JP2011191010A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】切タイマーのモードの運転終了後、できるだけ簡単な操作で切タイマー運転を再開できる空気調和機を提供する。
【解決手段】キー入力部2を備え、このキーの操作により切タイマー運転開始信号を送信するリモコン1と、この信号により所定時間の切タイマー運転を行う室内機20とを備えた空気調和機であって、室内機20は、切タイマー運転機能による運転停止後から所定時間の間、電源キー以外のキーがユーザーによって押下された場合、切タイマー運転を再開する。もしくは、室内機20は、室内の音を検知する音検知部28を備え、切タイマー運転機能による運転停止後から所定時間の間、音検知部28を介して室内の音を監視し、特定パターンの音を検知した場合、切タイマー運転を再開する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、所定時間で自動的に電源をオフにする切タイマーに関する。
従来、空気調和機の切タイマーやおやすみタイマ−、オフタイマーなどと言われる機能を備えた空気調和機が多数存在する。この中で例えば図7の説明図に示す制御を行うものが開示されている。この空気調和機では、ある設定温度で冷房運転している時に『おやすみスイッチ』がONされると、所定の経過時間毎に室温の目標温度を徐々に上げていき、予め決められた時間が経過すると空気調和機の運転を停止する。
そして、運転停止から所定時間だけ『運転禁止時間Tb』を設けると共に室温を監視し、この『運転禁止時間Tb』において、室温の上昇値が設定温度を基準として変化量αを越えた場合、『運転禁止時間Tb』終了後に冷房運転を『再運転時間Ta』だけ行うようになっている(例えば、特許文献1参照。)。このため、外気温が高くて室温が上昇したとしてもユーザーが寝苦しくて目を覚ますことを防止するようになっている。
しかしながら、この空気調和機では切タイマーのタイムアップ後に所定温度の室温上昇の監視を行っているが、所定温度は個人の体質や体調、寝具の種類、季節、外気温などで最適な温度が異なり、これらの条件によっては、切タイマーのモードで就寝中にタイムアップとなり、空気調和機の運転が停止される運転禁止時間Tbの間に寝苦しくなって目を覚ます場合がある。この場合、就寝している部屋の照明の点灯、切タイマー運転の再設定、照明の消灯の動作が必要であり、ユーザーにとっては非常に煩わしい場合があった。
また、特許文献1の機能を備えていない空気調和機でも同様の問題があり、切タイマーのモードで就寝中にタイムアップとなり、空気調和機の運転が停止され、ユーザーが寝苦しくなって目を覚ます場合、できるだけ簡単な操作で切タイマー運転を再開できる空気調和機が望まれていた。
特開2001−91011号公報(第3−4頁、図2)
本発明は以上述べた問題点を解決し、切タイマーのモードの運転終了後、できるだけ簡単な操作で切タイマー運転を再開できる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、複数のキーを備えたリモコンと、タイマー運転機能を設けた室内機とを備えた空気調和機であって、
前記室内機は前記タイマ−運転機能による運転停止後、前記リモコンの特定のキー以外のキー押下が有った場合、タイマ−運転を再開することを特徴とする。
または、タイマー運転機能を設けた室内機を備えた空気調和機であって、
前記室内機は、同室内機が設置された室内の音を検知する音検知部を備え、
前記タイマー運転機能による運転停止後、前記音検知部を介して前記室内の特定パターンの音を検知した場合、タイマ−運転を再開することを特徴とする。
以上の手段を用いることにより、本発明による空気調和機によれば、
請求項1に係わる発明は、リモコンの制御において、タイマ−運転が終了した後は、特定のキー、例えば電源キー以外のキーの押下を全てタイマーキーの押下として処理するので、タイマー運転が終了した後、寝苦しくてユーザーが目覚めて周囲が暗がりであっても、リモコン内の比較的認識しやすい電源キー以外のどのキーを押下してもタイマー運転を再起動させることができる。このため、従来では必要であった就寝している部屋の照明点灯、タイマー運転の再設定、照明消灯の動作が不要となり、操作性を向上させることができる。
請求項2に係わる発明は、室内機の制御において、タイマ−運転が終了した後は、室内の特定の音パターンを監視して特定の音パターンを認識した場合、タイマー運転を自動的に再開するので、タイマー運転が終了した後、寝苦しくてユーザーが目覚めて周囲が暗がりであっても、タイマー運転を再起動させることができる。このため、従来では必要であった就寝している部屋の照明点灯、タイマー運転の再設定、照明消灯の動作が不要となり、操作性を向上させることができる。また、手元にリモコンがなくても、タイマー運転を再起動させることができる。
本発明による空気調和機の実施例を示す説明図である。 本発明による空気調和機の実施例を示すブロック図である。 本発明による空気調和機のリモコンを示す正面図である。 本発明による空気調和機のタイマー動作原理を説明する説明図である。 本発明による空気調和機の第1と第2の構成におけるタイマー動作を説明するフローチャートである。 本発明による空気調和機の第3の構成によるタイマー動作を説明するフローチャートである。 従来の空気調和機による空気調和機のタイマー動作の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1に示すように、本発明による空気調和機の室内機20は横長の箱体であり、前面の吸込口81に吸込グリル87を備えたフロントパネル82が内部の構造物を覆うようになっている。また、下方に備えられた横長の吹出口83には2枚の上下風向板84が配置されている。また、室内機20の右端下方には、リモコン1からの赤外線信号を受信する受光窓が設けられており、室内機20内部の図示しないリモコン受信部21へ赤外線信号を導くようになっている。さらに、室内機20の左端下方には室内の音を検知するマイクを備えた音検知部28が設けられている。
一方、リモコン1は縦長の箱状に形成され、長手方向の一端には室内機へ送る赤外線の発光部(図示せず)が備えられている。また、リモコン1の平面部分には、液晶パネルなどからなる表示部3と、その下方に配置された複数のキーが配置されたキー入力部2とが備えられている。
図2は空気調和機の要部ブロックを示しており、図2(A)は室内機20と室外機30とを、図2(B)はリモコン1をそれぞれ示している。
図2(A)に示すように室内機20は、リモコン1から送信される赤外線信号を受信するリモコン受信部21と、室内の温度を検知する室温センサ27と、室温センサ27の検知信号を入力する室温センサ入力部25と、室外機30と通信を行う通信部22と、送風ファンモータ23と、上下風向板の角度調節を行うステッピングモータ24と、室内の音を検知するマイクを備えた音検知部28と、表示部やスピーカによりユーザーへ空気調和機の状態を報知する報知部29と、これらを制御する室内機制御部26とを備えている。
報知部29ではリモコン1から赤外線信号を受け付けると、これに対応してブザー音を1回鳴動させる。従って、ユーザーはリモコン1による指示の受付を確認できる。
一方、図2(B)に示すようにリモコン1は、ユーザーによって操作されたキーの状態を入力するキー入力部2と、赤外線信号を送信するリモコン送信部14と、いろいろな情報を液晶表示パネルに表示する表示部3と、これらを制御するリモコン制御部15とを備えている。
図3は本発明による空気調和機のリモコンを示す正面図である。このリモコン1は縦長のケースの上方に矩形の表示部3と、その下方に複数のキーを備えたキー入力部2とを備えている。
表示部3は、2桁の設定温度を7セグメントの数字で表示し、風量、風向、各運転モード、入タイマー、切タイマーなどを文字や図形のブロックとして点灯/消灯できるようになっている。なお、図3の表示例はすべての数字や文字/図形ブロックが点灯している場合を示しており、実際の表示は空気調和機の運転状態やユーザーの指示により、これらの数字や文字/図形ブロックが組み合わされて点灯される。
一方、キー入力部2は空気調和機の運転の開始/停止を指示する『電源』キー、『+』『−』の温度設定キー、冷房や暖房、除湿運転を指示する『運転モード』キー、送風の強さを指定する『風量』設定キー、上下風向板84の角度を指定する『風向』キー、指定時間後の空気調和機運転開始を指示する『入タイマ−』キー、指定時間後の空気調和機運転停止を指示する『切タイマー』キー4を備えている。なお、『電源』キーは、他のキーと区別するため、比較的大きく、また、キーの形状や色を他のキーと異なるようにするのが一般的である。
『切タイマー』キー4は空気調和機を運転中にユーザーが押下することで、所定時間、例えば3時間の切タイマー運転を開始するものである。この『切タイマー』キー4の押下毎にリモコン1のリモコン制御部15では、切タイマー運転開始の指示信号をリモコン送信部14から赤外線信号として室内機20へ送信するようになっている。
次に本発明の動作について説明する。本発明では、タイマ−運転(おやすみタイマ−運転や切タイマー運転)が終了した後、簡単な操作で再びタイマ−運転を行うことが特徴であり、このため、大きく分類すると、リモコンを用いる方式と、室内の音を用いる方式とに分類される。さらに、リモコンを用いる方式では、リモコン本体で特別な処理を行う方式と、室内機で特別な処理を行う方式とで合計3種類の構成がある。
本発明では課題を解決するために、以後説明する3種類の構成のうち、少なくとも1つの構成を実現すればよい。
第1の構成はタイマ−運転が終了した後の所定期間、リモコン側で電源キーとそれ以外のキーとを区別し、それ以外のキーが押下された時は一律に切タイマーキーが押下された時と同様の赤外線信号を送信するものである。
第2の構成はタイマ−運転が終了した後の所定期間、室内機側で室内の音を検知して、特定の音パターンを認識した時に室内機で切タイマーの処理を開始するものである。なお、本実施例では、第1の構成と第2の構成を同時に備えた例を説明する。
第3の構成は従来のリモコンを用いて開始したタイマー運転が終了した後の所定期間、室内機側の処理において、リモコンから送信された赤外線信号を受信して、電源キー信号とそれ以外のキーの信号とを区別し、それ以外のキーの信号を受信した時は、一律に切タイマーの処理を開始するものである。この例は単独の例として説明する。なお、各機器におけるハードウェアの構成は全て共通の構成であり、各機器に備えられた制御部の動作(プログラム)が異なるのみである。従って、主として各機器の動作と、各制御部のフローチャートを詳細に説明する。
次に第1の構成と第2の構成とを同時に説明する。
まずユーザーがリモコン1の切タイマーキーを押下すると、リモコン1は切タイマー運転開始の赤外線信号を送信する。室内機20はリモコン受信部21でこの赤外線信号を受信し、受信した切タイマー運転開始の指示信号を受信データとして室内機制御部26へ出力する。室内機制御部26はこの受信データに従って運転を開始し、所定の時間(例えば3時間)経過後に運転を停止する切タイマー動作を開始する。切タイマー動作の運転時間は室内機制御部26に備えたタイマーでカウントし、このタイマーが所定値になった時に空気調和機の運転を停止する。
一方、リモコン1のリモコン制御部15は、切タイマー運転開始の指示信号をリモコン送信部14から送信した後、リモコン制御部15内に備えられている図示しないタイマーで切タイマー運転時間をカウントし、切タイマーでの運転が終了すると思われる時間まで待機する。そして、切タイマーでの運転が終了したと思われるタイミングの後、所定時間、例えば2時間の間は切タイマー再開監視モードを実行する。この切タイマー再開監視モードは、押下されるキーを『電源』キーとそれ以外のキーに区別して認識し、『電源』キーの場合は切タイマー再開監視モードの解除を行い、通常の電源オンの指示信号を送信して空気調和機の運転を開始させる。
『電源』キー以外のキーであれば、『切タイマー』キー4の押下と同等の処理を行う。つまり、3時間の切タイマー運転を再開させるため、切タイマー運転の指示信号をリモコン送信部14から送信する。なおこの場合、切タイマー再開監視モードを継続するか、解除するのかは機器の仕様で決定すればよいが、本実施例では切タイマー再開監視モードを解除し、各操作キーを受け付けるようにしている。
図4は本発明による空気調和機の切タイマー動作の一例を説明する説明図で、就寝時の部屋の冷えすぎを防止する、いわゆるおやすみタイマー運転を例としたものである。横軸は時間を表しており、縦軸では3つの項目を表している。図4(1)は空気調和機内部で用いられる目標温度、図4(2)はリモコンが送信する指示信号、図4(3)は室内機20の音検知部28で入力した音信号である。
図4(1)は空気調和機内部で用いられる目標温度を示すグラフであり、下線は設定温度、例えば冷房運転で設定された26℃である。図4(2)で示すように、『切タイマー』キー4が押下されて切タイマー指示信号をリモコン1が送信し、この信号を室内機20で受信すると室内機制御部26は、現在の設定温度(26℃)から+1℃だけ上昇させた値、つまり、27℃を室温の目標温度として空気調和機を運転する。
そして、室内機制御部26は、1時間ごとに目標温度を+1℃ずつ上昇させ、切タイマー指示信号を受信してから3時間後、つまり、目標温度が29℃(設定温度+3℃)になって1時間後に空気調和機の運転を停止する。
一方、リモコン制御部15は、最初に切タイマーの指示を室内機20へ送信した後、切タイマー動作が終了する3時間後まで待機しており、切タイマー動作が終了してから所定の監視期間、この実施例では2時間の間、切タイマー再開監視モードを実施する。従って、前述したように、この期間に『電源』キー以外のキーが押下された場合、『切タイマー』キー4の押下と同等の処理を行う。この結果、切タイマー指示信号をリモコン1が送信する。これを受信した室内機20は前述したように、切タイマーの処理を再度実行する。なお、切タイマー動作による運転内容は、予めリモコン1に記憶させたものをその都度、室内機20に送信してもよいし、予め室内機20に記憶させておいてもよい。
以上は、切タイマー処理の再起動をリモコン1で行う第1の構成の実施例の説明であるが、ユーザーの手元にリモコン1がない場合、この切タイマー処理の再起動を音で行う第2の構成を利用する。この第2の構成において、室内機制御部26は切タイマーが終了した監視期間の間、音検知部28で検出した室内の音を監視しており、この期間内で音のレベルが所定の閾値以上で、かつ、特定のパターンの場合、これを切タイマーの再起動指示だと認識し、切タイマー動作を開始する。
この特定のパターンは例えば、1秒間隔で鳴らされた手拍子などに相当するパターンとする。この例ではリピート間隔が1秒前後の音を特定のパターンとしている。当然なからユーザーは正確にリピート間隔を保てないので、室内機制御部26は初回の音から0.5〜1.5秒の間に2回目の音が有れば特定のパターンであると認識するようにしている。
この室内の特定パターンの音やリモコン1による切タイマー動作の再起動は単独の機能として、それぞれ備えていてもよいし、2つの機能を両方備えていてもよい。
次に第3の構成を説明する。第3の構成は第1の構成と類似しているが、タイマ−運転が終了した後の所定期間、室内機側の処理において、リモコンから送信された赤外線信号を受信して、電源キー信号とそれ以外のキーの信号とを区別することが異なっている。第3の構成では室内機20側で電源キーとそれ以外のキーとを区別している。この構成は、第1の構成に比較し、室内機側で管理しているタイマー運転の終了を正確に認識できるため、このタイマ−運転の終了を内蔵されたタイマ−で予測する第1の方式よりも正確な時間管理が可能である。
以上説明したように、リモコン1の制御や室内機20の制御において、切タイマ−運転が終了した後は、特定のキー、例えば電源キー以外のキーの押下を全て切タイマーキーとして処理するので、切タイマー運転が終了した後、寝苦しくてユーザーが目覚めて周囲が暗がりであっても、リモコン内の比較的認識しやすい電源キー以外のどのキーを押下しても切タイマー運転を再起動させることができる。
電源キーは暗がりであっても、手の感触だけで操作を行うことができるように形状を大きくしたり、キーのボタン部分を凸状にしたり、さらにボタン表面に細かい凹凸を設けたりしている。従ってキー(ボタン)の感触で電源キーが認識できれば、それ以外のキーを特定できるので、電源キー以外のキーを押下すれば、切タイマー運転を容易に再起動させることができる。
このため、従来では必要であった就寝している部屋の照明点灯、切タイマー運転の再設定、照明消灯の動作が不要となり、操作性を向上させることができる。
また、室内機20の制御において、タイマ−運転が終了した後は、室内の特定の音パターンを監視して特定の音パターンを認識した場合、切タイマー運転を自動的に再開するので、切タイマー運転が終了した後、寝苦しくてユーザーが目覚めて周囲が暗がりであっても、容易に切タイマー運転を再起動させることができる。このため、従来では必要であった就寝している部屋の照明点灯、切タイマー運転の再設定、照明消灯の動作が不要となり、操作性を向上させることができる。また、手元にリモコンがなくても、容易に切タイマー運転を再起動させることができる。
次に図5のフローチャートを用いて本発明による第1の構成と第2の構成とを備えた空気調和機の動作を説明する。図5(1)はリモコン制御部15の処理を示し、図5(2)は室内機制御部26の処理を示す。
また、図5において、STはステップを表し、これに続く数字はステップ番号を示す。また、図5中の『Y』はYesを、『N』はNoをそれぞれ示している。
まず最初に図5(1)を用いてリモコン1の制御を説明する。リモコン制御部15は、タイマー動作モードの管理を行う(ST1)。タイマー動作モードの管理とは、切タイマー動作が終了した後の切タイマー再開監視モードの期間内か、または、それ以外の期間かを判定して管理するものである。次に切タイマー再開監視モード中か確認する(ST2)。切タイマー再開監視モード中の場合(ST2−Y)、キー入力が有るか確認する(ST3)。キー入力が無ければ(ST3−N)、ST1へジャンプする。
キー入力が有れば(ST3−Y)、キー入力が電源キーか確認する(ST4)。キー入力が電源キーの場合(ST4−Y)、切タイマー再開監視モードを解除し(ST5)、次に入力したキー処理を実施する(ST6)。そして、ST1へジャンプする。
一方、切タイマー再開監視モード中でない場合(ST2−N)、つまり、通常のキー操作を受け付け可能な通常状態か、もしくは切タイマー運転中の場合、キー入力が有るか確認する(ST7)。キー入力が無ければ(ST7−N)、ST1へジャンプする。キー入力が有れば(ST7−Y)、キー入力が切タイマーキーか確認する(ST8)。キー入力が切タイマーキーでない場合(ST8−N)、ST6へジャンプする。
キー入力が切タイマーキーの場合(ST8−Y)、切タイマーキーを受付可能か確認する(ST9)。これは室内機20が運転中でない場合に切タイマーキーの操作を禁止するものである。切タイマーキーを受付可能な場合(ST9−Y)、次に切タイマー運転終了までの時間、つまり、3時間のカウントを開始する(ST10)。次に切タイマーの運転開始信号をリモコン送信部14から送信する(ST11)。そして、ST1へジャンプする。
次に図5(2)を用いて室内機20の制御を説明する。室内機制御部26は、リモコン1から送信されたリモコン信号を受信したか確認する(ST21)。リモコン信号を受信した場合(ST21−Y)、受信したリモコン信号は切タイマー運転開始信号であるか確認する(ST22)。受信したリモコン信号が切タイマー運転開始信号である場合(ST22−Y)、切タイマー運転を開始する(ST23)。なお、切タイマー運転を開始したと同時に報知部29で確認音を鳴動させてもよい。次にタイマー運転や室温を目標温度にするように空気調和機を運転する空調制御を行う(ST24)。そしてST21へジャンプする。
一方、受信したリモコン信号が切タイマー運転開始信号でない場合(ST22−N)、受信したリモコン信号と対応する処理や運転を行うリモコン受信処理を行う(ST28)。そして、ST24へジャンプする。
また、リモコン信号を受信していない場合(ST21−N)、再開監視モード期間中か確認する(ST25)。再開監視モード期間中でなければ(ST25−N)、ST24へジャンプする。再開監視モード期間中であれば(ST25−Y)、音検知部28を介して室内の音信号を入力する(ST26)。
そして、入力した音信号が特定パターンとなっているか確認する(ST27)。この処理では、閾値以上となった音信号の入力検知でリピート間隔を計測するタイマーを起動し、再度、閾値以上となった音信号の入力検知でこのタイマーが例えば0.5〜1.5秒の間であれば特定パターンと認識する。そして、再度、このタイマーを起動する。これを室内機制御部26の処理中で繰り返すことで連続的に監視する。
そして、入力した音信号が特定パターンとなっている場合(ST27−Y)、ST23へジャンプする。入力した音信号が特定パターンとなっていない場合(ST27−N)、ST24へジャンプする。
次に図6のフローチャートを用いて本発明による第3の構成を備えた空気調和機の動作を説明する。図6(1)はリモコン制御部15の処理を示し、図6(2)は室内機制御部26の処理を示す。なお、図6(1)のリモコン制御部15の処理は従来と同じ処理を行うものであるが、第3の構成で組み合わせて使用されるため説明を行う。
また、図6において、STはステップを表し、これに続く数字はステップ番号を示す。また、図6中の『Y』はYesを、『N』はNoをそれぞれ示している。
まず最初に図6(1)を用いてリモコン1の制御を説明する。
リモコン制御部15は、まず、キー入力が有るか確認する(ST31)。キー入力が無い場合(ST31−N)、ST31へジャンプする。キー入力が有る場合(ST31−Y)、入力されたキーに対応した表示を行い、入力されたキーに対応した運転指示信号をリモコン送信部14から赤外線信号として送信する(ST32)。そして、ST31へジャンプする。
次に図6(2)を用いて室内機20の制御を説明する。
室内機制御部26は、まず、リモコン信号を受信したか確認する(ST41)。リモコン信号を受信した場合(ST41−Y)、再開監視モード期間中か確認する(ST42)。再開監視モード期間中であれば(ST42−Y)、次に電源キーのリモコン信号か確認する(ST43)。電源キーのリモコン信号で無い場合(ST43−N)、切タイマー運転を開始する(ST44)。
次にタイマー運転や室温を目標温度にするように空気調和機を運転する空調制御を行う(ST45)。そして、ST41へジャンプする。
一方、電源キーのリモコン信号である場合(ST43−Y)、再開監視モード期間中の解除を行う(ST46)。次に受信したリモコン信号と対応する処理や運転を行うリモコン受信処理を行う(ST47)。そしてST45へジャンプする。
また、再開監視モード期間中で無ければ(ST42−N)、ST47へジャンプする。
なお、本実施例では切タイマー運転時間を3時間としているが、ユーザーが任意に設定できるようにしてもよいし、また、再開監視モードの期間中に切タイマー運転を再起動した場合、2回目以降の切タイマー運転時間を変更できるようにしてもよい。同様に再開監視モードの期間中の時間を任意に変更するようにしてもよい。
さらに、切タイマーと入タイマーとで毎日自動運転が行われる場合、特に切タイマーの操作がなくても、切タイマーの設定時刻に対応して本発明の機能を実施するようにしてもよい。
また、本実施例では切タイマー運転の例としておやすみタイマ−の場合を説明しているが、当然ながら、指定した時間だけ運転を行う切タイマー運転であっても、本発明を適用することができる。
また、本実施例ではリモコン内にタイマを設け、切タイマー(おやすみタイマ−)時間の終了をこのタイマーのカウントで予測しているが、これに限るものでなく、例えば無線リモコンを備えた空気調和機であれば、切タイマー(おやすみタイマ−)時間の終了を室内機からの信号で認識できるため、切タイマー運転から切タイマー再開監視モードへ正確なタイミングで切り替えることができる。
1 リモコン
2 キー入力部
3 表示部
4 切タイマーキー
14 リモコン送信部
15 リモコン制御部
20 室内機
21 リモコン受信部
22 通信部
23 送風ファンモータ
24 上下風向板用ステッピングモータ
25 室温センサ入力部
26 室内機制御部
27 室温センサ
28 音検知部
29 報知部
30 室外機
81 吸込口
82 フロントパネル
83 吹出口
84 上下風向板
87 吸込グリル

Claims (2)

  1. 複数のキーを備えたリモコンと、タイマー運転機能を設けた室内機とを備えた空気調和機であって、
    前記室内機は前記タイマ−運転機能による運転停止後、前記リモコンの特定のキー以外のキー押下が有った場合、タイマ−運転を再開することを特徴とする空気調和機。
  2. タイマー運転機能を設けた室内機を備えた空気調和機であって、
    前記室内機は、同室内機が設置された室内の音を検知する音検知部を備え、
    前記タイマー運転機能による運転停止後、前記音検知部を介して前記室内の特定パターンの音を検知した場合、タイマ−運転を再開することを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106642547A (zh) * 2016-11-29 2017-05-10 美的集团武汉制冷设备有限公司 空调器的控制方法及空调器
CN106765886A (zh) * 2016-11-29 2017-05-31 美的集团武汉制冷设备有限公司 空调器的控制方法及空调器

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