JP2011189767A - シートベルトリトラクタ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術によれば、シートベルトリトラクタに内包されたモータを一つの制御ICにて制御するため、制御ICには運転席側と助手席側のシートベルトリトラクタを同時に制御するのが困難、という課題がある。
【解決手段】当該シートベルトリトラクタ制御装置は、運転席のシートベルトを制御する第1の制御部と、助手席のシートベルトを制御する第2の制御部と、を備え、第1の制御部は第2の制御部の作動状態を監視し、第2の制御部は第1の制御部の作動状態を監視する。第1の制御部は、第2の制御部の異常を検出した場合、当該第2の制御部の作動を停止し、第2の制御部は、第1の制御部の異常を検出した場合、第1の制御部の作動を停止してもよい。又、第1及び第2の制御部は、それぞれ、CAN通信のロジック信号の送受信を行ってもよい。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用のシートベルトリトラクタ制御装置に関する。
従来技術として、一つのCPUと2つのモータ駆動回路からなるシートベルト装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−263040号公報
特許文献1によれば、シートベルトリトラクタに内包されたモータを一つの制御ICにて制御するため、制御ICには運転席側と助手席側のシートベルトリトラクタを同時に制御するのが困難、という課題がある。
そこで、本発明の目的は、制御ICに対する処理負荷を2つの制御ICに分散することにより高信頼性を確保できるシートベルトリトラクタ制御装置を提供することにある。
当該シートベルトリトラクタ制御装置は、運転席のシートベルトを制御する第1の制御部と、助手席のシートベルトを制御する第2の制御部と、を備え、第1の制御部は第2の制御部の作動状態を監視し、第2の制御部は第1の制御部の作動状態を監視する。
本発明によれば、制御ICに対する処理負荷を2つの制御ICに分散することにより高信頼性を確保できるシートベルトリトラクタ制御装置を提供することができる。
衝突安全装置を示す図。 シートへの乗員拘束図。 制御回路のブロック図。 CAN通信を示す図。 CAN通信の通信方向を示す図。 図4(A)におけるCAN通信の成立可否を示す図。 図4(B)におけるCAN通信の成立可否を示す図。
図1は、車両における衝突安全装置を示す図である。
車両10には、障害物との距離に応じた信号を出力する障害物センサ12が、車両前方部に取り付けられている。障害物センサ12の出力信号は、障害物センサ12と電気的に接続された衝突判断コントローラ14に伝達される。又、車両の速度に応じた信号を出力する車輪速度センサ18の信号も、車輪速度センサ18と電気的に接続された衝突判断コントローラ14に伝達される。
衝突判断コントローラ14は、障害物センサ12と車輪速度センサ18の信号に基づき、車両10が障害物と衝突するか否かを判断する。例えば、障害物センサ12の出力信号から得られた障害物との距離が所定の値より短く、かつ、車輪速度センサ18の出力信号から得られた車両速度が所定の値より速い場合、衝突判断コントローラ14は車両10が障害物と衝突すると判断し、車両10が障害物と衝突する前に、ブレーキアシスト装置16とシートベルトリトラクタ制御装置(以下、制御装置)20に指令信号を出力する。
ブレーキアシスト装置16と制御装置20は、衝突判断コントローラ14と電気的に接続されており、衝突判断コントローラ14の指令信号に基づき、それぞれ、予め定められた動作を実行する。
制御装置20は運転席側リトラクタ22a及び助手席側リトラクタ22bと電気的に接続されている。
図2は、シートへの乗員拘束図を示す図である。(A)は運転席側を、(B)は助手席側を示す。ここでは、運転席側について説明するが、助手席側も同様である。
運転席側リトラクタ22aは、運転席側シートベルト26a及び運転席側リトラクタ用モータ24aから構成されており、制御装置20の指令に基づき、該モータ24aが該シートベルト26aを巻き取る方向あるいは引き出す方向に回転運動を行う。
リトラクタ22aにはモータ24aが付設されており、モータ24aが回転することによりシートベルトの巻き取りが可能となっている。例えば、乗員30aが車両10を運転している状態において、乗員30aが車両前方方向に微小ではあるが移動し、乗員30aとシート28aとの間に空隙が生じている場合を考える。このような状況において、車両10が障害物と衝突した場合、乗員はシート28aに拘束されていない状態であるため、シート28aに強く打ちつけられてしまう。しかし、本システムによれば、リトラクタ22aに付設されたモータ24aを動作させ、車両10と障害物が衝突する前にシートベルト26aを巻き取ることにより、乗員30aとシート28aとの間隙をなくすことが可能である。従って、車両10と障害物が衝突する時点では、既に乗員30aをシート28aに拘束した状態であるため、乗員30aへの衝撃を緩和することができる。
図3は、制御装置20の機能ブロック図を示す図である。
車両用バッテリ34から供給された電力はバッテリ用コネクタ端子36を介して、制御装置20内に実装された運転席側制御IC38及び助手席側制御IC52に伝達される。又、衝突判断コントローラ14などの車両側コントロールユニットと、CAN70(Controll Area Network)を介して、運転席側制御IC38はデータの送受信(以下、CAN通信)を行っている。このCAN通信は、信号処理やエラー検出を実効するCAN制御部42、及び、CAN制御部42で発生した信号をCAN70の電圧レベルに変換するCANドライバ40、及びCAN制御部42とデータの受け渡しを行うCPU43から成り立っている。
又、CANドライバ40は、CAN70の電圧レベルを、CAN制御部42が検出可能な電圧レベルへの変換も行っている。ここで、CAN70を構成するデータ送受信線名をCAN_H及びCAN_Lと呼び、CAN70は、これら2つの電線の差動電圧により、データの“0”及び“1”を判定する。
更に、CAN制御部42内部では、CANドライバ40により電圧変換されたロジックレベル(0V〜5V)の信号が生成されており、CAN制御部42からCANドライバ40に送信される信号名をCAN_TXと呼ぶ。逆に、CAN制御部42にCANドライバ40から送信される信号名をCAN_RXと呼ぶ。ここで、制御ICの内部信号であるCAN_TX及びCAN_RX信号が、該制御ICの外部端子に接続されている。このため、CAN_TX及びCAN_RX信号を助手席側制御IC52に接続可能である。助手席側制御IC52は、上述のCAN制御部56を内蔵しており、CAN信号の送受信及びエラー判定が可能となっている。
通常CANに接続可能のノード数は規格で決められており、一般的にはその上限数は16である。上記記載の方法により、2つの制御ICがCANに接続されることになるが、CAN70からみると、CANドライバ40が接続されるのみで、ノード数の増加が1つに抑えることが可能である。
又、運転席側制御IC及び助手席側制御ICには、内蔵のWDT(以下ウォッチドッグタイマ)機能をハード的、あるいは、ソフト的に実現する機能がある。これは、入力端子に所定の周期以下、あるいは、所定の周期以上の信号が入力されたことを検出し、出力端子の電位を変化させる機能である。
図3によれば、運転席側制御IC38内に内包されたCPU43により生成されるPRUN出力端子が助手席側の入力端子に接続されており、助手席側制御IC52内のWDT機構に接続されている。該WDT機構では、入力端子に入力される信号の周期を判定し、処理の範囲外であった場合、助手席側制御IC56の出力端子をGND電位に変化させる。該出力端子は運転席側制御IC38のシャットダウン端子(図3では/SDNと表記)に接続されている。この/SDN端子の端子電位がGND電位になった場合、運転席側制御IC38内に内包されたCPU43の動作に関わらず、運転席側制御IC38のモータ制御回路を強制的に停止し、Hブリッジ回路46を停止する。あるいは、この/SDN端子の端子電位がGND電位になった場合、運転席側制御IC38内に内包されたCPU43の動作に関わらず、運転席側制御IC38をリセット状態とする。
同様に、助手席側制御IC52I内に内包されたCPU53により生成されるPRUN出力端子が運転席側の入力端子に接続されており、運転席側制御IC38内のWDT機構に接続されている。該WDT機構では、入力端子に入力される信号の周期を判定し、処理の範囲外であった場合、運転席側制御IC52の出力端子をGND電位に変化させる。該出力端子は助手席側制御IC52のSDNに接続されている。この/SDN端子の端子電位がGND電位になった場合、助手席側制御IC52I内に内包されたCPU53の動作に関わらず、助手席側制御IC52のモータ制御回路を停止し、Hブリッジ回路58を停止する。あるいは、この/SDN端子の端子電位がGND電位になった場合、助手席側制御IC52I内に内包されたCPU53の動作に関わらず、助手席側制御IC52をリセット状態とする。
上記PRUN信号はソフトウェア処理の制御周期を元に生成されている。制御ICの暴走などにより、制御周期内にソフトウェアの処理が完結されない場合や、ソフトウェア処理が無限ループに入り、PRUN信号を異常に高速な周期で出力した場合に、その異常状態を検出することが可能である。上記により、運転席側制御IC38あるいは、助手席側制御IC52のいずれかが暴走あるいは動作停止などの異常状態となった場合、もう一方の制御ICにより、異常状態となった制御ICの動作を確実に停止あるいは、モータの動作を停止することが可能である。
図4は、CAN通信を示す図である。図4(A)では、運転席側制御IC38のCANドライバr40とCAN制御部42を接続する信号線CAN_TXとCAN_RXが、それぞれ、助手席側のCAN制御部56のCAN_TXとCAN_RXと接続されている。図4(B)では、運転席側制御IC38のCANドライバ40とCAN制御部42を接続する信号線CAN_TXとCAN_RXが、それぞれ、助手席側のCAN制御部56のCAN_RXとCAN_TXと接続されている。
図5は、車両側コントロールユニット72と制御装置20、及び制御装置20の内部の通信方向を示す図である。通信方向としては、以下、車両側コントロールユニット72と制御装置20の通信は、運転席側制御IC38から車両側コントロールユニット72への送信74、車両側コントロールユニット72から運転席側制御IC38への送信76、助手席側制御IC52から車両側コントロールユニット72への送信78、車両側コントロールユニット72から運転席側制御IC52への送信80、運転席側制御IC38から助手席側制御IC52への送信82、助手席側制御IC52から運転席側制御IC38への送信84が考えられる。
図6に図4(A)における通信成立の可否を示す。車両側コントロールユニット72と運転席側制御IC38、車両側コントロールユニット72と助手席側制御IC52への送受信は可能である。一方、運転席側制御IC38と助手席側制御IC52間の送受信は不可である。従って、CANのIDに余裕があり、運転席側と助手席側の制御ICにそれぞれ、CANIDを設定できる場合、あるいは、運転席側リトラクタと助手席側リトラクタの制御を、車両側コントローラから直接かつ独立的に実効したい場合、図6の方法が有効となる。
図7に図4(B)における通信成立の可否を示す。車両側コントロールユニット72と運転席側制御IC38の送受信、及び、運転席側制御IC38と助手席側制御IC52間の送受信は可能である。一方、車両側コントロールユニット72と助手席側制御IC52への送受信は不可である。従って、CANのIDに余裕がなく、運転席側と助手席側の制御ICにそれぞれ、CANIDを設定できない場合、あるいは、運転席側リトラクタがマスターとなり、助手席側リトラクタがスレーブとなる構成においては、図7の方法が有効となる。
10 車両
12 障害物センサ
14 衝突判断コントローラ
16 ブレーキアシスト装置
18 車輪速度センサ
20 シートベルトリトラクタ制御装置
22 シートベルトリトラクタ

Claims (4)

  1. 運転席のシートベルトを制御する第1の制御部と、
    助手席のシートベルトを制御する第2の制御部と、を備え、
    前記第1の制御部は前記第2の制御部の作動状態を監視し、
    前記第2の制御部は前記第1の制御部の作動状態を監視する、シートベルトリトラクタ制御装置。
  2. 前記第1の制御部は、前記第2の制御部の異常を検出した場合、当該第2の制御部の作動を停止し、
    前記第2の制御部は、前記第1の制御部の異常を検出した場合、当該第1の制御部の作動を停止する、請求項1記載のシートベルトリトラクタ制御装置。
  3. 前記第1及び第2の制御部は、それぞれ、CAN通信のロジック信号の送受信を行う、請求項1又は2記載のシートベルトリトラクタ制御装置。
  4. 前記第1及び第2の制御部は、それぞれ、CPU,CANドライバ,ウォッチドッグタイマを、それぞれ、当該第1及び第2の制御部内に備える、請求項1乃至3何れか一に記載のシートベルトリトラクタ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5968501B1 (ja) * 2015-06-01 2016-08-10 三菱電機株式会社 車載電子制御装置
JP2017094908A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 株式会社デンソー 電子制御装置

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