JP2011195533A - 線維芽細胞増殖促進剤および抗老化剤 - Google Patents

線維芽細胞増殖促進剤および抗老化剤 Download PDF

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美星 横尾
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Tatsuya Hasegawa
達也 長谷川
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Abstract

【課題】優れた線維芽細胞増殖促進作用を有する線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤および、しわ改善剤を提供する。
【解決手段】ハリギリ(学名:Kalopanax septemlobus (Thunb.) Koidz.)、ヨメナ(学名:Aster yomena (Kitam.) Honda)、コナギ(学名:Monochoria vaginalis (Burm.f.) C.Presl)、ノコンギク(学名:Aster microcephalus (Miq.) Franch. et Sav. var. ovatus (Franch. et Sav.) Soejima et Mot.Ito)、ハスイモ(学名:Colocasia gigantea (Blume) Hook.f.)、シロヨメナ(学名:Aster ageratoides Turcz. var. ageratoides)及びタネツケバナ(学名:Cardamine scutata Thunb.)の植物体又はその抽出物を含むものとする。
【選択図】なし

Description

本発明は線維芽細胞増殖促進作用を有する線維芽細胞増殖剤、抗老化剤およびしわ改善剤に関するものである。
皮膚は身体の表面を被う被膜であって身体最大の器官であり、体の保護作用、体温調節機能、分泌・排出作用、感覚作用など種々の重要な生理機能を担っている。皮膚は、表層を形成する表皮、それを裏打ちする真皮、そして皮下組織および付属器から構成される。皮膚を構成する真皮は、真皮胎生期の中胚葉に由来する結合組織である。この真皮には、主として、コラーゲンやエラスチン等の線維成分、ムコ多糖体や糖タンパク複合体等の基質、線維芽細胞や肥満細胞等の細胞成分が含まれている。
このうち、真皮に含まれる線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチン等の線維成分およびムコ多糖体や糖タンパク複合体等の基質の産生に深く関与する。そして、線維芽細胞の増殖機能が維持されることによって、皮膚の水分量、柔軟性、弾力性等が良好な状態に保たれ、そしてこれによって多くの人が望む美しく健康的な皮膚(肌)の状態が維持される。
一方で、この線維芽細胞の増殖機能は、紫外線、乾燥、過度の皮膚洗浄、加齢、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、生活習慣の乱れ、女性ホルモンの減少、血流量の減少等により低下することも知られている。そして、線維芽細胞の増殖機能が低下することによって、上記した線維成分および基質の産生量が減少する。これは、皮膚の表面性状および物理的性状に変化を及ぼす要因となり、皮膚のかさつき、肌荒れ、しわ、たるみ等が現れることとなる。
このような知見に基づき、線維芽細胞を増殖させることによって、皮膚機能の維持や老化現象の遅延又は改善を図ることを目的として、線維芽細胞増殖促進作用を有する種々の成分および抽出物が提案されている。
例えば特許文献1には、布渣葉(シナノキ科に属する落葉高木である破布樹の葉部)からの抽出物を有効成分とする線維芽細胞増殖促進剤が記載され、皮膚の老化症状を効果的に予防・改善できるとされている。特許文献2には、クロレラの水抽出物とアロエベラ抽出物を含む線維芽細胞増殖促進剤が記載され、皮膚老化防止や創傷治癒促進に有効であるとされている。特許文献3には、サフランの雌しべより得られる抽出物を有効成分とする真皮線維芽細胞賦活剤が記載されている。
特許文献4には、ガガイモ科キジョラン属植物の抽出物を有効成分とする真皮線維芽細胞賦活剤が記載され、特許文献5には、ゲンクワニンを有効成分として含有するコラーゲン合成促進剤が記載されている。特許文献6には、ゼラニウム水抽出物、ホウセンカ水抽出物、サンザシ水抽出物から選択される真皮線維芽細胞賦活用組成物が記載され、特許文献7には、ゴマ、サンヤク、トウガラシ、トウキ、ドクダミ、バクモンドウから選ばれる植物抽出物を含有する線維芽細胞増殖促進剤が記載され、特許文献8には、アムラ抽出物を含む線維芽細胞増殖促進剤が記載され、老化現象の遅延・改善に有効であるとされている。
特開2006−45092号公報 特開平10−36283号公報 特開2005−41812号公報 特開2004−217478号公報 特開2004−137217号公報 特開2003−342153号公報 特開平10−45615号公報 特開2008−24615号公報
このように、線維芽細胞増殖促進作用を有するものとして従来より植物由来の抽出物が、その安全性や皮膚への刺激の穏やかさを期待して種々開発されているが、今までに該効果を奏することが見出されていなかった新しい植物で新たな線維芽細胞増殖促進効果を奏する植物のさらなる開発が求められている。
本発明はこのような従来の事情に対処してなされたもので、新しい植物由来の線維芽細胞増殖剤を提供することを目的とする。
本発明者等は、このような現状に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、特定の植物抽出物に優れた線維芽細胞増殖促進作用があり、線維芽細胞増殖促進剤として有用であること、また特定の植物抽出物が線維芽細胞増殖促進作用に基づく抗老化剤、しわ改善剤としても有用であることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、ハリギリ、ヨメナ、コナギ、ノコンギク、ハスイモ、シロヨメナ及びタネツケバナの植物体又はその抽出物から選ばれる一種又は二種以上を含むことを特徴とする線維芽細胞増殖促進剤である。
本発明は、ヨメナ、コナギ、ノコンギク、ハスイモ及びシロヨメナの植物体又はその抽出物から選ばれる一種又は二種以上を含むことを特徴とする抗老化剤である。
本発明は、ヨメナ、コナギ、ノコンギク、ハスイモ及びシロヨメナの植物体又はその抽出物から選ばれる一種又は二種以上を含むことを特徴とするしわ改善剤である。
本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤およびしわ改善剤は、線維芽細胞の増殖を促進させてコラーゲン、エラスチンなどの細胞外マトリックスの産生を促し、しわを含む皮膚老化を防止・抑制したり、皮膚損傷を修復することができるものである。また、天然物由来の成分を用いていることから、人又は動物に対して内服又は外用しても安全なものである。
以下、本発明について詳述する。
本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤およびしわ改善剤は、優れた線維芽細胞増殖促進能を有している。よって、本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤およびしわ改善剤は、医薬品(例えば皮膚外用剤,内服薬),医薬部外品,および化粧料の材料として好適である。また、飲食品(例えばサプリメント,飲料)にも適用することができる。
本発明で用いられるハリギリ(学名:Kalopanax septemlobus (Thunb.) Koidz.)は、ウコギ科ハリギリ属の植物である。
ハリギリ中のカロサポニンには刺激性去痰作用があるとされ、民間では古くから去痰薬として用いられている。また痔出血、打撲傷、リウマチの痛みなどにも用いられる(「原色牧野和漢薬草大図鑑」)。ハリギリの根皮や樹皮は中医方で腰膝疼痛、打身、痔疾、去痰の薬とされる(「世界有用植物事典」)。特開平8−283172号公報では、ハリギリを含む活性酸素除去剤及びこれを含有する皮膚外用剤が記載されている。
本発明で用いられるヨメナ(学名:Aster yomena (Kitam.) Honda)は、キク科シオン属あるいはヨメナ属の植物である。
ヨメナは、清熱、解毒などの効果があることが知られており、解熱、解毒、止血薬として吐血、鼻血、血痢、創傷の出血、黄疸、水腫、咽頭痛、痔瘡、でき物などに用いられる。中国の臨床では慢性の気管支炎、外耳炎、胃潰瘍、結膜炎、小児の熱性下痢の治療に有効であるとの報告がある(「原色牧野和漢薬草大図鑑」)。また、民間では、ヨメナの全草や地下部を乾燥し煎じたものが解熱利尿剤やはれものに用いられている(「世界有用植物事典」)。
本発明で用いられるコナギ(学名:Monochoria vaginalis (Burm.f.) C.Presl)は、ミズアオイ科ミズアオイ属の植物である。
コナギは、慢性気管支炎に用いられ(「原色牧野和漢薬草大図鑑」)、中医方では高熱、喘息、血尿、結膜炎などに用いられる(「世界有用植物事典」)。特開2004−123661号公報では保湿性に優れ、肌荒れ改善・予防効果に優れている成分として記載されている。
本発明で用いられるノコンギク(学名:Aster microcephalus (Miq.) Franch. et Sav. var. ovatus (Franch. et Sav.) Soejima et Mot.Ito)は、キク科シオン属の植物である。特開2008−50346号公報では痒み改善に効果があるとされ、外用されている。
本発明で用いられるハスイモ(学名:Colocasia gigantea (Blume) Hook.f.)は、サトイモ科サトイモ属の植物である。
ハスイモは、日本の栽培品種はもっぱら葉柄(芋がら)を食用とする(「世界有用植物事典」)。特開2006−333837ではビフィズス菌増殖促進剤として用いられている。
本発明で用いられるシロヨメナ(学名:Aster ageratoides Turcz. var. ageratoides)は、キク科シオン属の植物である。特開2008−50346では痒み改善効果があるとされている。
本発明で用いられるタネツケバナ(学名:Cardamine scutata Thunb.)は、アブラナ科タネツケバナ属の植物である。
タネツケバナは、むくみ、腫れ物、咳止め、喘息発作、尿道炎、膀胱炎、こしけ、でき物などに用いられることが知られている(「原色牧野和漢薬草大図鑑」)。
上記したように、本発明の各植物の植物体または植物抽出物に線維芽細胞増殖促進作用があるという報告はこれまでになく、本発明者らによって初めて見出されたものである。
また、ヨメナ、コナギ、ノコンギク、ハスイモ、シロヨメナ及びタネツケバナについては、これらの植物の植物体または植物抽出物に抗老化作用、しわ改善作用があることについても知られていないものである。
尚、本発明で使用する各植物の植物体又はその抽出物とは、各々の植物体の各種部位(花、花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草など)をそのまま又は乾燥したものを粉砕して乾燥粉末としたもの、又は、そのまま或いは乾燥・粉砕後、溶媒で抽出したものである。
抽出物の場合、抽出に用いられる抽出溶媒は通常抽出に用いられる溶媒であれば何でもよく、特にメタノール、エタノールあるいは1,3−ブチレングリコール等のアルコール類、含水アルコール類、アセトン、酢酸エチルエステル等の有機溶媒を単独あるいは組み合わせて用いることができ、このうち特に、アルコール類、含水アルコール類が好ましく、特にメタノール、エタノール、1,3−ブチレングリコール、含水エタノールまたは含水1,3−ブチレングリコールが好ましい。また前記溶媒は、室温乃至溶媒の沸点以下の温度で用いることが好ましい。
抽出方法は特に制限されるものはないが、通常、常温から、常圧下での溶媒の沸点の範囲であれば良く、抽出後は濾過又はイオン交換樹脂を用い、吸着・脱色・精製して溶液状、ペースト状、ゲル状、粉末状とすれば良い。更に多くの場合は、そのままの状態で利用できるが、必要ならば、その効果に影響のない範囲で更に脱臭、脱色等の精製処理を加えても良く、脱臭・脱色等の精製処理手段としては、活性炭カラム等を用いれば良く、抽出物質により一般的に適用される通常の手段を任意に選択して行えば良い。
前記植物体の抽出部位としては、ハリギリについては葉および枝、ヨメナについては地上部、コナギについては全草、ノコンギクについては地上部、ハスイモについては葉および茎、シロヨメナについては地上部、タネツケバナについては全草が好ましいが、それぞれ他の部位の抽出物も用いることが出来る。
本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤および、しわ改善剤は前記各植物体又はその抽出物の一種又は二種以上からなるものであることが好ましいが、本発明の効果を損なわない範囲において他の種々の成分を含有することが出来る。
本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤および、しわ改善剤は、皮膚外用剤に配合してヒトおよび動物に用いることができる他、各種飲食品、飼料(ペットフード等)に配合して摂取させることができる。また医薬製剤としてヒトおよび動物に投与することができる。この際、皮膚外用剤、飲食品などの剤型・形態により乾燥、濃縮又は希釈などを任意に行い調整すれば良い。
本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤および、しわ改善剤を皮膚外用剤に配合する場合、各植物体の抽出物が好ましく、その配合量(乾燥質量)は外用剤全量中、概ね0.0001〜10質量%が好ましい。
本発明を皮膚外用剤に適用する場合、上記成分に加えて、さらに必要により、本発明の効果を損なわない範囲内で、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば酸化防止剤、油分、紫外線防御剤、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
さらに、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属イオン封鎖剤、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、甘草抽出物、グラブリジン、カリンの果実の熱水抽出物、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩等の薬剤、ビタミンC、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類なども適宜配合することができる。
またこの皮膚外用剤は、外皮に適用される化粧料、医薬部外品等、特に好適には化粧料に広く適用することが可能であり、その剤型も、皮膚に適用できるものであればいずれでもよく、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−油二層系、水−油−粉末三層系、軟膏、化粧水、ゲル、エアゾール等、任意の剤型が適用される。
使用形態も任意であり、例えば化粧水、乳液、クリーム、パック等のフェーシャル化粧料やファンデーション、口紅、アイシャドウ等のメーキャップ化粧料、芳香化粧料、浴用剤等に用いることができる。
また、メーキャップ化粧品であれば、ファンデーション等、トイレタリー製品としてはボディーソープ、石けん等の形態に広く適用可能である。さらに、医薬部外品であれば、各種の軟膏剤等の形態に広く適用が可能である。そして、これらの剤型および形態に、本発明の線維芽細胞増殖促進剤および抗老化剤の採り得る形態が限定されるものではない。
本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤および、しわ改善剤を飲食品や飼料等に配合する場合、植物体またはその抽出物の配合量(乾燥質量)は、それらの種類、目的、形態、利用方法などに応じて、適宜決めることができ、例えば、飲食品全量中に錠剤やカプセル剤等の場合は1〜90質量%が好ましく、その他の飲食品では0.001〜50質量%が好ましい。成人一日当たり植物またはその抽出物の摂取量が約1〜1,000mg程度になるように調製することが好ましい。特に、保健用飲食品等として利用する場合には、本発明の有効成分を所定の効果が十分発揮されるような量で含有させることが好ましい。
飲食品や飼料の形態としては、例えば、顆粒状、粒状、ペースト状、ゲル状、固形状、または、液体状に任意に成形することができる。これらには、飲食品等に含有することが認められている公知の各種物質、例えば、結合剤、崩壊剤、増粘剤、分散剤、再吸収促進剤、矯味剤、緩衝剤、界面活性剤、溶解補助剤、保存剤、乳化剤、等張化剤、安定化剤やpH調製剤などの賦形剤を適宜含有させることができる。
本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤および、しわ改善剤を医薬製剤として用いる場合、該製剤は経口的にあるいは非経口的(静脈投与、腹腔内投与、等)に適宜に使用される。剤型も任意で、例えば錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤等の経口用固形製剤や、内服液剤、シロップ剤等の経口用液体製剤、または、注射剤などの非経口用液体製剤など、いずれの形態にも公知の方法により適宜調製することができる。これらの医薬製剤には、通常用いられる結合剤、崩壊剤、増粘剤、分散剤、再吸収促進剤、矯味剤、緩衝剤、界面活性剤、溶解補助剤、保存剤、乳化剤、等張化剤、安定化剤やpH調整剤などの賦形剤を適宜使用してもよい。
本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤および、しわ改善剤を、皮膚外用剤、飲食品、医薬製剤等として用いる場合、線維芽細胞の増殖機能が低下することによって生じる皮膚老化を防止・抑制して皮膚のたるみ・しわ、ハリ・弾力の低下などの症状や疾病の予防・治療等に好適に用いられる。食品に添加した場合には、かかる食品を摂取することで、抗老化効果、線維芽細胞増殖促進効果を内から発揮することが期待される。また、線維芽細胞の増殖が促進されることにより皮膚損傷を修復に役立つものである。
また上記症状や病態等の治療、予防、改善等の生理機能をコンセプトとして、その旨を表示した皮膚外用剤、機能性飲食品、特定保健用食品等に応用することができる。
尚、本発明の線維芽細胞増殖促進剤、抗老化剤および、しわ改善剤の皮膚外用剤又は飲食品などへの添加の方法については、予め加えておいても、製造途中で添加しても良く、作業性を考えて適宜選択すれば良い。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限り質量%で示す。
最初に、本実施例で用いた植物抽出物の調製方法、線維芽細胞増殖効果に関する試験方法とその結果について説明する。
1.試料の調製
試料はすべて高知県で生育し、財団法人高知県牧野記念財団より入手した。
以下の試料を調製し、被験試料とした。
(1)ハリギリ葉抽出物
ハリギリの葉乾燥物8.18gを室温で1週間80mLのメタノールに浸漬した。次いで、ろ紙ろ過により得た抽出液より溶媒を留去し、ハリギリ葉メタノール抽出物1228mg(収率:15.0%)を得た。
(2)ハリギリ枝抽出物
ハリギリの枝乾燥物9.85gを室温で1週間80mLのメタノールに浸漬した。次いで、ろ紙ろ過により得た抽出液より溶媒を留去し、ハリギリ枝メタノール抽出物1100mg(収率:11.2%)を得た。
(3)ヨメナ抽出物
ヨメナの地上部乾燥物9.33gを室温で1週間80mLのメタノールに浸漬した。次いで、ろ紙ろ過により得た抽出液より溶媒を留去し、ヨメナメタノール抽出物1050mg(収率:11.3%)を得た。
(4)コナギ抽出物
コナギの全草乾燥物9.64gを室温で1週間80mLのメタノールに浸漬した。次いで、ろ紙ろ過により得た抽出液より溶媒を留去し、コナギメタノール抽出物781mg(収率:8.1%)を得た。
(5)ノコンギク抽出物
ノコンギクの地上部乾燥物10.47gを室温で1週間80mLのメタノールに浸漬した。次いで、ろ紙ろ過により得た抽出液より溶媒を留去し、ノコンギクメタノール抽出物995mg(収率:9.5%)を得た。
(6)ハスイモ葉抽出物
ハスイモの葉乾燥物10.87gを室温で1週間80mLのメタノールに浸漬した。次いで、ろ紙ろ過により得た抽出液より溶媒を留去し、ハスイモ葉メタノール抽出物2444mg(収率:22.5%)を得た。
(7)ハスイモ茎抽出物
ハスイモの茎乾燥物10.94gを室温で1週間80mLのメタノールに浸漬した。次いで、ろ紙ろ過により得た抽出液より溶媒を留去し、ハスイモ茎メタノール抽出物3683mg(収率:33.7%)を得た。
(8)シロヨメナ抽出物
シロヨメナの地上部乾燥物8.73gを室温で1週間80mLのメタノールに浸漬した。次いで、ろ紙ろ過により得た抽出液より溶媒を留去し、シロヨメナメタノール抽出物676mg(収率:7.7%)を得た。
(9)タネツケバナ抽出物
タネツケバナの全草乾燥物8.07gを室温で1週間80mLのメタノールに浸漬した。次いで、ろ紙ろ過により得た抽出液より溶媒を留去し、タネツケバナメタノール抽出物1488mg(収率:18.4%)を得た。
2.線維芽細胞増殖効果試験方法およびその結果
上記1.で得られた各植物抽出物を試験試料として用い、次の方法で線維芽細胞増殖効果を測定・評価した。
(1)線維芽細胞増殖の試験方法
ヒト0才児包皮由来真皮線維芽細胞を24ウェルプレートに60000細胞/ウェルで播種した。0.5%FBS添加DMEM培地1mlで一晩培養後、試験物質溶液(溶媒:DMSO)を添加した。試験物質溶液添加から2日後に培地を吸引除去した後、0.5%FBS添加DMEM培地1mlで洗浄し、10%AlamarBlue(Biosource International, Inc製)添加の同培地0.5mlに置換し、蛍光の初期値を測定した。3時間培養後、蛍光を再度測定し、細胞増殖率を算出した。植物抽出物の濃度は、0.003質量%および0.01質量%で測定した。
(2)線維芽細胞増殖の試験結果
上記の方法による細胞増殖率について、コントロールを100とした時の相対値を算定し、表1に示した。
Figure 2011195533
表1から分かるように、本発明の植物抽出物は、優れた線維芽細胞増殖促進効果を有しており、線維芽細胞増殖促進剤や抗老化剤として有用である。
このため本発明の線維芽細胞増殖促進剤を配合することで、線維芽細胞増殖促進効果を有する皮膚外用剤、経口用組成物(例えば機能剤、飲食品など)、医薬製剤等を提供することができ、線維芽細胞増殖機能の低下に伴う種々の症状や疾病、病態等の予防、防止、改善、治療等に役立つ。
具体的適用例としては、皮膚のたるみ・しわ、ハリ・弾力の低下などの皮膚老化を予防、改善、治療したり、皮膚損傷を修復することが挙げられる。ただしこれら例示に適用が限定されるものでない。
以下に、種々の剤型の本発明による線維芽細胞増殖促進剤の配合例を処方例として説明する。本発明はこの処方例によって何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲によって特定されるものであることはいうまでもない。
[配合処方例1:キャンディー]
砂糖 2000mg
水飴 1926mg
線維芽細胞増殖促進剤:ハリギリ熱水抽出物(乾燥質量) 20mg
コラーゲンペプチド 10mg
ハトムギ抽出物(乾燥質量) 2mg
ハス胚芽抽出物(乾燥質量) 2mg
香料 40mg
(合計)4000mg
[配合処方例2:錠剤]
ショ糖エステル 70mg
結晶セルロース 74mg
メチルセルロース 36mg
グリセリン 25mg
シカクマメ抽出物 300mg
線維芽細胞増殖促進剤:ヨメナ含水エタノール抽出物(乾燥質量) 120mg
コラーゲンペプチド 60mg
ハトムギ抽出物(乾燥質量) 10mg
N−アセチルグルコサミン 180mg
ヒアルロン酸 150mg
ビタミンE 30mg
ビタミンB6 20mg
ビタミンB2 10mg
α−リポ酸 20mg
コエンザイムQ10 40mg
セラミド(コンニャク抽出物) 55mg
L−プロリン 300mg
(合計)1500mg
[配合処方例3:ソフトカプセルA]
食用大豆油 528mg
線維芽細胞増殖促進剤:コナギ含水エタノール抽出物(乾燥質量) 90mg
コラーゲンペプチド 45mg
ハトムギ抽出物(乾燥質量) 8mg
ハス胚芽抽出物(乾燥質量) 16mg
ローヤルゼリー 70mg
マカ 60mg
GABA(γ−アミノ酪酸) 30mg
ミツロウ 60mg
ゼラチン 375mg
グリセリン 113mg
グリセリン脂肪酸エステル 105mg
(合計)1500mg
[配合処方例4:ソフトカプセルB]
玄米胚芽油 650mg
線維芽細胞増殖促進剤:ノコンギク熱水抽出物(乾燥質量) 300mg
コラーゲンペプチド 255mg
ハトムギ抽出物(乾燥質量) 50mg
レスベラトロール 5mg
エラスチン 180mg
DNA 30mg
葉酸 30mg
(合計)1500mg
[配合処方例5:顆粒]
線維芽細胞増殖促進剤:ハスイモ含水エタノール抽出物(乾燥質量) 140mg
コラーゲンペプチド 70mg
ハトムギ抽出物(乾燥質量) 20mg
ハス胚芽抽出物(乾燥質量) 40mg
ビタミンC 150mg
大豆イソフラボン 270mg
還元乳糖 360mg
大豆オリゴ糖 36mg
エリスリトール 36mg
デキストリン 30mg
香料 24mg
クエン酸 24mg
(合計)1200mg
[配合処方例6:ドリンク剤(50mL中)]
線維芽細胞増殖促進剤:シロヨメナ熱水抽出物(乾燥質量) 10mg
コラーゲンペプチド 5mg
ハトムギ抽出物(乾燥質量) 2mg
還元麦芽糖水飴 28mg
エリスリトール 8mg
クエン酸 2mg
香料 1.3mg
N−アセチルグルコサミン 1mg
ヒアルロン酸 0.5mg
ビタミンE 0.3mg
α−リポ酸 0.2mg
コエンザイムQ10 1.2mg
セラミド(コンニャク抽出物) 0.4mg
L−プロリン 2mg
水 残余
[配合処方例7:軟膏]
(配合成分) (質量%)
線維芽細胞増殖促進剤:タネツケバナメタノール抽出物(乾燥質量) 1.0
ステアリルアルコール 18.0
モクロウ 20.0
ポリオキシエチレン(20)モノオレイン酸エステル 0.25
グリセリンモノステアリン酸エステル 0.3
ワセリン 40.0
精製水 残余
[配合処方例8:美容液]
(配合成分) (質量%)
(A相)
95%エチルアルコール 10.0
ポリオキシエチレン(20)オクチルドデカノール 1.0
パントテニルエチルエーテル 0.1
線維芽細胞増殖促進剤:ハリギリ含水エタノール抽出物(乾燥質量) 1.5
メチルパラベン 0.15
(B相)
水酸化カリウム 0.1
(C相)
グリセリン 5.0
ジプロピレリングリコール 10.0
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
カルボキシビニルポリマー 0.2
精製水 残余
[配合処方例9:パック]
(配合成分) (質量%)
(A相)
ジプロピレングリコール 5.0
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 5.0
(B相)
線維芽細胞増殖促進剤:ヨメナメタノール抽出物(乾燥質量) 0.01
オリーブ油 5.0
酢酸トコフェロール 0.2
エチルパラベン 0.2
香料 0.2
(C相)
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
ポリビニルアルコール(ケン化度90、重合度2000) 13.0
エタノール 7.0
精製水 残余
[配合処方例10:乳液]
(配合成分) (質量%)
マイクロクリスタリンワックス 1.0
ミツロウ 2.0
ラノリン 20.0
流動パラフィン 10.0
スクワラン 5.0
ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
プロピレングリコール 7.0
線維芽細胞増殖促進剤:コナギ熱水抽出物(乾燥質量) 10.0
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
エチルパラベン 0.3
香料 適量
精製水 残余
[配合処方例11:クリーム]
(配合成分) (質量%)
固形パラフィン 5.0
ミツロウ 10.0
ワセリン 15.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 3.0
石けん粉末 0.1
硼砂 0.2
線維芽細胞増殖促進剤:ノコンギクメタノール抽出物(乾燥質量) 0.05
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
エチルパラベン 0.3
香料 適量
精製水 残余
[配合処方例12:ドリンク剤(50mL中)]
線維芽細胞増殖促進剤:ハリギリ熱水抽出物(乾燥質量) 5mg
線維芽細胞増殖促進剤:シロヨメナ含水エタノール抽出物(乾燥質量) 5mg
コラーゲンペプチド 5mg
ハトムギ抽出物(乾燥質量) 2mg
還元麦芽糖水飴 28mg
エリスリトール 8mg
クエン酸 2mg
香料 1.3mg
ヒアルロン酸 0.5mg
ビタミンE 0.3mg
コエンザイムQ10 1.2mg
セラミド(コンニャク抽出物) 0.4mg
L−プロリン 2mg
水 残余
[配合処方例13:錠剤]
ショ糖エステル 70mg
結晶セルロース 74mg
メチルセルロース 36mg
グリセリン 25mg
シカクマメ抽出物 300mg
線維芽細胞増殖促進剤:ヨメナ含水エタノール抽出物(乾燥質量) 40mg
線維芽細胞増殖促進剤:コナギ含水エタノール抽出物(乾燥質量) 50mg
コラーゲンペプチド 60mg
N−アセチルグルコサミン 180mg
ヒアルロン酸 150mg
α−リポ酸 20mg
セラミド(コンニャク抽出物) 55mg
(合計)1060mg
[配合処方例14:ソフトカプセルC]
食用大豆油 528mg
線維芽細胞増殖促進剤:ヨメナ含水エタノール抽出物(乾燥質量) 50mg
線維芽細胞増殖促進剤:シロヨメナ熱水抽出物(乾燥質量) 80mg
コラーゲンペプチド 43mg
ハス胚芽抽出物(乾燥質量) 16mg
ローヤルゼリー 70mg
マカ 60mg
ミツロウ 60mg
ゼラチン 375mg
グリセリン 113mg
グリセリン脂肪酸エステル 105mg
(合計)1500mg

Claims (3)

  1. ハリギリ、ヨメナ、コナギ、ノコンギク、ハスイモ、シロヨメナ及びタネツケバナの植物体又はその抽出物から選ばれる一種又は二種以上を含むことを特徴とする線維芽細胞増殖促進剤。
  2. ヨメナ、コナギ、ノコンギク、ハスイモ及びシロヨメナの植物体又はその抽出物から選ばれる一種又は二種以上を含むことを特徴とする抗老化剤。
  3. ヨメナ、コナギ、ノコンギク、ハスイモ及びシロヨメナの植物体又はその抽出物から選ばれる一種又は二種以上を含むことを特徴とするしわ改善剤。
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