JP2011170110A - 投写型表示装置、端子カバーおよびカバーユニット - Google Patents

投写型表示装置、端子カバーおよびカバーユニット Download PDF

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Abstract

【課題】天井等に吊り下げられて設置される場合に見栄えを向上させ得る投写型表示装置を提供する。
【解決手段】プロジェクタは、本体キャビネット10の左側面に配された端子802aと、本体キャビネット10の左側面に装着され、ケーブルが接続された端子802aを覆う端子カバー16とを備える。ここで、端子カバー16には、プロジェクタが上方から吊られるように設置された状態で上を向く面に、ケーブルが通される開口部164が設けられている。プロジェクタには、さらに、本体キャビネット10の左側面に装着され、端子カバー16の内側に重なる内カバー15が設けられている。
【選択図】図11

Description

本発明は、光変調素子によって変調された光を被投写面に拡大投写する投写型表示装置および当該投写型表示装置に装着される端子カバーおよびカバーユニットに関する。
従来、投写型表示装置(以下、「プロジェクタ」という)では、本体キャビネットの側面(たとえば、後面や左右の側面)にAV端子等の各種端子が配置されている。AV端子には、映像信号や音声信号を送信するためのケーブルが接続される。これら端子を通じて、プロジェクタに映像信号や音声信号等が入出力される(たとえば、特許文献1参照)。
特開2009−3034号公報
プロジェクタは、テーブルや床の上に設置される他、部屋の天井等にも設置され得る。この場合、プロジェクタは、上下逆さまにされて天井から吊り下げられ、部屋の内装の一部となる。よって、この設置形態では、プロジェクタの見栄えを良くする必要がある。
しかしながら、上記のように各種端子が本体キャビネットの後面や左右の側面に配置されると、これら端子が外部に露出し、また、これら端子へと繋がるケーブルが下から見えてしまう。このため、プロジェクタの見栄えが悪くなり、部屋の美観が損なわれる惧れがある。天井等から吊り下げられる設置形態では、通常、プロジェクタが常時設置された状態にあるため、端子やケーブル等が下から見えないようにして、プロジェクタの見栄えを高めるようにするのが望ましい。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、天井等に吊り下げられて設置される場合に見栄えを向上させ得る投写型表示装置、端子カバーおよびカバーユニットを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、投写型表示装置に関する。本態様に係る投写型表示装置は、本体キャビネットの側面に配された端子と、前記側面に装着され、ケーブルが接続された前記端子を覆う端子カバーとを備える。ここで、前記端子カバーには、当該投写型表示装置が上から吊られるように設置されたときに上を向く面に、前記ケーブルが通される開口部が設けられている。
本発明の第1の態様に係る投写型表示装置によれば、ケーブルに接続された端子が端子カバーによって覆われる。端子に接続されたケーブルは、開口部を通って端子カバーの上方に出される。このため、下からは、ケーブルが見えにくくなる。よって、天井等に設置された状態での投写型表示装置の見栄えが良くなる。
第1の態様に係る投写型表示装置は、前記側面に装着され、前記端子カバーの内側に重なる内カバーを備えるような構成とされ得る。
このような構成とすれば、内カバーによって端子カバーが内側から支えられるので、端
子カバーを本体キャビネットに強固に装着することができる。
この場合、前記内カバーには、張出部と、この張出部よりも前記端子カバーとの重なり量が小さい凹部が設けられ、前記凹部に、前記端子を前記端子カバー内へ露出させる窓部が設けられた構成とされ得る。
このような構成とすれば、張出部によって端子カバーの内側を強固に支えつつ、凹部と窓部を介してケーブルを端子に円滑に接続することができる。
第1の態様に係る投写型表示装置において、前記内カバーの前記窓部の周囲に、前記端子の種別を示す文字が上下逆さまに印され得る。
このような構成とすれば、投写型表示装置が上下逆さまに設置される場合に、作業者が、端子の種別を示す文字を円滑に読むことができ、端子に対するケーブルの接続を容易に行うことができる。
本発明の第2の態様は、端子カバーに関する。本態様に係る端子カバーは、投写型表示装置の側面に配された端子を、ケーブルが接続された状態で覆う。ここで、端子カバーには、前記投写型表示装置が上から吊られるように設置された状態で上を向く面に、前記ケーブルが通される開口部が設けられている。
本発明の第2の態様に係る端子カバーによれば、当該端子カバーを投写型表示装置に装着することにより、第1の態様と同様、天井等に設置された状態での投写型表示装置の見栄えが良くなる。
本発明の第3の態様は、カバーユニットに関する。本態様に係るカバーユニットは、第2の態様に係る端子カバーと、前記投写型表示装置の側面に装着され、前記端子カバーの内側に重なる内カバーとを備える。ここで、前記内カバーには、張出部と、この張出部よりも重なり量が小さい凹部が設けられ、前記凹部に、前記端子を前記端子カバー内へ露出させるための窓部が設けられている。
本発明の第3の態様に係るカバーユニットによれば、当該端子カバーを投写型表示装置に装着することにより、第1の態様と同様、天井等に設置された状態での投写型表示装置の見栄えが良くなる。しかも、端子カバーを本体キャビネットに強固に装着することができる。
以上のとおり、本発明によれば、天井等に吊り下げられて設置される場合に見栄えを向上させ得る投写型表示装置、端子カバーおよびカバーユニットを提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係るプロジェクタの外観構成を示す斜視図である。 実施の形態に係るプロジェクタの内部構成を示す斜視図である。 実施の形態に係る光学エンジンおよび投写レンズユニットの構成を示す図である。 実施の形態に係るカバーユニットの構成を示す図である。 実施の形態に係る内カバーの構成を示す図である。 実施の形態に係る内カバーの構成を示す図である。 実施の形態に係る内カバーの構成を示す図である。 実施の形態に係る端子カバーの構成を示す図である。 実施の形態に係る本体キャビネットの右側面部の構造について説明するための図である。 実施の形態に係る本体キャビネットに内カバーが取り付けられた状態を示す図である。 実施の形態に係る本体キャビネットに端子カバーが取り付けられた状態を示す図である。 実施の形態に係る本体キャビネットに端子カバーが取り付けられた状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、プロジェクタの外観構成を示す斜視図である。図1(a)は、前方から見たプロジェクタの斜視図であり、図1(b)は、後方から見たプロジェクタの斜視図である。
図1を参照して、プロジェクタは、本体キャビネット10を備えている。本体キャビネット10は、下部キャビネット11と、下部キャビネット11に上方から被せられる上部キャビネット12により構成されている。
下部キャビネット11は、上面が開放された底の浅い箱状に形成されている。下部キャビネット11は、その前面11Fが左右の側面11L、11Rおよび後面11Bよりも高くなるように形成されている。左右の側面11L、11Rは、前端部分で緩やかに高くなり、前面11Fにつながっている。
下部キャビネット11の前面11Fには、吸気口111が形成されている。吸気口111は、多数のスリット状の孔によって構成されている。また、下部キャビネット11の前面11Fには、出音口112が形成されている。出音口112からは、投写時に映像に対応する音声が出力される。
上部キャビネット12は下面が開放された箱状に形成されている。上部キャビネット12の前部は、左右全体に亘って緩やかに上方に反っており、その前面12Fが、わずかに斜め上方を向いている。上部キャビネット12の前面12Fは、横方向から見て、緩やかに湾曲しているとともに、下部キャビネット11の前面11Fよりも斜め上方に突出している。
上部キャビネット12の前面12Fには、中央よりも左側面側に寄った位置に、四角形状の投写口121が形成されている。投写口121の奥には、投写レンズユニット30の前端部分のレンズ311が収容される収容部122が形成されている。
上部キャビネット12の左側面12Lは、側面カバー123によって構成されている。側面カバー123は、上部キャビネット12本体および下部キャビネット11にネジより固定されている。側面カバー123には、端子収容部123aが形成されており、端子収容部123a内において、AV端子等の各種端子802aが外部に臨んでいる。プロジェクタには、AV端子802aを通じて、映像信号や音声信号などのAV(Audio Visual)信号が入出力される。
上部キャビネット12の後面12Bは、着脱可能な後面カバー124によって構成されている。後面カバー124には、吸気口125が設けられている。吸気口125は、多数のスリット状の孔によって構成されている。また、上部キャビネット12の右側面12Rには、排気口126が設けられている。排気口126は、多数のスリット状の孔によって構成されている。吸気口125や下部キャビネット11の吸気口111から本体キャビネット10内に取り込まれた外気は、液晶パネルや光源ランプなど、本体キャビネット10内の発熱部品を冷却した後に排気口126から排出される。
上部キャビネット12の上面12Uには、インジケータ部13と操作部14が設けられている。インジケータ部13には、複数の表示窓が配されており、LEDからの光によって点灯する。ユーザは、各表示窓の点灯状態によって、プロジェクタが運転中であるかスタンバイ状態であるかを確認したり、各種のエラー状態を確認したりすることができる。操作部14には、複数の操作キーが配されている。
図2は、プロジェクタ内部構成を示す斜視図である。図2(a)は、上部キャビネット12および制御回路ユニット80が取り外された状態を示すプロジェクタの後方から見た斜視図である。また、図2(b)は、制御回路ユニット80が装着され、上部キャビネット12のみが取り外された状態を示すプロジェクタの後方から見た斜視図である。
図2(a)を参照して、下部キャビネット11には、光学エンジン20、投写レンズユニット30、メイン電源ユニット40、サブ電源ユニット50、冷却ユニット60および排気ファンユニット70が配されている。
光学エンジン20は、光源ランプを有する光源部21と、光源部21からの光を変調して映像光を生成する光学系22とを備えており、下部キャビネット11の中央よりやや後ろ側に配されている。光学系22は、光源部21から投写レンズユニット30に至るようにL字状を有する。
投写レンズユニット30は、光学系22の前方であって、下部キャビネット11の中央よりやや左側面寄りに配されている。投写レンズユニット30は、レンズホルダ31を介して下部キャビネット11に固定されている。
図3は、光学エンジン20および投写レンズユニット30の構成を示す図である。
光源ランプ201から出射された白色光は、コンデンサレンズ202、フライアイインテグレータ203、PBSアレイ204を通過する。フライアイインテグレータ203は、液晶パネル(後述する)に照射される各色光の光量分布を均一化させ、PBSアレイ204は、ダイクロイックミラー206に向かう光の偏光方向を一方向に揃える。
PBSアレイ204を通過した光は、コンデンサレンズ205を通過してダイクロイックミラー206に入射する。
ダイクロイックミラー206は、入射した光のうち、青色波長帯の光(以下、「B光」という)のみを反射し、緑色波長帯の光(以下、「G光」という)と赤色波長帯の光(以下、「R光」という)を透過する。
ダイクロイックミラー206により反射されたB光は、コンデンサレンズ205、207によるレンズ作用と反射ミラー208による反射によって、適正な照射状態にて青色用の液晶パネル209に照射される。液晶パネル209は、青色用の映像信号に応じて駆動され、その駆動状態に応じてB光を変調する。なお、液晶パネル209の入射側には1枚
の入射側偏光板210が配されており、入射側偏光板210を介して液晶パネル209にB光が照射される。また、液晶パネル209の出射側には2枚の出射側偏光板211が配されており、液晶パネル209から出射されたB光が出射側偏光板211に入射する。
ダイクロイックミラー206を透過したG光およびR光は、ダイクロイックミラー212に入射する。ダイクロイックミラー212は、G光を反射するとともにR光を透過する。
ダイクロイックミラー212により反射されたG光は、コンデンサレンズ205、213によるレンズ作用によって、適正な照射状態にて緑色用の液晶パネル214に照射される。液晶パネル214は、緑色用の映像信号に応じて駆動され、その駆動状態に応じてG光を変調する。なお、液晶パネル214の入射側には1枚の入射側偏光板215が配されており、入射側偏光板215を介して液晶パネル214にG光が照射される。また、液晶パネル214の出射側には2枚の出射側偏光板216が配されており、液晶パネル214から出射されたG光が出射側偏光板216に入射する。
ダイクロイックミラー212を透過したR光は、コンデンサレンズ205、217およびリレーレンズ218、219によるレンズ作用と反射ミラー220、221による反射によって、適正な照射状態にて赤色用の液晶パネル222に照射される。液晶パネル222は、赤色用の映像信号に応じて駆動され、その駆動状態に応じてR光を変調する。なお、液晶パネル222の入射側には1枚の入射側偏光板223が配されており、入射側偏光板223を介して液晶パネル222にR光が照射される。また、液晶パネル222の出射側には1枚の出射側偏光板224が配されており、液晶パネル222から出射されたR光が出射側偏光板224に入射する。
液晶パネル209、214、222によって変調されたB光、G光、R光は、出射側偏光板211、216、224を通過してダイクロイックプリズム225に入射する。ダイクロイックプリズム225は、B光、G光およびR光のうち、B光とR光を反射するとともにG光を透過し、これにより、B光、G光およびR光を色合成する。こうして、色合成された映像光が、ダイクロイックプリズム225から投写レンズユニット30に向けて出射される。
投写レンズユニット30は、複数のレンズを備えており、入射した映像光を拡大してスクリーンに投写する。投写レンズユニット30は、短焦点タイプのレンズであり、前端部に大きなレンズ311を有する。映像光は、レンズ311からやや斜め上方に向けて出射される。
また、投写レンズユニット30には、フォーカスリング312が設けられている。フォーカスリング312には、フォーカスレバー313が形成されている。フォーカスレバー313が操作されると、フォーカスリング312が回動し、これに伴って、投写レンズユニット30内部のフォーカスレンズ(図示せず)が移動する。こうして、フォーカスレバー313が操作されることにより、投写画像のフォーカスが調整される。
図2(a)に戻り、投写レンズユニット30の右方には、メイン電源ユニット40が配されており、左方には、サブ電源ユニット50が配されている。メイン電源ユニット40は、ハウジング401内に電源回路を備えており、プロジェクタの各電装部品に電源の供給を行う。ハウジング401には、投写レンズユニット30側の側面に、多数の孔からなる通気口402が形成されている。また、反対側の側面にも図示しない通気口が形成されている。
サブ電源ユニット50は、ノイズフィルタや平滑回路などを備えており、入力された商用交流電源からノイズを除去してメイン電源ユニット40に供給する。
光学エンジン20の後方には、冷却ユニット60が配されている。冷却ユニット60は複数の吸気ファンを備えている。下部キャビネット11の後端部には、冷却ユニット60の吸気口部601が配されている。吸気口部601には、着脱可能なフィルタユニット90が配される。フィルタユニット90は、目の粗さが異なる複数のフィルタを有し、吸気口127から取り込まれる外気中の塵や埃を、その大きさに応じて、それぞれのフィルタにて段階的に除去する。
冷却ユニット60は、本体キャビネット10の吸気口127から取り込んだ外気を、液晶パネル209、214、222など、光学エンジン20の主要な発熱部品に供給して、これら発熱部品を冷却する。
メイン電源ユニット40の右方であって、下部キャビネット11の右側端部には、排気ファンユニット70が配されている。排気ファンユニット70は、第1排気ファン701と、第2排気ファン702と、これらの排気ファン701、702を下部キャビネット11に固定するためのファンホルダ703とにより構成されている。
第1排気ファン701は、その吸気面が、本体キャビネット10の左側面よりもやや斜め後方に向いている。第1排気ファン701は、光学エンジン20内の発熱部品(液晶パネル209、214、222や光源ランプ201)を冷却することにより温まった空気を外部に排出する。また、吸気口111から取り込まれ、投写レンズユニット30を冷却することにより温まった空気を外部に排出する。
第2排気ファン702は、その吸気面が、メイン電源ユニット40に向いている。第2排気ファン702は、メイン電源ユニット40を冷却することにより温まった空気を外部に排出する。
次に、図2(b)を参照して、下部キャビネット11の左側面側には、制御回路ユニット80が配される。制御回路ユニット80は、回路基板801と、回路基板801の左端部に装着されたAV端子基板802とにより構成されている。
回路基板801は、前後が長手方向となる長方形状を有している。回路基板801には、液晶パネル209、214、222、光源ランプ201等の各種駆動部品を制御するための制御回路が配されている。回路基板801は、投写レンズユニット30、光学エンジン20および冷却ユニット60の一部を覆うように、これらと比較的小さな間隔を持って配される。
AV端子基板802には、各種端子802aが装着されている。上述のように、上部キャビネット12が下部キャビネット11に装着されると、各種端子802aが、端子収容部123aにおいて外部に臨む。
さて、本実施の形態のプロジェクタは、部屋の上方に設置することができる。プロジェクタは、上下逆さまにされて天井から吊り下げられ、部屋の内装の一部となる。本実施の形態では、プロジェクタが天井から吊り下げられた状態で、端子802aに接続されたケーブルが下から見えにくくなるようにするため、カバーユニットKが用意されている。
図4は、カバーユニットKの構成を示す図である。
カバーユニットKは、内カバー15と、端子カバー16とにより構成されている。カバーユニットKは、側面カバー123に替えて本体キャビネット10の左側面に装着される。図4に示すように、カバーユニットKが装着されるときには、側面カバー123が取り外される。そして、最初に、内カバー15が本体キャビネット10に装着される。その後、端子カバー16が、内カバー15を覆うようにして、本体キャビネット10に装着される。
以下、内カバー15および端子カバー16の構成、並びに、これらを本体キャビネット10へ取り付けるための構造について詳述する。
図5ないし図7は、内カバー15の構成を示す図である。図5(a)は、内カバー15の側面図であり、図15(b)は、内カバー15を上方から見た斜視図である。また、図6は、内カバー15を下方から見た斜視図である。さらに、図7は、端子収容部154の要部の拡大図である。
これらの図を参照して、内カバー15は、中央部151に対して、前端部152および後端部153が左方に張り出す形状を有している。即ち、中央部151は、前端部152および後端部153に対して凹んでいる。また、内カバー15は、上部キャビネット12と同様、前部が上方に反った形状を有している。さらに、内カバー15は、右側面全体が開放されているとともに、底面が下部キャビネット11の形状に対応して開放されている(図6参照)。
中央部151には、端子収容部154が形成されている。端子収容部154の底面には、各種端子802aに対応する窓部154aが形成されている。内カバー15が本体キャビネット10に装着されると、各種端子802aが、対応する窓部154aから外部に露出する。
図7に示すように、各窓部154aの下方には、対応する端子802aの種別を示す文字154bが印されている。これら文字154bは、上下逆さまに印されている。なお、図7には、端子収容部154に形成された一部の窓部154aとそれに対応する文字154bが示されている。
内カバー15の上面には、3か所に溝部155が形成されている。端子カバー16が、本体キャビネット10および内カバー15に装着される際、端子カバー16の爪片(後述する)がこれら溝部155を通る。内カバー15の左側面には、5つのネジ孔156が設けられている。
内カバー15の前面、上面および後面には、右端部に鍔片157が形成されている。鍔片157には、4つの係合孔157aが形成されている。また、鍔片157には、3つの溝部155に対応する部分に、それぞれ、切欠き部157bが形成されている。
図6に示すように、内カバー15の前端部152および後端部153の底面には、それぞれ、係合部158と取付凹部159とが設けられている。係合部158は、係合孔158aと、係合孔158aの両端からの切り込みによって形成される舌部158bとにより構成されている。舌部158bは、片持ち支持された構成であるため、ある程度、上下方向にたわむことができる。取付凹部159には、取付孔159aが形成されている。
図8は、端子カバー16の構成を示す図である。
端子カバー16は、右側面全体が開放された箱形状を有するとともに、上部キャビネッ
ト12と同様、前部が上方に反った形状を有する。端子カバー16の上面右端部には、3つの爪片161が形成されている。また、端子カバー16の底面には、前部および後部に、爪部162とネジ孔部163とが設けられている。ネジ孔部163は、端子カバー16の外底面から凹む(内面側へ突出する)ように形成されている。ネジ孔部163には、ネジ孔163a(図12(b)参照)が形成されている。なお、図8には、前部のネジ孔部163のみが図示されている。
端子カバー16の底面には、さらに、前後方向に長い開口部164が形成されている。また、開口部164の前後には、補強リブ165が形成されている。これら補強リブ165によって開口部164の周辺が補強されている。
図9は、本体キャビネット10の右側面部の構造について説明するための図である。図9(a)は、右側端部が開放された状態の本体キャビネット10の左側面図である。また、図9(b)は、右側端部が開放された上部キャビネット12の左半分を裏側から見た図である。
上部キャビネット12の前面12Fおよび上面12Uには、左端部に鍔片127が形成されている。鍔片127には、上記4つの係合孔157aに係合される4つの突部127aが形成されている。また、鍔片127には、3つの切欠き部127bが、それぞれ、内カバー15の3つの切欠き部157bに対応する位置に形成されている。さらに、切欠き部157bの隣には、係合リブ128が形成されている。
上部キャビネット12には、内カバー15のネジ止めに用いられる2つの取付孔129が設けられている。同様に、下部キャビネット11にも2つ取付孔113が設けられており、制御回路ユニット80にも1つの取付孔803が設けられている。
図10は、本体キャビネット10に内カバー15が取り付けられた状態を示す図である。図10(a)は、プロジェクタを左上方から見た図である。図10(b)は、図10(a)のA−A´断面図であり、上部キャビネット12の突部127aと内カバー15の係合孔157aとが係合する位置での断面図である。なお、図10(a)では、各種端子802aが図示省略されている。
内カバー15は、その鍔片157を上部キャビネット12の鍔片127の内側に嵌め込むようにして、本体キャビネット10に装着される。これにより、図10(b)に示すように、上部キャビネット12の突部127aが内カバー15の係合孔157aに係合する。また、内カバー15の5つのネジ孔156が、本体キャビネット10側のそれぞれに対応する取付孔129、113、803に整合する。ネジ孔156と取付孔129、113、803との間でネジ止めがなされ、内カバー15が本体キャビネット10に固定される。
内カバー15が本体キャビネット10に装着されると、内カバー15の3つの溝部155と上部キャビネット12とによって、3つの挿入口127cが形成される。これら挿入口127cに端子カバー16の爪片161が挿入される。
図11および図12は、本体キャビネット10に端子カバー16が取り付けられた状態を示す図である。図11(a)は、前方から見たプロジェクタの斜視図であり、図11(b)は、プロジェクタの底面図である。また、図12(a)は、図11(a)のB−B´断面図であり、図12(b)は、図11(b)のC−C´断面図である。
端子カバー16は、左側から内カバー5へ被せるようにして、本体キャビネット10に
装着される。この際、端子カバー16の各爪片161は、対応する各溝部155を通って各挿入口127cから本体キャビネット10内に挿入される。図12(a)に示すように、爪片161は、その先端部が係合リブ128を越えるまで挿入される。これにより、爪片161と係合リブ128とが係合する。
また、図12(b)に示すように、端子カバー16の爪部162は、内カバー15の係合孔158aと係合する。さらに、端子カバー16のネジ孔部163が内カバー15の取付凹部159に嵌め込まれ、ネジ孔部163のネジ孔163aが取付凹部159の取付孔159aに整合する。ここで、係合部158は、係合孔158aの前に舌部158bを有するため、爪部162によって舌部158bを上方にたわませながら、爪部162を係合孔158aまで押し込むことができる。これにより、端子カバー16の底面側を内カバー15の底面側に容易に嵌め込むことが可能となる。
こうして、ネジ孔部163と取付凹部159とがネジSによって止められる。端子カバー16は、爪片161と係合リブ128と係合、爪部162と係合孔158aとの係合およびネジ孔部163と取付凹部159とのネジ止めによって、本体キャビネット10および内カバー15に固定される。
端子カバー16が装着された状態において、端子カバー16の内側には、内カバー15が重なっている。特に、端子カバー16の前部および後部では、端子カバー16の左右の寸法の半分を越える程度まで、内カバー15の前部152および後部153が重なっている。内カバー15の外周面(前後上下の外面)は、端子カバー16の内周面(前後上下の内面)に当接しており、端子カバー15の内側が内カバー16によって支えられている。
図11(b)に示すように、下部キャビネット11の底面には、4つのネジ孔114が設けられている。これらネジ孔114を用いて、下部キャビネット11の底面に天吊り金具が取り付けられる。プロジェクタは、天吊金具を介して、上下逆さまの状態で天井から吊り下げられる。このとき、端子カバー16の底面が上を向く。端子802aに接続されたケーブルは、開口部164を通って端子カバー16の上方に出され、天井裏へと通される。
ユーザは、下方からプロジェクタを見ることになる。このため、ユーザからは、開口部164から出ているケーブルが見えにくくなる。
このように、本実施の形態によれば、端子カバー16によって、端子802aに接続されたケーブルをユーザから見えにくくすることができるので、天井から吊り下げて設置した際に、プロジェクタの見栄えが良くなる。
また、プロジェクタを天井から吊り下げて設置する際、未だ端子802aに接続されていないケーブルを、端子カバー16内に一時的に保持させておくことができる。よって、プロジェクタを天井から吊り下げて設置する際の作業性が良くなる。
さらに、本実施の形態によれば、内カバー15によって、端子カバー16を内側から支えるようにしたので、端子カバー16を本体キャビネット10に強固に装着することができる。よって、プロジェクタを設置する際に、端子カバー16に不所望な力が加わっても、端子カバー16が破損しにくい。
また、本実施の形態によれば、内カバー15は、前部152および後部153が、端子802aが配された中央部151よりも張り出すような形状とされている。これにより、端子カバー16の前後の部分では、端子カバー16の内側を強固に支えることができ、か
つ、端子カバー16の中央部分では、端子802aへのケーブルの接続に必要な空間を十分に確保できる。よって、端子カバー16を本体キャビネット10に強固に装着することができるとともに、端子802aに対してケーブルを円滑に接続することができる。
さらに、本実施の形態によれば、内カバー15には、各種端子802aの種別を示す文字154bが、上下逆さまに印されている。これにより、プロジェクタを天井から吊り下げて設置する際、作業者が、プロジェクタを上下逆さまにした状態で、各種端子802aの種別を示す文字154bを円滑に読むことができるので、各種端子802aに対するケーブルの接続を容易に行うことができる。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施形態も、上記実施の形態に以外に、種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、端子カバー16の内側に、内カバー15が配されるよう構成されているが、端子カバー16のみが本体キャビネット10に装着されるよう構成されても良い。ただし、上述したように、端子カバー16を本体キャビネット10に強固に装着するためには、内カバー15を設けることが望ましい。
また、上記実施の形態では、内カバー15は、前部152と後部153の双方が、中央部151よりも左方に張り出すような構成とされている。しかしながら、これに限らず、前部152または後部153の一方のみが張り出すような構成とされても良い。
さらに、上記実施の形態では、プロジェクタの左側面に各種端子802aが配されているが、これに限らず、プロジェクタの他の側面、即ち、右側面や後面に各種端子802aが配されても良い。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
10 本体キャビネット
15 内カバー
151 中央部(凹部)
152 前部(張出部)
153 後部(張出部)
154 端子収容部
154a 窓部
154b 文字
16 端子カバー
164 開口部
802a 端子
K カバーユニット

Claims (6)

  1. 投写型表示装置において、
    本体キャビネットの側面に配された端子と、
    前記側面に装着され、ケーブルが接続された前記端子を覆う端子カバーと、を備え、
    前記端子カバーには、当該投写型表示装置が上から吊られるように設置されたときに上を向く面に、前記ケーブルが通される開口部が設けられている、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 請求項1に記載の投写型表示装置において、
    前記側面に装着され、前記端子カバーの内側に重なる内カバーを備える、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  3. 請求項2に記載の投写型表示装置において、
    前記内カバーには、張出部と、この張出部よりも前記端子カバーとの重なり量が小さい凹部が設けられ、
    前記凹部に、前記端子を前記端子カバー内へ露出させる窓部が設けられている、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  4. 請求項2又は3に記載の投写型表示装置において、
    前記内カバーの前記窓部の周囲に、前記端子の種別を示す文字が上下逆さまに印されている、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  5. 投写型表示装置の側面に配された端子を、ケーブルが接続された状態で覆う端子カバーであって、
    前記投写型表示装置が上から吊られるように設置されたときに上を向く面に、前記ケーブルが通される開口部が設けられている、
    ことを特徴とする端子カバー。
  6. 請求項5に記載の端子カバーと、
    投写型表示装置の側面に装着され、前記端子カバーの内側に重なる内カバーと、を備え、
    前記内カバーには、張出部と、この張出部よりも重なり量が小さい凹部が設けられ、前記凹部に、前記端子を前記端子カバー内へ露出させるための窓部が設けられている、
    ことを特徴とするカバーユニット。
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