示画面への投影処理対象である三次元画像の画像情報の全部または一部である。画像情報30は頂点情報24、画素情報26を有する。除去画像情報27、右端・左端画像情報28、補間画像情報29も画像情報30と同様に頂点情報、画素情報を有するが、図5ではその記載を省略する。
頂点情報24は表示画面への投影対象である三次元画像を構成する頂点の位置情報である。頂点情報24はCPU11の処理能力およびメモリ12の記憶容量に合わせてHDD13から読み出された三次元画像情報の全部または一部である。
画素情報26は各頂点の頂点情報、および頂点により囲まれる平面を構成する画素の情報である。画素情報26は各画素の色情報や輝度情報を有する。画素情報26は画素生成手段22により出力される。画素情報26は各平面に割り当てるテクスチャ情報を有しても良い。また本実施例では画素情報26を頂点情報24と別個の情報として定義しているが、画素情報を頂点情報24の一部として定義しても良い。
除去画像情報27は近景と遠景に分割した三次元画像のうち、処理対象から除外した部分の画像情報である。処理対象から除外した部分の画像情報を一時的に記憶しておくことにより、再度分割処理をすることなく、除外した部分の画像情報を処理することが出来る。
右端・左端画像情報28は三次元画像を左端および右端の視点から表示画面に投影した画像情報である。本実施例において右端および左端の視点から表示画面に投影する対象となる三次元画像は近景または遠景を除去した後の三次元画像である。
表示画面に投影されたそれぞれの頂点は奥行き情報を有する。奥行き情報は表示画面から各頂点までの距離に関する情報である。三次元画像を表示画面に投影すると、視点を基準とする頂点の奥行きに関する情報は失われる。本実施例では近景と遠景とを別々に補間生成した後に奥行き情報を考慮して合成するため、表示画面を基準とする各頂点の奥行きに関する情報を頂点の情報として記憶する。
補間画像情報29は右端・左端画像情報28に基づいて任意の視点から表示画面に投影した補間画像情報である。補間画像情報29を生成するための補間演算は、画像補間手段23により実行される。補間画像情報29はまた、補間演算により算出した各頂点における奥行き情報を有する。
以上の通り画像生成装置10は、メモリ12に一時記憶した情報に基づいてCPU11にそれぞれの手段を実行させることにより、2つの視点から表示画面に投影した二次元画像の補間演算を用いて他の視点から表示画面に投影した二次元画像を正確に生成することが出来る。
図6は画像生成処理の詳細フローチャート図である。図6のフローチャートはCPU11により実行される。CPU11は遠景の二次元画像を生成後、近景の二次元画像を生成し、2つの二次元画像を合成する。
CPU11はステップS11からステップS17までの処理により右端・左端画像情報28を生成する(S10)。CPU11はメモリ12から画像情報30の頂点情報24を読み込み、頂点処理手段21を実行する(S11)。頂点処理手段21は読み込んだ三次元座標系の頂点情報24に対して座標変換を行い、左端または右端の視点から表示画面に投影した二次元座標系の画像を生成する。頂点処理手段21は二次元座標系に変換後の各頂点について奥行き情報を生成する。
CPU11は二次元座標系に変換した各頂点について画像分離手段20を実行し、頂点移動量を計算する(S12)。各頂点の頂点移動量Dは、奥行き情報をW、定数をCとすると、D=C/Wにより算出することが出来る。奥行き情報Wは表示画面からの距離が遠いほど大きい。よって頂点移動量Dの値は、近景の頂点ほど大きくなり、遠景の頂点ほど小さくなる。立体画像を遠景と近景に分割するためにここでは頂点移動量を基準としたが、奥行き情報を基準としても良い。
CPU11は画像分離手段20により各頂点について移動量判定フラグを生成する(S13)。画像分離手段20は各頂点の頂点移動量Dを計算し、あらかじめ設定した閾値DTHと比較する。画像分離手段20は頂点移動量Dが閾値DTHよりも大きい場合、移動量判定フラグの値を“1”とし、頂点移動量Dが閾値DTH以下の場合、移動量判定フラグの値を“0”とする。移動量判定フラグは頂点情報の一部として記憶される。
前述の通り本実施例における三次元画像は多角形の集合体となっていてもよい。画像分離手段20は各多角形について、多角形を構成する頂点情報を読み出す。画像分離手段20は読み出した多角形を構成する頂点の少なくとも1つの移動量判定フラグの値が“1”であれば、その多角形を移動量の大きい図形として除去する(S14)。CPU11は除去対象となるすべての図形を除去画像情報27としてメモリ12に出力する(S15)。除去画像情報27は、例えば除去対象となる多角形を構成する頂点の頂点情報を参照できるように格納したインデックス情報であっても良い。本実施例において除去画像情報27は、近景の画像情報である。
CPU11は除去処理後の画像情報について、画素生成手段22により画素生成処理を実行する(S16)。本実施例において除去処理後の画像情報は遠景の画像情報である。CPU11は画素生成手段22により生成された右端・左端画像情報28をメモリ12に出力する(S17)。
CPU11はステップS19の処理を(視点数−2)回繰り返すことにより、各視点における補間画像を計算する(S18)。ステップS18における視点数は右端の視点および左端の視点を含む。よって右端の視点と左端の視点の間の1つの視点における補間画像を計算する場合、CPU11がステップS19の処理を実行する回数は、1回となる。
CPU11はステップS19において画素補間手段23を実行する。画素補間手段23はメモリ12に出力された右端・左端画像情報28に基づいて、任意の視点から表示画面に投影した補間画像情報29を補間演算する。画素補間手段23はそれぞれの頂点における奥行き情報も補間演算する。
CPU11はステップS21からステップS24までの処理を視点数回繰り返す(S20)。CPU11はこれら処理を繰り返すことにより、各視点から表示画面に投影した二次元画像の遠景と近景を合成する。
CPU11はメモリ12に記憶した除去画像情報27を読み出す(S21)。CPU11は各視点から表示画面に投影した二次元画像を生成するため、除去画像情報27を構成する頂点情報を読み出す。CPU11は頂点処理手段21により、読み出した頂点情報について各視点から表示画面に投影した二次元画像への座標変換処理を実行する(S22)。また頂点処理手段21は各頂点における奥行き情報を計算し、メモリ12に出力する。
本実施例では右端の視点および左端の視点以外の各視点から表示画面に投影した除去画像も頂点処理手段21により生成する。除去画像情報27のみについて頂点処理を実行することにより、すべての画像情報に対して頂点処理を実行する場合に比べてCPUの負荷を小さくすることが出来る。
除去画像である近景画像に対する二次元画像は、遠景画像の場合と同様に補間演算により生成しても良い。補間演算で生成することにより、CPU11は頂点処理に比べて小さい演算負荷で各視点から表示画面に投影した除去画像を生成することが出来る。
CPU11は画素生成手段22により、各視点から表示画面に投影した除去画像について各頂点および頂点に囲まれた面の画素情報を生成する(S23)。
CPU11は各視点から表示画面に投影した近景の画像情報と各視点から表示画面に投影した遠景の画像情報とを視点ごとに合成する(S24)。CPU11は画像合成手段25により各画像を構成する頂点の奥行き情報に基づいて合成処理を実行する。奥行き情報に基づいて合成処理をすることにより、近景の二次元画像と遠景の二次元画像とを正確に生成することが出来る。
以上の通り、立体画像を遠景と近景とに分離し、別々に補間画像を生成してから奥行き情報に基づいて合成することにより、2つの視点のいずれからも死角となる部分があっても、2つの視点から表示画面に投影した二次元画像の補間演算を用いて、他の視点から表示画面に投影した二次元画像を正確に生成することが出来る。
また、死角が複数存在する場合であっても、視点から死角が存在する位置までの距離で立体画像を分離し、分離した立体画像についてそれぞれ補間画像を求めることにより、正確な二次元画像を生成することが出来る。
図7は画像生成処理の他の詳細フローチャート図である。図7のフローチャートはCPU11により実行される。CPU11は近景の二次元画像を生成後、遠景の二次元画像を生成し、2つの二次元画像を合成する。
CPU11はステップS31からステップS39までの処理を視点数だけ繰り返すことにより、各視点からの近景の二次元画像を生成する(S30)。視点数には右端からの視点および左端からの視点が含まれる。
CPU11はメモリ12から頂点情報24を読み込み、頂点処理手段21を実行する(S31)。頂点処理手段21は読み込んだ三次元座標系の頂点情報24に対して座標変換を行い、各視点から表示画面に投影した二次元座標系の画像を生成する。頂点処理手段21は二次元座標系に変換後の各頂点について奥行き情報を生成する。
CPU11は二次元座標系に変換した各頂点について画像分離手段20を実行し、頂点移動量を計算する(S33)。各頂点の頂点移動量Dの計算方法は前述の通りである。
CPU11は画像分離手段20により各頂点について移動量判定フラグを生成する(S34)。移動量判定フラグの決定方法は前述の通りである。
画像分離手段20は三次元画像を形成する各多角形について、多角形の頂点情報を読み出す。画像分離手段20は読み出した多角形を構成する頂点の少なくとも1つの移動量判定フラグの値が“0”であれば、その多角形を移動量の小さい画像として除去する(S35)。
CPU11は処理中の視点が右端または左端の視点かどうかを判定する(S36)。処理中の視点が右端または左端の視点である場合(S36:YES)、CPU11は除去した近景部分の画像情報を除去画像情報27としてメモリ12に出力する(S37)。除去画像情報27は、例えば除去対象となる多角形を構成する頂点の頂点情報を格納するインデックス情報であっても良い。本実施例において除去画像情報27は、遠景の画像情報である。
処理中の視点が右端または左端の視点でない場合(S36:NO)、CPU11は除去処理後の画像情報について、画素生成手段22により画素生成処理を実行する(S38)。本実施例において除去処理後の画像情報は近景の画像情報である。CPU11は画素生成手段22により生成された画像情報を移動量の大きい画像情報30としてメモリ12に出力する(S39)。
CPU11はステップS41からステップS44までの処理を右端および左端からの視点について繰り返す(S40)。CPU11はこの繰り返し処理により、除去画像情報27について左端および右端の視点から表示画面に投影した二次元画像を生成することが出来る。
CPU11は除去画像情報27を読み出す(S41)。CPU11は読み出した除去画像情報27について、画素生成手段22により画素生成処理を実行する(S43)。本実施例において除去画像情報27は近景の画像情報である。CPU11は画素生成手段22により生成された近景の右端・左端画像情報28をメモリ12に出力する(S44)。
CPU11はステップS46の処理を(視点数−2)回繰り返す(S45)。CPU11はステップS46において画素補間手段23を実行する。画素補間手段23はメモリ12に出力された近景の右端・左端画像情報28に基づいて、任意の視点から表示画面に投影した近景の補間画像情報29を補間演算する。画素補間手段23はそれぞれの頂点における奥行き情報も補間演算する。
CPU11はステップS48の処理を視点数だけ繰り返す(S47)。CPU11は画像合成手段25により、各視点から表示画面に投影した二次元画像の遠景と近景を合成する(S48)。CPU11は各画像を構成する頂点の奥行き情報に基づいて合成処理を実行する。奥行き情報に基づいて合成処理をすることにより、近景の二次元画像と遠景の二次元画像から正確な二次元画像を生成することが出来る。
以上の通り、立体画像を遠景と近景とに分離し、別々に補間画像を生成してから奥行き情報に基づいて合成することにより、2つの視点のいずれからも死角となる部分があっても、2つの視点から表示画面に投影した二次元画像の補間演算を用いて、他の視点から表示画面に投影した二次元画像を正確に生成することが出来る。また、遠景、近景に分離後いずれの画像を先に処理しても、奥行き情報を用いることにより正確に遠景と近景とを合成することが出来る。
図8は画像生成処理の他の詳細フローチャート図である。図8のフローチャートはCPU11により実行される。CPU11は立体画像を遠景と近景に分割した後、それぞれ別個に二次元画像を生成し、2つの二次元画像を合成する。本実施例においてCPU11は近景と遠景の投影処理を同時に並列処理可能なマルチプロセッサであってもよい。
CPU11はステップS51からステップS58までの処理により近景の右端・左端画像情報281および遠景の右端・左端画像情報282を生成する(S50)。CPU11はメモリ12から頂点情報24を読み込み、頂点処理手段21を実行する(S51)。頂点処理手段21は読み込んだ三次元座標系の頂点情報24に対して座標変換を行い、左端または右端の視点から表示画面に投影した二次元座標系の画像を生成する。頂点処理手段21は二次元座標系に変換後の各頂点について奥行き情報を生成する。
CPU11は二次元座標系に変換した各頂点について画像分離手段20を実行し、頂点移動量を計算する(S52)。CPU11は画像分離手段20により各頂点について移動量判定フラグを生成する(S53)。CPU11は生成した移動量判定フラグに基づいて移動量の大きい画像を除去する(S54)。本実施例において、移動量の大きい画像は近景の画像である。
CPU11は除去処理後の画像情報について、画素生成手段22により画素生成処理を実行する(S55)。本実施例において除去処理後の画像情報は遠景の画像情報である。CPU11は画素生成手段22により生成された遠景の右端・左端画像情報282をメモリ12に出力する(S58)。
CPU11は遠景の画像処理と並行して、除去画像情報に対する画素生成処理を画素生成手段22により実行する(S56)。本実施例において除去画像情報は近景の画像情報である。CPU11は画素生成手段22により生成された近景の右端・左端画像情報281をメモリ12に出力する(S57)。
CPU11はステップS61からステップS63の処理を(視点数−2)回繰り返す(S60)。CPU11は画素補間手段23により、メモリ12に出力された遠景の右端・左端画像情報282に基づいて、任意の視点から表示画面に投影した補間画像情報292を補間演算する(S61)。画素補間手段23はそれぞれの頂点における奥行き情報も補間演算する。
CPU11は遠景の画像処理と並行して、近景の補間演算処理を画素補間手段23により実行する(S62)。CPU11はメモリ12から読み込んだ近景の右端・左端画像情報281に基づいて任意の視点から表示画面に投影した補間画像情報291を補間演算する(S62)。画素補間手段23は補間画像情報291の各頂点における奥行き情報も補間演算する。
CPU11はステップS66の処理を視点数繰り返す(S65)。CPU11は各視点から別々に表示画面に投影した遠景と近景との二次元画像を合成する(S66)。CPU11は画像合成手段25により各画像を構成する頂点の奥行き情報に基づいて合成処理を実行する。右端・左端画像情報についてCPU11は近景の右端・左端画像情報281と遠景の右端・左端画像情報282とを合成する。また右端・左端視点以外からの視点についてCPU11は、近景の補間画像情報291と遠景の補間画像情報292とを合成する。奥行き情報に基づいて合成処理をすることにより、近景の二次元画像と遠景の二次元画像との視点からの前後関係が入れ替わることなく、正確に合成処理をすることが出来る。
以上の通り、立体画像を遠景と近景とに分離し、別々に補間画像を生成してから奥行き情報に基づいて合成することにより、2つの視点のいずれからも死角となる部分があっても、2つの視点から表示画面に投影した二次元画像の補間演算を用いて、他の視点から表示画面に投影した二次元画像を正確に生成することが出来る。また、遠景・近景の二次元画像生成を並列に処理することにより、効率よく二次元画像を生成することが出来る。
10 画像生成装置
11 CPU
12 メモリ
13 HDD
14 入力装置
15 画像表示装置
20 画像分離手段
21 頂点処理手段
22 画素生成手段
23 画素補間手段
24 頂点情報
25 画像合成手段
26 画素情報
27 除去画像情報
28 右端・左端画像情報
29 補間画像情報
30 画像情報

Claims (8)

  1. 記憶部に記憶された三次元画像情報のうち、所定の境界面より手前に位置するオブジェクトの三次元画像情報に基づき、1列に並ぶ複数の視点のうち第1の視点および第2の視点における第1および第2の投影二次元画像を生成し、
    該生成した第1および第2の投影二次元画像に基づき、該複数の視点のうちの第3の視点を基準とする第1の補間二次元画像を生成し、
    該所定の境界面より奥に位置するオブジェクトの三次元画像情報に基づき、該第1の視点および該第2の視点における第4および第5の投影二次元画像を生成し、
    該生成した第4および第5の投影二次元画像に基づき、該第3の視点を基準とする第2の補間二次元画像を生成し、
    該第1の補間二次元画像と該第2の補間二次元画像とを該境界面からの距離に基づいて合成する
    ことを特徴とする画像生成方法。
  2. 該三次元画像情報は複数の多角形により定義され、該多角形は各頂点の位置情報により定義されてなるとともに、該多角形の頂点のうちいずれか1つが該境界面よりも手前に位置する場合に、該多角形は該所定の境界面より手前に位置するものとし、該多角形のいずれの頂点も該所定の境界面よりも奥に位置する場合に、該多角形は該所定の境界面より奥に位置するものとする、請求項1に記載の画像生成方法。
  3. 該三次元画像は複数の多角形により形成され、該第1の視点および第2の視点を基準として投影した二次元画像を形成する多角形の頂点情報は、投影前の該三次元画像における多角形の頂点と該境界面との距離情報を有することを特徴とする、請求項1に記載の画像生成方法。
  4. 該境界面は、互いに隣接する複数の該多角形のすべての頂点が、該複数の視点を基準とする該境界面の手前または奥のいずれか一方に分離される平面であることを特徴とする、請求項1に記載の画像生成方法。
  5. 三次元画像情報を記憶する記憶部と、
    該三次元画像情報に基づき、1列に並ぶ複数の視点の各々における投影二次元画像を生成する制御部を有し、該制御部は、
    該三次元画像情報のうち、所定の境界面より手前に位置するオブジェクトの三次元画像情報に基づき、該複数の視点のうち第1の視点および第2の視点における第1および第2の投影二次元画像を生成し、
    該生成した第1および第2の投影二次元画像に基づき、該複数の視点のうちの第3の視点を基準とする第1の補間二次元画像を生成し、
    該所定の境界面より奥に位置するオブジェクトの三次元画像情報に基づき、該第1の視点および該第2の視点における第4および第5の投影二次元画像を生成し、
    該生成した第4および第5の投影二次元画像に基づき、該第3の視点を基準とする第2の補間二次元画像を生成し、
    該第1の補間二次元画像と該第2の補間二次元画像とを該境界面からの距離に基づいて合成する
    ことを特徴とする画像生成装置。
  6. 該三次元画像情報は複数の多角形により定義され、該多角形は各頂点の位置情報により定義されてなるとともに、該多角形の頂点のうちいずれか1つが該境界面よりも手前に位置する場合に、該多角形は該所定の境界面より手前に位置するものとし、該多角形のいずれの頂点も該所定の境界面よりも奥に位置する場合に、該多角形は該所定の境界面より奥に位置するものとする、請求項5に記載の画像生成装置。
  7. 記憶部に記憶された三次元画像情報のうち、所定の境界面より手前に位置するオブジェクトの三次元画像情報に基づき、1列に並ぶ複数の視点のうち第1の視点および第2の視点における第1および第2の投影二次元画像を生成するステップと、
    該生成した第1および第2の投影二次元画像に基づき、該複数の視点のうちの第3の視点を基準とする第1の補間二次元画像を生成するステップと、
    該所定の境界面より奥に位置するオブジェクトの三次元画像情報に基づき、該第1の視点および該第2の視点における第4および第5の投影二次元画像を生成するステップと、
    該生成した第4および第5の投影二次元画像に基づき、該第3の視点を基準とする第2の補間二次元画像を生成するステップと、
    該第1の補間二次元画像と該第2の補間二次元画像とを該境界面からの距離に基づいて合成するステップと
    を有する画像生成プログラム。
  8. 該三次元画像情報は複数の多角形により定義され、該多角形は各頂点の位置情報により定義されてなるとともに、該多角形の頂点のうちいずれか1つが該境界面よりも手前に位置する場合に、該多角形は該所定の境界面より手前に位置するものとし、該多角形のいずれの頂点も該所定の境界面よりも奥に位置する場合に、該多角形は該所定の境界面より奥に位置するものとする、請求項7に記載の画像生成プログラム。
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