JP2011186783A - スナップショット管理方法、スナップショット管理装置、及びプログラム - Google Patents

スナップショット管理方法、スナップショット管理装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想マシンのファイルシステムのスナップショットの保存対象を適切に限定すること。
【解決手段】コンピュータが実行するスナップショット管理方法であって、仮想マシンの構成の変更を検知する構成変更検知手順と、該構成の変更の検知に応じ、前記仮想マシンのファイルシステムのスナップショットを記憶手段に記録するスナップショット記録手順と、前記仮想マシンの稼働状況を監視し、該稼働状況が所定の条件に該当する場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する安定稼働判断手順とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、スナップショット管理方法、スナップショット管理装置、及びプログラム
に関し、特に仮想マシンのスナップショットを管理するためのスナップショット管理方法、スナップショット管理装置、及びプログラムに関する。
コンピュータの仮想化技術の一つとして、仮想マシン(仮想機械)がある。仮想マシンによれば、コンピュータの物理的な構成による拘束を緩和することができる。例えば、一台のコンピュータ上で複数の仮想マシンを動作させることにより、当該コンピュータを複数のコンピュータとして利用することができる。
仮想マシンによってコンピュータが仮想化されることにより、当該コンピュータの記憶手段(HDD(Hard Disk Drive)等)も仮想化される。具体的には、当該コンピュータのHDDには、当該コンピュータ上で動作する仮想マシンごとに、ファイルシステムが構築される。
仮想マシンのファイルシステムは、物理的なHDDの一部分に過ぎないため、スナップショットの保存が容易であるという特性がある。スナップショットを保存することにより、障害発生時等においてロールバックが容易となる。斯かるスナップショットは、基本的に、ユーザによる指示入力に応じて保存される(例えば、特許文献1)。また、所定のタイミングにおいて自動的にスナップショットを保存することも検討されている(例えば、特許文献2、特許文献3)。
特開2005−332223号公報 特開2009−51452号公報 特開平9−146762号公報
しかしながら、スナップショットの保存は記憶容量の消費を伴う。したがって、必要性の低いスナップショットが多数保存されてしまうと、必要以上に記憶容量を圧迫してしまうという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、仮想マシンのファイルシステムのスナップショットの保存対象を適切に限定することのできるスナップショット管理方法、スナップショット管理装置、及びプログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、スナップショット管理方法は、仮想マシンの構成の変更を検知する構成変更検知手順と、該構成の変更の検知に応じ、前記仮想マシンのファイルシステムのスナップショットを記憶手段に記録するスナップショット記録手順と、前記仮想マシンの稼働状況を監視し、該稼働状況が所定の条件に該当する場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する安定稼働判断手順とを有する。
開示された技術によれば、仮想マシンのファイルシステムのスナップショットの保存対象を適切に限定することができる。
本発明の実施の形態における情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における情報処理装置のソフトウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における仮想マシンモニタ及び仮想マシンの機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における仮想マシンモニタによる処理手順を説明するための図である。 SS管理テーブルの例を示す図である。 SS管理テーブルの記録内容の遷移例を示す図である。 情報処理装置によって実行される処理の全体フローを説明するためのフローチャートである。 構成変更の有無の判断処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。 安定稼働の判断処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。 管理用ポートへのアクセスの検知の通知処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。 サービス用ポートを介した通信の異常の通知処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。 アクセス記録テーブルの例を示す図である。 仮想マシンの稼働状況を外部装置に監視させる例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。図1の情報処理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、CPU104と、インタフェース装置105と、表示装置106と、入力装置107とを有する。
情報処理装置10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って情報処理装置10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等であり、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
なお、表示装置106及び入力装置107は、情報処理装置10とネットワークを介して接続される他のコンピュータが有しているものであってもよい。また、インストール対象のプログラムがネットワークを介して転送される場合、情報処理装置10は、ドライブ装置100を必ずしも有していなくてもよい。
図2は、本発明の実施の形態における情報処理装置のソフトウェア構成例を示す図である。同図では、情報処理装置10において、仮想マシンモニタ11及び1以上の仮想マシン12(仮想機械)等が動作している様子が示されている。仮想マシンモニタ11及び仮想マシン12は、情報処理装置10にインストールされたプログラムがCPU104に実行させる処理によって実現される。
仮想マシンモニタ11は、仮想マシン12の管理を行う。本実施の形態において、仮想マシンモニタ11は、仮想マシン12のファイルシステム(仮想的な記憶装置)のスナップショットの保存を行う。スナップショットとは、或る時点におけるファイルシステム122のイメージ又は当該イメージを格納したファイル群(ファイルが一つの場合も含まれる。)をいう。
仮想マシン12は、仮想的なコンピュータである。一つの仮想マシン12は、一台の物理的なコンピュータと同様に扱われる。例えば、図中に示されているように、各仮想マシン12上では、それぞれ異なるOS(Operating System)が動作可能である。また、各OS上では通常のコンピュータと同様に、各種のソフトウェアが動作可能である。
図3は、本発明の実施の形態における仮想マシンモニタ及び仮想マシンの機能構成例を示す図である。同図において、仮想マシンモニタ11は、仮想マシン管理部111、通信監視部112、構成変更検知部113、スナップショット記録部114、安定稼働判断部115、アクセス記録テーブル116、及びSS管理テーブル117等を含む。
仮想マシン管理部111は、仮想マシン12を実現し、仮想マシン12の管理及び制御等を行う。通信監視部112は、仮想マシン12による通信を監視することにより、仮想マシン12の異常を検知する。例えば、通信監視部112は、仮想マシン12による通信量の変化(例えば、TCP/IP通信のパケット数の変化)に基づいて異常の有無を判断する。なお、各仮想マシン12は、仮想的なNIC(Network Interface Card)を有する。当該仮想的なNICを介した通信は、仮想マシンモニタ11を経由してインタフェース装置105を介して行われる。したがって、通信監視部112は、仮想マシン12の通信について、仮想マシンモニタ11における経由区間を監視する。通信監視部112は、監視結果をアクセス記録テーブル116に記録する。
構成変更検知部113は、仮想マシン12の構成の変更(の兆候)を検知する。仮想マシン12の構成の変更とは、例えば、仮想マシン12上において動作する各種ソフトウェアの構成管理ファイルの変更である。構成管理ファイルとは、ソフトウェアの振る舞いを規定するパラメータが記録されたファイルをいい、一般的に、設定ファイル又はコンフィギュレーション等とも呼ばれる。したがって、構成変更検知部113は、いずれかのソフトウェアの構成管理ファイルが変更された場合、又は変更された可能性が高いと判断される場合、仮想マシン12の構成が変更されたと判断する。
スナップショット記録部114は、仮想マシン12のファイルシステム122全体のスナップショットを補助記憶装置102に記録する。但し、スナップショットの記録先は、情報処理装置10とネットワークを介して接続される外部記憶装置等であってもよい。安定稼働判断部115は、仮想マシン12の稼働状況を監視する。安定稼働判断部115は、該稼働状況が所定の条件に該当する(合致する)場合に当該仮想マシン12は安定稼働していないと判断し、該所定の条件に該当しない場合に当該仮想マシン12は安定稼働していると判断する。安定稼働とは、仮想マシン12上における各種ソフトウェアの動作に異常が発生していない状態をいう。例えば、仮想マシン12がサーバとして運用されている場合、当該サーバ上におけるサービスの提供に関してエラーや遅延等が発生していない状態である。安定稼動していないと判断された場合、安定稼働判断部115は、最後(直近)に記録されたスナップショットを削除する。当該スナップショットは、仮想マシンの安定稼働を保証するものではないと考えられるからである。
SS管理テーブル117は、保存されているスナップショットの属性情報を管理するためのテーブルである。なお、「SS」は、スナップショットを示す。
一方、仮想マシン12は、VM監視エージェント121を有する。VM監視エージェント121は、仮想マシン12の構成を監視し、構成の変更(の兆候)を検知する。例えば、VM監視エージェント121は、監視対象とされた構成管理ファイルを監視し、当該ファイルの変更を検知する。VM監視エージェント121によって監視対象とされる構成管理ファイルの識別情報(例えば、ファイル名)は、予め仮想マシン12のファイルシステム122(物理的には、補助記憶装置102)に保存されている。なお、VM監視エージェント121によるファイルの変更の監視方法は、公知技術に従えばよい。例えば、VM監視エージェント121は、ファイルの更新日時を監視してもよいし、ファイルサイズの変化を監視してもよい。また、他の方法によって構成管理ファイルの変更が検知されてもよい。
以下、情報処理装置10の処理手順について説明する。図4は、本発明の実施の形態における仮想マシンモニタによる処理手順を説明するための図である。
ステップS11において、例えば、管理者は、仮想マシン12におけるいずれかの構成管理ファイルを編集(更新)する。構成管理ファイルの編集は、テキストエディタ等のツールを用いて行われてもよいし、当該構成管理ファイル専用の編集ツールを用いて行われてもよい。続いて、管理者は、仮想マシン管理部111に対して仮想マシン12のリブート(再起動)又はシャットダウン(終了)を指示する(S12)。更新後の構成管理ファイルの内容を、ソフトウェアの動作に反映させるためである。なお、仮想マシン12のリブート等の指示は、例えば、仮想マシン管理部111が提供するGUI(Graphical User Interface)を介して行われる。具体的には、仮想マシン管理部111が表示装置106に表示させるメニュー内の所定のメニュー項目の選択によってリブート等の指示が入力される。また、起動している仮想マシン12が複数有る場合、仮想マシン管理部111は、当該仮想マシン12のリストを表示させ、当該リストの中からリブート等の対象とする仮想マシン12を選択させてもよい。
リブート又はシャットダウンの指示に応じ、仮想マシン管理部111は、リブート又はシャットダウンの対象とされた仮想マシン12をリブート又はシャットダウンする(S13)。続いて、仮想マシン管理部111は、仮想マシン12をリブート又はシャットダウンしたことを、当該仮想マシン12の識別情報と共に構成変更検知部113に通知する(S14)。なお、リブート又はシャットダウンの対象は、仮想マシン12上のOSであってもよい。すなわち、当該OSがリブート又はシャットダウンされた場合に、構成変更検知部113への通知が行われてもよい。
一方、通信監視部112は、仮想マシン12のリブート等とは無関係又は非同期に、仮想マシン12による通信を常時監視している(S15)。より詳しくは、通信監視部112は、予め監視対象として設定されているポート番号のリストに基づいて、当該ポート番号に係るポートに対するアクセスの有無を監視している。ここで監視対象とされるポート番号は、例えば、各ソフトウェアによって、管理用のリクエストを受信するために開設されているポートのポート番号である。すなわち、ソフトウェアによっては、サービスの提供要求を受け付けるためのポート(以下「サービス用ポート」という。)と、当該ソフトウェアの管理又は制御用のポート(以下「管理用ポート」という。)とを明確に区別して開設しているものがある。ステップS15では、管理用ポートが監視対象とされる。管理用ポートには構成管理ファイルの内容の変更要求が送信される可能性があるからである。通信監視部112は、管理用ポート宛のパケットが検出されると、管理用ポートへのアクセスを検知したことを、当該パケットの宛先である仮想マシン12の識別情報と共に構成変更検知部113に通知する(S16)。なお、例えば、「Well known port number」に含まれているポート番号をサービス用ポート又は管理用ポートのポート番号の既定値としてもよい。
また、仮想マシン12のVM監視エージェント121は、監視対象の構成ファイルの変更を検知すると、その旨を当該仮想マシン12の識別情報と共に構成変更検知部113に通知する(S17)。なお、VM監視エージェント121を利用する場合、VM監視エージェント121を仮想マシン12に実装する必要がある。情報処理装置10が、例えば、クラウド環境においてサービスを提供するコンピュータである場合、仮想マシン12も顧客の資産に含まれるときもある。その場合、VM監視エージェント121を仮想マシン12に実装するには顧客の了承を得る必要がある。一方、仮想マシン12のリブート若しくはシャットダウンによる構成変更の検知や、管理用ポートの監視による構成変更の検知については、顧客の了承を得る必要はない。斯かる点において、リブート若しくはシャットダウンによる構成変更の検知や、管理用ポートの監視による構成変更の検知には優位性が認められる。
構成変更検知部113は、仮想マシン管理部111からのリブート若しくはシャットダウンの通知(S14)、通信監視部112からの管理用ポートへのアクセス検知の通知(S16)、又はVM監視エージェント121による構成管理ファイルの更新の通知(S17)に応じ、仮想マシン12の構成が変化したと判断する。リブート又はシャットダウンの通知によって構成が変化したと判断されるのは、一般的に構成管理ファイルが変更された場合はリブート又はシャットダウンが行われるからである。したがって、リブート又はシャットダウンが行われたということは、いずれかの構成管理ファイルが変更された可能性が高いと考えられるからである。
続いて、構成変更検知部113は、通知された仮想マシン12の識別情報を指定して、スナップショットの記録要求をスナップショット記録部114に入力する(S18)。続いて、スナップショット記録部114は、指定された識別情報に係る仮想マシン12のファイルシステム122全体のイメージ(以下、「VMイメージ」という。)取得し、VMイメージのスナップショット123を補助記憶装置102の所定の記憶領域に記録(保存)する(S19)。なお、スナップショット123の記録に際し、同じ仮想マシン12に対する過去のスナップショット123は必ずしも削除されない。すなわち、同じ仮想マシン12に対するスナップショット123は、ロールバック等を可能とするため累積的に蓄積されうる。
続いて、スナップショット記録部114は、今回記録したスナップショット123に関する属性情報をSS管理テーブル117に記録する(S20)。
図5は、SS管理テーブルの例を示す図である。同図において、SS管理テーブル117は、スナップショット123ごとに、SSID、時刻、及び状態等が記録されるテーブルである。SS管理テーブル17の実体は補助記憶装置102に形成される。
SSIDは、各スナップショット123を識別するための識別子である。すなわち、本実施の形態では、SSIDによって各スナップショット123が識別可能である。時刻は、スナップショット123が記録された時刻である。状態は、スナップショット123の状態である。状態には、「有効」又は「無効」のいずれかの値が与えられる。「有効」は、対応するスナップショット123が補助記憶装置102に保存されていることを示す。「無効」は、対応するスナップショット123が補助記憶装置102に保存されていないことを示す。状態の初期値は「有効」である。同図では、1つのレコード(エントリ)が記録されているが、同一の仮想マシン12に対して複数のスナップショット123が蓄積されている場合は、各スナップショット123に関するレコードがSS管理テーブル117に記録される。
なお、本実施の形態では、便宜上、SS管理テーブル117は、仮想マシン12ごとに作成されることとする。一つのSS管理テーブル117によって全ての仮想マシン12のスナップショット123に関する情報を管理する場合は、仮想マシン12の識別情報を記録す項目(列)を追加すればよい。
また、スナップショット123の派生関係が識別可能なように、派生元のスナップショット123のSSIDをスナップショット123ごとにSS管理テーブル117に記録するようにしてもよい。例えば、SSIDが「A」であるスナップショット123に基づいて仮想マシン12が起動された場合、当該仮想マシン12の起動中に記録されるスナップショット123の派生元のSSIDは「A」となる。各スナップショット123の派生元を記録することにより、スナップショット123のツリー構造を形成することができる。その結果、管理者は、スナップショット123間の関係を容易に把握することができる。
一方、安定稼働判断部115は、仮想マシン管理部111、通信監視部112、又はVM監視エージェント121等からの所定の通知に基づいて仮想マシン12の稼働状況を監視する(S21、S22、S23)。仮想マシン12が安定稼働していないことが検知されると、安定稼働判断部115は、最後に記録されたレコードのSSIDをSS管理テーブル117より取得し、当該SSIDに係るスナップショット123を補助記憶装置102より削除する(S24)。続いて、安定稼働判断部115は、削除されたスナップショット123に関して、SS管理テーブル117のレコードの状態の値を「無効」とする(S25)。
以上の処理の結果、補助記憶装置102には、安定稼働する可能性の高いスナップショット123が蓄積される。換言すれば、安定稼働しないスナップショット123は蓄積対象から除外される。
図6は、SS管理テーブルの記録内容の遷移例を示す図である。同図において、(1)は、SS管理テーブル117の初期状態である。すなわち、スナップショット123がまだ記録されていないときの状態である。(2)は、スナップショット123が一つ記録されたときの状態である。当該スナップショット123に対するレコード(SSIDが1のレコード)が記録されている。この場合、最後に記録されたスナップショット123のSSIDは「1」である。(3)は、新たにスナップショット123が記録されたときの状態である。新たに記録されたスナップショット123のSSIDは「2」である。したがって、「2」が、最後に記録されたスナップショット123のSSIDである。(3)の状態において、安定稼働していないことが判断されると、(4)の状態になる。すなわち、最後に記録されたスナップショット123が削除され、当該スナップショット123の状態が「無効」とされる。(4)の状態において、最後に記録されたスナップショット123は無いと判定されてもよいし、SSIDが「1」のスナップショット123が最後に記録されたものとして扱われてもよい。
図4において説明した処理内容をフローチャートを用いて説明する。図7は、情報処理装置によって実行される処理の全体フローを説明するためのフローチャートである。
構成変更検知部113は、常時(例えば、定期的に)、仮想マシン12の構成の変更の有無を確認している(S101)。構成変更検知部113によっていずれかの仮想マシン12の構成変更が検知されると(S101でYes)、スナップショット記録部114は、構成変更が検知された仮想マシン12のVMイメージのスナップショット123を補助記憶装置102に記録する(S102)。スナップショット記録部114は、また、記録したスナップショット123の属性情報をSS管理テーブル117に記録する。なお、スナップショット123の保存数の上限値が予め設定されてもよい。上限値が設定されている場合、スナップショット記録部114は、既に保存されているスナップショット123の数が上限値に達していれば、いずれかのスナップショット123を削除した後に、新たなスナップショット123を記録する。そうすることにより、スナップショット123による記憶容量の消費量を抑制することができる。削除対象とされるスナップショット123は、例えば、最も古いものであってもよいし、これから記録されるスナップショット123に対する類似度が相対的に高いものであってもよい。
一方、安定稼働判断部115は、常時(例えば、定期的に)、各仮想マシン12の稼働状況を監視している(S103)。安定稼働していない仮想マシン12が検知された場合(S103でNo)、安定稼働判断部115は、当該仮想マシン12の最後のスナップショット123を補助記憶装置102より削除する(S104)。また、安定稼働判断部115は、SS管理テーブル117において、削除されたスナップショット123の状態を「無効」とする。なお、削除されたスナップショット123のレコードがSS管理テーブル117から削除されてもよい。この場合、SS管理テーブル117において、「状態」の項目は必ずしも必要ではない。
なお、図7では、ステップS101及びS102と、ステップS103及びS104とが直列的に示されている。但し、ステップS101及びS102と、ステップS103及びS104とは並列的に又は非同期に実行されてもよい。又は、ステップS102が実行された場合に、ステップS103及びS104が実行されてもよい。
続いて、ステップS101の詳細について説明する。図8は、構成変更の有無の判断処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。
構成変更検知部113は、仮想マシン管理部111から仮想マシン12のリブート若しくはシャットダウンの通知が有った場合(S201でYes)、通信監視部112から管理用ポートへのアクセス検知の通知が有った場合(S202でYes)、又はVM監視エージェント121から構成管理ファイルの更新の通知が有った場合(S203でYes)、各通知において指定された識別情報に係る仮想マシン12の構成は変更された判断する(S204)。一方、いずれの通知も無い場合(S203でNo)、構成変更検知部113は、構成が変更された仮想マシン12は無いと判断する(S205)。
なお、仮想マシン12のOS上で動作する所定のソフトウェアが終了又は再起動された場合に、仮想マシン12の構成が変更されたと判断するようにしてもよい。この場合、当該所定のソフトウェアの構成管理ファイルが変更された可能性が有るからである。所定のソフトウェアの終了又は再起動の監視は、VM監視エージェント121に実行させればよい。
続いて、図7のステップS103の詳細について説明する。図9は、安定稼働の判断処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。
安定稼働判断部115は、仮想マシン12のロールバックが行われた場合(S301でYes)、当該仮想マシン12は安定稼働していないと判断する(S305)。ロールバックとは、仮想マシン12のファイルシステム122の状態を、保存されているスナップショット123に基づく状態に戻すことをいう。通常、ロールバックは、構成管理ファイルの変更等を行った結果、障害が発生した場合に行われる。構成管理ファイルの変更前の正常な状態(安定稼働の状態)に戻すためである。換言すれば、ロールバックが実行されたということは、安定稼働していなかった可能性が高いと考えられる。したがって、安定稼働判断部115は、ロールバックが仮想マシン12について、安定稼働していないと判断する。
なお、仮想マシン12のロールバックは、仮想マシン管理部111が提供するGUIを介して管理者によって指示される。当該GUI(画面)では、例えば、保存されているスナップショット123と、ロールバックの対象とする仮想マシン12とが選択され、ロールバックの実行が指示される。仮想マシン管理部111は、選択された仮想マシン12に関して、選択されたスナップショット123に基づくロールバックを実行する。仮想マシン管理部111は、ロールバックを実行したことと、ロールバックの対象とされた仮想マシン12の識別情報とを安定稼働判断部115に通知する。安定稼働判断部115は、当該通知に基づいて、ステップS301において、ロールバックが実行されたことを検知する。
また、安定稼働判断部115は、起動されない仮想マシン12が有る場合(S302でYes)、当該仮想マシン12は安定稼働していないと判断する(S305)。仮想マシン12が起動されないということは、何らかの障害が発生している可能性が高いからである。仮想マシン12の起動は、仮想マシン管理部111が提供するGUIを介して管理者によって指示される。当該GUI(画面)では、起動対象とされる仮想マシン12が選択される。仮想マシン管理部111は、選択れた仮想マシン12の起動を実行する。仮想マシン12が起動されない場合、仮想マシン管理部111は、仮想マシン12が起動されないことと、当該仮想マシン12の識別情報とを安定稼働判断部115に通知する。安定稼働判断部115は、当該通知に基づいて、ステップS302において、起動されない仮想マシン12が有ることを検知する。
また、安定稼働判断部115は、サービス用ポートを介した通信に異常の可能性が検出された仮想マシン12が有る場合(S303でYes)、当該仮想マシン12は安定稼働していないと判断する(S305)。サービス用ポートとは、通常の運用時において、或るソフトウェアがサービス提供要求を受け付けるためのポートである。係るポートを介した通信に異常の可能性が有るということは、仮想マシン12が安定稼働していない可能性が高いと考えられる。したがって、安定稼働判断部115は、サービス用ポートを介した通信に異常の可能性が検出された仮想マシン12については安定稼働していないと判断する。ここで、通信の異常とは、例えば、スナップショット123が記録される前と比較してパケット数が所定数以上又は所定の割合以上減少した状態である。なお、サービス用ポートを介した通信の異常の可能性は、後述されるように通信監視部112より通知される。安定稼働判断部115は、当該通知に基づいて、ステップS303において、サービス用ポートを介した通信に異常の可能性が検出された仮想マシン12が有ることを検知する。
また、安定稼働判断部115は、ログファイルにエラー情報を出力しているソフトウェアが動作している仮想マシン12が有る場合(S304でYes)、当該仮想マシン12は安定稼働していないと判断する(S305)。エラーが発生しているソフトウェアが存在する仮想マシン12は、サービスを適切に提供できていない可能性が高いからである。
なお、ログファイルにエラー情報を出力されているか否かは、VM監視エージェント121に監視させればよい。すなわち、VM監視エージェント121は、監視対象とされたログファイルの内容を監視し、エラーを示す文字列が検出されたら安定稼働判断部115に対して通知を行う。当該通知には、ログファイルにエラー情報が出力されたことと、当該仮想マシン12の識別情報が含まれている。安定稼働判断部115は、当該通知に基づいて、ステップS304において、ログファイルにエラー情報が出力しているソフトウェアが動作している仮想マシン12が有ることを検知する。但し、ログファイルの監視は、安定稼働判断部115が直接行ってもよい。この場合、安定稼働判断部115に対して、監視対象とするログファイルの識別情報(例えば、ファイル名)が設定されていればよい。
ステップS301〜S304のいずれにも該当しない場合(S304でNo)、安定稼働判断部115は、各仮想マシン12は安定稼働していると判断する(S306)。
すなわち、本実施の形態において、ステップS301〜S304は、安定稼働判断部115が仮想マシン12の安定稼働を判断するための所定の条件に相当する。
続いて、図8のステップS202の詳細について説明する。図10は、管理用ポートへのアクセスの検知の通知処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。図10の処理は、仮想マシン12の起動に応じて開始され、仮想マシン12ごとに実行される。
通信監視部112は、管理用ポートに対するコネクションの開始(すなわち、管理用ポートに対する接続要求)を検知すると(S401)、当該コネクションが切断されるまで待機する(S402)。当該コネクションの切断が検知されると(S402でYes)、通信監視部112は、処理対象の仮想マシン12の識別情報を指定して、当該仮想マシン12の構成変更を構成変更検知部113に通知する(S403)。
続いて、図9のステップS303の詳細について説明する。図11は、サービス用ポートを介した通信の異常の通知処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。図11の処理は、仮想マシン12の起動に応じて開始され、仮想マシン12ごとに実行される。また、処理対象の仮想マシン12のシャットダウン(終了)に応じて終了する。
ステップS501において、通信監視部112は、アクセス記録テーブル116を初期化する(S501)。具体的には、処理対象の仮想マシン12に対するアクセス記録テーブル116の記録内容を破棄する。続いて、監視開始時刻が到来しているか否かを判定する(S502)。監視開始時刻とは、監視期間の開始時刻をいう。監視期間は、予め設定された期間であり、例えば、1日のうちの所定の時間帯である。監視開始時刻が到来している場合(S502でYes)、通信監視部112は、現時点におけるアクセス記録テーブル116の記録内容を退避しておく(S503)。すなわち、現時点のアクセス記録テーブル116の記録内容の複製が補助記憶装置102に生成される。監視開始時刻が到来していない場合(S502でNo)、アクセス記録テーブル116の記録内容の退避は実行されない。
続いて、サービス用ポート宛のパケットが検出されると(S504でYes)、通信監視部112は、アクセス記録テーブル116を更新する(S505)。
図12は、アクセス記録テーブルの例を示す図である。同図に示されるように、アクセス記録テーブル116には、サービス用ポートのポート番号ごとに受信されたパケット数が記録される。したがって、ステップS505において、通信監視部112は、検出されたパケットの宛先のパケット番号に対するパケット数を1つ増加させる。
続いて、通信監視部112は、監視開始時刻から所定時間(例えば、1時間)が経過したか否かを判定する(S506)。すなわち、監視期間が終了したか否かが判定される。監視期間が終了していない場合(S506でNo)、通信監視部112は、ステップS504以降を繰り返す。したがって、サービス用ポート宛のパケットの検出に応じて、アクセス記録テーブル116が更新される。
監視期間が終了した場合(S506でYes)、通信監視部112は、今回の監視期間における各サービス用ポートに対するパケット数を算出する(S507)。具体的には、各サービス用ポートについて、監視期間終了時にアクセス記録テーブル116に記録されているパケット数から、ステップS503において退避されているパケット数を減ずることにより、今回の監視期間のパケット数が算出される。なお、算出されたパケット数は、今回の監視期間に関連付けてメモリ装置103に記録される。
続いて、通信監視部112は、今回の監視期間における各サービス用パケットに対するパケット数と、前回の監視期間における各サービス用パケットに対するパケット数とを比較することにより異常の有無を判定する(S508)。例えば、今回のパケット数が前回のパケット数に対して所定数又は所定の割合分減少しているサービス用ポートが検出された場合、異常が有ると判定される。パケット数が顕著に減少しているということは、該当するサービス用ポートのサービスが適切に提供されていない可能性があるからである。具体例として、各サービス用ポートのパケット数に関して以下の条件が満たされたサービス用ポートが検出された場合、異常が有ると判定される。
(前回のパケット数)×0.01>今回のパケット数
この条件は、今回のパケット数が前回のパケット数の100分の1以下であったら異常であると判定することを示す。なお、前回の監視期間における各サービス用パケットに対するパケット数は、前回の監視期間の終了時においてメモリ装置103に記録されたものである。
異常が有ると判定された場合(S509でYes)、通信監視部112は、サービス用ポートを介した通信に異常の可能性が検出されたことを安定稼働判断部115に通知する(S510)。当該通知には、処理対象の仮想マシン12の識別情報が含められる。異常が無いと判定された場合(S510でNo)、通信監視部112は、ステップS502以降の処理を繰り返す。
図11の処理は、処理対象の仮想マシン12が終了するまで継続される。したがって、仮想マシン12の終了時におけるアクセス記録テーブル116には、仮想マシン12が稼働している間に受信されたパケットの累積数がサービス用パケットごとに記録されていることになる。
なお、監視期間は、毎日同じ時間帯とするとよい。サービスの利用状況は時間帯によって顕著に変化する傾向にあり、異なる時間帯を比較すると異常でない場合に異常であると判定される可能性が高くなるからである。監視期間を毎日同じ時間帯とした場合、前日の当該時間帯におけるパケット数と、当日の当該時間帯におけるパケット数が比較されることになる。
但し、スナップショット123の前後の変化をより厳密に測定したい場合は、監視期間をスナップショット123の記録時において区切ってもよい。例えば、1時間をパケット数のカウント期間とする、スナップショット123が記録されば場合、スナップショット123の記録時の直前のカウント期間におけるパケット数と、スナップショット123の記録時の直後のカウント期間におけるパケット数とを比較してもよい。
なお、図10及び図11等におけるパケットの監視技術については、Wireshark等の公知技術を用いればよい。
また、図11の処理の代わりに、又は図11の処理と併せて、SNMP(Simple Network Management Protocol)を利用して、仮想マシン12に関する異常の検知が行われてもよい。例えば、VM監視エージェント121がSNMPエージェントとして、仮想マシン12内の障害を検知した場合、安定稼働判断部115にその旨を通知するようにしてもよい。但し、SNMPエージェントとしてのVM監視エージェント121が、情報処理装置10のハードウェアの障害(すなわち、物理的な障害)を検知した場合は、安定稼動判断部への通知は行われなくてもよい。ハードウェアの障害は、特定の仮想マシン12の構成に依存するものではないからである。
上述したように、本実施の形態の情報処理装置10によれば、仮想マシン12の構成の変化の兆候に基づいて自動的にスナップショット123が記録される。したがって、ユーザの操作負担を軽減することができると共に、ユーザによるスナップショット123の取り忘れ等を防止することができる。また、仮想マシン12が安定稼働していないことが検知された場合は、当該仮想マシン12に関して記録されている最後のスナップショット123が削除される。安定稼働していないことが検知された場合の最後のスナップショット123は、安定稼働が保証されないものであるといえる。したがって、斯かるスナップショット123は利用価値が乏しい。よって、斯かるスナップショット123を削除することにより、不要なスナップショット123を保存対象から適切に排除することができる。
なお、スナップショット123の削除は強制的又は自動的に行われなくてもよい。例えば、安定稼働判断部115は、仮想マシン12が安定稼働していないことを検知した際に、スナップショット123の削除の可否を選択させる画面を表示装置106に表示させてもよい。安定稼働判断部115は、当該画面を介してスナップショット123の削除指示が入力された場合に、スナップショット123の削除を実行するようにしてもよい。画面を介した問い合わせは、特に、通信監視部112によって異常が検知された場合に有効である。サービス用ポートのパケット量が減少したのは、単に仮想マシン12上で動作するソフトウェアに対するサービスの提供要求が減少したことが原因であることも考えられるからである。
また、仮想マシン管理部111は、管理者等の操作指示に応じ、SS管理テーブル117やアクセス記録テーブル116に記録された情報を表示装置106に表示するようにしてもよい。例えば、各スナップショット123が記録された時刻や、仮想マシン12の稼動期間における各サービス用ポートへのアクセス状況等が表示対象とされる。スナップショット123が記録された時刻は、SS管理テーブル117より取得される。稼動マシンの稼働期間(起動されてから終了するまで)の各サービス用ポートへのアクセス情報(パケット数)は、アクセス記録テーブル16より取得される。
また、例えば、ロードバランサ等によって負荷分散が図られている場合のように、仮想マシン12が外部から利用されない期間が明らかに把握できる場合は、スナップショット123を記録するタイミングを当該期間中にずらすようにしてもよい。すなわち、構成変更検知部113は、構成の変更を検知した場合、直ちにではなく、当該期間の開始後にスナップショット123を記録する。そうすることにより、スナップショット123の記録処理の負荷による、サービスに関する処理の遅延をクライアント(サービスの利用者)から隠蔽することができる。
なお、仮想マシン12の構成の変更の監視や、稼働状況の監視には、本実施の形態において説明した技術以外の他の公知技術を適用してもよい。例えば、公知の運用管理ツールが用いられてもよい。運用管理ツールは一般的に仮想マシン12の構成変更や稼動状況を監視する仕組みを備えている。したがって、構成変更検知部113又は安定稼働判断部115は、斯かる運用管理ツールを用いて仮想マシン12の構成変更の検知又は安定稼働しているか否かの判断を行ってもよい。
また、外部装置に仮想マシン12の稼働状況を監視させもよい。図13は、仮想マシンの稼働状況を外部装置に監視させる例を示す図である。
同図において、監視サーバ20は、情報処理装置10とネットワークを介して接続されるコンピュータである。監視サーバ20は、いわゆるヘルスチェック機能を有する。ヘルスチェック機能によって仮想マシン12の異常が検知された場合(S31)、監視サーバ20は、異常が検知されたことを安定稼働判断部115に通知する(S32)。安定稼働判断部115は、当該通知に応じて、当該仮想マシン12に対する最後のスナップショット123を削除する。
より具体的には、監視サーバ20は、ヘルスチェック機能として、例えば、仮想マシン12上で動作するソフトウェアの一つであるHTTPサーバによって提供されるWebサイト(Webページ)に定期的にアクセスする。当該Webサイトに対するアクセスにおいて異常が発生した場合(例えば、エラー応答が受信された場合、又は応答が返信されない場合等)、監視サーバ20は、仮想マシン12に異常が発生したと判断する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
コンピュータが実行するスナップショット管理方法であって、
仮想マシンの構成の変更を検知する構成変更検知手順と、
該構成の変更の検知に応じ、前記仮想マシンのファイルシステムのスナップショットを記憶手段に記録するスナップショット記録手順と、
前記仮想マシンの稼働状況を監視し、該稼働状況が所定の条件に該当する場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する安定稼働判断手順とを有するスナップショット管理方法。
(付記2)
前記構成変更検知手順は、前記仮想マシンによる所定のポートを介した通信に基づいて前記仮想マシンの構成の変更を検知する付記1記載のスナップショット管理方法。
(付記3)
前記仮想マシンによる所定のポートを介した通信を監視し、通信量の変化に基づいて通信の異常を検知する通信監視手順を有し、
前記安定稼働判断手順は、前記通信の異常が検知された場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する付記1又は2記載のスナップショット管理方法。
(付記4)
前記安定稼働判断手順は、前記スナップショットの削除の可否を選択させる画面を表示装置に表示させ、該画面を介した入力に応じ前記スナップショットを削除する付記1乃至3いずれか一項記載のスナップショット管理方法。
(付記5)
仮想マシンの構成の変更を検知する構成変更検知手段と、
該構成の変更の検知に応じ、前記仮想マシンのファイルシステムのスナップショットを記憶手段に記録するスナップショット記録手段と、
前記仮想マシンの稼働状況を監視し、該稼働状況が所定の条件に該当する場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する安定稼働判断手段とを有するスナップショット管理装置。
(付記6)
前記構成変更検知手段は、前記仮想マシンによる所定のポートを介した通信に基づいて前記仮想マシンの構成の変更を検知する付記5記載のスナップショット管理装置。
(付記7)
前記仮想マシンによる所定のポートを介した通信を監視し、通信量の変化に基づいて通信の異常を検知する通信監視手段を有し、
前記安定稼働判断手段は、前記通信の異常が検知された場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する付記5又は6記載のスナップショット管理装置。
(付記8)
前記安定稼働判断手段は、前記スナップショットの削除の可否を選択させる画面を表示装置に表示させ、該画面を介した入力に応じ前記スナップショットを削除する付記5乃至7いずれか一項記載のスナップショット管理装置。
(付記9)
コンピュータに、
仮想マシンの構成の変更を検知する構成変更検知手順と、
該構成の変更の検知に応じ、前記仮想マシンのファイルシステムのスナップショットを記憶手段に記録するスナップショット記録手順と、
前記仮想マシンの稼働状況を監視し、該稼働状況が所定の条件に該当する場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する安定稼働判断手順とを実行させるためのプログラム。
(付記10)
前記構成変更検知手順は、前記仮想マシンによる所定のポートを介した通信に基づいて前記仮想マシンの構成の変更を検知する付記9記載のプログラム。
(付記11)
前記仮想マシンによる所定のポートを介した通信を監視し、通信量の変化に基づいて通信の異常を検知する通信監視手順を前記コンピュータに実行させ、
前記安定稼働判断手順は、前記通信の異常が検知された場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する付記9又は10記載のプログラム。
(付記12)
前記安定稼働判断手順は、前記スナップショットの削除の可否を選択させる画面を表示装置に表示させ、該画面を介した入力に応じ前記スナップショットを削除する付記9乃至11いずれか一項記載のプログラム。
10 情報処理装置
11 仮想マシンモニタ
12 仮想マシン
20 監視サーバ
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
106 表示装置
107 入力装置
111 仮想マシン管理部
112 通信監視部
113 構成変更検知部
114 スナップショット記録部
115 安定稼働判断部
116 アクセス記録テーブル
117 SS管理テーブル
121 VM監視エージェント
122 ファイルシステム
B バス

Claims (6)

  1. コンピュータが実行するスナップショット管理方法であって、
    仮想マシンの構成の変更を検知する構成変更検知手順と、
    該構成の変更の検知に応じ、前記仮想マシンのファイルシステムのスナップショットを記憶手段に記録するスナップショット記録手順と、
    前記仮想マシンの稼働状況を監視し、該稼働状況が所定の条件に該当する場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する安定稼働判断手順とを有するスナップショット管理方法。
  2. 前記構成変更検知手順は、前記仮想マシンによる所定のポートを介した通信に基づいて前記仮想マシンの構成の変更を検知する請求項1記載のスナップショット管理方法。
  3. 前記仮想マシンによる所定のポートを介した通信を監視し、通信量の変化に基づいて通信の異常を検知する通信監視手順を有し、
    前記安定稼働判断手順は、前記通信の異常が検知された場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する請求項1又は2記載のスナップショット管理方法。
  4. 前記安定稼働判断手順は、前記スナップショットの削除の可否を選択させる画面を表示装置に表示させ、該画面を介した入力に応じ前記スナップショットを削除する請求項1乃至3いずれか一項記載のスナップショット管理方法。
  5. 仮想マシンの構成の変更を検知する構成変更検知手段と、
    該構成の変更の検知に応じ、前記仮想マシンのファイルシステムのスナップショットを記憶手段に記録するスナップショット記録手段と、
    前記仮想マシンの稼働状況を監視し、該稼働状況が所定の条件に該当する場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する安定稼働判断手段とを有するスナップショット管理装置。
  6. コンピュータに、
    仮想マシンの構成の変更を検知する構成変更検知手順と、
    該構成の変更の検知に応じ、前記仮想マシンのファイルシステムのスナップショットを記憶手段に記録するスナップショット記録手順と、
    前記仮想マシンの稼働状況を監視し、該稼働状況が所定の条件に該当する場合に前記仮想マシンに関して記録されている最後の前記スナップショットを前記記憶手段より削除する安定稼働判断手順とを実行させるためのプログラム。
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