JP2011193864A - 園芸用隔離培地の台座 - Google Patents
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Abstract
【課題】園芸用隔離培地の台座において、栽培時の潅水による排水性を良くし、水分滞留および低地設置による風通しの悪さによる蒸れを防止する台座を提供する。
【解決手段】台座本体1に傾斜つきの溝2、パイプ通し用の穴4および軽量な発泡樹脂製の短辺に連結部3を設ける構成とする。これにより潅水による排水を促し水分滞留を防ぐと共に設置位置が高くなることで潅水による水撥ねを極力防ぎ、パイプに温水を流すことで保温、冷水を流すことで夏季の温度上昇を防げる。
【選択図】図1
【解決手段】台座本体1に傾斜つきの溝2、パイプ通し用の穴4および軽量な発泡樹脂製の短辺に連結部3を設ける構成とする。これにより潅水による排水を促し水分滞留を防ぐと共に設置位置が高くなることで潅水による水撥ねを極力防ぎ、パイプに温水を流すことで保温、冷水を流すことで夏季の温度上昇を防げる。
【選択図】図1
Description
この発明は、傾斜つきの排水溝を設けた園芸用隔離培地の台座に関する。
従来の園芸用隔離培地の設置は地面に直接または、水切れの悪さを考慮し、敷いても波板程度のごく僅かな底上げしかできず、条件が良い十分な高さが確保できなかった。専用の台座がなく栽培時の潅水による排水性の悪さから水分滞留することで、生育に影響がでる。特に夏季の栽培では、高温および低地設置による風通しの悪さによる蒸れが原因で植物の生長に悪影響を及ぼす。
また、地面に近いほど植物へ潅水した水分が地面で撥ね、撥ねた水分が培地および植物にかかることで病気の原因になる。病気感染回避、作業性向上および生育コントロールの利点等でココ椰子繊維を固形化した培地、その他、病原菌の存在しない人工培地による隔離培地栽培が普及している。土壌と隔離して栽培しても水撥ねは、病気感染の外的要因の一つとされている。
この発明は、傾斜つきの溝を設けた台座に園芸用の隔離培地を乗せ、植物を栽培することで潅水による水分排水を促し、滞留を防ぎ風通しが良くなることで蒸れの影響を受けにくくなる。また、台座の高さにより水撥ねを極力防止できることで病気感染しにくい健康な植物栽培ができると共に培地の設置位置が高くなることで作業性向上を目的とする園芸用隔離培地の台座に関するものである。
以上の課題を解決するために、傾斜つきの溝を設けた本台座に隔離培地を乗せ植物栽培することで潅水による排水を促し、水分滞留を防ぐと共に台座による設置位置が高くなることで潅水による水撥ねを極力防ぐことができ、病気感染しにくい特徴をもった園芸用隔離培地の台座である。
また、パイプ通し用の穴を設けることで容易にパイプを通せることができる。このパイプに温水を流すことで保温、冷水を流すことで夏季の温度上昇を防ぐことができ蒸れの解消が期待できる。
そして、軽量な発泡樹脂製の短辺に連結用の凹凸を設けることで台座の連結設置が容易にでき、台座による栽培位置が高くなるため作業性向上も期待できる園芸用隔離培地の台座を提供することを課題とする。
傾斜つきの溝を設けた台座に隔離培地を乗せ、植物栽培することで水分排水を促し、滞留を防ぐことで蒸れを抑える。病気感染回避、作業性向上および生育コントロールの利点等の面で隔離培地栽培が普及している。
一般に培地自体殺菌等により植物栽培に悪影響を与える病原菌は皆無とされている。一般に土耕栽培とは違いココ椰子繊維を固形化した人工培地、その他悪玉菌の存在しない培地を用いて隔離栽培することで病気の発生しない栽培ができるが、土壌と隔離栽培をしても潅水による水撥ね等による外部から病原菌が侵入しやすいこともあり台座に乗せ隔離培地自体を本台座で高くし撥ねた水が容易にかからないようにすることで病気感染の軽減ができる。風通しも良くなると共に高温時でも蒸れない健康で病気感染しにくい植物栽培ができる。
また、パイプ通し用の穴を設けることで容易にパイプを通せることができる。このパイプに温水を流すことで保温、冷水を流すことで夏季の温度上昇を防ぐことができ蒸れの軽減効果も期待できる。
軽量な発泡樹脂の短辺に凹凸を設け、はめ込むことで連結設置が容易である。設置位置が高くなることで作業性の向上も期待できる園芸隔離培地の台座を提供する。
以下、本発明の実施形態を図1〜2に基づいて説明する。
図において1.は、台座本体で軽量かつ温度および薬剤変性の少ない発泡樹脂を用いる。この上に隔離培地を乗せ栽培する。
2.は、潅水時や培地から流れ出る水分が流れやすく滞留しないように傾斜のついた溝が設けてある。
3.のように凹凸を設け、凹凸をはめ込むことで容易に連結設置ができる。
パイプを通すため4.を設けることで、3.により一直線に連結した台座の穴にパイプを通すことができる。連結した台座の長さに応じたパイプの設置ができパイプ中に温水や冷水を流すことで温度調節ができる。
「他の実施形態」
4.のパイプ用の穴とあるが、植物潅水に多く使われるポリプロピレン製のチューブでも良い。
本体1.に光を反射する塗料や資材で覆い、植物の光合成能力向上を促しても良い。
「他の実施形態」
4.のパイプ用の穴とあるが、植物潅水に多く使われるポリプロピレン製のチューブでも良い。
本体1.に光を反射する塗料や資材で覆い、植物の光合成能力向上を促しても良い。
1. 台座本体
2. 傾斜つき溝部
3. 連結部
4. パイプ通し用穴部
2. 傾斜つき溝部
3. 連結部
4. パイプ通し用穴部
Claims (1)
- 排水用の傾斜溝を設けた発泡樹脂製の本体に連結用の凹凸を設け、本体中にパイプを通すことのできる穴を設けた園芸用隔離培地の台座
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010089828A JP2011193864A (ja) | 2010-03-23 | 2010-03-23 | 園芸用隔離培地の台座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010089828A JP2011193864A (ja) | 2010-03-23 | 2010-03-23 | 園芸用隔離培地の台座 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011193864A true JP2011193864A (ja) | 2011-10-06 |
Family
ID=44872837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010089828A Pending JP2011193864A (ja) | 2010-03-23 | 2010-03-23 | 園芸用隔離培地の台座 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011193864A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103503762A (zh) * | 2013-10-22 | 2014-01-15 | 重庆示展科技发展中心 | 有机土壤农场 |
CN103535259A (zh) * | 2013-10-22 | 2014-01-29 | 重庆示展科技发展中心 | 有机物土壤种植半夏的农场 |
CN103583329A (zh) * | 2013-10-22 | 2014-02-19 | 重庆市才诗科技发展中心 | 有机物土壤种植农场 |
JP2019083806A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 三菱ケミカルインフラテック株式会社 | 植物栽培装置 |
-
2010
- 2010-03-23 JP JP2010089828A patent/JP2011193864A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7146344B2 (ja) | 2017-11-01 | 2022-10-04 | 三菱ケミカルインフラテック株式会社 | 植物栽培装置 |
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