JP2011187023A - 冗長構成による二重化システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 運用系−待機系切り替えを、データの欠落無しに、かつ速やかに実施可能としつつ、システムの処理速度を向上させた冗長構成による二重化システムを実現する。
【解決手段】 CPU11、21とメインメモリ13、23を含む運用系処理装置1と待機系処理装置2を装置間インタフェースバス3で接続した冗長構成による二重化システムであり、前記運用系処理装置及び待機系処理装置はそれぞれ、バッファメモリ14、24を備えると共に、該当処理装置内におけるCPUとメインメモリ及びバッファメモリとの間並びにインタフェースバスとの間にあってマルチキャスト機能を持つ制御回路12、22を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 CPU11、21とメインメモリ13、23を含む運用系処理装置1と待機系処理装置2を装置間インタフェースバス3で接続した冗長構成による二重化システムであり、前記運用系処理装置及び待機系処理装置はそれぞれ、バッファメモリ14、24を備えると共に、該当処理装置内におけるCPUとメインメモリ及びバッファメモリとの間並びにインタフェースバスとの間にあってマルチキャスト機能を持つ制御回路12、22を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、冗長構成による二重化システムに関し、例えば無線基地局装置における制御処理装置の冗長構成として適用可能な二重化システムに関する。
無線基地局装置においては、通常、冗長構成による二重化システムが構成されている。このような、冗長構成による二重化システムは、一般的に運用系処理装置と待機系処理装置から成り、運用系処理装置が故障した場合でも、待機系処理装置に切り替わって処理を継続することにより、無線基地局装置の運用を継続するために用いられている。
前記のように、待機系処理装置が速やかに運用系処理装置の処理を継続するためには、運用系処理装置と待機系処理装置のメインメモリ内容を同値化することが必要である。
従来の冗長構成による二重化システムでは、運用系から待機系に切り替えを行うが、メモリ内容を引き継ぐ方法に課題がある。以下に、いくつかの例を挙げて簡単に説明する。
特許文献1や特許文献2のように故障を検出してからメモリをコピーする方式では、処理の引き継ぎに時間が掛かることで運用系不在の時間が長くなる問題があった。
また、特許文献3のように常に運用系と待機系のメモリに同時に書き込む方式では、バッファ経由の運用系−待機系間インタフェースの遅さに引きずられ、運用系のメモリアクセスを高速化できない問題があった。
さらに、特許文献4や特許文献5のように、メモリバスをスヌープして待機系のメモリの同期処理を行う方式では、メモリバスを分岐する必要があり、メモリバスの高速化が難しいという問題があった。
以下に、特許文献5の方法について少し詳しく説明する。
特許文献5の方法では、運用系処理装置のCPU(中央演算処理装置)がメインメモリにアクセスしたデータを運用系のデータモニタ装置がモニタし、データ転送装置によって待機系処理装置に転送する。待機系処理装置に転送されたデータは待機系のデータ蓄積装置により蓄積され、蓄積されたデータはデータ展開装置により待機系のメインメモリに書き込み展開する。
図5を参照して、特許文献5に開示された手法を説明する。
図5において、運用系処理装置1ではCPU11、メインメモリ13を接続するシステムバス18にデータモニタ装置61を設け、さらに、待機系処理装置2のデータ蓄積装置71にデータを転送するデータ転送装置62を設けている。
待機系処理装置2では、装置間インタフェースバス3を通じて、運用系処理装置1から転送されたデータをデータ蓄積装置71に一時保管し、CPU21とメインメモリ23間を接続するシステムバス28に設けられたデータ展開装置72によりメインメモリ23へ展開を行う。
この手法では、運用系処理装置1のデータがデータモニタ装置61に一時保管されるため、運用系処理装置1が故障した場合には、すべてのデータが待機系処理装置2に転送されず、データの欠落が生じる可能性がある。
一方、近年、同時処理ユーザー数の増加や、ユーザーあたりの転送データ帯域の向上とともに、より高速処理可能なシステムが要求されている。
本発明の主な目的は、運用系−待機系切り替えを、データの欠落無しに、かつ速やかに実施可能としつつ、システムの処理速度を向上させた冗長構成による二重化システムを実現することである。
本発明の態様によれば、CPUとメインメモリを含む運用系処理装置と待機系処理装置をインタフェースバスで接続した冗長構成による二重化システムにおいて、前記運用系処理装置及び待機系処理装置はそれぞれ、バッファメモリを備えると共に、該当処理装置内におけるCPUとメインメモリ及びバッファメモリとの間並びにインタフェースバスとの間にあってライトアクセスのマルチキャスト機能を持つ制御回路を備えることを特徴とする冗長構成による二重化システムが提供される。
上記の態様による二重化システムにおいては、前記バッファメモリが前記メインメモリより高速アクセス可能であることにより、前記CPUのアクセス時間を短縮し、システム処理速度を向上させることができる。
上記の態様による二重化システムにおいてはまた、前記バッファメモリとして、書き込みと読み出しのポートが独立に存在する2−ポートメモリを用いても良く、この場合、さらにシステム処理速度を向上させることができる。
上記の態様による二重化システムにおいては更に、前記運用系処理装置は、CPUからメインメモリへの書き込みを行なう際、CPUからのデータを、当該運用系処理装置の制御回路を介してバッファメモリと前記待機系処理装置の両方に出力し、前記待機系処理装置は、前記運用系処理装置からの前記データを、当該待機系処理装置の制御回路を介してバッファメモリに出力するように構成される。
上記の態様による二重化システムにおいては更に、前記運用系処理装置と前記待機系処理装置の双方において、CPUが制御回路を介してバッファメモリに出力された内容をそれぞれ空き時間を利用して読み出し、メインメモリへ展開するように構成される。
本発明の他の態様によれば、一方が運用系、他方が待機系として動作し、それぞれがCPUとメインメモリを含む2つの処理装置からなり、インタフェースバスで接続された二重化システムにおける処理装置において、更に、バッファメモリと、前記CPUと前記メインメモリ及び前記バッファメモリとの間並びに前記インタフェースバスとの間にあってライトアクセスをマルチキャスト可能な機能を持つ制御回路を備えることを特徴とする二重化システムにおける処理装置が提供される。
本発明によれば、CPUとメインメモリの間にライトアクセスをマルチキャスト可能な制御回路を挿入したことにより、リアルタイムに運用系−待機系間のメインメモリを更新することにより運用系−待機系切り替え時間を短縮可能であり、運用系処理装置、待機系処理装置間はメモリバスを1対1で接続することによりアクセスの高速化が可能な、冗長構成による二重化システムが提供される。特に、運用系処理装置から待機系処理装置へのデータの同値化に必要な時間を短縮し、切り替え時の処理停止時間を短縮し、データの欠落を防ぐ機能を維持しつつ、処理能力の高い冗長構成による二重化システムを実現することができる。
図1を参照して、本発明の冗長構成による二重化システムの概略を説明する。
図1において、運用系処理装置1と待機系処理装置2が装置間インタフェースバス3によって接続され、運用系処理装置1、待機系処理装置2はそれぞれ、他系より書き込み可能であり、メインメモリ13、23へのアクセスよりも高速アクセスが可能なバッファメモリ14、24、及びそのアクセス制御を行う制御回路12、22を備える。
冗長構成による二重化システムでは、運用系−待機系の切り替え時に運用系処理装置1での処理状態を待機系処理装置2に引き継ぐために、運用系処理装置1のメインメモリ13と待機系処理装置2のメインメモリ23の内容を同一に保つ必要がある。
運用系処理装置1の制御回路12は、CPUバス15からメインメモリ13への書き込みアクセス(ライトアクセス)をバッファメモリバス17と装置間インタフェースバス3に分岐出力するよう構成されている。一方、待機系処理装置2の制御回路22は、装置間インタフェースバス3からの書き込みアクセスをバッファメモリバス27に出力するように構成されている。
この時点で、運用系処理装置1のCPU11は、書き込みデータがメインメモリ13、23へ展開されることを待つことなく次の処理に移ることができるため、処理速度を向上することができる。
運用系処理装置1の制御回路12はバッファメモリバス17の空き時間を利用し、バッファメモリ14の内容を読み出し、メインメモリ13へ展開する(書き込む)。同様に、待機系処理装置2の制御回路22は、バッファメモリバス27の空き時間を利用し、バッファメモリ24の内容を読み出し、メインメモリ23へ展開するという動作を実行する。
以上の動作により、運用系処理装置1のメインメモリ13と待機系処理装置2のメインメモリ23の同値化が図られる。なお、運用系処理装置1と待機系処理装置2は、運用系−待機系切り替え後に前記動作を運用と待機を入れ替えて実施できるように、同一の構成としている。
以下に、本発明を、無線基地局装置における制御処理装置に適用した実施例について説明する。この場合、無線基地局装置は、複数の移動端末装置と通信が可能な移動体通信網における基地局装置であって、前記移動端末装置と無線通信を行う無線通信部と、上記の運用系処理装置と待機系処理装置との冗長構成による二重化システムとを備え、前記処理装置のうち、運用系で動作している処理装置は、前記無線通信部によって通信を行う相手先の移動端末装置に関連したデータを処理する。
[第1の実施例]
(第1の実施例の構成)
図1を参照すると、本発明の第1の実施例としての冗長構成による二重化システムが示されている。第1の実施例では運用系処理装置1はCPU11及びメインメモリ13を含み、待機系処理装置2はCPU21及びメインメモリ23を含む。運用系処理装置1と待機系処理装置2の間は、装置間インタフェースバス3により接続されている。運用系処理装置1、待機系処理装置2はそれぞれ、さらに、第1の実施例の要部をなす制御回路12、22を備える。制御回路12、22はそれぞれ、後述するようにライトアクセスをマルチキャスト可能な機能を持つ。装置間インタフェースバス3としては、PCI expressやSerial Rapid IOなどの高速シリアル接続が使用可能である。
(第1の実施例の構成)
図1を参照すると、本発明の第1の実施例としての冗長構成による二重化システムが示されている。第1の実施例では運用系処理装置1はCPU11及びメインメモリ13を含み、待機系処理装置2はCPU21及びメインメモリ23を含む。運用系処理装置1と待機系処理装置2の間は、装置間インタフェースバス3により接続されている。運用系処理装置1、待機系処理装置2はそれぞれ、さらに、第1の実施例の要部をなす制御回路12、22を備える。制御回路12、22はそれぞれ、後述するようにライトアクセスをマルチキャスト可能な機能を持つ。装置間インタフェースバス3としては、PCI expressやSerial Rapid IOなどの高速シリアル接続が使用可能である。
メインメモリ13、23には大きな記憶容量が要求されるため、安価なメモリ(例えば、DDR−SDRAM)を用いる。
運用系処理装置1のCPU11は、CPUバス15により制御回路12に接続される。また、メインメモリ13はメインメモリバス16により、制御回路12に接続される。さらに、制御回路12にはバッファメモリバス17により、バッファメモリ14が接続されている。
同様に、待機系処理装置2のCPU21は、CPUバス25により、制御回路22に接続される。また、メインメモリ23はメインメモリバス26により、制御回路22に接続される。さらに、制御回路22にはバッファメモリバス27により、バッファメモリ24が接続されている。バッファメモリ14、24は、メモリ領域の容量はメインメモリほど要求されないため、メインメモリ13、23よりも高速アクセスが可能なメモリ(例えば、Syncronous SRAM)を用いる。
運用系処理装置1のCPU11からメインメモリ13への書き込みは、制御回路12により、バッファメモリ17への書き込みと待機系処理装置2のバッファメモリ24への書き込みに分岐され、装置間インタフェースバス3を通じて待機系処理装置2内の制御回路22に出力される。制御回路22は装置間インタフェースバス3からの書き込みを、バッファメモリバス27を通じてバッファメモリ24に書き込む。
運用系処理装置1の制御回路12及び待機系処理装置2の制御回路22はそれぞれ、バッファメモリ14及びバッファメモリ24への書き込みアクセスの空き時間を利用して、バッファメモリ14の内容をメインメモリ13に展開し、バッファメモリ24の内容をメインメモリ23に展開する。
(第1の実施例の動作)
以下、第1の実施例の動作につき説明する。まず、書き込み開始時の動作について図2を用いて説明する。
以下、第1の実施例の動作につき説明する。まず、書き込み開始時の動作について図2を用いて説明する。
運用系処理装置1のCPU11からメインメモリ13への書き込み動作に対して、運用系処理装置1の制御回路12内部は、CPUバス15からの入力をバッファメモリバス17と装置間インタフェースバス3に出力するよう構成される。また、待機系処理装置2の制御回路22内部は、装置間インタフェースバス3からの入力をバッファメモリバス27に出力するように構成される。
次に、運用系処理装置1内部でのバッファメモリ14からメインメモリ13へのデータの展開及び待機系処理装置2内部でのバッファメモリ24からメインメモリ23へのデータの展開について図3を用いて説明する。
運用系処理装置1の制御回路12は、CPU11からバッファメモリ14への書き込みのない空き時間については、バッファメモリ14の内容を読み出してメインメモリ13へ展開する。同様に、待機系処理装置2の制御回路22は、装置間インタフェースバス3からバッファメモリ24への書き込みのない空き時間については、制御回路22はバッファメモリ24の内容をメインメモリ23に展開する。
また、運用系処理装置1のCPU11がデータを読み出す場合には、バッファメモリ14内にデータが存在する場合にはバッファメモリ14から読み出し、存在しない場合にはメインメモリ13から読み出す動作となる。
待機系処理装置2では、運用系−待機系の切り替え後は運用系として動作することになるが、CPU21はバッファメモリ24にデータが残っている場合には、バッファメモリ24のデータを読み出して動作することにより、旧運用系処理装置1からのデータの抜けが無いように処理の引き継ぎを行うことができる。
以上の動作により、運用系処理装置1のメインメモリ13内のデータと待機系処理装置2のメインメモリ23内のデータの同値化が行われ、運用系−待機系の切り替えがいつ発生しても、データの欠落なく待機系処理装置2が速やかに運用系処理装置1の処理を引き継ぐことができる。
また、運用系処理装置1のみを単体構成で運用させた場合にも、バッファメモリ14がキャッシュメモリとして動作するため、システムの処理速度の向上が見込める。
(第1の実施例の効果)
上記のように、待機系処理装置2の側に持たせたバッファメモリ24に、運用系処理装置1のCPU11から直接データを書き込むことにより、運用系処理装置1が故障した場合でも、データはすべて待機系処理装置2で保持しているため、データの欠落なしに待機系処理装置2が運用を引き継ぐことができる。
上記のように、待機系処理装置2の側に持たせたバッファメモリ24に、運用系処理装置1のCPU11から直接データを書き込むことにより、運用系処理装置1が故障した場合でも、データはすべて待機系処理装置2で保持しているため、データの欠落なしに待機系処理装置2が運用を引き継ぐことができる。
また、運用系処理装置1のCPU11から待機系処理装置2のバッファメモリ24への書き込みと並行して、待機系処理装置2のバッファメモリ24からメインメモリ23への展開を行うため、運用系−待機系切り替え後にすべてのデータをコピーする必要なく、速やかに元待機系処理装置での運用を開始することができる。
さらに第1の実施例では、バッファメモリ14、24としてメインメモリ13、23へのアクセスよりも高速アクセスが可能なメモリを用いることにより、CPU11のメモリアクセス時間を減らし、システムの高速化を実現することができる。
[第2の実施例]
本発明の第2の実施例は、その基本的構成は第1の実施例と同様であるが、バッファメモリインタフェースについてさらに工夫している。その構成を図4に示す。
本発明の第2の実施例は、その基本的構成は第1の実施例と同様であるが、バッファメモリインタフェースについてさらに工夫している。その構成を図4に示す。
図4において、運用系処理装置1’内では、図1のバッファメモリ14を、読み出し用バッファメモリバス41と書き込み用バッファメモリバス42を別に持つ2−ポート(port)バッファメモリ4に置き換えている。同様に、待機系処理装置2’内でも、図1のバッファメモリ24を、読み出し用バス51と書き込み用バス52を別に持つ2−ポートバッファメモリ5に置き換えている。
これにより、運用系処理装置1’の制御回路12内で、CPUバス15から書き込み用バッファメモリバス42へのアクセス経路と、読み出し用バッファメモリバス41からメインメモリバス16へのアクセス経路に重複がなくなるため、CPU11から2−ポートバッファメモリ4への書き込みと、2−ポートバッファメモリ4からメインメモリ13への展開を同時に実行することができる。
同様に、待機系処理装置2’の制御回路22内では、装置間インタフェースバス3から書き込み用バッファメモリバス52へのアクセス経路と、読み出し用バッファメモリバス51からメインメモリバス26へのアクセス経路に重複がなくなるため、運用系処理装置1’のCPU11から待機系処理装置2’の2−ポートバッファメモリ5への書き込みと、2−ポートバッファメモリ5からメインメモリ23への展開を同時に実行することができる。したがって、システム全体のスループットを向上することができる。
1、1’ 運用系処理装置
2、2’ 待機系処理装置
3 装置間インタフェースバス
11、21 CPU(中央演算処理装置)
12、22 制御回路
13、23 メインメモリ
14、24 バッファメモリ
15、25 CPUバス
16、26 メインメモリバス
17、27 バッファメモリバス
4、5 2−ポートバッファメモリ
41、51 読み出し用バッファメモリバス
42、52 書き込み用バッファメモリバス
18、28 システムバス
61 データモニタ装置
62 データ転送装置
71 データ蓄積装置
72 データ展開装置
2、2’ 待機系処理装置
3 装置間インタフェースバス
11、21 CPU(中央演算処理装置)
12、22 制御回路
13、23 メインメモリ
14、24 バッファメモリ
15、25 CPUバス
16、26 メインメモリバス
17、27 バッファメモリバス
4、5 2−ポートバッファメモリ
41、51 読み出し用バッファメモリバス
42、52 書き込み用バッファメモリバス
18、28 システムバス
61 データモニタ装置
62 データ転送装置
71 データ蓄積装置
72 データ展開装置
Claims (7)
- CPUとメインメモリを含む運用系処理装置と待機系処理装置をインタフェースバスで接続した冗長構成による二重化システムにおいて、
前記運用系処理装置及び待機系処理装置はそれぞれ、バッファメモリを備えると共に、該当処理装置内におけるCPUとメインメモリ及びバッファメモリとの間並びにインタフェースバスとの間にあってライトアクセスのマルチキャスト機能を持つ制御回路を備えることを特徴とする冗長構成による二重化システム。 - 前記バッファメモリは前記メインメモリより高速アクセス可能であることにより、前記CPUのアクセス時間を短縮し、システム処理速度を向上させることを特徴とする請求項1に記載の冗長構成による二重化システム。
- 前記バッファメモリとして、書き込みと読み出しのポートが独立に存在する2−ポートメモリを用いることにより、さらにシステム処理速度を向上させることを特徴とする請求項1又は2に記載の冗長構成による二重化システム。
- 前記運用系処理装置は、CPUからメインメモリへの書き込みを行なう際、CPUからのデータを、当該運用系処理装置の制御回路を介してバッファメモリと前記待機系処理装置の両方に出力し、前記待機系処理装置は、前記運用系処理装置からの前記データを、当該待機系処理装置の制御回路を介してバッファメモリに出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の冗長構成による二重化システム。
- 前記運用系処理装置と前記待機系処理装置の双方において、CPUが制御回路を介してバッファメモリに出力された内容をそれぞれ空き時間を利用して読み出し、メインメモリへ展開することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の冗長構成による二重化システム。
- 一方が運用系、他方が待機系として動作し、それぞれがCPUとメインメモリを含む2つの処理装置からなり、インタフェースバスで接続された二重化システムにおける処理装置において、
更に、バッファメモリと、前記CPUと前記メインメモリ及び前記バッファメモリとの間並びに前記インタフェースバスとの間にあってライトアクセスをマルチキャスト可能な機能を持つ制御回路を備えることを特徴とする二重化システムにおける処理装置。 - 前記バッファメモリとして、書き込みと読み出しのポートが独立に存在する2−ポートメモリを備えることを特徴とする請求項6に記載の二重化システムにおける処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010054700A JP2011187023A (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | 冗長構成による二重化システム |
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