JP2011187315A - Led照明器具 - Google Patents

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靖彦 石井
Hitoshi Kono
仁志 河野
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真一 神代
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Abstract

【課題】LEDモジュールの配設の省力化が図れるLED照明器具を提供する。
【解決手段】LED照明器具1は、LEDモジュール2と、長方形の底板部10および一対の傾斜板部11,11を有する金属製の放熱板3と、一対の側板12,12が正対し一対の側板下部12b,12bの少なくとも根元部12d,12dの内面間が放熱板3の底板部10の短幅よりも小さくなるように一対の側板12,12の長手方向の両端にそれぞれ設けられた一対の端板13,13を有し、一対の側板下部12b,12b間に放熱板3を配設している器具本体4と、造営物7に取付けられたシャーシ5と、シャーシ5に器具本体4を取付けている取付手段6を具備している。
【選択図】図1

Description

発光ダイオードを光源とし、その放射光を照明に利用する天井等の造営物に取付けられるLED照明器具に関する。
この種のLED照明器具は、消費電力が低く、ランプ交換などの保守作業を半永久的に要しないなどの理由により、従来の蛍光灯照明器具の代替品として開発が進められ、普及しつつある。LED照明器具は、通常、複数個の発光ダイオードを基板に実装して形成されたLEDモジュールが複数個筐体(器具本体)に直線状に配設されている。
そして、LEDモジュールは、筐体に固定されている(例えば特許文献1参照。)。この従来技術の照明装置は、発光ダイオードを収容する略直方体形状の筐体(照明ケース)の底面に、LED基板(LEDモジュール)を取り付けるためのLED基板取付孔が複数個設けられていて、LED基板がビス等のLED基板係止部材で取り付けられているものである。
特開2009−181813号公報(第5頁、第2図、第5図)
特許文献1の照明装置は、LED基板をビス等のLED基板係止部材により筐体に取り付けるので、組立工数が増加し、省力化が図れにくいという欠点を有する。
本発明は、LEDモジュールの配設の省力化が図れるLED照明器具を提供することを目的とする。
請求項1に記載のLED照明器具の発明は、発光ダイオードが一方の面側に実装された長形の基板を有するLEDモジュールと;前記基板の他方の面側が取付けられる長方形の底板部およびこの底板部の短幅方向の両端から前記基板を挟み互いに次第に拡開するように形成された一対の傾斜板部を有する金属製の放熱板と;先端部に互いに向き合う突出部がそれぞれ設けられ、根元部から先端部が前記放熱板の一対の傾斜板部にそれぞれ沿う傾斜面に形成された一対の側板下部をそれぞれ有する一対の長形の側板と、この一対の側板が正対し一対の側板下部の少なくとも根元部の内面間が前記放熱板の底板部の短幅よりも小さくなるように一対の側板の長手方向の両端にそれぞれ設けられた一対の端板を有し、一対の側板下部間に前記LEDモジュールが取付けられた前記放熱板を配設している器具本体と;造営物に取付けられたシャーシと;このシャーシに器具本体を取付けている取付手段と;を具備していることを特徴とする。
本発明および以下の発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
「長形」とは、縦方向、横方向の大きさ(寸法)のうち、例えば横方向の大きさが大きいことを意味する。すなわち、基板は、一般的に、長方形に形成されるが、これに限らず、長方形から変形しているものも許容される。
放熱板は、熱伝導度率が大きいほどよく、例えばアルミニウム(Al)やニッケル(Ni)で形成することができる。
造営物は、例えば、天井や天井から吊り下げられあるいは壁等に支持されたボードである。
取付手段は、ネジ、バネ材、ラッチ金具など、器具本体をシャーシに固定するものであればよい。
発光ダイオードは、点灯装置により点灯される。点灯装置は、シャーシに配設されていてもよく、器具本体内に配設されていてもよく、シャーシおよび器具本体と別置され、例えば造営物に配設されていてもよい。
本発明によれば、放熱板の一対の側板下部の先端部側への移動は、放熱板の一対の傾斜板部が突出部に当接することにより規制される。また、放熱板の一対の側板下部の根元部側への移動は、一対の側板下部の少なくとも根元部の内面間が放熱板の底板部の短幅よりも小さいことにより、放熱板の底板部が一対の側板下部の内面に当接して規制される。そして、放熱板の一対の側板の長手方向への移動は、放熱板が一対の端板に当接することにより規制される。
請求項2に記載のLED照明器具の発明は、請求項1記載のLED照明器具の発明において、器具本体は、前記突出部および前記放熱板の傾斜板部の先端との間に透光性カバーが配設されていることを特徴とする。
本発明によれば、LEDモジュールが外部空間に露出しなくなり、器具本体をシャーシに取付けるときに、人が発光ダイオードに誤って触れることが防止される。
請求項1の発明によれば、LEDモジュールを取付けた放熱板は、一対の側板の一対の側板下部間での移動が規制されるので、放熱板をネジ等の取付け部材を用いて器具本体に固定する必要がなく、組立工数の低減および省力化を図ることができて、LED照明器具を安価にすることができる。
請求項2の発明によれば、透光性カバーは、一対の側板の突出部および放熱板の傾斜板部の先端との間に配設されるので、一対の側板下部間での移動が規制され、これにより、透光性カバーを器具本体に固定しなくすることができて、LED照明器具の組み立ての省力化を図ることができる。
本発明の実施例1を示すLED照明器具の概略縦断面図。 同じく、取付手段による取付状態を示すLED照明器具の一部拡大概略縦断面図。 同じく、LED照明器具を示し、(a)は概略正面図、(b)は概略下面図。 同じく、端板を示し、(a)は概略背面図、(b)は概略側面図。 同じく、LED照明器具の概略斜視図。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明において、放熱板は、長方形の底板部およびこの底板部の短幅方向の両端に形成された一対の傾斜板部を有し、底板部にLEDモジュールが取付けられている。そして、器具本体は、先端部に互いに向き合う突出部および放熱板の一対の傾斜板部にそれぞれ沿う一対の側板下部を有する一対の長形の側板と、この一対の側板の長手方向にそれぞれ設けられ、一対の側板下部の少なくとも根元部の内面間が放熱板の底板部の短幅よりも小さくなるように一対の側板を正対させる一対の端板を備えていて、一対の側板下部間に放熱板を介してLEDモジュールを配設している。
そして、放熱板の一対の側板下部の先端部側への移動は、一対の傾斜板部の先端が突出部に当接することにより規制され、一対の側板下部の根元部側への移動は、底板部が一対の側板下部の内面に当接することにより規制される。これにより、放熱板は、器具本体にネジ等の取付け部材により固定されることなく、一対の側板下部間に配設される。
図1ないし図5は、本発明の実施例1を示し、図1はLED照明器具の概略縦断面図、図2は取付手段による取付状態を示すLED照明器具の一部拡大概略縦断面図、図3はLED照明器具を示し、(a)は概略正面図、(b)は概略下面図、図4は端板を示し、(a)は概略背面図、(b)は概略側面図、図5はLED照明器具の概略斜視図である。
図1において、LED照明器具1は、LEDモジュール2、放熱板3、器具本体4、シャーシ5および取付手段としての取付け金具6を有して構成されている。LED照明器具1は、造営物としての天井7に直付けされる直付型照明器具である。
LEDモジュール2は、発光ダイオード8および基板9を有して形成されている。発光ダイオード8は、LEDチップを有する面実装タイプの素子であり、可視光例えば白色光を放射するように形成されている。基板9は、例えば1mmの厚さを有するアルミニウム(Al)板からなり、長方形に形成され、図示しない絶縁層を介して一方の面9a側の短手方向中央部に、その長手方向に亘って複数個の発光ダイオード8を所定の間隔で直線状に実装している。発光ダイオード8は、基板9に形成された図示しない配線パターンにより直列接続されている。
放熱板3は、比較的高い熱伝導率を有する金属例えばアルミニウム(Al)からなり、平面状に形成された長方形の底板部10およびこの底板部10の短幅方向の両端から拡開状に連設する一対の傾斜板部11,11を有している。底板部10には、基板9の他方の面9b側が取付けられている。すなわち、底板部10は、基板9の他方の面9b側を密接するようにして、基板9を図示しないネジにより取付けている。また、底板部10は、図3(b)または図5に示すように、長方形の長手方向に沿って例えば4個のLEDモジュール2(基板9)を直線状に連続的に取付けている。すなわち、放熱板3には、LEDモジュール2が複数個取付けられている。
一対の傾斜板部11,11は、図1に示すように、底板部10の短幅方向の両端からLEDモジュール2の基板9を挟み互いに次第に拡開する傾斜面を有するように形成されている。そして、一対の傾斜板部11,11の内面11a,11aは、例えば白色塗装されて反射面に形成されている。
器具本体4は、一対の長形の側板12,12と、この一対の側板12,12の長手方向の両端12g,12h(図3に示す。)にそれぞれ設けられた一対の端板13,13を有して構成されている。一対の側板12,12および一対の端板13,13は、例えば鋼板により形成されている。
一対の側板12,12は、一対の側板上部12a,12a、一対の側板下部12b,12bおよび一対の側板上端部12c,12cに形成されている。一対の側板上部12a,12aは、一対の側板12,12の長形の短手方向の中間部(根元部)12d,12dから短手方向の上端12e,12e側に向かって互いに次第に拡開する傾斜面に形成されている。そして、一対の側板上部12a,12aには、一対の側板12,12の長形の長手方向の両端12g,12h(図3に示す。)側に、係止孔15,15がそれぞれ形成されている。この係止孔15,15は、それぞれ長方形に形成され、一対の側板12,12の互いに正対する位置に対を成すように設けられている。
一対の側板下部12b,12bは、一対の側板12,12の長形の短手方向の中間部(根元部)12d,12dから短手方向の下端(先端部)12f,12f側に向かって互いに次第に拡開する傾斜面に形成されている。そして、一対の側板下部12b,12bは、それぞれの傾斜面が放熱板3の一対の傾斜板部11,11の傾斜面に隙間を形成して接近または近接するようにして略同じ傾斜角度で形成されている。
一対の側板上端部12c,12cは、一対の側板上部12a,12aにそれぞれ連設され、一対の側板12,12の長形の短手方向の上端12e,12e側に中間部(根元部)12d,12dに対して起立する鉛直面に形成されている。
そして、一対の側板下部12b,12bの下端12f,12f側は、一対の側板12,12の長形の長手方向に亘って、互いに向き合う突出部14,14に形成されている。突出部14,14は、一対の側板下部12b,12bの下端12f,12fの内面より5〜15mm突出している。
一対の端板13,13は、それぞれ外形が一対の側板12,12の内面に沿う平板部16,16を有して形成され、一対の側板12,12の長手方向の両端12g,12hの内面にそれぞれ設けられている。すなわち、一対の端板13,13の配設により、一対の側板12,12が所定の間隔で正対し、一対の側板12,12の短手方向の上端12e,12e間に開口としての上方開口17を、同じく下端(先端部)12f,12f(突出部14,14)間に下方開口18をそれぞれ有するように略筒状枠体を構成している。
一対の端板13,13は、図4に示すように、それぞれ側方端13a,13aに平板部16の平面に直交し、一対の側板12,12の各内面に密接または近接する補強片19a〜19dが平板部16から突出して設けられている。また、上端13bに補強片19eが、下端13cに補強片19fがそれぞれ上記同様に突出形成されている。これらの補強片19a〜19fは、薄板の端板13,13の変形を防止する。
また、一対の補強片19a,19aおよび一対の補強片19d,19dは、一対の側板12,12を取付ける取付片となっている。すなわち、図1に示すように、一対の補強片19a,19aは、一対の側板12,12の一対の側板上端部12c,12cの内面に、側板上端部12cとその先端側の折り返し部12ca(図2に示す。)とより共締めされている。また、一対の補強片19d,19dは、一対の側板12,12の一対の側板下部12b,12bの内面にリベット20により取付けられている。一対の側板下部12b,12bには、リベット20を挿通させる図示しない孔が形成され、一対の補強片19d,19dには、リベット20を挿通させる孔21(図4(b)に示す。)が形成されている。
そして、一対の端板13,13は、その平板部16,16の外面が一対の側板12,12の長手方向の両端12g,12hの端面からそれぞれ幾分例えば0.5〜1.0mm突出するようにして、一対の側板12,12を取付けている。こうして、一対の端板13,13は、一対の側板12,12の長手方向の一端12g,12g間および他端12h,12h間を閉塞している。これにより、器具本体4には、上方開口17および下方開口18が形成される。
一対の端板13,13が一対の側板12,12に取付けられて器具本体4が組み立てられると、放熱板3の一対の傾斜板部11,11と、一対の側板12,12の一対の側板下部12b,12bとが接近し、一対の側板12,12の中間部12d,12dの内面間の間隔L1は、放熱板3の底板部10の短幅よりも小さくなる。平板部16,16は、こうした寸法条件を満たすように、その大きさが設定されている。
放熱板3は、例えば、一対の側板12,12の長手方向の一端側12g,12gに一方の端板13を取付けた後、他端側12h,12hから一対の側板下部11,11間に挿入されて収容される。このとき、放熱板3の一対の傾斜板部11,11と、器具本体4の一対の突出部14,14との間に透光性カバー22が挿入されて配設される。そして、一対の側板12,12の長手方向の他端側12h,12hに他方の側板13が取付けられる。
透光性カバー22は、例えばアクリル樹脂からなり、長方形に形成されて、器具本体4の下方開口18を略閉塞している。そして、放熱板3の底板部10は、器具本体4の上方開口17に露出している。また、LEDモジュール2の基板9は、一対の側板12,12の一対の側板下部12b,12b間に一対の側板12,12の長手方向に沿って配設されている。したがって、発光ダイオード8の放射光は、一対の側板12,12の長手方向に亘って下部開口18から外部空間に出射される。
シャーシ5は、1枚の例えば鋼板からなり、長方形の平面部23と、この平面部23の短手方向の両端が平面部23の長手方向に亘って平面部23に対して直角に折り曲げられた一対の起立片24,24に形成されている。一対の起立片24,24は、シャーシ5を補強するために形成されている。平面部23の背面23bには、複数個の突部25が形成されている。この突部25は、天井面7aとシャーシ5との間に隙間を形成して、シャーシ5に取付けられるネジ等が天井面7aに干渉しないようにしている。
また、シャーシ5は、その短手方向の寸法が器具本体4の上方開口17の短幅寸法よりも小さく、その長手方向の寸法が器具本体4の上方開口17の長手寸法よりも小さくなるように形成されている。すなわち、シャーシ5は、その大きさが器具本体4の上方開口17よりも小さく形成されている。
シャーシ5は、図示しないネジにより、その平面部23が突部25を介して造営物としての天井7の天井面7aに取付けられている。平面部23には、発光ダイオード8を点灯する点灯装置26が配設されている。点灯装置26は、図示しないネジにより、平面部23の前面23aに取付けられている。また、平面部23の前面23aには、図3(a)に示すように、電源端子27が図示しないネジにより取付けられている。
点灯装置26は、図示しない入力線を引き出しており、この入力線は、電源端子27に接続されている。電源端子27には、平面部23および天井7にそれぞれ形成された図示しない孔を挿通して天井7の裏側から導入された電源線が接続されている。入力線および電源線は、電源端子27において電気接続されている。
また、点灯装置26は、図1に示すように、出力線28を引き出しており、この出力線28の先端には、雄コネクタ29が取付けられている。各LEDモジュール2の基板9の他方の面9bには、中継端子30がそれぞれ配設されている。放熱板3の底板部10には、中継端子30が挿通される図示しない孔が形成されている。中継端子30は、基板9に形成されている配線パターンに電気接続している。そして、中継端子30は、先端に雌コネクタ31が取付けられたリード線32を接続している。
出力線28の雄コネクタ29をリード線32の雌コネクタ31に接続することにより、点灯装置26は、各LEDモジュール2の基板9において直列接続している発光ダイオード8の両端間に接続される。すなわち、点灯装置26には、発光ダイオード8が直並列接続される。
点灯装置26は、入力した交流電圧を直流電圧に変換して、定電流を発光ダイオード8に供給する周知回路を有して構成されている。発光ダイオード8は、点灯装置26から供給される定電流が流れることにより点灯し、可視光例えば白色光を放射する。
取付手段としての取付け金具6は、器具本体4をシャーシ5に取付けるものであり、図3に示すように、シャーシ5の長手方向の両端側5a,5bにそれぞれ配設されている。そして、シャーシ5における当該配設位置は、器具本体4の一対の側板12,12の一対の側板上部12a,12aに形成された係止孔15,15に対応して設けられている。
取付け金具6は、例えば5〜20mmの比較的幅小の1枚の金属板例えば鋼板を折り曲げて形成している。また、バネ性を有するように、例えば1〜2mmの肉厚の金属板を用いて形成している。
取付け金具6は、図1に示すように、固定板32、この固定板32の両端に連設する一対の揺動板33,33およびこの一対の揺動板33,33にそれぞれ連設する一対の係合板34,34に形成されている。固定板32は、平面状であり、複数個のネジ35およびナット36によりシャーシ5の平面部23の前面23aに取付けられている。一対の揺動板33,33は、固定板32から遠ざかるにつれ互いに次第に拡開するように形成されている。
一対の係合板34,34は、図2に示すように、それぞれ固定板32と略平行となる方向であって、互いに遠ざかる反対側に突出する係合部34aおよびこの係合部34aから上側にカールされて互いに近づく方向に折り返された折り返し部34bに形成されている。折り返し部34bは、先端側が自由端であり、係合部34aとの隙間が伸縮するバネ性を有している。また、一対の揺動板33,33は、固定板32の両端をそれぞれ支点として一対の揺動板33,33を結ぶ方向であって互いに近づく方向に振れるとともに弾性復帰するバネ性を有している。
そして、一対の係合板34,34は、図1に示すように、一対の側板12,12の一対の側板上部12a,12aに形成された係止孔15,15に、一対の揺動板33,33の弾性復帰力によりそれぞれ挿入されるものである。一対の係合板34,34は、係止孔15,15に挿入されると、その係合部34a,34aおよび折り返し部34b,34bが一対の側板上部12a,12aのそれぞれの外面から外方に突出し、係止孔15,15の縁部または内壁面により挟持される。そして、その反作用によって、係合部34aおよび折り返し部34bが係止孔15の縁部または内壁面に当接することにより、取付け金具6は、器具本体4を支持してシャーシ5に取付ける。
そして、取付け金具6が器具本体4をシャーシ5に取付けている状態で、一対の側板12,12の一対の側板上端部12c,12cのそれぞれの上端縁および一対の端板13,13の上端13a,13aのそれぞれの上端縁と、天井面7aとの間に隙間37が形成されるように、一対の揺動板33,33の全長が設定されている。隙間37は、器具本体4の上方開口17および内側と、器具本体4の外部空間とを連通させる。
器具本体4をシャーシ5に取付けるときには、一対の係合板34,34が一対の側板12,12の一対の側板上端部12c,12cの内面にそれぞれ当接される。このとき、前もって雄コネクタ29と雌コネクタ31を接続する。そして、一対の揺動板33,33および一対の係合板34,34がそれぞれ互いに近づくように、一対の係合板34,34を押圧する。例えば手で一対の係合板34,34を掴んで、一対の係合板34,34に力を加える。一対の係合板34,34が一対の側板上端部12c,12cの内面に当接すると、一対の揺動板33,33は、固定板32を支点として、一対の揺動板33,33を結ぶ方向で互いに近づくように振れる。
そして、一対の係合板34,34は、器具本体4がシャーシ5に近づくように移動されるにしたがい、器具本体4の下方開口18側に器具本体4を摺動しながら移動し、一対の側板上端部12c,12cの内面から一対の傾斜上部12a,12aの内面に当接する。そして、一対の傾斜上部12a,12aに形成された係止孔15,15に達すると、一対の揺動板33,33の弾性復帰力により、一対の係合板34,34が係止孔15,15に挿入する。こうして、器具本体4は、取付け金具6によってシャーシ5に取付けられる。
逆に、器具本体4をシャーシ5から取外すときには、器具本体4を支えながら一対の係合板34,34を一対の傾斜上部12a,12aの内側に押し込み、当該内面に当接させる。そして、器具本体4をシャーシ5から遠ざけるように移動させると、一対の係合板34,34は、やがて器具本体4の上方開口17から開放される。これにより、器具本体4は、シャーシ5から取外れる。
次に、本発明の実施例1の作用について述べる。
放熱板3および透光性カバー22は、一対の側板12,12の一対の側板下部12b,12b間および一対の端板13,13間に配設されている。
そして、放熱板3および透光性カバー22は、一対の側板12,12の長手方向側へ移動しようとすると、一方または他方の端板13の平板部16に当接して位置規制される。
また、放熱板3および透光性カバー22は、一対の側板下部12b,12bの根元部(中間部)12d側(器具本体4の上方開口17側)および先端部(下端)12f(下方開口18側)への移動が規制される。すなわち、根元部12d側へ移動しようとすると、一対の側板12,12の根元部12d,12dの内面の間隔L1が放熱板3の底板部10の短幅よりも小さいので、放熱板3の底板部10が前記根元部12d,12dの内面に達する前に一対の側板下部12b,12bのそれぞれの内面に当接する。また、先端部12f側への移動は、透光性カバー22が一対の突出部14,14に当接していることにより阻止される。
このように、LEDモジュール2を取付けた放熱板3は、一対の側板12,12の一対の側板下部12b,12b間での移動が規制されるので、放熱板3をネジ等の取付け部材を用いて器具本体4に固定する必要がなく、組立工数の低減および省力化を図ることができる。この結果、LED照明器具1を安価に形成することができる。
また、透光性カバー22は、一対の側板12,12の突出部14,14および放熱板3の一対の傾斜板部11,11の先端との間に配設されているので、放熱板3と同様に、透光性カバー22を器具本体4に固定しなくすることができて、LED照明器具1の組み立ての省力化を図ることができる。これにより、LED照明器具1を安価に形成することができる。
また、透光性カバー22が配設されていることにより、LEDモジュール2が器具本体4の外部空間に露出しなくなるので、器具本体4をシャーシ5に取付けるときに、人が発光ダイオード8に誤って触れることを防止することができる。
本発明は、天井等の造営物に直付けされる照明器具に用いることができる。
1…LED照明器具、 2…LEDモジュール、 3…放熱板、 4…器具本体、 5…シャーシ、 6…取付手段としての取付け金具、 8…発光ダイオード、 9…基板、 10…底板部、 11,11…一対の傾斜板部、 12,12…一対の側板、 12b,12b…一対の側板下部、 13,13…一対の端板、 14,14…突出部、 22…透光性カバー

Claims (2)

  1. 発光ダイオードが一方の面側に実装された長形の基板を有するLEDモジュールと;
    前記基板の他方の面側が取付けられる長方形の底板部およびこの底板部の短幅方向の両端から前記基板を挟み互いに次第に拡開するように形成された一対の傾斜板部を有する金属製の放熱板と;
    先端部に互いに向き合う突出部がそれぞれ設けられ、根元部から先端部が前記放熱板の一対の傾斜板部にそれぞれ沿う傾斜面に形成された一対の側板下部をそれぞれ有する一対の長形の側板と、この一対の側板が正対し一対の側板下部の少なくとも根元部の内面間が前記放熱板の底板部の短幅よりも小さくなるように一対の側板の長手方向の両端にそれぞれ設けられた一対の端板を有し、一対の側板下部間に前記LEDモジュールが取付けられた前記放熱板を配設している器具本体と;
    造営物に取付けられたシャーシと;
    このシャーシに器具本体を取付けている取付手段と;
    を具備していることを特徴とするLED照明器具。
  2. 器具本体は、前記突出部および前記放熱板の傾斜板部の先端との間に透光性カバーが配設されていることを特徴とする請求項1記載のLED照明器具。
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