JP2011188487A - 画像処理装置 - Google Patents

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Yasuaki Okamoto
泰明 岡本
Hidekazu Yamanishi
英一 山西
Hiroyuki Okuyama
博幸 奥山
Tetsuya Sadohara
哲也 佐土原
Kichirin Hiroe
吉倫 廣江
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Abstract

【課題】スキャナの原稿読み取り方式に応じて適切に画像の識別を可能とする画像処理装置を提供する。
【解決手段】走査光学系とADFを備えた画像読取部Rからの画像データを第1の画像処理部28で処理し、第1の画像処理部28からの画像データを第2の画像処理部30により印字のための画像データに処理する画像処理する処理装置であって、前記走査光学系を走査させる場合の全走査面内における画像読取系の面内特性値のバラつきを均一化する補正値を全走査面内で複数の領域に分割して保持する記憶部23と、第2の画像処理部30で第1の画像処理部28からの画像を処理する際に、ADFで原稿画像を読み取るか否かの読み取り方式に応じて、記憶部23に保持する補正値を選択的に使用して画像処理の補正を行う補正部31を有する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、スキャナで読み取る画像が文字画像であるか写真画像であるかの識別精度を向上させる技術に関する。
従来、スキャナ等の画像入力装置により入力された画像信号に基づいて、エッジ検出や無彩色検出を行い、スキャナで読み取る画像が文字画像であるか、写真画像であるかを識別し、文字画像および写真画像に適した画像処理を施してプリンタ等から出力する画像形成装置(MFP:Multi Function Peripheral)が提供されている。
スキャナに使用されるスキャナレンズは、レンズ中央部やレンズ周辺部などによって固有の特性を有し、MTF(Modulation Transfer Function)値や色差等の固有の特性(面内スキャナ特性)を有する。このため、スキャナレンズを通して撮像部で結像される画像は、撮像面内でMTF値や色差のばらつきが生じ、面内スキャナ特性にばらつきが生じる。その結果、プリントされた画像の濃淡や色彩が原画像と異なる場合がある。
そこで、面内スキャナ特性値を取得し、面内スキャナ特性値に応じて前記識別処理パラメータを切り替える識別ムラ補正を行うことで、面内での識別ムラを抑制する方法が提案されている。
ところで、画像形成装置には、原稿台ガラスの下方に配置され、副走査方向に移動しながら前記原稿台ガラス上に載置する原稿を主走査方向の全長にわたり読み取る第1の方式と、シートスルー方式のADF(Auto Document Feeder)を使用し、スリットガラスに対して原稿であるシートを通過させることで画像を読み取る第2の方式を備えている。
この場合、前記第1の方式は、画像を読み取るために副走査方向に速度差を有して移動する各キャリッジに反射光学系、照明系を取り付け、キャリッジを移動させながら原稿を読み取る構成とし、第2の方式では前記キャリッジを不動にして画像を読み取るため、第1の方式では副走査方向に沿って面内スキャナ特性は一様ではない。このため、同じ原稿を前記第1の方式と前記第2の方式で読み取っても識別結果が異なる場合が生じる。
特開平11−215368号公報
本発明が解決しようとする課題は、前記第1の読み取り方式であっても前記第2の読取り方式であっても適切に画像の識別を可能とする画像処理装置を提供することにある。
実施形態の画像処理装置は、一つの観点として、走査光学系と原稿とを相対的に移動させて原稿画像を読み取る画像読取部からの画像データを第1の画像処理部で処理する画像読取系画像処理部と、前記画像読取系画像処理部からの画像データを第2の画像処理部により印字のための画像データに処理する画像形成系画像処理部と、前記走査光学系を走査させる場合の全走査面内における画像読取系の面内特性値のバラつきを均一化する補正値を全走査面内で複数の領域に分割して保持する記憶部と、前記第2の画像処理部で前記第1の画像処理部からの画像を処理する際に、前記画像読取部における原稿画像の読み取りが原稿を移動させて原稿画像を読み取るか否かの読み取り方式に応じて、前記記憶部に保持する補正値を選択的に使用して画像処理の補正を行う補正部と、を有する画像処理装置。
本実施形態における画像形成装置(MFP:Multi Function Peripheral)の概略構成を示す縦断面図。 図1の画像形成装置における画像処理を説明する機能ブロック図。 図2の機能ブロックの処理の流れを説明するフローチャート。 面内スキャナ特性を得るためのラダーパターンチャートを示し、(A)は主走査方向MTF計算用チャート、(B)は副走査方向MTF計算用チャートを示す。 スキャナ全面を複数領域に分割して面内スキャナ特性を設定する図。 識別ムラ補正機能を使用してコピーを行う流れを説明するフローチャート。
以下、実施形態の画像形成装置を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における画像形成装置(MFP:Multi Function Peripheral)の概略構成を示す縦断面図、図2は本実施形態の画像形成装置1の画像処理を説明する機能ブロック図を示す。
図1に示すように、本実施の形態による画像形成装置1は、画像読取部Rと、画像形成部Pと、を備えている。
画像読取部Rは、シート原稿およびブック原稿の画像をスキャンして読み取る機能を有している。画像読取部Rは、原稿を載置する例えばA3サイズの原稿台ガラス2を有し、原稿台ガラス2の下方には走査光学系3と、走査光学系3により導かれた原稿反射光を受光する受光部4を配置している。また、画像読取部Rは、自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)5を原稿台ガラス2の上部に開閉可能に配置し、原稿台ガラス2に隣接して配置したADF用のスリットガラス6まで原稿を自動搬送する。
原稿台ガラス2に載置した原稿を読み取る場合(第1の読み取り方式とする)、走査光学系3は、反射ミラーを移動させる第1キャリッジと原稿を照明する光源等を移動させる第2キャリッジとを速度差を有して副走査方向に移動させながら原稿反射光を受光部4に導く。受光部4は、主走査方向の全長に渡って延びるCCDと、前記CCDに原稿反射光を結像させるスキャナレンズを有する。
また、ADF5を使用して原稿を読み取る場合(第2の読み取り方式とする)、前記第1キャリッジ及び前記第2キャリッジは停止し、前記第2キャリッジは光源がスリットガラス6上を通過する原稿を照明する位置に停止し、原稿反射光を受光部4に導く。
画像形成部Pは、画像読取部Rにて原稿から読み取られた画像や外部機器から画像形成装置に送信された画像データ等に基づいて、シートに現像剤像を形成する機能を有している。画像形成部Pは、複数段に給紙カセットを備えた給紙カセット部7と、中間転写ベルト8と、感光体ドラムや現像器等からなるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の画像形成プロセス部9(9Y,9M,9C,9K)、定着装置10および排出トレイ11を備えている。
本実施形態による画像形成装置1は、CPU(制御部)21、メモリ部22、ハードディスク部(HDD)23、画像処理部24、メモリ制御部25を備えている。
CPU21は、画像形成装置における各種処理を行う役割を有しており、またメモリ22に格納されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する役割も有している。
メモリ22は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、VRAM(Video RAM)等から構成されることができ、画像形成装置において利用される種々の情報やプログラムを格納する役割を有している。
画像処理部24は、画像読取部Rにて原稿から読み取られた画像データについて面内スキャナ特性に基づく識別ムラ補正を行い、画像出力信号を画像形成部Pの各色の画像形成プロセス部9(9Y,9M,9C,9K)に送信する。
ここで、画像形成プロセス部9(9Y,9M,9C,9K)は、現像剤像をシートに転写するための各色の感光体の感光面上に静電潜像を形成し、各色の現像器により感光体の感光面上に形成された静電潜像を現像し顕像化する。このようにして各色の感光体上に形成する現像剤像を、中間転写ベルト8のベルト面上に転写し(いわゆる、一次転写)、中間転写ベルト8の回転によって搬送される現像剤像を、所定の二次転写位置Tにて、搬送されるシート上に転写する。
シート上に転写された現像剤像は、定着装置10にてシートに対して加熱定着される。現像剤象が加熱定着されたシートは、複数の搬送ローラ対によって搬送路内を搬送され、排出トレイ11上に順次排出される。
画像処理装置24は、スキャナ画像処理系26と、プリンタ画像処理系27を有している。スキャナ画像処理系26は、画像読取部Rで読み取る入力画像データ(RGBスキャナデータ)を画像形成部(プリンタ)に画像出力するための処理を行う第1の画像処理部28と、面内スキャナ特性を例えば画像形成装置1の工場出荷時等に演算する面内スキャナ特性取得部29とを有する。第1の画像処理部28で処理した画像データはHDD23に保存され、面内スキャナ特性取得部29で取得した面内スキャナ特性はHDD23に保存される。
面内スキャナ特性取得部29による面内スキャナ特性の取得は、画像読取部Rにおいて、図4(A)に示す主走査方向MFT計算用の第1のラダーパターンチャート41と、図4(B)に示す副走査方向MFT計算用の第2のラダーパターンチャート42をそれぞれ第1の読取り方式と、ADFを用いた第2の読み取り方式の両方について読み取ることにより行う。
第1のラダーパターンチャート41と第2のラダーパターンチャート42は、原稿台ガラス2の全面と同じサイズ(本実施形態ではA3サイズ)の用紙上に、図4に示すように、白と黒の細線を交互に平行に印字した構成である。第1のラダーパターンチャート41と第2のラダーパターンチャート42の両方を読み込んで面内スキャナ特性を演算する場合、いずれか一方を読み込んで面内スキャナ特性を演算することができる。
第1の読み取り方式では、第1のラダーパターチャート41を原稿台ガラス2に載置し、ADF5を閉じた状態で走査光学系3を副走査方向に移動させ、画像の読み取りを行う。この場合、第1のラダーパターンチャート41を副走査方向に沿って走査しながら主走査方向の全幅に渡り読み込む。読み込んだ第1のラダーパターン情報は解像特性を示し、面内スキャナ特性取得部29は主走査方向における各細線のMFT値を演算する。同様に第1の読み取り方式で第2のラダーパターンチャート42を読み込むと、第2のラダーパターンチャート42の全面の画像を読み取る。読み込んだ第2のラダーパターン情報は解像特性を示し、面内スキャナ特性取得部29は副走査方向における各細線のMTF値を演算する。
本実施形態において、面内スキャナ特性取得部29による面内スキャナ特性の演算は、図5に示すように、原稿台ガラス2の全面に対応してマトリックス状(3列×5行の計15領域)に面内スキャナ特性の分割領域を設定し、分割領域毎に設定する。そして、15の分割領域毎に演算したMTF値である第1の読み取り方式用の面内スキャナ特性値をハードディスク23に保存する。なお、矩形の分割領域を3列×5行としているが、これは例示であり、これに限定されることはない。
ここで、各領域に複数本の細線部が存在するので、これら複数本の細線の平均値を各領域における面内スキャナ特性値に設定することを例示できる。
また、第2のラダーパターンチャート42を採用した場合、あるいは両方のラダーパターンチャートを採用した場合も同様である。さらに、解像特性を表すラダーパターンチャートだけでなく、色分離性を表す色差等の情報を算出するためのパターンを用いて同様に面内スキャナ特性を演算することもできる。
次に、ADF5を使用した第2の読み取り方式では、第1のラダーパターンチャート41と第2のラダーパターンチャート42の双方または一方を読み込むが、面内スキャナ特性取得部29が面内スキャナ特性を演算するのに用いる画像データは、主走査1ライン分のデータとする。なお、全副走査方向の全ラインの中で特定の分割領域1ライン分(例えば7番の領域に存在する特定の1ライン)を代表値としてもよく、複数の分割領域の平均値としてもよい(例えば4番,8番,15番の領域の組み合わせの平均値)。
面内スキャナ特性取得部29は、図4に示す15の分割領域の面内スキャナ特性値のバラつきに対する補正量を算出するための補正目標値(ターゲット)を算出する。ここで前記ターゲットは面内スキャナ特性値の平均値、最大値、中央値、もしくは実験データに基づく期待値等を例示できる。そして、決定した前記ターゲットをスキャナ系画像処理部26に保持しておく。
面内スキャナ特性取得部29は、HDD23に保存する分割領域ごとの前記面内スキャナ特性値、及び保持する前記ターゲットから、前記分割領域ごとに補正量を算出する。ここでの補正量とは、通常の識別処理(文字画像と写真画像との識別)に設定される閾値といったパラメータに対してのオフセット値を示すものとし、以下この補正量を識別ムラ補正量とする。また補正量を算出する際、前記第1の読み取り方式の場合には原稿第ガラス2の全面分の識別ムラ補正量を算出し、ADF5を使用した第2の読み取り方式の場合には主走査1ライン分の識別ムラ補正量を算出し、HDD23へ保存する。スキャナ系画像処理部26とHDD23とはメモリ制御部25により保存データの送受信が行われる。
図3に面内スキャナ特性値を用いて識別ムラを補正するための補正量算出処理の流れを説明するフローチャートを示す。
まず、ACT1において、原稿の読み込みがADF5を使用した第2の読み込み方式かどうかを判定し、第2の読み込み方式であればACT2に進む。
ACT2において、図4に示すような面内スキャナ特性計算用チャートを読み込み、ACT3に進む。
ACT3では、図5に示すような、例えば矩形に形成した分割領域ごとの面内スキャナ特性値を算出し、ACT4に進む。
ACT4では、受光部4のCCDにより1ライン分の面内スキャナ特性値を保存し、ACT5に進む。
ACT5では、識別ムラターゲットを算出し、ACT6に進む。
ACT6では、例えば主走査方向に沿って並ぶ各分割領域における主走査方向1ラインの面内スキャナ特性値より、識別ムラ補正量を算出し、HDD23に保存する。
一方、ACT1において、第1の読み取り方式と判定されると、ACT7に進み、ACT7において、図4に示すような面内スキャナ特性計算用チャートを読み込み、ACT8に進む。
ACT8では、図5に示すような、例えば矩形に形成した分割領域ごとの面内スキャナ特性値を算出し、ACT9に進む。
ACT9では、走査光学系3を副走査方向に移動させながら受光部4のCCDにより原稿台ガラス2の全面の面内スキャナ特性値を保存し、ACT10に進む。
ACT10では、識別ムラターゲットを算出し、ACT11に進む。
ACT11では、各分割領域ごとに識別ムラターゲットと、各分割領域ごとの面内スキャナ特性値より、識別ムラ補正量を算出し、HDD23に保存する。
図3に示す処理の流れは、上述のように画像形成装置の工場での組立時の調整工程や、サービスマンやユーザーによる調整時に面内スキャナ特性計算用チャートを使用して実施し、識別ムラ補正処理は図6に示すように通常のコピー時に実施される。
図2に戻り、プリンタ画像処理系27は、HDD23に保存する第1の画像処理部28で処理済みの画像データ(RGBデータ)に基づいて、画像形成部Pに出力するための画像データ(C,M,Y,Kデータ)を生成する第2の画像処理部30と、第2の画像処理部30で処理する画像データに対して、HDD23に保存する分割領域ごとの識別ムラ補正量に基づいて、識別処理の補正を行う識別処理部(補正部)31を有する。識別処理部31は、算出した分割領域ごとの識別ムラ補正量を識別結果を算出する際に用いる閾値パラメータに加算することで、識別処理の補正を行う。その際、原稿台ガラス2状の原稿を走査光学系3が移動しながら読み取る第1の方式の場合には、全画素において識別ムラ補正量が異なり、ADF5を使用して原稿を読み取る第2の読み取り方式の場合には、副走査方向全ライン共通の識別ムラ補正量を使用する。すなわち、識別処理部31は、原稿台ガラス2に原稿を載置し、走査光学系3の副走査方向の移動により原稿画像を読み取る第1の読み取り方式の場合と、原稿をADF5を使用して原稿画像を読み取る第2の読み取り方式の場合によって識別ムラ補正量を切り換え、読み取り状態に合致した補正処理を行う。
識別処理部31は、前記閾値パラメータに対する補正量を決定する際、隣接する分割領域で補正量に差がある場合等において、分割領域間の境界で識別結果が極端に変わる場合には、分割領域間の境界付近では、隣接する分割領域の補正量を用いて、これらの中間値や平均値、もしくは座標位置に応じて線形補間により補正量を算出する。
図6に識別ムラ補正量を用いて識別ムラ補正を行う識別ムラ補正処理の流れを説明するフローチャートを示す。
ACT21において、原稿の読み込みがADF5を使用した第2の読み込み方式かどうかを判定し、第2の読み込み方式であればACT22に進む。
ACT22では、ADF5により原稿を読み込み、ACT23に進む。
ACT23では、第2の画像処理部30の画像処理の際に、画像識別の閾値パラメータに対し、主走査方向の1ライン分に設定した第2の読み取り方式に設定する識別ムラ補正量を加算した補正パラメータを演算し、ACT24に進む。
ACT24では、第2の画像処理部30で補正パラメータを用いた識別処理を実施する。
一方、ACT1において、原稿台ガラス2上に原稿を載置し、走査光学系3が副走査方向へ移動しながら原稿画像を読み取る第1の読み取り方式と判定されると、ACT25に進み、原稿を読み取り、ACT26に進む。
ACT26では、第2の画像処理部30の画像処理の際に、画像識別の閾値パラメータに対し、分割領域ごとに設定する識別ムラ補正量を加算した補正パラメータを演算し、ACT27に進む。
ACT27では、第2の画像処理部30で各分割領域ごとの補正パラメータを用いた識別処理を実施する。
以上のように、本実施形態では、原稿画像の読み取り方式ごとに、面内スキャナ特性値を用いて識別ムラ補正量を求め、画像を印字する際に、原稿画像の読み取り方式に合わせて識別ムラ補正を行うので、原稿画像の読み取り方式に係らず、最適なコピー画像を得ることができる。
本実施形態で説明した処理は、メモリ部22に予め記憶されているプログラムをCPU21に実行させる場合を例示したが、プログラムをネットワークから複写機にダウンロードしても良く、プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させたものを複写機にインストールしても良い。記録媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば良い。記録媒体としては、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、DRAM、SRAM(Static Random Access Memory)、VRAM(Video RAM)、フラッシュメモリを用いることができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施できる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
P 画像形成部
R 画像読取部
1 画像形成装置
2 原稿台ガラス
3 走査光学系
4 受光部
5 自動原稿搬送装置
6 スリットガラス
7 給紙カセット部
8 中間転写ベルト
9(9Y,9M,9C,9K) 画像形成プロセス部
10 定着装置
11 排出トレイ
21 CPU(制御部)
22 メモリ部
23 ハードディスク部(HDD)
24 画像処理部
25 メモリ制御部
26 スキャナ画像処理系
27 プリンタ画像処理系
28 第1の画像処理部
29 面内スキャナ特性取得部
30 第2の画像処理部
31 識別処理部
41 第1のラダーパターンチャート
42 第2のラダーパターンチャート



Claims (9)

  1. 走査光学系と原稿とを相対的に移動させて原稿画像を読み取る画像読取部からの画像データを第1の画像処理部で処理する画像読取系画像処理部と、
    前記画像読取系画像処理部からの画像データを第2の画像処理部により印字のための画像データに処理する画像形成系画像処理部と、
    前記走査光学系を走査させる場合の全走査面内における画像読取系の面内特性値のバラつきを均一化する補正値を全走査面内で複数の領域に分割して保持する記憶部と、
    前記第2の画像処理部で前記第1の画像処理部からの画像を処理する際に、前記画像読取部における原稿画像の読み取りが原稿を移動させて原稿画像を読み取るか否かの読み取り方式に応じて、前記記憶部に保持する補正値を選択的に使用して画像処理の補正を行う補正部と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記記憶部には、前記走査光学系が移動しながら原稿画像を読み込むときに使用する前記複数の補正値と、前記原稿を移動させながら原稿画像を読み込むときに使用する一主走査方向に沿った補正値を保持することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像読取系画像処理部には、前記記憶部に保持する複数の補正値を算出する面内特性取得部を有する請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記面内特性取得部は、前記画像読取部で読み込むテストチャートの読み取り情報に基づく複数の面内特性を前記複数の分割領域ごとに演算し、補正目標値との差に基づいて前記補正値を算出する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記補正部は、前記第2の画像処理部が処理する画像データが文字データか写真データかを識別する識別パラメータに対するオフセット値を補正値とすることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記補正値は、補正目標値に対する差として算出することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記目標値は、前記複数の面内特性値の平均値、最大値、中央値のいずれかであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記補正値は、前記第2の画像処理部が処理する画像データが文字データか写真データかを識別する識別パラメータに対するオフセット値とすることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記複数の分割領域は、前記走査光学系が移動する全領域をマトリックス状に分割した領域であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の画像処理装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527611A (ja) * 2013-06-19 2016-09-08 クゥアルコム・テクノロジーズ・インコーポレイテッド デジタルカメラに対する単一フレームベースのスーパー解像度補間のためのシステムおよび方法

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