JP2011174807A - 電力量計用の無停電取替工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば、電力量計に開閉器が取り付けられて、電力量計に接続される電源側電線の端部と負荷側電線の端部が、電力量計に対して異なる間隔を有する段違い状に配置されているような場合にも適用できる、電力量計用の無停電取替工具を提供する。
【解決手段】本発明は、各2線の電源側電線と負荷側電線を有する電力量計において、2線の電源側電線と2線の負荷側電線が離れた状態に配置されている場合に、それぞれの2線を接続するバイパス回路を形成する電力量計用の無停電取替工具であって、電源側電線接続用の長尺な導体部と、負荷側電線接続用の長尺な導体部を、スイッチ部を介して接続している。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、各2線の電源側電線と負荷側電線を有する電力量計において、2線の電源側電線と2線の負荷側電線が離れた状態に配置されている場合に、それぞれの2線を接続するバイパス回路を形成する電力量計用の無停電取替工具であって、電源側電線接続用の長尺な導体部と、負荷側電線接続用の長尺な導体部を、スイッチ部を介して接続している。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、電力量計に開閉器が取り付けられて、電力量計の端子に接続される電源側電線の端部と負荷側電線の端部が、電力量計に対して異なる間隔を有する段違い状に配置されているような場合に、開閉器を無停電の状態で取り外すことのできる、電力量計用の無停電取替工具に関するものである。
一般的な電力量計Mにおいては、図6に示すように、電力量計Mに接続されている電源側電線(1s・2s)の端部と負荷側電線(2L・1L)の端部が、電力量計Mに対して等しい間隔を有する横一列の直線状に配置されている。
この様な一般的な電力量計Mにおいては、図7に示すように、電力量計Mに接続されている電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)の導通を遮断することなく、電力量計M自体を交換することができる無停電取替工具Tが使用されている。
この無停電取替工具Tは、例えば、図8(a)に示すように、電源側電線(1s・2s)の端部と負荷側電線(2L・1L)の端部を挟持するようにして取り付けられる。
具体的には、図8(a)(b)に示すように、電源側電線(1s・2s)の端部と負荷側電線(2L・1L)の端部の上側に配置される工具本体100と、電源側電線(1s・2s)の端部と負荷側電線(2L・1L)の端部の下側に配置される固定台101から構成されている。
工具本体100は、所定のバイパス回路を内蔵しており、また、前面に押え台102を連設している。この押え台102の下面には、図8(b)に示すように、電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)の数に応じた複数の溝103が設けられている。また、押え台102の両端部には、図8(a)に示すように、孔104を設けている。さらに、押え台102には、溝103の位置に対応するように、4本の押切ネジ105を配設している。
一方、固定台101は、全体が長方形状で、その上面に複数の溝106が設けられている。また、固定台101の両端部には、ネジ孔107を設けている。
そして、固定台101のネジ孔107に工具本体100の孔104を宛がうようして固定台101の上に工具本体100の押え台102を載せ、固定台101の溝106と工具本体100の溝103の間に電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)を収容する。
次に、基端部に蝶ネジ108を固定している棒状の雄ネジ部材109を工具本体100の孔104に挿入し、雄ネジ部材109の先端部を固定台101のネジ孔107にねじ込むことにより、図7に示すように、電力量計Mに無停電取替工具Tを取り付けるのである。このとき、電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)は、無停電取替工具Tにおいて、互いに隣り合う電線に接触することのない、独立した状態で保持されている。
このように、電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)を保持した状態において、工具本体100の押え台102に配設している4本の押し切りねじ105をねじ込んで行く。これらの押し切りネジ105は、保持している電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)の位置に対応していることから、押し切りネジ105をねじ込むと、ネジ105の先端部が、個々の電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)における絶縁部材である被覆ビニールを破って進み、内部の導体に当接する。
すると、工具本体100の押え台102内に配置しているインサート導体を介して工具本体100内のバイパス回路に導通した状態となる。具体的には、このバイパス回路により、電源側電線(1s)と負荷側電線(1L)が導通し、同時に、電源側電線(2s)と負荷側電線(2L)が導通するのである。
このように無停電取替工具Tにより、電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)の導通した状態を維持することにより、無停電の状態で電力量計Mを交換できるのである。
しかしながら、上述した従来の無停電取替工具Tは、図8(a)(b)に示すように、工具本体100の溝103と固定台101の溝106が、横一列の直線状に配置されていることから、例えば、図9に示すように、電力量計Mに開閉器200が取り付けられているような場合に適用できないという弊害が生じていた。
この開閉器200は、所定の通信装置を内蔵しており、遠隔操作により電気回路を切断したり、接続する機能を備えている。
この開閉器200を電力量計Mに取り付けるときには、図10に示すように、開閉器200自身の導線201・202を、電力量計Mの電源側電線(1s・2s)用の端子に接続する。そして、電源側電線(1s・2s)の端部を、開閉器200の端子に接続する。
このようにして電力量計Mに開閉器200を取り付けると、電源側電線(1s・2s)の端部が、開閉器200の存在により下方に移動して、電力量計Mから若干離れることになる。
その為、図10に示すように、電力量計Mから離れている電源側電線(1s・2s)の端部と、電力量計Mに近接している負荷側電線(2L・1L)の端部が、電力量計Mに対して異なる間隔を有する段違い状に配置されることとなる。
その結果、工具本体100の溝103と固定台101の溝106が、横一列の直線状に配置されている無停電取替工具Tを、開閉器200を取り付けている電力量計Mに適用することができない事態が生じていたのである。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えば、電力量計に開閉器が取り付けられて、電力量計に接続される電源側電線の端部と負荷側電線の端部が、電力量計に対して異なる間隔を有する段違い状に配置されているような場合にも適用できる、電力量計用の無停電取替工具を提供することを目的とする。
本発明は、各2線の電源側電線と負荷側電線を有する電力量計において、2線の電源側電線と2線の負荷側電線が離れた状態に配置されている場合に、それぞれの2線を接続するバイパス回路を形成する電力量計用の無停電取替工具であって、電源側電線接続用の長尺な導体部と、負荷側電線接続用の長尺な導体部を、スイッチ部を介して接続していることで、上述した課題を解決した。
また、電源側電線接続用の長尺な導体部・負荷側電線接続用の長尺な導体部は、いずれも長尺な2本の導線により形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、電源側電線接続用の導体部を形成する2本の導線の先端部に、電源側電線における2線の導線に接続する挟持端子部を設け、負荷側電線接続用の導体部を形成する2本の導線の先端部に、負荷側電線における2線の導線に接続する挟持端子部を設けていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、挟持端子部は、2本の導線の先端部に設けられている押え台側端子と、この押え台側端子に対向するように当接する受け台側端子により形成され、受け台側端子は、連結紐を介して押え台側端子に接続されていることで、同じく上述した課題を解決した。
この他、スイッチ部に、締結ベルトを取り付けていることで、同じく上述した課題を解決した。
本発明は、各2線の電源側電線と負荷側電線を有する電力量計において、2線の電源側電線と2線の負荷側電線が離れた状態に配置されている場合に、それぞれの2線を接続するバイパス回路を形成する電力量計用の無停電取替工具であって、電源側電線接続用の長尺な導体部と、負荷側電線接続用の長尺な導体部を、スイッチ部を介して接続していることから、例えば、電力量計に開閉器が取り付けられて、電力量計に接続される電源側電線の端部と負荷側電線の端部が、電力量計に対して異なる間隔を有する段違い状に配置されているような場合にも適用することができる。
具体的には、電力量計に開閉器を取り付けると、電源側電線の端部が、開閉器の存在により下方に移動して、電力量計から若干離れることになる。その結果、電力量計から離れている電源側電線の端部と、電力量計に近接している負荷側電線の端部が、電力量計に対して異なる間隔を有する段違い状に配置されることとなるが、電源側電線接続用の導体部と、負荷側電線接続用の導体部が、それぞれ長尺に形成されているため、離れている電源側電線の端部と負荷側電線の端部に導体部を接続して、バイパス回路を形成できるのである。
その為、電力量計に接続されている電源側電線と負荷側電線の導通を遮断することなく、電力量計から開閉器を取り外すことができる。
また、電源側電線接続用の長尺な導体部・負荷側電線接続用の長尺な導体部は、いずれも長尺な2本の導線により形成されていることから、離れている電源側電線の端部と負荷側電線の端部に接続可能であり、電源側電線(1s)と負荷側電線(1L)を導通させ、同時に、電源側電線(2s)と負荷側電線(2L)を導通させるのである。
さらに、電源側電線接続用の導体部を形成する2本の導線の先端部に、電源側電線における2線の導線に接続する挟持端子部を設け、負荷側電線接続用の導体部を形成する2本の導線の先端部に、負荷側電線における2線の導線に接続する挟持端子部を設けていることから、この挟持端子部を介して、一方の導体部を電源側電線に容易に接続し、また、他方の導体部を負荷側電線に容易に接続できる。
具体的には、挟持端子部は、2本の導線の先端部に設けられている押え台側端子と、この押え台側端子に対向するように当接する受け台側端子により形成されていることから、電源側電線と負荷側電線における各2線の導線を押え台側端子と受け台側端子により挟み込んで、確実に接続することができる。
また、受け台側端子は、連結紐を介して押え台側端子に接続されていることから、押え台側端子と受け台側端子を常に一体的に取り扱うことができ、電源側電線・負荷側電線への取り付けが容易となる。さらに、受け台側端子を紛失するようなことも無い。
この他、スイッチ部に、締結ベルトを取り付けていることから、この締結ベルトを電力量計に巻回することにより、無停電取替工具のスイッチ部を、電力量計に仮止めすることができる。
本発明は、各2線の電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)を有する電力量計Mにおいて、2線の電源側電線(1s・2s)と2線の負荷側電線(2L・1L)が離れた状態に配置されている場合に、それぞれの2線を接続するバイパス回路を形成する電力量計用の無停電取替工具1である。
この無停電取替工具1は、図1(a)に示すように、電源側電線(1s・2s)接続用の長尺な導体部3と、負荷側電線(2L・1L)接続用の長尺な導体部4を、スイッチ部2を介して接続している。
導体部3は、図1(b)に示すように、長尺な2本の導線3a,3bにより形成され、この2本の導線3a,3bは、図1(a)に示すように、絶縁シース5により被覆されている。同様に、導体部4も、長尺な2本の導線4a,4bにより形成され、この2本の導線4a,4bも絶縁シース5により被覆されている。
電源側電線(1s・2s)接続用の導体部3を形成する2本の導線3a,3bの先端部には、図1(a)に示すように、挟持端子部6を設けている。この挟持端子部6は、2本の導線3a,3bの先端部に設けられている押え台側端子6aと、この押え台側端子6aに対向するように当接する受け台側端子6bにより形成されている。
押え台側端子6aと受け台側端子6bは、いずれも四角柱状で、それぞれ一対の挿入溝6c,6dを備えている。この挿入溝6c,6dは、電源側電線(1s・2s)を収容する部分である。また、受け台側端子6bは、短い連結紐6eを介して押え台側端子6aに接続されている。
さらに、押え台側端子6aは、その中央部に所定のネジ6fを回転可能に保持している。また、受け台側端子6bは、その中央部にネジ孔6gを設けている。
加えて、押え台側端子6aは、ネジ6fの両側に、押し切りネジ6hを回転可能に保持している。
そして、開閉器200が設置されている電力量計Mに無停電取替工具1を取り付けるときは、図2に示すように、電源側電線(1s・2s)を挟み込むようにして受け台側端子6aと押え台側端子6bを配置し、電源側電線(1s・2s)を挿入溝6c,6dに収容する。この状態で、押え台側端子6aのネジ6fを回転させてネジ6fの雄ネジ部分を受け台側端子6bのネジ孔6gにねじ込んで、電源側電線(1s・2s)に挟持端子部6を取り付けるのである。
この状態において、押え台側端子6aの押し切りネジ6hをねじ込むと、押し切りネジ6hの先端部が、電源側電線(1s・2s)における絶縁部材である被覆ビニールを破って進み、内部の導体に当接するのである。
同様に、図1(a)に示すように、負荷側電線(2L・1L)接続用の導体部4を形成する2本の導線4a,4bの先端部にも、挟持端子部7を設けている。この挟持端子部7は、2本の導線4a,4bの先端部に設けられている押え台側端子7aと、この押え台側端子7aに対向するように当接する受け台側端子7bにより形成されている。
これらの押え台側端子7aと受け台側端子7bの構成は、前記した挟持端子部6における押え台側端子6aと受け台側端子6bの構成と同一であるため、その詳細な説明を省略する。
そして、開閉器200が設置されている電力量計Mに無停電取替工具1を取り付けるときは、図3に示すように、負荷側電線(2L・1L)を挟み込むようにして受け台側端子7aと押え台側端子7bを配置し、負荷側電線(2L・1L)を挿入溝7c,7dに収容する。この状態で、押え台側端子7aのネジ7fを回転させてネジ7fの雄ネジ部分を受け台側端子7bのネジ孔7gにねじ込んで、負荷側電線(2L・1L)に挟持端子部7を取り付けるのである。
この状態において、押え台側端子7aの押し切りネジ7hをねじ込むと、押し切りネジ7hの先端部が、負荷側電線(2L・1L)における絶縁部材である被覆ビニールを破って進み、内部の導体に当接するのである。
この他、電源側電線(1s・2s)接続用の長尺な導体部3の基端部と、負荷側電線(2L・1L)接続用の長尺な導体部4の基端部を接続するスイッチ部2は、図1(b)に示すように、導体部3の導線3aと導体部4の導線4aの導通した状態・導通していない状態を操作する。同様に、スイッチ部2は、導体部3の導線3bと導体部4の導線4bの導通した状態・導通していない状態を操作するが、いずれも基本的には導通した状態を維持している。
また、スイッチ部2には、図1(a)に示すように、所定の長さの締結ベルト8を取り付けている。その為、開閉器200が設置されている電力量計Mに無停電取替工具1を取り付けるときは、例えば、図2に示すように、スイッチ部2を電力量計Mの上部に載置し、締結ベルト8を電力量計Mの下側に巻回することにより、スイッチ部2を電力量計Mに仮止めすることができる。
以下に、図9に示すように、電力量計Mに開閉器200が取り付けられている場合において、無停電取替工具1を使用することにより、無停電の状態を維持しながら電力量計Mから開閉器200を取り外す手順を詳述する。
まず、図2に示すように、スイッチ部2を電力量計Mの上部に載置し、締結ベルト8を電力量計Mの下側に巻回してスイッチ部2を電力量計Mに仮止めした状態において、開閉器200に接続している電源側電線(1s・2s)に、導体部3の挟持端子部6を取り付ける。
具体的には、電源側電線(1s・2s)を挟み込むようにして受け台側端子6aと押え台側端子6bを配置し、電源側電線(1s・2s)を挿入溝6c,6dに収容する。この状態で、押え台側端子6aのネジ6fを回転させてネジ6fの雄ネジ部分を受け台側端子6bのネジ孔6gにねじ込んで、電源側電線(1s・2s)に挟持端子部6を固定する。この状態において、押え台側端子6aの押し切りネジ6hをねじ込んで、押し切りネジ6hの先端部を電源側電線(1s・2s)の内部の導体に当接させる。
その結果、電源側電線(1s)と導体部3の導線3aが接続される。また、電源側電線(2s)と導体部3の導線3bが接続される。
次に、図3に示すように、開閉器200を電力量計Mから若干引き離すようにして、電力量計Mに接続している負荷側電線(2L・1L)を露出させ、この露出した負荷側電線(2L・1L)に導体部4の挟持端子部7を取り付ける。
具体的には、負荷側電線(2L・1L)を挟み込むようにして受け台側端子7aと押え台側端子7bを配置し、負荷側電線(2L・1L)を挿入溝7c,7dに収容する。この状態で、押え台側端子7aのネジ7fを回転させてネジ7fの雄ネジ部分を受け台側端子7bのネジ孔7gにねじ込んで、負荷側電線(2L・1L)に挟持端子部7を固定する。この状態において、押え台側端子7aの押し切りネジ7hをねじ込んで、押し切りネジ7hの先端部を負荷側電線(2L・1L)の内部の導体に当接させる。
その結果、負荷側電線(2L)と導体部4の導線4bが接続される。また、負荷側電線(1L)と導体部4の導線4aが接続される。
そして、スイッチ部2は、導体部3の導線3aと導体部4の導線4aの導通した状態と、導体部3の導線3bと導体部4の導線4bの導通した状態を維持することから、無停電取替工具1の導体部3・4を介して、電源側電線(1s)と負荷側電線(1L)が接続される。同様に、電源側電線(2s)と負荷側電線(2L)も接続され、全体として無停電の状態を維持するバイパス回路を形成することになる。
次に、図4に示すように、電力量計Mの電源側電線(1s・2s)用の端子に接続している開閉器200自身の導線201・202を引き抜く。
次に、開閉器200の端子に接続している電源側電線(1s・2s)の端部を、開閉器200の端子から引き抜いて、開閉器200を完全に取り外す。この引き抜いた電源側電線(1s・2s)には、導体部3の挟持端子部6が取り付けられており、無停電の状態が維持されている。
次に、図5に示すように、電力量計Mの電源側電線(1s・2s)用の端子に、導体部3の挟持端子部6が取り付けられている電源側電線(1s・2s)の端部を接続する。
最後に、図6に示すように、電源側電線(1s・2s)から導体部3の挟持端子部6を取り外し、また、負荷側電線(2L・1L)から導体部4の挟持端子部7が取り外して作業を終える。
尚、上述した手順を逆に行うことにより、無停電の状態を維持しながら、電力量計Mに開閉器200を取り付けることもできる。
また、本発明は、各2線の電源側電線(1s・2s)と負荷側電線(2L・1L)を有する電力量計Mにのみ適用されるものではなく、電源側電線と負荷側電線が3線以上の電力量計Mにも適用できる。
このとき、電源側電線接続用の長尺な導体部3と、負荷側電線接続用の長尺な導体部4は、いずれも3本以上の導線により形成される。また、各導線の先端部に設ける挟持端子部6も、3個以上の挿入溝を有するものとなる。
本発明に係る電力量計用の無停電取替工具は、無停電の状態で電力量計に開閉器を取り付けたり、開閉器を取り外す場合の他に、電力量計に接続される電源側電線の端部と負荷側電線の端部が、電力量計に対して異なる間隔を有する段違い状に配置されているような場合に無停電の状態で電力量計を交換する場合等に、幅広く利用することができる。
M…電力量計
1s…電源側電線
2s…電源側電線
2L…負荷側電線
1L…負荷側電線
T…無停電取替工具
100…工具本体
101…固定台
102…押え台
103…溝
104…孔
105…押切ネジ
106…溝
107…ネジ孔
108…蝶ネジ
109…雄ネジ部材
200…開閉器
201…導線
202…導線
1…無停電取替工具
2…スイッチ部
3…導体部
3a…導線
3b…導線
4…導体部
4a…導線
4b…導線
5…絶縁シース
6…挟持端子部
6a…押え台側端子
6b…受け台側端子
6c…挿入溝
6d…挿入溝
6e…連結紐
6f…ネジ
6g…ネジ孔
6h…押し切りネジ
7…挟持端子部
7a…押え台側端子
7b…受け台側端子
7c…挿入溝
7d…挿入溝
7e…連結紐
7f…ネジ
7g…ネジ孔
7h…押し切りネジ
1s…電源側電線
2s…電源側電線
2L…負荷側電線
1L…負荷側電線
T…無停電取替工具
100…工具本体
101…固定台
102…押え台
103…溝
104…孔
105…押切ネジ
106…溝
107…ネジ孔
108…蝶ネジ
109…雄ネジ部材
200…開閉器
201…導線
202…導線
1…無停電取替工具
2…スイッチ部
3…導体部
3a…導線
3b…導線
4…導体部
4a…導線
4b…導線
5…絶縁シース
6…挟持端子部
6a…押え台側端子
6b…受け台側端子
6c…挿入溝
6d…挿入溝
6e…連結紐
6f…ネジ
6g…ネジ孔
6h…押し切りネジ
7…挟持端子部
7a…押え台側端子
7b…受け台側端子
7c…挿入溝
7d…挿入溝
7e…連結紐
7f…ネジ
7g…ネジ孔
7h…押し切りネジ
Claims (5)
- 各2線の電源側電線と負荷側電線を有する電力量計において、2線の電源側電線と2線の負荷側電線が離れた状態に配置されている場合に、それぞれの2線を接続するバイパス回路を形成する電力量計用の無停電取替工具であって、電源側電線接続用の長尺な導体部と、負荷側電線接続用の長尺な導体部を、スイッチ部を介して接続していることを特徴とする電力量計用の無停電取替工具。
- 電源側電線接続用の長尺な導体部・負荷側電線接続用の長尺な導体部は、いずれも長尺な2本の導線により形成されている請求項1に記載の電力量計用の無停電取替工具。
- 電源側電線接続用の導体部を形成する2本の導線の先端部に、電源側電線における2線の導線に接続する挟持端子部を設け、負荷側電線接続用の導体部を形成する2本の導線の先端部に、負荷側電線における2線の導線に接続する挟持端子部を設けている請求項2に記載の電力量計用の無停電取替工具。
- 挟持端子部は、2本の導線の先端部に設けられている押え台側端子と、この押え台側端子に対向するように当接する受け台側端子により形成され、受け台側端子は、連結紐を介して押え台側端子に接続されている請求項3に記載の電力量計用の無停電取替工具。
- スイッチ部に、締結ベルトを取り付けている請求項1に記載の電力量計用の無停電取替工具。
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JP2010038876A JP2011174807A (ja) | 2010-02-24 | 2010-02-24 | 電力量計用の無停電取替工具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2011174807A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016170119A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 埼広エンジニヤリング株式会社 | 記録計及び締結構造 |
KR102063647B1 (ko) * | 2018-10-15 | 2020-01-08 | 주식회사 남전사 | 무정전 교체가 가능한 IoT 전력량계 |
CN112881767A (zh) * | 2021-01-12 | 2021-06-01 | 国网浙江省电力有限公司湖州供电公司 | 一种安全型不断电换电能表装置 |
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2010
- 2010-02-24 JP JP2010038876A patent/JP2011174807A/ja not_active Withdrawn
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CN112881767B (zh) * | 2021-01-12 | 2022-09-27 | 国网浙江省电力有限公司湖州供电公司 | 一种安全型不断电换电能表装置 |
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