JP2011188319A - 色補正方法及び色補正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】RGB単色においても色補正処理を行うことが可能な色補正方法を提供する。
【解決手段】本発明の色補正方法は、RGBデータで表されるカラー画像データの色相および彩度の少なくとも一つを算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出された前記色相および前記彩度の少なくとも一つから、前記カラー画像データの特徴を抽出する特徴抽出ステップと、前記特徴抽出ステップで抽出された前記カラー画像データの特徴から、該カラー画像データの色補正を行うためのマトリクス係数を生成するマトリクス係数生成ステップと、前記マトリクス係数生成ステップで生成された前記マトリクス係数を用いて、前記カラー画像データのマトリクス演算を行うマトリクス演算ステップと、前記マトリクス演算ステップでマトリクス演算が行われた前記カラー画像データを出力する出力ステップとを有する。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の色補正方法は、RGBデータで表されるカラー画像データの色相および彩度の少なくとも一つを算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出された前記色相および前記彩度の少なくとも一つから、前記カラー画像データの特徴を抽出する特徴抽出ステップと、前記特徴抽出ステップで抽出された前記カラー画像データの特徴から、該カラー画像データの色補正を行うためのマトリクス係数を生成するマトリクス係数生成ステップと、前記マトリクス係数生成ステップで生成された前記マトリクス係数を用いて、前記カラー画像データのマトリクス演算を行うマトリクス演算ステップと、前記マトリクス演算ステップでマトリクス演算が行われた前記カラー画像データを出力する出力ステップとを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、カラー画像を補正することが可能な色補正方法及び色補正装置に関する。
近年、PC画像を複数名で視聴するためのモニタ装置として、液晶プロジェクタ装置が使用されることが多い。しかしながら、一般に液晶プロジェクタ装置は、光源として使用される超高圧水銀ランプ等の光量を有効利用できるように分光し、前記分光した光をRGB光源としている。その結果、RGB単色の色度が基準RGB色度(一般のPCで使用されているIEC(国際電気標準会議)で規格されているsRGB規格色度等を基準RGB色度と呼ぶ)と異なる場合がある。
基準RGB色度と異なるRGB光源を使用しているプロジェクタでカラー画像を投射すると、本来投射されるべきではないカラー画像を投射してしまう。そのため、このように全光量を有効に活用している液晶プロジェクタ装置では、より正確なカラー画像を投射するために、入力カラー画像の色を補正する必要がある。このように基準色度と異なる液晶プロジェクタ装置で、入力カラー画像の色を補正する場合、RGBの各々の入出力特性をRGB毎に独立に制御する手法が従来使用されている。特許文献1には、前述のRGB独立に中間階調でのRGB比率を変更し、特定の中間色でのみ色度を補正することが可能な処理が提案されている。
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、RGB単色の場合には照度が変化するだけであり、色補正処理の効果が望めない。そこで本発明は、RGB単色の場合にも色補正処理を行うことが可能な色補正方法及び色補正装置を提供する。
本発明の一側面としての色補正方法は、RGBデータで表されるカラー画像データの色相および彩度の少なくとも一つを算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出された前記色相および前記彩度の少なくとも一つから、前記カラー画像データの特徴を抽出する特徴抽出ステップと、前記特徴抽出ステップで抽出された前記カラー画像データの特徴から、該カラー画像データの色補正を行うためのマトリクス係数を生成するマトリクス係数生成ステップと、前記マトリクス係数生成ステップで生成された前記マトリクス係数を用いて、前記カラー画像データのマトリクス演算を行うマトリクス演算ステップと、前記マトリクス演算ステップでマトリクス演算が行われた前記カラー画像データを出力する出力ステップとを有する。
また、本発明の他の側面としての色補正装置は、RGBデータで表されるカラー画像データに対する色相および彩度の少なくとも一つを算出する演算回路と、前記演算回路で算出された前記色相および前記彩度の少なくとも一つから、前記カラー画像データの特徴を抽出する特徴抽出回路と、前記特徴抽出回路で抽出された前記カラー画像データの特徴から、該カラー画像データの色補正を行うためのマトリクス係数を生成するマトリクス係数生成回路と、前記マトリクス係数生成回路で生成された前記マトリクス係数を用いて前記カラー画像データのマトリクス演算を行うマトリクス演算回路と、前記マトリクス演算回路でマトリクス演算が行われた前記カラー画像データを出力する出力部とを有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、RGB単色の場合にも色補正処理を行うことが可能な色補正方法及び色補正装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、本実施例における色補正装置の構成について説明する。図1は、本実施例における色補正装置のブロック図である。図1において、1はデジタルRGB入力端子、2はアナログRGB入力端子、3はビデオ入力端子である。4はデジタルRGB入力信号を受け取るレシーバ、5、6はアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換回路(AD変換回路)である。7はAD変換回路6でAD変換されたデジタルビデオ信号を入力し、輝度を表すデジタル信号及び色を表す2種類のデジタル信号を出力するビデオデコーダである。ビデオデコーダ7の出力は、マトリクス回路8に入力され、デジタルRGB信号に変換される。レシーバ4の出力、AD変換回路5の出力、及び、マトリクス回路8の出力は、入力セレクタ回路9に入力される。入力セレクタ回路9により選択されたデジタルRGB信号は、解像度変換回路11に入力され、フレームメモリ10を介して、液晶パネル20の解像度に変換される。
12は色補正回路であり、解像度変換回路11から出力されたRGB信号に対し、液晶プロジェクタ装置の投射色が最適になるように、色補正を行う。13は逆V−T補正回路であり、色補正回路12から出力されたRGB信号を入力し、液晶パネル20の入力電圧−光透過特性(V−T特性)を逆補正するようにRGB信号を出力する。14はムラ補正回路であり、同一電圧レベルの信号が液晶パネル20に与えられた場合に、投射画像が均一に投射されるように面内でのムラ補正を行う。15はパネル出力処理回路であり、ムラ補正回路14の出力信号を液晶パネル20を駆動できる信号に変換する。16は電源である。17は電源16により供給される電力から、ランプ18に供給する安定した高電圧を発生させるランプ駆動回路(バラスト)である。19はインテグレータ光学系であり、ランプ18の出力する光の均一性を高める。インテグレータ光学系19を通過して均一性が高められた光は、パネル出力処理回路15により制御される液晶パネル20を通過し、投射レンズ21を介してスクリーン22に投射される。なお、インテグレータ光学系19を通過した光は、RGBに分光され、RGB光源として使用される(不図示)。このRGB光源からの光は各々1枚の液晶パネル20を通過し、3枚の液晶パネル20を通過したRGB光が集光されることによってカラー画像が生成される。このカラー画像は、投射レンズ21を介してスクリーン22に投射される。
次に図2を参照して、本実施例における色補正回路12の構成について説明する。図2は、色補正回路12のブロック図である。図2において、101、102、103は、それぞれ、R入力端子、G入力端子、B入力端子である。104は、入力RGB値から明度/色相/彩度を演算する明度/色相/彩度演算回路である。105は、明度/色相/彩度演算回路104の出力から特徴抽出を行う特徴抽出回路である。106は、特徴抽出回路105の出力からマトリクス係数を生成するマトリクス係数生成回路である。107はマトリクス演算回路である。マトリクス演算回路107は、R入力端子101、G入力端子102、B入力端子103から入力されたRGB値に対し、マトリクス係数生成回路106で生成されたマトリクス係数を用いてマトリクス演算処理を施し、R’、G’、B’を出力する。108、109、110は、マトリクス演算回路107の出力であるR’、G’、B’をそれぞれ外部に出力するR’出力端子、G’出力端子、B’出力端子である。
次に図5を参照して、明度/色相/彩度演算回路104について説明する。図5(A)は、1978年にAlvy Ray Smithにより考案されたHSV色空間を示している。垂直軸に明度が記され、垂直軸を中心とする円の中心角が色相として表されている。また、彩度は垂直軸からの距離で表される。図5(B)は、図5(A)の特定の明度での色相環を表すイメージ図である。色相0度は赤、色相60度は黄を示す。同様に、120、180、240、300度はそれぞれ、緑、シアン、青、マゼンタを示している。その中間色においても、0〜360度又は−180〜180度の色相で表すことができる。図5(C)は、彩度/明度の計算式の例である。彩度は、RGBの最大値に対するRGBの最大値とRGBの最小値との差の比で表され、明度はRGBの最大値で表される。ここで、彩度/明度は正規化され、その最大値は1に設定されている。明度/色相/彩度演算回路104から出力される明度/色相/彩度は、図5(C)の式で表されるものである必要はなく、明度/色相/彩度を表現できる数値であれば他の式で表されるものであってもよい。
特徴抽出回路105は、明度/色相/彩度演算回路104から出力される明度/色相/彩度から、マトリクス係数生成回路106の入力データを生成する。本実施例では、色相値(0〜360度、又は、−180〜180度)に対し、色相値を60で割った値(H)に明度(V)、彩度(S)を入力とする関数f(V,S)を乗算したものを特徴抽出回路105の出力C1(特徴抽出出力1)とする。また、彩度を特徴抽出回路105の出力C2(特徴抽出出力2)とする。このとき、特徴抽出回路105の出力C1、C2はそれぞれ、出力C1=H・f(V,S)、出力C2=Sで表される。なお本実施例では、f(V,S)=1とする。
マトリクス係数生成回路106は、特徴抽出回路105の出力C1、C2に基づいて、例えば図7に示されるような9要素を有する3×3マトリクス係数を生成する。色補正のために用いられるマトリクス係数は、例えば、プロジェクタに使用される光源の種類により異なる。
次に図9を参照して、本実施例における色補正方法について詳述する。図9は、本実施例における色補正方法のフローチャートである。図9に示されるように、入力されたカラー画像データは、明度/色相/彩度演算回路104(演算回路)において、明度(V)、色相(H)、彩度(S)が演算される。また特徴抽出回路105において、出力C1、C2(特徴抽出出力1、2)が出力される。具体的には、出力C1(特徴抽出出力1)は色相(H)から抽出され、出力C2(特徴抽出出力2)は彩度(S)から抽出されている。ただし本実施例はこれに限定されるものではない。本実施例において、明度/色相/彩度演算回路104は、RGBデータで表されるカラー画像データの色相および彩度の少なくとも一つを算出するように構成されていればよい。このとき、特徴抽出回路105は、明度/色相/彩度演算回路104で算出された色相および彩度の少なくとも一つから、カラー画像データの特徴を抽出する。
なお、本実施例では明度(V)は使用されていないため、明度/色相/彩度演算回路104は、明度を算出する必要はない。ただし、色補正による効果を向上させるために必要な場合には、明度を使用してもよい。このとき、明度/色相/彩度演算回路104は、明度、色相、および、彩度の少なくとも二つを算出するように構成される。特徴抽出回路105は、明度、色相、および、彩度の少なくとも二つからカラー画像データの特徴を抽出する。
マトリクス係数生成回路106は、特徴抽出回路105で抽出されたカラー画像データの特徴から、カラー画像データの色補正を行うためのマトリクス係数を生成する。すなわち、特徴抽出回路105の出力C1、C2(特徴抽出出力1、2)はマトリクス係数生成回路106に入力され、例えば図7に示されるようなマトリクス係数が生成される。マトリクス演算回路107は、マトリクス係数生成回路106で生成されたマトリクス係数を用いてカラー画像データのマトリクス演算を行う。すなわち、マトリクス演算回路107は、マトリクス係数生成回路106にて生成されたマトリクス係数を用いて、入力されたカラー画像データの各RGBデータに対してマトリクス演算を行い、色補正されたカラー画像データ(R’、G’、B’)を生成する。マトリクス演算が行われたカラー画像データは、出力端子108、109、110(出力部)から出力される。
なお、マトリクス係数生成回路106は、カラー画像データの色補正を行うために特定の色相毎(例えば、赤、緑、青、シアン、マゼンタ、黄)に独立したマトリクス係数を生成することが好ましい。このとき、マトリクス演算回路107は、特定の色相毎に独立したマトリクス演算を行う。
図3は、CIE(国際照明委員会)の定めるLu‘v’色空間であり、u‘v’色度座標を表している。u‘v’色度座標は色情報のみを表しており、目標色域を表す三角形の頂点が各々RGBの色度を示しており、同様に液晶プロジェクタ色域を表す三角形の頂点が各々RGBの色度を表している。液晶プロジェクタRGB色度には不要波長領域が含まれているため、R色度はG側、G色度はR側へシフトしている。このように、基準RGB色度と液晶プロジェクタRGB色度は異なる。
図4は、目標色と液晶プロジェクタ装置の色の差を示す図である。本実施例において、図3で示されるような基準色域を目標色域とし、液晶プロジェクタ色域が目標色域と異なっている場合、実際に投射した色は、図4で示されるように、入力赤データは黄色寄りの色として投射される。また、入力黄データは緑色寄りの色として投射され、入力緑データは黄色寄りの色として投射され、入力シアンデータは青色寄りの色として投射され、入力青データはシアン色寄りの色として投射され、入力マゼンタデータは青色寄りの色として投射される。
図6(a)は色相/彩度による係数領域分割を示す図であり、図6(b)は色相/彩度による色変換方向を示す図である。全色データを図6(a)のように色相/彩度方向に分割した場合、各色は図6(b)のように補正すると色再現性が高められたことになり、基準色域での色度に近づく。図6(b)中の矢印は、補正量を表す大きさと方向を示している。例えば、R1エリアの矢印は、R1エリアの色はマゼンタ方向に補正されることを意味し、R2も同様に、マゼンタ方向に色補正されることを意味する。このとき、その補正量はR2の方が大きいということを意味している。また、図6(a)、(b)では、色に対する補正量を色相に対し12分割、彩度に対し2分割で表示しているが、必ずしもこのような分割をする必要はない。特徴抽出回路105、マトリクス係数生成回路106により、明度/色相/彩度から、図7で示されるマトリクス係数のように連続的に変化する係数を生成することも可能である。
図8は、u‘v’色空間における色度図であり、図7のマトリクス係数を用いて色補正を行った場合の色度の変化を表している。図8において、細い実線の三角形は目標となる基準色域であり、太い実線の三角形はプロジェクタ装置が照射可能な色域である。目標となる基準座標は白抜きの四角で示され、また、本実施例の色補正方法を行わない場合のプロジェクタ装置の照射色度座標は黒塗りの三角、本実施例の色補正方法を行った場合のプロジェクタ装置の照射色度座標は黒塗りの丸で示される。ここでは、入力として、
R1:[R,G,B]=[192,64,64]
Y1:[R,G,B]=[192,192,64]
G1:[R,G,B]=[64,192,64]
C1:[R,G,B]=[64,192,192]
B1:[R,G,B]=[64,64,192]
M1:[R,G,B]=[192,64,192]
の6色について示されている。R1の色データが入力された場合、明度/色相/彩度演算回路104は、図5に示される演算を行い、明度=192/255=0.753、色相=0度、彩度=0.667をそれぞれ算出する。そして、色相(H)=0/60=0、出力C1=0、彩度(出力C2)=0.667が求められる。
R1:[R,G,B]=[192,64,64]
Y1:[R,G,B]=[192,192,64]
G1:[R,G,B]=[64,192,64]
C1:[R,G,B]=[64,192,192]
B1:[R,G,B]=[64,64,192]
M1:[R,G,B]=[192,64,192]
の6色について示されている。R1の色データが入力された場合、明度/色相/彩度演算回路104は、図5に示される演算を行い、明度=192/255=0.753、色相=0度、彩度=0.667をそれぞれ算出する。そして、色相(H)=0/60=0、出力C1=0、彩度(出力C2)=0.667が求められる。
R1に対して、図7に示されるマトリクス係数は、以下の行列(1)で表される。
Y1に対して、マトリクス係数は以下の行列(2)で表される。
G1に対して、マトリクス係数は以下の行列(3)で表される。
C1に対して、マトリクス係数は以下の行列(4)で表される。
B1に対して、マトリクス係数は以下の行列(5)で表される。
M1に対して、マトリクス係数は以下の行列(6)で表される。
このように、上記マトリクス係数を用いることにより、適切な色補正を行うことが可能となる。
なお、本実施例では、マトリクス係数生成回路106は、特徴抽出回路105の出力に応じて、逐次マトリクス係数を算出している。ただし、マトリクス係数演算回路106は、内部メモリに複数のマトリクス係数を保存し、特徴抽出回路105の出力に応じて内部メモリに格納されていたマトリクス係数を読み出すように構成することもできる。また、読み出したマトリクス係数を特徴抽出回路105の出力に応じて補間してマトリクス係数とし、マトリクス演算回路107にてマトリクス演算を行うように構成してもよい。
上記実施例によれば、RGB単色においても色補正処理を行うことが可能な色補正方法及び色補正装置を提供することができる。したがって、色再現性が高まり、高品位な投射画像画質を得ることが可能である。
以上、本発明の実施例について具体的に説明した。ただし、本発明は上記実施例として記載された事項に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
12…色補正回路
104…明度/色相/彩度演算回路
105…特徴抽出回路
106…マトリクス係数演算回路
107…マトリクス演算回路
108、109、110…出力端子
104…明度/色相/彩度演算回路
105…特徴抽出回路
106…マトリクス係数演算回路
107…マトリクス演算回路
108、109、110…出力端子
Claims (7)
- RGBデータで表されるカラー画像データの色相および彩度の少なくとも一つを算出する算出ステップと、
前記算出ステップで算出された前記色相および前記彩度の少なくとも一つから、前記カラー画像データの特徴を抽出する特徴抽出ステップと、
前記特徴抽出ステップで抽出された前記カラー画像データの特徴から、該カラー画像データの色補正を行うためのマトリクス係数を生成するマトリクス係数生成ステップと、
前記マトリクス係数生成ステップで生成された前記マトリクス係数を用いて、前記カラー画像データのマトリクス演算を行うマトリクス演算ステップと、
前記マトリクス演算ステップでマトリクス演算が行われた前記カラー画像データを出力する出力ステップと、を有することを特徴とする色補正方法。 - 前記算出ステップは、前記カラー画像データの明度、前記色相、および、前記彩度の少なくとも二つを算出し、
前記特徴抽出ステップは、前記算出ステップで算出された前記明度、前記色相、および、前記彩度の少なくとも二つから、前記カラー画像データの特徴を抽出することを特徴とする請求項1に記載の色補正方法。 - 前記マトリクス係数生成ステップは、前記カラー画像データの色補正を行うために特定の色相毎に独立した前記マトリクス係数を生成し、
前記マトリクス演算ステップは、前記特定の色相毎に独立した前記マトリクス演算を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の色補正方法。 - RGBデータで表されるカラー画像データに対する色相および彩度の少なくとも一つを算出する演算回路と、
前記演算回路で算出された前記色相および前記彩度の少なくとも一つから、前記カラー画像データの特徴を抽出する特徴抽出回路と、
前記特徴抽出回路で抽出された前記カラー画像データの特徴から、該カラー画像データの色補正を行うためのマトリクス係数を生成するマトリクス係数生成回路と、
前記マトリクス係数生成回路で生成された前記マトリクス係数を用いて前記カラー画像データのマトリクス演算を行うマトリクス演算回路と、
前記マトリクス演算回路でマトリクス演算が行われた前記カラー画像データを出力する出力部と、を有することを特徴とする色補正装置。 - 前記演算回路は、前記カラー画像データの明度、前記色相、および、前記彩度の少なくとも二つを算出し、
前記特徴抽出回路は、前記演算回路で算出された前記明度、前記色相、および、前記彩度の少なくとも二つから、前記カラー画像データの特徴を抽出することを特徴とする請求項4に記載の色補正装置。 - 前記マトリクス係数生成回路は、前記カラー画像データの色補正を行うために特定の色相毎に独立した前記マトリクス係数を生成し、
前記マトリクス演算回路は、前記特定の色相毎に独立した前記マトリクス演算を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の色補正装置。 - 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の色補正装置を備えたプロジェクタ装置。
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CN104936787A (zh) * | 2012-11-29 | 2015-09-23 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 用于利用打印头打印的方法 |
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