JP2011188726A - サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器とダウントランスを使った電力制御装置 - Google Patents
サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器とダウントランスを使った電力制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011188726A JP2011188726A JP2010070887A JP2010070887A JP2011188726A JP 2011188726 A JP2011188726 A JP 2011188726A JP 2010070887 A JP2010070887 A JP 2010070887A JP 2010070887 A JP2010070887 A JP 2010070887A JP 2011188726 A JP2011188726 A JP 2011188726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thyristor
- phase control
- voltage
- control method
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
【課題】 従来のサイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器だけでは、入力電圧と出力電圧の比率に関係なく、入力電流と出力電流の値は同じになる。たとえば、抵抗値0.5Ωのニクロム線に電流40Aをかけようとする時、入力電圧が200Vの場合はサイリスタを用いた位相制御方式で20Vに落として使用する。その場合入力電力量は200V×40A=8KVAとなるが、出力電力量は20V×40A=0.8KVAとなる。
従ってエネルギー効率が悪いといえる。
【解決手段】 本発明は、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器だけで電圧調整をするのではなく、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の後ろに、電圧を下げるダウントランスを設けたものを使用する。
【選択図】図2
従ってエネルギー効率が悪いといえる。
【解決手段】 本発明は、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器だけで電圧調整をするのではなく、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の後ろに、電圧を下げるダウントランスを設けたものを使用する。
【選択図】図2
Description
本発明は、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器とダウントランスを使った電力制御装置の省エネルギー化に関する。
従来のサイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器はトランスと違い、入力電圧、出力電圧の比率に関係なく入力電流と出力電流の値は同じになる。
以上に述べた従来のサイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器だけでは、入力電圧と出力電圧の比率に関係なく、入力電流と出力電流の値は同じになる。たとえば、抵抗値0.5Ωのニクロム線に電流40Aをかけようとする時、入力電圧が200Vの場合はサイリスタを用いた位相制御方式で20Vに落として使用している。その場合、入力電力量は200V×40A=8KVAとなり、出力電力量は20V×40A=0.8KVAとなる。従ってエネルギー効率が悪いと言える。
本発明は、このような従来のサイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器だけで電圧調整をするのではなく、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の後ろに、たとえば入力、出力の電圧比が5:1にまで電圧を下げるダウントランスを設けたものである。
上記の課題解決手段による作用は次の通りである。たとえば、抵抗値0.5Ωのニクロム線に電流40Aをかけようとする時、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の入力電圧が200Vの場合は、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器で100Vに落とした後、入力:出力の電圧比が5:1にまで電圧を下げるダウントランスを通すと、100Vから20Vに電圧を下げる事ができる。その場合の入力電力量は200V×8A=1.6KVAとなり、出力電力量は20V×40A=0.8KVAとなる。
上述したように、たとえば、抵抗値0.5Ωのニクロム線に電流40Aをかけようとする時、入力電圧が200Vの場合はサイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器で20Vに落として使用する。その場合入力電力量は200V×40A=8KVAとなるが出力電力量は20V×40A=0.8KVAとなる。本発明のサイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器とその後ろにダウントランスを結線した電力制御装置を使った場合は、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の入力電圧が200Vの場合、まずサイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器で電圧を100Vに落とした後、入力:出力の電圧比が5:1に電圧を下げるダウントランスを通すと、100Vから20Vに電圧を下げる事ができる。その場合の入力電力量は200V×8A=1.6KVAとなり、出力電力量は20V×40A=0.8KVAとなる。従って使用電力量は1/5になる。
以下、本発明の実施の形態を図2に基づいて説明する。
図においては、一次側電源から4サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の入力部に結線している。
4サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の出力部に5ダウントランスの入力部に結線している。
5ダウントランスの出力部に6ニクロム線を結線する。
7コントローラーに4サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器がつながっている
以下、上記構成の動作を説明する。一次側電源から、4サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の入力部に200V8Aの電流を流すと、7コントローラーによって制御される4サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の出力部から、100V8Aの電流が出力される。次に5ダウントランスの入力部に100V8Aの電流が流れ、5ダウントランスの出力部に20V40Aの電流が流れる。その後6ニクロム線に20V40Aの電流が流れ、6ニクロム線が発熱する。以上のように本実施形態によればサイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器だけで電力調整をするより、サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の後ろにダウントランスを設けた物の方が省エネルギー効果が得られるものである。
熱処理作業において、熱処理対象物によっては、抵抗値の低いニクロム線を使用して熱処理を行わなければならない時があり、低電圧で高電流が必要になる。その際、本発明の装置を使うことによって省エネルギー効果が得られる。
1サイリスタ サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器
5ダウントランス 電圧を下げるトランス
5ダウントランス 電圧を下げるトランス
Claims (2)
- サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の後ろに、ダウントランスを設けた電力制御装置
- 請求項1のサイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器の後ろに、ダウントランスを設けた電力制御装置を使った熱処理装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010070887A JP2011188726A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器とダウントランスを使った電力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010070887A JP2011188726A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器とダウントランスを使った電力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011188726A true JP2011188726A (ja) | 2011-09-22 |
Family
ID=44794341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010070887A Pending JP2011188726A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器とダウントランスを使った電力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011188726A (ja) |
-
2010
- 2010-03-05 JP JP2010070887A patent/JP2011188726A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI610054B (zh) | 用於供電予一電弧爐的裝置及其方法 | |
WO2014072794A3 (en) | Method and system to control heat input in a welding operation | |
JP2012501156A (ja) | 自己最適化効率を有するスイッチング電源 | |
JP2016111922A5 (ja) | ||
US10734257B2 (en) | Direct current lamp driver for substrate processing | |
JP2017073896A5 (ja) | ||
PH12016500133B1 (en) | Electric motor control apparatus | |
CN105471393B (zh) | 以零电压开关及热平衡控制算法运作的开关放大器 | |
JP2012234705A5 (ja) | ||
EP1887680A3 (en) | Control apparatus for semiconductor power converter | |
JP2011188726A (ja) | サイリスタを用いた位相制御方式の電力調整器とダウントランスを使った電力制御装置 | |
CN104470014B (zh) | 用于电磁加热装置的升降压电路及其控制方法 | |
CN104780644B (zh) | 一种新型恒流稳压反激式led驱动电源 | |
CN104467513A (zh) | 一种脉冲式焊机电源电路 | |
Udovichenko | New energy saving multizone alternating-voltage soft starters of induction machines | |
KR101507412B1 (ko) | 아날로그와 디지털 피드백 보상방식을 연계한 전력제어시스템 및 그 방법 | |
CN107276439A (zh) | 用于控制逆变器系统的方法 | |
CN110926037A (zh) | 兼容emc的大功率水器的调压控制方法 | |
JP2012200781A (ja) | 静電蓄勢式溶接電源の充電制御方法および静電蓄勢式溶接電源 | |
TW201635696A (zh) | 交流馬達驅動系統及驅動方法 | |
Bodetto et al. | Design of an LFR based on a SEPIC converter under sliding mode control for HBLEDs applications | |
CN104426383A (zh) | 一种自耦变压器调压电路 | |
RU2600572C2 (ru) | Способ регулирования напряжения и мощности | |
AU2016323590C1 (en) | Power supply for welding and cutting apparatus | |
JP2017011835A (ja) | 熱処理用電力変換装置及び方法 |