JP2011191820A - データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タブ紙についての設定データを含む印刷データ内から特定のタブ紙の設定データや、特定の本文ページのデータを削除する際に、印刷データの整合性を維持するために削除が必要となる他のデータを選択して削除指示を行う手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上させることができるデータ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、および画像形成装置を提供する。
【解決手段】データ処理装置は、印刷データ内から特定のタブ紙ページデータを削除する場合に、見出しレベルの整合性情報を参照し(S108)、見出しレベルの整合性が維持できないと判定したときに(S109)、印刷データの整合性を維持するためにタブ紙ページデータが示すページデータのまとまりを削除する整合処理を行う(S113)。
【選択図】図9B
【解決手段】データ処理装置は、印刷データ内から特定のタブ紙ページデータを削除する場合に、見出しレベルの整合性情報を参照し(S108)、見出しレベルの整合性が維持できないと判定したときに(S109)、印刷データの整合性を維持するためにタブ紙ページデータが示すページデータのまとまりを削除する整合処理を行う(S113)。
【選択図】図9B
Description
本発明は、データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、および画像形成装置に関する。
タブ紙についての設定データが含まれた印刷データ同士を結合する際に、タブ紙のタブ位置に関するデータを考慮して結合を行う印刷データの結合方法がある。結合後の印刷データ内に含まれるタブ紙の設定データは、タブ位置の整合性が取られるように整合処理が行われる(特許文献1を参照)。上記の技術は、印刷データ同士を結合する際にタブ紙のタブ位置についての整合性を維持するための方法を開示するものである。タブ紙の設定データを含む印刷データ内から特定のデータを削除する際に印刷データの整合性を維持させることについては考慮されていない。
印刷データ内から特定のデータを削除する場合において、印刷データの整合性が維持されないと、見栄えの悪い印刷物が出力されてしまう。したがって、ユーザは印刷データの整合性を維持させるために、適切なデータを選択した上で削除指示を行わなければならない。これによって、印刷データの編集作業の煩雑化が招かれるため、ユーザの利便性の向上を図ることが困難となる。
本発明の目的は、タブ紙の設定データを含む印刷データ内から特定のタブ紙の設定データや、特定の本文ページのデータを削除する際に、ユーザの利便性を向上させることができるデータ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、および画像形成装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)印刷対象として出力する画像を形成するためのデータおよび前記画像が印刷された用紙間にタブ紙を挿入するための複数のタブ紙設定データを含む印刷データを記憶する記憶部と、特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データおよび/または前記画像を形成するための特定の前記データを前記印刷データ内から削除する削除処理の指示を受け付ける削除指示受付部と、前記削除処理を行う場合において、前記印刷データの整合性が維持できないときに、前記印刷データの整合性を維持するために削除が必要な他の前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための他の前記データを削除する整合処理を行う整合処理部と、を有するデータ処理装置。
(2)前記タブ紙設定データは、前記タブ紙の種類によって分類されるとともに前記画像が印刷された前記用紙の見出しの階層を示す見出しレベル情報を含み、前記整合処理部は、前記見出しレベル情報に基づいて前記印刷データの整合性を判定し、前記印刷データの整合性が維持できないと判定したときに前記整合処理を行う、上記(1)に記載のデータ処理装置。
(3)前記タブ紙設定データは、前記タブ紙が挿入されるページ番号を示すタブ紙整列情報を含み、前記整合処理部は、前記見出しレベル情報および前記タブ紙整列情報に基づいて、前記特定のタブ紙が示す前記見出しの階層と同一または上位の見出しの階層を示すタブ紙であって、前記特定のタブ紙よりも最終ページ側に挿入されるタブ紙の中で最も先頭ページ側に挿入されるタブ紙についての前記タブ紙設定データを検出し、前記特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データと検出された前記タブ紙設定データとの間に含まれる前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための前記データを削除し、削除した内容に基づいて前記タブ紙整列情報を更新する、上記(2)に記載のデータ処理装置。
(4)前記タブ紙設定データは、前記タブ紙におけるタブ位置を示すタブ位置情報を含み、前記整合処理部は、前記削除処理が行われた後に、タブの種類が同一のタブ紙ごとに前記タブ位置が連続的に変化するように前記タブ位置情報を変更する、上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載のデータ処理装置。
(5)印刷対象として出力する画像を形成するためのデータおよび前記画像が印刷された用紙間にタブ紙を挿入するための複数のタブ紙設定データを含む印刷データを記憶部に記憶させるステップと、特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データおよび/または前記画像を形成するための特定の前記データを前記印刷データ内から削除する削除処理の指示を受け付ける削除指示受付部をユーザに提供するステップと、前記削除処理を行う場合において、前記印刷データの整合性が維持できないときに、前記印刷データの整合性を維持するために削除が必要な他の前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための他の前記データを削除する整合処理を行うステップと、を有するデータ処理方法。
(6)印刷対象として出力する画像を形成するためのデータおよび前記画像が印刷された用紙間にタブ紙を挿入するための複数のタブ紙設定データを含む印刷データを記憶部に記憶させるステップと、特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データおよび/または前記画像を形成するための特定の前記データを前記印刷データ内から削除する削除処理の指示を受け付ける削除指示受付部をユーザに提供するステップと、前記削除処理を行う場合において、前記印刷データの整合性が維持できないときに、前記印刷データの整合性を維持するために削除が必要な他の前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための他の前記データを削除する整合処理を行うステップと、をコンピュータに実行させるためのデータ処理プログラム。
(7)印刷対象として出力する画像を形成するためのデータおよび前記画像が印刷された用紙間にタブ紙を挿入するための複数のタブ紙設定データを含む印刷データを記憶する記憶部と、特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データおよび/または前記画像を形成するための特定の前記データを前記印刷データ内から削除する削除処理の指示を受け付ける削除指示受付部と、前記削除処理を行う場合において、前記印刷データの整合性が維持できないときに、前記印刷データの整合性を維持するために削除が必要な他の前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための他の前記データを削除する整合処理を行う整合処理部と、前記印刷データに基づいて印刷物を出力する出力部と、を有する画像形成装置。
本発明によれば、タブ紙についての設定データを含む印刷データ内から特定のタブ紙の設定データや、特定の本文ページのデータを削除する場合において、印刷データの整合性が維持されないときに整合処理部が整合処理を行うため、印刷データの整合性を維持するために削除が必要となる他のデータをユーザが選択して削除指示を行う手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1を参照して、本実施形態にかかる画像形成システムは、印刷に関する設定および指示を行うための印刷設定装置としてのPC1と、PC1により設定された情報にしたがって印刷処理を行う画像形成装置4とを備えている。PC1と画像形成装置4とは、ネットワークにより相互に通信可能に接続されている。なお、PC1と画像形成装置4とは、ネットワークを介することなく直接機器間で接続(ローカル接続)されてもよい。
画像形成装置4は、互いにローカル接続されたデータ処理装置としてのプリンタコントローラ2と印刷装置としてのプリンタ3とを備える。ローカル接続には、例えば、USB、IEEE1394等のシリアルインタフェース、SCSI、IEEE1284等のパラレルインタフェース、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11、HomeRF、IrDA等の無線通信インタフェース等の各種ローカル接続インタフェースが用いられる。ただし、プリンタコントローラ2とプリンタ3とは、ネットワークにより接続されてもよい。
図2を参照して、PC1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ハードディスク14、ディスプレイ15、入力装置16およびネットワークインタフェース17を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、プログラムにしたがって、上記各部の制御や各種の演算処理を行う。ROM12は、各種プログラムや各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。ハードディスク14は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを格納する。
ハードディスク14には、文書ファイルを作成するための文書作成アプリケーションと、文書ファイルをプリンタコントローラ2が解釈可能なページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたPDLデータに変換するためのプリンタドライバがインストールされている。
ディスプレイ15は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等であり、各種の情報の表示に使用される。入力装置16は、マウス等のポインティングデバイスやキーボードを含み、各種情報の入力に使用される。
ネットワークインタフェース17は、ネットワーク5を介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。
図3を参照して、プリンタコントローラ2は、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、ディスプレイ25、入力装置26、プリンタインタフェース27、およびネットワークインタフェース28を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス29を介して相互に接続されている。なお、プリンタコントローラ2の上記各部のうち、PC1の上記各部と同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるため、その説明を省略する。
記憶部としてのハードディスク24には、PC1から受信したPDLデータを翻訳してビットマップ形式の画像データ(印刷対象として出力する画像を形成するためのデータ)を生成するためのプログラム、および印刷データとして保存されているビットマップ形式の画像データを編集または加工するためのプログラムが格納されている。
プリンタインタフェース27は、ローカル接続されたプリンタ3と通信するためのインタフェースである。
図4を参照して、プリンタ3は、CPU31、ROM32、RAM33、操作パネル部34、印刷部35、およびコントローラインタフェース36を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス37を介して相互に接続されている。なお、プリンタ3の上記各部のうち、PC1の上記各部と同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるためその説明を省略する。
ROM32には、プリンタコントローラ2から受信した画像データに基づいて行われる印刷処理のプログラムが格納されている。
操作パネル部34は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。
出力部としての印刷部35は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、プリンタコントローラ2から受信した画像データに基づく画像を用紙等の記録媒体に印刷する。なお、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、印刷方法としてインクジェットプロセスを採用してもよい。
コントローラインタフェース36は、ローカル接続されたプリンタコントローラ2と通信するためのインタフェースである。
図5を参照して、印刷部35は、用紙等の記録媒体やタブ紙等の挿入紙を供給する給紙ユニット50、記録媒体に画像を形成する画像形成ユニット40、および用紙やタブ紙が排出される排紙ユニット60を備えている。また、印刷部35は、用紙の表裏を反転させるための反転機構部70を備えている。
印刷部35の画像形成ユニット40は、矢印方向に回転する感光体ドラム41、帯電装置42、露光装置43、現像装置44、中間転写ベルト45、清掃装置46、および定着装置47を備えている。感光体ドラム41の表面が帯電装置42により一様に帯電された後、露光装置43からレーザを照射することによって、感光体ドラム41の表面に静電潜像が作成される。感光体ドラム41の回転に伴ってトナーが感光体ドラム41上の静電潜像に付着して静電潜像が顕像化される。現像装置44は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色の現像ローラ48を備えており、顕像化された各色のトナー画像は、転写部49まで搬送されて順次中間転写ベルト45上に転移されて重ね合わされる。重ね合わされたカラーの画像が、給紙ユニット50から搬送されてきた用紙に転写される。用紙上のトナー画像は、定着装置47で定着されて排紙ユニット60に排出される。
給紙ユニット50は、複数の給紙トレイ51〜54を備えている。給紙トレイ54は手差し給紙トレイである。一方、排紙ユニット60は、複数の排紙トレイ61〜64を備えている。排紙ユニット60は、搬送されてきた用紙に対してパンチ穴開け処理、ステープル綴じ処理等のフィニッシング処理を施す後処理部を備えていてもよい。
図6(A)、(B)を参照して、(A)は3タブのタブ紙500、(B)は4タブのタブ紙600を示す。タブ紙500、600は、通常複数セット分重ねられて所定の給紙トレイにセットされる。タブ紙は、一般的にインデックス紙とも呼ばれる。
図6(A)に示すように、タブ紙500は、3枚の構成要素としてのタブ紙511〜513からなる1セットのタブ紙であり、「3タブ」と称される。また、構成要素の数から、タブ紙511〜513からなる1セットのタブ紙のタブの種類を「タブ種:3」と定義する。タブ紙511〜513は、それぞれ矩形状の本体と、当該本体の一辺の所定位置に設けられる突出したタブ521〜523とを備えている。図6(A)に示される3タブのタブ紙500の並び順は正順と呼ばれ、タブ521〜523がそれぞれ本体の右側に位置されたときに上層のタブが下層のタブよりも図6の上側に位置するように並べられる。3タブのタブ紙500の場合、タブ521〜523は、本体の一辺の上部から順に3段階にそれぞれ下降した位置に設けられている。ここで、3タブのタブ紙500において、タブ521の位置は「タブ位置:1」、タブ522の位置は「タブ位置:2」、タブ523の位置は「タブ位置:3」と定義する。このように、タブ位置とは、タブ紙におけるタブの位置を示すものである。
図6(B)に示すように、タブ紙600は、4枚の構成要素としてのタブ紙611〜614からなる1セットのタブ紙であり、「4タブ」と称される。また、構成要素の数から、タブ紙611〜614からなる1セットのタブ紙のタブの種類を「タブ種:4」と定義する。タブ紙611〜614は、それぞれ矩形状の本体と、当該本体の一辺の所定位置に設けられる突出したタブ621〜624とを備えている。図6(B)に示される4タブのタブ紙600の場合、タブ621〜624は、本体の一辺の上部から順に4段階にそれぞれ下降した位置に設けられている。ここで、4タブのタブ紙600において、タブ621の位置は「タブ位置:1」、タブ622の位置は「タブ位置:2」、タブ623の位置は「タブ位置:3」、タブ624の位置は「タブ位置:4」と定義する。
次に本実施形態の画像形成システムの動作について説明する。本実施形態の画像形成システムにおける印刷処理の概略は以下の通りである。
図1〜4を参照して、まずPC1において所定の文書ファイルに基づく印刷を実行するために、プリンタドライバが起動されると、PC1は、印刷に関する設定を行うための図示しない印刷設定画面をディスプレイ15に表示してユーザに提供する。続いて、PC1は、ユーザの操作に基づいて、印刷設定画面上で印刷方法の指定を受け付けた後、ユーザによる印刷指示を受け付ける。PC1は、印刷指示を受け付けると、文書ファイルをPDLデータに変換して、画像形成装置4に送信する。続いて、画像形成装置4のプリンタコントローラ2は、PC1から受信したPDLデータを翻訳してビットマップ形式の画像データを生成し、当該画像データを画像形成装置4のプリンタ3に転送する。そして、プリンタ3は、受信した画像データに基づく画像を指定された用紙に印刷する。
上記のように、プリンタコントローラ2は、PDLデータを翻訳してビットマップ形式の画像データを生成する。そして、プリンタコントローラ2は、生成したビットマップ形式の画像データを、印刷データとして、ハードディスク24等の記憶部に保存する。また、印刷データを印刷ジョブとも言い替えることができる。
なお、PDLデータにはタブ紙ページデータが予め含まれている。このため、PDLデータからビットマップ形式の画像データである印刷データを生成する際、印刷データ内にはタブ紙ページデータが含まれることになる。実施形態において「印刷データの整合性が維持できない」とは、印刷データ内から特定のデータを削除する編集に伴って、当該印刷データが印刷物の見栄えが悪くなるデータに編集されることを意味する。
図7および図8を参照して、プリンタコントローラ2のハードディスク24に記憶された印刷データ1000は、タブ紙ではない一般のページである本文ページを示す本文ページデータ1009〜1021、および本文ページに挿入されるタブ紙を示すタブ紙ページデータ1001〜1008からなるページデータを含んでいる。印刷データ1000には、さらに、タブ紙ページデータ1001〜1008に付属するタブ紙情報1022、および見出し情報1023が含まれる。
図7に示されるページデータは、出力される順に整列されており、出力された本文ページの間にタブ紙が挿入されることを示している。印刷データ1000内における先頭ページのページデータは、タブ紙ページデータ1001であり、最終ページは本文ページデータ1021である。タブ紙ページデータには、タブ種:3のタブ紙ページデータ1001、1002と、タブ種:4のタブ紙ページデータ1003〜1006と、タブ種:6のタブ紙ページデータ1007、1008とが含まれる。
タブ紙設定データとしてのタブ紙情報1022は、タブ紙ページデータのページ番号、タブ種、およびタブ位置を記録したテーブルで示される。見出し情報1023は、タブ紙ページデータに設定されている見出しレベルとタブ種との関係を記録したテーブルで示される。見出し情報1023には、さらに、各タブ種が収納されるトレイについての情報を示す給紙トレイ番号が含まれる。
タブ紙情報1022のテーブルが示すページ番号は、印刷データ1000内のページデータの先頭ページをページ番号:1として、最終ページ方向へ1ページ進むごとに1ずつ加算している。例えば、先頭ページであるタブ紙ページデータ1001はページ番号:1であり、タブ紙ページデータの中での最終ページのページデータ1006はページ番号:19である。また、最終ページとなる本文ページデータ1021は、ページ番号:21となる。タブ紙情報1022のテーベルに示されるページ番号によって、用紙間に挿入されるタブ紙のページ番号を示すタブ紙整列情報が認識される。
タブ紙情報1022のテーブルに示されるタブ種、およびタブ位置は、各タブ紙ページデータについてのタブ種、およびタブ位置をそれぞれ示す。タブ紙情報1022のテーブルに示されるタブ位置によって、タブ紙におけるタブ位置を示すタブ位置情報が認識される。
見出し情報1023のテーブルが示す見出しレベルは、印刷された用紙を章・節・項といった階層に分類する見出しの階層関係(例えば、章>節>項)を示すものである。値が小さいほど上位であり、「見出しレベル:1」が最上位、「見出しレベル:3」が最下位の階層を示す。見出し情報1023に示すように、見出しレベルはタブ紙ページデータのタブ種に応じて1〜3にそれぞれ分類されている。タブ紙情報1022に示されるタブ種、および見出し情報1023に示される見出しレベルによって、本文ページに挿入されるタブ紙が示す見出しレベルについての見出しレベル情報が認識される。なお、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、Chapter・Subchapter・Sectionといった階層に分類してもよい。また、見出しレベルを3つよりも多く設けてもよい。
タブ紙情報1022のテーブルが示すタブ位置は、同一のタブ種を備えるタブ紙において、何番目に挿入されるタブ紙であるかを示している。例えば、見出しレベル:1を章、見出しレベル:2を節、見出しレベル:3を項とすれば、タブ種:3、タブ位置:1のタブ紙ページデータ1001に基づいて挿入されるタブ紙は第1章を示す見出しとなり、タブ紙ページデータ1001と同一のタブ種:3を備えたタブ位置:2のタブ紙ページデータ1002に基づいて挿入されるタブ紙は第2章を示す見出しとなる。また、例えば、タブ種:4、タブ位置:1のタブ紙ページデータ1003に基づいて挿入されるタブ紙は第1章・第1節の見出しとなり、タブ種:6、タブ位置:1のタブ紙ページデータ1007に基づいて挿入されるタブ紙は第1章・第1節・第1項の見出しとなる。このようにして、各タブ紙が示す見出しレベル情報を認識することができる。
実施形態にあっては、特定のタブ紙ページデータと、この特定のタブ紙ページデータと同一、または上位の見出しレベルを備え、かつ、特定のタブ紙ページデータよりも最終ページ側のページ番号を備えるタブ紙ページデータの中で最も先頭ページ側のページ番号を備えるタブ紙ページデータとの間に含まれるタブ紙ページデータおよび本文ページデータを、ページデータのまとまりと定義する。例えば、タブ紙ページデータ1001が示すページデータのまとまりは、タブ紙ページデータ1001と、タブ紙ページデータ1001と同一の見出しレベル:1を備え、かつ、タブ紙ページデータ1001よりも最終ページ側のページ番号を備えるタブ紙ページデータ1002との間に含まれる本文ページデータ1009〜1016、およびタブ紙ページデータ1003、1004、1007、1008となる。
また、例えば、タブ紙ページデータ1003が示すページデータのまとまりは、タブ紙ページデータ1003と、タブ紙ページデータ1003と同一の見出しレベル:2を備え、かつ、タブ紙ページデータ1003よりも最終ページ側のページ番号を備えるタブ紙ページデータの中で最も先頭ページ側のページ番号を備えるタブ紙ページデータ1004との間に含まれる本文ページデータ1010〜1014、およびタブ紙ページデータ1007、1008となる。
また、例えば、タブ紙ページデータ1007が示すページデータのまとまりは、タブ紙ページデータ1007と、タブ紙ページデータ1007と同一の見出しレベル:3を備え、かつ、タブ紙ページデータ1007よりも最終ページ側のページ番号を備えるタブ紙ページデータの中で最も先頭ページ側のページ番号を備えるタブ紙ページデータ1008との間に含まれる本文ページデータ1011、1012となる。
図7および図8に示すように、印刷データ1000にあっては、先頭ページ側から順に、見出しレベル:1の第1章、見出しレベル:2の第1節、見出しレベル:3の第1項を示すようにタブ紙ページデータが整列されている。例えば、ユーザが、第1章・第1節・第1項を示すタブ紙ページデータ1007が不要であると判断し、印刷データ1000の中からタブ紙ページデータ1007、およびこれに付属するタブ紙情報を削除すると、タブ紙ページデータ1007よりも最終ページ側に位置し、かつ、タブ紙ページデータ1007と同一の見出しレベルを備えるタブ紙ページデータ1008が代替して第1章・第1節・第1項の見出しを示すことになる。これによって、印刷データ1000内においては、第1章を示すタブ紙ページデータ1001、第1章・第1節を示すタブ紙ページデータ1003、第1章・第1節・第1項を示すタブ紙ページデータ1008が先頭ページ側から順に並ぶことになる。したがって、タブ紙ページデータ1007の削除に関わらず、印刷データ1000は見栄えのよい印刷物を出力することが可能なデータに編集されることになる。
これに対して、例えば、印刷データ1000の中からタブ紙ページデータ1003を削除すると、第1章を示すタブ紙ページデータ1001と、第1章・第1節・第1項を示すタブ紙ページデータ1007との間に第1節の見出しを示すタブ紙ページデータが存在しないことになる。したがって、章・節・項の並びとならず、タブ紙ページデータ1003の削除に伴って印刷データ1000の見出しレベルについての整合性が維持されず、見栄えの悪い印刷物が出力されてしまうことになる。このような場合、印刷データ1000の整合性を維持するためには、例えば、タブ紙ページデータ1003が示すページデータのまとまり、すなわち、本文ページデータ1010〜1014、およびタブ紙ページデータ1007、1008をユーザが別途に選択して削除指示を行うことが必要になる。ページデータのまとまりを選択して削除を行うことによって、第1章を示すタブ紙ページデータ1001、第1章・第1節を示すことになるタブ紙ページデータ1004との間に「項」の見出しを示すタブ紙ページデータが存在しなくなり、印刷データ1000の見出しレベルについての整合性が維持されることになる。
次に、印刷データ1000から特定のタブ紙ページデータ、および特定のタブ紙ページデータに付属するタブ紙情報を削除して、削除後の印刷データを出力させる印刷処理の手順について説明する。なお、処理内容は、処理例(1)と処理例(2)とに分けて説明する。
処理例(1)では、プリンタコントローラ2のハードディスク24に保存された印刷データ1000の整合性が維持されるようにタブ紙ページデータ1001を削除した後、印刷データの出力を行う(図7および図8を参照)。
まず、ユーザがプリンタコントローラ2にインストールされているアプリケーションソフトウェアを起動させると、ハードディスク24に保存されている印刷データ1000の一覧100がディスプレイ25に表示される。
図20を参照して、印刷データ1000を含む印刷データ一覧100は、印刷データからのページ削除の指示を受け付けるページ削除操作タブ101と、ハードディスク24に保存された印刷データの印刷データ一覧表102と、ユーザが削除を行う印刷データを選択するためのラジオボタン103と、印刷データのプレビュー表示指示を受け付けるための表示ボタン104とを備えている。
ユーザがアプリケーションソフトウェアを起動させた後、プリンタコントローラ2の入力装置26を用いてページ削除操作タブ101を選択することによって、印刷データ一覧表102が表示される。ユーザはページの削除を行う印刷データを印刷データ一覧表102から選択し、印刷データに対応して設けられたラジオボタン103をチェックする。この状態で表示ボタン104を選択することによって、図21に示す印刷データ1000のプレビュー画面に遷移する。
ユーザが表示ボタン104を選択することによって、図9Aおよび図9Bのフローチャートによって示される処理がスタートとなる。
図9Aおよび図9Bのフローチャートによって示されるアルゴリズムは、プリンタコントローラ2のハードディスク24等の記憶部にプログラムとして記憶されており、CPU21によって実行される。以下、フローチャートに沿って処理手順を説明する。
ステップS101では、編集を行う印刷データのプレビュー表示指示を受け付ける。上記のように、図20に示す印刷データ一覧100からユーザがキーボードやパネル操作などの入力装置26によって編集を行う印刷データを選択して入力する。入力された情報はハードディスク24によって記憶される。なお、本発明の実施形態においては、印刷データ1000は、印刷データ一覧102に表示される4つの印刷データのうち、予算見積書に相当する。
ステップS102では、印刷データ1000に含まれるタブ紙情報1022を参照する。
ステップ103では、ハードディスク24に保存された内容に基づいて、印刷データ1000内にタブ紙ページデータが存在するか判定される。タブ紙ページデータが存在しない場合(S103:NO)、ステップ105へ進む。
ステップS103において、タブ紙ページデータが存在すると判定された場合(S103:YES)、削除されると見出しレベルの整合性が維持できなくなるタブ紙ページデータが存在するか否かを記録した見出しレベルの整合性情報1024を作成する(S104)。見出しレベルの整合性情報1024は、ステップS102において参照したタブ紙情報1022に基づいて作成する。
図10は、見出しレベルの整合性情報1024のテーブルの一例を示す。図中において、TRUEは削除されると見出しレベルの整合性が維持できないタブ紙ページデータであることを示し、FALSEは見出しレベルの整合性に影響を与えない、つまり削除された場合に見出しレベルの整合性を維持できるタブ紙ページデータであることを示す。図示されるように、処理例(1)で削除対象となっているタブ紙ページデータ1001は、削除されると見出しレベルの整合性を維持できないタブ紙ページデータに該当することがわかる。
削除されると見出しレベルの整合性が維持できなくなるタブ紙ページデータとは、以下の条件(1)、(2)のいずれかに該当するタブ紙ページデータである。
(1)印刷データ1000に含まれるタブ紙ページデータ1001〜1008の中で、見出し情報1023に示す見出しレベルの中で最も上位の見出しレベル:1を備え、かつ、その最も上位の見出しレベル:1を備えるタブ紙ページデータ同士を比較した場合に最も先頭ページ側にあるタブ紙ページデータ。
(2)先頭ページであるタブ紙ページデータ1001側と最終ページである本文ページデータ1021側の両方に他のタブ紙ページデータを備えるタブ紙ページデータであって、当該タブ紙ページデータよりも1つ先頭ページ側に位置するタブ紙ページデータの見出しレベルをL、当該タブ紙ページデータの見出しレベルをM、当該タブ紙ページデータよりも1つ最終ページ側のタブ紙ページデータの見出しレベルをNと仮定したときに、L+1=M=N−1が成立するタブ紙ページデータ。
(1)印刷データ1000に含まれるタブ紙ページデータ1001〜1008の中で、見出し情報1023に示す見出しレベルの中で最も上位の見出しレベル:1を備え、かつ、その最も上位の見出しレベル:1を備えるタブ紙ページデータ同士を比較した場合に最も先頭ページ側にあるタブ紙ページデータ。
(2)先頭ページであるタブ紙ページデータ1001側と最終ページである本文ページデータ1021側の両方に他のタブ紙ページデータを備えるタブ紙ページデータであって、当該タブ紙ページデータよりも1つ先頭ページ側に位置するタブ紙ページデータの見出しレベルをL、当該タブ紙ページデータの見出しレベルをM、当該タブ紙ページデータよりも1つ最終ページ側のタブ紙ページデータの見出しレベルをNと仮定したときに、L+1=M=N−1が成立するタブ紙ページデータ。
次に、ステップS105では、印刷データ1000のプレビュー画面200を表示する。図21には、印刷データ1000のプレビュー画面200の一例を示す。印刷データ1000の各ページデータの画像をハードディスク24から参照してディスプレイ25に表示する。
プレビュー画面200は、印刷データ1000の各ページのプレビューを示すサムネイル202〜204などのサムネイル画像と、サムネイル画像202〜204を表示するプレビュー表示部210と、削除されると見出しレベルの整合性が維持できなくなるタブ紙ページデータであることを示す背景201とを備えている。図中において、サムネイル202は本文ページデータのプレビューを、サムネイル203はタブ紙ページデータのプレビューを、サムネイル204は削除されると見出しレベルの整合性が維持できなくなるタブ紙ページデータのプレビューをそれぞれ示している。見出しレベルの整合性情報1024を参照し、削除されると見出しレベルの整合性が維持できなくなるタブ紙ページ204は、例えば背景を他と違う色にするなど、ユーザが容易に認識できるように表示させることが望ましい。
ステップS106では、プレビュー画面200から、印刷データ1000内の特定のページデータの削除指示を受け付ける。オペレータがキーボードやパネル操作などの入力手段によって削除を行うページデータを選択して入力する。例えば、図21に示すプレビュー画面200において、ユーザが入力装置26を用いて削除するページデータのサムネイルを指定することによって、削除指示が受け付けられる。
ステップS107では、ステップS106で指定された削除対象となるページデータがタブ紙ページデータであるか否かを、ステップS102で参照したタブ紙情報1022に基づいて判定する。削除を行うページデータのページ番号がタブ紙情報1022に存在しない場合は、タブ紙ページデータでないと判定される。タブ紙ページデータでないと判定された場合(S107:NO)、図22に示す本文ページデータの削除指示画面300が表示される。
削除指示画面300は、指定された本文ページデータの削除を指示する削除ボタン301と、削除指示を中止する中止ボタン302とを備える。ユーザが入力装置26を用いて、削除ボタン301を選択すると、ステップS114へ進む。ユーザが入力装置26を用いて、中止ボタン302を選択すると、ステップS105に戻り、図21に示す印刷データ1000のプレビュー画面200を表示して、ユーザからページデータの削除指示を再度受け付ける。
ステップS114では、削除を行うページデータを印刷データ1000から削除する。タブ紙情報1022のページ番号のうち、削除を行うページのページ番号よりも大きいページ番号はそれぞれ1だけデクリメントする。
ステップS107において、削除を行うページデータのページ番号がタブ紙情報1022に存在する場合は、タブ紙ページデータであると判定され(S107:YES)、ステップ108へ進む。
ステップS108では、見出しレベルの整合性情報1024を参照する。次いで、ステップS109では、削除を行うタブ紙ページデータの削除後に印刷データ内1000の見出しレベルの整合性が維持できるか否かを判定する。
ステップS109において、見出しレベルの整合性情報1024を参照した結果、削除を行うタブ紙ページデータがFALSEに該当する場合、すなわちタブ紙ページデータを削除した場合に見出しレベルの整合性が維持できると判定された場合(YES:S109)、ステップS111へ進む。
ステップS111において、削除するタブ紙ページデータが示すページデータのまとまりを削除する指示の有無を確認し、削除の方法を判定する。ステップS111では、図23に示すタブ紙ページデータの削除方法を受け付ける削除指示画面700を表示し、ユーザから削除方法の指示を受け付ける。ユーザからの指示内容に基づいて処理内容を判定する。
図23に示す削除指示画面700は、削除方法を指示するラジオボタン701、702と、タブ位置の整合処理を指示するチェックボックス703と、指定されたタブ紙ページデータの削除を指示する削除ボタン704と、削除を中止する中止ボタン705とを備えている。
ユーザは入力装置26を用いて、ラジオボタン701、702のいずれか一つを選択することによってチェックマークを付加して、削除方法を指示する。また、チェックボックス703を選択することによってチェックマークを付加して、タブ位置の整合処理を指示することができる。タブ位置の整合処理についての詳細は後述する。
削除指示画面700を通じて指示された内容は、ハードディスク25に記憶される。ユーザが削除ボタン704を選択することによって、指示された削除方法による削除処理が実行されることになる。なお、中止ボタン705を選択した場合には、ステップS101に戻る。図20に示す印刷データ一覧100がディスプレイ25に表示され、印刷データ1000の選択、および削除指示をユーザから再び受け付ける。
ステップS111において、ハードディスク24に記憶されている指示内容を確認した結果、ページデータのまとまりを削除する指示がさていると判定された場合(YES:S111)、指定された方法で削除を行うためにステップS113へ進む。
ステップS113では、ハードディスク24によって記憶されているタブ紙情報1022、および見出し情報1023を参照し、削除指示がなされたタブ紙ページデータ、および削除指示がなされたタブ紙ページデータが示すページデータのまとまりを削除する処理を行う。ページデータを削除した後、タブ紙情報1022に示すページ番号のうち、終了ページのページ番号よりも大きいページ番号はそれぞれ削除したページの数だけデクリメントして、データを更新する。
以下の開始ページ(a)から終了ページ(b)までが削除する対象となるページデータである。
(a)開始ページ:指定されたタブ紙ページデータ。
(b)終了ページ:以下の(イ)、(ロ)のいずれかのタブ紙ページデータが存在する場合は、それらのタブ紙ページデータの中で印刷データ1000の最も先頭ページ側にあるタブ紙ページデータの1つ前のページ番号を備えるページデータ。(イ)、(ロ)のいずれのタブ紙ページデータも存在しない場合は、印刷データ1000の最終ページのページデータ。
(イ)指定されたタブ紙ページデータよりも印刷データ1000の最終ページ側にあるタブ紙ページデータであり、かつ、指定されたタブ紙ページデータと同一のタブ種のタブ紙ページデータのうち、最も印刷データ1000の先頭ページ側にあるタブ紙ページデータ。
(ロ)指定されたタブ紙ページデータよりも印刷データ1000の最終ページ側にあるタブ紙ページデータであり、かつ、指定されたタブ紙ページデータの見出しレベルよりも見出しレベルが上位のタブ紙ページデータのうち、最も印刷データ1000の先頭ページ側にあるタブ紙ページデータ。
(a)開始ページ:指定されたタブ紙ページデータ。
(b)終了ページ:以下の(イ)、(ロ)のいずれかのタブ紙ページデータが存在する場合は、それらのタブ紙ページデータの中で印刷データ1000の最も先頭ページ側にあるタブ紙ページデータの1つ前のページ番号を備えるページデータ。(イ)、(ロ)のいずれのタブ紙ページデータも存在しない場合は、印刷データ1000の最終ページのページデータ。
(イ)指定されたタブ紙ページデータよりも印刷データ1000の最終ページ側にあるタブ紙ページデータであり、かつ、指定されたタブ紙ページデータと同一のタブ種のタブ紙ページデータのうち、最も印刷データ1000の先頭ページ側にあるタブ紙ページデータ。
(ロ)指定されたタブ紙ページデータよりも印刷データ1000の最終ページ側にあるタブ紙ページデータであり、かつ、指定されたタブ紙ページデータの見出しレベルよりも見出しレベルが上位のタブ紙ページデータのうち、最も印刷データ1000の先頭ページ側にあるタブ紙ページデータ。
ステップS113において、指定されたタブ紙ページデータ、およびページデータのまとまりを削除した後、タブ位置の整合処理の実行要否を判定するためにステップS115へ進む。
ステップS111において、ハードディスク24に記憶されている指示内容を確認した結果、ページデータのまとまりを削除する指示がさていないと判定された場合(NO:S111)、指定されたタブ紙ページデータのみを削除するためにステップS112へ進む。
ステップS112では、指定されたタブ紙ページデータのみを削除する。削除を行うタブ紙ページデータに付属するタブ紙情報も削除する。また、タブ紙情報1022のページ番号のうち、削除を行うページのページ番号よりも大きいページ番号はそれぞれ1だけデクリメントする。次にタブ位置の整合処理の実行要否を判定するためにステップS115へ進む。
ステップS109において、見出しレベルの整合性情報1024を参照した結果、削除を行うタブ紙ページデータがTRUEに該当する場合、すなわち見出しレベルの整合性が維持できないと判定された場合(NO:S109)、ステップS110へ進む。
ステップS110では、図24に示す警告画面800と、図25に示す削除指示画面900を表示し、ユーザから削除方法の指示を受け付ける。指示内容に基づいて処理方法を判定する。
図24に示す警告画面800は、見出しレベルの整合性が失われることを承諾する承諾ボタン801と、見出しレベルの整合性が失われることを承諾しない中止ボタン802とを備えている。
ユーザが見出しレベルの整合性が失われることを承諾する場合には、入力装置26を用いて承諾ボタン801を選択する。承諾ボタン801を選択すると、図25に示す見出しレベルの整合性が維持できなくなるタブ紙ページデータについての削除指示画面900に遷移する。ユーザが見出しレベルの整合性が失われることを承諾しない場合には、入力装置26を用いて中止ボタン802を選択する。中止ボタン802を選択した場合には、ステップS105に戻る。図21に示す印刷データ1000のプレビュー画面200を表示して、ユーザからページデータの削除指示を再度受け付ける。
図25に示す削除指示画面900は、削除方法を指示するラジオボタン901、902と、タブ位置の整合処理を指示するチェックボックス903と、指定されたタブ紙ページデータの削除を決定する削除ボタン904と、削除を中止する中止ボタン905と、見出しレベルの整合性維持の可否を示すメッセージ906、907とを備える。
ユーザは入力装置26を用いて、ラジオボタン901、902のいずれか一つを選択することによって削除方法を指示できる。このとき、選択した削除方法における見出しレベルの整合性の維持の可否をメッセージ906、907で確認することができる。また、チェックボックス903を選択してチェックマークを付加することによってタブ位置の整合処理を指示することができる。
削除指示画面900を通じて指示された内容は、ハードディスク25に記憶される。ユーザが削除ボタン904を選択することによって、指示された削除方法による削除処理が実行されることになる。なお、中止ボタン905を選択した場合には、ステップS101に戻る。図20に示す印刷データ一覧100がディスプレイ25に表示され、印刷データ1000の選択、および削除指示をユーザから再び受け付ける。
ステップS110において、ハードディスク24に記憶されている指示内容を確認した結果、見出しレベルの整合性を維持する旨の指示がさていると判定された場合(YES:S110)、指定された方法で削除を行うためにステップS113へ進む。ステップS113では、削除指示がなされたタブ紙ページデータ、および削除指示がなされたタブ紙ページデータが示すページデータのまとまりを削除する処理を行う。
ここで図11および図12には、ステップS113が終了した後の印刷データ1100を示す。章を示すタブ紙ページデータ1101、1103、および節を示すタブ紙ページデータ1102が見出しレベルの整合性が維持されるように整列されていることがわかる。
このように、印刷データ1000からタブ紙ページデータ1001、およびこれに付属するタブ紙設定データを削除する際に、ユーザが指定したタブ紙ページデータ1001を削除するのか、またはユーザが指定したタブ紙ページデータ1001とともにページデータのまとまりを削除するのかをユーザが選択することによって、整合性が維持された印刷データ1100に編集することが可能になる。したがって、タブ紙ページデータ1001の削除に伴って印刷データ1000の整合性を維持するために削除が必要となる他のタブ紙ページデータ、および他の本文ページデータをユーザが選択して削除指示を行う手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、印刷データの整合性の判定を見出し情報が示す見出しレベル情報に基づいて行うため、印刷データの見出しレベルの整合性を維持することができる。したがって、編集後の印刷データに基づいて出力された印刷物は、見出しレベルの整合性が維持された見栄えのよいものとなる。
また、印刷データの整合性を維持するために削除すべきページデータのまとまりをタブ紙ページデータの並びを示すページ番号に基づいて自動的に検出する。したがって、適切な範囲のページデータのまとまりをユーザ自らが検出して指定する手間を省くことができる。
ステップS113が終了した後、タブ位置の整合処理の実行要否を判定するためにステップS115へ進む。
ステップS110において、ハードディスク24に記憶されている指示内容を確認した結果、見出しレベルの整合性を維持する旨の指示がさていないと判定された場合(NO:S110)、指定されたタブ紙ページデータのみを削除するため、ステップS114へ進む。ステップS114では、指定されたタブ紙ページデータのみを印刷データ1000から削除する処理を行う。削除を行うタブ紙ページデータに付属するタブ紙情報も削除される。次にタブ位置の整合処理の実行要否を判定するためにステップS115へ進む。
ステップS115では、ハードディスク24に記憶されているタブ位置の整合処理の指示の有無を確認し、タブ位置の整合処理を行うか否かを判定する。タブ位置の整合処理の指示があると判定された場合(YES:S115)、タブ位置の整合処理を行うためにステップS116へ進む。
ステップS116では、図12に示すタブ紙情報1110、および見出し情報1120に基づいてタブ位置の整合処理を行う。タブ位置の整合処理について説明する。
タブ位置の整合処理とは、タブ紙ページデータを削除した後に、タブの種類が同一のタブ紙ごとにタブ位置が連続的に変化するようにタブ紙情報を変更する処理である。
タブ位置の整合処理として、例えば、以下の(1)〜(4)で構成される一連の処理を行う。この一連の処理を自動的に行うためのアルゴリズムは、図19Aおよび図19Bに示すフローチャートで表わされる。このアルゴリズムは、プリンタコントローラ2のハードディスク24等の記憶部にプログラムとして記憶されており、CPU21によって実行される。
処理(1)印刷データ内で最上位の見出しレベルであるタブ紙ページデータのタブ位置が、1⇒2⇒・・・⇒タブ位置の最大値⇒1⇒・・・と変化するように変更する。
処理(2)変数Lに印刷データ内で最上位の見出しレベルをセットする。
処理(3)見出しレベル:Lであるタブ紙ページデータごとに、タブ紙ページデータが示すページデータのまとまりに存在する見出しレベル:L+1のタブ位置が、1⇒2⇒・・・⇒タブ位置の最大値⇒1⇒・・・と変化するように変更する。
処理(4)見出しレベル:Lが印刷データ内で最下位の見出しレベルで無ければ、変数L←L+1として再び処理(3)を行う。
処理(1)印刷データ内で最上位の見出しレベルであるタブ紙ページデータのタブ位置が、1⇒2⇒・・・⇒タブ位置の最大値⇒1⇒・・・と変化するように変更する。
処理(2)変数Lに印刷データ内で最上位の見出しレベルをセットする。
処理(3)見出しレベル:Lであるタブ紙ページデータごとに、タブ紙ページデータが示すページデータのまとまりに存在する見出しレベル:L+1のタブ位置が、1⇒2⇒・・・⇒タブ位置の最大値⇒1⇒・・・と変化するように変更する。
処理(4)見出しレベル:Lが印刷データ内で最下位の見出しレベルで無ければ、変数L←L+1として再び処理(3)を行う。
ステップS113における処理が終了した後の図11および図12に示される印刷データ1100に対して行うタブ位置の整合処理の手順例を、図19Aおよび図19Bのフローチャートに基づいて説明する。
まず、図12に示すタブ紙情報1110を参照する(S401)。
次に、変数bottomに、印刷データ1100内で最下位の見出しレベルをセットする(S402)。タブ種:4が示す見出しレベル:2が最下位であるため、bottom=2をセットする。
次に、変数Lに、印刷データ1100内で最上位の見出しレベルをセットする(S403)。タブ種:3が示す見出しレベル:1が最上位であるため、L=1をセットする。
次に、変数typeに、見出しレベルL=1を示すタブ紙ページデータのタブ種をセットする(S404)。変数type=3にセットする。
次に、印刷データ1100内で最も先頭ページ側にあるタブ紙ページデータを注目するタブ紙ページデータに設定する(S405)。ここで、注目するタブ紙ページデータは、ページ番号:1であるタブ紙ページデータ1101とする。
次に、変数Kに1をセットし、変数K=1とする(S406)。
次に、変数Mに注目するタブ紙ページデータ1101の見出しレベルをセットする(S407)。注目するタブ紙ページデータ1101は見出しレベル:1であるため、変数M=1をセットする。ステップS408へ進む。
L=1、かつM=1のため(S408:YES)となり、ステップS411へ進む。
注目するタブ紙ページデータ1101のタブ位置を、変数Kの値に変更する(S411)。タブ紙ページデータ1101のタブ位置は、変数Kにセットされた1となる。
次に、変数K=K+1とする。変数K=2にセットする(S412)。ステップS413へ進む。
変数K=2であり、変数type=3であるため(S413:NO)、ステップS415へ進む。
ステップS415では、1ページ目のタブ紙ページデータ1101よりも最終ページ側に3ページ目のタブ紙ページデータ1102、および6ページ目のタブ紙ページデータ1103が存在するため(S415:YES)、ステップS416へ進む。
注目するタブ紙ページデータを、1ページ目のタブ紙ページデータ1101から3ページ目のタブ紙ページデータ1102に変更し(S416)、ステップS407に戻る。
変数Mに、注目するタブ紙ページデータ1102の見出しレベルをセットする(S407)。注目するタブ紙ページデータ1102は見出しレベル:2であるため、変数M=2をセットする。ステップS408へ進む。
L=1であり、M=2であるため(S408:NO)、ステップS409へ進む。
L=1であり、M=2であるため(S409:NO)、ステップS415へ進む。
3ページ目のタブ紙ページデータ1102よりも最終ページ側に6ページ目のタブ紙ページデータ1103が存在するため(S415:YES)、ステップS416へ進む。
注目するタブ紙ページデータを、3ページ目のタブ紙ページデータ1102から6ページ目のタブ紙ページデータ1103に変更し(S406)、ステップS407に戻る。
変数Mに、注目するタブ紙ページデータ1103の見出しレベルをセットする(S407)。注目するタブ紙ページデータ1103は見出しレベル:2であるため、変数M=2をセットする。ステップS408へ進む。
L=1であり、M=2であるため(S408:NO)、ステップS409へ進む。
L=1であり、M=2であるため(S409:NO)、ステップS415へ進む。
6ページ目のタブ紙ページデータ1103よりも最終ページ側にタブ紙ページデータが存在しないため(S415:NO)、ステップステップS417へ進む。
変数L=L+1とする(S417)。変数L=2にセットし、ステップS418へ進む。
L=2であり、bottom=2であるため(S418:NO)、ステップS404に戻る。
以上の処理を、ステップS418においてL>botomと判定されるまで繰り返す。このようにして、タブ位置が連続的に変化するようにタブ紙情報1110を変更させる。
図13および図14には、ステップS116が終了した後の印刷データ1200を示す。タブ紙ページデータ1201〜1203のタブ位置が、同一の種類のタブ紙ページデータごとに連続的に変化するように整列されていることがわかる。タブ位置の整合処理を行うことによって、より見栄えのよい印刷物を出力することが可能になる。
図19Aおよび図19Bに示すサブルーチンが終了すると、図9Bに示すフローチャートへ戻り、ステップS117へ進む。
ステップS115において、タブ位置の整合処理の指示がされていないと判定された場合(NO:S115)、ステップS117へ進む。
ステップS117は、一連のステップで作成された印刷データ1200を出力するステップである。タブ紙については、見出し情報1220に基づいて給紙トレイ番号を取得して対応する給紙トレイから給紙し、タブ紙以外はそれぞれ設定された給紙トレイから給紙する。印刷データ1200に基づいて印刷物を出力する。以上によって、処理例(1)についての処理が終了する。
次に処理例(2)について説明する。処理例(2)も処理例(1)と同様に、図9Aおよび図9Bに示したフローチャートにしたがって処理が進められる。処理例(1)と同様のステップについては、説明を一部省略する。
処理例(2)では、プリンタコントローラ2のハードディスク24に保存された印刷データ1000の整合性が維持されるようにタブ紙ページデータ1003を削除した後、印刷データの出力を行う(図7および図8を参照)。
図10に示す見出しレベルの整合性情報1024からもわかるように、処理例(2)において削除対象となっているタブ紙ページデータ1003はTRUEで示されており、削除されると印刷データ1000の見出しレベルの整合性が維持できないタブ紙ページデータに該当する。したがって、図9Bに示すステップS109において、削除されると見出しレベルの整合性が維持できなくなるタブ紙ページデータであると判定され(NO:S109)、ステップS110へ進む。
ステップS110において、見出しレベルの整合性を維持する旨の指示がさていると判定された場合(YES:S110)、ステップS113へ進む。
ステップS113では、見出しレベルの整合性を維持するために、タブ紙ページデータ1003とともに、タブ紙ページデータ1003が示すページデータのまとまりを削除する。
図15および図16には、ステップS113の処理が終了した後の印刷データ1300を示す。章を示すタブ紙ページデータ1301、1302、および節を示すタブ紙ページデータ1303〜1305が見出しレベルの整合性が維持されるように整列されていることがわかる。
ステップS113の処理が終了した後、タブ位置の整合処理の実行要否を判定するためにステップS115へ進む。
ステップS115では、ハードディスク24に記憶されているタブ位置の整合処理の指示の有無を確認し、タブ位置の整合処理を行うか否かを判定する。タブ位置の整合処理の指示があると判定された場合(YES:S115)、タブ位置の整合処理を行うためにS116へ進む。
ステップS116では、ステップS113における処理が終了した後の図15および図16に示される印刷データ1300に対してタブ位置の整合処理を行う。タブ位置の整合処理は、図16に示すタブ紙情報1320、および見出し情報1330に基づいて、前述した図19Aおよび図19Bに示すフローチャートにしたがって行われる。
図17および図18には、ステップS116が終了した後の印刷データ1400を示す。タブ紙ページデータ1401〜1405のタブ位置が、同一の種類のタブ紙ごとに連続的に変化するように整列されていることがわかる。
なお、図示されるように、タブ種:4のタブ紙ページデータ1403のタブ位置をタブ位置:1とした場合において、タブ紙ページデータ1403よりも上位の見出しレベルを示すタブ紙ページデータが最終ページ側に存在するときは、見出しレベルを考慮した上でタブ位置を変化させる。すなわち、タブ種:4のタブ紙ページデータ1403よりも上位の見出しレベルを示すタブ紙ページデータ1402から見て最終ページ側に位置するタブ種:4のタブ紙ページデータ1404、1405のタブ位置は、先頭ページ側からタブ位置:1、タブ位置:2となるように連続的に変化させる。
タブ位置の整合処理が終了した後、ステップS117へ進む。
ステップS117では、処理例(1)の場合と同様に、印刷データ1400に基づいて印刷物を出力する。以上の処理手順によって処理例(2)についての処理が終了する。
本実施形態は、適宜改変することが可能である。
上記実施形態にあっては、PDLデータにはタブ紙ページデータが予め含まれており、PDLデータからビットマップ形式の画像データである印刷データを生成する時点において印刷データ1000内にタブ紙ページデータが含まれる形態で説明したが、例えば、保存されている印刷データに対してタブ紙ページデータや、これに付属するタブ紙設定データを付加した後に編集作業を行う場合においても、実施形態で説明した内容と同様の処理を実行させることによって印刷データの整合性を維持させることができる。
また、タブ紙についての設定は、タブ紙ページデータと、これに付属するタブ紙設定データによって行われる形態で説明したが、例えば、タブ紙についての設定がタブ紙設定データのみによって行われる印刷データに対して実施形態と同様の内容の処理を実行することも可能である。このような場合、特定のタブ紙についてのタブ紙設定データを削除することによって、印刷物に特定のタブ紙が挿入されないように印刷データの編集が行われる。また、特定のタブ紙ページデータの削除に伴ってページデータのまとまりの削除の要否が判定されることになる。
また、印刷データの整合処理は、タブ紙についてのデータを削除した場合のみに実行されるものではなく、本文ページデータを削除した場合に、印刷データの整合性が維持できないと判定された場合に実行してもよい。例えば、タブ紙の間に含まれる本文についてのページデータが削除された場合に、タブ紙ページデータが連続して続くようなときに整合性が維持されていないと判定し、削除した本文の見出しレベルを示すタブ紙についての設定データを削除することによって、見出しレベルの整合性を維持させることが可能である。
また、上記実施形態では、印刷データの処理を行うために、プリンタコントローラ2にインストールされているアプリケーションソフトウェアを例示して説明したが、本発明はかかる形態に限定されるものではない。上記アプリケーションソフトウェアは例えばプリンタ3にインストールされていてもよい。また、上記アプリケーションソフトウェアは、Webブラウザを利用するものであってもよい。また、上記アプリケーションソフトウェアは、プリンタコントローラ2またはプリンタ3に付設されたモニタまたは操作パネルを用いて操作され得る。さらに、上記アプリケーションソフトウェアは、HTTPまたはSNMP等を用いて必要な情報を取得することによってPC上で実行されることも可能である。
また、上記実施形態では、処理の対象となる印刷データがビットマップ形式の画像データである場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、編集の対象となる印刷データがPDLデータ等の他の形式のデータである場合にも適用可能である。
また、上記実施形態では、画像形成装置4がプリンタコントローラ2とプリンタ3に分けられ、互いにローカル接続された構成の場合について述べたが、プリンタコントローラ2はプリンタ3の中に内包されていてもよい。
また、上記実施形態では、印刷装置としてプリンタが使用されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばMFP(Multi−Function Peripheral)、複写機等の他の印刷装置も使用され得る。
本実施形態の画像形成システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえばフレキシブルディスクやCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送されて記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
1 PC、
2 プリンタコントローラ、
3 プリンタ、
4 画像形成装置、
5 ネットワーク、
11、21、31 CPU、
12、22、32 ROM、
13、23、33 RAM、
14、24 ハードディスク、
15、25 ディスプレイ、
16、26 入力装置、
17、28 ネットワークインタフェース、
18、29、37 バス、
27 プリンタインタフェース、
34 操作パネル部、
35 印刷部、
36 コントローラインタフェース、
40 画像形成ユニット、
50 給紙ユニット、
60 排紙ユニット、
100 印刷データ一覧、
200 プレビュー画面、
300、700、900 削除指示画面、
500、600 タブ紙、
511〜513、611〜615 構成要素、
521〜523、621〜623 タブ、
800 警告画面、
1000 印刷データ。
2 プリンタコントローラ、
3 プリンタ、
4 画像形成装置、
5 ネットワーク、
11、21、31 CPU、
12、22、32 ROM、
13、23、33 RAM、
14、24 ハードディスク、
15、25 ディスプレイ、
16、26 入力装置、
17、28 ネットワークインタフェース、
18、29、37 バス、
27 プリンタインタフェース、
34 操作パネル部、
35 印刷部、
36 コントローラインタフェース、
40 画像形成ユニット、
50 給紙ユニット、
60 排紙ユニット、
100 印刷データ一覧、
200 プレビュー画面、
300、700、900 削除指示画面、
500、600 タブ紙、
511〜513、611〜615 構成要素、
521〜523、621〜623 タブ、
800 警告画面、
1000 印刷データ。
Claims (7)
- 印刷対象として出力する画像を形成するためのデータおよび前記画像が印刷された用紙間にタブ紙を挿入するための複数のタブ紙設定データを含む印刷データを記憶する記憶部と、
特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データおよび/または前記画像を形成するための特定の前記データを前記印刷データ内から削除する削除処理の指示を受け付ける削除指示受付部と、
前記削除処理を行う場合において、前記印刷データの整合性が維持できないときに、前記印刷データの整合性を維持するために削除が必要な他の前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための他の前記データを削除する整合処理を行う整合処理部と、を有するデータ処理装置。 - 前記タブ紙設定データは、前記タブ紙の種類によって分類されるとともに前記画像が印刷された前記用紙の見出しの階層を示す見出しレベル情報を含み、
前記整合処理部は、前記見出しレベル情報に基づいて前記印刷データの整合性を判定し、前記印刷データの整合性が維持できないと判定したときに前記整合処理を行う、請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記タブ紙設定データは、前記タブ紙が挿入されるページ番号を示すタブ紙整列情報を含み、
前記整合処理部は、前記見出しレベル情報および前記タブ紙整列情報に基づいて、前記特定のタブ紙が示す前記見出しの階層と同一または上位の見出しの階層を示すタブ紙であって、前記特定のタブ紙よりも最終ページ側に挿入されるタブ紙の中で最も先頭ページ側に挿入されるタブ紙についての前記タブ紙設定データを検出し、前記特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データと検出された前記タブ紙設定データとの間に含まれる前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための前記データを削除し、削除した内容に基づいて前記タブ紙整列情報を更新する、請求項2に記載のデータ処理装置。 - 前記タブ紙設定データは、前記タブ紙におけるタブ位置を示すタブ位置情報を含み、
前記整合処理部は、前記削除処理が行われた後に、タブの種類が同一のタブ紙ごとに前記タブ位置が連続的に変化するように前記タブ位置情報を変更する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 印刷対象として出力する画像を形成するためのデータおよび前記画像が印刷された用紙間にタブ紙を挿入するための複数のタブ紙設定データを含む印刷データを記憶部に記憶させるステップと、
特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データおよび/または前記画像を形成するための特定の前記データを前記印刷データ内から削除する削除処理の指示を受け付ける削除指示受付部をユーザに提供するステップと、
前記削除処理を行う場合において、前記印刷データの整合性が維持できないときに、前記印刷データの整合性を維持するために削除が必要な他の前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための他の前記データを削除する整合処理を行うステップと、を有するデータ処理方法。 - 印刷対象として出力する画像を形成するためのデータおよび前記画像が印刷された用紙間にタブ紙を挿入するための複数のタブ紙設定データを含む印刷データを記憶部に記憶させるステップと、
特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データおよび/または前記画像を形成するための特定の前記データを前記印刷データ内から削除する削除処理の指示を受け付ける削除指示受付部をユーザに提供するステップと、
前記削除処理を行う場合において、前記印刷データの整合性が維持できないときに、前記印刷データの整合性を維持するために削除が必要な他の前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための他の前記データを削除する整合処理を行うステップと、
をコンピュータに実行させるためのデータ処理プログラム。 - 印刷対象として出力する画像を形成するためのデータおよび前記画像が印刷された用紙間にタブ紙を挿入するための複数のタブ紙設定データを含む印刷データを記憶する記憶部と、
特定のタブ紙についての前記タブ紙設定データおよび/または前記画像を形成するための特定の前記データを前記印刷データ内から削除する削除処理の指示を受け付ける削除指示受付部と、
前記削除処理を行う場合において、前記印刷データの整合性が維持できないときに、前記印刷データの整合性を維持するために削除が必要な他の前記タブ紙設定データおよび前記画像を形成するための他の前記データを削除する整合処理を行う整合処理部と、
前記印刷データに基づいて印刷物を出力する出力部と、を有する画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010055027A JP2011191820A (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010055027A JP2011191820A (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011191820A true JP2011191820A (ja) | 2011-09-29 |
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Family Applications (1)
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JP2010055027A Pending JP2011191820A (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム、および画像形成装置 |
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2010
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