JP2011191618A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで簡単な構成で、トナー補給容器の装置本体への誤装着を防止し、また、シャッター部材によるトナー補給口の開閉を確実に行なえる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、トナーを収容する容器本体71と、トナーの補給口71aを開閉するシャッター部材76と、現像器34を択一して装置本体90の挿入部91に装着可能とする補給側非互換キー72とを有するトナーカートリッジ70を備える。更に、トナーカートリッジ70を装着する動作に連動してシャッター部材76に当接しシャッター部材76を閉位置から開位置に移動させる第1当接部81と、トナーカートリッジ70を外す動作に連動して、シャッター部材を開位置から閉位置に移動させる第2当接部82と、補給側非互換キー72に係合可能である本体側非互換キー84とが一体に形成される容器非互換部材80とを備え、この容器非互換部材80は挿入部91の壁面に配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に関し、特に、トナー補給容器が着脱自在である画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置においては、感光体からなる像担持体上に形成した潜像をトナー像として可視化するために、現像器により感光体にトナーを供給している。また、現像器のトナーが消費された場合には、トナーカートリッジやトナーコンテナ等のトナー補給容器を用いて現像器へトナーを供給することが行われている。トナー補給容器には、容器本体に収容したトナーを現像器に装着したときのみ開くシャッター部材が設けられ、容器本体内のトナーが漏出することを防止するとともに、装置本体からトナー補給容器を外す場合にはシャッター部材を閉じて、容器本体内に残留したトナーが漏出して周囲を汚染することを防止している。
また、画像形成装置は、印刷速度や原稿サイズの違い、あるいはモノクロ印刷とカラー印刷等の性能が多様化しているため、それに応じて現像器を含む画像形成ユニットも多様化が要求されている。このような要求に対して、トナー補給容器が装置本体に着脱自在とされている画像形成ユニットにおいては、このユニットの商品開発期間を短縮化するため、また製造のコスト低減のため、種々の画像形成装置におけるユニットを共通化することを行なっている。
しかしながら、画像形成ユニットを共通化する際に、画像形成プロセスの違いにより、現像するトナーの極性等、トナーの種類が異なっている場合があり、また、トナーの種類が同じでも印刷速度の違いによって、トナー供給量が異なる場合がある。更に、カラー画像形成装置では異なるトナー色のトナー補給容器を誤って装着することがないようにする必要がある。
上記の問題点を解消するために、特許文献1では、トナーカートリッジが画像形成装置に対して着脱可能に設けられている。このトナーカートリッジを装置本体のホルダ内に挿入するとホルダの長手方向に設けたガイド手段によって導かれてトナーカートリッジは挿入される。更にトナーカートリッジを回転させることによりシャッター部材が開き、トナーカートリッジに設けられた補給口が装置本体側の開口と連通し、トナーを補給することが可能となる。ガイド手段として、ホルダに長手方向の溝部が設けられ、シャッター部材には上記の溝に嵌合する長手方向の突起部が設けられている。そして、複数の色のトナーを使用する装置では、トナーの色毎にシャッター部材に形成した突起部とホルダに形成した溝部を円周方向にずらして配置し、他の場所に誤って入れてしまうことを防止している。
特開2000−162861号公報(段落[0016]、[0020]、[0039]、第1図、第6図)
しかしながら、上述した先行技術では、誤装着防止のための溝部はホルダに形成され、このホルダはトナーカートリッジの容器本体を保持し、また、シャッター部材が嵌入し、更にトナーカートリッジ及びシャッター部材を摺動案内する基幹部材である。トナーの色が異なってもトナーカートリッジの外形は同じであるために、ホルダの容器本体の保持部、トナーカートリッジ及びシャッター部材の嵌入部や摺動案内部は同じ形状であるが、溝部はトナーの色毎に周方向にずらして配置することになり、トナーの色に応じて4種類の基幹部材(ホルダ)を製造しなくはならず、コスト高になり、また部材の管理が煩雑になるという不都合があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、低コストで簡単な構成で、トナー補給容器の装置本体への誤装着を防止し、また、トナー補給容器のシャッター部材によるトナー補給口の開閉を確実に行なえる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、現像器にトナーを供給する補給口を有してトナーを収容する容器本体と、前記容器本体に対して前記補給口を開放する開位置と前記補給口を閉鎖する閉位置とにスライド可能なシャッター部材と、現像器を択一して装置本体に装着可能とする補給側非互換キーとを有する、装置本体の装着部に対し着脱可能なトナー補給容器と、前記トナー補給容器を前記装置本体の装着部に装着する動作に連動して前記シャッター部材に当接し、前記シャッター部材を閉位置から開位置に移動させる第1当接部と、前記トナー補給容器を前記装置本体の装着部から外す動作に連動して前記シャッター部材に当接し、前記シャッター部材を開位置から閉位置に移動させた後、前記シャッター部材との当接が解除される第2当接部と、前記補給側非互換キーに係合可能である本体側非互換キーと、が一体形成され、前記装置本体の装着部の壁面に配置される容器非互換部材と、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、トナー補給容器を装置本体の装着部に装着すると、補給側非互換キーが本体側非互換キーと係合するとともに、トナー補給容器のシャッター部材が容器本体に対して開位置にスライドし補給口から現像器にトナーを供給することが可能となる。一方、トナー補給容器を装置本体の装着部から外すと、シャッター部材が容器本体に対して閉位置にスライドし補給口がシャッター部材によって閉じられる。
また、請求項2に記載の発明では、前記第1及び第2当接部は互いにスライド方向の近傍に並べて配置され、前記本体側非互換キーは前記第1及び第2当接部の近傍に配置されることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明では、前記本体側非互換キーは前記容器非互換部材の平板状の本体部から突出して形成され、前記補給側非互換キーは前記容器本体から突出して形成され、前記装置本体と前記トナー補給容器との装着の互換性が適合するとき互いに当接することを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明では、前記容器非互換部材は前記トナー補給容器の容器本体をスライド方向に案内するガイド部を形成することを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明では、前記第2当接部は前記シャッター部材に当接する側へ揺動自在に付勢されることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明では、複数の現像器に夫々トナーを供給するトナー補給容器を備え、各トナー補給容器の補給側非互換キーに係合可能である本体側非互換キーは夫々異なる形状にて形成されることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、トナー補給容器を装置本体の装着部に装着すると、補給側非互換キーが本体側非互換キーと係合するとともに、トナー補給容器のシャッター部材が容器本体の装着部に対して開位置にスライドし補給口から現像器にトナーを供給することが可能となり、トナー補給容器の装置本体への誤装着を防止することができる。また、トナー補給容器を装置本体の装着部から外すと、シャッター部材が容器本体に対して閉位置にスライドし補給口がシャッター部材によって閉じられ、トナー補給容器のシャッター部材による補給口の開閉が確実に行なわれる。更に、容器非互換部材が本体側非互換キー毎に用意され、例えば、トナー補給容器のトナー供給量の差異に係わらず容器非互換部材を取り替えるだけで良く、装置本体は共通化することが可能となり、低コストである画像形成装置が得られる。また、本体側非互換キーと第1及び第2当接部が容器非互換部材に一体に形成されるので、本体側非互換キーと第1及び第2当接部の位置精度が良好になる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記第1及び第2当接部と本体側非互換キーが容器非互換部材上の近傍に配置されるので、容器非互換部材は小型なものとなり、装置本体に容器非互換部材を取り付けても嵩張らない。
また、請求項3に記載の発明によれば、本体側非互換キーは平板状の本体部から突出するという簡単な構成となり、容器非互換部材は合成樹脂で成型することが可能で低コストなものとなり、また、本体側非互換キーは補給側非互換キーに確実に当接する。
また、請求項4に記載の発明によれば、本体側非互換キーとガイド部が容器非互換部材に一体に形成され、両者の位置精度が良くなり、トナー補給容器を装置本体に装着したとき、本体側及び補給側非互換キーは確実に係合する。
また、請求項5に記載の発明によれば、第2当接部はシャッター部材に当接する側へ付勢されているので、トナー補給容器を装置本体から外すと、シャッター部材は容器本体に対して確実に移動し、補給口はシャッター部材によって確実に閉じられる。
また、請求項6に記載の発明によれば、カラー画像形成装置では、装置本体に対して容器非互換部材を取り替えるだけでよく、各トナー補給容器を保持する保持部等の装置本体の基幹部分は同じ構成となり、装置が簡単なものとなる。
本発明の実施形態に係るトナー補給容器を用いる画像形成装置を示す図 実施形態に係る画像形成装置の補給容器の挿入部を示す斜視図 実施形態に係る画像形成装置に用いるトナー補給容器を示す斜視図 実施形態に係る画像形成装置の挿入部とトナー補給容器を模式的に示す断面図 実施形態に係る画像形成装置の容器非互換部材を示す斜視図 実施形態に係る画像形成装置の非互換キーを示す平面図 実施形態に係る画像形成装置に用いるトナー補給容器のシャッター部材を示す斜視図 実施形態に係る画像形成装置に用いるトナー補給容器のシャッター部材とその周辺を示す斜視図 実施形態に係る画像形成装置に用いるトナー補給容器のシャッター部材の移動状態を示す断面図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示すタンデム型カラープリンタの概略図である。画像形成装置1は、用紙11を収容する給紙部10と、給紙部10の上方に配設される4個の画像形成部30a〜30dと、画像形成部30a〜30dの上方に配設される露光器33a〜33dと、画像形成部30a〜30dの左方に配設される定着部40と、給紙部10の右方に配設される用紙搬送路20と、画像形成装置1の上部に用紙11を排出する排出部50とを備えている。
給紙部10は、給紙カセット13内に載置された用紙11を1枚ずつ給紙カセット13の出口側に繰り出すフィードローラ21を備え、繰り出した用紙11を用紙搬送路20に搬送する。用紙搬送路20は搬送ローラ及び搬送ガイド等を備えてなり、用紙11を画像形成部30a〜30dに向けて搬送する。また、手差しトレイ23は、給紙部10に載置されていないサイズの用紙等を別途供給するもので、フィードローラ22によって用紙11を用紙搬送路20に搬送する。
画像形成部30a〜30dは、用紙搬送方向の上流側(図1の右側)から順にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のトナーに対応させて配設される。各画像形成部30a〜30dは、回転自在である円筒状の感光体31a〜31dを有し、更に各感光体31a〜31dの周囲に帯電器32a〜32dと、現像器34a〜34dと、転写ローラ35a〜35d、及びクリーニング装置36a〜36dを有する。
感光体31a〜31dは、感光層を形成する感光材料として、アモルファスシリコン感光体が用いられ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させて配設される。感光層は有機感光体(OPC感光体)でもよい。現像器34a〜34dは、感光体31a〜31dの右方に配設され、現像ローラとトナー撹拌部材等を有し、感光体31a〜31dにトナーを供給する。帯電器32a〜32dは、感光体回転方向に対し現像器34a〜34dの上流側であって感光体31a〜31dの表面に対向して配置され、感光体31a〜31d表面を一様に帯電させる。
露光器33a〜33dは、パーソナルコンピュータ等から画像入力部(図略)に入力された原稿画像データに基づいて、帯電器13a〜13dの感光体回転方向下流側から、各感光体31a〜31dの表面に図1の破線で示すようにレーザ光を照射する。照射されたレーザ光により、各感光体31a〜31d表面には静電潜像が形成され、この静電潜像が各現像器34a〜34dにより現像される。
無端状の用紙搬送ベルト38は駆動ローラ62及び従動ローラ61間に張架される。駆動ローラ62は図示しないモータによって回転駆動され、用紙搬送ベルト38は駆動ローラ62の回転によって循環駆動させられる。
転写ローラ35a〜35dは、用紙搬送ベルト38を挟んで感光体31a〜31dと対向して用紙搬送転写ベルト38に圧接し、転写ニップ部を形成する。この各転写ニップ部において、用紙搬送ベルト38の回転に対して所定のタイミングで用紙搬送路20から搬送される用紙11に、各感光体31a〜31dのトナー像が順次転写される。これにより、用紙11にはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされ、カラートナー像が形成される。
トナーカートリッジ70a〜70dは、画像形成部30a〜30dの上方に着脱可能に配設され、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のトナーを夫々収容する。各色のトナーがトナーカートリッジ70a〜70dから現像器34a〜34dに供給される。
定着部40は、画像形成部30dの用紙搬送方向の下流側に配設され、トナー像が転写された用紙11を加熱及び加圧することによって、用紙11上にトナー像が溶融定着させられる。トナー像が定着された用紙11は用紙搬送路15を通って排出部50へ排出される。
次に、トナー補給容器であるトナーカートリッジについて説明する。図2は画像形成装置1に設けたトナーカートリッジの挿入部を示す斜視図である。尚、図2ではトナーカートリッジ70a、70bは装着され、トナーカートリッジ70c、70dは未装着である。
トナーカートリッジ70a〜70dを画像形成装置1の前面側から着脱することができるように、画像形成装置1の装置本体90の前面には装着部である挿入部91a〜91dが設けられる。挿入部91a〜91dは、装置本体90の前面側から奥側に向かって延びる空間の開口であり、トナーカートリッジ70a〜70dを収納する。挿入部91a〜91dの奥側の壁面には原動軸92a〜92d(原動軸92a、92bは不可視)が回転自在に保持されている。トナーカートリッジ70a〜70dが挿入部91a〜91dに装着されると、原動軸92a〜92dは後述する駆動軸に係合する。
図3はトナーカートリッジを下側から見た斜視図である。尚、図3は装置本体90には装着していないが、便宜上、トナーの補給口が開いている状態を示している。また、以降の説明では、図1、図2のトナーカートリッジ70aの構成について説明するが、トナーカートリッジ70b〜70dの構成についてはトナーカートリッジ70aと同様であり説明を省略し、またトナーカートリッジ等の各色を示すa〜dの符号を省略し、必要な場合には、a〜dの符号を付与して説明する。
トナーカートリッジ70は長手方向に直方体状の容器本体71を有し、容器本体71内にトナーを収容する。トナーカートリッジ70の後壁部には、容器本体71内にトナーを充填するための充填口71cが形成され、この充填口71cには着脱自在なキャップ77が装着されている。また、トナーカートリッジ70の後壁部には、駆動軸75が回転自在に設けられ、トナーカートリッジ70が装置本体90に装着されると、駆動軸75は原動軸92(図2参照)と係合する。原動軸92によって駆動軸75が回転させられると、容器本体71内に設けたスクリュー(図略)が回転し、容器本体71内のトナーが撹拌、搬送される。また、トナーカートリッジ70の前壁部には、取っ手74が形成され、この取っ手74を保持してトナーカートリッジ70を装置本体90に着脱することが可能である。
トナーカートリッジ70の下壁部の後壁側にはシャッター取り付け部73が形成される。シャッター取り付け部73は、容器本体71から下側に突出して一体で形成され、容器本体71内のトナーを現像器34(図1参照)に供給する補給口71aが形成されている。更に、シャッター取り付け部73はシャッター部材76を長手方向にスライド自在に保持している。シャッター部材76は補給口71aに対向して配置され、シャッター部材76のスライドによって、補給口71aは開閉させられる。
更に、トナーカートリッジ70の下壁部の後壁側には、補給側非互換キー72が形成される。補給側非互換キー72は、シャッター取り付け部73の長手方向と直交する横方向の近傍に配置され、後述する本体側非互換キー84(図5参照)とともにトナーカートリッジ70の誤装着を防止する。誤装着の防止については、後で詳しく説明する。
トナーカートリッジ70の下壁部の前壁側にはロック爪71bが形成される。ロック爪71bは下側に突出して形成され、装置本体90に設けた突起95(図4参照)に係合可能である。
図4は装置本体90の挿入部91にトナーカートリッジ70を装着した状態を模式的に示す断面図である。
トナーカートリッジ70を挿入部91に装着するには、トナーカートリッジ70の取っ手74を保持し、トナーカートリッジ70を挿入部91内に挿入すると、トナーカートリッジ70のロック爪71bが装置本体90の突起95を乗り上げ、トナーカートリッジ70はロック爪71bと突起95によって係止される。このとき、挿入部91の上壁に設けたバネ93の付勢力によって、トナーカートリッジ70は下側に押され、トナーカートリッジ70の下壁が挿入部91の下壁に当接し保持される。
このようにトナーカートリッジ70が挿入部91に装着された状態では、シャッター部材76は容器本体71に対して長手方向にスライドし、補給口71aが開く。そして、補給口71aから容器本体71内のトナーが現像器側(図4の矢印Y方向側)に供給される。
シャッター部材76を容器本体71に対してスライドさせるために、装置本体90側には第1当接部81が設けられる。第1当接部81は容器非互換部材80に形成され、この容器非互換部材80は、第1当接部81の他に第2当接部82と後述する本体側非互換キー84及びガイド部を有して、挿入部91の底壁面の所定位置に接着剤によって固着される。
容器非互換部材80の詳しい構成を図5に示す。図5は容器非互換部材を示す斜視図である。容器非互換部材80は、合成樹脂で形成され、矩形の平板部85上に第1当接部81と、第2当接部82と、ガイド部83、及び本体側非互換キー84を有する。
本体側非互換キー84は平板部85から突出し、トナーカートリッジ70のスライド方向に階段状に形成されている。この本体側非互換キー84の形状は、シアン色のトナーが収容されているトナーカートリッジ70aの装着に適合するものである。シアン用トナーカートリッジ70aの補給側非互換キーは図6(a)に示す形状を有する。尚、図6は互いに装着の適合した本体側及び補給側非互換キーを示す平面図であり、図6(a)はシアン用非互換キー、図6(b)はマゼンタ用非互換キー、図6(c)はイエロー用非互換キー、図6(d)はブラック用非互換キーを示している。
図6(a)に示すように、本体側非互換キー84aはスライド方向に位置の異なる4個の凸部を有し、補給側非互換キー72aは本体側非互換キー84aに対向する4個の凸部を有する。トナーカートリッジ70aが装置本体90に装着されると、補給側非互換キー72aの4個の凸部が本体側非互換キー84aの4個の凸部に夫々当接し、この当接によって、トナーカートリッジ70aが装置本体90に適切に装着されたことになる。
図6(b)〜図6(d)に示すように、他の色の補給側及び本体側非互換キー72b〜72d、84b〜84dは、シアン用補給側及び本体側非互換キー72a、84aとは4個の凸部の当接位置が夫々異なる。また、他の色の補給側及び本体側非互換キー72b〜72d、84b〜84dにおいても互いに4個の凸部の当接位置が夫々異なり、トナーカートリッジ70a〜70dの装置本体90への誤装着を防止している。
つまり、トナーカートリッジ70a〜70dが夫々異なる色のトナーを収容し、トナーカートリッジ70a〜70dの外形が同じであるために、トナーカートリッジ70を誤って別の挿入部91(図2参照)に装着することがある。このような誤装着があると、補給側非互換キー72と本体側非互換キー84が所定の係合状態にならず、これによって、駆動軸75(図3参照)が原動軸92に係合せず、また、シャッター部材76(図3参照)が補給口71aを開かないため、トナーが外部に漏れ出ないようになっている。即ち、補給側非互換キー72と本体側非互換キー84が所定の係合状態にある場合のみ、駆動軸75が原動軸92に係合し、更に、シャッター部材76がスライドして補給口71aからトナーが現像器34に供給可能となる。
図5に示すように、容器非互換部材80のガイド部83は、本体側非互換キー84の右横側の近傍に配置され、第1当接部81を挟んで2つ形成されている。この2つのガイド部83間にはトナーカートリッジ70のシャッター取り付け部73(図3参照)の横側両端面部が摺動自在に係合する。トナーカートリッジ70の装置本体90への装着途中で、シャッター取り付け部73が2つのガイド部83間に係合し、そしてシャッター取り付け部73がガイド部83に沿って摺動することによって、トナーカートリッジ70の装着が案内される。
第1及び第2当接部81、82は、本体側非互換キー84の右横側の近傍に配置され、更に、互いに長手方向(トナーカートリッジのスライド方向)の近傍で並べて配置される。
第1当接部81は、平板部85から突出して形成され、トナーカートリッジ70を装置本体90に装着するときにシャッター部材76に当接する。挿入部91(図4参照)へのトナーカートリッジ70の挿入によりシャッター部材76が第1当接部81に当接してスライドすることによって、トナーカートリッジ70の補給口71aが開く。
第2当接部82は平板部85から上側に傾斜して形成され、弾性変形をともなって上下方向に揺動可能である。トナーカートリッジ70を挿入部91から引き出すときに、シャッター部材76が第2当接部82に当接してスライドすることによって、トナーカートリッジ70の補給口71aを閉じることになる。尚、第2当接部82に付勢力を付与するには、第2当接部82と平板部85との交差部(ヒンジ部)を肉薄とし、第2当接部82を傾斜した状態で第2当接部82を樹脂成型するとよい。または、第2当接部82を別設して容器非互換部材80の平板部85に揺動自在に支持し、第2当接部82と平板部85との間にねじりバネを取り付けるようにしてもよい。
次に、第1当接部と第2当接部、及びシャッター部材によるトナーの補給口の開閉について図7〜図9を用いて詳しく説明する。図7はトナーカートリッジのシャッター部材を下側から見た斜視図であり、図8はシャッター部材とその周辺を下側から見た斜視図であり、図9はシャッター部材の移動状態を示す断面図である。図9(a)、図9(b)はトナーカートリッジの装置本体への装着途中の状態を示し、図9(c)はトナーカートリッジの装置本体への装着が完了し、シャッター部材が補給口を開いた状態を示し、図9(d)はトナーカートリッジを装置本体から外す途中の状態を示し、図9(e)はトナーカートリッジを装置本体から外す途中で、シャッター部材が補給口を閉じた状態を示している。
図7に示すように、シャッター部材76は合成樹脂によって長方形型の板状に形成され、板状部76eの一端側には矩形状の開口部76aが形成される。板状部76eの他端部には第1係止部76cと第2係止部76dが形成され、第1係止部76cと第2係止部76dは板状部76eから直立し、且つ互いに平行に形成される。第1及び第2係止部76c、76dの直近の板状部76eには弾性変形部76bが形成される。弾性変形部76bは他の板状部76eより薄く形成され、上下方向に弾性変形可能な形状になっている。弾性変形していないときには、弾性変形部76bは板状部76eとともに平坦な形状となっている。
図8に示すように、シャッター部材76は、シャッター取り付け部73に形成される一対のシャッターガイド部73aにスライド自在に保持される。シャッター部材76がスライド(図8の右下方向への移動)して、シャッター部材76の開口部76a(図7参照)がシャッター取り付け部73の容器開口73fに対向する位置にあると、シャッター部材76の開口部76aが容器本体71の補給口71a(図3参照)にも対向することになり、補給口71aと、開口部76a、及び容器開口73fを介して、トナーカートリッジ70内のトナーが現像器34(図1参照)に供給される。
シャッター取り付け部73には一対の内側立壁73gが形成され、この内側立壁73gには、ロック溝73b、ロック解除部73c、逃げ溝73dが夫々形成される。ロック溝73bは内側立壁73gの端面に形成される矩形状の溝(図9(a)も参照)であり、シャッター部材76の第2係止部76dに当接可能である。逃げ溝73dは内側立壁73gの端面に形成される三角形状の溝(図9(c)も参照)であり、シャッター部材76の第2係止部76dをシャッター取り付け部73に当接しない状態とする。ロック解除部73cは、ロック溝73bと逃げ溝73dとの間の端面に形成され、シャッター部材76の弾性変形部76bに当接すると(図9(b)、図9(d)参照)、弾性変形部76bをその付勢力に抗して下側に変位させる。
また、シャッター取り付け部73には一対の外側立壁73hが内側立壁73gの外側に形成される。この外側立壁73hには押さえ込み部73eが形成される。押さえ込み部73eは、外側立壁73hの端面に夫々形成され、容器非互換部材80の第2当接部82に当接すると(図9(a)、図9(e)参照)、第2当接部82をその付勢力に抗して下側に変位させる。
シャッター部材によってトナーの補給口を開く操作について説明する。装置本体90へ装着するためにトナーカートリッジ70をスライドさせる当初では、容器本体71とシャッター部材76は一体で移動し、そして図9(a)の位置では、シャッター部材76の第1係止部76cは装置本体90の第1当接部81に当接する。また、この位置では、シャッター部材76の第2係止部76dは容器本体71のロック溝73bに当接し、また、装置本体90の第2当接部82は容器本体71の押さえ込み部73eによって付勢力に抗して下側に押し下げられている。この状態からトナーカートリッジ70を矢印A方向にスライドさせると、トナーカートリッジ70は図9(b)の位置となる。
図9(b)の位置では、シャッター部材76の第1係止部76cが装置本体90側の第1当接部81に当接しているために、シャッター部材76は停止し、容器本体71が矢印A方向に移動したことになる。この移動によって、シャッター部材76の第2係止部76dと容器本体71のロック溝73bとの当接が解除され、シャッター部材76の弾性変形部76bはロック解除部73cに当接する。また、容器本体71の矢印A方向の移動によって、容器本体71の押さえ込み部73e(図9(a)参照)による押さえ込みが解除され、装置本体90側の第2当接部82はその付勢力によってシャッター部材76の第2係止部76dに対向する位置にくる。この状態からトナーカートリッジ70を矢印B方向にスライドさせると、トナーカートリッジ70は図9(c)の位置となる。
図9(c)の位置では、容器本体71の矢印B方向の移動によって、容器本体71の逃げ溝73dがシャッター部材76の第2係止部76dに対向することなり、シャッター部材76の第2係止部76dは弾性変形部76bの付勢力によって上方に復元する。また、シャッター部材76の第1係止部76cが装置本体90側の第1当接部81に当接した状態にあるので、シャッター部材76は停止し、容器本体71が矢印B方向に移動したことになる。ここまで容器本体71がシャッター部材76に対して移動すると、容器本体71(シャッター取り付け部73)の容器開口73f(図8参照)、補給口71a(図3参照)はシャッター部材76の開口部76a(図7参照)に対向することになり、シャッター部材76が補給口71aを開き、トナーカートリッジ70内のトナーが現像器34に供給される。この図9(c)のシャッター部材76の位置は、容器本体71に対するシャッター部材76の開位置である。
次に、シャッター部材によってトナーの補給口を閉じる操作について説明する。図9(c)の状態ではシャッター部材76の第2係止部76dは装置本体90側の第2当接部82に対向している。図9(c)の状態からトナーカートリッジ70を図9(c)の右側にスライドさせると、シャッター部材76の第2係止部76dは装置本体90側の第2当接部82に当接する。トナーカートリッジ70を図9(c)の右側に更にスライドさせると、第2当接部82との当接によってシャッター部材76は停止し、容器本体71が図9(c)の右側に移動する。この移動によって、容器本体71の逃げ溝73dとシャッター部材76の第2係止部76dの対向が外れ、シャッター部材76の弾性変形部76bが容器本体71のロック解除部73cに当接して、トナーカートリッジ70は図9(d)となる。
図9(d)の位置では、容器本体71のロック解除部73cとの当接によって、シャッター部材76の弾性変形部76bは付勢力に抗して下側にあり、装置本体90側の第2当接部82とシャッター部材76の第2係止部76dは確実に当接していることになる。この状態からトナーカートリッジ70を矢印C方向にスライドさせると、トナーカートリッジ70は図9(e)の位置となる。
図9(e)の位置では、容器本体71の矢印C方向の移動によって、容器本体71のロック溝73bがシャッター部材76の第2係止部76dに当接し、また、容器本体71の押さえ込み部73eが装置本体90側の第2当接部82に係合し、第2当接部82とシャッター部材76の第2係止部76dとの当接が解除される。図9(c)から図9(e)の位置まで容器本体71が図9の右側に移動している間、シャッター部材76が停止していることにより、図9(e)の位置でシャッター部材76は容器本体71の補給口71a(図3参照)を閉じることになる。この図9(e)のシャッター部材76の位置は容器本体71に対するシャッター部材76の閉位置である。
図9(e)の位置では、シャッター部材76の第2係止部76dは装置本体90側の第2当接部82に対して当接を解除されており、図9(e)の位置からトナーカートリッジ70を矢印D方向にスライドさせると、シャッター部材76は容器本体71と一体で矢印D方向に移動し、容器本体71の補給口71aはシャッター部材76によって閉じられた状態で、トナーカートリッジ70は装置本体90から外される。
上記実施形態によれば、画像形成装置1は、現像器34にトナーを供給する補給口71aを有してトナーを収容する容器本体71と、この容器本体71に対して補給口71を開放する開位置と補給口71を閉鎖する閉位置とにスライド可能なシャッター部材76と、現像器34を択一して装置本体90に装着可能とする、装置本体90の挿入部91に対し着脱可能な補給側非互換キー72とを有するトナーカートリッジ70を備える。また、画像形成装置1は、トナーカートリッジ70を装置本体90の挿入部91に装着する動作に連動してシャッター部材76に当接し、シャッター部材76を閉位置から開位置に移動させる第1当接部81と、トナーカートリッジ70を装置本体90の挿入部91から外す動作に連動して、シャッター部材76に当接し、シャッター部材76を開位置から閉位置に移動させた後、シャッター部材76との当接が解除される第2当接部82と、補給側非互換キー72に係合可能である本体側非互換キー84とが一体で形成してなる容器非互換部材80とを備える。この容器非互換部材80は装置本体90の挿入部91の壁面に配置される。
この構成によると、トナーカートリッジ70を装置本体90の挿入部91に装着すると、補給側非互換キー72が本体側非互換キー84と係合するとともに、トナーカートリッジ70のシャッター部材76が容器本体71に対して開位置にスライドし補給口71aから現像器34にトナーを供給することが可能となり、トナーカートリッジ70の装置本体90への誤装着を防止することができる。また、トナーカートリッジ70を装置本体90の挿入部91から外すと、シャッター部材76が容器本体71に対して閉位置にスライドし補給口71aがシャッター部材76によって閉じられ、トナーカートリッジ70のシャッター部材76による補給口71aの開閉が確実に行なわれる。更に、容器非互換部材80が本体側非互換キー84a〜84d毎に用意され、トナーカートリッジ70を挿入、保持する挿入部91a〜91dは同じ構成となり、装置が簡単なものとなる。また、本体側非互換キー84と第1及び第2当接部81、82が容器非互換部材80に一体に形成されるので、本体側非互換キー84と第1及び第2当接部81、82の位置精度が良好になる。
また、上記実施形態によれば、第1及び第2当接部材81、82は互いにスライド方向の近傍に並べて配置され、本体側非互換キー84は第1及び第2当接部材81、82の近傍に配置されることによって、容器非互換部材80は小型なものとなり、装置本体90に容器非互換部材80を取り付けても嵩張らない。
また、上記実施形態によれば、本体側非互換キー84は容器非互換部材80の平板状の平板部85から突出して形成され、補給側非互換キー72は容器本体71から突出して形成され、装置本体90とトナーカートリッジ70との装着の互換性が適合するとき互いに当接する。これによって、本体側非互換キー84は簡単な構成となり、容器非互換部材80は合成樹脂で成型することが可能で低コストなものとなり、また、本体側非互換キー84は補給側非互換キー72に確実に当接する。
また、上記実施形態によれば、容器非互換部材80はトナーカートリッジ70の容器本体71をスライド方向に案内するガイド部83を形成することによって、本体側非互換キー84とガイド部83が容器非互換部材80に一体に形成され、両者の位置精度が良く、トナーカートリッジ70に装着したとき、補給側及び本体側非互換キー72、84は確実に係合する。
また、上記実施形態によれば、第2当接部82はシャッター部材76に当接する側へ揺動自在に付勢されることによって、トナーカートリッジ70を装置本体90から外すと、シャッター部材76は容器本体71に対して確実に移動し、補給口71aはシャッター部材76によって確実に閉じられる。
尚、上記実施形態では、カラー用の画像形成装置に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、モノクロ用の画像形成装置に適用してもよい。モノクロ用の画像形成装置では、機種毎にトナーの種類や単位印刷当りのトナー使用量が異なるが、トナーを収容するトナーカートリッジの容器を機種に係わらず共通に用いる場合がある。この場合には、補給側非互換キーとシャッター部材とをトナーカートリッジに設けて、機種ごとに異なる本体側非互換キーと、機種に係わらずに共通の形状である第1及び第2当接部とを容器非互換部材に設けて、容器非互換部材を装置本体に固着する構成にしておけば、上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、上記実施形態では、容器非互換部材80の第2当接部82が上側に傾斜し上下方向に弾性変形可能である構成を示したが、本発明はこれに限らず、第2当接部が容器互換部80材の平板部85から突出して形成され、本実施形態の容器本体71の押さえ込み部73e及び逃げ溝73dを削除し、ロック解除部73cを逃げ溝73dまで延長する構成でもよい。この場合も、トナーカートリッジ70が装置本体90に装着されると、容器非互換部材80の第2当接部がシャッター部材76の開位置で当接可能であるとともに、トナーカートリッジ70を装置本体90から外す動作に連動して、容器非互換部材80の第2当接部がシャッター部材76との当接を解除することになり、シャッター部材76によって補給口71aを閉じることができる。
また、上記実施形態では、本体側及び補給側非互換キーが夫々4個の当接部を有する構成を示したが、本発明はこれに限らず、本体側及び補給側非互換キーが2または3個、あるいは5または6個の当接部を有する構成であってもよい。また、上記実施形態では、本体側及び補給側非互換キーがともに凸型の非互換キーである構成を示したが、本発明はこれに限らず、本体側及び補給側非互換キーの一方が凸型で他方が凹型であって、スライド方向と直交する方向で非互換キーの位置を異ならせて、装着の互換性が適合すると互いに嵌まるように構成してもよい。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に利用することができ、特に、トナー補給容器が着脱自在である画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
34、34a〜34d 現像器
70、70a〜70d トナーカートリッジ(トナー補給容器)
71 容器本体
71a 補給口
71b ロック爪
72、72a、72b、72c、72d 補給側非互換キー
73 シャッター取り付け部
73a シャッターガイド部
73b ロック溝
73c ロック解除部
73d 逃げ溝
73e 押さえ込み部
73f 容器開口
73g 内側立壁
73h 外側立壁
74 取っ手
75 駆動軸
76 シャッター部材
76a 開口部
76b 弾性変形部
76c 第1係止部
76d 第2係止部
76e 板状部
80 容器非互換部材
81 第1当接部
82 第2当接部
83 ガイド部
84、84a、84b、84c、84d 本体側非互換キー
85 平板部
90 装置本体
91、91a〜91d 挿入部(装着部)

Claims (6)

  1. 現像器にトナーを供給する補給口を有してトナーを収容する容器本体と、前記容器本体に対して前記補給口を開放する開位置と前記補給口を閉鎖する閉位置とにスライド可能なシャッター部材と、現像器を択一して装置本体に装着可能とする補給側非互換キーとを有する、装置本体の装着部に対し着脱可能なトナー補給容器と、
    前記トナー補給容器を前記装置本体の装着部に装着する動作に連動して前記シャッター部材に当接し、前記シャッター部材を閉位置から開位置に移動させる第1当接部と、
    前記トナー補給容器を前記装置本体の装着部から外す動作に連動して前記シャッター部材に当接し、前記シャッター部材を開位置から閉位置に移動させた後、前記シャッター部材との当接が解除される第2当接部と、前記補給側非互換キーに係合可能である本体側非互換キーと、が一体形成され、前記装置本体の装着部の壁面に配置される容器非互換部材と、を備える画像形成装置。
  2. 前記第1及び第2当接部は互いにスライド方向の近傍に並べて配置され、前記本体側非互換キーは前記第1及び第2当接部の近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記本体側非互換キーは前記容器非互換部材の平板状の本体部から突出して形成され、前記補給側非互換キーは前記容器本体から突出して形成され、前記装置本体と前記トナー補給容器との装着の互換性が適合するとき互いに当接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記容器非互換部材は前記トナー補給容器の容器本体をスライド方向に案内するガイド部を形成することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第2当接部は前記シャッター部材に当接する側へ揺動自在に付勢されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 複数の現像器に夫々トナーを供給するトナー補給容器を備え、各トナー補給容器の補給側非互換キーに係合可能である本体側非互換キーは夫々異なる形状にて形成されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
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