JP2011182143A - 動作制御方法、動作制御プログラム、データ処理装置、およびデータ処理システム - Google Patents

動作制御方法、動作制御プログラム、データ処理装置、およびデータ処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】各種処理を実行するための動作条件に応じて適切な動作をデータ処理装置が実行することができる動作制御方法、動作制御プログラム、データ処理装置、およびデータ処理システムを提供する。
【解決手段】データ処理システムは、電力情報および外部機器情報を取得することができる(S2、S6)。電力情報は、データ処理装置への電力の供給元についての情報である。外部機器情報は、データ処理装置に接続される外部機器の処理性能に基づいて生成される情報である。データ処理システムは、電力情報および外部機器情報のうち少なくともいずれかに基づいて、データ処理装置が実行可能なデータ処理のうち、制限または禁止させるデータ処理を決定する(S3〜S11)。データ処理システムは、決定したデータ処理の実行を制限または禁止させるようにデータ処理装置1の動作を制御する(S12)。
【選択図】図3

Description

本発明は、インターフェースを介して外部機器に接続されるデータ処理装置の動作を制御する動作制御方法、動作制御プログラム、データ処理装置、およびデータ処理システムに関する。
従来、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)等の外部機器のデータ処理の負担を軽減するために、各種データ処理を行うデータ処理装置を外部機器に接続する技術が知られている。例えば、特許文献1に記載のテレビ会議システムでは、PCとデータ処理装置とが、データを伝送するインターフェースを介して接続される。データ処理装置は、カメラから入力された映像データをエンコードする映像エンコーダを備える。映像データのエンコードは、PCでなくデータ処理装置によって行われる。
特表2004−506347号公報
データ処理装置は、インターフェースを介して外部機器から供給される電力によって動作することも可能である。インターフェースを介して供給される電力のみでデータ処理装置が動作できれば、ACアダプタ等の他の電源装置が不要となるため、ユーザはデータ処理装置を使い易い。しかし、インターフェースを介して供給される電力の大きさは制限されている場合がある。データ処理装置は、実行可能な全ての機能を実行するために必要な電力をインターフェースによって確保することができなければ、他の電源装置を用いて電力を確保しなければならなかった。従って、データ処理装置は、各種処理を実行するための動作条件(例えば、供給される電力等)に応じて適切な動作を実行することはできなかった。
本発明は、各種処理を実行するための動作条件に応じて適切な動作をデータ処理装置が実行することができる動作制御方法、動作制御プログラム、データ処理装置、およびデータ処理システムを提供することを目的とする。
本発明の第一の態様に係る動作制御方法は、映像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって撮像された映像のデータを符号化する映像符号化手段、入力された音声を音声データとして生成する音声入力手段、前記音声入力手段によって入力された音声データを符号化する音声符号化手段、符号化された音声データを復号化する音声復号化手段、および音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段のうち、少なくとも前記映像符号化手段を含む1または複数の手段をデータ処理手段として備えたデータ処理装置と、電力およびデータを伝送する伝送手段によって前記データ処理装置に接続される外部機器とを備えたデータ処理システムにおいて行われる動作制御方法であって、前記データ処理装置への電力の供給元についての情報である電力情報、および前記外部機器の処理性能に基づいて生成される外部機器情報を取得可能な情報取得ステップと、前記情報取得ステップによって取得される前記電力情報および前記外部機器情報のうちの少なくともいずれかに基づいて、前記データ処理手段のうち、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を決定する決定ステップと、前記決定ステップによって決定されたデータ処理手段の動作を制限または禁止させる動作制御ステップとを備えている。
第一の態様に係る動作制御方法によると、データ処理装置は、供給されている電力、および接続されている外部機器の処理性能に基づく外部機器情報の少なくともいずれかに応じた適切な動作を行うことができる。データ処理装置は、データ処理手段の動作を制限して消費電力を低下させることで、少ない電力で適切な動作を行うことができる。一方、データ処理装置は、十分な電力を用いれば、データ処理手段の動作を制限することなく、外部機器の処理負担を大幅に軽減させることができる。
前記データ処理装置は、外部電源から電力を供給される電力供給手段を備えてもよい。前記電力情報は、前記電力供給手段によって前記データ処理装置に電力が供給されているか否かを示す情報であればよい。前記決定ステップは、前記情報取得ステップによって前記電力情報が取得された場合、取得された前記電力情報が、前記電力供給手段によって電力が供給されていないことを示す情報であれば、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を決定するとよい。データ処理システムは、電力供給手段からデータ処理装置への十分な電力が供給されない場合に、データ処理手段の動作を制限する。その結果、データ処理装置は、伝送手段によって供給される電力のみを用いて、電力量に応じた適切な動作を行い、外部機器の処理負担を軽減させることができる。
前記外部機器情報は、前記外部機器の処理性能を示す情報であってもよい。前記動作制御方法は、前記情報取得ステップによって取得された前記電力情報が、前記電力供給手段によって電力が供給されていないことを示し、且つ前記情報取得ステップによって前記外部機器情報が取得された場合に、取得された前記外部機器情報が示す前記外部機器の処理性能が閾値以上であるか否かを判断する判断ステップをさらに備えてもよい。前記決定ステップは、前記判断ステップによって処理性能が閾値以上であると判断された場合にのみ、動作を禁止させるデータ処理手段として前記映像符号化手段を決定することが可能であることが望ましい。前記データ処理システムは、動作を禁止させるデータ処理手段として前記映像符号化手段が前記決定ステップによって決定された場合に、少なくとも前記映像符号化手段が実行するデータ処理を前記外部機器に実行させればよい。
データ処理システムは、データ処理装置に接続されている外部機器の処理性能が閾値以上であれば、データ処理装置が備える映像符号化手段による処理を禁止して、禁止した処理を外部機器に実行させることができる。その結果、データ処理装置は、伝送手段によって供給される電力のみを用いて適切な動作を行うことができる。一方、外部機器の処理性能が閾値よりも低ければ、映像データの符号化はデータ処理装置で行われるため、外部機器の処理負担を増大させて処理遅延等の不具合を生じさせることはない。換言すると、データ処理システムは、外部機器の処理性能に応じて、データ処理装置の動作をより適切に制御することができる。
前記動作制御方法は、動作を制限または禁止させるデータ処理手段の候補を、情報を報知する報知手段に報知させる報知制御ステップと、前記報知制御ステップによって報知されたデータ処理手段の候補の中から、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を選択する指示を受け付ける受付ステップとをさらに備えてもよい。前記決定ステップは、前記受付ステップによって受け付けられた選択の指示によって選択されたデータ処理手段を、動作を制限または禁止させるデータ処理手段として決定すればよい。ユーザは、データ処理が制限されることによって生じ得る不具合を考慮し、処理が制限されるデータ処理手段を自ら選択することができる。従って、データ処理システムは、ユーザが許容しない不具合が生じる可能性を低下させることができる。
前記動作制御方法は、前記情報取得ステップによって取得された前記電力情報が、前記電力供給手段によって電力が供給されていないことを示す場合に、動作を制限または禁止させるデータ処理手段の候補を、情報を報知する報知手段に報知させる報知制御ステップと、前記報知制御ステップによって報知されたデータ処理手段の候補の中から、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を選択する指示を受け付ける受付ステップとをさらに備えてもよい。前記報知制御ステップは、前記判断ステップによって前記外部機器の処理性能が閾値以上であると判断された場合にのみ、前記映像符号化手段を、動作を禁止させるデータ処理手段の候補として報知してもよい。前記決定ステップは、前記入力ステップによって入力された選択指示によって選択されたデータ処理手段を、動作を制限または禁止させるデータ処理手段として決定すればよい。
ユーザは、データ処理が制限されることによって生じ得る不具合を考慮し、処理が制限されるデータ処理手段を自ら選択することができる。従って、データ処理システムは、ユーザが許容しない不具合が生じる可能性を低下させることができる。ユーザは、外部機器の処理性能が閾値以上である場合にのみ、映像のデータを符号化する処理をデータ処理装置でなく外部機器に実行させることを選択することができる。映像のデータを符号化する処理を外部機器に実行させると、外部機器の処理負担は増大するが、データ処理装置における消費電力は大幅に低下するため、映像データの符号化以外の処理を大幅に制限する必要はない。一方、ユーザは、外部機器の処理負担を増大させたくない場合には、データ処理装置の映像符号化手段の動作を禁止させなければよい。従って、データ処理システムは、外部機器の処理性能に応じた適切な選択候補をユーザに報知し、ユーザの要望により適した処理を行うことができる。
本発明の第二の態様に係る動作制御プログラムは、映像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって撮像された映像のデータを符号化する映像符号化手段、入力された音声を音声データとして生成する音声入力手段、前記音声入力手段によって入力された音声データを符号化する音声符号化手段、符号化された音声データを復号化する音声復号化手段、および音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段のうち、少なくとも前記映像符号化手段を含む1または複数の手段をデータ処理手段として備え、電力およびデータを伝送する伝送手段によって外部機器に接続されるデータ処理装置に実行させる動作制御プログラムであって、コンピュータに、前記データ処理装置への電力の供給元についての情報である電力情報、および前記外部機器の処理性能に基づいて生成される外部機器情報を取得可能な情報取得ステップと、前記情報取得ステップによって取得される前記電力情報および前記外部機器情報のうちの少なくともいずれかに基づいて、前記データ処理手段のうち、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を決定する決定ステップと、前記決定ステップによって決定されたデータ処理手段の動作を制限または禁止させる動作制御ステップとを実行させることを特徴とする。
第二の態様に係る動作制御プログラムによると、データ処理装置は、供給されている電力、および接続されている外部機器の処理性能に基づく外部機器情報の少なくともいずれかに応じた適切な動作を行うことができる。データ処理装置は、データ処理手段の動作を制限して消費電力を低下させることで、少ない電力で適切な動作を行うことができる。一方、データ処理装置は、十分な電力を用いれば、データ処理手段の動作を制限することなく、外部機器の処理負担を大幅に軽減させることができる。
本発明の第三の態様に係るデータ処理装置は、映像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって撮像された映像のデータを符号化する映像符号化手段、入力された音声を音声データとして生成する音声入力手段、前記音声入力手段によって入力された音声データを符号化する音声符号化手段、符号化された音声データを復号化する音声復号化手段、および音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段のうち、少なくとも前記映像符号化手段を含む1または複数の手段をデータ処理手段として備え、電力およびデータを伝送する伝送手段によって外部機器に接続されるデータ処理装置であって、前記データ処理装置への電力の供給元についての情報である電力情報、および前記外部機器の処理性能に基づいて生成される外部機器情報を取得可能な情報取得手段と、前記情報取得手段によって取得される前記電力情報および前記外部機器情報のうちの少なくともいずれかに基づいて、前記データ処理手段のうち、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定されたデータ処理手段の動作を制限または禁止させる動作制御手段とを備えている。
第三の態様に係るデータ処理装置は、供給されている電力、および接続されている外部機器の処理性能に基づく外部機器情報の少なくともいずれかに応じた適切な動作を行うことができる。データ処理装置は、データ処理手段の動作を制限して消費電力を低下させることで、少ない電力で適切な動作を行うことができる。一方、データ処理装置は、十分な電力を用いれば、データ処理手段の動作を制限することなく、外部機器の処理負担を大幅に軽減させることができる。
本発明の第四の態様に係るデータ処理システムは、映像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって撮像された映像のデータを符号化する映像符号化手段、入力された音声を音声データとして生成する音声入力手段、前記音声入力手段によって入力された音声データを符号化する音声符号化手段、符号化された音声データを復号化する音声復号化手段、および音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段のうち、少なくとも前記映像符号化手段を含む1または複数の手段をデータ処理手段として備えたデータ処理装置と、電力およびデータを伝送する伝送手段によって前記データ処理装置に接続される外部機器とを備えたデータ処理システムであって、外部電源から前記データ処理装置に電力を供給する電力供給手段と、前記データ処理装置において、前記電力供給手段によって前記データ処理装置に電力が供給されているか否かを示す情報である電力情報を取得する電力情報取得手段と、前記外部機器において、前記データ処理手段のうち、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を、前記外部機器の処理性能に基づいて選択する選択手段と、前記データ処理装置において、前記電力情報取得手段によって取得された前記電力情報が、前記電力供給手段によって電力が供給されていないことを示す情報である場合に、前記選択手段によって選択されたデータ処理装置の動作を制限または禁止させる動作制御手段とを備えている。第四の態様に係るデータ処理システムによると、データ処理装置は、供給されている電力、および接続されている外部機器の処理性能に応じた適切な動作を行うことができる。
データ処理システム100を備えたテレビ会議システム101のシステム構成を示す図である。 データ処理装置1およびPC3の電気的構成を示すブロック図である。 データ処理装置1が行う動作モード決定処理のフローチャートである。 PCエンコードモードを選択候補に含む第一選択候補表示画面を表示したディスプレイ36を示す図である。 各動作モードが実行された場合に行われるデータ処理の内容の一例を説明するための説明図である。 変形例に係るデータ処理装置1が行う動作モード決定処理のフローチャートである。 変形例に係るPC3が行う起動処理のフローチャートである。
以下、本発明に係るデータ処理システム100、およびデータ処理システム100が備えるデータ処理装置1およびPC3について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものである。図面に記載されている装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照して、データ処理システム100のシステム構成について説明する。データ処理システム100は、データ処理装置1およびPC3を備える。データ処理装置1とPC3とは、USB(Universal Serial Bus)ケーブル27(図2参照)によって接続されている。PC3は、インターネット等のネットワーク8を介して他のPC3と通信を行うことができる。
本実施の形態では、データ処理システム100の各々が備えるPC3が相互に接続することで、テレビ会議システム101を構成している。テレビ会議システム101では、各データ処理システム100が、マイクによって入力された音声のデータ、およびカメラによって入力された映像のデータを符号化する。各PC3が、符号化したデータを他のPC3にネットワーク8を介して送信することで、複数のPC3の間でデータが共有される。各データ処理システム100は、他のデータ処理システム100から受信したデータに基づいて、ディスプレイ36に映像を表示し、且つスピーカ18,39(図2参照)に音声を発生させることで、遠隔会議を実行することができる。なお、テレビ会議システム101は、データ処理装置1に接続しないPC3を一部に含んでもよい。PC3は、データ処理装置1に接続していなければ、データの符号化等の処理を全て自ら行えばよい。データ処理システム100は、音声および映像のいずれか一方のみを出力させて遠隔会議を実行することも可能である。
データ処理装置1について説明する。データ処理装置1は、テレビ会議システム101において遠隔会議を実行するための専用のI/O端末である。前述したように、テレビ会議システム101では、音声データおよび映像データが符号化および復号化される。その結果、テレビ会議システム101では、データが円滑に送受信される。しかし、特に映像データを復号化する処理の負荷は大きい。PC3のCPU30(図2参照)が、映像データの復号化等の処理の全てを実行すると、CPU30に過大な負荷がかかり、処理遅延等の不具合が生じる可能性がある。データ処理装置1は、映像データの符号化、音声データの符号化、音声データの復号化、および音声の出力等の処理を行うことができる。データ処理装置1が映像データの符号化等の処理を行うことで、PC3のCPU30にかかる負荷を低下させて、処理遅延等の不具合が生じる可能性を低下させることができる。
図2を参照して、データ処理装置1およびPC3の電気的構成について説明する。データ処理装置1は、データ処理装置1の制御を司るCPU10を備える。CPU10には、RAM11、フラッシュROM12、映像エンコーダ13、音声デコーダ15、音声エンコーダ17、およびUSBインターフェース20が接続されている。音声デコーダ15および音声エンコーダ17には、エコーキャンセラ16が接続されている。さらに、データ処理装置1は、カメラ14、スピーカ18、マイク19、および電源回路22を備える。
RAM11は、各種の情報を一時的に記憶する。フラッシュROM12は、データ処理装置1を動作させるためのプログラム等の各種情報を記憶する不揮発性の記憶装置である。映像エンコーダ13は、映像を撮像するカメラ(例えば、カメラ14)から入力された映像データを符号化するためのDSP(Digital Signal Processor)である。DSPとは、特定のデジタル信号処理を行うための専用のマイクロプロセッサである。音声デコーダ15は、符号化された音声データを復号化するためのDSPである。音声エンコーダ17は、音声を入力するマイク(例えば、マイク19)から入力された音声データを符号化するためのDSPである。エコーキャンセラ16は、スピーカが出力した音声がマイクに入力されることで生じるエコー(反響)を除去するための集積回路(IC)である。USBインターフェース20は、USBケーブル27に接続する。電源回路22は、ACアダプタ23を介して、外部電源からデータ処理装置1に電力を供給する。
PC3は、PC3の制御を司るCPU30を備える。CPU30には、RAM31、ROM32、HDD33、および入出力インターフェース40が接続されている。RAM11は、各種の情報を一時的に記憶する。ROM32は、制御プログラムおよび初期値等を記憶している。HDD33は、各種の情報を記憶する不揮発性の記憶装置である。CPU30は、データ処理装置1が実行する処理と同様の処理を実行することができる。具体的には、CPU30は、映像データを符号化する処理、符号化された音声データを復号化する処理、音声データを符号化する処理、スピーカ39に音声を発生させる処理等を実行できる。
入出力インターフェース40には、USBインターフェース34、外部通信インターフェース(I/F)35、ディスプレイ36、マイク37、カメラ38、およびスピーカ39が接続される。USBインターフェース34は、USBケーブル27に接続する。外部通信インターフェース35は、PC3をネットワーク8に接続する。ディスプレイ36は、映像を表示する。マイク37は、音声を入力する。カメラ38は、映像を撮像して映像データをPC3に入力する。スピーカ39は、音声を出力する。
データ処理装置1とPC3とを接続するUSBケーブル27は、データのみならず電力も伝送することができる。従って、データ処理装置1は、電源回路22を介して電力が供給されない場合でも、USBケーブル27を介して供給される電力によって動作することができる。しかし、USBケーブル27を介してデータ処理装置1に供給できる電力量は限られている。データ処理装置1は、データの符号化等の複数のデータ処理を実行できるが、複数のデータ処理の全てを実行させる場合には大きな電力を必要とする。よって、データ処理装置1は、USBケーブル27を介して供給される電力のみでは、処理動作を制限または禁止することなく全てのデータ処理を実行することはできない。本実施の形態のデータ処理システム100によると、データ処理装置1は、供給されている電力、およびPC3の処理性能の少なくともいずれかに応じた適切な動作を行うことができる。以下、データ処理システム100において行われる処理について、詳細に説明する。
図3を参照して、データ処理装置1が実行する動作モード決定処理について説明する。動作モード決定処理は、データ処理装置1の動作を開始させる操作がユーザによって行われると、フラッシュROM12に記憶されているプログラムに従ってCPU10が実行する。
まず、省電力モードによって処理が起動される(S1)。省電力モードとは、USBケーブル27を介して供給される電力のみによって動作できるモードである。データ処理装置1には、ACアダプタ23による電力の供給が常に行われているとは限らない。よって、データ処理装置1は、省電力モードで起動することで、ACアダプタ23による電力の供給がない場合でも確実に起動することができる。次いで、電力情報が取得される(S2)。電力情報とは、ACアダプタ23によるデータ処理装置1への電力の供給が行われているか否かを示す情報であり、電源回路22の状態から取得される。
取得された電力情報によって、ACアダプタ23による電力の供給が行われているか否かが判断される(S3)。ACアダプタ23による電力の供給が行われていれば(S3:YES)、データ処理装置1は、実行可能な複数のデータ処理の全てを、動作を制限または禁止することなく実行することができる。従って、実行される動作モードが、通常モードに決定される(S4)。通常モードは、データ処理装置が実行可能な複数のデータ処理の全てを実行する動作モードであるが、この詳細は図5を参照して後述する。動作モードが通常モードに決定されたことが、PC3に通知されて(S5)、動作モード決定処理は終了する。
ACアダプタ23による電力の供給が行われていなければ(S3:NO)、PC3の処理性能を示す性能情報が、PC3から取得される(S6)。本実施の形態では、性能情報は、PC3のCPU30のクロック数である。しかし、CPUクロック数と共に、またはCPUクロック数とは別に、メモリ容量、マルチタスク性能等を示す情報を性能情報として用いてもよい。
次いで、動作モードをユーザに選択させるための処理が行われる。まず、取得された性能情報が示すPC3の処理性能が閾値以上であるか否かが判断される(S7)。閾値以上であれば(S7:YES)、第一選択候補表示画面をディスプレイ36に表示させる指示が、PC3に対して行われる(S8)。PC3の処理性能が閾値よりも低ければ(S7:NO)、第二選択候補表示画面をディスプレイ36に表示させる指示が、PC3に対して行われる(S9)。
図4は、第一選択候補表示画面を表示したディスプレイ36を示す。選択候補表示画面とは、ユーザが選択可能な動作モードの候補をユーザに報知するための画面である。ユーザは、PC3に接続されたマウス(図示せず)等を操作し、ディスプレイ36に表示された選択候補の1つを選択する指示をPC3に入力することで、所望する動作モードを選択することができる。
図4に示すように、第一選択候補表示画面では、複数の動作モードの選択候補の中に、PCエンコードモードが含まれている。一方、図示しないが、第二選択候補表示画面は、PCエンコードモードが選択候補とされていない点以外は、第一選択候補表示画面と同じである。
PCエンコードモードとは、映像データの符号化処理をデータ処理装置1でなくPC3に実行させることで、データ処理装置1によって消費される電力を低下させる動作モードである。前述したように、映像データの符号化処理を実行するための処理負担は大きいため、大きな電力を要する。従って、映像データの符号化処理をPC3に実行させれば、データ処理装置1は、他のデータ処理を制限または禁止することなく、USBケーブル27を介して供給される電力のみによって動作することができる。しかし、PC3のデータの処理性能が低ければ、映像データの符号化処理をPC3に実行させることによって、PC3における処理速度の低下等の不具合が生じる可能性が高くなる。
動作モード決定処理では、PC3の処理性能が閾値以上である場合にのみ、PCエンコードモードを選択可能な第一選択候補表示画面をディスプレイ36に表示させる指示が行われる。PC3の処理性能が高ければ、PCエンコードモードがユーザによって選択されてもPC3に過大な負担がかかる可能性は低く、且つ音声および映像の品質低下等をユーザが許容する必要もない。さらに、データ処理システム100は、PC3の処理性能が低ければ、PCエンコードモードが選択されてPC3に過大な負担がかかることを防止する。換言すると、データ処理システム100は、PC3の処理性能に応じて、データ処理装置1の動作をより適切に制御することができる。他の動作モードの詳細については、図5を参照して後述する。
図3の説明に戻る。選択候補表示画面を表示させる指示が終了すると(S8、S9)、PC3からモード指定情報が入力されたか否かが判断される(S10)。モード指定情報が入力されるまで(S10:NO)、待機状態となる。PC3は、選択候補表示画面をディスプレイ36に表示させると、ユーザによる動作モードの選択指示を受け付ける。PC3は、選択指示を受け付けると、選択指示によって選択された動作モードを、データ処理システム100が実行する動作モードに決定する。PC3は、決定した動作モードを指定する動作モード指定情報を、データ処理装置1に送信する。動作モード決定処理では、PC3から動作モード指定情報が入力されると(S10:YES)、入力された情報によって指定されている動作モードが、データ処理システム100によって実行される動作モードに決定される(S11)。決定された動作モードに応じて、データ処理装置1において実行可能な複数のデータ処理のうちの少なくともいずれかが制限または禁止される(S12)。この詳細は、図5を参照して後述する。その後、動作モード決定処理は終了する。
図5を参照して、データ処理システム100が実行可能な動作モードについて説明する。図5は、各動作モードが実行された場合に行われるデータ処理の内容の一例を示す。図中、「I/O」はデータ処理装置1が処理を実行することを示し、「PC」はPC3が処理を実行することを示す。本実施の形態のデータ処理システム100では、データ処理装置1およびPC3のいずれも実行できるデータ処理として、映像符号化、音声符号化、音声復号化、エコー除去、カメラ映像入力、スピーカ音声出力、およびマイク音声入力がある。データ処理システム100では、実行される動作モードに応じて、各データ処理がデータ処理装置1およびPC3のいずれかによって実行される。
「映像符号化」は、データ処理装置1のカメラ14、またはPC3に接続されたカメラ38によって入力された映像データを符号化する処理である。「音声符号化」は、データ処理装置1のマイク19、またはPC3に接続されたマイク37によって入力された音声データを符号化する処理である。「音声復号化」は、符号化された他の拠点の音声のデータを復号化する処理である。「エコー除去」は、エコーを除去するための処理である。「カメラ映像入力」は、データ処理装置1のカメラ14、またはPC3に接続されたカメラ38に映像を撮像させて、映像データを入力する処理である。「スピーカ音声出力」は、復号化された音声データに基づいて、データ処理装置1のスピーカ18、またはPC3に接続したスピーカ39に音声を出力させる処理である。「マイク音声入力」は、データ処理装置1のマイク19、またはPC3に接続されたマイク37を動作させて、音声データを入力する処理である。なお、本実施の形態では、他の拠点の映像データを復号化してディスプレイ36に表示させる処理は、必ずPC3が実行する。しかし、映像データを復号化する処理を、データ処理装置1に実行させてもよい。
通常モードは、ACアダプタ23を介してデータ処理装置1に電力が供給されている場合に実行される。通常モードでは、全てのデータ処理がデータ処理装置1によって行われる。その結果、PC3の処理負担を低下させて円滑にテレビ会議を実行することができる。
音量制限モードでも、通常モードと同様に、全てのデータ処理がデータ処理装置1によって行われる。しかし、スピーカ18によって出力される音声の最大音量が制限される。その結果、スピーカ18によって消費される電力が削減される。よって、データ処理装置1は、USBケーブル27を介して供給される電力のみによって動作し、PC3の処理負担を低下させることができる。データ処理装置1は、最大音量に達していることを示すLED(図示せず)の点灯態様を変化させることで、音量制限モード中であることをユーザに報知する。さらに、PC3は、音量制限モードを実行する場合、テレビ会議システム101内の他のPC3に対し、マイクのゲイン(電気信号を増幅する割合)を上げる要求指示を送信する。その結果、データ処理装置1は、ユーザが聞き取り易い音声をスピーカ18に出力させることができる。ユーザは、最大音量が制限される音量制限モード中でも、他の拠点の音声を明確に聞き取ることができる。
低音カットモードでも、全てのデータ処理がデータ処理装置1によって行われる。しかし、スピーカ18によって出力される音声の低音域がカットされる。その結果、スピーカ18によって消費される電力が削減される。ユーザは、低音域がカットされることによる音声品質の低下を許容できれば、低音カットモードを選択すればよい。
PCスピーカモードでは、データ処理装置1の音声デコーダ15によって復号化された音声データに基づいて、PC3がスピーカ39に音声を発生させる。その結果、データ処理装置1は、スピーカ18によって消費される電力の全てを削減することができる。PC3に接続されているスピーカ39の性能が高ければ、出力される音声の音量および品質は低下しない。よって、ユーザは、スピーカ39の性能を考慮して、PCスピーカモードを選択するか否かを決定すればよい。
音声会議モードは、テレビ会議システム101内の他のPC3への映像データの送信を停止させるモードである。データ処理装置1は、カメラ14によって消費される電力を削減できる。さらに、データ処理装置1は、装置内のDSPのクロック周波数を下げることができるため、消費電力を大幅に削減することができる。PC3は、音声会議モードを実行する場合、テレビ会議システム101内の他のPC3に対し、映像データを送信しないことを通知する。
画像解像度制限モードでは、全てのデータ処理がデータ処理装置1によって行われるが、画像の解像度が下げられる。画像の解像度を下げることで、映像エンコーダ13が実行する計算処理の処理量が低下する。よって、データ処理装置1は、DSPのクロック周波数を下げることができ、消費電力を削減できる。画像解像度制限モードでは、画像の精細さは低下するが、映像のフレームレートは低下しないため、映像の動きの滑らかさは低下しない。PC3は、画像解像度制限モードを実行する場合、他のPC3に対し、画像の解像度を低下させて映像データを送信する旨を通知する。
フレームレート制限モードでは、画像解像度制限モード中とは異なり、画像の解像度は下げられることなく、映像のフレームレートが下げられる。フレームレートを下げることで、映像エンコーダ13が実行する計算処理の処理量が低下し、データ処理装置1の消費電力が削減される。映像の動きの滑らかさは低下するが、画像の精細さは低下しない。PC3は、フレームレート制限モードを実行する場合、他のPC3に対し、フレームレートを低下させて映像データを送信する旨を通知する。
PCエンコードモードでは、前述したように、カメラ14またはカメラ38から入力された映像データの符号化のみが、PC3によって行われる。データ処理装置1は、映像エンコーダ13による符号化の処理を停止させることができるため、消費電力を削減することができる。PCエンコードモードは、PC3のデータの処理性能が閾値以上でなければ選択されないため、PC3に過大は負担がかかって処理遅延等の不具合が発生することはない。
ユーザは、ACアダプタ23をデータ処理装置1に接続していない場合、データ通常モード以外の動作モードの中から、データ処理が制限されることによって生じ得る不具合等を考慮し、動作モードを自ら選択することができる。つまり、データ処理システム100は、ユーザが許容しない不具合を生じさせることなく、USBケーブル27によって供給される電力でデータ処理装置1を動作させて、PC3にかかる処理負担を低下させることができる。ユーザは、選択候補表示画面(図4参照)を参照し、いずれのデータ処理の制限も許容できない場合には、ACアダプタ23をデータ処理装置1に接続する方法を選択することもできる。
以上説明したように、本実施の形態に係るデータ処理システム100によると、データ処理装置1は、供給されている電力、および接続されているPC3の処理性能の少なくともいずれかに応じた適切な動作を行うことができる。データ処理装置1は、実行可能な各種データ処理を制限または禁止して消費電力を低下させることで、少ない電力で動作を行うことができる。データ処理装置1は、十分な電力を用いれば、データ処理を制限することなく、PC3の処理負担を大幅に軽減させることができる。
詳細には、データ処理装置1は、ACアダプタ23によって十分な電力が供給されない場合に、自らが実行可能なデータ処理を制限または禁止することができる。その結果、データ処理装置1は、USBケーブル27によって供給される電力のみを用いて適切な動作を行い、PC3の処理負担を軽減させることができる。
データ処理システム100は、データ処理装置1に接続されているPC3の処理性能が閾値以上である場合にのみ、データ処理装置1による映像データの符号化処理を禁止して、禁止した符号化処理をPC3に実行させることができる。その結果、データ処理装置1は、供給される電力のみを用いて適切な動作を行うことができる。一方、PC3の処理性能が閾値よりも低ければ、映像データの符号化処理はデータ処理装置1が行うため、PC3の処理負担を増大させて処理遅延等の不具合を生じさせることはない。換言すると、データ処理システム100は、PC3の処理性能に応じて、データ処理装置1の動作をより適切に制御することができる。
データ処理システム100は、データ処理装置1が実行可能な処理のうち、制限または禁止させる処理の候補を、ディスプレイ36によってユーザに報知する。ユーザは、処理が制限または禁止されることによって生じ得る不具合を考慮し、制限または禁止される処理を自ら選択することができる。従って、データ処理システム100は、ユーザが許容しない不具合を生じさせることなく、動作条件に応じた適切な動作をデータ処理装置1に実行させることができる。ユーザは、PC3の処理性能が閾値以上である場合にのみ、映像データの符号化処理をデータ処理装置1でなくPC3に実行させることを選択することができる。映像データの符号化処理をPC3に実行させると、PC3の処理負担は増大するが、他の処理を制限する必要はない。一方、ユーザは、PC3の処理負担を増大させたくなければ、データ処理装置1による映像データの符号化処理を禁止させなければよい。従って、データ処理システム100は、PC3の処理性能に応じた適切な選択候補をユーザに報知し、報知した選択候補の中から動作を制限するデータ処理を選択させることで、ユーザの要望により適した処理を行うことができる。
上記実施の形態において、カメラ14が本発明の「撮像手段」に相当する。映像エンコーダ13が「映像符号化手段」に相当する。マイク19が「音声入力手段」に相当する。音声エンコーダ17が「音声符号化手段」に相当する。音声デコーダ15が「音声復号化手段」に相当する。スピーカ18が「音声出力手段」に相当する。USBケーブル27が「伝送手段」に相当する。PC3が「外部機器」に相当する。PC3の処理性能を示す性能情報が「外部機器情報」に相当する。図3のS6でPC3の性能情報を取得する処理が「情報取得ステップ」に相当する。図3のS3〜S11で動作モードを決定する処理が「決定ステップ」に相当する。図3のS12でデータ処理装置1によるデータ処理を制限または禁止させる処理が「動作制御ステップ」に相当する。
ACアダプタ23が本発明の「電力供給手段」に相当する。図3のS7でPC3の処理性能が閾値以上であるか否かを判断する処理が「判断ステップ」に相当する。図3のS8,S9で選択候補表示画面の表示指示を出力する処理が「報知制御ステップ」に相当する。図3のS10で、ユーザによる選択指示が受け付けられた結果出力される動作モード指定情報を入力する処理が「受付ステップ」に相当する。
図3のS6でPC3の性能情報を取得するCPU10が「情報取得手段」として機能する。図3のS3〜S11で動作モードを決定するCPU10が「決定手段」として機能する。図3のS12でデータ処理装置1によるデータ処理を制限または禁止させるCPU10が「動作制御手段」として機能する。
本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、様々な変形が可能であることは言うまでもない。以下、図6および図7を参照して、上記実施の形態の一変形例について説明する。図6および図7に示す変形例では、データ処理装置1によるデータ処理を制限または禁止するか否かの判断を、データ処理装置1が行う。一方、PCエンコードモードを選択可能とするか否かの判断については、PC3が行う。以下の変形例では、上記実施の形態と同一の構成および処理については同一の番号を付し、説明を省略または簡略化する。
図6を参照して、変形例に係るデータ処理装置1が実行する動作モード決定処理について説明する。データ処理装置1のCPU10は、データ処理装置1の動作を開始させる操作がユーザによって行われると、動作モード決定処理を実行する。まず、省電力モードによって処理が起動される(S1)。ACアダプタ23による電力の供給が行われているか否かを示す情報(電力情報)が取得される(S2)。電力情報によって、ACアダプタ23による電力の供給が行われているか否かが判断される(S3)。行われていれば(S3:YES)、実行される動作モードが通常モードに決定される(S4)。通常モードを実行することがPC3に通知されて(S5)、動作モード決定処理は終了する。
ACアダプタ23による電力の供給が行われていなければ(S3:NO)、動作モード選択要求がPC3に送信される(S21)。動作モード選択要求とは、通常モード以外の動作モードの1つを、実行する動作モードとして選択する旨の要求である。後述するが、PC3は、動作モード選択要求を受信すると、自身の処理性能およびユーザによる操作に応じて、実行する動作モードを決定し、決定した動作モードを指定するための動作モード指定情報をデータ処理装置1に送信する。動作モード決定処理では、PC3から動作モード指定情報が入力されるまで待機される(S22:NO)、動作モード指定情報が入力されると(S22:YES)、PC3から指定された動作モードが、実行する動作モードとして決定される(S23)。決定された動作モードに応じて、データ処理装置1において実行可能な複数のデータ処理のうちの少なくともいずれかが制限または禁止される(S24)。動作モード決定処理は終了する。
図7を参照して、変形例に係るPC3が実行する起動処理について説明する。起動処理は、テレビ会議を実行するためのアプリケーションの起動時に行われる処理である。PC3のCPU30は、アプリケーションの起動指示がユーザによって入力されると、HDD33に記憶されているプログラムに従って、図7に示す起動処理を実行する。
まず、テレビ会議を実行するためのアプリケーションが起動される(S31)。データ処理装置1から通常モードを実行する通知が行われたか否かが判断される(S32)。通知が行われていなければ(S32:NO)、動作モード選択要求が行われたか否かが判断される(S33)。動作モード選択要求が行われていなければ(S33:NO)、S32およびS33の判断が繰り返し行われる。通常モードを実行する通知が行われた場合には(S32:YES)、実行する動作モードとして通常モードが選択される(S34)。つまり、PC3は、映像符号化等の複数の処理を自ら実行せずに、データ処理装置1に実行させる。その後、起動処理は終了する。
データ処理装置1から動作モード選択要求が行われた場合には(S33:YES)、PC3自身の処理性能を示す性能情報が取得される(S36)。取得された処理性能が閾値以上であるか否かが判断される(S37)。閾値以上であれば(S37:YES)、PCエンコードモードの選択が可能な第一選択候補表示画面(図4参照)がディスプレイ36に表示される(S38)。処理性能が閾値よりも低ければ(S37:NO)、PCエンコードモードの選択が不可能な第二選択候補表示画面が表示される(S39)。
ユーザによる動作モードの選択操作が行われたか否かが判断される(S40)。選択操作が行われるまで、待機状態となる(S40:NO)。選択操作がおこなわれると(S40:YES)、選択された動作モードが、実行する動作モードに決定される(S41)。S41では、動作モードが決定されると、PC3は、決定された動作モードに応じて、いずれの処理をPC3において実行するかを制御する。決定された動作モードを指定する動作モード指定情報が、データ処理装置1に送信される(S42)。テレビ会議システム101内における他のPC3(通信相手のPC3)に対して通知すべき情報(例えば、マイクゲインの向上要求等。図5参照)があれば、ネットワーク8を介して情報が通知される(S43)。起動処理は終了する。
以上のように、PCエンコードモードを選択可能とするか否かの判断を、PC3が行っても良い。つまり、動作モードを決定する処理の全てをデータ処理装置1が実行する必要はない。上記変形例において、PC3の処理性能に基づいて生成される情報である動作モード指定情報が、本発明の「外部機器情報」に相当する。図6のS4およびS23で動作モードを決定するCPU10が「決定手段」として機能する。図6のS24で処理を制限または禁止させるCPU10が「動作制御手段」として機能する。図6のS2で電力情報を取得するCPU10が「電力情報取得手段」として機能する。図7のS36〜S41で動作モードを選択するCPU30が「選択手段」として機能する。図7のS42、S43でデータ処理装置1の動作を制限または禁止させるCPU30が「動作制御手段」として機能する。
上記実施の形態は、他の変形が可能である。例えば、動作モードを決定する処理の全てをPC3が行ってもよい。この場合、PC3は、起動処理(図7参照)において、アプリケーションを起動(S31)した後に、データ処理装置1から電力情報を取得する。前述したように、電力情報とは、ACアダプタ23を介したデータ処理装置1への電力の供給が行われているか否かを示す情報である。ACアダプタ23による電力の供給があれば、S34の処理へ移行すればよい。ACアダプタ23による電力の供給がなければ、S36の処理へ移行すればよい。
図5に示した複数の動作モードは一例に過ぎない。図5に示した動作モード以外の動作モードを実行してもよいことは勿論である。例えば、データ処理装置1は、カメラ14、スピーカ18、およびマイク19の動作のみを実行し、データの符号化および復号化の処理の全てをPC3に実行させてもよい。データの符号化および復号化の処理の全てをPC3に実行させることで、データ処理装置1の消費電力を削減することができる。よって、データ処理装置1は、USBケーブル27を介して供給される電力のみを用いて動作することができる。上記実施の形態のデータ処理システム100は、複数の動作モードのうちのいずれか1つのみを実行する。しかし、2つ以上の動作モードを同時に実行してもよい。
上記実施の形態では、ACアダプタ23によるデータ処理装置1への電力の供給が行われているか否かを示す電力情報と、PC3の処理性能に基づいて生成される外部機器情報(詳細には、性能情報または動作モード指定情報)とによって、動作モードが決定される。しかし、データ処理システム100は、電力情報および外部機器情報の一方のみを用いて動作モードを決定してもよい。例えば、ACアダプタ23による電力の供給が行われていないことが電力情報によって判断された時点で、所定の動作モードを実行してもよい。
上記実施の形態では、データ処理装置1に接続される外部機器としてPC3が用いられているが、PC以外の他の機器(例えば、表示装置を備えた携帯型の端末等)を外部機器として使用できることは言うまでもない。データ処理装置1と外部機器とを接続するのはUSBケーブル27に限られない。電力およびデータを伝送することが可能な伝送手段であれば、USBケーブル27に代えて用いることができる。上記実施の形態のデータ処理システム100は、動作モードの選択候補を、ディスプレイ36によってユーザに報知している。しかし、音声等を用いて選択候補を報知してもよい。
1 データ処理装置
3 PC
10 CPU
12 フラッシュROM
13 映像エンコーダ
14 カメラ
15 音声デコーダ
17 音声エンコーダ
18 スピーカ
19 マイク
23 ACアダプタ
27 USBケーブル
30 CPU
33 HDD
36 ディスプレイ
37 マイク
38 カメラ
39 スピーカ
100 データ処理システム

Claims (8)

  1. 映像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって撮像された映像のデータを符号化する映像符号化手段、入力された音声を音声データとして生成する音声入力手段、前記音声入力手段によって入力された音声データを符号化する音声符号化手段、符号化された音声データを復号化する音声復号化手段、および音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段のうち、少なくとも前記映像符号化手段を含む1または複数の手段をデータ処理手段として備えたデータ処理装置と、電力およびデータを伝送する伝送手段によって前記データ処理装置に接続される外部機器とを備えたデータ処理システムにおいて行われる動作制御方法であって、
    前記データ処理装置への電力の供給元についての情報である電力情報、および前記外部機器の処理性能に基づいて生成される外部機器情報を取得可能な情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップによって取得される前記電力情報および前記外部機器情報のうちの少なくともいずれかに基づいて、前記データ処理手段のうち、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップによって決定されたデータ処理手段の動作を制限または禁止させる動作制御ステップと
    を備えたことを特徴とする動作制御方法。
  2. 前記データ処理装置は、外部電源から電力を供給される電力供給手段を備え、
    前記電力情報は、前記電力供給手段によって前記データ処理装置に電力が供給されているか否かを示す情報であり、
    前記決定ステップは、前記情報取得ステップによって前記電力情報が取得された場合、取得された前記電力情報が、前記電力供給手段によって電力が供給されていないことを示す情報であれば、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を決定することを特徴とする請求項1に記載の動作制御方法。
  3. 前記外部機器情報は、前記外部機器の処理性能を示す情報であり、
    前記情報取得ステップによって取得された前記電力情報が、前記電力供給手段によって電力が供給されていないことを示し、且つ前記情報取得ステップによって前記外部機器情報が取得された場合に、取得された前記外部機器情報が示す前記外部機器の処理性能が閾値以上であるか否かを判断する判断ステップをさらに備え、
    前記決定ステップは、前記判断ステップによって処理性能が閾値以上であると判断された場合にのみ、動作を禁止させるデータ処理手段として前記映像符号化手段を決定することが可能であり、
    前記データ処理システムは、動作を禁止させるデータ処理手段として前記映像符号化手段が前記決定ステップによって決定された場合に、少なくとも前記映像符号化手段が実行するデータ処理を前記外部機器に実行させることを特徴とする請求項2に記載の動作制御方法。
  4. 動作を制限または禁止させるデータ処理手段の候補を、情報を報知する報知手段に報知させる報知制御ステップと、
    前記報知制御ステップによって報知されたデータ処理手段の候補の中から、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を選択する指示を受け付ける受付ステップとをさらに備え、
    前記決定ステップは、前記受付ステップによって受け付けられた選択の指示によって選択されたデータ処理手段を、動作を制限または禁止させるデータ処理手段として決定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の動作制御方法。
  5. 前記情報取得ステップによって取得された前記電力情報が、前記電力供給手段によって電力が供給されていないことを示す場合に、動作を制限または禁止させるデータ処理手段の候補を、情報を報知する報知手段に報知させる報知制御ステップと、
    前記報知制御ステップによって報知されたデータ処理手段の候補の中から、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を選択する指示を受け付ける受付ステップとをさらに備え、
    前記報知制御ステップは、前記判断ステップによって前記外部機器の処理性能が閾値以上であると判断された場合にのみ、前記映像符号化手段を、動作を禁止させるデータ処理手段の候補として報知し、
    前記決定ステップは、前記入力ステップによって入力された選択指示によって選択されたデータ処理手段を、動作を制限または禁止させるデータ処理手段として決定することを特徴とする請求項3に記載の動作制御方法。
  6. 映像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって撮像された映像のデータを符号化する映像符号化手段、入力された音声を音声データとして生成する音声入力手段、前記音声入力手段によって入力された音声データを符号化する音声符号化手段、符号化された音声データを復号化する音声復号化手段、および音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段のうち、少なくとも前記映像符号化手段を含む1または複数の手段をデータ処理手段として備え、電力およびデータを伝送する伝送手段によって外部機器に接続されるデータ処理装置に実行させる動作制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記データ処理装置への電力の供給元についての情報である電力情報、および前記外部機器の処理性能に基づいて生成される外部機器情報を取得可能な情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップによって取得される前記電力情報および前記外部機器情報のうちの少なくともいずれかに基づいて、前記データ処理手段のうち、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップによって決定されたデータ処理手段の動作を制限または禁止させる動作制御ステップと
    を実行させることを特徴とする動作制御プログラム。
  7. 映像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって撮像された映像のデータを符号化する映像符号化手段、入力された音声を音声データとして生成する音声入力手段、前記音声入力手段によって入力された音声データを符号化する音声符号化手段、符号化された音声データを復号化する音声復号化手段、および音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段のうち、少なくとも前記映像符号化手段を含む1または複数の手段をデータ処理手段として備え、電力およびデータを伝送する伝送手段によって外部機器に接続されるデータ処理装置であって、
    前記データ処理装置への電力の供給元についての情報である電力情報、および前記外部機器の処理性能に基づいて生成される外部機器情報を取得可能な情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得される前記電力情報および前記外部機器情報のうちの少なくともいずれかに基づいて、前記データ処理手段のうち、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定されたデータ処理手段の動作を制限または禁止させる動作制御手段と
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  8. 映像を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって撮像された映像のデータを符号化する映像符号化手段、入力された音声を音声データとして生成する音声入力手段、前記音声入力手段によって入力された音声データを符号化する音声符号化手段、符号化された音声データを復号化する音声復号化手段、および音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段のうち、少なくとも前記映像符号化手段を含む1または複数の手段をデータ処理手段として備えたデータ処理装置と、電力およびデータを伝送する伝送手段によって前記データ処理装置に接続される外部機器とを備えたデータ処理システムであって、
    外部電源から前記データ処理装置に電力を供給する電力供給手段と、
    前記データ処理装置において、前記電力供給手段によって前記データ処理装置に電力が供給されているか否かを示す情報である電力情報を取得する電力情報取得手段と、
    前記外部機器において、前記データ処理手段のうち、動作を制限または禁止させるデータ処理手段を、前記外部機器の処理性能に基づいて選択する選択手段と、
    前記データ処理装置において、前記電力情報取得手段によって取得された前記電力情報が、前記電力供給手段によって電力が供給されていないことを示す情報である場合に、前記選択手段によって選択されたデータ処理装置の動作を制限または禁止させる動作制御手段と
    を備えたことを特徴とするデータ処理システム。
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