JP2011180074A - 縦型指示計 - Google Patents

縦型指示計 Download PDF

Info

Publication number
JP2011180074A
JP2011180074A JP2010046646A JP2010046646A JP2011180074A JP 2011180074 A JP2011180074 A JP 2011180074A JP 2010046646 A JP2010046646 A JP 2010046646A JP 2010046646 A JP2010046646 A JP 2010046646A JP 2011180074 A JP2011180074 A JP 2011180074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indicator
main body
support
vertical
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010046646A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5394286B2 (ja
Inventor
Takashi Taniguchi
敬 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2010046646A priority Critical patent/JP5394286B2/ja
Publication of JP2011180074A publication Critical patent/JP2011180074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5394286B2 publication Critical patent/JP5394286B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】全ての目盛領域を監視することが容易な縦型指示計を提供する。
【解決手段】縦型指示計10は、指示計本体1と支持体2を備える。指示計本体1は、指針1cに近接するように所定半径の円弧面を設ける目盛板1dを前面に有する。支持体2は、縦長のパネル板2a及び一対の支持アーム2b・2cを有し、これらの支持アーム2b・2cの先端部が指示計本体1と回動可能に連結している。パネル板2aは、第1検知センサ3、第2検知センサ4を構成する複数の光電センサ41〜45、及び中央部に開口された縦長の窓2wを有する。第1検知センサ3は、所定の距離に近づいた監視者を検知する。光電センサ41〜45は、監視者の身長を検知する。複数の光電センサ41〜45の検知結果に基づいて、支持体2に対して指示計本体1を所定の角度に回動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、縦型指示計に関する。特に、帯状に延びる目盛面が縦方向に配置されるアナログ式の電気指示計の構造に関する。
アナログ式の電気指示計は、電気信号で得られた計測値を指針によって直接表示する。デジタル式の電気指示計は、離散する計測値を瞬時に表示できる利点がある。一方、アナログ式の電気指示計は、連続する計測値の変動を瞬間的・直感的に把握し易いという利点がある。このため、発電所などでは、運転状況(プロセス)を的確に監視するアナログ式の電気指示計が多用されている。
縦型のアナログ式の電気指示計(以下、縦型指示計という)は、一般に、奥行き方向に実装スペースを必要とするが、監視盤のパネルへの取り付け面積が小さいので、多数の電気指示計を集中監視盤のパネルに配置する場合などに適している。
このような縦型指示計としては、入力された信号の値に対応して目盛板に沿って移動する指針と、入力された信号の値が所定の値を超えたときに警報信号を出力する異常検出手段と、この異常検出手段からの警報信号により点灯する異常表示手段と、を備える縦型指示計が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−136416号公報
特許文献1による縦型指示計にも開示されているように、電気信号による計測に対応して、指針を可動させ、指針の可動範囲内に縦長の目盛板を固定している。そして、指針が停止する位置の目盛値から計測値を読み取ることができる。
一般的に、縦型指示計は、指針の基端部が回動軸に固定され、回動軸を支点として、指針の先端部が所定半径の円弧を描くように移動する。又、目盛板は、指針の先端部に近接すべく、所定半径の円弧面を有する帯板状に形成されている。そして、縦型指示計は、監視者が目盛板と正面から向き合うように配置され、目盛板に表示される全ての目盛領域を監視することが容易になる。
しかし、従来の縦型指示計は、身長の高い監視者にとって、目盛板の凸面に遮られて、目盛板の下方に偏在する目盛領域を認識することが困難であった。一方、従来の縦型指示計は、身長の低い監視者にとって、目盛板の凸面に遮られて、目盛板の上方に偏在する目盛領域を認識することが困難であった。
このため、身長の高い監視者は、例えば、しゃがみ込んで、全ての目盛領域を監視する必要があった。一方、身長の低い監視者は、背伸びして、又は踏み台に乗って、全ての目盛領域を監視する必要があった。つまり、従来の縦型指示計は、監視者の身長に対応して、不自由な姿勢(体勢)を監視者に取らせていたので、不便であった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、監視者の身長に対応して、不自由な姿勢を監視者に取らせることなく、目盛板に表示される全ての目盛領域を監視することが容易な縦型指示計を提供することを目的とする。
本発明者は、監視者が目盛板と正面から向き合うように、縦型指示計を角度変位することにより、この課題が解決可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たな縦型指示計を発明するに至った。
(1)本発明による縦型指示計は、回動する指針に近接するように所定半径の円弧面を設ける帯板状の目盛板を前面に有する直方体状の指示計本体と、この指示計本体の前面を表示するように配置された縦長のパネル板、及びこのパネル板の両翼から突出する一対の支持アームを有し、これらの支持アームの先端部が前記目盛板の円弧中心と同軸に前記指示計本体と回動可能に連結する支持体と、所定の距離に近づいた監視者を検知する第1検知センサと、監視者の身長を検知する第2検知センサと、を備え、前記パネル板は、その中央部に開口された縦長の窓であって、目盛板の全ての目盛領域以上に開口された窓を有し、前記第2検知センサの検知結果に基づいて、前記支持体に対して前記指示計本体を所定の角度に回動する。
(2)前記第2検知センサは、上下方向に配置された複数の光電センサからなり、それらの検知方向が放射状に遠心方向に向かってもよい。
(3)本発明による縦型指示計は、回動する指針に近接するように所定半径の円弧面を設ける帯板状の目盛板を前面に有する直方体状の指示計本体と、この指示計本体の前面を表示するように配置された縦長のパネル板、及びこのパネル板の両翼から突出する一対の支持アームを有し、これらの支持アームの先端部が前記目盛板の円弧中心と同軸に前記指示計本体と回動可能に連結する支持体と、前記支持体に対して前記指示計本体を一方の方向に回動させる第1操作ボタンと、前記支持体に対して前記指示計本体を他方の方向に回動させる第2操作ボタンと、を備える。
(4)前記支持体は、一方の前記支持アームの先端部に固定された太陽歯車を有し、前記指示計本体は、前記太陽歯車に噛み合う遊星歯車と、この遊星歯車と同軸上に配列するウォーム歯車と、このウォーム歯車と噛み合うウォームと、このウォームを回転するモータと、を有してもよい。
本発明による縦型指示計は、所定の距離に近づいた監視者を検知する第1検知センサと監視者の身長を検知する第2検知センサとを備え、監視者が目盛板と正面から向き合うように、指示計本体を自動で角度変位できるので、目盛板に表示される全ての目盛領域を監視することが容易である。
又、本発明による縦型指示計は、支持体に対して指示計本体を一方の方向に回動させる第1操作ボタンと支持体に対して指示計本体を他方の方向に回動させる第2操作ボタンとを備え、監視者が目盛板と正面から向き合うように、指示計本体を手動で角度変位できるので、目盛板に表示される全ての目盛領域を監視することが容易である。
本発明の第1実施形態による縦型指示計の構成を示す斜視分解組立図である。 第1実施形態による縦型指示計の右側面図であり、支持体のパネル板を縦断面で示している。 第1実施形態による縦型指示計の平面図であり、支持体のパネル板を横断面で示している。 第1実施形態による縦型指示計の正面図である。 第1実施形態による縦型指示計の背面図であり、指示計本体のフレームを縦断面で示している。 第1実施形態による縦型指示計を監視者が監視している状態図である。 本発明の第2実施形態による縦型指示計の構成を示す斜視分解組立図である。 第2実施形態による縦型指示計の正面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[第1実施形態]
(第1実施形態の構成)
最初に、本発明の第1実施形態による縦型指示計の構成を説明する。図1は、本発明の第1実施形態による縦型指示計の構成を示す斜視分解組立図である。図2は、第1実施形態による縦型指示計の右側面図であり、支持体のパネル板を縦断面で示している。
又、図3は、第1実施形態による縦型指示計の平面図であり、支持体のパネル板を横断面で示している。図4は、第1実施形態による縦型指示計の正面図である。図5は、第1実施形態による縦型指示計の背面図であり、指示計本体のフレームを縦断面で示している。
図1から図5を参照すると、本発明の第1実施形態による縦型指示計10は、直方体状の指示計本体1と支持体2を備えている。指示計本体1は、可動コイル形の指示計器を示している。指示計本体1は、透明なカバー1aと直方体状のフレーム1bを備え、その外殻を構成している。カバー1aは、その前面が半月体状に突出している。フレーム1bは、その前面が開口されている。カバー1aは、フレーム1bの開口を覆っている。
図1から図5を参照すると、指示計本体1は、指針1cと目盛板1dを備えている。指針1cの基端部は、フレーム1bの内部に保持され可動コイル(図示せず)に固定されている。そして、可動コイルの仮想の回動中心Qを支点として、指針1cの先端部が所定半径の円弧を描くように回動する。目盛板1dは、回動する指針1cに近接するように、フレーム1bの前面に配置されている。目盛板1dは、仮想の回動中心Qから所定半径の帯状の円弧面で形成されている。
図1から図5を参照すると、支持体2は、縦長のパネル板2aと一対の支持アーム2b・2cを備えている。パネル板2aは、指示計本体1の前面を表示するように配置されている。パネル板2aは、例えば、監視盤100のパネルの固定される(図6参照)。一対の支持アーム2b・2cは、パネル板2aの両翼から突出している。又、一対の支持アーム2b・2cの先端部には、支持穴20が同軸に貫通している。
一方、図1又は図3を参照すると、フレーム1bの両側面には、回動中心Qに一対の軸受け座1e・1fを設けている。そして、一対の支持軸2d・2eを一対の支持アーム2b・2cの支持穴20に圧入し、これらの支持軸2d・2eの先端部が一対の軸受け座1e・1fと回動可能に連結している。つまり、支持体2は、一対の支持アーム2b・2cの先端部が目盛板1dの円弧中心と同軸に、指示計本体1と回動可能に連結している。
図1から図5を参照すると、支持体2は、一方の支持アーム2bの先端部に固定された太陽歯車2fを有している。太陽歯車2fの中心部は、支持アーム2bの先端部に固定されている。そして、太陽歯車2fは、所定の角度に開角された円弧面に複数の歯21fを形成している。
一方、図1から図5を参照すると、指示計本体1は、太陽歯車2fと噛み合う遊星歯車1gを有している。遊星歯車1gは、フレーム1bの一方の側面から突出するように、配置されている。又、遊星歯車1gの中心部は、回転軸11gの一方の端部に固定されている。
図5を参照すると、回転軸11gは、フレーム1bの両側面に回動可能に支持されている。フレーム1bの内部には、ウォーム歯車1hが配置されている。ウォーム歯車1hは、回転軸11gの略中央部に固定されている。このように、ウォーム歯車1hは、遊星歯車1gと同軸上に配列されている。
図1又は図5を参照すると、指示計本体1は、ウォーム歯車1hと噛み合うウォーム1jを有している。ウォーム1jは、モータ1mの出力軸11mに固定されている。モータ1mの本体10mは、フレーム1bの上面に取り付けられている。
図2を参照すると、モータ1mの出力軸11mを一方の方向に回転すると、つまり、ウォーム1jを一方の方向に回転すると、遊星歯車1gが太陽歯車2fと噛み合って、回動中心Qを中心として、固定されたパネル板2aに対して、指示計本体1を一方の方向(反時計方向)Lに回動できる。
一方、図2を参照すると、モータ1mの出力軸11mを他方の方向に回転すると、つまり、ウォーム1jを他方の方向に回転すると、遊星歯車1gが太陽歯車2fと噛み合って、回動中心Qを中心として、固定されたパネル板2aに対して、指示計本体1を他方の方向(時計方向)Rに回動できる。
図示された歯車列(歯車伝動機構)は、ウォーム1jの回転がウォーム歯車1hに伝動されるが、ウォーム歯車1hの回転がウォーム1jに伝動されない、不可逆の機構を構成している。したがって、モータ1mを停止中は、固定されたパネル板2aに対して、指示計本体1の姿勢(傾動角度)を保持することができる。
図1から図4を参照すると、パネル板2aは、その中央部に縦長の窓2wを開口している。窓2wは、目盛板1dの全ての目盛領域以上に開口されている。つまり、指示計本体1が回動中心Qを中心として、所定角度に傾動しても、指示計本体1の前面を視認可能に窓2wを開口している。
図1から図4を参照すると、縦型指示計10は、第1検知センサ3と第2検知センサ4を備えている。第1検知センサ3は、パネル板2aの下端部に配置されている。第1検知センサ3は、例えば、赤外線の変化を電気信号に変換した赤外線センサが用いられる。赤外線センサは、人間の視覚を刺激しないで物を見られるという特徴を有する。又、赤外線センサは、対象物の温度を遠くから非接触で瞬時に検知できるという特徴を有する。ここで、第1検知センサ3は、所定の距離に近づいた監視者(人体)を検知できる。
又、図1から図4を参照すると、第2検知センサ4は、パネル板2aに配置されている。第2検知センサ4は、その上下方向に沿って五つの光電センサ41〜45を配置している。これらの光電センサ41〜45は、例えば、発光素子と受光素子が一体となった反射型の光電センサが用いられている。そして、これらの光電センサ41〜45は、反射光の有無で対象物を確認できる。すなわち、対象物がこれらの光電センサ41〜45の光軸を遮ったときは、対象物が存在していることを検知できる。
図1から図4を参照すると、光電センサ41〜45は、ホルダ40に支持されている。光電センサ41〜45は、それらの光軸(検知方向)C1〜C5が放射状に遠心方向に向かっている。これらの光軸C1〜C5は、回動中心Qを中心として、等角(例えば、12.5度)に分散している。そして、後述するように、光電センサ41〜45の検知の有無の組み合わせで、監視者の身長を検知できる。
図1から図5を参照すると、第1検知センサ3及び第2検知センサ4の出力信号は、図示しない制御部に送出される。そして、この制御部は、第1検知センサ3及び第2検知センサ4の出力結果に基づいて、モータ1mを制御する。すなわち、縦型指示計10は、支持体2に対して、指示計本体1を所定の角度に回動する。図示しない制御部は、実体としてCPUを搭載する制御基板からなり、例えば、この制御基板は、フレーム1bに内蔵することができる。
(第1実施形態の作用)
次に、第1実施形態による縦型指示計10の動作及び作用を説明する。図6は、第1実施形態による縦型指示計を監視者が監視している状態図である。図6において、符号MAVは、平均的身長(約170cm)の監視者を示している。符号Mは、平均的身長より身長が高い監視者を示している。符号Mは、平均的身長より身長が低い監視者を示している。
図6を参照すると、縦型指示計10は、そのパネル板2aが監視盤100のパネルに取り付けられている。そして、監視者M・MAV・Mの内のいずれかの監視者Mが縦型指示計10から所定の距離(例えば、1m)に近づくと、監視者Mの存在が検知される。
次に、図6を参照すると、監視者Mの身長が計測される。例えば、光軸C1が遮断され、光軸C2〜C5が通過すれば、身長が145cm程度の身長が低い監視者Mと判断される。光軸C1・C2が遮断され、光軸C3〜C5が通過すれば、身長が155cm程度の身長が低い監視者Mと判断される。
光軸C1〜C3が遮断され、光軸C4・C5が通過すれば、身長が170cm程度の平均的身長の監視者MAVと判断される。光軸C1〜C4が遮断され、光軸C5が通過すれば、身長が185cm程度の身長が高い監視者Mと判断される。
図1又は図2を参照すると、光電センサ41〜45のこれらの検知結果の組み合わせで、監視者Mの身長が制御部(図示せず)で演算される。そして、次に、この演算結果に基づいて、支持体2に対して指示計本体1を所定の角度に回動するように、制御部が指令する。
図2又は図6を参照すると、例えば、身長が低い監視者Mであれば、指示計本体1を一方の方向(反時計方向)Lに回動する。一方、身長が高い監視者Mであれば、指示計本体1を他方の方向(時計方向)Rに回動する。
上述の場合、人体の目の位置は、頭頂から平均的に10cm下方であると想定される。そして、計測された監視者Mの身長から10cm下がる視線と指示計本体1の前面が対向するように、指示計本体1が所定の角度に回動して停止する。図6を参照すると、監視者Mが縦型指示計10から離反すると、指示計本体1は初期の位置に復帰する。
このように、第1実施形態による縦型指示計10は、所定の距離に近づいた監視者Mを検知する第1検知センサ3と監視者の身長を検知する第2検知センサ4とを備え、監視者Mが目盛板1dと正面から向き合うように、指示計本体1を自動で角度変位できるので、目盛板1dに表示される全ての目盛領域を監視することが容易である。
[第2実施形態]
(第2実施形態の構成)
次に、本発明の第2実施形態による縦型指示計の構成を説明する。なお、第1実施形態で用いた符号と同じ符号の構成品は、その作用を同じとするので、以下の説明では割愛する場合がある。
図7は、本発明の第2実施形態による縦型指示計の構成を示す斜視分解組立図である。図8は、第2実施形態による縦型指示計の正面図である。
図7又は図8を参照すると、本発明の第2実施形態による縦型指示計60は、直方体状の指示計本体1と支持体6を備えている。支持体6は、縦長のパネル板6aと一対の支持アーム2b・2cを備えている。パネル板6aは、指示計本体1の前面を表示するように配置されている。一対の支持アーム2b・2cは、パネル板2aの両翼から突出している。支持体6は、一対の支持アーム2b・2cの先端部が目盛板1dの円弧中心と同軸に、指示計本体1と回動可能に連結している。
図7又は図8を参照すると、パネル板6aは、その中央部に縦長の窓6wを開口している。窓6wは、目盛板1dの全ての目盛領域以上に開口されている。つまり、指示計本体1が回動中心Qを中心として、所定角度に傾動しても、指示計本体1の前面を視認可能に窓6wを開口している。
図7又は図8を参照すると、パネル板6aは、第1操作ボタン6dと第2操作ボタン6uを配置している。第1操作ボタン6d及び第2操作ボタン6uは、押しボタン型のスイッチが用いられる。
図7又は図8を参照して、第1操作ボタン6dを押下すると、モータ1mの出力軸11mを一方の方向に回転して、回動中心Qを中心として、指示計本体1を一方の方向(反時計方向)Lに回動できる(図2参照)。第1操作ボタン6dを解放すると、パネル板6aに対して、指示計本体1を所定の傾動角度で保持できる。
一方、図7又は図8を参照して、第2操作ボタン6uを押下すると、モータ1mの出力軸11mを他方の方向に回転して、指示計本体1を他方の方向(時計方向)Rに回動できる(図2参照)。第2操作ボタン6uを解放すると、パネル板6aに対して、指示計本体1を所定の傾動角度で保持できる。
(第2実施形態の作用)
次に、第2実施形態による縦型指示計60の動作及び作用を説明する。図6を援用すると、縦型指示計60は、そのパネル板6aが監視盤100のパネルに取り付けられている。図6を援用、及び図7又は図8を参照すると、第1操作ボタン6dを押下して、指示計本体1の前面が降下するように回動すると、身長が低い監視者Mの視線と目盛板1dに表示される全ての目盛領域とを対向できる。
一方、図6を援用、及び図7又は図8を参照すると、第2操作ボタン6uを押下して、指示計本体1の前面が上昇するように回動すると、身長が高い監視者Mの視線と目盛板1dに表示される全ての目盛領域とを対向できる。
このように、第2実施形態による縦型指示計60は、支持体6に対して指示計本体1を一方の方向に回動させる第1操作ボタン6dと支持体6に対して指示計本体1を他方の方向に回動させる第2操作ボタン6uとを備え、監視者が目盛板1dと正面から向き合うように、指示計本体1を手動で角度変位できるので、目盛板1dに表示される全ての目盛領域を監視することが容易である。
第1実施形態において、所定の距離に近づいた監視者(人体)を検知する第1検知センサは、赤外線センサに限定されない。縦型指示計から所定の距離に重量センサを設置して、この重量センサを所定の距離に近づいた監視者(人体)を検知する第1検知センサとしてもよい。
第2実施形態において、指示計本体1を手動で角度変位する手段は、パネル板6aに配置された第1操作ボタン6d及び第2操作ボタン6uに限定されない。これらの第1操作ボタン6d及び第2操作ボタン6uは、監視盤100の操作部に配置してもよく(図6参照)、第1操作ボタン6d及び第2操作ボタン6uをリモコンに配置して、指示計本体1を遠隔操作してもよい。
1 指示計本体
1c 指針
1d 目盛板
2 支持体
2a パネル板
2b・2c 一対の支持アーム
2w 窓
3 第1検知センサ
4 第2検知センサ
10 縦型指示計

Claims (4)

  1. 回動する指針に近接するように所定半径の円弧面を設ける帯板状の目盛板を前面に有する直方体状の指示計本体と、
    この指示計本体の前面を表示するように配置された縦長のパネル板、及びこのパネル板の両翼から突出する一対の支持アームを有し、これらの支持アームの先端部が前記目盛板の円弧中心と同軸に前記指示計本体と回動可能に連結する支持体と、
    所定の距離に近づいた監視者を検知する第1検知センサと、
    監視者の身長を検知する第2検知センサと、を備え、
    前記パネル板は、その中央部に開口された縦長の窓であって、目盛板の全ての目盛領域以上に開口された窓を有し、
    前記第2検知センサの検知結果に基づいて、前記支持体に対して前記指示計本体を所定の角度に回動する縦型指示計。
  2. 前記第2検知センサは、上下方向に配置された複数の光電センサからなり、それらの検知方向が放射状に遠心方向に向かう請求項1記載の縦型指示計。
  3. 回動する指針に近接するように所定半径の円弧面を設ける帯板状の目盛板を前面に有する直方体状の指示計本体と、
    この指示計本体の前面を表示するように配置された縦長のパネル板、及びこのパネル板の両翼から突出する一対の支持アームを有し、これらの支持アームの先端部が前記目盛板の円弧中心と同軸に前記指示計本体と回動可能に連結する支持体と、
    前記支持体に対して前記指示計本体を一方の方向に回動させる第1操作ボタンと、
    前記支持体に対して前記指示計本体を他方の方向に回動させる第2操作ボタンと、を備える縦型指示計。
  4. 前記支持体は、
    一方の前記支持アームの先端部に固定された太陽歯車を有し、
    前記指示計本体は、
    前記太陽歯車に噛み合う遊星歯車と、
    この遊星歯車と同軸上に配列するウォーム歯車と、
    このウォーム歯車と噛み合うウォームと、
    このウォームを回転するモータと、を有する請求項1から3のいずれかに記載の縦型指示計。
JP2010046646A 2010-03-03 2010-03-03 縦型指示計 Expired - Fee Related JP5394286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010046646A JP5394286B2 (ja) 2010-03-03 2010-03-03 縦型指示計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010046646A JP5394286B2 (ja) 2010-03-03 2010-03-03 縦型指示計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011180074A true JP2011180074A (ja) 2011-09-15
JP5394286B2 JP5394286B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=44691715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010046646A Expired - Fee Related JP5394286B2 (ja) 2010-03-03 2010-03-03 縦型指示計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5394286B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5458117U (ja) * 1977-09-30 1979-04-21
JPS61294315A (ja) * 1985-06-24 1986-12-25 Fuji Electric Co Ltd パネル取り付け用計器
JP2001157194A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd インターホン装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5458117U (ja) * 1977-09-30 1979-04-21
JPS61294315A (ja) * 1985-06-24 1986-12-25 Fuji Electric Co Ltd パネル取り付け用計器
JP2001157194A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd インターホン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5394286B2 (ja) 2014-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012001748A1 (ja) 操作装置及びその操作装置を備える移動装置
JP6031623B2 (ja) 電動立ち乗り車
US8303501B2 (en) Applanation tonometer
EP3042840A1 (en) Non-contact operation device for bicycle
JP5394286B2 (ja) 縦型指示計
JP5961102B2 (ja) 医療用バランシングスタンドの自動バランス調整構造
US10362905B1 (en) Whisk and digital thermometer
AU2016208276A1 (en) Temperature guard sensor unit
JP5409492B2 (ja) アナログメータ装置
EP3042839A1 (en) Contact operating device for bicycle
JP2006112910A (ja) 赤外線検知装置およびその設置方法
JP5791444B2 (ja) 操作装置及びその操作装置を備える移動装置
JP6122051B2 (ja) 操作装置及びその操作装置を備える移動装置
CN210578851U (zh) 一种婴儿监控摄像头
JP2012163471A (ja) アナログメータ装置
US20060289762A1 (en) Thermal direction unit
JP5341048B2 (ja) アナログメータ装置
JP5964554B2 (ja) 操作装置及びその操作装置を備える移動装置
WO2013157227A1 (ja) 画像表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2013094480A (ja) 検査装置
JP5409496B2 (ja) アナログメータ装置
JP5392923B2 (ja) アナログメータ装置
JP5389718B2 (ja) アナログメータ装置
JP2011214900A (ja) アナログメータ装置
CN212255709U (zh) 一种消防检查用的带有坡度检测功能的测距仪

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5394286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees