JP2011191944A - メーリングリスト管理支援装置、メーリングリスト管理支援方法及びメールシステム - Google Patents

メーリングリスト管理支援装置、メーリングリスト管理支援方法及びメールシステム Download PDF

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Abstract

【課題】メーリングリストの登録者の中から削除対象とすべき登録者を特定することで、情報漏えいを抑制するとともに、作業効率を向上させるメーリングリスト管理支援装置を提供する。
【解決手段】ML統計情報保持部11は、メーリングリストのアドレス、メーリングリストに登録されている登録者の情報及び各登録者の前記メーリングリストの使用状況の統計情報を保持する。利用情報取得部12は、前記各登録者の利用情報を取得する。統計情報更新部13は、利用情報及び統計情報を基に、各登録者のメーリングリストの利用状況の最新の統計情報を求め統計情報を更新する。削除対象特定部14は、統計情報を基にメーリングリストからの削除対象となる登録者を特定する。アカウント制御部15は、削除対象となる登録者の情報を管理者に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、メーリングリスト管理支援装置、メーリングリスト管理支援方法及びメールシステムに関する。
メーリングリスト(ML:Mailing list)は、特定の話題に関心を持つ人が集まったグループなどで情報交換をする場合、グループ内の複数の人に同時に電子メールを配信する仕組みである。ここで、メーリングリストの動作について説明する。メーリングリストには、複数のメンバーが登録されている。そして、登録メンバーのメールアドレスのリストと、メーリングリスト宛の代表メールアドレスとを用意する。そして、代表メールアドレスへ送信されたメールを、リストに登録されたメンバー全員のアドレスへ転送する。
ビジネスでは、各会社の各部署から人選されて結成されたプロジェクトの業務連絡などにおいてメーリングリストが使用される。このようにメーリングリストを活用することで、即座にプロジェクトのメンバー全員にメールが送れ、迅速な業務連絡を実現できる。
また、メーリングリストの管理者は、メーリングリストが提供する専用の管理アドレスへのメールの送信や、メール本文にコマンドを記述したメールを送信することにより、メーリングリストの作成、破棄又はメンバーの更新といった処理を行うことができる。
従来、受信したメーリングリスト宛の電子メールの属性から重要度を判定し、その判定結果に基づいて登録者の中から電子メールを転送するそのユーザを決定し、その決定したユーザ宛に電子メールを転送する技術が提案されている。また、受信したメールに送信元の情報を付加して蓄積し、ユーザからメールの閲覧などの要求を受けた場合に、予め記憶している各ユーザの権限を基にその要求を許可するか否かを判定し、その要求への応答を行う技術が提案されている。
特開2009−260551号公報
しかし、従来の電子メールシステムでは、メーリングリストのメンバーの登録、変更及び削除は全て管理者の手作業で行われる。そのため、あるメンバーがプロジェクトから抜けた場合に、管理者が忘れるなどして、メーリングリストからそのメンバーを削除することがなされないおそれがある。もし、プロジェクトから抜けたメンバーがメーリングリストから削除されなければ、そのメンバーはプロジェクトに関するメールを受信し続けてしまう。これでは、プロジェクトに関する秘密情報が既にプロジェクトのメンバーでない人に送られてしまうことになり、情報漏えいの原因となる危険がある。また、プロジェクトから抜けた人にとっても、現在の業務に必要のないメールを受信し続けることで、作業効率の悪化といった問題が発生する。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、メーリングリストの登録者の中から削除対象とすべき登録者を特定することで、情報漏えいを抑制するとともに、当該登録者の作業効率を向上させるメーリングリスト管理支援装置を提供することを目的とする。
本願の開示するメーリングリスト管理支援装置は、一つの態様において、ML統計情報保持部は、メーリングリストのアドレス、メーリングリストに登録されている登録者の情報及び各登録者の前記メーリングリストの使用状況の統計情報を保持する。また、利用情報取得部は、外部のメールサーバにおける各前記登録者の利用情報を取得する。また、統計情報更新部は、前記利用情報を基に、各前登録者の前記メーリングリストの利用状況の最新の統計情報を求め、前記ML統計情報保持部に保持されている前記統計情報を更新する。また、削除対象特定部は、前記統計情報を基に前記メーリングリストからの削除対象となる登録者を特定する。アカウント制御部は、前記削除対象となる登録者の情報を前記メーリングリストの管理者に通知する。
本願の開示するメーリングリスト管理支援装置の一つの態様によれば、メーリングリストの登録者の中から削除対象とすべき登録者を容易に特定できる。すなわち、プロジェクトから抜けたメンバーなどのメーリングリストから削除すべき登録者の情報を容易に特定できる。これにより、情報漏えいを抑制するとともに、当該登録者の作業効率を向上させるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るメーリングリスト管理支援装置のブロック図である。 図2は、実施例2に係るメールシステムの構成を表すブロック図である。 図3は、実施例2に係るメーリングリスト管理支援装置のブロック図である。 図4は、システム管理情報テーブルの一例の図である。 図5は、実施例2に係るMLの利用状況の統計情報テーブルの一例の図である。 図6は、実施例2に係るMLの利用状況の閾値テーブルの一例の図である。 図7は、ML利用状況の判定モードテーブルの一例の図である。 図8は、利用情報取得部における処理のフローチャートである。 図9は、統計情報更新部における処理のフローチャートである。 図10は、削除対象特定部における処理のフローチャートである。 図11は、アカウント制御部における処理のフローチャートである。 図12は、実施例3に係るメーリングリスト管理支援装置のブロック図である。 図13は、実施例3に係るMLの利用状況の統計情報テーブルの一例の図である。 図14は、実施例3に係るMLの利用状況の閾値テーブルの一例の図である。
以下に、本願の開示するメーリングリスト管理支援装置、メーリングリスト管理支援方法及びメールシステムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示するメーリングリスト管理支援装置、メーリングリスト管理支援方法及びメールシステムが限定されるものではない。
図1は、実施例1に係るメーリングリスト管理支援装置のブロック図である。図1に示すように、本実施例に係るメーリングリスト管理支援装置1は、ML統計情報保持部11、利用情報取得部12、統計情報更新部13、削除対象特定部14及びアカウント制御部15を有している。
ML統計情報保持部11は、ハードディスクなどの記憶装置である。ML統計情報保持部11は、メーリングリストのアドレス、メーリングリストに登録されている登録者のアカウント情報及び各登録者のメーリングリストの使用状況の統計情報を記憶することで、それらの情報を保持する。以下では、各登録者のメーリングリストの使用状況の統計情報のことを単に「統計情報」と呼ぶことがある。
利用情報取得部12は、ML統計情報保持部11に保持されている情報を用いて、ネットワークを介して接続されている外部のメールサーバから利用情報を取得する。ここで、利用情報とは、メーリングリストの登録者の利用状況を把握するための情報である。例えば、利用情報とは、メーリングリスト宛のメールの送信元のアドレスやアクセス履歴などである。利用情報取得部12は、利用情報を統計情報更新部13へ出力する。
統計情報更新部13は、利用情報の入力を利用情報取得部12から受ける。さらに、統計情報更新部13は、ML統計情報保持部11が保持している統計情報をML統計情報保持部11から取得する。そして、統計情報更新部13は、利用情報及び統計情報を用いて、各登録者のメーリングリストの使用状況の最新の統計情報を求める。統計情報更新部13は、ML統計情報保持部11が記憶している過去の統計情報を各メーリングリストの利用状況の最新の統計情報に置き換え、ML統計情報保持部11が保持している統計情報を更新する。
削除対象特定部14は、ML統計情報保持部11が保持している統計情報を用いて、各メーリングリストの登録者のうち、削除対象となる登録者を特定する。削除対象となる登録者とは、例えば、最近メーリングリスト宛にメールの送信を行っていない者などである。そして、削除対象特定部14は、削除対象となる登録者の情報をアカウント制御部15へ出力する。
アカウント制御部15は、削除対象となる登録者の情報の入力を削除対象特定部14から受ける。そして、アカウント制御部15は、削除対象となる登録者の情報を各メーリングリストの管理者に通知する。ここで、メーリングリストの管理者とは、例えばメールサーバの管理者などである。
以上に説明したように、実施例1に係るメーリングリスト管理支援装置は、メーリングリストの登録者の中から、削除対象となる登録者を自動的に特定し、管理者に通知する。これにより、管理者は、メーリングリストの登録者の中で削除したほうが良いと思われる登録者を容易に把握できる。したがって、管理者は、メーリングリストを業務連絡に使用している特定のプロジェクトに過去に所属しており現在はそのプロジェクトから抜けた人をメーリングリストの登録者の中から容易に特定することができる。そして、管理者は、その特定した登録者をメーリングリストから削除することができる。これにより、メーリングリストからの登録者の情報の削除のし忘れなどを軽減することができ、情報漏えいを抑制することができる。また、メーリングリストから抜けた登録者に不要なメールが送信されることを軽減できるので、その登録者の作業効率を向上させることができる。
図2は、実施例2に係るメールシステムの構成を表すブロック図である。まず、図2を参照して、本実施例に係るメールシステムの全体構成を説明し、その後、本実施例に係るメーリングリスト管理支援装置について詳細に説明する。
図2に示すように、本実施例にかかるメールシステムは、メーリングリスト管理支援装置1、端末2、SMTPサーバ3、ネットワーク4、メールサーバ5及び端末6を備えている。ここで、端末2は、メーリングリスト宛又はメーリングリストに登録されている各登録者宛にメールを送信した送信者が使用した端末である。ただし、端末2からのメールの送信者はメーリングリストの登録者であってもよい。ここで、図2では端末2は1台しか記載していないが、端末2の台数は何台でも良い。そして、端末6は、メーリングリストの登録者の端末とする。ここで、図2では2台の端末6が記載されているが、端末6も何台でも良い。
そして、端末2とSMTPサーバ3とは、ネットワークを介して接続されている。また、SMTPサーバ3とメールサーバ5とは、ネットワーク4を介して接続されている。また、メールサーバ5とメーリングリスト管理支援装置1とは、ネットワークを介して接続されている。さらに、メールサーバ5と端末6とは、ネットワークを介して接続されている。ここで、ネットワーク4は例えばインターネットなどである。そして、ネットワーク4は、他の装置間のネットワークと比べて大きなネットワークである。そこで、図2ではネットワークとしてネットワーク4だけを特に記載している。
メールサーバ5は、メーリングリストの代表メールアドレス及びメーリングリストに登録されている登録者のメールアドレスを管理している。以下では、メーリングリストの代表メールアドレス宛のメールを、単に「メーリングリスト宛のメール」と呼ぶことがある。また、メーリングリストの登録者のメールアドレス宛のメールを、単に「登録者宛のメール」と呼ぶことがある。また、メーリングリストに登録されている登録者を単に「登録者」と呼ぶことがある。ここで、本実施例では説明の都合上メールサーバ5が管理するメールアドレスとして、メーリングリストの代表メールアドレス及び登録者のメールアドレスを用いるが、メールサーバ5は他のメールアドレスを管理してもよい。
さらに、メールサーバ5は、メールを送受信するための登録者のアカウント及びパスワードを管理している。ここで、登録者のアカウントとは、メールを送受信する権限を有するか否かを確認するための登録者の識別情報である。すなわち、メールサーバ5は、端末6から入力されたアカウント及びパスワードの組み合わせがメールの送受信の権利を有する組み合わせと一致すれば、端末6にメールのそのアカウントによるメールの送受信を許可する。本実施例では登録者のアカウントと登録者のメールアドレスは1対1で対応するものとする。ただし、実際には1つのアカウントに対して複数のメールアドレスが対応しても良い。
メールサーバ5は、POPサーバ51及びSMTPサーバ52を有する。POPサーバ51が、メールサーバ5の受信部の一例である。また、SMTPサーバ52が、メールサーバ5の送信部の一例である。
POPサーバ51は、メーリングリストに登録されている各登録者のアカウントに対応するそれぞれのメールボックス(不図示)を有している。
POPサーバ51は、SMPTサーバ3から送信されたメールサーバ5が管理するメーリングリスト宛のメール及びメールサーバ5が管理する登録者宛のメールをネットワーク4を介して受信する。
POPサーバ51は、メーリングリスト宛のメールをそのメーリングリストに登録されている各登録者のメールボックスに蓄積しておく。また、POPサーバ51は、各登録者宛のメールをその宛先の登録者のメールボックスに蓄積しておく。
POPサーバ51は、端末6からの受信メールのダウンロード要求を受ける。このダウンロード要求には、メールアドレス、アカウント及びパスワードが含まれている。そして、POPサーバ51は、端末6から入力されたメールアドレスに対するアカウント及びパスワードの組み合わせが正しいかを判定する。POPサーバ51は、アカウント及びパスワードの組み合わせが正しいと判定すると、その要求を行った登録者のアカウントに対応するメールボックスに蓄積しているメールを端末6に送信する。
SMTPサーバ52は、端末6から送信メールを受信する。そして、SMTPサーバ52は、端末6からの送信メールをネットワーク4を介して指定された送信先のアドレスに向けて送信する。この送信先は、例えば端末2でもよく、また他の端末でも良い。
端末2は、メーリングリスト宛又は登録者宛のメールをSMTPサーバ3に送信する。ここで、登録者宛とは、メーリングリストの代表メールを介さず、登録者のアドレスを直接送信先として指定して送信されたメールを指す。
SMTPサーバ3は、端末2からメールを受信する。そして、SMTPサーバ3は、ネットワーク4を介してメールサーバ5にメールを送信する。
端末6は、受信メールのダウンロード要求をPOPサーバ51に対して行う。そして、端末6は、POPサーバ51のメールボックスに蓄積されているメールをダウンロードする。具体的には、端末6は、受信メールのダウンロード要求を行った登録者のアカウントに対応したメールボックスに蓄積されているメールのみをダウンロードする。すなわち、登録者Aが自己のアカウントを用いて受信メールのダウンロード要求をPOPサーバ51に対して行った場合には、端末6は、登録者Aのメールボックスに蓄積されたメールをダウンロードする。
メーリングリスト管理支援装置1は、メールサーバ5で管理されているメーリングリストに登録されている登録者の情報のうち、削除対象となる登録者を特定し、管理者に削除対象となる登録者の情報を通知する。そこで、次に、メーリングリスト管理支援装置1の詳細を説明する。図3は、実施例2に係るメーリングリスト管理支援装置のブロック図である。
本実施例に係るメーリングリスト管理支援装置1は、図3に示すようにML統計情報保持部11、利用情報取得部12、統計情報更新部13、削除対象特定部14及びアカウント制御部15を備えている。
ML統計情報保持部11は、ハードディスクなどの記憶装置である。そして、ML統計情報保持部11は、本システムメールアドレス、各登録者のアカウント及びパスワード、各登録者のメールアドレス、各メーリングリストの代表メールアドレス、並びにメーリングリストの管理者のメールアドレスを記憶している。これらの情報は、メーリングリストの管理者への通知などのメーリングリストの管理を行うための情報であり、これらの情報をまとめて「システム管理情報」と呼ぶことがある。
図4は、システム管理情報テーブルの一例の図である。例えば、ML統計情報保持部11は、図4で示すシステム管理情報の各テーブルを記憶している。テーブル201は、本システムメールアドレスが記載されたテーブルである。本システムメールアドレスとは、ML統計情報保持部11のメールアドレスである。本システムメールアドレスは、例えばメーリングリストの管理者にメールを送信する場合などに使用する。また、テーブル202は、各登録者のメールアドレス、アカウント及びパスワードの組み合わせが記載されたテーブルである。さらに、テーブル203は、各メーリングリストの代表メールアドレス及びそのメーリングリストの管理者のメールアドレスの組み合わせが記載されたテーブルである。以下では、メーリングリストの代表メールアドレスを単に「メーリングリストのアドレス」と呼ぶことがある。
さらに、ML統計情報保持部11は、登録者毎にメーリングリストの使用状況の統計情報を管理している。図5は、メーリングリストの利用状況の統計情報テーブルの一例の図である。例えば、ML統計情報保持部11は、図5で示すメーリングリストの利用状況の統計情報テーブル300を記憶している。本実施例では、ML統計情報保持部11が記憶する統計情報テーブル300には、MLアドレス301、メールアドレス302、最終送信日時からの経過時間303及び最終アクセス日時からの経過時間304が記載されている。また、統計情報テーブル300には、送信メール数305、受信メール数306、アクセス頻度307及び更新通知要否308が記載されている。
MLアドレス301とは、メーリングリストの代表メールアドレスである。メールアドレス302とは、MLアドレス301のメーリングリストの登録者のメールアドレスである。最終送信日時からの経過時間303とは、メールアドレス302の登録者が最後にMLアドレス301宛にメールを送信してからの経過時間である。最終アクセス日時からの経過時間304とは、メールアドレス302の登録者が最後にメールサーバ5にアクセスしてからの経過時間である。最終アクセス日時からの経過時間が「無接続時間」の一例である。送信メール数305とは、メールアドレス302の登録者が所定期間内にMLアドレス301宛に送信したメールの数である。受信メール数306とは、メールアドレス302の登録者が所定期間内に受信した全てのメールの数である。アクセス頻度307とは、メールアドレス302の登録者が所定期間内にメールサーバにアクセスした頻度である。また、更新通知要否308は、各メールアドレス302を有する登録者が削除対象となる登録者と特定された場合に、メーリングリスト管理者に更新要求を通知するか否かの設定である。ここで、更新要求とは、メーリングリストから削除対象となる登録者のメールアドレスを削除することでメーリングリストを更新するための要求である。更新通知要否308がYesであれば、そのメールアドレス302を有する登録者が削除対象の場合には、メーリングリスト管理者に更新要求の通知がなされる。逆に、更新通知要否308がNoであれば、そのメールアドレス302を有する登録者が削除対象の場合には、メーリングリスト管理者への更新要求の通知はなされない。
利用情報取得部12は、メーリングリスト管理用のアカウントでメールサーバ5にアクセスする。利用情報取得部12は、ML統計情報保持部11から登録者毎の利用情報を取得する。ここで、利用情報とは、メーリングリストの登録者の利用状況を把握するための情報である。例えば、管理情報とは、メーリングリスト宛のメールの送信元のアドレスやアクセス履歴などである。
具体的には、利用情報取得部12は、ML統計情報保持部11が保持するシステム管理情報テーブルのテーブル203から各メーリングリストアドレスを取得する。そして、POPサーバ51に蓄積されているメールから各メーリングリストのアドレス宛のメールのヘッダ情報を取得する。以下では、メーリングリストのアドレスとして、テーブル203のPrjX@MLDomainを用いた場合で説明する。すなわち、利用情報取得部12は、PrjX@MLDomain宛のメールのヘッダ情報を取得する。そして、利用情報取得部12は、PrjX@MLDomain宛のメールのヘッダ情報から、送信元のアドレス及び送信日時を取得する。そして、利用情報取得部12は、PrjX@MLDomain宛のメールの送信元のアドレス及び送信日時を統計情報更新部13へ出力する。
また、利用情報取得部12は、ML統計情報保持部11が保持するシステム管理情報テーブルのテーブル202からメールアドレス、アカウント、パスワードの組み合わせを取得する。そして、利用情報取得部12は、各登録者のアカウント及びパスワードを用いてメールサーバ5に接続し、そのアカウントを有する登録者のアクセス履歴情報を取得する。アクセス履歴情報には、アクセス日時及び受信メール数が記録されている。利用情報取得部12は、各登録者のアクセス日時を統計情報更新部13へ出力する。ここでは、PrjX@MLDomainのアドレスを有するメーリングリストに、MemX@Domain及びMemY@Domainのメールアドレスが登録されているものとする。そして、利用情報取得部12は、MemX@Domain及びMemY@Domainのメールアドレスを持つ登録者のアクセス履歴を取得したものとする。
統計情報更新部13は、メモリやハードディスクなどの記憶領域を有している。そして、統計情報更新部13は、送信メール数を求めるための所定期間を記憶している。本実施例では、送信メール数を求める所定期間を1週間とする。また、統計情報更新部13は、受信メール数を求めるための所定期間を記憶している。本実施例では、受信メールを求める所定期間を1週間とする。また、統計情報更新部13は、アクセス頻度を求める所定期間を記憶している。本実施例では、アクセス頻度を求める所定期間を1週間とする。ここで、送信メール数、受信メール数及びアクセス頻度を求めるための所定期間は登録者毎に異ならせてもよい。さらに、統計情報更新部13は、内部に時計を有している。ここで、本実施例では統計情報更新部13が送信メール数、受信メール数及びアクセス頻度を求める所定期間を記憶しているものとしたが、これらの所定期間の情報は他の場所に格納されていても良い。例えば、ML統計情報保持部11に送信メール数、受信メール数及びアクセス頻度を求めるための所定期間を記憶させておき、統計情報更新部13が送信メール数、受信メール数及びアクセス頻度を求めるための所定期間をML統計情報保持部11から取得してもよい。
統計情報更新部13は、PrjX@MLDomain宛のメールの送信元のアドレス及び送信日時、並びにMemX@Domain及びMemY@Domainを有する各登録者のアクセス履歴の入力を利用情報取得部12から受ける。
さらに、統計情報更新部13は、MemX@Domain及びMemY@Domainが送信元のPrjX@MLDomainに対する送信メール数305、受信メール数306、アクセス頻度307を統計情報テーブル300から取得する。
統計情報更新部13は、PrjX@MLDomain宛のメールのうちMemX@Domain及びMemY@Domainを有する登録者から送信されたメールを特定する。そして、統計情報更新部13は、MemX@Domainを有する登録者がPrjX@MLDomain宛に最後にメールを送信した日時を特定する。同様に、統計情報更新部13は、MemY@Domainを有する登録者がPrjX@MLDomain宛に最後にメールを送信した日時を特定する。そして、統計情報更新部13は、自己の時計を用いてMemX@Domain又はMemY@Domainを有する各登録者が最後にPrjX@MLDomain宛にメールを送信してからの経過時間を算出する。そして、統計情報更新部13は、統計情報テーブル300の最終送信日時からの経過時間303の欄を算出した経過時間に更新する。また、統計情報更新部13は、統計情報を求める対象となっている登録者によるメーリングリスト宛のメールがPOPサーバ51にない場合には、統計情報テーブル300から最終送信日時からの経過時間303を取得する。そして、統計情報更新部13は、取得した時間に現在までの時間を加えて最新の最終送信日時からの経過時間を算出し、統計情報テーブル300の最終送信日時からの経過時間303の欄を更新する。
また、統計情報更新部13は、Memx@Domain及びMemY@Domainを有する各登録者がメールサーバ5にアクセスした日時のうち最新の日時をアクセス履歴から取得する。そして、統計情報更新部13は、自己の時計を用いてMemx@Domain及びMemY@Domainを有する各登録者がメールサーバ5に最後にアクセスしてからの経過時間を求める。そして、統計情報更新部13は、統計情報テーブル300の最終アクセス日時からの経過時間304の欄を求めた経過時間に更新する。また、統計情報更新部13は、統計情報を求める対象となっている登録者のメールサーバ5へのアクセス履歴がない場合には、統計情報テーブル300から最終アクセス日時からの経過時間304を取得する。そして、統計情報更新部13は、取得した時間に現在までの時間を加えて最新の最終アクセス日時からの経過時間を算出し、統計情報テーブル300の最終アクセス日時からの経過時間304の欄を更新する。
また、統計情報更新部13は、PrjX@MLDomain宛のメールのうちMemx@Domain又はMemY@Domainを有する各登録者から送信されたメールの送信日時から、1週間以内に送られたものを抽出する。そして、統計情報更新部13は、Memx@Domain及びMemY@Domainを有する各登録者が1週間のうちにPrjX@MLDomain宛に送信した送信メール数を求める。そして、統計情報更新部13は、統計情報テーブル300の送信メール数305の欄を求めた送信メール数に更新する。
また、統計情報更新部13は、Memx@Domain及びMemY@Domainを有する各登録者の受信メール数をアクセス履歴から取得する。そして、統計情報更新部13は、Memx@Domain及びMemY@Domainを有する各登録者が1週間以内に受信した受信メール数を求める。そして、統計情報更新部13は、統計情報テーブル300の受信メール数306の欄を求めた受信メール数に更新する。
また、統計情報更新部13は、アクセス履歴を用いてMemX@Domain及びMemY@Domainを有する各登録者が1週間以内にメールサーバ5にアクセスしたアクセス頻度を求める。本実施例では、統計情報更新部13は、最近の1週間のうちに何回のアクセスがあったかを求める。ただし、これは他の方法でも良く、例えば、1ヶ月のアクセス回数を元に1週間単位の割合を算出しても良い。そして、統計情報更新部13は、統計情報テーブル300のアクセス頻度307の欄を求めたアクセス頻度に更新する。
削除対象特定部14は、メモリやハードディスクなどの記憶媒体を有している。そして、削除対象特定部14は、図6に示すようにメールアドレス毎の各統計情報の閾値を記載したメーリングリストの利用状況の閾値テーブル400を記憶している。本実施例では、閾値テーブル400には、MLアドレス401毎に、最終送信日時からの経過時間の閾値402、最終アクセス日時からの経過時間の閾値403、送信メール数の閾値404、受信メール数の閾値405、アクセス頻度の閾値406及び所定期間の情報407が記憶されている。ここで、削除対象特定部14は、送信メール数の閾値404、受信メール数の閾値405及びアクセス頻度の閾値406として単に送信メールの数、受信メールの数、アクセスの回数を記憶しておき、所定期間の情報407から各閾値を求めても良い。ここで、本実施例では、閾値テーブル400のように、PrjX@NLDomain及びPrjY@MLDomainの各メーリングリストに対して異なる閾値を設定している。また、MemX@Domain及びMemY@Domainを有する各登録者に対して同じ閾値を設定している。このように、各閾値はメーリングリスト毎或いは登録者毎に異ならせても良い。ただし、これらの閾値は同じ値を用いても良い。以下では、MemX@Domainを有する登録者について説明する。
ここで、最終送信日時からの経過時間の閾値402とは、最終送信日時からの経過時間が閾値を超えた場合に削除対象とする値であり、本実施例ではMemX@Domainを有する登録者については10日と設定されている。削除対象特定部14は、ML統計情報保持部11が保持する統計情報テーブル300からMemX@Domainを有する登録者の最終送信日時からの経過時間303を取得する。そして、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者の最終送信日時が10日を超えるか否かを判定する。10日を超えていれば、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者を削除対象となる登録者として特定する。
また、最終アクセス日時からの経過時間の閾値403とは、最終アクセス日時からの経過時間が閾値を超えた場合に削除対象とする値であり、本実施例ではMemX@Domainを有する登録者について7日と設定されている。削除対象特定部14は、ML統計情報保持部11が保持する統計情報テーブル300からMemX@Domainを有する登録者の最終アクセス日時からの経過時間304を取得する。そして、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者の最終アクセス日時が7日を超えるか否かを判定する。7日を超えていれば、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者を削除対象となる登録者として特定する。
また、送信メール数の閾値404とは、PrjX@MLDomain宛の送信メール数が閾値未満の場合に削除対象とする値であり、本実施例ではMemX@Domainを有する登録者について直近1週間のうちに1通と設定されている。削除対象特定部14は、ML統計情報保持部11が保持する統計情報テーブル300からMemX@Domainを有する登録者の送信メール数305を取得する。そして、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者の送信メール数が直近一週間で1通未満か否かを判定する。1通未満であれば、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者を削除対象となる登録者として特定する。
また、受信メール数の閾値405とは、受信メール数が閾値未満の場合に削除対象とする値であり、本実施例ではMemX@Domainを有する登録者について直近1週間のうちに5通と設定されている。削除対象特定部14は、ML統計情報保持部11が保持する統計情報テーブル300からMemX@Domainを有する登録者の受信メール数306を取得する。そして、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者の受信メール数が直近一週間で5通未満か否かを判定する。5通未満であれば、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者を削除対象となる登録者として特定する。
また、アクセス頻度の閾値406とは、アクセス頻度が閾値未満の場合に削除対象とする値であり、本実施例ではMemX@Domainを有する登録者について直近1週間のうちに1回と設定されている。削除対象特定部14は、ML統計情報保持部11が保持する統計情報テーブル300からMemX@Domainを有する登録者のアクセス頻度307を取得する。そして、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者のアクセス頻度が直近一週間で1回未満か否かを判定する。1回未満であれば、削除対象特定部14は、MemX@Domainを有する登録者を削除対象となる登録者として特定する。
ここで、本実施例ではメーリングリストから抜けた登録者の判定を最も厳しくするため、登録者の統計情報が各閾値のいずれかを超えた場合に、その登録者を削除対象となる登録者とした。しかし、これでは例えば単にサーバにアクセスしていない者も削除対象となる登録者とされてしまう場合がある。そこで、これらの閾値の条件は組み合わせて使用しても良い。例えば、メール全体としての受信メール数は多いのに、メーリングリスト宛の送信メールが少ない者などでもよい。この例の場合には、受信メール数が閾値を超える場合で且つ送信メール数が閾値未満の場合である。また、他の例としては、アクセス頻度が多いのに送信メール数が少ないものでもよい。この例の場合には、アクセス頻度が閾値を超える場合で且つ送信メール数が閾値未満の場合である。
図7は、ML利用状況の判定モードテーブルの一例の図である。閾値の組み合わせを用いる場合には、削除対象特定部14は、メーリングリスト毎に閾値の組み合わせを設定するための判定モードテーブル500を記憶していることが好ましい。判定モードテーブル500には、図7に示すようにMLアドレス501、モード502、モード判定503、最終送信日時からの経過時間504、最終アクセス日時からの経過時間505、送信メール数506、受信メール数507及びアクセス頻度508の欄が設けられている。そして、判定モードテーブル500の各欄が「1」となっているところが閾値の判定条件として用いられる項目である。例えば、図7のMLアドレス501がPrjX@MLDomainに対しては、モード502の欄のORモードに対応するモード判定503の欄が「1」とされている。そして、最終送信日時からの経過時間504、最終アクセス日時からの経過時間505及び受信メール数507の欄が「1」となっている。すなわち、PrjX@MLDomainに対しては、削除対象特定部14は、最終送信日時からの経過時間の閾値402未満の場合、最終アクセス日時からの経過時間の閾値403未満の場合、又は受信メール数の閾値405未満の場合のいずれかにあてはまれば削除対象となる登録者と判定する。また、図7のMLアドレス501がPrjY@Domainに対しては、モード502の欄のANDモードに対応するモード判定503の欄が「1」とされている。そして、最終送信日時からの経過時間504、及びアクセス頻度508の欄が「1」となっている。すなわち、PrjY@MLDomainに対しては、削除対象特定部14は、最終送信日時からの経過時間の閾値402未満の場合、及びアクセス頻度の閾値406未満の場合の全てにあてはまれば削除対象となる登録者と判定する。
このように、閾値の設定条件を組み合わせて用いることで、メーリングリストから抜けた登録者のみを削除対象とする確率を向上させることができる。
そして、削除対象特定部14は、以上に説明した削除対象となる登録者の特定を各メーリングリストの登録者毎に行っていく。
そして、削除対象特定部14は、ML統計情報保持部11が保持している統計情報テーブル300の更新通知要否308の欄を参照し、削除対象となる登録者の情報をメーリングリストから削除するというメーリングリストの更新通知を管理者に通知するか否かを判定する。削除対象となる登録者において更新通知を管理者に通知する場合には、削除対象特定部14は、その削除対象となる登録者の情報をアカウント制御部15に出力する。
アカウント制御部15は、メモリやハードディスクなどの記憶媒体を有している。そして、アカウント制御部15は、各メーリングリストの登録者毎にメーリングリストからの自動削除を行うか否かの情報を予め記憶している。アカウント制御部15は、削除対象となる登録者の情報の入力を削除対象特定部14から受ける。そして、アカウント制御部15は、入力された削除対象となる登録者がメーリングリストの自動削除の対象か否かを判定する。自動削除の対象の場合には、アカウント制御部15は、メーリングリストから削除対象となる登録者の情報を削除する。具体的には、メーリングリストの代表メールアドレスに関連付けられている削除対象となる登録者のメールアドレスを削除する。そして、自動削除を行った後に、ML統計情報保持部11が保持するシステム管理情報テーブルの中のテーブル203に記載されているメーリングリスト管理者メールアドレスを取得する。そして、アカウント制御部15は、メーリングリスト管理者メールアドレスに向けて自動削除を行った旨の通知を送信する。
また、自動削除の対象でない場合には、アカウント制御部15は、ML統計情報保持部11が保持しているシステム管理情報テーブルの中のテーブル203に記載されているメーリングリスト管理者メールアドレスを取得する。そして、アカウント制御部15は、メーリングリスト管理者メールアドレス向けに更新通知を送信する。
ここで、本実施例では、管理者の手間を省くため、メーリングリストからの自動削除が予め指定されている場合には、指定された登録者の情報をメーリングリストから自動的に削除する構成にした。ただし、余分な削除を回避するために自動削除は行わず、どの登録者が削除対象になった場合でも、管理者への更新通知のみを行う構成にしてもよい。
次に、図8を参照して、利用情報取得部12における処理の流れを説明する。図8は、利用情報取得部における処理のフローチャートである。
利用情報取得部12は、POPサーバ51にアクセスし、POPサーバ51に蓄積されているメールのヘッダ情報を確認する(ステップS101)。
そして、利用情報取得部12は、POPサーバ51に蓄積されているメールにメーリングリスト宛のメールが有るか否かを判定する(ステップS102)。メーリングリスト宛のメールがある場合(ステップS102肯定)には、利用情報取得部12は、メーリングリスト宛のメールのヘッダ情報を取得する(ステップS103)。これに対し、メーリングリスト宛のメールがない場合(ステップS102否定)には、ステップS104に進む。
さらに、利用情報取得部12は、メールサーバ5から各メーリングリストの全ての登録者のそれぞれのアクセス履歴を取得する(ステップS104)。
そして、利用情報取得部12は、送信日時及び送信者のメールアドレス及びアクセス履歴情報を統計情報更新部13へ出力する(ステップS105)。
次に、図9を参照して、統計情報更新部13における処理の流れを説明する。図9は統計情報更新部における処理のフローチャートである。
統計情報更新部13は、送信者及びメーリングリストのアドレスの組み合わせ毎に、利用情報取得部12から送信メールの送信日時を取得する(ステップS201)。ここでの送信者とは、メーリングリスト宛にメールを送信したメーリングリストに登録されている登録者のことを指す。
統計情報更新部13は、送信者及びメーリングリストのアドレスの組み合わせ毎に、送信メール数及び最終送信日時からの経過時間を求める(ステップS202)。
統計情報更新部13は、送信者及びメーリングリストのアドレスの組み合わせ毎に、ML統計情報保持部11が保持する送信メール数及び最終送信日時からの経過時間の情報を更新する(ステップS203)。
統計情報更新部13は、利用情報取得部12から取得したアクセス履歴情報から、登録者毎のアクセス日時及び受信メール数を取得する(ステップS204)。
統計情報更新部13は、登録者毎の最終アクセス日時からの経過時間及びアクセス頻度を求める(ステップS205)。
統計情報更新部13は、登録者及びメーリングリストのアドレスの組み合わせ毎に、ML統計情報保持部11が保持する受信メール数、最終アクセス日時からの経過時間及びアクセス頻度を更新する(ステップS206)。
次に、図10を参照して、削除対象特定部14における処理の流れを説明する。図10は削除対象特定部における処理のフローチャートである。
削除対象特定部14は、ML統計情報保持部11から各メーリングリストの登録者毎の統計情報を取得する(ステップS301)。
削除対象特定部14は、自己が記憶している判定モードテーブルを参照し、メーリングリスト毎に、自己が記憶している各閾値の組み合わせを決定する(ステップS302)。
削除対象特定部14は、各メーリングリストの登録者の中に、その登録者の統計情報が決定した閾値の組み合わせの条件を満たし削除対象となる登録者がいるか否かを判定する(ステップS303)。そして、削除対象となる登録者がいない場合(ステップS303否定)には、削除対象となる登録者の特定の処理を終了する。
これに対して、削除対象となる登録者がいる場合(ステップS303肯定)には、削除対象特定部14は、ML統計情報保持部11が保持する統計情報テーブル300の更新通知要否308の欄を参照し、削除対象であるのでメーリングリストの更新が必要という更新通知を管理者に行うか否かを登録者毎に判定する(ステップS304)。
いずれかの登録者に対する更新通知を行う場合(ステップS304肯定)には、削除対象特定部14は、削除対象となる登録者の情報をアカウント制御部15に渡す(ステップS305)。これに対し、登録者に対する更新通知を行わない場合(ステップS304否定)には、削除対象となる登録者の特定の処理を終了する。
ここで、図10のフローチャートでは、判定モードテーブルを使用して閾値の組み合わせを決定する場合で説明した。例えば、判定モードテーブルを使用せずに、予め決められた組み合わせで削除対象となる登録者の特定を行う場合には、ステップS302を除いた処理の流れとなる。
次に、図11を参照して、アカウント制御部15における処理の流れを説明する。図11はアカウント制御部における処理のフローチャートである。ここでは、削除対象となる登録者が一人の場合で説明する。
アカウント制御部15は、ML統計情報保持部11からメーリングリスト管理者メールアドレスを取得する(ステップS401)。
アカウント制御部15は、メーリングリストから登録者を自動削除するか否かを判定する(ステップS402)。自動削除を行う場合(ステップS402肯定)には、アカウント制御部15は、メーリングリスト管理者のアカウントを使用して、メールサーバ5に記憶されているメーリングリストの情報から削除対象となる登録者の情報を削除する(ステップS403)。そして、アカウント制御部15は、登録者を削除した旨の通知をメーリングリストの管理者へ送信する(ステップS404)。
これに対し、自動削除を行わない場合(ステップS402否定)には、アカウント制御部15は、メーリングリストから削除対象となる登録者の情報を削除する旨の更新要求をメーリングリスト管理者へ送信する(ステップS405)。
本実施例に係るメーリングリスト管理支援装置1は、以上で説明した削除対象となる登録者の特定及び特定した登録者の通知の処理を定期的に行う。ただし、削除対象となる登録者の特定及び特定した登録者の通知の処理は不定期でも良く、例えば、管理者から処理実行の要求を受けて削除対象となる登録者の特定及び特定した登録者の通知の処理を実行しても良い。
以上に説明したように、本実施例に係るメーリングリスト管理支援装置は、メールサーバにおける各メーリングリストの登録者毎の利用情報から、登録者毎の利用状況の統計情報を求め、削除対象となる登録者を特定して管理者への通知などを行う構成である。これにより、管理者は、メーリングリストを使用しているプロジェクトから抜けたなどの理由によりメーリングリストから削除すべき登録者を容易に把握することができる。したがって、メーリングリストからの登録者の情報の削除のし忘れなどを減らすことができ、情報漏えいを抑制することができる。また、メーリングリストから抜けた登録者に不要なメールが送信されることを軽減できるので、その登録者の作業効率を向上させることができる。
また、不要なメールが送信されることを軽減できるので、ネットワークの負荷も軽減することができる。
図12は、実施例3に係るメーリングリスト管理支援装置のブロック図である。本実施例に係るメーリングリスト管理支援装置1は、メーリングリスト宛の送信メールを登録者が開封したか否かの確認を行うことが実施例2と異なるものである。ブロック図としては、図12に示すように、本実施例に係るメーリングリスト管理支援装置1は、利用情報取得部12が開封確認付加部121を有していることが実施例2と異なる。そこで、以下では、開封確認の付加、開封したか否かの情報の取得及び開封確認を使用した削除対象となる登録者の特定について主に説明する。図12において、図3と同じ符号を有するものは、特に説明のない限り同じ機能を有するものとする。
図13は、実施例3に係るメーリングリストの利用状況の統計情報テーブルの一例の図である。ML統計情報保持部11は、図13に示すように、実施例2における統計情報テーブル300の項目に加えて、既読メール数309及び既読/受信310の項目を有する統計情報テーブル300を記憶している。既読メール数309とは、登録者が所定期間に開封したメーリングリスト宛のメールの数である。また、既読/受信310とは、登録者が受信したメールの数と読んだメーリングリスト宛のメールの数との割合である。ここで、本実施例では、受信メール数としてメーリングリスト宛のメールの数を用いる。ただし、受信メール数として、登録者が受信した全ての受信メールの数を用いても良い。
利用情報取得部12は、開封確認付加部121を有する。そして、利用情報取得部12がPOPサーバ51に蓄積されたメールの中からメーリングリスト宛のメールを抽出すると、開封確認付加部121は、抽出したメールに対し開封確認を付加する。
登録者は、端末6を用いて、POPサーバ51からメールボックスに蓄積された受信メールをダウンロードする。そして、登録者は端末6を用いて、端末6にダウンロードされた受信メールを開封する。この時、メーリングリスト宛のメールを開封すると、端末6は利用情報取得部12に開封確認情報を送信する。開封確認情報には、メーリングリストのアドレス及び登録者のアドレスが含まれている。
利用情報取得部12は、端末6から送信された開封確認情報を取得する。そして、利用情報取得部12は、開封確認情報を統計情報更新部13へ出力する。この開封確認情報は、利用情報取得部12に蓄積され、アカウント情報などの他の情報とともに出力される。
統計情報更新部13は、利用情報取得部12から開封情報の入力を受ける。そして、統計情報更新部13は、開封確認情報から所定期間における既読メール数を登録者毎に求める。本実施例では、既読メール数を求める所定期間を1週間とする。さらに、統計情報更新部13は、所定期間におけるメーリングリスト宛のメールの既読メール数と受信メール数の割合を登録者毎に求める。本実施例では、割合を求める所定期間を1週間とする。統計情報更新部13は、ヘッダ情報から各メーリングリスト宛のメールを特定できる。それにより、統計情報更新部13は、各メーリングリスト宛のメール数が求められる。
そして、統計情報更新部13は、ML統計情報保持部11が保持する統計情報テーブル300の既読メール数の欄を、求めた既読メール数に更新する。また、統計情報更新部13は、メーリングリスト宛のメールの既読メール数と受信メール数の割合の欄を、求めたメーリングリスト宛のメールの既読メール数と受信メール数の割合に更新する。
削除対象特定部14は、所定期間における既読メール数及び所定期間におけるメーリングリスト宛のメールの既読メール数と受信メール数の割合の各閾値を有している。図14は、実施例3に係るメーリングリストの利用状況の閾値テーブルの一例の図である。本実施例では、削除対象特定部14は、図14に示すように、実施例2における閾値テーブル400の各項目に加えて、既読メール数408及び既読/受信409の閾値の項目を有する閾値テーブル400を記憶している。
削除対象特定部14は、登録者毎の所定期間における既読メール数及び所定期間におけるメーリングリスト宛のメールの既読メール数と受信メール数の割合をML統計情報保持部11から取得する。そして、削除対象特定部14は、所定期間における既読メール数及び所定期間におけるメーリングリスト宛のメールの既読メール数と受信メール数の割合がそれぞれの閾値を超えているか否かを登録者毎に判定する。本実施例では、いずれかの値が閾値を超えていれば、該当する登録者を削除対象となる登録者と特定する。
ここで、本実施例では、所定期間における既読メール数及び所定期間におけるメーリングリスト宛のメールの既読メール数と受信メール数の割合を他の統計情報と組み合わせずに用いたが、これは他の統計情報と同様に組み合わせて用いても良い。
以上で説明したように、本実施例に係るメーリングリスト管理支援装置は、開封確認情報を用いて削除対象となる登録者を特定することができる。これにより、利用状況を判断する情報が増えるので、メーリングリストを使用するプロジェクトから抜けた登録者をより正確に特定することができる。したがって、メーリングリストからの登録者の情報の削除のし忘れなどをより減らすことができ、情報漏えいをより抑制することができる。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)メーリングリストのアドレス、メーリングリストに登録されている登録者の情報及び各登録者の前記メーリングリストの使用状況の統計情報を保持するML統計情報保持部と、
外部のメールサーバにおける各前記登録者の利用情報を取得する利用情報取得部と、
前記利用情報を基に、各前登録者の前記メーリングリストの利用状況の最新の統計情報を求め、前記ML統計情報保持部に保持されている前記統計情報を更新する統計情報更新部と、
前記統計情報を基に前記メーリングリストの登録者の中からの削除対象となる登録者を特定する削除対象特定部と、
前記削除対象となる登録者の情報を前記メーリングリストの管理者に通知するアカウント制御部と
を備えたことを特徴とするメーリングリスト管理支援装置。
(付記2)前記統計情報更新部は、前記利用情報に加えて前記ML統計情報保持部が保持する統計情報を用いて最新の統計情報を求めることを特徴とする付記1に記載のメーリングリスト管理支援装置。
(付記3)前記利用情報取得部は、前記利用情報として前記メールサーバが受信した前記メーリングリスト宛のメールの送信元アドレス及び送信日時を取得し、
前記統計情報更新部は、前記送信元アドレス及び前記送信日時を基に、前記統計情報として各前記登録者における前記メーリングリスト宛の最後のメール送信からの経過時間及び所定期間における前記メーリングリスト宛の送信メール数を求め、
前記削除対象特定部は、前記経過時間又は前記送信メール数のいずれか一方もしくはその組み合わせを、前記削除対象となる登録者の特定に用いる
ことを特徴とする付記1又は付記2に記載のメーリングリスト管理支援装置。
(付記4)前記削除対象特定部は、前記経過時間の閾値及び前記送信メール数の閾値を予め記憶しており、前記経過時間が前記閾値以上又は前記送信メール数が前記閾値以下のいずれか一方もしくは両方の条件を満たす登録者を削除対象となる登録者として特定することを特徴とする付記1に記載のメーリングリスト管理支援装置。
(付記5)前記利用情報取得部は、各前記登録者の前記メールサーバへのアクセス日時及び各前記登録者の受信メール数を取得し、
前記統計情報更新部は、前記アクセス日時及び前記受信メール数を基に、前記統計情報として前記各登録者における前記メールサーバへの最終アクセスからの無接続時間及び所定期間における受信メール数、及び所定期間におけるアクセス頻度をさらに求め、
前記削除対象特定部は、前記経過時間又は前記送信メール数のいずれか一方もしくはその組み合わせと、前記無接続時間、前記受信メール数又は前記アクセス頻度のいずれか一つもしくはその組み合わせとを、前記削除対象となる登録者の特定に用いる
ことを特徴とする付記4に記載のメーリングリスト管理支援装置。
(付記6)前記利用情報取得部は、前記メールサーバに保管されている前記メーリングリスト宛のメールに開封確認情報を追加し、各前記登録者が前記メーリングリスト宛のメールを開封したときに、開封の通知を取得し、
前記統計情報更新部は、前記開封の通知をもとに、前記統計情報として前記各登録者の前記メーリングリスト宛のメールの既読率を求め、
前記削除対象特定部は、前記削除対象となる登録者の特定に前記既読率を用いる
ことを特徴とする付記1乃至付記5のいずれか一つに記載のメーリングリスト管理支援装置。
(付記7)前記アカウント制御部は、前記登録者毎に前記メーリングリストに登録されている該登録者の情報の自動削除の可否を予め記憶しており、前記削除対象となる登録者において前記自動削除が可とされている場合には、該削除対象となる登録者の情報を前記メーリングリストから自動的に削除することを特徴とする付記1乃至付記6のいずれか一つに記載のメーリングリスト管理支援装置。
(付記8)メーリングリストのアドレス、メーリングリストに登録されている登録者の情報及び各登録者の前記メーリングリストの使用状況の統計情報を保持するML統計情報保持ステップと、
外部のメールサーバにおける前記各登録者の利用情報を取得する利用情報取得ステップと、
前記利用情報を基に、前記各登録者の前記メーリングリストの利用状況の統計情報を求め、前記ML統計情報保持部に保持されている前記統計情報を更新する統計情報更新ステップと、
前記統計情報を基に前記メーリングリストからの削除対象となる登録者を特定し、管理者に特定した登録者の情報を通知するアカウント制御ステップと
を備えたことを特徴とするメーリングリスト管理支援方法。
(付記9)メールサーバとメーリングリスト管理支援装置とを含むメールシステムであって、
前記メールサーバは、
前記メーリングリストのアドレス宛のメール及び前記メーリングリストの登録者のアドレス宛のメールを受信して保管し、前記登録者からの受信要求を受けて保管しているメールを該登録者に転送するメール受信部と、
前記登録者から送信されたメールを該メールの宛先に送信する送信部とを備え、
前記メーリングリスト管理支援装置は、
メーリングリストのアドレス、メーリングリストに登録されている登録者の情報及び各登録者の前記メーリングリストの使用状況の統計情報を保持するML統計情報保持部と、
前記メールサーバの受信部又は送信部のいずれか一方又は両方から前記各登録者の利用情報を取得する利用情報取得部と、
前記利用情報を基に、前記各登録者の前記メーリングリストの利用状況の統計情報を求め、前記ML統計情報保持部に保持されている前記統計情報を更新する統計情報更新部と、
前記統計情報を基に前記メーリングリストからの削除対象となる登録者を特定する削除対象特定部と、
管理者に前記特定した登録者の情報を通知するアカウント制御部と
を備えたことを特徴とするメールシステム。
1 メーリングリスト管理支援装置
2 端末
3 SMTPサーバ
4 ネットワーク
5 メールサーバ
6 端末
11 ML統計情報保持部
12 利用情報取得部
13 統計情報更新部
14 削除対象特定部
15 アカウント制御部
51 POPサーバ
52 SMTPサーバ
121 開封確認付加部

Claims (7)

  1. メーリングリストのアドレス、メーリングリストに登録されている登録者の情報及び各登録者の前記メーリングリストの使用状況の統計情報を保持するML統計情報保持部と、
    外部のメールサーバにおける前記各登録者の利用情報を取得する利用情報取得部と、
    前記利用情報を基に、各前登録者の前記メーリングリストの利用状況の最新の統計情報を求め、前記ML統計情報保持部に保持されている前記統計情報を更新する統計情報更新部と、
    前記統計情報を基に前記メーリングリストからの削除対象となる登録者を特定する削除対象特定部と、
    前記削除対象となる登録者の情報を前記メーリングリストの管理者に通知するアカウント制御部と
    を備えたことを特徴とするメーリングリスト管理支援装置。
  2. 前記利用情報取得部は、前記利用情報として前記メールサーバが受信した前記メーリングリスト宛のメールの送信元アドレス及び送信日時を取得し、
    前記統計情報更新部は、前記送信元アドレス及び前記送信日時を基に、前記統計情報として各前記登録者における前記メーリングリスト宛の最後のメール送信からの経過時間及び所定期間における前記メーリングリスト宛の送信メール数を求め、
    前記削除対象特定部は、前記経過時間又は前記送信メール数のいずれか一方もしくはその組み合わせを、前記削除対象となる登録者の特定に用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載のメーリングリスト管理支援装置。
  3. 前記利用情報取得部は、各前記登録者の前記メールサーバへのアクセス日時及び各前記登録者の受信メール数を取得し、
    前記統計情報更新部は、前記アクセス日時及び前記受信メール数を基に、前記統計情報として前記各登録者における前記メールサーバへの最終アクセスからの無接続時間及び所定期間における受信メール数、及び所定期間におけるアクセス頻度をさらに求め、
    前記削除対象特定部は、前記経過時間又は前記送信メール数のいずれか一方もしくはその組み合わせと、前記無接続時間、前記受信メール数又は前記アクセス頻度のいずれか一つもしくはその組み合わせとの関係を、前記削除対象となる登録者の特定に用いる
    ことを特徴とする請求項2に記載のメーリングリスト管理支援装置。
  4. 前記利用情報取得部は、前記メールサーバに保管されている前記メーリングリスト宛のメールに開封確認情報を追加し、各前記登録者が前記メーリングリスト宛のメールを開封したときに、開封の通知を取得し、
    前記統計情報更新部は、前記開封の通知をもとに、前記統計情報として前記各登録者の前記メーリングリスト宛のメールの既読率を求め、
    前記削除対象特定部は、前記削除対象となる登録者の特定に前記既読率を用いる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のメーリングリスト管理支援装置。
  5. 前記アカウント制御部は、前記登録者毎に前記メーリングリストに登録されている該登録者の情報の自動削除の可否を予め記憶しており、前記削除対象となる登録者において前記自動削除が可とされている場合には、該削除対象となる登録者の情報を前記メーリングリストから自動的に削除することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載のメーリングリスト管理支援装置。
  6. メーリングリストのアドレス、メーリングリストに登録されている登録者の情報及び各登録者の前記メーリングリストの使用状況の統計情報を保持するML統計情報保持ステップと、
    外部のメールサーバにおける前記各登録者の利用情報を取得する利用情報取得ステップと、
    前記利用情報を基に、前記各登録者の前記メーリングリストの利用状況の統計情報を求め、前記ML統計情報保持部に保持されている前記統計情報を更新する統計情報更新ステップと、
    前記統計情報を基に前記メーリングリストからの削除対象となる登録者を特定し、管理者に特定した登録者の情報を通知するアカウント制御ステップと
    を備えたことを特徴とするメーリングリスト管理支援方法。
  7. メールサーバとメーリングリスト管理支援装置とを含むメールシステムであって、
    前記メールサーバは、
    前記メーリングリストのアドレス宛のメール及び前記メーリングリストの登録者のアドレス宛のメールを受信して保管し、前記登録者からの受信要求を受けて保管しているメールを該登録者に転送するメール受信部と、
    前記登録者から送信されたメールを該メールの宛先に送信する送信部とを備え、
    前記メーリングリスト管理支援装置は、
    メーリングリストのアドレス、メーリングリストに登録されている登録者の情報及び各登録者の前記メーリングリストの使用状況の統計情報を保持するML統計情報保持部と、
    前記メールサーバの受信部又は送信部のいずれか一方又は両方から前記各登録者の利用情報を取得する利用情報取得部と、
    前記利用情報を基に、前記各登録者の前記メーリングリストの利用状況の統計情報を求め、前記ML統計情報保持部に保持されている前記統計情報を更新する統計情報更新部と、
    前記統計情報を基に前記メーリングリストからの削除対象となる登録者を特定する削除対象特定部と、
    管理者に前記特定した登録者の情報を通知するアカウント制御部と
    を備えたことを特徴とするメールシステム。
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