JP2011188188A - 無線リンク切断原因検出方法および移動体通信システム監視装置 - Google Patents

無線リンク切断原因検出方法および移動体通信システム監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハンドオーバ実施により発生する無線リンク切断をシステム全体として把握する。また、異なる無線システム間のハンドオーバ実施においても検出する。
【解決手段】移動体端末管理装置に対する送受信メッセージを監視し、各メッセージを抽出し、ハンドオーバ実施状態監視部において、抽出したメッセージに対応してハンドオーバ実施元と実施先のセル識別子と無線リンク切断時と接続時のセル識別子を記憶し、ハンドオーバ実施経過時間と無線リンク切断経過時間を計測し、無線リンク切断後に接続した場合、記憶したセル識別子の関係とそれぞれの経過時間からハンドオーバによる無線リンク切断が発生したとの判断処理を行ない、さらにその原因を分析する処理を行ない、切断原因管理エントリに結果を記憶し、運用オペレータの要求に応じて、その結果をオペレータ端末に表示する通信システム監視装置により、解決する。
【選択図】図6

Description

本発明は、移動体通信システムの無線リンク切断原因検出方法および移動体通信システム監視装置に係り、特にハンドオーバ実施により発生する無線リンク切断原因検出方法および移動体通信システム監視装置に関する。
移動体通信システムの運用では、ネットワーク資源の効率的な活用、ネットワーク品質改善、ユーザの体感品質改善が求められている。ユーザ体感品質とは、ユーザ視点で主観的に知覚される品質、具体的には接続性、動作速度などのことである。この品質をネットワーク側で評価するためには、無線リンクの接続状態、アプリ対応のスループットなどを監視する必要がある。
図1を参照して、移動体通信システムの構成を説明する。図1において、移動体通信システムは、無線アクセスネットワーク211、パケットコアネットワーク212、運用管理ネットワーク213から構成される。
無線アクセスネットワーク211は、General Packet Radio Service(GPRS)のRadio Network Controller(RNC)209とBase Station(BS)208、Long Term Evolution(LTE)の基地局である複数のEvolution Node B(eNB)206から構成される。
パケットコアネットワーク212は、GPRSのServing GPRS Support Node(SGSN)210とGateway GPRS support Node(GGSN)214、LTEのServing Gateway(S−GW)207とPacket Gateway(P−GW)215、移動体端末管理装置201と複数のルータ216から構成される。
運用管理ネットワーク213は、複数のElement Management System(EMS)202、オペレータ端末203、Network Management System(NMS)204、ストレージ205、ルータ216−Dで構成される。
無線アクセスネットワーク211とパケットコアネットワーク212の構成機器を管理運用するため、運用管理ネットワーク213のEMS202は、機器対応およびベンダ対応に配置される。EMS202は、Performance Measurements(PM)と呼ばれる統計情報をNMS204に収集する。運用オペレータは、オペレータ端末203を用いて、EMS202あるいはNMS204において収集されたPMを解析して、ネットワークの改善を行なう。また、運用オペレータは、EMS202を介して各機器に対してシステムパラメータと呼ばれる機器の処理に用いるパラメータを設定、参照する。
非特許文献1に示されているLTEの基地局(eNB)206におけるPMとして、具体的には無線リンク切断回数、ハンドオーバの実施回数、成功回数、失敗要因に対応した回数などが定められている。
非特許文献2で示されている移動体端末のトレースにおいて、EMS202は、指定された基地局/セルにおいてアクティブな移動体端末に対するトレースを開始する。EMS202は、トレース情報をPMと同様に、基地局からNMS204に収集する。トレース情報は、移動体端末単位にメッセージとそれをやり取りした時間、メッセージを構成する情報エレメントから成る。
一方、無線リンク切断の発生要因として、不適切なハンドオーバ実施がある。移動体端末は、移動しながら通信を継続する。このために、移動体端末は、基地局が管理するセルと呼ばれるエリアに滞在する間その基地局と接続し、セルを移動した際には移動先のセルを管理する基地局と接続しなおす。この処理をハンドオーバと呼ぶ。移動体端末が移動している際に、ハンドオーバを非実施だったり、ハンドオーバ実施が早かったり、不適切なハンドオーバを実施したりすると、無線リンクが切断される。このため、移動体端末は、直ぐに滞在しているセルを管理する基地局に対して無線リンクの接続を実施するという現象が発生する。
図2を参照して、ハンドオーバの処理シーケンスを説明する。図2において、ハンドオーバ実施元基地局206−Aは、移動体端末300にヒステリシス、スレッシュホールド等のハンドオーバパラメータ通知を送信する(S501)。S−GW207は、基地局206−Aを介して、移動体端末300にダウンリンクデータを送信する。複数の基地局206は、定期的にリファレンス信号を移動体端末300に送信する(S502)。移動体端末300は、受信した複数のリファレンス信号を比較して、ハンドオーバイベントを検出する(S503)。移動体端末300は、ハンドオーバイベント通知メッセージを実施元基地局206−Aに対して送信する(S404)。
移動体端末300からハンドオーバイベント通知メッセージを受信した実施元基地局206−Aは、ハンドオーバを実施を決断する(S506)。実施元基地局206−Aは、ハンドオーバ実施先基地局206−Bに対してハンドオーバ要求メッセージを送信する(S507)。ハンドオーバ実施先基地局206−Bは、ハンドオーバ要求確認メッセージをハンドオーバ実施元基地局206−Aに送信する(S508)。
ハンドオーバ実施元基地局206−Aは、実施先基地局206−Bからハンドオーバ要求確認メッセージを受けた後、移動体端末300に対してハンドオーバコマンドを送信する(S509)。移動体端末300は、接続要求メッセージを実施先基地局206−Bに送信する(S511)。実施先基地局206−Bは、ハンドオーバ報告メッセージを移動体端末管理装置201に送信する(S512)。
移動体端末管理装置201は、S−GW207にデータパス変更要求メッセージを送信する(S513)。S−GW207は、移動体端末管理装置201にデータパス変更応答メッセージを送信する(S514)。
S−GW207は、実施先基地局206−Bにダウンリンクデータを送信する。S−GW207は、また、End of dataを実施元基地局206−Aに対して送信する。実施元基地局206−Aは、End of dataを実施先基地局206−Bに対して送信する。End of dataを受信した実施先基地局206−Bは、ダウンリンクデータを移動体端末300に送信する。
移動体端末管理装置201は、実施先基地局206−Bにハンドオーバ報告確認メッセージを送信する(S516)。実施先基地局206−Bは、実施元基地局206−AにUE Context解放メッセージを送信し(S517)、ハンドオーバ処理を完了する。ここで、UE Contextは、認証情報、端末識別情報等である。
図3を参照して、ハンドオーバ実施が早い場合の、無線リンク切断が発生する処理シーケンスを説明する。図3において、ステップ521からステップ527までは、図2のステップ511からステップ517までと同じなので、説明は省略する。
ハンドオーバ処理が完了した後、実施先基地局206−Bにおいて無線リンクが切断する。実施先基地局206−Bは、無線リンク切断通知メッセージを移動体端末管理装置201に送信する(S528)。移動体端末300は、無線リンク再接続要求を実施元基地局206−Aに送信する(S529)。しかし、実施元基地局206−Aは、UE Contextを解放して、無いため接続できない。このため、実施元基地局206−Aは、移動体端末300にNAKを送信する(S531)。
移動体端末300は、無線リンク接続要求を実施元基地局206−Aに送信する(S532)。無線リンク接続要求を受信した実施元基地局206−Aは、移動体端末管理装置201に無線リンク接続要求メッセージを送信する(S533)。移動体端末管理装置201は、UE Context通知メッセージを基地局206−Aに送信する(S534)。
基地局206−Aは、移動体端末300と無線リンク接続する。基地局206−Aは、UE Context通知応答メッセージを移動体端末管理装置201に送信する(S536)。移動体端末管理装置201は、S−GW207に、対象基地局に対するデータパス確立要求メッセージを送信する(S537)。S−GW207は、移動体端末管理装置201に、データパス確立応答メッセージを送信して(S538)、データパスを確立する。S−GW207は、基地局206−Aを介して移動体端末300にダウンリンクデータを送信する。
図4を参照して、不適切なセルへのハンドオーバ実施の場合の、無線リンク切断が発生する処理シーケンスを説明する。図4において、ステップ521からステップ527までは、図2のステップ511からステップ517までと同じなので、説明は省略する。
ハンドオーバ処理が完了した後、実施先基地局206−Bにおいて無線リンクが切断する。実施先基地局206−Bは、無線リンク切断通知メッセージを移動体端末管理装置201に送信する(S528)。移動体端末300は、無線リンク再接続要求を第3の基地局206−Cに送信する(S541)。しかし、基地局206−Cは、UE Contextが無いため接続できない。このため、基地局206−Cは、移動体端末300にNAKを送信する(S542)。
移動体端末300は、無線リンク接続要求を基地局206−Cに送信する(S543)。無線リンク接続要求を受信した基地局206−Cは、移動体端末管理装置201に無線リンク接続要求メッセージを送信する(S544)。移動体端末管理装置201は、UE Context通知メッセージを基地局206−Cに送信する(S546)。
基地局206−Cは、移動体端末300と無線リンク接続する。基地局206−Cは、UE Context通知応答メッセージを移動体端末管理装置201に送信する(S547)。移動体端末管理装置201は、S−GW207に、対象基地局に対するデータパス確立要求メッセージを送信する(S548)。S−GW207は、移動体端末管理装置201に、データパス確立応答メッセージを送信して(S549)、データパスを確立する。S−GW207は、基地局206−Cを介して移動体端末300にダウンリンクデータを送信する。
ハンドオーバ未実施の場合は、ハンドオーバを実施することなく無線リンク切断が発生する。実施元基地局206−Aは、無線リンク切断が移動体端末管理装置201に対して送信する。実施元基地局206−Aとは異なる基地局206は、無線リンク接続要求を移動体端末管理装置に対して送信する。
このようなハンドオーバ実施による無線リンク切断を検出するためには、発生した基地局、発生時間、発生頻度、発生原因を運用オペレータが解析できなくてはならない。
非特許文献3では、各eNBにおいてハンドオーバ最適化を実施する。このため、無線リンク再接続要求メッセージを受け付けたeNBは、メッセージに含まれる、再接続前に接続していたセル情報から、そのセルを管理する基地局に対して無線リンク切断通知メッセージを通知する。無線リンク切断通知メッセージを通知されたeNBは、移動体端末300の移動に追従した制御が実施できていない可能性があることを認識する。
特許文献1では、特定セル間のハンドオーバ性能を把握するために、複数基地局に対して直接管理装置を接続する構成を採る。管理装置は、ハンドオーバ施行回数と成功回数を測定する。管理装置は、それぞれの回数を比較し、ハンドオーバ性能の隔たりを算出する。特許文献1では、ハンドオーバ失敗が多発しているセルを把握することはできる。しかし、ハンドオーバ実施による無線リンク切断が発生しているかどうかは特定することができない。
特開2009−182538号公報
3GPP TS32.425: Telecommunication management; Performance Measurement (PM); Performance measurements Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (Release 8) 3GPP TS 32.421: Telecommunication management; Subscriber and equipment trace; Trace concepts and requirements (Release 8) 3GPP TR 36.902: Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Self-configuring and self-optimizing network use case and solutions (Release 9)
移動体通信システムは、ハンドオーバ実施による無線リンク切断を検出する。ここで、移動体通信システムは、システム内において同一の判断基準で検出する。さらに、移動体通信システムは、全体バランスを考慮したシステム構築のため、システム全体の状況を把握する。
また、環境的な要因(例えばエレベータに入った)によるカバレージホールによる無線リンク切断は、ハンドオーバ要因による無線リンク切断と同じように見える場合がある。このため、このような環境に関しては、運用オペレータ指示により、特定の基地局間のハンドオーバに関して、ハンドオーバ実施による無線リンク切断として検出しても、最適化を実施しないようにする必要がある。
非特許文献1のPMでは、ハンドオーバ失敗と無線リンク切断が多発している基地局を把握することはできる。しかし、ハンドオーバの実施により無線リンク切断が発生しているかどうかまでは特定することができない。
非特許文献2のトレース情報を用いる場合、全セルにおける全移動体端末のトレースを実施する必要がある。しかし、トレース情報は、膨大である。このため、通常数分程度のトレース情報しか集めることができない。つまり、システム全体の状況を把握することはできない。また、集められたトレース情報から移動体端末の移動と接続状態を把握するためには、基地局・移動体端末単位に分離しているトレース情報から対応するものを抽出し、結合するという処理が必要になる。システム稼動時のシステム全体の状況を把握するには、本方法では、各ノードにおける処理負荷とネットワーク負荷が大きくなり、実用的ではない。
非特許文献3では、各eNBにおいて移動による無線リンク切断を検出することはできる。しかし、これらをハンドオーバによる無線リンク切断と確認するためには、各eNBハンドオーバ実施状況との対応が必要となる。システムが異なるベンダのeNBから構成されている場合、実装が異なる可能性がある。このため、各eNBで検出される情報が同等でない可能性がある。これを回避するためには、事前に検出のためのルールを全eNBに配布すること必要があり、ネットワーク負荷がかかる。さらに、運用オペレータが問題発生を把握できず、システム全体の発生頻度を把握することができない。このため、システムバランスを考慮した制御ができない。また、カバレッジホールなどが存在する場合、運用オペレータによる判断を介在させることができない。
また、異なるシステム間のハンドオーバの場合、具体的にはLTEからGPRS、LTEからEV−DOなどのハンドオーバといった場合、非特許文献3では要因発生を検出することができないという問題もある。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、ネットワーク負荷を増やす事無く、マルチシステム全体のハンドオーバ要因による無線リンク切断を容易に検出できる方法およびその監視装置を提供することにある。さらに他の目的は、運用オペレータが容易にシステム全体のハンドオーバ実施による無線リンク切断の発生を同一方法で検出した結果を参照できることにある。
上述した課題は、移動体端末管理装置に対する送受信メッセージを監視し、ハンドオーバ完了を通知するメッセージと無線リンク切断を通知するメッセージと無線リンク接続を要求するメッセージとを抽出するステップと、移動体端末対応に、ハンドオーバ完了を通知するメッセージを抽出したとき、ハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルとを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間の計測を開始するステップと、無線リンク切断を通知するメッセージを抽出したとき、切断時に接続していた切断時セルを記憶し、無線リンク切断時間の計測を開始するステップと、無線リンク接続を要求するメッセージを抽出したとき、接続した接続時セルを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間および無線リンク切断時間の計測を停止するステップと、切断時セルと接続時セルとが異なり、かつ無線リンク切断時間が第1の所定時間よりも短いとき、ハンドオーバ要因による無線リンク切断が発生したと判断するステップと、さらに、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも長いとき、ハンドオーバの未実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと無線リンク接続時セルが同一であるとき、ハンドオーバの早い実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと接続時セルが同一でないとき、不適切なハンドオーバ実施を原因と判断するステップとを含む無線リンク切断原因検出方法により、達成できる。
また、移動体端末の移動を管理する複数の装置に対する送受信メッセージの監視するステップと、移動体端末対応に、ハンドオーバ完了を通知するメッセージを抽出したとき、ハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルとを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間の計測を開始するステップと、無線リンク切断を通知するメッセージを抽出したとき、切断時に接続していた切断時セルを記憶し、無線リンク切断時間の計測を開始するステップと、無線リンク接続を要求するメッセージを抽出したとき、接続した接続時セルを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間および無線リンク切断時間の計測を停止するステップと、
切断時セルと接続時セルが異なり、かつ無線リンク切断時間が第1の所定時間よりも短いとき、ハンドオーバ要因による無線リンク切断が発生したと判断するステップと、さらに、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも長いとき、ハンドオーバの未実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと無線リンク接続時セルが同一であるとき、ハンドオーバの早い実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと接続時セルが同一でないとき、不適切なハンドオーバ実施を原因と判断するステップとを含む無線リンク切断原因検出方法により、達成できる。
さらに、ハンドオーバ実施による無線リンク切断を検出する移動体通信システム監視装置であって、移動体端末の移動を管理する装置に対する送受信メッセージを監視する手段と、監視している送受信メッセージからハンドオーバ完了を報告するメッセージと、無線リンクの切断を通知するメッセージと、無線リンク接続を要求するメッセージとを抽出する手段と、移動体端末対応に、ハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルと無線リンク切断時セルと無線リンク接続時セルとハンドオーバ実施経過時間とム無線リンク切断経過時間を管理する手段と、ハンドオーバ完了を報告するメッセージを抽出したとき、ハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間の計測を開始する手段と、無線リンク切断を通知するメッセージを抽出したとき、切断時に接続していた切断時セルを記憶し、無線リンク切断時間の計測を開始する手段と、無線リンク接続を要求するメッセージを抽出したとき、接続した接続時セルを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間および無線リンク切断時間の計測を停止する手段と、無線リンク切断時セルと接続時セルが異なり、かつ無線リンク切断時間が第1の所定時間よりも短いとき、ハンドオーバ要因による無線リンク切断が発生したと判断する手段と、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも長いとき、ハンドオーバ未実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと無線リンク接続時セルが同一であるとき、ハンドオーバの早い実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと無線リンク接続時セルが同一でないとき、不適切なハンドオーバ実施を原因と判断する手段とを備える移動体通信システム監視装置により、達成できる。
本発明によれば、異なるシステムから構成される移動体通信システムにおいて、ネットワークの負荷を増やすことなく、システム全体のハンドオーバによる無線リンク切断の検出とその原因の分析を同一要件で実施することができるという効果が得られる。さらに、運用オペレータが、移動体通信システム全体の結果を一度に参照できるという効果が得られる。
移動体通信システムのブロック図である。 LTEにおける基地局間ハンドオーバの処理シーケンス図である。 LTEにおける基地局間ハンドオーバ実施が早かった場合の処理シーケンスである。 LTEにおける不適切な基地局へのハンドオーバを実施した場合の処理シーケンスである。 マルチシステムで構成された移動体通信システムとその運用システムのブロック図である。 移動体管理装置監視エンティティの機能ブロックである。 ハンドオーバ実施状態管理エントリの構成である。 非対象テーブルの構成である。 無線リンクの切断原因管理エントリの構成である。 ハンドオーバ実施状態監視部におけるハンドオーバ実施による無線リンク切断を検出する処理フローである。 無線リンクの切断原因分析処理の処理フローである。 運用オペレータに対して表示するハンドオーバ要因による無線リンク切断発生一覧のGUIである。 マルチシステム間のハンドオーバの処理シーケンスである。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、実質同一部位には、同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
まず、図5を参照して、マルチシステムで構成されている移動体通信システム500の構成を説明する。図5において、移動体通信システム500は、LTEとGPRSの2つのシステムを収容している。しかし、システムの組み合わせはこれに限るものではない。また、移動体通信システム500は、2システム以上を収容してもよい。
移動体通信システム500は、無縁アクセスネットワーク211、パケットコアネットワーク212、運用管理ネットワーク213から構成される。無線アクセスネットワーク211は、GPRSのRNC209とBS208、LTEの基地局である複数のeNB206から構成される。パケットコアネットワーク212は、GPRSのSGSN210とGGSN214、LTEのS−GW207とP−GW215、移動体端末管理装置201、複数のルータ216から構成される。運用管理ネットワーク213は、移動体管理装置監視エンティティ100、複数のEMS202、オペレータ端末203、NMS204、ストレージ205、ルータ216−Dで構成される。
無線アクセスネットワーク211とパケットコアネットワーク212の構成機器を管理運用するため、運用管理ネットワーク213のEMS202は、機器対応およびベンダ対応に配置する。EMS202は、PMと呼ばれる統計情報をNMS204に収集する。運用オペレータは、オペレータ端末203を用いて、EMS202あるいはNMS204において収集したPMを解析して、ネットワークの改善を行なう。また、運用オペレータは、EMS202を介して各機器に対してシステムパラメータと呼ばれる機器の処理の用いるパラメータを設定、参照する。 BS208とeNB206は、図示しない移動体端末300を接続する。RNC209は、複数のBS208を制御する。SGSN210とS−GW207は、無線アクセスネットワーク211をパケットコアネットワークに接続する。GGSN214とP−GW215は、パケットコアネットワーク212をIP網220に接続する。移動体端末管理装置201は、LTEにおいて、移動体端末300の移動を管理する。SGSN210は、GPRSにおいて、移動体端末300の移動を管理する。ルータ216は、上述した機器間を接続する。
EMS202−A、EMS202−Bは、移動体端末のベンダ対応で、設置される。NMS204は、EMS202を介してPMを収集する。ストレージ205は、収集したPMを格納する。オペレータ端末203は、運用オペレータが操作する端末である。移動体管理装置監視エンティティ100は、移動体端末管理装置201とルータ216−Cとの間のパケットおよびSGSN210とルータ216−Cとの間のパケットを監視する。ルータ216−Dは、上述した機器間を接続する。
以下、ハンドオーバ実施による無線リンク切断原因の検出方法について詳細について述べる。
図6を参照して、移動体管理装置監視エンティティ100の構成を説明する。図6において、移動体管理装置監視エンティティ100は、制御部110、記憶装置111、NW I/F部112から構成されている。制御部110は、ハンドオーバ実施状態監視部101、メッセージ抽出部104、非対象テーブルマネージャ105、外部ストーレッジ転送部106、ユーザI/F処理部107、タイマ113から構成される。記憶装置111は、非対象テーブル108、ハンドオーバ実施状態管理エントリ102、切断原因管理エントリ103を記憶する。NW I/F部112は、IPパケットフィルタ109を備える。
移動体管理装置監視エンティティ100は、NW I/F部112を介して、eNB206、RNC209、S−GW207、SGSN210、移動体端末管理装置201などからPMやトレース情報などを収集する。
NW I/F部112のIPパケットフィルタ109は、移動体端末管理装置201へ送信されるIPパケット、および移動体端末管理装置201から送信されるIPパケットを抽出する。オペレータ端末203は、IPパケットフィルタ109に対して、フィルタ対象のIPアドレスを設定する。これにより、監視する移動体端末管理装置201の送受信するIPパケットを抽出する。
制御部110のメッセージ抽出部104は、IPパケットフィルタ109を介して受信したIPパケットからハンドオーバ報告確認メッセージ、無線リンク切断通知メッセージ、無線リンク接続要求メッセージを抽出する。ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ要因による無線リンク切断とその要因を分析する。ユーザI/F処理部107は、オペレータ端末203などを介して運用オペレータとのI/Fを提供する。
非対象テーブルマネージャ105は、ハンドオーバ要因による無線リンク切断分析の対象としないハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルを非対象テーブル108に登録する。外部ストレージ転送部106は、分析した結果を格納している切断原因エントリ103を一定周期毎に外部ストレージに転送する。なお、ハンドオーバ要因による無線リンク切断分析の対象としないハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルは、オペレータ端末203からユーザI/F処理部107を介して指定される。
移動体端末対応のハンドオーバ実施状態管理エントリ102は、ハンドオーバ実施状態監視部101が処理を実施する際に利用する。
図7を参照して、ハンドオーバ実施状態管理エントリ102の構成を説明する。ハンドオーバ実施状態管理エントリ102は、移動体端末識別子300、接続セル識別子301、ハンドオーバ実施元セル識別子302、切断時セル識別子303、ハンドオーバ実施後経過タイマ304、無線リンク切断経過タイマ305から構成する。
接続セル識別子301は、移動体端末が現在接続しているセル識別子を格納する。ハンドオーバ実施元セル識別子302は、ハンドオーバ実施の際にハンドオーバ実施元のセルを格納する。切断時セル識別子303は、移動体端末が無線リンク切断時に接続していたセル識別子を格納する。ハンドオーバ実施後経過タイマ304は、ハンドオーバ報告メッセージを受信してからの経過時間を計測する。無線リンク切断経過タイマ305は、無線リンク切断通知メッセージを受信してからの経過時間を計測する。
図8を参照して、運用オペレータにより設定される非対象テーブル108の構成を説明する。図8において、非対象テーブル108は、ハンドオーバ実施元セル識別子306とハンドオーバ実施先セル識別子307の組から構成する。
図9を参照して、ハンドオーバ要因による無線リンク切断原因を検出した際にその結果を登録する原因管理エントリ105の構成を説明する。図9において、原因管理エントリ105は、ハンドオーバ実施元セル識別子308、無線リンク切断発生日時309、無線リンクが切断した移動体端末識別子310、ハンドオーバ実施状態監視部101により分析した切断原因311、ハンドオーバ実施先セル識別子312、無線リンク切断時セル識別子313、ハンドオーバ実施経過時間314、無線リンク切断経過時間315から構成される。
以下、これらのエントリとテーブルを用いて実施するハンドオーバ実施による無線リンク切断検出の処理について説明する。
図10を参照して、ハンドオーバ要因による無線リンク切断の基本検出フローを説明する。図10において、移動体管理装置監視エンティティ100のIPパケットフィルタ109は、移動体端末管理装置201へ送信されるIPパケットと移動体端末管理装置201から送信されるIPパケットを抽出する。メッセージ抽出部104は、IPパケットフィルタ109を介して受信したIPパケットからハンドオーバ報告確認メッセージ511と無線リンク切断通知メッセージ514と無線リンク接続要求メッセージ517を抽出し、ハンドオーバ実施状態監視部101に渡すことによって、フローは開始される。
図10において、ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ報告/応答メッセージか判定する(S401)。YESのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、メッセージから得られるハンドオーバ実施対象の移動端末の移動体端末識別子と同じ移動体端末識別子300を持つハンドオーバ実施状態管理エントリ102を検索する。ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施元のセル識別子を検索したハンドオーバ実施状態管理エントリ102のハンドオーバ実施元セル識別子300として記憶する。また、ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施先のセル識別子をハンドーバ実施状態管理エントリ102の接続セル識別子301として記憶する。さらに、ハンドオーバ実施状態監視部101が、開始時の時刻をハンドオーバ実施状態管理エントリ102のハンド実施後経過タイマ304に格納することにより、ハンドオーバ実施後経過時間の計測を開始して(S402)、終了する。
ステップ401でNOのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、受信したのが無線リンク切断メッセージか判定する(S403)。YESのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、メッセージから得られる無線リンクが切断した移動端末の移動体端末識別子と同じ移動体端末識別子を持つハンドオーバ実施状態管理エントリ102を検索する。ハンドオーバ実施状態監視部101は、セル識別子を検索したハンドーバ実施状態管理エントリ102に切断時セル識別子303として記憶する。また、ハンドオーバ実施状態監視部101が開始時の時刻をハンドオーバ実施状態管理エントリ102の無線リンク切断経過タイマ305に設定することにより、無線リンク切断経過時間の計測を開始して(S404)、終了する。
ステップ403でNOのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、無線リンク接続メッセージか判定する(S406)。YESのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、メッセージから得られる無線リンクが接続した移動端末の移動端末識別子と同じ移動体識別子を持つハンドオーバ実施状態管理エントリ102があるかどうかを判定する(S407)。YESのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施状態管理エントリ102のハンドオーバ実施後経過タイマ304の設定した開始時刻と停止時刻より求める経過時間をハンドオーバ実施後経過タイマ304に設定することにより、ハンドオーバ実施後経過時間の計測を停止する。ハンドオーバ実施状態監視部101が、ハンドオーバ実施状態管理エントリ102の無線リンク切断経過タイマ305に設定した開始時刻と停止時刻より求める経過時間を無線リンク経過タイマ305に設定することにより、無線リンク切断経過時間の計測を停止する。また、ハンドオーバ実施状態監視部101は、接続時のセル識別子を接続セル識別子301として記憶する。(S408)。ハンドオーバ実施状態監視部101は、切断時セル識別子と接続セル識別子が異なるか判定する(S409)。
YESのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、切断要因分析を実施して(S500)、終了する。ステップ407でNOのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施状態管理エントリを確保し、移動体端末識別子、接続セル識別子を記憶して(S411)、終了する。ステップ406またはステップ409でNOのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、そのまま終了する。
図11を参照して、切断原因分析処理フローを説明する。図11において、ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバの実施元セル識別子と切断時セル識別子の組は、非対象テーブルに登録されているか判定する(S601)。YESのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、リターンする。ステップ601でNOのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、無線リンク切断経過時間が無線リンク切断所定時間以下か判定する(S602)。YESのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ未実施またはハンドオーバ実施経過時間がハンドオーバ実施所定時間を超えているか判定する(S603)。YESのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、原因としてハンドオーバ未実施の場合を切断原因管理エントリ103の切断原因311として登録して(S604)。リターンする。同時に,ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施状態管理エントリ102の移動体端末識別子300を切断原因管理エントリ103の移動体端末識別子310に、ハンドオーバ実施元セル識別子302をハンドオーバ実施元セル識別子308に、接続セル識別子301を無線リンク接続時セル識別子313に、現在の日時を発生日時309に設定する。
ステップ602でNOのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、そのままリターンする。ステップ603でNOのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施元セル識別子が接続セル識別子と等しいか判定する(S606)。YESのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、原因として、不適切なセルへのハンドオーバ実施の場合を切断原因管理エントリ103の切断原因311として登録して(S607)、リターンする。同時に,ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施状態管理エントリ102の移動体端末識別子300を切断原因管理エントリ103の移動体端末識別子310に、ハンドオーバ実施元セル識別子302をハンドオーバ実施元セル識別子308に、接続セル識別子301を無線リンク接続時セル識別子313に、切断時セル識別子303をハンドオーバ実施先セル識別子312に、ハンドオーバ実施後経過タイマ304に設定されている値をハンドオーバ実施後経過時間314に、無線リンク切断経過タイマ305に設定されている値を無線リンク切断経過時間315に、現在の日時を発生日時309に設定する。ステップ606でNOのとき、ハンドオーバ実施状態監視部101は、原因として、ハンドオーバ実施が早い場合を切断原因管理エントリ103の切断原因311として登録して(S608)、リターンする。同時に,ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施状態管理エントリ102の移動体端末識別子300を切断原因管理エントリ103の移動体端末識別子310に、ハンドオーバ実施元セル識別子302をハンドオーバ実施元セル識別子308に、切断時セル識別子303をハンドオーバ実施先セル識別子312に、ハンドオーバ実施後経過タイマ304に設定されている値をハンドオーバ実施後経過時間314に、無線リンク切断経過タイマ305に設定されている値を無線リンク切断経過時間315に、現日時を発生日時309に設定する。
図11で説明したように、パケットコアネットワークシステム212において、ハンドオーバ報告確認メッセージ、無線リンク切断通知メッセージ、無線リンク接続要求メッセージを抽出して上述の処理を行なうことにより、ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施による無線リンク切断を検出すると共にその原因の分析を行なう。
原因の分析を行なう際に利用する無線リンク切断所定時間とハンドオーバ実施所定時間について説明する。
無線リンク切断所定時間は、移動先の基地局から送信されるSystem Informationを受信し、移動先の基地局に再接続するまでの時間を考慮して定める必要がある。メッセージ遅延を考慮すると、LTE標準で許容されている時間から、1.2秒より大きく定める必要がある。無線リンク切断所定時間は、システムとして一意に定めても良いし、基地局対応にSystem Informationの送信周期時間を定めている場合、基地局に設定するシステムパラメータからその周期を入手し、基地局対応に無線リンク切断所定時間に定めても良い。この場合、ハンドオーバ実施状態管理エントリ102で無線リンク切断所定時間を管理する。
ハンドオーバ実施所定時間は、移動体端末が無線リンクの切断と判断し、移動先の基地局から送信されるSystem Informationを受信し、移動先の基地局に再接続するまでの時間を考慮して定める必要がある。LTE標準では、無線リンク切断を判断するまでの時間はデフォルトで2秒であるので、3.2秒より大きく設定する必要がある。基地局対応に無線リンク切断までの時間を定めている場合、ハンドオーバ実施所定時間は、基地局に設定しているシステムパラメータからその時間を入手し、基地局対応にハンドオーバ実施所定時間に定めても良い。この場合、ハンドオーバ実施状態管理エントリ102でハンドオーバ実施切断所定時間を管理する。
運用オペレータが、ハンドオーバ要因の無線リンク切断発生に関して解析を実施する場合、オペレータ端末203を介してストレージに格納された原因管理エントリの情報を収集し、切断原因管理エントリ103内のハンドオーバ実施元セル識別子308対応に結果を表示する。
図12を参照して、ハンドオーバ要因無線リンク切断発生一覧のGUI画面を説明する。図12において、ハンドオーバ要因無線リンク切断発生一覧画面501は、無線リンク切断が発生した際のハンドオーバ実施元セル識別子308対応に表示する。
原因503Aが「ハンドオーバ未実施の場合」である場合、ハンドオーバ要因無線リンク切断発生一覧画面501は、無線リンク接続識別子504Aと発生回数506Aと詳細アイコン507Aを表示する。
原因503Bが「ハンドオーバ実施が早い場合」である場合、ハンドオーバ要因無線リンク切断発生一覧画面501は、ハンドオーバ実施先セル識別子505Aと発生回数506Bと詳細アイコン507Bを表示する。
原因503Cが「不適切なセルへのハンドオーバ実施の場合」である場合、ハンドオーバ要因無線リンク切断発生一覧画面501は、ハンドオーバ実施先セル識別子505B、無線リンクセル識別子504B、発生回数506C、および詳細アイコン507Cを表示する。
詳細アイコン507A〜Cを選択した場合、ハンドオーバ要因無線リンク切断発生一覧画面501は、原因に対応した無線リンク切断の影響を受けた移動体端末識別子310とその発生日時309を一覧として表示したり、時間による発生回数の変化を表示したりする。
図12では、ハンドオーバ実施元セル識別子502対応に一つの原因により無線リンク切断が発生した状況を示している。複数の原因がある場合、原因を追加して表示してもよい。ここでは一覧として表示しているが、システム全体の状況を知るためには、各原因対応にハンドオーバ実施元セル識別子に対する発生回数を縦軸に示すグラフとして示しても良い。発生回数は、指定した最新の時間内の回数を示すものとしても良い。
このように原因別比較結果の表示や発生回数の換算方法を変更するため、原因別比較アイコン508と設定アイコン509を表示画面501内に表示する。
また、ハンドオーバによる切断は、地形の影響を受けて発生することもあることから、ハンドオーバ実施もセル識別子502をアイコンとし、それを選択すると周辺地図が現れるようにしてもよい。また、セル配置を記載した地図上に、原因を色分けし、さらに発生回数を濃淡で表現することにより、結果を表示してもよい。
このような表示情報を参照して、運用オペレータはシステム全体の結果を考慮して、ハンドオーバ実施元セルに対するハンドオーバに関連したシステムパラメータを最適化するかどうかを判断していく。判断を実施する際に、さらに詳細な情報を得るために、移動体端末識別子に対応したトレース情報をストレージから検索して参照してもよい。
次に、図13を参照して、LTEからGPRSへのハンドオーバを実施する場合の処理シーケンスを説明する。図13において、ハンドオーバ実施元eNB206は、移動体端末からのハンドオーバイベントを受けて、システム間ハンドオーバ実施を決断する(S701)。実施元eNB206は、移動体端末管理装置201に対してハンドオーバ要求メッセージを送信する(S702)。移動体端末管理装置201は、ハンドオーバ要求メッセージを受信してシステム間ハンドオーバ要求であることから、ハンドオーバ要求転送メッセージを該当する実施先SGSN210に対して転送する(S703)。
実施先SGSN210は、ハンドオーバ要求転送メッセージを受け付けると、GGSN214に対してセションクリエイト要求メッセージを送信する(S704)。GGSN214は、実施元SGSNにセッションクリエイト応答を返信する(S706)。また、実施先SGSN210は、実施先RNC209に対してリソース再配置要求メッセージを送信する(S707)。実施先RNC209は、実施先SGSN210に対してソース再配置応答メッセージを返信する(S707)。さらに、実施先SGSN210は、GGSN214に対して、データ転送をIndirect Data Forward要求メッセージを送信する(S709)。SGSN210は、実施先SGSN210に対してIndirect Data Forward応答メッセージを返信する(S711)。
SGSN210は、移動体端末管理装置201に対してハンドオーバ応答メッセージを送信する(S712)。移動体端末管理装置201は、ハンドオーバ応答メッセージを受信すると、S−GW297に対して、Data Forward要求メッセージを送信し、データ転送を依頼する(S713)。S−GW297は、移動体端末管理装置201に対して、Data Forward応答メッセージを返信する(S714)。次に、移動体端末管理装置201は、ハンドオーバコマンドメッセージを実施元eNB206に送信する(S716)。
実施元eNB206は、移動体端末管理装置201からハンドオーバコマンドメッセージを受信した後、移動体端末300Aに対してハンドオーバコマンドメッセージを送信し、移動体端末300Aに対して、実施先RNC209に接続することを指示する(S717)。移動体端末300Aは、接続要求メッセージを実施先RNC209対してBS208を介して送信する(S718)。
実施元eNB206は、S−GW297にEnd of Dataを送信する。S−GW297は、GGSN214にEnd of Dataを送信する。GGSN214は、実施先SGSN210にEnd of Dataを送信する。実施先SGSN210は、実施先SGSN210にEnd of Dataを送信する。実施先SGSN210は、移動体端末300AにEnd of Dataを送信する。
実施先RNC209は、End of Dataを備えたデータを受信した後、リソース再配置完了メッセージを実施先SGSN210に送信する(S719)。実施先SGSN210は、Data Forward完了メッセージを移動体端末管理装置201に対して送信し、データ転送完了を伝える(S721)。移動体端末管理装置201は、実施先SGSN210に対して、Data Forward完了応答メッセージを返信する。
移動体端末管理装置201は、S−GW207と実施元eNB206に対してセションリリース要求メッセージを送信する(S723、S724)。S−GW207は、移動体端末管理装置201に対して、セションリリース応答メッセージを送信して(S726)、ハンドオーバ処理を完了する。
マルチシステム間のハンドオーバに対して無線リンク切断を検出する方法について説明する。図13のような、システム間ハンドオーバ処理に対応するため、図5または図6に戻って、移動体管理装置監視エンティティ100のNW I/F部112のIPパケットフィルタ109は、移動体端末管理装置201およびSGSN210に対する送受信IPパケットを抽出する。
メッセージ抽出部104では、IPパケットフィルタ109を介して受信したIPパケットから、移動体端末管理装置201およびSGSN210宛てと移動体端末管理装置201およびSGSN210からの無線リンク切断通知メッセージ、無線リンク接続メッセージ、ハンドオーバ報告確認メッセージ、およびハンドオーバ応答メッセージを抽出する。移動体端末管理装置201およびSGSN210は、移動体端末の移動を管理する装置である。
ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ報告確認メッセージあるいはハンドオーバ応答メッセージを受信した場合、対応する移動体端末に対応したハンドオーバ実施状態管理エントリ102を選択し、エントリ内の接続セル識別子301をハンドオーバ実施元セル識別子302に記憶する。ハンドオーバ実施状態監視部101は、メッセージから得たハンドオーバ実施先の情報を接続セル識別子301として記憶する。さらに、ハンドオーバ実施状態監視部101は、ハンドオーバ実施後経過時間の計測するため、ハンドオーバ実施後経過タイマ304の計測を開始する(図10 S402)。
無線リンク切断メッセージ、無線リンク接続メッセージの場合の処理、切断原因分析処理(S600)を実施することにより、ハンドオーバと無線リンク関連のメッセージを抽出して処理する。これにより、システム間ハンドオーバ実施による無線リンク切断を同一のルールで検出し、その原因分析を行なうことができる。
また、運用オペレータの要求に対応して、移動体管理装置管理エンティティ100は、ストレージに格納された原因管理エントリ105の情報を収集し、図12に示すように原因管理エントリ105内のハンドオーバ実施元セル識別子308対応に結果を表示する。また、移動体管理装置管理エンティティ100は、システム間ハンドオーバによる切断だけを抽出して表示してもよい。
この表示によれば、マルチシステム全体の結果を参照できる。運用オペレータは、ハンドオーバ実施元セルに対するシステム間ハンドオーバに関連したシステムパラメータを最適化するかどうかを判断して、必要があれば実施することができる。
100…移動体端末管理装置監視エンティティ、101…ハンドオーバ実施状態監視部、102…ハンドオーバ実施状態管理エントリ、103…切断原因管理エントリ、201…移動体端末管理装置、203…オペレータ端末、205…ストレージ、206…eNB、207…S−GW、209…RNC、210…SGSN、211…無線アクセスネットワーク、212…パケットコアネットワーク、213…運用管理ネットワーク、301…接続セル識別子、302…ハンドオーバ実施元セル識別子、303…切断時セル識別子、304…ハンドオーバ実施後経過タイマ、305…無線リンク切断経過タイマ、405…切断原因分析処理、501…ハンドオーバ要因無線リンク切断発生一覧表示GUI。

Claims (5)

  1. 移動体端末管理装置に対する送受信メッセージを監視し、ハンドオーバ完了を通知するメッセージと無線リンク切断を通知するメッセージと無線リンク接続を要求するメッセージとを抽出するステップと、
    移動体端末対応に、ハンドオーバ完了を通知するメッセージを抽出したとき、ハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルとを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間の計測を開始するステップと、
    無線リンク切断を通知するメッセージを抽出したとき、切断時に接続していた切断時セルを記憶し、無線リンク切断時間の計測を開始するステップと、
    無線リンク接続を要求するメッセージを抽出したとき、接続した接続時セルを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間および無線リンク切断時間の計測を停止するステップと、
    切断時セルと接続時セルとが異なり、かつ無線リンク切断時間が第1の所定時間よりも短いとき、ハンドオーバ要因による無線リンク切断が発生したと判断するステップと、
    さらに、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも長いとき、ハンドオーバの未実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと無線リンク接続時セルが同一であるとき、ハンドオーバの早い実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと接続時セルが同一でないとき、不適切なハンドオーバ実施を原因と判断するステップとを含む無線リンク切断原因検出方法。
  2. 移動体端末の移動を管理する複数の装置に対する送受信メッセージの監視するステップと、
    移動体端末対応に、ハンドオーバ完了を通知するメッセージを抽出したとき、ハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルとを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間の計測を開始するステップと、
    無線リンク切断を通知するメッセージを抽出したとき、切断時に接続していた切断時セルを記憶し、無線リンク切断時間の計測を開始するステップと、
    無線リンク接続を要求するメッセージを抽出したとき、接続した接続時セルを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間および無線リンク切断時間の計測を停止するステップと、
    切断時セルと接続時セルが異なり、かつ無線リンク切断時間が第1の所定時間よりも短いとき、ハンドオーバ要因による無線リンク切断が発生したと判断するステップと、
    さらに、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも長いとき、ハンドオーバの未実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと無線リンク接続時セルが同一であるとき、ハンドオーバの早い実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと接続時セルが同一でないとき、不適切なハンドオーバ実施を原因と判断するステップとを含む無線リンク切断原因検出方法。
  3. ハンドオーバ実施による無線リンク切断を検出する移動体通信システム監視装置であって、
    移動体端末の移動を管理する装置に対する送受信メッセージを監視する手段と、
    監視している送受信メッセージからハンドオーバ完了を報告するメッセージと、無線リンクの切断を通知するメッセージと、無線リンク接続を要求するメッセージとを抽出する手段と、
    移動体端末対応に、ハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルと無線リンク切断時セルと無線リンク接続時セルとハンドオーバ実施経過時間とム無線リンク切断経過時間を管理する手段と、
    ハンドオーバ完了を報告するメッセージを抽出したとき、ハンドオーバ実施元セルとハンドオーバ実施先セルを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間の計測を開始する手段と、
    無線リンク切断を通知するメッセージを抽出したとき、切断時に接続していた切断時セルを記憶し、無線リンク切断時間の計測を開始する手段と、
    無線リンク接続を要求するメッセージを抽出したとき、接続した接続時セルを記憶し、ハンドオーバ実施経過時間および無線リンク切断時間の計測を停止する手段と、
    無線リンク切断時セルと接続時セルが異なり、かつ無線リンク切断時間が第1の所定時間よりも短いとき、ハンドオーバ要因による無線リンク切断が発生したと判断する手段と、
    ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも長いとき、ハンドオーバ未実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと無線リンク接続時セルが同一であるとき、ハンドオーバの早い実施を原因とし、ハンドオーバ実施経過時間が第2の所定時間よりも短く、かつハンドオーバ実施元セルと無線リンク接続時セルが同一でないとき、不適切なハンドオーバ実施を原因と判断する手段とを備えることを特徴とする移動体通信システム監視装置。
  4. 請求項3に記載の通信システム監視装置であって、
    前記監視する手段は、互いに異なる複数の通信システムに所属する複数の移動体端末の移動を管理する装置を監視することを特徴とする通信システム監視装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の通信システム監視装置において、
    ハンドオーバ要因による無線リンク切断の原因を判断した際、ハンドオーバ実施元セルと、ハンドオーバ実施先セルと、無線リンク接続時セルと、無線リンク切断時セルと、原因と、対応する移動体端末とを判断結果として記憶する手段と、
    判断結果の参照要求に応じて前記記憶した判断結果をオペレータ端末に表示する手段を含むことを特徴とする通信システム監視装置。
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