JP2011171829A - 移動体画像追尾装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
2軸ジンバル構造であって、移動体を撮影して画像データを取得する取得部と、追尾誤差を検出する第1検出部と、回転部ごとの姿勢を示す角度を検出する第2検出部と、前記角度と、前記追尾誤差とに基づいて、前記移動体の軌道を推定する推定部と、推定された前記移動体の軌跡と、前記天頂との位置関係を求める第1の算出部と、前記追尾誤差と、前記角度とに基づいて、前記移動体を追尾するよう前記駆動機構を制御する第1の指令を生成する第1の生成部と、前記位置関係と、前記追尾誤差と、前記角度とに基づいて、天頂付近において前記移動体の軌跡が前記天頂から離れるようにシフトさせた補正軌道を求め、前記補正軌道を追尾するよう制御する第2の指令を生成する第2の生成部と、前記第1の指令または前記第2の指令のいずれかを選択する選択部とを備える。
【選択図】 図1
Description
以下の各実施形態の移動体画像追尾装置は、移動体画像追尾機構の制御システムを、画像トラッキングシステムに適用した例について示すものである。
図1は、本実施形態で使用するジンバル機構の構造の一例を示す図である。本実施形態のジンバル機構200は、カメラ追尾システムに適用される。本実施形態のカメラ追尾システムは、エレベーション軸(以下、EL軸という)周り及びアジマス軸(以下、AZ軸という)の2つの軸周りに回動可能なジンバル(回転部21、23)を有する2軸シンバル構造である。これらのAZ軸、EL軸が一点において直交する2軸ジンバル構造により、所望の位置にカメラセンサの視軸方向を移動させる。
AZ回転部21の回転に伴って、一対の支持部材22、及びEL回転部23がAZ軸周りに回転する。モータ軸としてのシャフト(図示しない)と、シャフトを駆動する駆動機構(図示しない)を有する。AZ回転部21の上面には、一対の支持部材22が固定された状態で立設されている。そして、シャフトの中心軸(AZ軸)線の周りに沿ってAZ回転部21は回転自在になっている。
また、EL回転部23、支持部材22、AZ回転部21及びベース部24は、ともに、透明又は半透明の外装部材(図示しない)やシール部材(図示しない)によって覆われるようにもできる。この外装部材やシール部材により、本実施形態に係るカメラ追尾システムに内蔵されるカメラセンサや電子機器は、その外界からの影響を遮断されるため、屋外に設置された場合においても保護される。
本実施形態の移動体画像追尾装置は、ジンバル機構200、AZ回転部21を回転駆動する第1の駆動部101、EL回転部23を回転駆動する第2の駆動部102、AZ回転部21の角速度を検出する第1の角速度センサ103、EL回転部23の角速度を検出する第2の角速度センサ104、AZ回転部21の初期位置からみた現在位置の回転角度θ1(以下、第1のジンバル角度と記載)を検出する第1の角度センサ105、EL回転部23の初期位置からみた現在位置の回転角度θ2(以下、第2のジンバル角度と記載)を検出する第2の角度センサ106、カメラセンサ107、追尾誤差検出部108、移動体方向推定部109、天頂ずれ量計算部110、角速度指令生成部111、補正角速度指令生成部112、角速度指令選択部113、駆動制御部114を有する。駆動制御部114は、第1のサーボ制御部1141、第2のサーボ制御部1142を有する。
角速度指令生成部111は、追尾誤差検出部108から取得する2方向の追尾誤差と、第1の角度センサ105、第2の角度センサ106が検出した2軸の角度検出値(θ1、θ2)とにより、移動体を追尾するようにジンバル(回転部21、23)を駆動する角速度指令値(θ1r・,θ2r・)を生成する(数式中で時間微分を示す「ドット記号・の付された文字P」を、本文中では「P・」と表記する)。2方向画像(ΔX, ΔY)から2軸ジンバルの各軸へ角速度を分配する手法の一つとして、追尾誤差と角度に対する角速度指令値の関係式を表すと、次式のように表される。
図4は、本実施形態にかかるカメラ画像の視野と移動体追尾の概要を示した図である。x軸及びy軸は、カメラ視野における位置を示す。また、原点は視野の中心を示す。移動体がカメラ視野内で捉えている場合には、カメラ中心からのずれ量として追尾誤差検出値(ΔX、ΔY)が得られる。追尾遅れが生じるため、この追尾誤差検出値はカメラ視野以上には許容でない。追尾誤差は小さいことが望ましいが、追尾誤差が大きくともカメラ視野内に入っている限り、2軸のジンバル構造であっても移動体を追尾することができる。
通常の追尾誤差検出値に基づく角速度指令によって駆動されている状態で、天頂付近に移動体が近づいている場合を考える。移動体方向推定部109は、[数6]によって、移動体方向の推定を行う(S801)。また、移動体方向推定部109は、[数7]によって移動体の速度も算出する。天頂ずれ量計算部110は、移動体方向推定値とジンバル角度と追尾誤差を用いて、[数18]により天頂ずれ量を計算する(S802)。角速度指令選択部113は、この結果得られた天頂ずれ量と移動体速度を用いて、[数25]により評価値を計算する(S803)。
本実施形態では、角速度指令選択部113は、天頂ずれ量によって、通常の角速度指令と補正角速度指令とを切り替える。
予め、天頂ずれ量と、天頂付近の追尾可能限界が明らかになっている場合、天頂ずれ量が要補正範囲より大きな値である場合には、[数1]により計算された通常の角速度指令を選択して、駆動制御部114へ渡す。一方、要補正範囲内の値であり補正が必要であると判断した場合には、[数21]により補正角速度指令を計算するためのシフト関数の計算を行う。その他については、第1の実施形態と同様の処理を行う。
ベース部24、アジマス軸回転部21、支持部材22、エレベーション軸回転部23、
第1の駆動部101、第2の駆動部102、第1の角速度センサ103、第2の角速度センサ104、第1の角度センサ105、第2の角度センサ106、カメラセンサ107、追尾誤差検出部108、移動体方向推定部109、天頂ずれ量計算部110、角速度指令生成部111、補正角速度指令生成部112、角速度指令選択部113、駆動制御部114第1のサーボ制御部1141、第2のサーボ制御部1142
Claims (6)
- 垂直方向に向けられ回動可能に支持される第1回転部と、垂直方向と直交する水平方向に設けられ、回動可能に支持され水平方向の正面から天頂に向け回転が可能な第2回転部と、を有する2軸ジンバル構造と、
前記第1回転部と前記第2回転部にそれぞれ連結され、前記第1回転部と前記第2回転部を個別に回転駆動する駆動部と、
前記第2回転部に支持され、移動体を撮影して画像データを取得する取得部と、
前記画像データ内での前記移動体の位置の相対的なずれ量を示す追尾誤差を検出する第1検出部と、
前記第1回転部と前記第2回転部ごとの姿勢を示す角度を検出する第2検出部と、
前記角度と、前記追尾誤差とに基づいて、前記移動体の軌道を推定する推定部と、
推定された前記移動体の軌跡と、前記天頂との位置関係を求める第1の算出部と、
前記追尾誤差と、前記角度とに基づいて、前記移動体を追尾するよう前記駆動機構を制御する第1の指令を生成する第1の生成部と、
前記位置関係と、前記追尾誤差と、前記角度とに基づいて、天頂付近において前記移動体の軌跡が前記天頂から離れるようにシフトさせた補正軌道を求め、前記補正軌道を追尾するよう前記駆動機構を制御する第2の指令を生成する第2の生成部と、
前記位置関係に基づいて前記第1の指令または前記第2の指令のいずれかを選択する選択部と、
を具備することを特徴とする移動体画像追尾装置。
- 前記選択部は、前記追尾誤差及び前記角度から算出される前記移動体の速度と、前記位置関係とに基づいて評価値を算出し、前記評価値に基づいて前記第1の指令または前記第2の指令のいずれかを選択することを特徴とする請求項1記載の移動体画像追尾装置。
- 前記選択部は、前記天頂と前記移動体の軌道との近接距離が大きいほど前記評価値の値を大きく、前記速度が大きいほど前記評価値の値を大きくなるような評価値を算出、前記評価値が特定の基準よりも大きい場合には、前記第2の指令を選択することを特徴とする請求項2記載の移動体画像追尾装置。
- 前記選択部は、前記天頂と前記移動体の軌道との近接距離が特定の基準よりも近い場合には、前記第2の指令を選択することを特徴とする請求項1記載の移動体画像追尾装置。
- 前記第2の生成部は、推定された前記移動体の軌跡の前記第2の回転部の前記角度が大きくなるに従って、前記移動体の軌跡が前記天頂からより大きく離れるようにシフトさせた前記補正軌道を求めることを特徴とする請求項2に記載の移動体画像追尾装置。
- 前記第2の生成部は、前記シフトさせた軌道と、推定された前記移動体の軌跡との差が、前記取得部における視野の範囲内であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の移動体画像追尾装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013055474A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Toshiba Corp | 移動物体追跡装置及び参照点追跡方法 |
CN104793643A (zh) * | 2015-04-13 | 2015-07-22 | 北京迪生动画科技有限公司 | 一种三维定格动画拍摄系统及控制方法 |
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JP2006106910A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Toshiba Corp | ジンバル装置 |
JP2009115621A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Toshiba Corp | 移動体画像追尾装置 |
JP2010231371A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Toshiba Corp | 移動体画像追尾装置および方法 |
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