JP2011171669A - 太陽電池発電装置 - Google Patents

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泰之 岸本
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Abstract

【課題】設置場所についての自由度を広げ、例えば、物干し竿に吊下げるといった従来のソーラー充電器では設置できなかった場所にも設置可能とする太陽電池発電装置を提供する。
【解決手段】太陽電池発電装置200は、LEDモジュールを有するLED部50、ソーラーパネル61及びLEDモジュールなどを有するソーラー部60、インジケータ及びLEDモジュールを有するインジケータ部70、リチウム電池82及びLEDモジュールを有するバッテリ部80などを備える。LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれは、この順序で連結部45により屈曲可能に連結してある。
【選択図】図2

Description

本発明は、太陽電池モジュールを備えた太陽電池発電装置に関する。
近年、地球環境を保護する観点からクリーンなエネルギー源として、太陽電池モジュールを利用する太陽光発電が注目されている。このような太陽電池モジュールを利用する太陽光発電は、例えば、屋外、建物の屋根や壁面などに太陽電池モジュールを設置して大電力を発電するものから、時計、電卓、携帯機器などに搭載した二次電池を充電すべく比較的小電力なものまで様々な形態のものがある。
また、太陽電池モジュールで効率良く発電するためには、太陽光線に対して太陽電池モジュールの表面をできるだけ垂直にする必要がある。しかし、太陽光の向き、すなわち、太陽の仰角は四季に応じて変化するため、発電効率が低下する場合もある。
このため、太陽電池モジュール(太陽電池パネル)を配置した底面と、当該底面に対する傾斜角が異なる2つのテーパー面とを備え、傾斜角が異なるテーパー面を四季に応じて床面や卓上面などに載置することにより、変化する太陽の仰角に合わせて太陽電池モジュールの向きを変えることができるソーラー充電器が開示されている(特許文献1参照)。
特開2008−104249号公報
しかしながら、特許文献1のソーラー充電器にあっては、床面や卓上面などに載置しなければならず、例えば、マンションのベランダなどに設置しようとしても日陰になる場所にしかソーラー充電器を設置できない場合がある。このようなときには、太陽電池モジュールに十分な量の太陽光が照射されず、十分な発電量を得ることができず、ソーラー充電器の設置場所が制限されるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、設置場所についての自由度を広げ、例えば、物干し竿に吊下げるといった従来のソーラー充電器では設置できなかった場所にも設置可能とする太陽電池発電装置を提供することを目的とする。
本発明に係る太陽電池発電装置は、太陽電池モジュールを有する筐体を含む複数の筐体と、該筐体同士を屈曲可能に連結する連結部と、前記太陽電池モジュールが所要の方向を向くべく、前記筐体同士を屈曲させた状態で保持する保持部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、太陽電池モジュールを有する筐体を含む複数の筐体と、筐体同士を屈曲可能に連結する連結部と、太陽電池モジュールが所要の方向を向くべく、筐体同士を屈曲させた状態で保持する保持部とを備える。連結部で筐体同士を屈曲させ、保持部で太陽電池モジュールが所要の方向を向くように筐体同士を屈曲させた状態で保持する。例えば、太陽電池モジュールを外側に向けて筐体同士を連結部で屈曲させ、筐体同士で挟まれる間に物干し竿、ロープ、フックなどを通す。これにより、床面などの設置面に設置しなければならないという制限がなく、設置場所についての自由度を広げ、筐体同士を屈曲させることにより、太陽電池モジュールの受光面を太陽の方向に向けた状態で保持することができる。また、筐体同士の屈曲度合いを変えることにより、太陽電池モジュールの向きを適宜所要の向きに調整して保持することができる。そして、従来のソーラー充電器では設置できなかった場所にも設置可能となる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、前記複数の筐体のうち前記太陽電池モジュールを有する筐体と異なる一の筐体は、前記太陽電池モジュールで発電した電力により充電可能な二次電池を有することを特徴とする。
本発明にあっては、太陽電池モジュールを有する筐体と異なる一の筐体は、太陽電池モジュールで発電した電力により充電可能な二次電池を有する。これにより、設置場所に制限されることなく、効率良く二次電池を充電することができる。また、太陽電池モジュールを有する筐体と二次電池を有する筐体とを分けることにより、太陽光が直接二次電池に照射されることを防止することができる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、前記複数の筐体の少なくとも1つは、前記二次電池の電力により発光する光源モジュールを有することを特徴とする。
本発明にあっては、複数の筐体の少なくとも1つは、二次電池の電力により発光する光源モジュールを有する。これにより、外部電源(例えば、商用電源、バッテリなど)がない場所でも照明装置あるいは表示装置として使用することができる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、太陽電池モジュールを有する筐体、前記太陽電池モジュールで発電した電力により充電可能な二次電池を有する筐体、及び前記二次電池に充電された電力により発光する光源モジュールを含む複数の筐体と、前記筐体同士を屈曲可能に連結する連結部とを備え、前記二次電池の充電、前記光源モジュールの発光等の使用態様に応じて、前記筐体同士を屈曲させて変形させることを特徴とする。
本発明にあっては、太陽電池モジュールを有する筐体、太陽電池モジュールで発電した電力により充電可能な二次電池を有する筐体、及び二次電池に充電された電力により発光する光源モジュールを含む複数の筐体と、筐体同士を屈曲可能に連結する連結部とを備え、二次電池の充電、光源モジュールの発光等の使用態様に応じて、筐体同士を屈曲させて変形させる。これにより、使用の態様に応じて、連結部で筐体同士を屈曲させて変形させることができるので、床面などの設置面に設置しなければならないという制限がなく、設置場所についての自由度を広げ、従来のソーラー充電器では設置できなかった場所にも設置可能となる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、前記二次電池を有する筐体、前記太陽電池モジュールを有する筐体及び前記光源モジュールを有する筐体をこの順に連結してあることを特徴とする。
本発明にあっては、二次電池を有する筐体、太陽電池モジュールを有する筐体及び光源モジュールを有する筐体をこの順に連結してある。例えば、二次電池を有する筐体を床面又は卓上面に載置し、筐体同士を連結部で適宜の角度で屈曲させる。これにより、光源モジュールを有する筐体は、太陽電池モジュールを有する筐体の長さ寸法だけ床面又は卓上面の上方に配置することができ、光源モジュールが発する光で周囲を照らすことができる。また、二次電池を有する筐体を床面又は卓上面に載置し、太陽電池モジュールを外側に向けて筐体同士を連結部で適宜の角度で屈曲させる。これにより、太陽電池モジュールを有する筐体を床面又は卓上面に対して傾斜させて保持することができるので、太陽電池モジュールで太陽光を受光することができ、十分な発電量を得ることができる。また、二次電池を有する筐体と太陽電池モジュールを有する筐体との屈曲度合いを変えることにより、太陽電池モジュールの向きを適宜所要の向きに調整して保持することができ、太陽の仰角に拘わらず、十分な発電量を得ることができる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、各筐体は、略同寸法の矩形状をなし、前記光源モジュールを有する筐体を、前記二次電池を有する筐体と前記太陽電池モジュールを有する筐体との間に配置し、前記太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体を折り畳むことができるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、各筐体は、略同寸法の矩形状をなし、光源モジュールを有する筐体を、二次電池を有する筐体と太陽電池モジュールを有する筐体との間に配置し、太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体を折り畳むことができる。折り畳んだ状態で、二次電池を有する筐体を床面又は卓上面などに載置すれば、太陽電池モジュールを上方に向けることができ、コンパクトにした状態で発電及び充電を行うことができる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、略同寸法の矩形状をなす前記筐体を少なくとも3つ備え、前記太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体で三角筒状をなすように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、略同寸法の矩形状をなす筐体を少なくとも3つ備え、太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体で三角筒状をなすように構成してある。三角筒状をなすので、物干し竿、ロープ、フックなどに掛けることができ、設置場所の制限を受けることを少なくすることができる。また、二次電池を有する筐体が最下部になるように物干し竿、ロープ、フックなどに掛けた場合、三角筒状をなすので、太陽電池モジュールが下向きとならず、太陽の方向に受光面を向けることができる。また、二次電池を有する筐体が下側に配置されるので、二次電池に直射日光が当たることを防止することができる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、各筐体を直線状に配置した場合、各筐体の少なくとも1つは、前記太陽電池モジュールを有する面の裏面に前記光源モジュールの発光面を有することを特徴とする。
本発明にあっては、各筐体を直線状に配置した場合、各筐体の少なくとも1つは、太陽電池モジュールを有する面の裏面に光源モジュールの発光面を有する。これにより、例えば、太陽電池モジュールを内側にし、光源モジュールの発光面を外側に向けて各筐体で三角筒状をなすように構成することにより、照明装置あるいは表示装置として使用することができる。この場合、太陽電池モジュールが内側に配されるので、3つの筐体すべてに光源モジュールを設けることもできる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、両端の筐体それぞれの一部又は全部を重ねて、前記太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体で三角筒状をなすように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、両端の筐体それぞれの一部又は全部を重ねて、太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体で三角筒状をなすように構成してある。両端の筐体の重なり度合いを変化させることにより、連結部でお互いに連結した筐体同士の屈曲度合いを調整することができ、太陽電池モジュールの受光面の向きを変えることができる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、各筐体を直線状に配置した場合、各筐体の少なくとも1つは、前記太陽電池モジュールを有する面の裏面に前記光源モジュールの発光面を有し、該発光面を外側に向けて各筐体で四角筒状をなすように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、各筐体を直線状に配置した場合、各筐体の少なくとも1つは、太陽電池モジュールを有する面の裏面に前記光源モジュールの発光面を有する。太陽電池モジュールを内側にし、光源モジュールの発光面を外側に向けて各筐体で四角筒状をなすように構成してある。これにより、照明装置あるいは表示装置として使用することができる。この場合、太陽電池モジュールが内側に配されるので、4つの筐体すべてに光源モジュールを設けることもできる。
本発明に係る太陽電池発電装置は、前記太陽電池モジュールで発電した電力を外部へ供給するための外部端子を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、太陽電池モジュールで発電した電力を外部へ供給するための外部端子を備える。これにより、外部の機器への給電、あるいは外部の二次電池の充電を行うことができる。
本発明によれば、太陽電池発電装置の設置場所についての自由度を広げることが可能となる。また、太陽の仰角に応じて、太陽電池モジュールの向きを適宜所要の向きに調整して保持することができる。
実施の形態1の太陽電池発電装置の構成の一例を示す前面図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置の構成の一例を示す背面図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置の構成の一例を示す側面図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置のLEDモジュールの実装の一例を示す前面図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置のLEDモジュールの実装の他の例を示す前面図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置で充電を行う場合の一例を示す外観斜視図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置で充電を行う場合の一例を示す外観斜視図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置で充電を行う場合の他の例を示す外観斜視図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置でLEDモジュールを点灯する場合の一例を示す外観斜視図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置でLEDモジュールを点灯する場合の一例を示す外観斜視図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置でLEDモジュールを点灯する場合の他の例を示す外観斜視図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置の収納時の一例を示す側面図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置のリチウム電池の充電量と動作の関係を示す説明図である。 実施の形態1の太陽電池発電装置のリチウム電池の充電状態の表示例を示す説明図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の一方から見た外観斜視図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の他方から見た外観斜視図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の構成の一例を示す平面図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の構成の一例を示す正面図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の構成の一例を示す側面図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の構成の要部を示す分解斜視図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の使用状態の一例を示す外観斜視図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の折り畳み時の状態を示す外観斜視図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の折り畳み時の状態を示す外観斜視図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の折り畳み時の状態を示す外観斜視図である。 実施の形態2の太陽電池発電装置の使用状態の他の例を示す外観斜視図である。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は実施の形態1の太陽電池発電装置200の構成の一例を示す前面図であり、図2は実施の形態1の太陽電池発電装置200の構成の一例を示す背面図であり、図3は実施の形態1の太陽電池発電装置200の構成の一例を示す側面図である。太陽電池発電装置200は、光源モジュール(例えば、LEDモジュール)を有する筐体としてのLED部50、ソーラーパネル61(太陽電池モジュール)及びLEDモジュールなどを有する筐体としてのソーラー部60、インジケータ及びLEDモジュールを有する筐体としてのインジケータ部70、二次電池及びLEDモジュールを有する筐体としてのバッテリ部80などを備える。
LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれは、略同寸法の矩形状(板状)をなし、長手方向に沿った縁辺を傾斜させ、短手側の側面形状が台形状をなしている。また、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれの長手方向に沿った傾斜面の内側には板状の保持部としての磁石46を固着してある。LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれは、例えば、長さが230mm程度、幅が110mm程度、厚み(高さ)が11mm程度であるが、寸法はこれに限定されるものではない。
LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれは、この順序で連結部45により屈曲可能に連結してある。連結部45は、例えば、LED部50の長手方向に沿った縁辺と、ソーラー部60の長手方向に沿った縁辺とを近接させて配置し、LED部50及びソーラー部60の両方に固着又は圧着した合成樹脂製の背面シート51(連結部)であり、可撓性を有する。また、ソーラー部60とインジケータ部70とを連結する連結部45、インジケータ部70とバッテリ部80とを連結する連結部45も同様である。
また、太陽電池発電装置200の前面には、拡散板42と同等の寸法の開口部を4つ有し、矩形状の連結部としての前面シート41を固着又は圧着してある。前面シート41は、合成樹脂製のシートであり、可撓性を有する。すなわち、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80は、連結部としての背面シート51及び前面シート41により、お互いに屈曲することができるように連結されている。本実施の形態においては、連結部として前面シート41及び背面シート51のシート状の防水加工をした保護カバーを用いて、筐体同士が屈曲可能に連結しているが、ヒンジ等により連結部を構成してもよい。また、連結部としてヒンジを用いる場合には、ヒンジ自体に複数段階の回動角で筐体の回動を固定する固定構造を備えることで、連結部自体が、筐体同士が屈曲した状態で保持して固定する保持部としても機能させることができる。また、前面シート41又は背面シート51の一方のみで、複数の筐体の連結を行ってもよい。
LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80は、前面に矩形状のLEDモジュールからの光の発光面としての透光性の拡散板42を有する。LED部50は、背面のソーラー部60側の角部近傍にバッテリ部80と着脱可能に連結するため、保持部としての面ファスナー55を固着してある。なお、面ファスナー55に代えて両面テープなどでもよい。また、LED部50の短手側の縁辺近傍には板状の保持部としての磁石54を固着してある。
ソーラー部60は、背面に6つのソーラーパネル61(例えば、多結晶Siパネルなど)を装着してある。なお、ソーラーパネル61の大きさ又は数は適宜決定することができる。ソーラーパネル61で発電された電力は、バッテリ部80に内蔵されたリチウム電池82の充電、あるいはコネクタ76を通じて外部の機器への電力供給あるいは外部の二次電池への充電に利用される。
インジケータ部70は、内部に充電制御回路などを実装したインジケータ基板75を装着してある。インジケータ基板75には、リチウム電池82の充電状態を表示するための発光ダイオード74、発光ダイオード74の点灯及び消灯を行うためのスイッチ、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80のそれぞれに装着されたLEDモジュールの点灯及び消灯を行うためのスイッチ、外部端子としてのコネクタ76などを実装してある。また、インジケータ部70の背面には、LEDモジュールの点灯及び消灯を行うためのスイッチの位置を明示するためのボタンシール72、発光ダイオード74の点灯及び消灯を行うためのスイッチの位置を明示するためのボタンシール73などを設けている。
バッテリ部80は、二次電池としてのリチウム電池82を内蔵している。また、バッテリ部80の短手側の縁辺近傍には板状の保持部としての磁石84を固着してある。バッテリ部80は、前面の角部近傍にLED部50と着脱可能に連結するため、保持部としての面ファスナー85を固着してある。なお、面ファスナー85に代えて両面テープなどでもよい。
図4は実施の形態1の太陽電池発電装置200のLEDモジュール48の実装の一例を示す前面図である。図4の例では、矩形状であって可撓性を有する1枚のLED基板47(フレキシブル基板)を、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれの短手側縁辺近傍に沿って配置してある。LED基板47には、LED基板47の表面に平行な方向に光を発光するように配されたLEDモジュール48をLED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれについて4個ずつ適宜の間隔で実装してある。なお、LED基板47の形状は一例であって、これに限定されるものではない。
また、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれには、拡散板42より少し寸法の大きい矩形状の導光板46を装着してある。LEDモジュール48から放射された光は、導光板46内を進行する際に、拡散板42の方向へ屈折され、拡散板42全体から均一な光を発光させることができる。なお、拡散板42に代えて、単に光を透過するだけの透光板を設けてもよい。
上述の例では、導光板46を設ける構成であったが、導光板46を設けない構成とすることもできる。図5は実施の形態1の太陽電池発電装置200のLEDモジュール48の実装の他の例を示す前面図である。図5の例では、矩形状であって可撓性を有する1枚のLED基板49(フレキシブル基板)を、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80の全面に1枚配置してある。LED基板49には、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれの発光面内で均等にLEDモジュール48を実装してある。図5の例では、各発光面に12個のLEDモジュール48を配置している。
なお、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70、バッテリ部80それぞれの発光面について、図4の例のように導光板46を用いる構成と、図5の例のように導光板46を設けない構成とを組み合わせることもできる。
図6及び図7は実施の形態1の太陽電池発電装置200で充電を行う場合の一例を示す外観斜視図である。太陽電池発電装置200で充電を行う場合、図6に示すように、ソーラーパネル61を外側にし、LEDモジュール48の発光面を内側にして折り畳み、LED部50とバッテリ部80とを重ねて、LED部50(バッテリ部80)、ソーラー部60及びインジケータ部70で三角筒状になるように構成する。
図7は、LED部50(バッテリ部80)、ソーラー部60及びインジケータ部70で三角筒状にした状態を示す。この状態では、面ファスナー55と85とでLED部50とバッテリ部80とが固定して保持され、太陽電池発電装置200が三角筒状の状態で保持される。
これにより、ソーラーパネル61を外側に向けてソーラー部60とインジケータ部とで挟まれる間に物干し竿Sを通す。これにより、太陽電池発電装置の設置場所についての自由度を広げることが可能となる。また、太陽の仰角に応じて、太陽電池モジュールの向きを適宜所要の向きに調整して保持することができる。そして、床面などの設置面に設置しなければならないという制限がなく、ソーラーパネル61で太陽光を受光することができ、十分な発電量を得ることができる。また、設置場所に制限されることなく、効率良くリチウム電池82を充電することができる。
また、ソーラーパネル61を有するソーラー部60と、リチウム電池82を有するバッテリ部80とを分けることにより、太陽光が直接二次電池に照射されることを防止することができる。また、バッテリ部80が、三角筒状をなす太陽電池発電装置200の下側(底辺部)に位置するので、リチウム電池82を有するバッテリ部80が最下部になるように物干し竿、ロープ、フックなどに掛けることができる。これにより、ソーラーパネル61が下向きとならず、太陽の方向に受光面を向けることができるとともに、リチウム電池82を有するバッテリ部80が下側に配置されるので、リチウム電池82に直射日光が当たることを防止することができる。
図8は実施の形態1の太陽電池発電装置200で充電を行う場合の他の例を示す外観斜視図である。図8に示すように、LED部50とバッテリ部80との重なり度合いを任意に変化させることができる。例えば、LED部50とバッテリ部80とが重なる部分の面積を小さくした場合、ソーラー部60の傾斜度合いが小さくなり、ソーラーパネル61の受光面に対して垂直な方向を調整することができ、ソーラーパネル61の受光面の向きを変えることができる。これにより、ソーラーパネル61の向きを適宜所要の向きに調整して保持することができ、太陽の仰角に拘わらず、十分な発電量を得ることができる。
図9及び図10は実施の形態1の太陽電池発電装置200でLEDモジュール48を点灯する場合の一例を示す外観斜視図である。太陽電池発電装置200でLEDモジュール48を点灯させて、照明装置あるいは表示装置として使用する場合、図9に示すように、ソーラーパネル61を内側にし、LEDモジュール48の発光面を外側にして折り畳み、LED部50の端面とバッテリ部80の端面とを当接させて、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80で四角筒状になるように構成する。この場合、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80それぞれの長手方向に沿った傾斜面内側に設けられた磁石46で四角筒状の各四隅を磁力で固定して保持する。
図10は、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80で四角筒状にした状態を示す。ボタンシール72を押すことにより、4面の発光面を個別に点灯又は消灯することができる。各筐体を直線状に配置した場合、各筐体の少なくとも1つは、ソーラーパネル61を有する面の裏面にLEDモジュール48の発光面を有する。図10に示すように、ソーラーパネル61を内側にし、LEDモジュール48の発光面を外側に向けてLED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80で四角筒状をなすように構成してあるので、照明装置あるいは表示装置として使用することができる。この場合、ソーラーパネル61が内側に配されるので、筐体すべてにLEDモジュール48を設けることもできる。よって、ソーラー部60のソーラーパネル61で充電する使用態様においては、上述したように太陽電池発電装置200を三角筒状にして太陽光を受光し易いようにし、LED部50のLEDモジュール48で発光して照明する使用態様においては、四角筒状に変形して太陽電池発電装置200の周囲四方を照明するようすることができる。すなわち、太陽電池発電装置200は、使用態様に応じて変形させることが可能である。
図11は実施の形態1の太陽電池発電装置200でLEDモジュール48を点灯する場合の他の例を示す外観斜視図である。各筐体を直線状に配置した場合、各筐体の少なくとも1つは、ソーラーパネル61を有する面の裏面にLEDモジュール48の発光面を有する。図11に示すように、ソーラーパネル61を内側にし、LEDモジュール48の発光面を外側に向けてLED部50とバッテリ部80とを重ねて、三角筒状をなすように構成することもできる。この場合も照明装置あるいは表示装置として使用することができる。この場合、ソーラーパネル61が内側に配されるので、筐体の外側の3面すべてにLEDモジュール48を設けることもできる。
図12は実施の形態1の太陽電池発電装置200の収納時の一例を示す側面図である。図12に示すように、ソーラー部60とインジケータ部70との間で2つに折り曲げ、LED部50とバッテリ部80とを当接させるとともに、ソーラー部60とインジケータ部70とを当接させる。これにより、コンパクトにして狭いスペースでも容易に収容することができる。また、ソーラーパネル61を外側に向けることができるので、コンパクトにした状態で発電及び充電を行うことができる。
図13は実施の形態1の太陽電池発電装置200のリチウム電池82の充電量と動作の関係を示す説明図である。図中、矩形はリチウム電池82の充電量を概念的に示すものである。図13(a)に示すように、リチウム電池82の充電量(残量)が所定の閾値以上の場合には、バッテリ残量保持状態には移行せずに、インジケータは消灯している。
図13(b)に示すように、リチウム電池82の充電量が閾値を下回ると、バッテリ残量保持状態に移行し、インジケータは点灯する。この状態で、LEDモジュール48の点灯操作を行ってもLEDモジュール48は点灯しない。この状態では、リチウム電池82を照明用として使用せず、他の用途に使用する。
図13(c)に示すように、リチウム電池82の充電量が閾値未満の状態で、バッテリ残量保持状態解除の操作を行うと、インジケータは点灯から消灯するとともに、LEDモジュール48を点灯する。バッテリ残量保持状態解除することにより、照明用途を優先させる。このように、リチウム電池82の充電状態に応じて、リチウム電池82の電力の用途を切り換えることができる。また、リチウム電池82充電量が所定の閾値以上の場合には、照明用又は表示用と、外部の二次電池の充電用のいずれにも使用することができるようにする。また、リチウム電池82充電量が所定の閾値未満の場合には、照明用又は表示用と、外部の二次電池の充電用のいずれか一方のみに使用できるようにすることができる。なお、バッテリ残量保持状態解除の操作を行うためのスイッチは、インジケータ部70に設けることができる。
図14は実施の形態1の太陽電池発電装置200のリチウム電池82の充電状態の表示例を示す説明図である。図中、矩形はリチウム電池82の充電状態(残量)を表示する発光ダイオード74を示す。図14(a)に示すように、リチウム電池82の充電状態が満充電の場合には、例えば、5個の発光ダイオード74が点灯する。図14(b)に示すように、充電量が少なくなるに応じて、点灯する発光ダイオード74の数を変える。図14(c)に示すように、リチウム電池82の充電量が所定の閾値を下回った場合には、1個の発光ダイオード74を点灯させる。なお、リチウム電池82の充電状態を示す発光ダイオード74は、残量確認ボタンなどを操作した場合にのみ、所定時間だけ表示させることができる。このように、リチウム電池82の充電量の多少に応じて発光ダイオード74の点灯個数を変えることができる。なお、残量確認用のボタンは、インジケータ部70に設けることができる。
上述の実施の形態1では、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80のすべてにLEDモジュール48を実装する構成であったが、これに限定されるものではなく、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80のいずれか一部にLEDモジュール48を実装する構成でもよい。
上述の実施の形態1では、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80の順番で連結した構成であったが、連結の順序はこれに限定されるものではなく、ソーラーパネル61を外側に向けて三角筒状に構成して、物干し竿などに掛けたときに、ソーラー部60が垂直方向(又は縦方向)、水平方向(又は横方向)に対して傾斜するとともに、バッテリ部80が最下面になるように構成することができれば、どのような順番でもよい。
上述の実施の形態1において、インジケータ基板75には種々の機能を加えることができる。例えば、LEDモジュール48の明るさを調整するための調光機能を加えることができる。
上述の実施の形態1では、リチウム電池82、LEDモジュール48を備える構成であったが、リチウム電池82を取り除いた構成、あるいはLEDモジュール48を取り除いた構成、あるいはリチウム電池82及びLEDモジュール48を取り除いた構成とすることもできる。この場合でも、設置場所の制限がなく、ソーラーパネル61で太陽光を受光することができ、発電効率を高めることができる。また、ソーラーパネル61の向きを適宜所要の向きに調整して保持することができ、太陽の仰角に拘わらず、常に高い発電効率を維持することができる。
上述の実施の形態1では、LED部50、ソーラー部60、インジケータ部70及びバッテリ部80を備える構成であったが、ソーラー部60及びバッテリ部80を備え、LED部50及びインジケータ部70を具備しない2面だけの構成とすることもできる。
例えば、インジケータ部70を具備しない構成にして、LED部50が、残量充電量等を通知するインジケータ部70を兼ねるようにしてもよい。例えば、残量充電量が所定の閾値を下回った場合にLED部50を点灯させたり、発光色を変化させたりして、使用者に充電量の低下を通知するようにすることができる。
上述の実施の形態1のように、太陽電池モジュールを有する筐体、太陽電池モジュールで発電した電力により充電可能な二次電池を有する筐体、及び二次電池に充電された電力により発光する光源モジュールを含む複数の筐体と、筐体同士を屈曲可能に連結する連結部とを備え、二次電池の充電、あるいは光源モジュールの発光等の使用態様に応じて、筐体同士を屈曲させて変形させる。これにより、太陽電池発電装置200の使用態様に応じて、連結部で筐体同士を屈曲させて変形させ、各筐体を固定して保持することができるので、床面などの設置面に設置しなければならないという制限がなく、設置場所についての自由度を広げ、従来のソーラー充電器では設置できなかった場所にも設置可能となる。
上述の実施の形態1では、保持部として磁石及び面ファスナーの両方を備える構成であったが、これに限定されるものではなく、磁石のみ、あるいは面ファスナーのみを備える構成であってもよい。磁石と面ファスナーの両方を備えることにより、より強固に筐体同士を保持することができる。
上述の実施の形態1において、略同寸法の矩形状をなす前記筐体を少なくとも3つ備え、太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体で三角筒状をなすとともに、二次電池を有する筐体を下方に配置するように構成してもよい。すなわち、太陽電池発電装置200を、例えば、三角筒状に構成する際にバッテリ部80が下側(底辺部)になるようにすることにより、比較的重量が重いバッテリを下方に配置することができ、太陽電池発電装置200の重心を下方に位置させて、ソーラーパネル61が太陽の方向へ向きやすくすることができる。
実施の形態2
図15は実施の形態2の太陽電池発電装置100の一方から見た外観斜視図であり、図16は実施の形態2の太陽電池発電装置100の他方から見た外観斜視図であり、図17は実施の形態2の太陽電池発電装置100の構成の一例を示す平面図であり、図18は実施の形態2の太陽電池発電装置100の構成の一例を示す正面図であり、図19は実施の形態2の太陽電池発電装置100の構成の一例を示す側面図であり、図20は実施の形態2の太陽電池発電装置100の構成の要部を示す分解斜視図である。
図15、図16及び図17に示すように、実施の形態2の太陽電池発電装置100は、二次電池(例えば、リチウム電池15)を有する筐体としてのバッテリ部10、太陽電池モジュール(ソーラーパネル22)を有する筐体としてのソーラー部20、LEDモジュールを有する筐体としてのLED部30などを備える。バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30それぞれは、略同寸法の矩形状(板状)をなす。太陽電池発電装置100は、折り畳んだ状態で、例えば、長さが150mm程度、幅が50mm程度、厚み(高さ)が17mm程度であるが、これらの寸法に限定されるものではなく、適宜の寸法を用いることができる。バッテリ部10、ソーラー部20、LED部30は、この順序で連結部及び保持部としてのヒンジ部5により各部同士が屈曲可能に連結されている。すなわち、ヒンジ部5により、ソーラーパネル22が所要の方向を向くようにバッテリ部10、ソーラー部20、LED部30同士を屈曲させた状態で保持することができる。ヒンジ部5は、ヒンジユニット1、ヒンジピン2、ヒンジキャップ3などを備える。ヒンジユニット1、ヒンジピン2、ヒンジキャップ3は、直線軸状に配置されている。
バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30それぞれは、ヒンジ部5で屈曲させることができる。すなわち、バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30は、ヒンジ部5の直線軸の回りに回動することができる。また、バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30は、お互いが交差する角度である屈曲角(回動角)を任意の状態に維持したまま保持させることができる。
バッテリ部10とソーラー部20との間のヒンジ部5には、ヒンジカバー13を装着してある。ソーラー部とLED部30との間のヒンジ部5には、ヒンジカバー35を装着してある。
バッテリ部10は、合成樹脂製であって矩形状の底板12及び上板11、上面シート16、LEDモジュールの点灯及び消灯を行うための電源スイッチの位置を明示するためのボタンシール17、ソーラーパネル22で発電した電力を外部へ供給するための外部端子としてのコネクタ18などを備えている。また、底板12及び上板11などで構成される筐体内部には、バッテリ部基板14、リチウム電池15(電池容量は、例えば、900mAh等)などを収容している。
ソーラー部20は、合成樹脂製であって矩形状のソーラー部アーム21、透光性のアームカバー23、マイクロスイッチ24などを備える。マイクロスイッチ24は、LEDモジュールの点灯及び消灯を行うためのスイッチである。ソーラー部アーム21には、太陽電池モジュールとしての2枚のソーラーパネル22(例えば、多結晶Siパネルなど)を装着している。なお、ソーラーパネル22の大きさ又は数は適宜決定することができる。ソーラーパネル22で発電された電力は、バッテリ部基板14に搭載された制御回路の制御のもと、リチウム電池15の充電、あるいはコネクタ18を通じて外部の機器への電力供給あるいは外部の二次電池への充電に利用される。
LED部30は、合成樹脂製であって矩形状のLED部アーム31、LEDモジュールの発光面となる透光性の拡散板33などを備える。また、LED部アーム31には、LEDモジュールを実装したLED基板32を装着してある。LED基板32は、拡散板33と同等の広さの範囲において適宜の間隔で複数のLEDモジュールを実装する。なお、LED基板32の縁辺近傍に複数のLEDモジュールを直線状に実装し、拡散板33と同程度の寸法の導光板を用いることもできる。
図17ないし図19は、バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30をヒンジ部5で折り畳んだ状態を示す。図17ないし図19に示すように、LED部30を、バッテリ部10とソーラー部20との間に配置し、ソーラーパネル22の受光面(アームカバー23)を外側に向けてバッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30を折り畳むことができる。折り畳んだ状態で、バッテリ部10床面又は卓上面などに載置すれば、ソーラーパネル22を上方に向けることができ、コンパクトにした状態で発電及び充電を行うことができる。
図21は実施の形態2の太陽電池発電装置100の使用状態の一例を示す外観斜視図である。図21は、照明装置あるいは表示装置として使用する状態を示す。図21に示すように、バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30を開いた状態にして、バッテリ部10を床面、机上面、卓上面などの設置面に載置する。LED部30をソーラー部20から揺動させて開くことにより、マイクロスイッチ24を押圧する作用がなくなり、LEDモジュールが点灯する。この状態で、LED部30は、ソーラー部20の長さの分だけ設置面の上方に配置させることができ、LEDモジュールが発する光で床面、机上面、卓上面などの設置面を照らすことができる。なお、LED部30をソーラー部20に折り畳む(閉じる)ことにより、マイクロスイッチ24がLED部30で押圧され、LEDモジュールは消灯する。
なお、上述の構成では、ソーラー部20とLED部30とを平面状(直線状)に配置した(開いた)場合、ソーラーパネル22の受光面とLEDモジュールの発光面とがお互いに反対方向を向くことになる。かかる構成に限定されるものではなく、ソーラー部20とLED部30とを平面状(直線状)に配置した(開いた)場合、ソーラーパネル22の受光面とLEDモジュールの発光面とがお互いに同じ方向を向くようにLEDモジュールの発光面を設けることもできる。これにより、周囲を照らすことができる。また、LED部30の表裏両側にLEDモジュールの発光面を設けてもよい。この場合も、設置面だけでなく周囲も明るくすることができる。
図22、図23及び図24は実施の形態2の太陽電池発電装置100の折り畳み時の状態を示す外観斜視図である。太陽電池発電装置100を折り畳む場合、LED部30をヒンジ部5の回りに揺動させて、LED部30がソーラー部20に重なるように折り畳む。次に、図23に示すように、ソーラー部20及びLED部30をヒンジ部5の回りに揺動させて、LED部30がバッテリ部10に当接するようにソーラー部20及びLED部30を折り畳む。このようにして、図24に示すように、LED部30を、バッテリ部10とソーラー部20との間に配置し、ソーラーパネル22の受光面(アームカバー23)を外側に向けてバッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30を折り畳むことができる。なお、開く場合には、折り畳む場合と逆の動作を行えばよい。
図25は実施の形態2の太陽電池発電装置100の使用状態の他の例を示す外観斜視図である。図25に示すように、LED部30の短手側の縁辺と、バッテリ部10の短手側の縁辺とを当接させて、バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30で三角筒状をなすようにする。この場合、バッテリ部10及びLED部30の短手側付近に磁石、面ファスナー、両面テープなどの、バッテリ部10とLED部30とを着脱可能に連結することができる連結部材を設けることもできる。なお、当該連結部材は設けない構成とすることもできる。
太陽電池発電装置100を図25のような状態にして、バッテリ部10を床面、机上面、卓上面などの設置面に載置することができる。また、バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30を三角筒状にすることにより、例えば、ソーラー部20とLED部30との間の角部内側に物干し竿、ロープ、フックなどを通すこともできる。
このように、ソーラーパネル22を外側に向けてソーラー部20とLED部30同士をヒンジ部5で屈曲させ、ソーラー部20とLED部30とで挟まれる間に物干し竿、ロープ、フックなどを通すことにより、床面又は卓上面などの設置面に設置しなければならないという制限がなくなる。また、ソーラー部20とLED部30部同士を屈曲させることにより、ソーラーパネル22の受光面を太陽の方向に向けて保持することができ、十分な発電量を得ることができる。また、ソーラー部20の屈曲度合いを変えることにより、ソーラーパネル22の向きを適宜所要の向きに調整して保持することができ、太陽の仰角に拘わらず、十分な発電量を得ることができる。
また、バッテリ部10を床面、机上面又は卓上面などの設置面に載置し、ソーラーパネル22を外側に向けてソーラー部20を適宜の角度で屈曲させる。これにより、ソーラー部20を設置面に対して傾斜させて保持することができるので、ソーラーパネル22で太陽光を受光することができ、十分な発電量を得ることができる。また、バッテリ部10とソーラー部20との屈曲度合いを変えることにより、ソーラーパネル22の向きを適宜所要の向きに調整して保持することができ、太陽の仰角に拘わらず、十分な発電量を得ることができる。
また、ソーラー部20とバッテリ部10とをヒンジ部5を介して別々の筐体にすることにより、ソーラーパネル22で太陽光を受光する場合に、太陽光が直接リチウム電池15に照射されることを防止することができる。また、ソーラー部20とバッテリ部10とを備えるので、設置場所に制限されることなく、リチウム電池15を充電することができる。
また、バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30を備えることにより、外部電源(例えば、商用電源、バッテリなど)がない場所でも照明装置あるいは表示装置として使用することができる。
上述の実施の形態2において、LEDモジュールの明るさを調整することができる調光機能を備えることもできる。この場合、調光用のスイッチを操作するためのパッドをバッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30のいずれかの適宜の箇所に設ければよい。
上述の実施の形態2において、コネクタ18を通じて、外部のパーソナルコンピュータ、あるいは携帯機器などからリチウム電池15を充電できるように構成することもできる。
上述の実施の形態2では、バッテリ部10、ソーラー部20及びLED部30を備える構成であったが、バッテリ部10からリチウム電池15を取り除いた構成、あるいはLED部30からLEDモジュールを取り除いた構成、あるいはバッテリ部10及びLED部30からリチウム電池15及びLEDモジュールを取り除いた構成とすることもできる。この場合でも、設置場所の制限がなく、ソーラーパネル22で太陽光を受光することができ、十分な発電量を得ることができる。また、ソーラーパネル22の向きを適宜所要の向きに調整して保持することができ、太陽の仰角に拘わらず、十分な発電量を得ることができる。
上述の実施の形態1、2において、太陽電池発電装置100、200に防水処理を施すこともできる。例えば、太陽電池発電装置100、200全体を熱可塑性樹脂で透明の防水シートで覆うことにより防水処理を行うことができる。
上述の実施の形態1、2において、LED部50、ソーラー部60等の複数の筐体を連結する構成としているが、LED部50に相当するLEDユニットのように、夫々の機能を発揮する機能ユニットが複数個あり、その複数の機能ユニットが一つの筐体を構成していてもよい。その場合は、機能ユニット同士が連結部で屈曲可能に連結されており、太陽電池モジュールが所要の方向を向くべく、機能ユニット同士を屈曲させた状態で保持する保持部によって、設置場所に応じて、太陽光を受光し易いような形態で設置される。また、使用態様に応じて変形することも可能となる。
5 ヒンジ部(連結部、保持部)
10、80 バッテリ部(筐体)
15、82 リチウム電池
18、76 コネクタ(外部端子)
20、60 ソーラー部(筐体)
22、61 ソーラーパネル(太陽電池モジュール)
30、50 LED部(筐体)
32 LED基板(光源モジュール)
41 前面シート(連結部)
45 連結部
46、54、84 磁石(保持部)
48 LEDモジュール(光源モジュール)
51 背面シート(連結部)
55、85 面ファスナー(保持部)
70 インジケータ部(筐体)

Claims (11)

  1. 太陽電池モジュールを有する筐体を含む複数の筐体と、
    該筐体同士を屈曲可能に連結する連結部と、
    前記太陽電池モジュールが所要の方向を向くべく、前記筐体同士を屈曲させた状態で保持する保持部と
    を備えることを特徴とする太陽電池発電装置。
  2. 前記複数の筐体のうち前記太陽電池モジュールを有する筐体と異なる一の筐体は、
    前記太陽電池モジュールで発電した電力により充電可能な二次電池を有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池発電装置。
  3. 前記複数の筐体の少なくとも1つは、
    前記二次電池の電力により発光する光源モジュールを有することを特徴とする請求項2に記載の太陽電池発電装置。
  4. 太陽電池モジュールを有する筐体、前記太陽電池モジュールで発電した電力により充電可能な二次電池を有する筐体、及び前記二次電池に充電された電力により発光する光源モジュールを含む複数の筐体と、
    前記筐体同士を屈曲可能に連結する連結部と
    を備え、
    前記二次電池の充電、前記光源モジュールの発光等の使用態様に応じて、前記筐体同士を屈曲させて変形させることを特徴とする太陽電池発電装置。
  5. 前記二次電池を有する筐体、前記太陽電池モジュールを有する筐体及び前記光源モジュールを有する筐体をこの順に連結してあることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の太陽電池発電装置。
  6. 各筐体は、
    略同寸法の矩形状をなし、
    前記光源モジュールを有する筐体を、前記二次電池を有する筐体と前記太陽電池モジュールを有する筐体との間に配置し、前記太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体を折り畳むことができるように構成してあることを特徴とする請求項5に記載の太陽電池発電装置。
  7. 略同寸法の矩形状をなす前記筐体を少なくとも3つ備え、
    前記太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体で三角筒状をなすように構成してあることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の太陽電池発電装置。
  8. 各筐体を直線状に配置した場合、各筐体の少なくとも1つは、前記太陽電池モジュールを有する面の裏面に前記光源モジュールの発光面を有することを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の太陽電池発電装置。
  9. 両端の筐体それぞれの一部又は全部を重ねて、前記太陽電池モジュールの受光面を外側に向けて各筐体で三角筒状をなすように構成してあることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の太陽電池発電装置。
  10. 各筐体を直線状に配置した場合、各筐体の少なくとも1つは、前記太陽電池モジュールを有する面の裏面に前記光源モジュールの発光面を有し、
    該発光面を外側に向けて各筐体で四角筒状をなすように構成してあることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の太陽電池発電装置。
  11. 前記太陽電池モジュールで発電した電力を外部へ供給するための外部端子を備えることを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の太陽電池発電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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