JP2009217709A - 仮想マシン管理システムおよび計算機、並びに、プログラム - Google Patents

仮想マシン管理システムおよび計算機、並びに、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想マシンを管理するためのコストが増大することを防ぐ。
【解決手段】
計算機(20)は、基幹OS(51)を実行する第1の仮想マシン(41)と基幹OSを介してハードウェア(90)にアクセスするゲストOS(61,62)を実行する第2の仮想マシン(42,43)とを含む仮想マシン群と、基幹OSに設定されたエージェント部(71)と、仮想マシン群を制御するためのインタフェースをエージェント部へ提供し且つハードウェアおよび基幹OS間を中継する仮想マシン制御部(30)とを備える。エージェント部は、第2の仮想マシンに関する管理装置(10)からの命令に対応するインタフェースを呼び出し、呼び出したインタフェースにより当該命令を実行し、第2の仮想マシンの状態を管理装置へ報告する。
【選択図】図1

Description

本発明は、計算機上に構築された仮想計算機の管理に関する。
計算機のハードウェア資源を用いて、その計算機にソフトウェアによる仮想的な計算機(以下、「仮想マシン」と称す。)を構築する技術がある。複数の仮想マシンを構築することにより、1台の計算機上で複数のOS(Operating System)を並列的に取り扱うことができる。
上記技術において、仮想マシンに割り当てるOSは、一般にゲストOSと呼ばれる。ゲストOSを実行する仮想マシンと計算機のハードウェアとの間を結ぶソフトウェア構成は、仮想マシンの規格によって異なる。例えば、「VMware GSX(登録商標)」及び「Virtual PC(登録商標)」などに代表される規格では、ハードウェア上で動作するWindows(登録商標)やLinux(登録商標)といったOSをホストOSとし、このホストOSと仮想マシン群との間に仮想化ソフトウェアを介在させる。
また、仮想マシン群とハードウェアとの間にカーネルのような制御部を介在させ、仮想マシン群の各ゲストOSが、特定の仮想マシンを介してハードウェアにアクセスするという規格がある。この規格としては、例えば「VMware ESX Server(登録商標)」がある。なお、同種の規格である「Xen(登録商標)」などでは、前述した特定の仮想マシンが実行するOSを、ホストOSと呼ぶことがある。
通信システムや計算機システムのサーバに仮想マシンを構築する場合、各サーバの仮想マシンは、管理者が一括して管理する。管理の方法としては、例えば、後述の特許文献1に記載のものがある。同文献の方法は、複数のゲストOSで実行されるコマンドをハイパーバイザにより一元的に取り扱うというものである。これにより、ゲストOSごとにコマンドの規格が異なる場合でも、コマンドの取り扱いが簡便となる。
その他の管理方法として、例えば、管理装置からサーバへ定期的にアクセスして、仮想マシンに関する情報を取得するという方法がある。また、他の方法として、各仮想マシンを監視するためのエージェントプログラムをサーバにインストールするという方法もある。この方法では、例えば、各仮想マシンのゲストOSにエージェントプログラムを設定することで、その仮想マシンの状態を管理側へ報告する。
特開2005−135137号公報
仮想マシンの状態をサーバに問い合わせるという前述の方法にあっては、状態変化を迅速に検知するには、サーバへの頻繁な問い合わせが必要となる。よって、ネットワークやサーバ側の負荷が増大するおそれがある。
一方、エージェントプログラムを利用する方法によれば、仮想マシンの状態がサーバ側から自発的に報告される。よって、管理側から定期的に問い合わせる方法に比べ、ネットワーク負荷の増大は抑えられる。しかしながら、管理者等は、エージェントプログラムをゲストOSごとにインストールする必要があり、さらに、インストールした各エージェントについて、パラメータ等の設定作業も必要となる。そのため、特に、大規模な計算機システムでの管理や、多数の仮想マシンを管理する場合に、管理コストを抑え難いという問題が生じる。
本発明は、上記課題に対処すべくなされたものであり、その目的は、仮想マシンを管理するためのコストが増大することを防ぐ技術を提供することにある。
本発明に係る仮想マシン管理システムは、相互に通信可能に接続された管理装置および計算機を備え、前記計算機は、基幹OSを実行する第1の仮想マシンと前記基幹OSを介して前記計算機のハードウェアにアクセスするゲストOSを実行する第2の仮想マシンとを含む仮想マシン群と、前記基幹OSに設定されたエージェント部と、前記仮想マシン群を制御するためのインタフェースを前記エージェント部へ提供し且つ前記計算機のハードウェアおよび前記基幹OS間を中継する仮想マシン制御部とを有し、前記管理装置は、前記第2の仮想マシンに関し前記エージェント部が実行すべき命令を前記計算機へ送信する管理部を有し、前記エージェント部は、前記管理装置からの命令に対応するインタフェースを前記仮想マシン制御部から呼び出し且つ呼び出したインタフェースにより当該命令を実行する手段と、前記第2の仮想マシンの状態を前記管理装置へ報告する手段とを有する。
本発明に係る計算機は、管理装置と通信可能に接続された計算機であって、基幹OSを実行する第1の仮想マシンと前記基幹OSを介して前記計算機のハードウェアにアクセスするゲストOSを実行する第2の仮想マシンとを含む仮想マシン群と、前記基幹OSに設定されたエージェント部と、前記仮想マシン群を制御するためのインタフェースを前記エージェント部へ提供し且つ前記計算機のハードウェアおよび前記基幹OS間を中継する仮想マシン制御部とを備え、前記エージェント部は、前記第2の仮想マシンに関し前記エージェント部が実行すべき命令を前記管理装置から受信したときに当該命令に対応するインタフェースを前記仮想マシン制御部から呼び出し且つ呼び出したインタフェースにより当該命令を実行する手段と、前記第2の仮想マシンの状態を前記管理装置へ報告する手段とを有する。
本発明によれば、計算機の仮想マシン群を管理するにあたり、仮想マシン群の各ゲストOSにエージェントプログラムをインストールする作業は不要となる。これにより、管理コストを抑えることができる。
図1に、本発明の実施形態のシステム構成を示す。システム101は、ネットワーク80を介して通信可能に接続された管理装置10およびサーバ20を備える。管理装置10は、管理者等が操作するコンピュータ端末であり、サーバ20は、管理対象の仮想マシンが構築される計算機である。サーバ20は、図示の構成では1台であるが、複数存在してもよい。
管理装置10には、後述するサーバ20のエージェントプログラム71と交信するための管理プログラム11がインストールされている。この管理プログラム11は、本発明における管理装置の管理部に相当する。管理プログラム11は、エージェントプログラム71から報告された情報をGUI(Graphical User Interface)により表示する。また、管理プログラム11は、エージェントプログラム71が行うべき報告について規定した後述のポリシー情報をサーバ20へ送信する機能を持つ。
サーバ20に適用される仮想マシンの規格は、前述した「VMware ESX Server(登録商標)」や「Xen(登録商標)」のように、仮想マシン群とハードウェアとの間に制御部を介在させ、ゲストOSが特定のマシンのOSを通じてハードウェアにアクセスするという規格である。本実施形態では、その特定の仮想マシンが実行するOSをホストOSと称し、本発明における基幹OSに相当するものとして取り扱う。
サーバ20は、ソフトウェア的に上記の制御部と同様な位置付けの仮想マシン制御部30を備える。仮想マシン制御部30上には、仮想マシン群として、仮想マシンA41、仮想マシンB42、及び、仮想マシンC43が構築される。図1の構成では、仮想マシンA41のOSがホストOS51であり、仮想マシンB42及び仮想マシンC43のOSが、ゲストOS61及びゲストOS62である。よって、仮想マシンA41は、本発明における第1の仮想マシンに対応し、仮想マシンB42及び仮想マシンC43は第2の仮想マシンに対応する。
仮想マシン制御部30は、上記の仮想マシン群とハードウェア90との間に介在し、両者間でやりとりされるデータを中継する。ゲストOSの仮想マシンB42または仮想マシンC43がハードウェア90にアクセスする場合、それらは、いったん仮想マシン制御部30を介して、ホストOSの仮想マシンA41にアクセスする。そして、仮想マシンA41が、仮想マシン制御部30を介してハードウェア90にアクセスすることになる。
サーバ20は、前述の管理装置10の管理プログラム11と交信するためのエージェントプログラム71を備える。エージェントプログラム71は、本発明におけるエージェント部に相当するものであり、予め管理者等によりホストOS51にインストールされる。
仮想マシン制御部30は、ホストOS51のエージェントプログラム71が各ゲストOSの仮想マシン(42,43)を制御するためのインタフェースであるAPI(Application Program Interface)300を備える。API300は、仮想マシンの新規作成、削除、起動、停止、負荷状態の監視といった機能や、管理装置10と交信するための機能をエージェントプログラム71に提供する。エージェントプログラム71は、これらの機能の中から必要なものを仮想マシン制御部30から呼び出す。
図2に、サーバ20におけるエージェントプログラム71および仮想マシン制御部30の詳細な構成を示す。ホストOS51のエージェントプログラム71は、その機能構成として、ネットワーク入出力手段711、ゲストOS制御部712、ポリシー制御部713、ポリシー記憶部714、負荷監視制御部715、及び、障害監視制御部716を備える。仮想マシン制御部30は、前述のAPI300として、ネットワーク入出力手段301、ゲストOS管理手段302、及び、ゲストOS監視手段303を備える。
エージェントプログラム71は、管理装置10側の管理プログラム11にアクセスする場合、まず、ネットワーク入出力手段711により、仮想マシン制御部30からネットワーク入出力手段301を呼び出す。そして、呼び出したネットワーク入出力手段301により、ハードウェア90の通信回路(図示略)を用いて管理装置10に接続し、管理プログラム11と交信する。なお、管理プログラム11からエージェントプログラム71へのアクセスの場合は、上記と逆の手順となる。
ゲストOS制御部712は、管理プログラム11からゲストOSの作成・削除・起動・停止などの命令を受けたときに、ゲストOS管理手段302を呼び出し、命令された処理を実行する。
負荷監視制御部715および障害監視制御部716は、ゲストOS監視手段303を利用して、ゲストOS(61,62)を実行する仮想マシン(42,43)の状態変化を監視する。本実施形態では、負荷監視制御部715が仮想マシン(42,43)のCPU使用率やメモリ使用量をもとに負荷状態の変化を監視し、その変化を管理装置10へ報告するかどうかを障害監視制御部716が判断する。障害監視制御部716は、この判断のための基準が規定されているポリシー情報を用いて、管理装置10への報告の要否を判断する。
本実施形態では、前述したように、ポリシー情報は管理装置10側から提供される。サーバ20が管理装置10からポリシー情報を受信したとき、ポリシー制御部713が、それをポリシー記憶部714へ格納する。
上記構成のシステム101による動作について説明する。まず、図4に示すフローチャートに沿って、サーバ20に仮想マシンを新規作成する場合のエージェントプログラム71および管理プログラム11の動作を説明する。
管理装置10において、新たな仮想マシンをサーバ20に構築するという命令が入力されると、管理プログラム11が、その命令を示す情報をサーバ20へ送信する(ステップS1)。この情報には、今回作成する仮想マシンに割り当てるゲストOSの種別などを記述しておく。
上記の命令情報をサーバ20が受信すると(ステップS2)、エージェントプログラム71は、ゲストOS制御部712により、API300からゲストOS管理手段302を呼び出す。そして、呼び出したゲストOS管理手段302を用いて、新たな仮想マシンと、この仮想マシンが実行すべきゲストOSとを仮想マシン制御部30上に作成する(ステップS3)。
また、エージェントプログラム71は、負荷監視制御部715により、API300からゲストOS監視手段303を呼び出し、新たな仮想マシンの負荷状態に変化があったときはイベントを発行するよう、このゲストOS監視手段303を設定する(ステップS4)。これにより、新たに作成された仮想マシンが、エージェントプログラム71の監視対象に加えられる。
図4に示すフローチャートに沿って、ポリシー情報の登録について説明する。ポリシー情報は、前述したように、エージェントプログラム71から管理プログラム11への報告の基準を規定したものである。
管理装置10の管理プログラム11は、エージェントプログラム71に登録すべきポリシー情報と、そのポリシー情報の登録命令をサーバ20へ送信する(ステップS11)。ポリシー情報には、ゲストOSの仮想マシン(61,62)がどのような負荷状態になった場合に管理装置10側へ報告すべきかが記述されている。具体的には、例えば、前述したCPU使用率やメモリ使用率のような負荷の上限値や、監視対象の負荷がその上限値を超える場合は報告すべきであること等を記述する。
サーバ20が上記のポリシー情報を受信すると(ステップS12)、エージェントプログラム71は、それをポリシー制御部713によりポリシー記憶部714へ保存する(ステップS13)。このとき、今回のポリシー情報が、ゲストOS監視手段303に関連するものであること、あるいは、負荷状態の監視に関するものであることが分かるように、識別子などを付加して保存する。
図5に示すフローチャートに沿って、サーバ20において仮想マシン(61,62)の負荷状態を監視する動作について説明する。監視対象は、負荷監視制御部715がゲストOS監視手段303にイベントの発行を設定した仮想マシン(図3:S4)である。
負荷監視制御部715に呼び出されたゲストOS監視手段303は、各仮想マシン(61,62)の負荷状態を監視する。そして、ある仮想マシンについて、負荷の上昇を検知したとき(ステップS21:Yes)、エージェントプログラム71に対しイベントを発行する(ステップS22)。発行されたイベントは、障害監視制御部716により検知される。
障害監視制御部716は、上記のイベントにより、ある仮想マシンの負荷が上昇したことを認識すると、負荷状態に関するポリシー情報をポリシー制御部713から取得する(ステップS23)。そして、取得したポリシー情報が示す上限値と、今回のイベントに対応した仮想マシンの負荷値とを比較する。比較の結果、負荷値が上限を超えない場合は(ステップS24:No)、管理装置10への報告を行わないと判定し(ステップS25)、引き続き各仮想マシンの負荷状態を監視する。
一方、負荷値が上限を超える場合は(ステップS24:Yes)、管理装置10への報告を行うべきと判定する(ステップS26)。この場合、エージェントプログラム71は、API300のネットワーク入出力手段301を呼び出し、仮想マシンが過負荷状態にあることを示す情報を管理装置10へ送信する(ステップS27)。これにより、ある仮想マシンが過負荷状態にあることが管理装置10へ報告され、その旨が管理装置10の画面に表示される。
本実施形態によれば、サーバ20の仮想マシン群を管理するにあたり、ゲストOS(61,62)のそれぞれにエージェントプログラム71をインストールするという作業は不要である。したがって、管理コストを抑えることができる。また、ホストOS51のエージェントプログラム71が、各ゲストOS(61,62)の情報を能動的に取得し、必要に応じて管理装置10へ報告するので、管理装置10側の負担が軽減される。
図6に、本発明の他の実施形態のシステム構成を示す。本実施形態のシステム102と、前述のシステム101(図1)との差異は、システム102のエージェントプログラム71に複製部717が追加され、仮想マシン制御部30のAPI(300)にエージェント複製手段304が含まれる点である。複製部717は、エージェント複製手段304を呼び出して、ゲストOS61及びゲストOS62にエージェントプログラム71の複製を設定する。
図7に示すフローチャートに沿って、本実施形態の動作を説明する。サーバ20のエージェントプログラム71をゲストOSに複製する命令が管理装置10に入力されると、管理プログラム11が、サーバ20のエージェントプログラム71に対し、その命令を送信する(ステップS31)。
上記の指示情報をサーバ20が受信すると(ステップS32)、エージェントプログラム71は、複製部717によりAPI300からエージェント複製手段304を呼び出す。そして、自身の複製(72,73)を作成し(ステップS33)、それをゲストOS61およびゲストOS62に設定する(ステップS34)。これにより、図6に示すように、ゲストOS61にエージェントプログラム72が設定され、また、ゲストOS62にはエージェントプログラム73が設定される。
各ゲストOS(61,62)は、設定されたエージェントプログラム(72,73)を認識して起動する(ステップS35)。起動したエージェントプログラム(72,73)は、API300のゲストOS監視手段303を呼び出し、負荷状態の変化に関するイベント発行先の設定を、ホストOS51のエージェントプログラム71から自分宛(72,73)に変更する(ステップS36)。これにより、各仮想マシン(42,43)の負荷状態の変化に関するイベントは、その仮想マシンのエージェントプログラム(72,73)に通知される。
以降、各ゲストOS(61,62)に複製されたエージェントプログラム(72,73)は、各自のマシンの負荷監視、及び、管理装置10への報告に関する判断は各自で行うが、管理装置10との交信は、ホストOS51の仮想マシンA41を介して行うことになる。
本実施形態によれば、ゲストOS(61,62)の負荷管理は、各自に複製されたエージェントプログラム(72,73)により行われることから、その分、負荷を分散させることができる。また、各ゲストOSに対するエージェントプログラムのインストールをホストOS51のエージェントプログラム71が自動で行うので、管理者等による各ゲストOSに対するインストール作業は不要である。
本発明の実施は、上記形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、仮想マシンの監視内容は、負荷状態の変化に限らず、例えば、再起動やストールの発生の有無、あるいは、仮想マシンの新規作成が問題なく終了したかどうかなど、適宜設定することができる。
また、ポリシー情報は、上記実施形態では管理装置10から提供したが、ホストOS51へのエージェントプログラム71のインストール時に設定してもよい。そして、設定値に更新が必要となった場合に、新たなポリシー情報を管理装置10からサーバ20へ送信する。
さらにまた、上記実施形態では、仮想マシンの状態が変化したことを管理装置10へ報告するか否かを障害監視制御部716により判断したが、この判断を省略する、すなわち状態変化が発生する都度、報告するようにしてもよい。
本発明は、システムや装置としての実施に限らず、サーバ20のソフトウェア構成に基づくコンピュータプログラム、及び、そのプログラムを記憶した記録媒体として実施してもよい。
本発明の実施形態におけるシステムの構成図である。 本発明の実施形態におけるサーバの構成に関するブロック図である。 本発明の実施形態における仮想マシンの新規作成に関するフローチャートである。 本発明の実施形態におけるポリシー情報の登録に関するフローチャートである。 本発明の実施形態における仮想マシンの監視に関するフローチャートである。 本発明の他の実施形態におけるシステムの構成図である。 本発明の他の実施形態におけるエージェントプログラムの複製処理に関するフローチャートである。
符号の説明
101,102 システム
80 ネットワーク
10:管理装置、11:管理プログラム
20:サーバ、30:仮想マシン制御部、300:API、41,42,43:仮想マシンA,B,C、51:ホストOS、61,62:ゲストOS、71:エージェントプログラム、90:ハードウェア

Claims (13)

  1. 相互に通信可能に接続された管理装置および計算機を備え、
    前記計算機は、基幹OSを実行する第1の仮想マシンと前記基幹OSを介して前記計算機のハードウェアにアクセスするゲストOSを実行する第2の仮想マシンとを含む仮想マシン群と、前記基幹OSに設定されたエージェント部と、前記仮想マシン群を制御するためのインタフェースを前記エージェント部へ提供し且つ前記計算機のハードウェアおよび前記基幹OS間を中継する仮想マシン制御部とを有し、
    前記管理装置は、前記第2の仮想マシンに関し前記エージェント部が実行すべき命令を前記計算機へ送信する管理部を有し、
    前記エージェント部は、前記管理装置からの命令に対応するインタフェースを前記仮想マシン制御部から呼び出し且つ呼び出したインタフェースにより当該命令を実行する手段と、前記第2の仮想マシンの状態を前記管理装置へ報告する手段とを有することを特徴とする仮想マシン管理システム。
  2. 前記インタフェースは、前記第2の仮想マシンの状態変化を前記エージェント部が認識するための監視インタフェースを含み、
    前記エージェント部は、さらに、前記管理装置からの命令が前記第2の仮想マシンの状態変化の報告を表す場合に前記監視インタフェースにより前記第2の仮想マシンの状態変化を認識する手段と、認識した状態変化を前記管理装置へ報告するか否かをポリシー情報に基づき判定する手段とを有することを特徴とする請求項1記載の仮想マシン管理システム。
  3. 前記監視インタフェースは、前記ゲストOSの実行による前記第2の仮想マシンの負荷の変化を前記エージェント部が認識するためのインタフェースであり、
    前記エージェント部は、前記監視インタフェースにより前記第2の仮想マシンの負荷が変化したことを認識したとき、前記第2の仮想マシンの負荷値と前記ポリシー情報が示す設定値とを比較し、当該負荷値が設定値を超える場合、前記第2の仮想マシンの負荷が増大したことを前記管理装置へ報告すると判定することを特徴とする請求項2記載の仮想マシン管理システム。
  4. 前記インタフェースは、前記エージェント部が前記仮想マシン群に第2の仮想マシンを新規作成するための管理インタフェースを含み、
    前記エージェント部は、さらに、前記管理装置からの命令が第2の仮想マシンの新規作成を表す場合に前記管理インタフェースにより第2の仮想マシンおよび該マシンが実行すべきゲストOSを前記仮想マシン群に追加する手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の仮想マシン管理システム。
  5. 前記管理装置の管理部は、前記ポリシー情報を前記計算機へ送信する手段を有し、
    前記エージェント部は、前記管理装置からのポリシー情報を前記監視インタフェースに関連付けて記録する手段を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の仮想マシン管理システム。
  6. 前記インタフェースは、前記エージェント部が自身の複製を作成するための複製インタフェースを含み、
    前記エージェント部は、さらに、前記管理装置からの命令が当該エージェント部の複製を前記ゲストOSに設定することを表す場合に前記複製インタフェースにより自身の複製を前記ゲストOSに設定する手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の仮想マシン管理システム。
  7. 管理装置と通信可能に接続された計算機であって、
    基幹OSを実行する第1の仮想マシンと前記基幹OSを介して前記計算機のハードウェアにアクセスするゲストOSを実行する第2の仮想マシンとを含む仮想マシン群と、前記基幹OSに設定されたエージェント部と、前記仮想マシン群を制御するためのインタフェースを前記エージェント部へ提供し且つ前記計算機のハードウェアおよび前記基幹OS間を中継する仮想マシン制御部とを備え、
    前記エージェント部は、前記第2の仮想マシンに関し前記エージェント部が実行すべき命令を前記管理装置から受信したときに当該命令に対応するインタフェースを前記仮想マシン制御部から呼び出し且つ呼び出したインタフェースにより当該命令を実行する手段と、前記第2の仮想マシンの状態を前記管理装置へ報告する手段とを有することを特徴とする計算機。
  8. 前記インタフェースは、前記第2の仮想マシンの状態変化を前記エージェント部が認識するための監視インタフェースを含み、
    前記エージェント部は、さらに、前記管理装置からの命令が前記第2の仮想マシンの状態変化の報告を表す場合に前記監視インタフェースにより前記第2の仮想マシンの状態変化を認識する手段と、認識した状態変化を前記管理装置へ報告するか否かをポリシー情報に基づき判定する手段とを有することを特徴とする請求項7記載の計算機。
  9. 前記監視インタフェースは、前記ゲストOSの実行による前記第2の仮想マシンの負荷の変化を前記エージェント部が認識するためのインタフェースであり、
    前記エージェント部は、前記監視インタフェースにより前記第2の仮想マシンの負荷が変化したことを認識したとき、前記第2の仮想マシンの負荷値と前記ポリシー情報が示す設定値とを比較し、当該負荷値が設定値を超える場合、前記第2の仮想マシンの負荷が増大したことを前記管理装置へ報告すると判定することを特徴とする請求項8記載の計算機。
  10. 前記インタフェースは、前記エージェント部が前記仮想マシン群に第2の仮想マシンを新規作成するための管理インタフェースを含み、
    前記エージェント部は、さらに、前記管理装置からの命令が第2の仮想マシンの新規作成を表す場合に前記管理インタフェースにより第2の仮想マシンおよび該マシンが実行すべきゲストOSを前記仮想マシン群に追加する手段を有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の計算機。
  11. 前記エージェント部は、前記管理装置からポリシー情報を受信した場合に該ポリシー情報を前記監視インタフェースに関連付けて記録する手段を有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の計算機。
  12. 前記インタフェースは、前記エージェント部が自身の複製を作成するための複製インタフェースを含み、
    前記エージェント部は、さらに、前記管理装置からの命令が当該エージェント部の複製を前記ゲストOSに設定することを表す場合に前記複製インタフェースにより自身の複製を前記ゲストOSに設定する手段を有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の計算機。
  13. コンピュータを請求項7乃至12のいずれか1項に記載の計算機として機能させることを特徴とするプログラム。
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