JP2011175338A - ネットワーク構築システム、構築サーバ、ネットワーク構築方法およびプログラム - Google Patents

ネットワーク構築システム、構築サーバ、ネットワーク構築方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サービスに応じたネットワークや仮想サーバを容易に、かつ確実に構築する。
【解決手段】構築サーバ200が、外部から要求されたリソースに応じて物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバから仮想サーバを構築し、リソース管理データベース100から仮想サーバ識別情報を読み出し、当該要求を識別するための要求識別情報と、読み出した仮想サーバ識別情報と、要求されたリソースを示すリソース情報と、仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理し、要求されたリソースの量に応じてリソース管理データベースが記憶している残量を書き換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ネットワークおよび通信ネットワークを構成する仮想サーバを構築するネットワーク構築システム、構築サーバ、ネットワーク構築方法およびプログラムに関する。
近年、職場や、家庭、公共施設等において、通信ネットワークが整備されている。利用者は、この通信ネットワークを介して様々なサービスを受けている。
これらのサービスを受けるには、当該ネットワークと接続された種々のサーバ、例えば、WEBサーバ、AP(Application)サーバ、DB(Database)サーバ等の存在が必須となる。
この種々のサーバは、通信ネットワーク上に複数存在しており、あるサービスを提供するサービス提供者は、サービスを提供するために、当該サービスに必要なリソースに基づいて、サーバの選択やネットワークの構築を行っている。このとき、ネットワークの構築を行うためのファイルやパラメータを設定することにより、ネットワークの構築が行われる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平05−346896号公報
しかしながら、上述した技術においては、ネットワークの構築のため、サービスごとに必要なリソースに対してどのサーバを選択するか等をサービス提供者等の管理者が手動で設定しなければならない。そのため、その手間がかかってしまうという問題点がある。また、手動による設定では、誤入力のおそれがある。
本発明の目的は、上述した課題を解決するネットワーク構築システム、構築サーバ、ネットワーク構築方法およびプログラムを提供することである。
本発明のネットワーク構築システムは、
複数の物理サーバと、
前記複数の物理サーバから仮想サーバおよびネットワークを構築する構築サーバと、
前記複数の物理サーバに具備されたリソースと、未使用のリソースの量を示す残量と、前記仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報とを記憶するリソース管理データベースとを有し、
前記構築サーバは、外部から要求されたリソースに応じて前記物理サーバから前記仮想サーバを構築し、前記リソース管理データベースから前記仮想サーバ識別情報を読み出し、該要求を識別するための要求識別情報と、前記読み出した仮想サーバ識別情報と、前記要求されたリソースを示すリソース情報と、前記仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理し、前記要求されたリソースの量に応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換えることを特徴とする。
また、本発明の構築サーバは、
ネットワークおよび仮想サーバを構築する構築サーバであって、
外部からリソースの要求の入力を受け付ける要求受付部と、
前記要求受付部が前記リソースの要求を受け付けた場合、該リソースに応じて当該構築サーバと接続された複数の物理サーバから前記仮想サーバを構築する仮想サーバ構築部と、
前記複数の物理サーバに具備されたリソースと、未使用のリソースの量を示す残量と、前記仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報とを記憶するリソース管理データベースから、前記仮想サーバ識別情報を読み出し、前記要求されたリソースの量に応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換えるリソース管理データベースインタフェース部と、
前記要求を識別するための要求識別情報と、前記読み出した仮想サーバ識別情報と、前記要求されたリソースを示すリソース情報と、前記仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理する構築情報管理部とを有する。
また、本発明のネットワーク構築方法は、
ネットワークおよび仮想サーバを構築するネットワーク構築方法であって、
リソースの要求を受け付ける処理と、
前記リソースの要求を受け付けた場合、該リソースに応じて複数の物理サーバから前記仮想サーバを構築する処理と、
前記複数の物理サーバに具備されたリソースと、未使用のリソースの量を示す残量と、前記仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報とを記憶するリソース管理データベースから、前記仮想サーバ識別情報を読み出す処理と、
前記要求を識別するための要求識別情報と、前記読み出した仮想サーバ識別情報と、前記要求されたリソースを示すリソース情報と、前記仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理する処理と、
前記要求されたリソースの量に応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換える処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
ネットワークおよび仮想サーバを構築する構築サーバに実行させるためのプログラムであって、
外部からリソースの要求を受け付ける手順と、
前記リソースの要求を受け付けた場合、該リソースに応じて当該構築サーバと接続された複数の物理サーバから前記仮想サーバを構築する手順と、
前記複数の物理サーバに具備されたリソースと、未使用のリソースの量を示す残量と、前記仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報とを記憶するリソース管理データベースから、前記仮想サーバ識別情報を読み出す手順と、
前記要求を識別するための要求識別情報と、前記読み出した仮想サーバ識別情報と、前記要求されたリソースを示すリソース情報と、前記仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理する手順と、
前記要求されたリソースの量に応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換える手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、サービスに応じたネットワークや仮想サーバを容易に、かつ確実に構築することができる。
本発明のネットワーク構築システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示したリソース管理データベースが記憶するリソースの全体量と残量との一例を示す図である。 図1に示したリソース管理データベースが記憶する、物理サーバ群を構成する複数の物理サーバ毎のリソースの情報の一例を示す図である。 図1に示したリソース管理データベースが記憶する仮想サーバ識別情報の一例を示す図である。 図1に示したリソース管理データベースが記憶する仮想ネットワーク情報の一例を示す図である。 図1に示したリソース管理データベースが記憶するホスト名の一例を示す図である。 図1に示したリソース管理データベースが記憶するポート番号の一例を示す図である。 図1に示した構築サーバの内部構成の一例を示す図である。 図8に示した要求受付部に表示された、要求を外部から入力するための画面の一例を示す図である。 図8に示した要求受付部が記憶しているスペック対応テーブルの一例を示す図である。 図1に示した構築情報データベースに記憶された構築情報の一例を示す図である。 本形態におけるネットワーク構築方法のうち、要求されたリソースに応じたネットワークを構築する処理を説明するためのフローチャートである。 本形態におけるネットワーク構築方法のうち、図1に示した監視サーバによって監視されたリソースが所定の閾値を超えた場合の処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本形態におけるネットワーク構築方法のうち、図1に示した監視サーバによって監視されたリソースが所定の閾値を超えた場合の処理の他の例を説明するためのフローチャートである。 本形態におけるネットワーク構築方法のうち、図1に示した監視サーバによって監視されたリソースが所定の閾値未満となる状態があらかじめ設定された期間続いた場合の処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のネットワーク構築システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、リソース管理データベース100と、構築サーバ200と、構築情報データベース300と、監視サーバ400と、物理サーバ群500とから構成されている。
物理サーバ群500は、複数の物理サーバから構成される。ここで、物理サーバとは、WEBサーバ、APサーバ、DBサーバ、ルータ、スイッチ、LB(Load Balancer)、NAS(Network Attached Strage)等のネットワークを構築する物理的に存在する装置(ネットワーク機器)を示す。
リソース管理データベース100は、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバに具備されたリソースの全体量と、その全体量のうち未使用のリソースの量を示す残量とを記憶する。
図2は、図1に示したリソース管理データベース100が記憶するリソースの全体量と残量との一例を示す図である。
図1に示したリソース管理データベース100には図2に示すように、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバに具備されたリソースの全体量と、その全体量のうち未使用のリソースの量を示す残量とが記憶される。この全体量は、あらかじめ記憶されているものであり、残量は構築サーバ200によって更新されるものである。
図2に示した例では、リソースとして、CPU(Central Processing Unit)のコア数、メモリ容量、HDD(ハードディスク)容量およびNAS容量が記憶されている。
例えば図2に示すように、CPUのコア数の全体量「100個」と残量「100個」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバに具備されたCPUのコア数の全体量が「100個」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「100個」であることを示している。また、メモリ容量の全体量「200GB」と残量「200GB」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバに具備されたメモリ容量の全体量が「200GB」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「200GB」であることを示している。また、HDD容量の全体量「50TB」と残量「50TB」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバに具備されたHDD容量の全体量が「50TB」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「50TB」であることを示している。また、NAS容量の全体量「100TB」と残量「100TB」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバに具備されたNAS容量の全体量が「100TB」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「100TB」であることを示している。
また、リソース管理データベース100は、図2に示したリソースを、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバ毎に記憶するものであっても良い。
図3は、図1に示したリソース管理データベース100が記憶する、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバ毎のリソースの情報の一例を示す図である。
図3に示すように、リソース管理データベース100は、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバ毎に、そのリソースを記憶して管理するものであっても良い。
例えば図3に示すように、「物理サーバA」について、CPUのコア数の管理数「8個」と残量「8個」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバの中の「物理サーバA」に具備されたCPUのコア数の管理数が「8個」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「8個」であることを示している。また、メモリ容量の管理数「32GB」と残量「32GB」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバの中の「物理サーバA」に具備されたメモリ容量の管理数が「32GB」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「32GB」であることを示している。また、HDD容量の管理数「800GB」と残量「800GB」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバの中の「物理サーバA」に具備されたHDD容量の管理数が「800GB」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「800GB」であることを示している。
また、「物理サーバB」について、CPUのコア数の管理数「4個」と残量「4個」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバの中の「物理サーバB」に具備されたCPUのコア数の管理数が「4個」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「4個」であることを示している。また、メモリ容量の管理数「16GB」と残量「16GB」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバの中の「物理サーバB」に具備されたメモリ容量の管理数が「16GB」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「16GB」であることを示している。また、HDD容量の管理数「400GB」と残量「400GB」とが対応付けられて記憶されている。これは、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバの中の「物理サーバB」に具備されたHDD容量の管理数が「400GB」であり、現在未使用であるため使用可能である残量は「400GB」であることを示している。
なお、ここで「管理数」とは、各物理サーバに具備されたリソースの量を示す。
また、リソース管理データベース100は、構築サーバ200が構築する仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報を記憶する。
図4は、図1に示したリソース管理データベース100が記憶する仮想サーバ識別情報の一例を示す図である。
図1に示したリソース管理データベース100には図4に示すように、構築サーバ200が構築する仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報が記憶される。図4では、仮想サーバ識別情報がIP(Internet Protocol)アドレスである場合を例に挙げて示す。また、IPアドレスそれぞれが、使用中か未使用であるかを示す情報が当該IPアドレスと対応付けられて記憶される。この「使用/未使用」の情報は、構築サーバ200が仮想サーバを構築する際に、構築サーバ200によって読み出された(払い出された)ときに「未使用」から「使用」へ更新される。
例えば図4に示すように、IPアドレス「133.***.***.001」と使用/未使用「使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想サーバ識別情報としてIPアドレス「133.***.***.001」は現在使用中であることを示している。また、IPアドレス「133.***.***.002」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想サーバ識別情報としてIPアドレス「133.***.***.002」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、IPアドレス「133.***.***.003」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想サーバ識別情報としてIPアドレス「133.***.***.003」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、IPアドレス「133.***.***.004」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想サーバ識別情報としてIPアドレス「133.***.***.004」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、IPアドレス「133.***.***.005」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想サーバ識別情報としてIPアドレス「133.***.***.005」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。
また、リソース管理データベース100は、構築サーバ200が複数の仮想サーバを構築する場合に複数の仮想サーバを互いに接続するための仮想ネットワーク情報を記憶する。
図5は、図1に示したリソース管理データベース100が記憶する仮想ネットワーク情報の一例を示す図である。
図1に示したリソース管理データベース100には図5に示すように、構築サーバ200が構築する仮想サーバが複数である場合に、当該複数の仮想サーバを互いに接続するための仮想ネットワーク情報がとして記憶される。図5では、仮想ネットワーク情報がVLAN(Virtual Local Area Network)番号である場合を例に挙げて示す。また、VLAN番号それぞれが、使用中か未使用であるかを示す情報が当該VLAN番号と対応付けられて記憶される。この「使用/未使用」の情報は、構築サーバ200が仮想サーバを構築する際に、構築サーバ200によって読み出された(払い出された)ときに「未使用」から「使用」へ更新される。
例えば図5に示すように、VLAN番号「V001」と使用/未使用「使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想ネットワーク情報としてVLAN番号「V001」は現在使用中であることを示している。また、VLAN番号「V002」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想ネットワーク情報としてVLAN番号「V002」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、VLAN番号「V003」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想ネットワーク情報としてVLAN番号「V003」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、VLAN番号「V004」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想ネットワーク情報としてVLAN番号「V004」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、VLAN番号「V005」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、仮想ネットワーク情報としてVLAN番号「V005」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。
また、リソース管理データベース100は、構築サーバ200が構築する仮想サーバに付与するホスト名を記憶する。
図6は、図1に示したリソース管理データベース100が記憶するホスト名の一例を示す図である。
図1に示したリソース管理データベース100には図6に示すように、構築サーバ200が構築する仮想サーバに付与するホスト名(仮想サーバ名)が記憶される。また、ホスト名それぞれが、使用中か未使用であるかを示す情報が当該ホスト名と対応付けられて記憶される。この「使用/未使用」の情報は、構築サーバ200が仮想サーバを構築する際に、構築サーバ200によって読み出された(払い出された)ときに「未使用」から「使用」へ更新される。
例えば図6に示すように、ホスト名「AAA」と使用/未使用「使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ホスト名「AAA」は現在使用中であることを示している。また、ホスト名「BBB」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ホスト名「BBB」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、ホスト名「CCC」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ホスト名「CCC」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、ホスト名「DDD」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ホスト名「DDD」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、ホスト名「EEE」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ホスト名「EEE」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。
また、リソース管理データベース100は、構築サーバ200が構築する仮想サーバがTCP/UDPのプロトコルで使用するポート番号を記憶する。
図7は、図1に示したリソース管理データベース100が記憶するポート番号の一例を示す図である。
図1に示したリソース管理データベース100には図7に示すように、構築サーバ200が構築する仮想サーバがTCP/UDPのプロトコルで使用するポート番号が記憶される。また、ポート番号それぞれが、使用中か未使用であるかを示す情報が当該ポート番号と対応付けられて記憶される。この「使用/未使用」の情報は、構築サーバ200が仮想サーバを構築する際に、構築サーバ200によって読み出された(払い出された)ときに「未使用」から「使用」へ更新される。
例えば図7に示すように、ポート番号「0」と使用/未使用「使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ポート番号「0」は現在使用中であることを示している。また、ポート番号「1」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ポート番号「1」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、ポート番号「2」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ポート番号「2」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、ポート番号「3」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ポート番号「3」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。また、ポート番号「4」と使用/未使用「未使用」とが対応付けられて記憶されている。これは、ポート番号「4」は現在使用されていないため使用可能であることを示している。
また、構築サーバ200は、ネットワークを構築する者が利用する端末等からの要求に対して、物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバから仮想サーバおよびネットワークを構築する。
図8は、図1に示した構築サーバ200の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した構築サーバ200には図8に示すように、要求受付部210と、仮想サーバ構築部220と、リソース管理データベースインタフェース部230と、構築情報管理部240とが設けられている。なお、図8には、図1に示した構築サーバ200が有する構成要素のうち、本発明に係わる構成要素のみを示した。
要求受付部210は、外部からリソースの要求の入力を受け付ける。この受け付け方法は、構築サーバ200と通信可能に構成された端末から入力された情報を受け付けるものであっても良いし、要求受付部210が要求を外部から入力するための画面(UI:User Interface)を表示し、当該画面にしたがって入力された情報を受け付けるものであっても良い。
図9は、図8に示した要求受付部210に表示された、要求を外部から入力するための画面の一例を示す図である。
図9に示すように、図8に示した要求受付部210に、要求するリソースを入力する画面が表示される。
例えば図9に示すように、サービスIDと、WEBサーバのOS(Operating System)、台数およびスペックと、APサーバのOS、台数およびスペックと、DBサーバのOS、台数およびスペックと、NASの容量とが入力できる画面が表示される。サービスIDとは、サービス(リソースの要求)を識別できるものであれば良く、リソースの要求ごと固有の要求識別情報である。また、OSの入力はプルダウンメニューとなっており、複数のOSから選択できるようになっている。また、スペックは、「大」、「中」、「小」の3種類からラジオボタンを選択することにより選ぶことができるようになっている。
図10は、図8に示した要求受付部210が記憶しているスペック対応テーブルの一例を示す図である。
図8に示した要求受付部210は、図10に示すように、上述したように表示した「大」、「中」、「小」がどのようなスペックであるかを、スペック対応テーブルとして記憶している。
例えば図10に示すように、「大」と、CPUコア数「3」と、メモリ容量「2GB」と、HDD容量「1TB」とが対応付けられて記憶されている。これは、要求受付部210が表示した画面で、スペックとして「大」が選択された場合、その要求されたリソースは、CPUコア数が3個であり、メモリ容量が2GBであり、HDD容量が1TBであることを示している。つまり、CPUコア数が3個であり、メモリ容量が2GBであり、HDD容量が1TBである仮想サーバの構築が要求されたこととなる。また、「中」と、CPUコア数「2」と、メモリ容量「1GB」と、HDD容量「500GB」とが対応付けられて記憶されている。これは、要求受付部210が表示した画面で、スペックとして「中」が選択された場合、その要求されたリソースは、CPUコア数が2個であり、メモリ容量が1GBであり、HDD容量が500GBであることを示している。つまり、CPUコア数が2個であり、メモリ容量が1GBであり、HDD容量が500GBである仮想サーバの構築が要求されたこととなる。また、「小」と、CPUコア数「1」と、メモリ容量「0.5GB」と、HDD容量「200GB」とが対応付けられて記憶されている。これは、要求受付部210が表示した画面で、スペックとして「小」が選択された場合、その要求されたリソースは、CPUコア数が1個であり、メモリ容量が0.5GBであり、HDD容量が200GBであることを示している。つまり、CPUコア数が1個であり、メモリ容量が0.5GBであり、HDD容量が200GBである仮想サーバの構築が要求されたこととなる。
なお、図10に示したスペック対応テーブルは、あらかじめ設定されているものであるが、外部からの変更は可能である。
例えば、図9に示した画面でサービスIDに「S001」が入力され、WEBサーバ、APサーバ、DBサーバおよびNASに要求するリソースの情報が入力され、「決定キー」が選択されると、入力された情報およびスペック対応テーブルにて当該情報と対応付けられたスペックが要求受付部210から仮想サーバ構築部220へ出力される。
また、仮想サーバ構築部220は、要求受付部210がリソースの要求を受け付けた場合(要求受付部210から情報が出力されてきた場合)、その要求されたリソースに応じて物理サーバ群500を構成する複数の物理サーバから仮想サーバを構築する。なお、要求されたリソースに応じた仮想サーバの構築方法は、一般的に行われている方法を用いれば良く、ここでは特に規定しない。
また、仮想サーバ構築部220は、複数の物理サーバにリソースを分散させて仮想サーバを構築するものであっても良い。これにより、物理サーバの冗長構成が実現できる。
また、リソース管理データベースインタフェース部230は、リソース管理データベース100とのインタフェース機能を有する。具体的には、リソース管理データベースインタフェース部230は、仮想サーバ構築部220が仮想サーバを構築する際、リソース管理データベース100から仮想サーバ識別情報(IPアドレス)を読み出す(払い出す)。このとき、リソース管理データベースインタフェース部230は、仮想サーバ構築部220が構築する仮想サーバの数に応じた仮想サーバ識別情報をリソース管理データベース100から読み出す。例えば、仮想サーバ構築部220が2台の仮想サーバを構築する場合、リソース管理データベースインタフェース部230は、2つの仮想サーバ識別情報をリソース管理データベース100から読み出す。また、仮想サーバ構築部220が仮想サーバを構築する場合、リソース管理データベースインタフェース部230は、リソース管理データベース100から仮想サーバ識別情報を読み出す際、構築する複数の仮想サーバを互いに接続するための仮想ネットワーク情報を仮想サーバ識別情報とともにリソース管理データベース100から読み出す。また、リソース管理データベースインタフェース部230は、リソース管理データベース100から仮想サーバ識別情報とともに、ホスト名やポート番号を読み出す。
なお、これらの情報を読み出す際、図4〜6に示した「使用/未使用」が「未使用」になっているものを読み出すことは言うまでもない。
また、リソース管理データベースインタフェース部230は、リソース管理データベース100から読み出した情報を構築情報管理部240へ出力する。
また、リソース管理データベースインタフェース部230は、要求されたリソースの量に応じて、つまり仮想サーバを構築したリソースの量に応じて、リソース管理データベース100が記憶している残量を書き換える(更新する)。例えば、CPUコア数が3つであり、メモリ容量が2GBであり、HDD容量が1TBである仮想サーバを仮想サーバ構築部220が構築した場合、リソース管理データベース100が記憶している残量を、現在の残量から、CPUコア数を3、メモリ容量を2GB、HDD容量を1TB差し引いた値に書き換える。
構築情報管理部240は、要求受付部210から仮想サーバ構築部220へ出力された要求識別情報と、仮想サーバ構築部220が構築した仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報と、要求されたリソースを示すリソース情報(CPUコア数、メモリ容量およびHDD容量)と、リソース管理データベースインタフェース部230から出力されてきた仮想サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として構築情報データベース300に書き込んで管理する。また、構築情報管理部240は、リソース管理データベースインタフェース部230から仮想ネットワーク情報やホスト名、ポート番号が出力されてきた場合、それらも対応付けて構築情報として構築情報データベース300に書き込んで管理する。また、構築情報管理部240は、要求されたサーバの種類(WEBサーバ、APサーバ、DBサーバ、LB、NAS等)や、その仮想サーバのOSも対応付けて構築情報として構築情報データベース300に書き込んで管理するものであっても良い。
また、構築情報データベース300は、構築情報管理部240によって書き込まれた情報を記憶する。
図11は、図1に示した構築情報データベース300に記憶された構築情報の一例を示す図である。
図1に示した構築情報データベース300には図11に示すように、要求識別情報であるサービスIDと、サーバの種類と、OSと、仮想サーバ識別情報であるIPアドレスと、ポート番号と、ホスト名と、仮想ネットワーク情報であるVLAN番号と、CPUコア数と、メモリ容量と、HDD容量と、物理サーバ識別情報である物理サーバIPアドレスとが対応付けられて記憶される。
図11に示した例では、サービスIDが「S001」である1つのサービス(要求)に対する各情報を例に挙げて示している。
例えば図11に示すように、サーバの種類「WEBサーバ」と、OS「***」と、IPアドレス「133.***.***.001」と、ポート番号「1」と、ホスト名「AAA」と、VLAN番号「V001」と、CPUコア数「2」と、メモリ容量「1GB」と、HDD容量「500GB」と、物理サーバIPアドレス「***.***.***.101」とが対応付けられて記憶されている。これは、WEBサーバとして構築された仮想サーバのOSが「***」であり、この仮想サーバに付与されたIPアドレスが「133.***.***.001」であり、この仮想サーバが使用するポート番号が「1」であり、この仮想サーバに付与されたホスト名が「AAA」であり、この仮想サーバと他の仮想サーバとを接続する仮想ネットワーク情報が「V001」であり、この仮想サーバのCPUコア数が「2」であり、メモリ容量が「1GB」であり、HDD容量が「500GB」であり、また、この仮想サーバを構成する物理サーバのIPアドレスが「***.***.***.101」であることを示している。
また、サーバの種類「WEBサーバ」と、OS「***」と、IPアドレス「133.***.***.002」と、ポート番号「2」と、ホスト名「BBB」と、VLAN番号「V001」と、CPUコア数「2」と、メモリ容量「1GB」と、HDD容量「500GB」と、物理サーバIPアドレス「***.***.***.102」とが対応付けられて記憶されている。これは、WEBサーバとして構築された仮想サーバのOSが「***」であり、この仮想サーバに付与されたIPアドレスが「133.***.***.002」であり、この仮想サーバが使用するポート番号が「2」であり、この仮想サーバに付与されたホスト名が「BBB」であり、この仮想サーバと他の仮想サーバとを接続する仮想ネットワーク情報が「V001」であり、この仮想サーバのCPUコア数が「2」であり、メモリ容量が「1GB」であり、HDD容量が「500GB」であり、また、この仮想サーバを構成する物理サーバのIPアドレスが「***.***.***.102」であることを示している。
また、サーバの種類「WEBサーバ」と、OS「***」と、IPアドレス「133.***.***.003」と、ポート番号「3」と、ホスト名「CCC」と、VLAN番号「V001」と、CPUコア数「2」と、メモリ容量「1GB」と、HDD容量「500GB」と、物理サーバIPアドレス「***.***.***.103」とが対応付けられて記憶されている。これは、WEBサーバとして構築された仮想サーバのOSが「***」であり、この仮想サーバに付与されたIPアドレスが「133.***.***.003」であり、この仮想サーバが使用するポート番号が「3」であり、この仮想サーバに付与されたホスト名が「CCC」であり、この仮想サーバと他の仮想サーバとを接続する仮想ネットワーク情報が「V001」であり、この仮想サーバのCPUコア数が「2」であり、メモリ容量が「1GB」であり、HDD容量が「500GB」であり、また、この仮想サーバを構成する物理サーバのIPアドレスが「***.***.***.103」であることを示している。
また、サーバの種類「DBサーバ」と、OS「***」と、IPアドレス「133.***.***.004」と、ポート番号「4」と、ホスト名「DDD」と、VLAN番号「V001」と、CPUコア数「1」と、メモリ容量「0.5GB」と、HDD容量「200GB」と、物理サーバIPアドレス「***.***.***.104」とが対応付けられて記憶されている。これは、DBサーバとして構築された仮想サーバのOSが「***」であり、この仮想サーバに付与されたIPアドレスが「133.***.***.004」であり、この仮想サーバが使用するポート番号が「4」であり、この仮想サーバに付与されたホスト名が「DDD」であり、この仮想サーバと他の仮想サーバとを接続する仮想ネットワーク情報が「V001」であり、この仮想サーバのCPUコア数が「1」であり、メモリ容量が「0.5GB」であり、HDD容量が「200GB」であり、また、この仮想サーバを構成する物理サーバのIPアドレスが「***.***.***.104」であることを示している。
また、サーバの種類「LB」と、IPアドレス「133.***.***.005」と、ポート番号「5」と、ホスト名「EEE」と、VLAN番号「V001」と、CPUコア数「1」と、メモリ容量「0.5GB」と、HDD容量「100GB」と、物理サーバIPアドレス「***.***.***.105」とが対応付けられて記憶されている。これは、LBとして構築された仮想サーバに付与されたIPアドレスが「133.***.***.005」であり、この仮想サーバが使用するポート番号が「5」であり、この仮想サーバに付与されたホスト名が「EEE」であり、この仮想サーバと他の仮想サーバとを接続する仮想ネットワーク情報が「V001」であり、この仮想サーバのCPUコア数が「1」であり、メモリ容量が「0.5GB」であり、HDD容量が「100GB」であり、また、この仮想サーバを構成する物理サーバのIPアドレスが「***.***.***.105」であることを示している。
また、サーバの種類「NAS」と、IPアドレス「133.***.***.006」と、ポート番号「6」と、ホスト名「FFF」と、VLAN番号「V001」と、HDD容量「1TB」と、物理サーバIPアドレス「***.***.***.106」とが対応付けられて記憶されている。これは、NASとして構築された仮想サーバに付与されたIPアドレスが「133.***.***.006」であり、この仮想サーバが使用するポート番号が「6」であり、この仮想サーバに付与されたホスト名が「FFF」であり、この仮想サーバと他の仮想サーバとを接続する仮想ネットワーク情報が「V001」であり、この仮想サーバのHDD容量が「1TB」であり、また、この仮想サーバを構成する物理サーバのIPアドレスが「***.***.***.106」であることを示している。
このように、構築された仮想サーバの構築情報が構築情報データベース300に記憶されていることにより、どのサービスでどの物理サーバを用いてどのようなスペックを持った仮想サーバが構築されたかを管理することが可能となる。
また、監視サーバ400は、構築された仮想サーバを構成する物理サーバのリソースの使用状況を監視する。また、監視サーバ400は、監視の結果、使用されているリソースとあらかじめ設定された閾値との大小関係に応じて、構築されている仮想サーバの数の増減を構築サーバ200へ指示する。具体的には、使用されているリソースがあらかじめ設定された閾値を超えた場合、監視サーバ400は、その旨を構築サーバ200へ通知する。すると、構築サーバ200の仮想サーバ構築部220は、さらに必要な仮想サーバを構築(増設)する。そのとき、リソース管理データベースインタフェース部230は、リソース管理データベース100から上述した必要な情報(仮想サーバ識別情報等)を読み出す。そして、読み出した情報を構築情報管理部240は、構築情報データベース300に追加する。また、リソース管理データベースインタフェース部230は、増設した仮想サーバのリソースに応じて、リソース管理データベース100が記憶している残量を書き換える。
この閾値は、構築情報データベース300の構築情報に対応して仮想サーバを構築した際、自動的に付与されて監視サーバ400に記憶される。これにより、仮想サーバが構築されると、監視サーバ400によって当該閾値を用いた監視が自動的に始まる。
なお、監視サーバ400からの通知は、使用されているリソースが所定の閾値を1度超えた場合以外でも、例えば、所定の回数超えた場合や、所定の頻度で超えた場合等、保護段数を設けて行うものであっても良い。
また、監視サーバ400は、監視の結果、使用されているリソースがあらかじめ設定された閾値未満である場合、監視サーバ400は、その旨を構築サーバ200へ通知する。すると、構築サーバ200の仮想サーバ構築部220は、構築されている仮想サーバのうち、使用されているリソースのリソース量に応じた不要な仮想サーバを減設する。そして、構築情報管理部240は、減設した仮想サーバを示す情報を構築情報データベース300から削除する。また、リソース管理データベースインタフェース部230は、減設した仮想サーバのリソースに応じて、リソース管理データベース100が記憶している残量を書き換える。なお、使用されているリソースがあらかじめ設定された閾値未満である場合に即時に通知するものではなく、閾値未満である状態があらかじめ設定された期間続いた場合に通知するものや、使用されているリソースが所定の閾値未満であることが所定の回数を超えた場合等、保護段数を設けて通知するものであっても良い。
また、監視サーバ400は、監視の結果、使用されているリソースがあらかじめ設定された閾値を超えた場合、または閾値未満である場合、または閾値未満である状態があらかじめ設定された期間続いた場合、その旨を構築サーバ200の代わりに外部へ通知するものであっても良い。ここで外部としては、監視サーバ400と接続された、当該ネットワークを保守または構築する者が操作する端末が挙げられる。
また、この通知は、構築サーバ200と外部との両方に通知されるものであっても良い。
なお、監視サーバ400が具備する上述した機能を、構築サーバ200に具備させても良い。
以下に、本形態におけるネットワーク構築方法について説明する。まずは、本形態におけるネットワーク構築方法のうち、要求されたリソースに応じたネットワークを構築する処理について説明する。
図12は、本形態におけるネットワーク構築方法のうち、要求されたリソースに応じたネットワークを構築する処理を説明するためのフローチャートである。
まず、要求受付部210にてリソースの要求が受け付けられると(ステップS1)、受け付けたリソースに応じて仮想サーバ構築部220によって物理サーバ群500を構成する物理サーバから仮想サーバが構築される(ステップS2)。
また、リソース管理データベースインタフェース部230によって、リソース管理データベース100から、IPアドレスとVLAN番号とが読み出される(ステップS3)。このとき、上述したように、ホスト名やポート番号も読み出されるものであっても良い。
なお、ステップS3の処理がステップS2の処理よりも先に行われ、続いてステップS2の処理が行われるものであっても良いし、ステップS2の処理とステップS3の処理とが同時に行われるものであっても良い。
続いて、要求受付部210にて受け付けられた要求識別情報と、仮想サーバ構築部220が構築した仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報と、要求されたリソースを示すリソース情報と、リソース管理データベースインタフェース部230がリソース管理データベース100から読み出した仮想サーバ識別情報であるIPアドレスおよび仮想ネットワーク情報であるVLAN番号とが対応付けられて構築情報として構築情報管理部240によって構築情報データベース300に書き込まれる(ステップS4)。また、このとき、リソース管理データベースインタフェース部230がリソース管理データベース100から読み出したホスト名やポート番号も対応付けられて構築情報として構築情報管理部240によって構築情報データベース300に書き込まれるものであっても良い。
また、リソース管理データベースインタフェース部230によって、要求されたリソースの量に応じて、つまり仮想サーバを構築したリソースの量に応じて、リソース管理データベース100が記憶している残量が更新される(ステップS5)。
次に、本形態におけるネットワーク構築方法のうち、図1に示した監視サーバ400によって監視されたリソースが所定の閾値を超えた場合の処理について説明する。
図13は、本形態におけるネットワーク構築方法のうち、図1に示した監視サーバ400によって監視されたリソースが所定の閾値を超えた場合の処理の一例を説明するためのフローチャートである。
仮想サーバ(ネットワーク)が構築された後、監視サーバ400によって、構築された仮想サーバを構成する物理サーバにて使用されているリソースがあらかじめ設定されている閾値を超えたかどうかが監視される(ステップS11)。
当該リソースが当該閾値を超えている場合、その旨が監視サーバ400から構築サーバ200へ通知され、構築サーバ200の仮想サーバ構築部220によって、その超えた分のリソース量に応じてさらに必要な仮想サーバが増設される(ステップS12)。
また、増設される仮想サーバの数に応じてリソース管理データベースインタフェース部230によって、リソース管理データベース100からIPアドレスおよびVLAN番号が読み出される(ステップS13)。なお、このとき、ホスト名やポート番号が読み出されても良い。
そして、読み出した情報が構築情報管理部240によって、構築情報データベース300に追加される(ステップS14)。
また、リソース管理データベースインタフェース部230によって、仮想サーバを増設したリソースの量に応じて、リソース管理データベース100が記憶している残量が更新される(ステップS15)。
図14は、本形態におけるネットワーク構築方法のうち、図1に示した監視サーバ400によって監視されたリソースが所定の閾値を超えた場合の処理の他の例を説明するためのフローチャートである。
仮想サーバ(ネットワーク)が構築された後、監視サーバ400によって、構築された仮想サーバを構成する物理サーバにて使用されているリソースがあらかじめ設定されている閾値を超えたかどうかが監視される(ステップS21)。
当該リソースが当該閾値を超えている場合、その旨(使用リソースが多い旨)が監視サーバ400から外部へ通知される(ステップS22)。
次に、本形態におけるネットワーク構築方法のうち、図1に示した監視サーバ400によって監視されたリソースが所定の閾値未満となる状態があらかじめ設定された期間続いた場合の処理について説明する。
図15は、本形態におけるネットワーク構築方法のうち、図1に示した監視サーバ400によって監視されたリソースが所定の閾値未満となる状態があらかじめ設定された期間続いた場合の処理を説明するためのフローチャートである。なお、ここで使用する閾値は、図13および図14を用いて説明した処理で使用した閾値よりも小さな値であることが望ましい。
まず、監視サーバ400に具備されたタイマ(不図示)が起動する(ステップS31)。
タイマ起動後、監視サーバ400によって、構築された仮想サーバを構成する物理サーバにて使用されているリソースがあらかじめ設定されている閾値未満であるかどうかが監視される(ステップS32)。
構築された仮想サーバを構成する物理サーバにて使用されているリソースがあらかじめ設定されている閾値未満ではない場合、タイマが停止し(ステップS33)、再度ステップS31の処理が行われる。つまり、タイマがリスタートすることになる。
一方、構築された仮想サーバを構成する物理サーバにて使用されているリソースがあらかじめ設定されている閾値未満である場合、タイマがあらかじめ設定された期間を経過した(タイムアウトした)かどうかが判断される(ステップS34)。
タイマがあらかじめ設定された期間を経過した場合、その旨(使用リソースが少ない旨)が監視サーバ400から外部または構築サーバ200へ通知される(ステップS35)。
構築された仮想サーバを構成する物理サーバにて使用されているリソースがあらかじめ設定されている閾値未満である状態が所定の期間続いた旨が通知された構築サーバ200では、上述した減設の処理が行われる。
このように、要求されたリソースに応じて、ネットワークや仮想サーバを自動的に構築することができる。
上述した構築サーバ200に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を記述したプログラムを構築サーバ200にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを構築サーバ200に読み込ませ、実行するものであっても良い。構築サーバ200にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、構築サーバ200に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、構築サーバ200に設けられたCPU(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
100 リソース管理データベース
200 構築サーバ
210 要求受付部
220 仮想サーバ構築部
230 リソース管理データベースインタフェース部
240 構築情報管理部
300 構築情報データベース
400 監視サーバ
500 物理サーバ群

Claims (29)

  1. 複数の物理サーバと、
    前記複数の物理サーバから仮想サーバおよびネットワークを構築する構築サーバと、
    前記複数の物理サーバに具備されたリソースと、未使用のリソースの量を示す残量と、前記仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報とを記憶するリソース管理データベースとを有し、
    前記構築サーバは、外部から要求されたリソースに応じて前記物理サーバから前記仮想サーバを構築し、前記リソース管理データベースから前記仮想サーバ識別情報を読み出し、該要求を識別するための要求識別情報と、前記読み出した仮想サーバ識別情報と、前記要求されたリソースを示すリソース情報と、前記仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理し、前記要求されたリソースの量に応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換えることを特徴とするネットワーク構築システム。
  2. 請求項1に記載のネットワーク構築システムにおいて、
    前記リソース管理データベースは、前記構築サーバが複数の前記仮想サーバを構築する場合に該複数の仮想サーバを互いに接続するための仮想ネットワーク情報を記憶し、
    前記構築サーバは、前記仮想サーバを複数構築する場合、前記リソース管理データベースから、複数の前記仮想サーバ識別情報と、該複数の仮想サーバを互いに接続するための前記仮想ネットワーク情報とを読み出し、前記要求識別情報と、前記複数の仮想サーバ識別情報と、前記仮想ネットワーク情報と、前記リソース情報と、前記物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理することを特徴とするネットワーク構築システム。
  3. 請求項1に記載のネットワーク構築システムにおいて、
    前記構築サーバは、複数の前記物理サーバに前記リソースを分散させて前記仮想サーバを構築することを特徴とするネットワーク構築システム。
  4. 請求項1に記載のネットワーク構築システムにおいて、
    前記構築サーバは、前記要求を外部から入力するための画面を表示し、該画面にしたがって入力された情報が示すリソースに応じて前記物理サーバから前記仮想サーバを構築することを特徴とするネットワーク構築システム。
  5. 請求項1に記載のネットワーク構築システムにおいて、
    前記仮想サーバを構成する物理サーバのリソースの使用状況を監視し、使用されているリソースが所定の閾値を超えた場合、その旨を前記構築サーバと該構築サーバの外部との少なくとも一方へ通知する監視サーバを有し、
    前記構築サーバは、前記監視サーバから前記通知を受けた場合、前記閾値を超えた分のリソースに応じて前記仮想サーバを増設し、前記リソース管理データベースから前記増設した仮想サーバのための前記仮想サーバ識別情報をさらに読み出し、該読み出した仮想サーバ識別情報を前記構築情報に追加し、前記増設した仮想サーバのリソースに応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換えることを特徴とするネットワーク構築システム。
  6. 請求項1に記載のネットワーク構築システムにおいて、
    前記仮想サーバを構成する物理サーバのリソースの使用状況を監視し、使用されているリソースが所定の閾値未満である場合、その旨を前記構築サーバと該構築サーバの外部との少なくとも一方へ通知する監視サーバを有し、
    前記構築サーバは、前記監視サーバから前記通知を受けた場合、使用されているリソースに応じて前記仮想サーバを減設し、前記減設した仮想サーバの構築情報を削除し、前記減設した仮想サーバのリソースに応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換えることを特徴とするネットワーク構築システム。
  7. 請求項1に記載のネットワーク構築システムにおいて、
    前記リソース管理データベースは、前記リソースとして、CPUコア数と、メモリ容量と、ハードディスク容量との少なくとも1つを記憶することを特徴とするネットワーク構築システム。
  8. 請求項1に記載のネットワーク構築システムにおいて、
    前記リソース管理データベースは、前記仮想サーバ識別情報として、IPアドレスを記憶することを特徴とするネットワーク構築システム。
  9. 請求項1または請求項2に記載のネットワーク構築システムにおいて、
    前記構築情報を記憶する構築情報データベースを有し、
    前記構築サーバは、前記仮想サーバを構築した際、前記構築情報を前記構築情報データベースに書き込むことにより管理することを特徴とするネットワーク構築システム。
  10. ネットワークおよび仮想サーバを構築する構築サーバであって、
    外部からリソースの要求の入力を受け付ける要求受付部と、
    前記要求受付部が前記リソースの要求を受け付けた場合、該リソースに応じて当該構築サーバと接続された複数の物理サーバから前記仮想サーバを構築する仮想サーバ構築部と、
    前記複数の物理サーバに具備されたリソースと、未使用のリソースの量を示す残量と、前記仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報とを記憶するリソース管理データベースから、前記仮想サーバ識別情報を読み出し、前記要求されたリソースの量に応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換えるリソース管理データベースインタフェース部と、
    前記要求を識別するための要求識別情報と、前記読み出した仮想サーバ識別情報と、前記要求されたリソースを示すリソース情報と、前記仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理する構築情報管理部とを有する構築サーバ。
  11. 請求項10に記載の構築サーバにおいて、
    前記リソース管理データベースインタフェース部は、前記仮想サーバ構築部が前記仮想サーバを複数構築する場合、前記リソース管理データベースから、複数の前記仮想サーバ識別情報と、該複数の仮想サーバを互いに接続するための仮想ネットワーク情報とを読み出し、
    前記構築情報管理部は、前記要求識別情報と、前記複数の仮想サーバ識別情報と、前記仮想ネットワーク情報と、前記リソース情報と、前記物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理することを特徴とする構築サーバ。
  12. 請求項10に記載の構築サーバにおいて、
    前記仮想サーバ構築部は、複数の前記物理サーバに前記リソースを分散させて前記仮想サーバを構築することを特徴とする構築サーバ。
  13. 請求項10に記載の構築サーバにおいて、
    前記要求受付部は、前記要求を外部から入力するための画面を表示し、該画面にしたがって入力された情報を前記仮想サーバ構築部へ出力し、
    前記仮想サーバ構築部は、前記要求受付部から出力されてきた情報が示すリソースに応じて前記物理サーバから前記仮想サーバを構築することを特徴とする構築サーバ。
  14. 請求項10に記載の構築サーバにおいて、
    前記仮想サーバ構築部は、当該構築サーバと接続された、前記仮想サーバを構成する物理サーバのリソースの使用状況を監視し、使用されているリソースが所定の閾値を超えた場合、その旨を当該構築サーバへ通知する監視サーバから、前記通知を受けた場合、前記閾値を超えた分のリソースに応じて前記仮想サーバを増設し、
    前記リソース管理データベースインタフェース部は、前記リソース管理データベースから前記増設した仮想サーバのための前記仮想サーバ識別情報をさらに読み出し、前記増設した仮想サーバのリソースに応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換え、
    前記構築情報管理部は、前記リソース管理データベースインタフェース部が読み出した仮想サーバ識別情報を前記構築情報に追加することを特徴とする構築サーバ。
  15. 請求項10に記載の構築サーバにおいて、
    前記仮想サーバ構築部は、当該構築サーバと接続された、前記仮想サーバを構成する物理サーバのリソースの使用状況を監視し、使用されているリソースが所定の閾値未満である場合、その旨を当該構築サーバへ通知する監視サーバから、前記通知を受けた場合、使用されているリソースに応じて前記仮想サーバを減設し、
    前記リソース管理データベースインタフェース部は、前記減設した仮想サーバのリソースに応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換え、
    前記構築情報管理部は、前記減設した仮想サーバの構築情報を削除することを特徴とする構築サーバ。
  16. 請求項10または請求項11に記載の構築サーバにおいて、
    前記構築情報管理部は、前記仮想サーバ構築部が前記仮想サーバを構築した際、前記構築情報を記憶する構築情報データベースに該構築情報を書き込むことにより管理することを特徴とする構築サーバ。
  17. ネットワークおよび仮想サーバを構築するネットワーク構築方法であって、
    リソースの要求を受け付ける処理と、
    前記リソースの要求を受け付けた場合、該リソースに応じて複数の物理サーバから前記仮想サーバを構築する処理と、
    前記複数の物理サーバに具備されたリソースと、未使用のリソースの量を示す残量と、前記仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報とを記憶するリソース管理データベースから、前記仮想サーバ識別情報を読み出す処理と、
    前記要求を識別するための要求識別情報と、前記読み出した仮想サーバ識別情報と、前記要求されたリソースを示すリソース情報と、前記仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理する処理と、
    前記要求されたリソースの量に応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換える処理とを行うネットワーク構築方法。
  18. 請求項17に記載のネットワーク構築方法において、
    前記仮想サーバを複数構築する場合、前記リソース管理データベースから、複数の前記仮想サーバ識別情報と、該複数の仮想サーバを互いに接続するための仮想ネットワーク情報とを読み出す処理と、
    前記要求識別情報と、前記複数の仮想サーバ識別情報と、前記仮想ネットワーク情報と、前記リソース情報と、前記物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理する処理とを行うことを特徴とするネットワーク構築方法。
  19. 請求項17に記載のネットワーク構築方法において、
    複数の前記物理サーバに前記リソースを分散させて前記仮想サーバを構築する処理を行うことを特徴とするネットワーク構築方法。
  20. 請求項17に記載のネットワーク構築方法において、
    前記要求を入力するための画面を表示する処理と、
    前記画面にしたがって入力された情報が示すリソースに応じて前記物理サーバから前記仮想サーバを構築する処理とを行うことを特徴とするネットワーク構築方法。
  21. 請求項17に記載のネットワーク構築方法において、
    前記仮想サーバを構成する物理サーバのリソースの使用状況を監視する処理と、
    使用されているリソースが所定の閾値を超えた場合、前記閾値を超えた分のリソースに応じて前記仮想サーバを増設する処理と、
    前記リソース管理データベースから前記増設した仮想サーバのための前記仮想サーバ識別情報をさらに読み出す処理と、
    前記読み出した仮想サーバ識別情報を前記構築情報に追加する処理と、
    前記増設した仮想サーバのリソースに応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換える処理とを行うことを特徴とするネットワーク構築方法。
  22. 請求項17に記載のネットワーク構築方法において、
    前記仮想サーバを構成する物理サーバのリソースの使用状況を監視する処理と、
    使用されているリソースが所定の閾値未満である場合、使用されているリソースに応じて前記仮想サーバを減設する処理と、
    前記リソース管理データベースから前記減設した仮想サーバの前記構築情報を削除する処理と、
    前記減設した仮想サーバのリソースに応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換える処理とを行うことを特徴とするネットワーク構築方法。
  23. ネットワークおよび仮想サーバを構築する構築サーバに、
    外部からリソースの要求を受け付ける手順と、
    前記リソースの要求を受け付けた場合、該リソースに応じて当該構築サーバと接続された複数の物理サーバから前記仮想サーバを構築する手順と、
    前記複数の物理サーバに具備されたリソースと、未使用のリソースの量を示す残量と、前記仮想サーバを識別するための仮想サーバ識別情報とを記憶するリソース管理データベースから、前記仮想サーバ識別情報を読み出す手順と、
    前記要求を識別するための要求識別情報と、前記読み出した仮想サーバ識別情報と、前記要求されたリソースを示すリソース情報と、前記仮想サーバを構成する物理サーバを識別するための物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理する手順と、
    前記要求されたリソースの量に応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換える手順とを実行させるためのプログラム。
  24. 請求項23に記載のプログラムにおいて、
    前記仮想サーバを複数構築する場合、前記リソース管理データベースから、複数の前記仮想サーバ識別情報と、該複数の仮想サーバを互いに接続するための仮想ネットワーク情報とを読み出す手順と、
    前記要求識別情報と、前記複数の仮想サーバ識別情報と、前記仮想ネットワーク情報と、前記リソース情報と、前記物理サーバ識別情報とを対応付けて構築情報として管理する手順とを実行させるためのプログラム。
  25. 請求項23に記載のプログラムにおいて、
    複数の前記物理サーバに前記リソースを分散させて前記仮想サーバを構築する手順と実行させるためのプログラム。
  26. 請求項23に記載のプログラムにおいて、
    前記要求を外部から入力するための画面を表示する手順と、
    前記画面にしたがって入力された情報が示すリソースに応じて前記物理サーバから前記仮想サーバを構築する手順とを実行させるためのプログラム。
  27. 請求項23に記載のプログラムにおいて、
    当該構築サーバと接続された、前記仮想サーバを構成する物理サーバのリソースの使用状況を監視し、使用されているリソースが所定の閾値を超えた場合、その旨を当該構築サーバへ通知する監視サーバから、前記通知を受けた場合、前記閾値を超えた分のリソースに応じて前記仮想サーバを増設する手順と、
    前記リソース管理データベースから前記増設した仮想サーバのための前記仮想サーバ識別情報をさらに読み出す手順と、
    前記読み出した仮想サーバ識別情報を前記構築情報に追加する手順と、
    前記増設した仮想サーバのリソースに応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換える手順とを実行させるためのプログラム。
  28. 請求項23に記載のプログラムにおいて、
    当該構築サーバと接続された、前記仮想サーバを構成する物理サーバのリソースの使用状況を監視し、使用されているリソースが所定の閾値未満である場合、その旨を当該構築サーバへ通知する監視サーバから、前記通知を受けた場合、使用されているリソースに応じて前記仮想サーバを減設する手順と、
    前記減設した仮想サーバの前記構築情報を削除する手順と、
    前記減設した仮想サーバのリソースに応じて前記リソース管理データベースが記憶している前記残量を書き換える手順とを実行させるためのプログラム。
  29. 請求項23または請求項24に記載のプログラムにおいて、
    前記仮想サーバを構築した際、前記構築情報を記憶する構築情報データベースに該構築情報を書き込むことにより管理する手順と実行させるためのプログラム。
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