JP2011171188A - 点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力変換回路を構成する半導体の温度上昇を抑制するとともに、小型化が可能な点灯装置を提供する。
【解決手段】本点灯装置は、入力電圧を供給する直流電源Eと、この直流電源Eにより供給された入力電圧を変換するDC/DCコンバータ101、インバータ回路102、イグナイタ103などの電力変換回路と、この電力変換回路から出力された出力電圧により発光する放電灯Laと、を備え、電力変換回路は、ワイドギャップ半導体を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、点灯装置に関する。
従来、高輝度放電灯(以下、HID(High Intensity Discharge)ランプという)または発光ダイオード(以下、LED(Light Emitting Diode)という)を前照灯として点灯する車載用前照灯点灯装置が知られている。
そして、従来の車載用前照灯点灯装置の1つとして、直流電源を昇圧して負荷への供給電力を制御する直流昇圧回路(DC/DCコンバータ)と、直流昇圧回路の出力電圧を検出する出力電圧検出部と、出力電圧検出信号を所定値と比較して点灯判別信号を出力する点灯判別回路と、直流昇圧回路の入力電圧を検出する入力電圧検出部と、直流昇圧回路を制御・駆動する制御部と、点灯判別回路から出力される点灯判別信号に応じた可変しきい値と入力電圧検出部の検出信号を比較して電源電圧異常時に制御部の動作を停止させる電圧比較部とを備え、無負荷時の直流昇圧回路の動作可能な電源電圧よりも点灯時の直流昇圧回路の動作可能な電源電圧を高く設定したもの、が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車載用前照灯点灯装置によれば、高い電源電圧入力時に無負荷状態になることなく、半導体素子に印加される電圧ストレスを低減できる。
特開2000−215996号公報
しかしながら、従来の車載用前照灯点灯装置の形状は、電力変換回路としてのDC/DCコンバータやインバータ回路を構成する半導体素子の温度または半導体素子の形状に制約されることがあった。
半導体を定格内で使用し、半導体の信頼性を確保する為には、DC/DCコンバータを構成するMOSFETのジャンクション温度Tjを、例えば150℃以下にする必要がある。また、インバータ回路を構成するIGBTのジャンクション温度Tjも、例えば150℃以下にする必要がある。これらの半導体の温度制約を考慮して半導体の放熱構造を備えると、車載用前照灯点灯装置の形状が大きくなってしまう。
また、半導体の温度制約を解決する他の方法として、例えば、MOSFETやIGBTに、導通損失の低い製品を採用することが考えられる。しかしながら、導通損失音低い製品では半導体そのものの形状が大きくなり、結果的に車載用前照灯点灯装置の形状が大きくなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、電力変換回路を構成する半導体の温度上昇を抑制するとともに、小型化が可能な点灯装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明の点灯装置は、入力電圧を供給する電圧源と、この電圧源により供給された入力電圧を変換する電力変換回路と、この電力変換回路から出力された出力電圧により発光する発光部と、を備え、電力変換回路は、ワイドギャップ半導体を有する。
また、第2の発明の点灯装置は、電圧源が、入力電圧として直流電圧を供給し、発光部は、放電灯を有し、電力変換回路が、直流電圧を昇圧する直流昇圧回路と、この直流昇圧回路により昇圧された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、放電灯の起動時に高圧パルスを印加する起動回路と、を有する。
また、第3の発明の点灯装置は、発光部がLEDを有する。
また、第4の発明の点灯装置は、ワイドギャップ半導体が、GaN半導体またはSiC半導体である。
また、第5の発明の点灯装置は、ワイドギャップ半導体が、バンドギャップが2.0eV以上である。
本発明によれば、電力変換回路を構成する半導体の温度上昇を抑制するとともに、小型化が可能である。
本発明の第1の実施形態における車載用前照灯点灯装置の構成例を示す図 本発明の第2の実施形態における車載用前照灯点灯装置の構成例を示す図 本発明の第2の実施形態におけるLEDユニットへ供給される駆動電圧と駆動電流との関係の一例を示す図
以下、本発明の実施形態の点灯装置について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における車載用前照灯点灯装置の構成例を示す図である。車載用前照灯点灯装置は、発光部を点灯する点灯装置の一例である。
図1に示す車載用前照灯点灯装置は、車載バッテリより供給される直流電源E、直流電源Eを昇圧して放電灯Laへの供給電力を制御するDC/DCコンバータ(直流昇圧回路)101、直流電源Eを交流へ変換するインバータ回路102、放電灯Laの起動時に高圧パルスを印加するイグナイタ(起動回路)103、負荷としての放電灯Laを備える。
直流電源Eは、入力電圧を供給する電圧源の一例である。また、DC/DCコンバータ101、インバータ回路102、イグナイタ103は、直流電源Eから供給される入力電力を変換する電力変換回路の1つである。また、放電灯Laは、電力変換回路から出力される出力電圧により発光する発光部の一例である。
DC/DCコンバータ101は、スイッチング素子Q、トランスT1、ダイオードD1、D2、インダクタL1及びコンデンサCを含む。DC/DCコンバータ101は、スイッチング素子Qを高周波でオン/オフすることにより、トランスT1の1次側に直流電源Eを断続的に接続する。これにより、DC/DCコンバータ101は、トランスT1の2次側に昇圧された高周波電圧を得て、この高周波電圧をダイオードD1により整流して、コンデンサCに昇圧された直流電圧を得る。また、ダイオードD1のオフ時には、インダクタL1の蓄積エネルギが回生用のダイオードD2を介してコンデンサCに充電される。
インバータ回路102は、スイッチング素子Q1〜Q4で構成されたフルブリッジ回路よりなる。スイッチング素子Q1〜Q4は、インバータ駆動回路110により制御/駆動される。そして、スイッチング素子Q1、Q4がオン、スイッチング素子Q2、Q3がオフの状態と、スイッチング素子Q1、Q4がオフ、スイッチング素子Q2、Q3がオンの状態とが交番することにより、入力直流電圧を低周波交流電圧に変換して出力する。
DC/DCコンバータ101の入力電圧は、電源監視部104により入力電圧Vinとして検出される。入力電圧Vinは、抵抗R1,R2により分圧されて、コンパレータCMPにより可変基準電圧Vkと比較される。可変基準電圧Vkは、放電灯Laの点灯状態に応じて変更可能である。これにより、コンパレータCMPは可変しきい値の電圧比較器となる。コンパレータCMPの出力は抵抗R4によりプルアップされている。なお、基準電圧は、可変でなくてもよい。
入力電圧Vinが異常な場合には、コンパレータCMPの出力により、リセット回路105が動作し、これによりDC/DCコンバータ101を制御するためのPWM回路106の動作が停止する。PWM回路106は、DC/DCコンバータ101のスイッチング素子Qのオン/オフ動作を制御する。PWM回路106の動作が停止すると、DC/DCコンバータ101の動作も停止する。さらに、リセット回路105の出力により、インバータ駆動回路110の動作も停止し、これによりインバータ回路102のスイッチング素子Q1〜Q4の動作も停止する。
本実施形態の車載用前照灯点灯装置では、DC/DCコンバータ101を構成するスイッチング素子Q、ダイオードD1、D2及びインバータ回路102を構成するスイッチング素子Q1〜Q4に、ワイドギャップ半導体を採用する。ワイドギャップ半導体としては、例えば、GaN半導体、SiC半導体を採用することが好ましい。
また、ワイドギャップ半導体は、そのバンドギャップが2.0eVより大きい半導体であることが好ましい。これにより、本実施形態の車載用前照灯点灯装置で用いられるワイドギャップ半導体は、従来の車載用前照灯点灯装置に搭載された電力変換回路を構成するシリコン系の半導体よりも、導通損失またはオン抵抗等が1桁から2桁小さくなる。このように、DC/DCコンバータ101を構成するスイッチング素子Q、ダイオードD1、D2、及びインバータ回路102を構成するスイッチング素子Q1〜Q4に発生する電力損失を1桁小さく出来る。
したがって、DC/DCコンバータ101にワイドギャップ半導体を採用した場合には、車載用前照灯点灯装置の温度を低下させるための放熱構造を別途設ける必要がない。また、ワイドギャップ半導体自体は大型のものではないため、車載用前照灯点灯装置の形状は、DC/DCコンバータ101を構成する半導体素子の温度に制約されないことになる。
同様に、インバータ回路102を構成するスイッチング素子Q1〜Q4にワイドギャップ半導体を採用することもできる。特に、放電灯Laが水銀レスの高輝度放電灯である場合には、従来の有水銀の高輝度放電灯に比較して、ランプ電流が約2倍、ランプ電圧が約1/2となる。そのため、インバータ回路102を構成するスイッチング素子Q1〜Q4に流れる低周波交流電流が約2倍になる。スイッチング素子Q1〜Q4にワイドギャップ半導体を使用することで、インバータ回路102を構成する半導体素子の温度に制約されず、車載用前照灯点灯装置を小型化することができる。
なお、ここでは電力変換回路を構成するパワー素子であるスイッチング素子Q、Q1〜Q4及びダイオードD1,D2にワイドギャップ半導体を使用するのではなく、一部に使用しても良い。
このように、本実施形態の車載用前照灯点灯装置によれば、電力変換回路を構成する半導体素子にワイドギャップ半導体を使用することで、別途放熱構造を設けることなく温度上昇を抑制し、装置形状を小型化することができる。
(第2の実施形態)
図2は、本実施形態の車載用前照灯点灯装置の構成例を示す図である。図2に示す車載用前照灯点灯装置は、負荷としてのLEDユニット203、LED駆動回路204を備える。
LEDユニット203は、複数のLED231を有して構成される。また、LED231の接続個数は、用途に応じて適宜設定することができる。LEDユニット203は、電力変換回路から出力される出力電圧により発光する発光部の一例である。LEDユニット203を用いることで、発光部を小型化することができる。
LED駆動回路204は、直流電源Eと、駆動部205、抵抗241、242、243、及びスイッチSWより構成される。駆動部205は、駆動回路部250と制御部251とを備える。LED駆動回路204は、直流電源Eから入力される入力電圧としての直流電圧V1及び直流電流I1を、LEDユニット203を駆動させるための駆動電圧V2及び駆動電流I2に変換する。つまり、LED駆動回路204は、入力電圧を変換する電力変換回路の一例である。LED駆動回路204は、駆動電圧V2及び駆動電流I2をLEDユニット203に供給する。
また、LED駆動回路204は、抵抗242の電圧V3及び抵抗243の電圧V4を検出し、当該2つの電圧V3、V4に基づいて駆動電圧V2を検出する。すなわち、LED駆動回路204は、抵抗241、242、243とともに電圧検出手段を構成する。
また、LED駆動回路204は、抵抗243の電圧V4及び抵抗値に基づいて抵抗243に流れる電流である駆動電流I2を検出する。すなわち、LED駆動回路204は、抵抗243とともに電流検出手段を構成する。
また、LED駆動回路204は、検出される駆動電圧V2と駆動電流I2とが、図3に示す特性になるように定電力制御を行う。この定電力制御を行うために、LED駆動回路204は様々な動作モードを有している。この動作モードとしては、スタートモード、定常モード、過電圧制御モード、過電流制御モードの4つがある。スタートモードは、LEDユニット203の各LED231の点灯時のモードである。定常モードは、LEDユニット203が点灯された後の定常時のモードである。過電圧制御モードは、LEDユニット203を過電圧から保護するためのモードである。過電流制御モードは、LEDユニット203を過電流から保護するためのモードである。
ここで、図3について説明を行う。
図3では、実線Rは、LEDユニット203の駆動電圧V2と電流I2との特性を示している。実線Pと実線Rとの交点が動作点となる。例えば、実線Rのような特性を示すLEDユニット203の消費電力は、電圧V2bと電流I2bとの積により求められる。
経路Aは、直流電源Eをオンにしたときのスタートモードでの駆動電圧V2及び駆動電流I2の関係の一例を示している。スタートモードでは、駆動電圧V2が上昇するにつれて、駆動電流I2が増加していく。経路Aは、LEDユニット203の特性によるものであり、LED駆動回路204は、LEDユニット203に対して電力を急激に供給しないで、徐々に供給するよう制御を行っている。電圧V2b、電流I2bは、それぞれ一般的なLEDユニット203の定常時の駆動電圧V2、駆動電流I2である。
経路Bは、定常モードでの駆動電圧V2及び駆動電流I2の関係の一例を示している。定常モードでは、LED駆動回路204は、駆動電圧V2が電圧V2a〜V2cの範囲にあるとき、駆動電圧V2と検出される駆動電流I2との積からなる消費電流が一定になるように定電流制御を行う。電圧V2cは駆動電圧V2の上限値であり、電流I2cは駆動電流I2の上限値である。
経路Cは、過電圧制御モードでの駆動電圧V2及び駆動電流I2の関係の一例を示している。過電圧制御モードでは、LED駆動回路204は、駆動電圧V2が予め決められた電圧V2c以上になることを防止する過電圧保護制御を行う。具体的には、LED駆動回路204は、駆動電圧V2が電圧V2cまで上昇すると、駆動電圧V2及び駆動電流I2をLEDユニット203へ供給することを停止する。これにより、各LED231へのストレス、各LED231の温度上昇、各LED231が接続されずに開放状態で過電圧が印加されること、等を防止することが出来る。なお、定電流制御よりも定電力制御の方が、駆動電圧V2の上限値である電圧V2cを高くすることが出来る。
経路Dは、過電流制御モードでの駆動電圧V2及び駆動電流I2の関係の一例を示している。過電流制御モードでは、LED駆動回路204は、駆動電流I2を予め決められた電流I2c以上になることを防止する過電流保護制御を行っている。具体的には、LED駆動回路204は、駆動電圧V2が電圧V2a以下に低下すると、駆動電流I2が電流I2cで一定になるよう制御する。このような制御を行う場合としては、複数のLED231のうち少なくとも一つが短絡するという不良が発生した場合、各LED231の動作電圧が周囲温度上昇等の上昇により低下した場合、等がある。これにより、各LED231へのストレスを防止することが出来る。
続いて、スイッチSWがオンにされた後の動作モードの遷移について説明する。
先ず、スタートモード(経路A)において、駆動電圧V2の上昇に伴い、駆動電流I2が徐々に増加していく。駆動電圧V2が定常時の動作点(経路Aと経路Bの交点)に達すると、スタートモードから定常モード(経路B)に移行する。さらに、駆動電圧V2が電圧V2cまで上昇すると、定常モードから過電圧制御モード(経路C)に移行する。一方、駆動電圧V2が電圧V2aまで低下すると、定常モードから過電流制御モード(経路D)に移行する。
図2に戻り、駆動部205は、駆動回路部250と制御部251とを備えている。
駆動回路部250は、トランス500、スイッチ素子501、ダイオード502、コンデンサ503を備える昇降圧回路部である。トランス500は、フライバックトランス等であり、直流電源Eと電気的に接続された一次巻線500aと、LEDユニット203と電気的に接続された二次巻線500bと、を備えている。ダイオード502は、一次巻線500bと直列に接続されている。コンデンサ503は、LEDユニット203と並列に接続されダイオード502に接続されている。
スイッチ素子501は、GaN又はSiC等のワイドギャップ半導体であるパワー素子であり、高周波でオン/オフを行う。ダイオード502は、二次巻腺500bに発生する電圧を整流する。コンデンサ503は、電解コンデンサ等であり、大きな容量を有し、ダイオード502を介して2次巻線500bから出力される直流電圧を充電する。コンデンサ503に充電された電圧が駆動電圧V2になり、LEDユニット203に駆動電圧V2及びI2が供給される。
制御部251は、制御電源510と、増幅回路部511と、基準値生成回路部512と、PWM制御部513と、ドライバ回路部514と、を備えている。制御電源510は、制御部251を動作させるための電源であり、直流電源Eから所定の直流電圧が供給される。増幅回路部511は、アンプ511a、511bを備えている。アンプ511a、511bは、電圧V3、V4を増幅し、基準値生成回路部512及びPWM制御部513に出力する。基準値生成回路部512は、タイマ部(図示せず)を備え、増幅回路部511から入力される増幅された電圧V3、V4に基づいて、図3で説明した各動作モードの切り替えを行う。また、基準値生成回路部512は、タイマ部で基準値を生成し、この基準値をPWM制御部513に出力する。PWM制御部513は、基準値生成回路部512により切り替えられた動作モード及び基準値生成回路部512からの基準値に応じて、スイッチ素子501のオン/オフ及びその期間を設定するためのパルス幅変調信号を生成する。そして、PWM制御部513は、このパルス幅変調信号をドライバ回路514に出力する。ドライバ回路514は、PWM制御部513からのパルス幅変調信号がオンを示す場合には、スイッチ素子501をオンにするための駆動信号をスイッチ素子501に出力する。これにより、スイッチ素子501はオン/オフを切り替える。
次に、駆動部205の動作について説明する。
先ず、ドライバ回路部514からの駆動信号によりスイッチ素子501がオンになると、直流電源E、一次巻線500a―スイッチ素子501―直流電源Eの閉回路で直流電流I1が流れ、トランス500はエネルギを蓄積する。次に、ドライバ回路部514からの駆動信号によりスイッチ素子501がオフになると、二次巻線500b―ダイオード502−コンデンサ503−二次巻線500bの閉回路へ、トランス500に蓄積されたエネルギが放出される。すると、コンデンサ503が充電され、コンデンサ503の電圧が高くなる。スイッチ素子501のオン/オフを高周波で切り替えることにより、安定な直流電圧がコンデンサ503に出力される。コンデンサ503の電圧により、LEDユニット203に駆動電圧V2及び駆動電流I2が供給される。このように、駆動部205は、駆動電圧V2を直流電圧V1以上の大きさ又は直流電圧V1以下の大きさにして、LEDユニット203に供給することが出来る。
このような本実施形態の車載用前照灯点灯装置によれば、駆動部205を構成するスイッチ素子501にワイドギャップ半導体を採用することで、スイッチ素子501に発生する電力損失を1桁小さく出来る。これにより、特別な放熱構造を設けなくても、温度上昇が抑制される。また、ワイドギャップ半導体自体が大型ではないため、車載用前照灯点灯装置を小型化することができる。さらに、ダイオード502についても、例えばGaN又はSiC等のワイドギャップ半導体であるパワー素子を採用することができる。これにより、一層、車載用前照灯点灯装置の形状は、電力変換回路を構成する半導体素子の温度に制約されないのは云うまでもない。
また、本実施形態の車載用前照灯点灯装置によれば、LEDユニット203の消費電力を一定に出来るので、各LED231に対するストレスを低減でき、光を安定に照射することが出来る。また、LEDユニット203に対して、駆動電圧V2又は駆動電流I2が過大に供給されることを防止することが出来る。さらに、直流電源Eから供給される直流電圧V1に関係なく、LED231の個数を適宜設定することが出来るとともに、駆動電圧V2が低い時であっても、LED231を駆動させることが出来る。また、トランス500によりLEDユニット203と直流電源Eとが電気的に分離されているので、LEDユニット203を直流電源E側で発生するノイズから防御できる。
101 DC/DCコンバータ(直流昇圧回路)
102 インバータ回路(INV)
103 イグナイタ(IGN)
104 Vin検出部(電源監視部)
105 リセット回路
106 PWM回路
110 インバータ駆動回路
203 LEDユニット
204 LED駆動回路
205 駆動部
231 LED
241〜243 抵抗
250 駆動回路部
251 制御部
500 トランス
500a 一次巻線
500b 二次巻線
501 スイッチ素子
502 ダイオード
503 コンデンサ
510 制御電源
511 増幅回路部
511a、511b アンプ
512 基準値生成回路部
513 PWM制御部
514 ドライバ回路部
C コンデンサ
CMP コンパレータ
D1、D2 ダイオード
E 直流電源
Q1〜Q4 スイッチング素子
L1 インダクタ
La 放電灯
R1、R2、R4 抵抗
SW スイッチ
T1 トランス

Claims (5)

  1. 入力電圧を供給する電圧源と、
    この電圧源により供給された入力電圧を変換する電力変換回路と、
    この電力変換回路から出力された出力電圧により発光する発光部と、
    を備え、
    前記電力変換回路は、ワイドギャップ半導体を有する点灯装置。
  2. 請求項1に記載の点灯装置であって、
    前記電圧源は、前記入力電圧として直流電圧を供給し、
    前記発光部は、放電灯を有し、
    前記電力変換回路は、前記直流電圧を昇圧する直流昇圧回路と、この直流昇圧回路により昇圧された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、前記放電灯の起動時に高圧パルスを印加する起動回路と、を有する点灯装置。
  3. 請求項1に記載の点灯装置であって、
    前記発光部はLEDを有する点灯装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の点灯装置であって、
    前記ワイドギャップ半導体は、GaN半導体またはSiC半導体である点灯装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の点灯装置であって、
    前記ワイドギャップ半導体は、バンドギャップが2.0eV以上である点灯装置。
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JP2014029783A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Toshio Takahashi Led点灯回路
JP2015207497A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 三菱電機株式会社 照明器具および照明器具の交換方法

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