JP2011168433A - 光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な空孔構造の光ファイバであっても、製造中に空孔径を高精度に測定して空孔径を調整できる光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光ファイバ製造装置301は、孔空け処理が施された光ファイバ母材101から空孔を有する光ファイバ121を線引きする線引器30と、線引器30で線引される光ファイバ121の空孔をガスで加圧して該空孔の径を調整する空孔加圧器31と、線引器30で線引される光ファイバ121の側面を超音波で加振する超音波加振器32と、線引器30で線引される光ファイバ121内を伝搬した超音波を検出して伝搬速度を測定する超音波検出器33と、超音波検出器33で測定した超音波の伝搬速度が所定値となるように空孔加圧器31のガス加圧力を制御する加圧制御回路34と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、空孔を有する光ファイバの光ファイバ製造方法及びその製造装置に関する。
ホーリファイバ、フォトニッククリスタルファイバ、ホールアシストファイバ、及びフォトニックバンドギャップファイバ等の空孔を有する光ファイバは、空孔のない通常の光ファイバでは実現が困難であった特性(波長分散の高い制御性、低曲げ損失、パワー密度低減等)が実現可能であるため、近年高い注目を浴びており、精力的に検討が行われている。
光ファイバの製造装置は、加熱炉、光ファイバ外径測定器、被覆塗布器、被覆硬化器(加熱炉、UV照射器等)、キャプスタン、巻き取り装置、及び線引母材を保持し線引量に応じて母材を加熱炉へ送り出す母材送り装置等から構成される(例えば、非特許文献1を参照。)。
空孔を有する光ファイバを作製するためには、孔空け処理が施された母材を用意し、母材下側を溶融等により空孔の封止処理を行った上で、母材上側から空孔へガス(N、Ar、He等)により加圧を行い、線引を実施する。空孔径は加圧圧力、加圧ガスの種類、温度、線引速度、母材外径、光ファイバの断面構造等により変化する。特に加圧圧力や温度は微小な変化であっても空孔径に大きく影響する製造条件であることが知られている。
そして、空孔を有する光ファイバは、空孔径が設計値に対してサブミクロン程度のずれであっても大きく伝送特性に影響する場合があるため、製造時(線引時)に高精度の空孔制御が要求される。空孔径を正確に測定するためには光ファイバ断面を直接顕微鏡等で測定する。しかし、製造中に途中で線引を中止して光ファイバを切り出して測定し、製造条件にフィードバックをかけることは、時間が大幅にかかる上に無駄な光ファイバが大量に発生するため、空孔径の制御を顕微鏡で行うことは非効率的である。
効率的な光ファイバ製造のためには、線引中に随時空孔径を測定することが望ましい。例えば、線引中に随時空孔径を測定する方法として、光ファイバ側面から空孔径を計測する方法もある。ところが、この方法は、光ファイバに複数の空孔が存在した場合、側面から見て空孔が重なりあうと正確に空孔径を測定することが難しい。
このため、空孔を有する光ファイバを高精度に製造する方法としては、従来は線引中の製造条件を詳細に記録し、製造後の光ファイバの空孔径を測定し、別ロット(次の光ファイバ製造時)の製造条件へフィードバックして空孔径を調整していく方法が主流であった。また、空孔形状が円形でない複雑な構造についても、ファイバ製造中に空孔のサイズを高精度に測定して、空孔のサイズ(空孔径等)を調整する方法は無かった。
光通信技術ハンドブック、オプトロニクス社、三木哲也偏、P244(2002年1月出版)
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたもので、複雑な空孔構造の光ファイバであっても、製造中に空孔率(クラッド外径までのファイバ断面における空孔の割合)もしくは空孔径を高精度に測定し、空孔サイズを調整できる光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置は、線引中の光ファイバに対して光ファイバ側面より超音波で加振し、光ファイバ内を伝搬する超音波を検出し、その検出値からの超音波の伝搬速度を算出することを特徴とし、算出した伝搬速度が所望値より小さい場合には空孔への加圧圧力を上昇させ、また所望値より大きい場合には加圧圧力を低下させることで空孔サイズを制御することとした。
具体的には、本発明に係る光ファイバ製造方法は、線引中に空孔を有する光ファイバの側面を超音波で加振し、前記光ファイバ内を伝搬する前記超音波の伝搬速度を測定する測定手順と、前記測定手順で測定した前記超音波の伝搬速度が所定値となるように、線引中の前記光ファイバの空孔への加圧圧力を制御する制御手順と、を備える。
また、本発明に係る光ファイバ製造装置は、孔空け処理が施された光ファイバ母材から空孔を有する光ファイバを線引きする線引器と、前記線引器で線引される前記光ファイバの空孔をガスで加圧して該空孔のサイズを調整する空孔加圧器と、前記線引器で線引される前記光ファイバの側面を超音波で加振する超音波加振器と、前記線引器で線引される前記光ファイバ内を伝搬した前記超音波を検出して伝搬速度を測定する超音波検出器と、前記超音波検出器で測定した前記超音波の伝搬速度が所定値となるように前記空孔加圧器のガス加圧力を制御する加圧制御回路と、を備える。
光ファイバ内を超音波が通過する場合、超音波は空孔部分を回避して伝搬するため、空孔があると伝搬時間が長くなる。さらに、空孔率や空孔径が大きくなるに従い伝搬時間が長くなる。このため、超音波の伝搬速度から空孔率を測定できる。また、空孔形状が円など単純な構造であれば空孔が複数存在しても伝搬速度から空孔径を測定することができる。なお、本明細書において、空孔サイズを調整するとは、空孔率あるいは空孔径を所望の大きさに調整することを意味する。
従って、本発明に係る光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置は、複雑な空孔構造の光ファイバであっても、製造中に空孔率もしくは空孔径を高精度に測定し、空孔サイズを調整できる光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置を提供することができる。
本発明に係る光ファイバ製造方法は、前記測定手順で、前記光ファイバの線引速度に応じて前記超音波の伝搬速度を補正することを特徴とする。
本発明に係る光ファイバ製造装置の前記超音波検出器は、前記光ファイバの線引速度に応じて前記超音波の伝搬速度を補正することを特徴とする。
線引される光ファイバの長手方向への移動とともに超音波も伝搬中に光ファイバも長手方向に移動する。本発明に係る光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置は、この超音波の移動で生ずる伝搬時間のずれを補正することで高精度に空孔径を測定することができる。
本発明に係る光ファイバ製造方法は、前記測定手順で、前記光ファイバの線引速度に応じて前記超音波を検出する位置を調整することを特徴とする。
本発明に係る光ファイバ製造装置の前記超音波検出器は、前記光ファイバの線引速度に応じ、線引速度が0のときに前記超音波を検出する位置から線引方向へずれた位置にあることを特徴とする。
本発明に係る光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置は、この超音波の移動を考慮し、超音波を検出する位置を超音波を加振する位置から光ファイバの線引方向へずれた位置とすることで高精度に空孔率もしくは空孔径を測定することができる。
本発明に係る光ファイバ製造方法は、前記測定手順で、前記超音波を複数箇所で検出することを特徴とする。
本発明に係る光ファイバ製造装置の前記超音波検出器は、複数であり、複数箇所で前記超音波を検出することを特徴とする。
本発明に係る光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置は、複数経路の超音波の伝搬時間を測定し平均化することで高精度に空孔率もしくは空孔径を測定することができる。
本発明は、複雑な空孔構造の光ファイバであっても、製造中に空孔率もしくは空孔径を高精度に測定し、空孔サイズを調整できる光ファイバ製造方法及び光ファイバ製造装置を提供することができる。また、本光ファイバ製造方法及び本光ファイバ製造装置は、製造中のロットの光ファイバの空孔サイズにフィードバックをかけることができるためレスポンスが早く、空孔を有する光ファイバを高精度に製造する従来の技術が持つ、製造条件の変化後の空孔サイズへの適用レスポンスが非常に遅いという課題を解決することができる。
本発明に係る光ファイバ製造装置の構成図である。 空孔径の測定原理を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置の超音波加振器及び超音波検出器の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置の超音波加振器及び超音波検出器の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置の超音波加振器及び超音波検出器の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置の超音波加振器及び超音波検出器の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置の超音波加振器及び超音波検出器の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置の超音波加振器及び超音波検出器の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置の超音波加振器及び超音波検出器の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置の超音波加振器及び超音波検出器の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置の超音波加振器及び超音波検出器の構造を説明する図である。 光ファイバの空孔の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置で測定した伝搬速度と空孔率との関係を示したグラフである。 本発明に係る光ファイバ製造装置の構成図である。 光ファイバの空孔の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置で測定した伝搬速度と空孔率との関係を示したグラフである。 本発明に係る光ファイバ製造装置の構成図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置で測定した伝搬速度と空孔率との関係を示したグラフである。 光ファイバ内を伝搬する超音波を説明する図である。 線引速度と真の伝搬速度との関係を説明する図である。 光ファイバ内を伝搬する超音波を説明する図である。 光ファイバの空孔の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置で測定した伝搬速度と空孔率との関係を示したグラフである。 本発明に係る光ファイバ製造装置の構成図である。 光ファイバの空孔の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置で測定した伝搬速度と空孔率との関係を示したグラフである。 本発明に係る光ファイバ製造装置の構成図である。 光ファイバの空孔の構造を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置で測定した伝搬速度と空孔率との関係を示したグラフである。 本発明に係る光ファイバ製造装置の構成図である。 光ファイバ内を伝搬する超音波を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置で測定した伝搬速度と空孔率との関係を示したグラフである。 本発明に係る光ファイバ製造装置の構成図である。 光ファイバ内を伝搬する超音波を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ製造装置で測定した伝搬速度と空孔率との関係を示したグラフである。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1は本実施形態の光ファイバ製造装置301の構成図である。光ファイバ製造装置301は、孔空け処理が施された光ファイバ母材101から空孔を有する光ファイバ121を線引きする線引器30と、線引器30で線引される光ファイバ121の空孔をガスで加圧して該空孔のサイズを調整する空孔加圧器31と、線引器30で線引される光ファイバ121の側面を超音波で加振する超音波加振器32と、線引器30で線引される光ファイバ121内を伝搬した超音波を検出して伝搬速度を測定する超音波検出器33と、超音波検出器33で測定した超音波の伝搬速度が所定値となるように空孔加圧器31のガス加圧力を制御する加圧制御回路34と、を備える。
線引器30は、光ファイバ母材101を加熱する加熱炉11、光ファイバ121の外径を測定する外径測定器12、光ファイバ121の被覆を塗布する被覆塗布器13、該被覆を硬化させる被覆硬化器14、光ファイバ121の張力を測定する張力測定器15、光ファイバ121を線引くキャプスタン16、スクリーニング17、光ファイバ121を巻き取るボビン18を含む。
光ファイバ製造装置301の光ファイバ製造方法は、線引中に空孔を有する光ファイバ121の側面を超音波で加振し、光ファイバ121内を伝搬する超音波の伝搬速度を測定する測定手順と、測定手順で測定した超音波の伝搬速度が所定値となるように、線引中の光ファイバ121の空孔への加圧圧力を制御する制御手順と、を行う。
図2は、測定手順における空孔サイズの測定原理を説明する図である。ここで、伝搬時間とは、超音波加振器32から超音波を加振した時刻から超音波検出器33が最初に該超音波を検出する時刻までの時間である。また、伝搬速度は、超音波加振器32から超音波検出器33までの距離を伝搬時間で除することで得られる。空孔71がある光ファイバ121を超音波が通過する場合、超音波は空孔71がある部分を回避して伝搬するため伝搬時間が長くなる。すなわち、伝搬速度が低下する。そして、伝搬速度は空孔71のサイズが大きくなるに従い低下する。このため、伝搬速度から空孔率を推定でき、空孔形状が円ならば空孔径を算出することができる。
超音波加振器32はニオブ酸鉛系のものやジルコン酸チタン酸鉛セラミック等の振動子がある。図3〜図11は光ファイバ製造装置301が備える超音波加振器32及び超音波検出器33の構造を説明する図である。図3は、超音波加振器32及び超音波検出器33の先端が針状のものである。
図4は、超音波加振器32及び超音波検出器33が滑車形状をしており、光ファイバ121と点で接触する。滑車になっていることで光ファイバ121の線引方向へ回転するため、光ファイバ121を傷つけにくいという利点がある。光ファイバ121への傷は光ファイバ121の機械的強度に影響する。加振は軸に取り付けられた加振器から滑車を介して行われる。検出も滑車を介して軸に取りつられた検出器によって検出される。
図5は、超音波加振器32及び超音波検出器33の光ファイバ121との接触部がV溝になっており、光ファイバ121との固定性が高い。検出方法については図4と同様である。図6は、図3の構造において先端に非常に小さなボールが取り付けられており、ボールペンのような構造をしている。この構造で光ファイバ121に対して傷を付け難くすることができる。図7は、図3の超音波加振器32及び超音波検出器33を光ファイバ121の断面2方向に取り付けられており、より正確に伝搬速度を測定することができる。図8は、図4の超音波加振器32及び超音波検出器33を光ファイバ121の断面2方向に取り付けられており、より正確に伝搬速度を測定することができる。
図9は、図5の超音波加振器32及び超音波検出器33を光ファイバ121断面2方向に取り付けられており、より正確に伝搬速度を測定することができる。図10は、図6の超音波加振器32及び超音波検出器33を光ファイバ121断面2方向に取り付けられており、より正確に伝搬速度を測定することができる。図11は、図6の超音波加振器32及び超音波検出器33を光ファイバ121断面4方向に取り付けられており、2方向に取り付けられている図10の光ファイバ製造装置301より正確に伝搬速度を測定することができる。
図13は、図4のように超音波加振器32及び超音波検出器33を配置した光ファイバ製造装置301で測定した伝搬速度と空孔率との関係を示したグラフである。超音波加振器32の共振周波数は100kHzであった。また光ファイバ線引の条件は次の通りである。
空孔型光ファイバ母材101:6つの孔あけ処理をした石英ガラス、大きさ30mmφ×500mm、
クラッド外径:125μm、
UV被覆径(被覆硬化器にUV照射器を使用):250μm、
光ファイバ121の空孔の数:円形6個(図12参照。)。
図13のように、伝搬速度が3000m/s時にほぼ50%の空孔率であり、伝搬速度を測定することで空孔率を特定可能である。さらに孔の数を事前に把握していれば空孔形状が単純な構造(円等)の場合には空孔径を導出可能であり、線引中での空孔径の制御が可能となる。なお、本図の伝搬速度や空孔率は一例であり、これらのパラメータは母材の材質や線引条件等によって変化するため、これらの値に制約されない。
また線引時の空孔サイズの調整は、加圧制御回路34が行う。伝搬速度が所望値より小さい場合、加圧制御回路34は、空孔加圧器31に対して空孔への加圧圧力を上昇させる。一方、伝搬速度が所望値より大きい場合、加圧制御回路34は、空孔加圧器31に対して空孔への加圧圧力を低下させる。また線引開始時における加圧圧力の初期値を、実験値に基づく適切な値に設定することで、線引開始後の早い段階に所望値の空孔率および空孔径への到達が可能である。
(実施形態2)
図14は、本実施形態の光ファイバ製造装置302の構成図である。光ファイバ製造装置302と図1の光ファイバ製造装置301との違いは、超音波加振器32及び超音波検出器33の位置である。光ファイバ製造装置301では、超音波加振器32及び超音波検出器33の位置が被覆塗布器13より加熱炉11側であったが、光ファイバ製造装置302では、超音波加振器32及び超音波検出器33の位置が被覆硬化器14の張力測定器15側へ設置している。
光ファイバ製造装置302は、UV被覆を設けた後に伝搬速度を測定するため、超音波加振器32及び超音波検出器33が光ファイバ121に直接接しない。このため、光ファイバ製造装置302は、光ファイバ121を傷つけにくいという利点がある。後述する実施形態についても同様の構成をとる場合、同様の利点が得られる。
超音波加振器32及び超音波検出器33は図3〜図11で説明した配置とすることができる。図16は、図5の超音波加振器32及び超音波検出器33の配置での空孔率と伝搬速度との関係を示したグラフである。超音波加振器32の共振周波数は50kHzであった。また光ファイバ線引の条件は次の通りである。
空孔型光ファイバ母材101:8つの孔あけ処理をした石英ガラス、大きさ50mmφ×1000mm、
クラッド外径:125μm、
UV被覆径(被覆硬化器にUV照射器を使用):250μm、
光ファイバ121の空孔の数:円形8個(図15参照。)。
図16のように、伝搬速度が1000m/s時にほぼ50%の空孔率であり、伝搬速度を測定することで空孔率を特定可能である。実施形態1の説明と同様に空孔径の導出も可能である。また、実施形態1の説明と同様に空孔サイズを調整することができる。なお、本図の伝搬速度や空孔率は一例であり、これらのパラメータは母材の材質や線引条件等によって変化するため、これらの値に制約されない。
(実施形態3)
図17は、本実施形態の光ファイバ製造装置303の構成図である。光ファイバ製造装置303と図1の光ファイバ製造装置301との違いは、線引速度検出器35で検出した線引速度に応じて超音波の伝搬速度を補正する点である。
超音波は、伝搬中に光ファイバ121の線引方向へ移動するため、超音波の伝搬時間にずれが生じる可能性がある。図18は、線引速度検出器35が検出した光ファイバ121の線引速度に対する超音波の伝搬時間の変化を表している。図18のように線引速度が大きくなるに従い、伝搬時間も大きくなっており、測定する空孔サイズに求められる精度によっては補正が必要である。
補正の方法は、図18に従った補正関数を入力する方法(図19)と線引速度に応じて超音波検出器の位置を変更する方法(図21)がある。図19は、線引される光ファイバ121内を伝搬する超音波のうち、超音波検出器33で検出される超音波が(a)(b)(c)の順で伝搬する様子を説明する概念図である。このような超音波を検出した場合は、次式で示す補正式で補正を行う。
(補正式)
測定伝搬速度=加振器検出器間距離/初動波到達時間
伝搬速度=√(測定伝搬速度+線引速度
測定伝搬速度を3000m/sと測定した場合、線引速度と真の伝搬速度との関係は、図20のようになる。
一方、後者の方法については、図21のように線引速度に応じて、超音波検出器33を光ファイバの線引方向にずらして設置する。図21は、線引される光ファイバ121内を伝搬する超音波のうち、超音波検出器33で検出される超音波が(a)(b)(c)の順で伝搬する様子を説明する概念図である。超音波検出器33の設置位置は、超音波が光ファイバ121の軸方向に垂直に進んだ場合の伝搬時間に相当する線引距離をずらした位置にする。この結果、光ファイバ固定された状態(線引速度0m/s)と全く同じ伝搬速度を測定することが可能となる。本実施形態で説明した補正方法は他の実施形態にも適用できることは言うまでもない。
超音波加振器32及び超音波検出器33は図3〜図11で説明した配置とすることができる。図23は、図6の超音波加振器32及び超音波検出器33を採用した場合の空孔率と伝搬速度との依存性を表したグラフである。超音波加振器32の共振周波数は120kHzであった。また光ファイバ線引の条件は次の通りである。
空孔型光ファイバ母材101:16個の孔あけ処理をした石英ガラス、大きさ50mmφ×1000mm、
クラッド外径:80μm、
UV被覆径(被覆硬化器にUV照射器を使用):200μm、
光ファイバ121の空孔の数:円形16個(図22参照。)。
図23のように、伝搬速度が2500m/s時にほぼ50%の空孔率であり、伝搬速度を測定することで空孔率を特定可能である。実施形態1の説明と同様に空孔径の導出も可能である。また、実施形態1の説明と同様に空孔サイズを調整することができる。なお、伝搬速度を補正関数にて補正する場合は、線引速度検出器から測定された線引速度の値を用いて、伝搬速度の補正を行う。なお、本図の伝搬速度や空孔率は一例であり、これらのパラメータは母材の材質や線引条件等によって変化するため、これらの値に制約されない。
(実施形態4)
図24は、本実施形態の光ファイバ製造装置304の構成図である。光ファイバ製造装置304と図1の光ファイバ製造装置301との違いは、複数箇所で超音波の伝搬速度を測定している点である。
光ファイバ製造装置304は、超音波加振器32と超音波検出器33の組を3つ光ファイバ121の線引方向に配置している。それぞれの組から求められる伝搬速度を平均化することで、より精度の高い空孔サイズの調整を実現する。
超音波加振器32及び超音波検出器33は図3〜図11で説明した配置とすることができる。図26は、図3の超音波加振器32及び超音波検出器33を3組採用した場合の空孔率と伝搬速度(3つの検出値の平均値)との依存性を表したグラフである。超音波加振器32の共振周波数は80kHzであった。また光ファイバ線引の条件は次の通りである。
空孔型光ファイバ母材101:8つの孔あけ処理をした石英ガラス、大きさ40mmφ×1000mm、
クラッド外径:125μm、
UV被覆径(被覆硬化器にUV照射器を使用):250μm、
光ファイバ121の空孔の数:円形8個(図25参照。)。
図26のように、伝搬速度が4000m/s時にほぼ50%の空孔率であり、伝搬速度を測定することで空孔率を特定可能である。実施形態1の説明と同様に空孔径の導出も可能である。また、実施形態1の説明と同様に空孔サイズを調整することができる。なお、本図の伝搬速度や空孔率は一例であり、これらのパラメータは母材の材質や線引条件等によって変化するため、これらの値に制約されない。
(実施形態5)
図27は、本実施形態の光ファイバ製造装置305の構成図である。光ファイバ製造装置305と図24の光ファイバ製造装置304との違いは、超音波加振器32を1台、超音波検出器33を3台として、複数箇所で超音波の伝搬速度を測定している点である。
図24の光ファイバ製造装置304と同様に、複数の超音波検出器33で検出した超音波から複数の伝搬速度を算出し、平均化することで制御の精度を高められる。光ファイバ製造装置305は、光ファイバ製造装置304よりも超音波加振器32の数を減らすことができるのでより安価とすることができる。
超音波加振器32及び超音波検出器33は図3〜図11で説明した配置とすることができる。図29は、図3の超音波加振器32を1台及び超音波検出器33を3台採用した場合の空孔率と伝搬速度(3つの検出値の平均値)との依存性を表したグラフである。超音波加振器32の共振周波数は120kHzであった。また光ファイバ線引の条件は次の通りである。
空孔型光ファイバ母材101:8つの孔あけ処理をした石英ガラス、大きさ50mmφ×1000mm、
クラッド外径:125μm、
UV被覆径(被覆硬化器にUV照射器を使用):250μm、
光ファイバ121の空孔の数:円形8個(図28参照。)。
図29のように、伝搬速度が3500m/s時にほぼ50%の空孔率であり、伝搬速度を測定することで空孔率を特定可能である。実施形態1の説明と同様に空孔径の導出も可能である。また、実施形態1の説明と同様に空孔サイズを調整することができる。なお、本図の伝搬速度や空孔率は一例であり、これらのパラメータは母材の材質や線引条件等によって変化するため、これらの値に制約されない。
(実施形態6)
図30は、本実施形態の光ファイバ製造装置306の構成図である。光ファイバ製造装置306と図1の光ファイバ製造装置301との違いは、超音波加振器32及び超音波検出器33を2組用意し、光ファイバ121断面の2方向で測定している点である。
図31は空孔を6つ有する光ファイバ121の断面図である。(a)は超音波の最短距離上の空孔が無いため、光ファイバに空孔が無い場合とほぼ同等の伝搬速度が得られる。一方、(b)のように超音波の最短距離伝搬上に空孔がある場合、超音波が空孔を迂回して伝搬するため、検出時間は(a)と比較して長くなる。従って、図31の光ファイバ121のように、動径方向の構造変化が非対称である場合、超音波加振器32及び超音波検出器33の設置位置によって得られる伝搬速度が異なるという問題がある。光ファイバ製造装置306は、光ファイバ121断面内の複数方向に超音波を伝搬させることでこのような問題を解決する。
超音波加振器32及び超音波検出器33は図7〜図11で説明した配置とすることができる。図32は、図8の超音波加振器32及び超音波検出器33の配置を採用した場合の空孔率と90度直交する2方向の伝搬速度との依存性を表したグラフである。超音波加振器32の共振周波数は100kHzであった。また光ファイバ線引の条件は次の通りである。
空孔型光ファイバ母材101:8つの孔あけ処理をした石英ガラス、大きさ30mmφ×1000mm、
クラッド外径:125μm、
UV被覆径(被覆硬化器にUV照射器を使用):250μm、
光ファイバ121の空孔の数:円形8個。
図32のように、X方向の伝搬速度およびY方向の伝搬速度を算出することで精度の高い空孔率を特定可能である。実施形態1の説明と同様に空孔径の導出も可能である。また、実施形態1の説明と同様に空孔サイズを調整することができる。なお、本図の伝搬速度や空孔率は一例であり、これらのパラメータは母材の材質や線引条件等によって変化するため、これらの値に制約されない。
(実施形態7)
図33は、本実施形態の光ファイバ製造装置307の構成図である。光ファイバ製造装置307は、図1の光ファイバ製造装置301を構成と同じであるが、空孔型光ファイバ母材102を線引する。空孔型光ファイバ母材102は、円形でない扇形形状の6孔の孔あけ処理がされた母材である。空孔型光ファイバ母材102を光ファイバ製造装置307で線引すると、断面が図34のような扇形形状の空孔を持つ光ファイバ122を製造することができる。
超音波加振器32及び超音波検出器33は図3〜図11で説明した配置とすることができる。図35は、図5の超音波加振器32及び超音波検出器33を採用した場合の空孔率と伝搬速度との依存性を表したグラフである。超音波加振器32の共振周波数は50kHzであった。また光ファイバ線引の条件は次の通りである。
空孔型光ファイバ母材102:扇形形状の6つの孔あけ処理をした石英ガラス、大きさ50mmφ×1000mm、
クラッド外径:125μm、
UV被覆径(被覆硬化器にUV照射器を使用):250μm、
光ファイバ122の空孔の数:扇形形状6個(図34参照。)。
図35のように、伝搬速度が700m/s時にほぼ50%の空孔率であり、伝搬速度を測定することで空孔率を特定可能である。また、線引後の空孔形状(扇形形状)に大きな変化は無かった。さらに、実施形態1の説明と同様に空孔サイズを調整すれば、本例のように円形でない空孔構造であっても、所望の空孔サイズや形状を実現可能である。なお、本図の伝搬速度や空孔率は一例であり、これらのパラメータは母材の材質や線引条件等によって変化するため、これらの値に制約されない。
11:加熱炉
12:外径測定器
13:被覆塗布器
14:被覆硬化器
15:張力測定器
16:キャプスタン
17:スクリーニング
18:ボビン
30:線引器
31:空孔加圧器
32:超音波加振器
33:超音波検出器
34:加圧制御回路
35:線引速度検出器
71:空孔
101、102:光ファイバ母材
121、122:光ファイバ
301〜307:光ファイバ製造装置

Claims (8)

  1. 線引中に空孔を有する光ファイバの側面を超音波で加振し、前記光ファイバ内を伝搬する前記超音波の伝搬速度を測定する測定手順と、
    前記測定手順で測定した前記超音波の伝搬速度が所定値となるように、線引中の前記光ファイバの空孔への加圧圧力を制御する制御手順と、
    を備える光ファイバ製造方法。
  2. 前記測定手順で、前記光ファイバの線引速度に応じて前記超音波の伝搬速度を補正することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ製造方法。
  3. 前記測定手順で、前記光ファイバの線引速度に応じて前記超音波を検出する位置を調整することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ製造方法。
  4. 前記測定手順で、前記超音波を複数箇所で検出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光ファイバ製造方法。
  5. 孔空け処理が施された光ファイバ母材から空孔を有する光ファイバを線引きする線引器と、
    前記線引器で線引される前記光ファイバの空孔をガスで加圧して該空孔のサイズを調整する空孔加圧器と、
    前記線引器で線引される前記光ファイバの側面を超音波で加振する超音波加振器と、
    前記線引器で線引される前記光ファイバ内を伝搬した前記超音波を検出して伝搬速度を測定する超音波検出器と、
    前記超音波検出器で測定した前記超音波の伝搬速度が所定値となるように前記空孔加圧器のガス加圧力を制御する加圧制御回路と、
    を備える光ファイバ製造装置。
  6. 前記超音波検出器は、前記光ファイバの線引速度に応じて前記超音波の伝搬速度を補正することを特徴とする請求項5に記載の光ファイバ製造装置。
  7. 前記超音波検出器は、前記光ファイバの線引速度に応じ、線引速度が0のときに前記超音波を検出する位置から線引方向へずれた位置にあることを特徴とする請求項5に記載の光ファイバ製造装置。
  8. 前記超音波検出器は、複数であり、複数箇所で前記超音波を検出することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の光ファイバ製造装置。
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