JP2011166655A - 移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法 - Google Patents

移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
第1通信システムから第2通信システムへの遷移において、第2通信システムと移動通信端末との間で設定されるPSベアラのリソースを有効に利用することを可能とする移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法を提供する。
【解決手段】
第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順において、第2通信システムは、第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、第1通信システム及び第2通信システムを含む移動通信システム、移動通信システムに設けられるネットワーク装置、移動通信システムに適用される移動通信方法に関する。
近年、CS(Circuit Switching)呼をサポートしていない第1通信システム(第1RAT(Radio Access Technorolgy)が知られている。第1通信システムは、例えば、LTE(Long Term Evolution)に対応する通信システムである。
このような第1通信システムにおける移動通信端末(UE)のCS呼の着信又は発信を制御する方式として、CS FALL BACK(以下、CSFB)が知られている(例えば、非特許文献1〜5)。
CSFBでは、CS呼をサポートする第2通信システム(第2RAT)への遷移が移動通信端末(UE)に指示される。ここで、第2通信システムへの遷移方法として、第1通信システムで設定されたPS(Packet Switching)呼を第2通信システムにInter−Ratハンドオーバする方式(以下、PSハンドオーバ)が知られている。PSハンドオーバでは、第2通信システムでPS呼が設定された後に、第2通信システムでCS呼が設定される。
具体的には、PSハンドオーバにおいて、移動通信端末が第1通信システムで待ち受け中である場合に、移動通信端末と第1通信システムとの間でPS呼が設定された上で、第1通信システムで設定されたPS呼が第2通信システムに引き継がれる。
或いは、PSハンドオーバにおいて、移動通信端末が第1通信システムで通信中である場合に、移動通信端末と第1通信システムとの間で設定されていたPS呼が第2通信システムに引き継がれる。
なお、PSハンドオーバは、特に、第1通信システムでPS通信中である場合に、当該PS呼を第2通信システムに引き継ぐことによって、PS通信をとぎれさせずに、第2通信システムに移動通信端末が接続できる点で有利とされている。
3GPP TS23.272 V9.2.0 3GPP TS25.331 V9.1.0 3GPP TS36.331 V9.1.0 3GPP TS25.413 V9.1.0 3GPP TS36.413 V9.1.0
上述したように、PSハンドオーバでは、第1通信システムでPS呼が設定されていたか否かにかかわらず、第2通信システムと移動通信端末との間でPSベアラが設定される。一方で、第1通信システムにおける移動通信端末のPS呼の利用状況を第2通信システムが把握していない状態で、PSハンドオーバが行われる。
このようなPSハンドオーバでは、例えば、第1通信システムでPS呼が設定されていなかった場合に、第2通信システムと移動通信端末との間で設定されるPSベアラが実際には利用されずに、設定されたPSベアラのリソースが無駄になってしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、第1通信システムから第2通信システムへの遷移において、第2通信システムと移動通信端末との間で設定されるPSベアラのリソースを有効に利用することを可能とする移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る移動通信システムは、第1通信呼をサポートする第1通信システムと、前記第1通信呼及び第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備える。移動通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成される。前記第2通信システムは、前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を識別する。前記第2通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定する。
第1の特徴において、前記第2通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定せずに、第1通信呼の設定はできないが、第2通信呼の設定は可能であることを前記第1通信システムに通知する。
第1の特徴において、前記第1通信システムは、前記第2通信呼をサポートしておらず、前記第1通信システムにおいて第2通信呼の設定が要求された場合に、前記ハンドオーバ手順が開始する。前記第2通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定した上で、設定された第1通信呼を解放する。
第1の特徴において、前記第2通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを省リソースで設定する。
第1の特徴において、前記第1通信システムは、前記第2通信呼をサポートしておらず、前記第1通信システムにおいて第2通信呼の設定が要求された場合に、前記ハンドオーバ手順が開始する。前記第1通信システムは、第1通信呼の設定はできないが、第2通信呼の設定は可能であることが通知された場合に、前記ハンドオーバ手順を中止して、他の手順による前記第2通信システムへの切り替えを移動通信端末に指示する。
第1の特徴において、前記第1通信システムは、前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を前記第2通信システムに通知する。
第2の特徴に係るネットワーク装置は、第1通信呼をサポートする第1通信システムと、前記第1通信呼及び第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備えた移動通信システムにおいて、前記第1通信システムに設けられる。移動通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成される。ネットワーク装置は、前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を前記第2通信システムに通知するように構成された通知部を備える。
第3の特徴に係るネットワーク装置は、第1通信呼をサポートしており、第2通信呼をサポートしていない第1通信システムと、前記第1通信呼及び前記第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備えた移動通信システムにおいて、前記第1通信システムに設けられる。移動通信システムは、前記第1通信システムにおいて第2通信呼の設定が要求された場合に、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成される。ネットワーク装置は、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、前記ハンドオーバ手順を中止して、他の手順による前記第2通信システムへの切り替えを移動通信端末に指示するように構成された指示部を備える。
第4の特徴に係るネットワーク装置は、第1通信呼をサポートする第1通信システムと、前記第1通信呼及び第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備えた移動通信システムにおいて、前記第2通信システムに設けられる。移動通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成される。ネットワーク装置は、前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を識別するように構成された識別部と、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定するように構成された判定部とを備える。
第5の特徴に係る移動通信方法は、第1通信呼をサポートする第1通信システムと、前記第1通信呼及び第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備えた移動通信システムに適用される。移動通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成される。移動通信方法は、前記第2通信システムが、前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を識別するステップと、前記第2通信システムが、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定するステップとを備える。
本発明によれば、第1通信システムから第2通信システムへの遷移において、第2通信システムと移動通信端末との間で設定されるPSベアラのリソースを有効に利用することを可能とする移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法を提供することができる。
第1実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。 第1実施形態に係るネットワーク装置20を示すブロック図である。 第1実施形態に係るネットワーク装置30を示すブロック図である。 第1実施形態に係る移動通信システム100の動作を示すシーケンス図である。
以下において、本発明の実施形態に係る移動通信システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る移動通信システムは、第1通信呼をサポートする第1通信システムと、第1通信呼及び第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備える。移動通信システムは、第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順(PSハンドオーバ)を行うように構成される。
第2通信システムは、ハンドオーバ手順において、第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を識別する。第2通信システムは、第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定する。
このように、第2通信システムは、ハンドオーバ手順において、第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定する。
従って、第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに使用されるリソースの無駄な消費を抑制して、第1通信呼のベアラに使用されるリソースを有効に利用することができる。
[第1実施形態]
(移動通信システムの構成)
以下において、第1実施形態に係る移動通信システムの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。
図1に示すように、移動通信システム100は、通信端末装置10(以下、UE10)と、コアネットワーク50とを含む。また、移動通信システム100は、第1通信システムと第2通信システムとを含む。
第1通信システムは、例えば、LTE(Long Term Evolution)に対応する通信システムである。第1通信システムは、例えば、基地局210(以下、eNB210)と、MME230とを有する。なお、第1通信システムでは、第1RAT(EUTRAN;Evolved Universal Terrestrial Access Network)が用いられる。
第2通信システムは、例えば、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)に対応する通信システムである。第2通信システムは、基地局110(以下、NB110)と、RNC120と、SGSN130とを有する。なお、第2通信システムでは、第2RAT(UTRAN;Universal Terrestrial Access Network)が用いられる。
ここで、第1通信システムは、第1通信呼(例えば、PS呼)をサポートしており、第2通信呼(例えば、CS呼)をサポートしていない。また、第2通信システムは、第1通信呼(例えば、PS呼)及び第2通信呼(例えば、CS呼)の双方をサポートしている。
また、第1通信システムにおけるUE10の第2通信呼の着信又は発信を制御する方式として、CS FALL BACK(以下、CSFB)が知られている。
CSFBでは、第2通信呼をサポートする第2通信システムへの遷移がUE10に指示される。ここで、第2通信システムへの遷移方法として、第1通信システムで設定される第1通信呼を第2通信システムにInter−Ratハンドオーバする方式(以下、PSハンドオーバ)が考えられる。
詳細には、PSハンドオーバでは、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラが新たに設定され、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のベアラを第2通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替える。その後、第2通信システムとUE10との間で第2通信呼が設定される。
UE10は、第1通信システム及び第2通信システムと通信を行うように構成された装置(User Equipment)である。例えば、UE10は、NB110と無線通信を行う機能を有するとともに、eNB210と無線通信を行う機能を有する。
NB110は、セル111を有しており、セル111に存在するUE10と無線通信を行う装置(NodeB)である。
RNC120は、NB110に接続されており、セル111に存在するUE10と無線接続(RRC Connection)を設定する装置(Radio Network Controller)である。
SGSN130は、パケット交換ドメインにおいてパケット交換を行う装置(Serving GPRS Support Node)である。SGSN130は、コアネットワーク50に設けられる。図1では省略しているが、回線交換ドメインにおいて回線交換を行う装置(MSC;Mobile Switching Center)がコアネットワーク50に設けられていてもよい。
eNB210は、セル211を有しており、セル211に存在するUE10と無線通信を行う装置(evolved NodeB)である。
MME230は、eNB210と無線接続を設定しているUE10の移動性を管理する装置(Mobility Management Entity)である。MME230は、コアネットワーク50に設けられる。
なお、セルは、UE10と無線通信を行う機能として理解すべきである。但し、セルは、セルと通信可能な範囲を示すサービスエリアと考えてもよい。セルは、セルで用いられる周波数、拡散コード又はタイムスロットなどによって識別される。
(ネットワーク装置の構成)
以下において、第1実施形態に係るネットワーク装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係るネットワーク装置20を示す図である。
第1実施形態では、ネットワーク装置20は、第2通信システムに設けられる。例えば、ネットワーク装置20は、RNC120である。
なお、第1実施形態では、第1通信システムにおいて、第2通信呼の着信又は発信によって、第2通信呼の設定が要求された場合に、CSFBの手順として、PSハンドオーバの手順が開始するケースについて説明する。以下においては、このようなケースにおいて、第2通信システムに設けられるネットワーク装置20の機能について主として説明する。
図2に示すように、ネットワーク装置20は、通信部21と、識別部22と、判定部23と、設定部24とを有する。
通信部21は、第1通信システムに設けられるネットワーク装置(例えば、eNB210)と通信を行う。例えば、通信部21は、第1通信システムにおけるUE10の第1通信呼(PS呼)の設定状況を示す情報要素を受信する。
具体的には、通信部21は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていたか否かを示す情報要素を受信する。或いは、通信部21は、第1通信システムとUE10との間で設定された第1通信呼のデータ量を示す情報要素を受信する。
なお、第1通信呼の設定状況を示す情報要素は、第1通信システムに設けられる他のネットワーク装置(eNB210又はMME230)からSGSN130を経由して通知される。例えば、CSFB(PSハンドオーバ)の手順において、eNB210は、第1通信システムから第2通信システムへのPSハンドオーバを要求するメッセージ(HANDOVER REQUIRED)に、第1通信呼の設定状況を示す情報要素を設定する。このようなメッセージ(HANDOVER REQUIRED)は、eNB210からMME230に対して送信される。或いは、MME230は、eNB210から受信するメッセージ(HANDOVER REQUIRED)に、第1通信呼の設定状況を示す情報要素を設定してもよい。このようなメッセージ(HANDOVER REQUIRED)は、MME230からSGSN130を経由してRNC120に対して送信される。
また、第1通信呼の設定状況を示す情報要素は、eNB210とMME230との間のプロトコル(S1AP)で用いられる“Message Cause”に含まれてもよい。
識別部22は、第1通信システムにおけるUE10の第1通信呼(PS呼)の設定状況を識別する。具体的には、識別部22は、PSハンドオーバの手順で他のネットワーク装置から受信するメッセージ(例えば、“RELOCATION REQUEST”)に基づいて、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていたか否かを識別する。或いは、識別部22は、PSハンドオーバの手順で他のネットワーク装置から受信するメッセージ(例えば、“RELOCATION REQUEST”)に基づいて、第1通信システムとUE10との間で設定された第1通信呼のデータ量を識別する。
判定部23は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定された第1通信呼のデータ量に基づいて、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定する。詳細には、判定部23は、以下に示すパターンで、第1通信呼を設定するか否かを判定する。
(1A)判定部23は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを設定しないと判定する。
(2A)判定部23は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを設定した上で、設定された第1通信呼を解放すると判定する。
(3A)判定部23は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼を省リソースで設定すると判定する。なお、「省リソースで設定する」とは、例えば、DTCHを設定せずに、DCCHのみを設定することである。すなわち、省リソースは、後述する通常リソースよりも少ないリソースを示す用語である。
(4A)判定部23は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていた場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値よりも多い場合に、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼を通常リソースで設定すると判定する。なお、「通常リソースで設定する」とは、例えば、DTCH及びDCCHを設定することである。
設定部24は、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを設定する。或いは、設定部24は、第2通信システムとUE10との間で第2通信呼のベアラを設定する。具体的には、設定部24は、判定部23の判定結果に応じて、以下に示すパターンで、第1通信呼の設定を制御する。
(1B)設定部24は、上述した(1A)の判定結果に応じて、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを設定しない。さらに、設定部24は、第1通信呼の設定はできないが、第2通信呼の設定は可能であることを第1通信システムに通知するように通信部21に指示する。
(2B)設定部24は、上述した(2A)の判定結果に応じて、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを設定した上で、設定された第1通信呼を解放する。具体的には、設定部24は、PSハンドオーバの完了後、PSハンドオーバで設定された第1通信呼を直ちに解放してもよい。或いは、設定部24は、第1通信システムにおいて設定が要求された第2通信呼のベアラを設定した場合に、PSハンドオーバで設定された第1通信呼を解放してもよい。
なお、設定部24は、PSハンドオーバで設定された第1通信呼のベアラを、第1通信システムにおいて設定が要求された第2通信呼に切り替えてもよい(SRVCC;Single Radio Voice Call Continuity)。
(3B)設定部24は、上述した(3A)の判定結果に応じて、PSハンドオーバにおいて、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼を省リソースで設定する。上述したように、設定部24は、例えば、DTCHを設定せずに、DCCHのみを設定する。
(4B)設定部24は、上述した(3B)の判定結果に応じて、PSハンドオーバにおいて、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼を通常リソースで設定する。上述したように、設定部24は、例えば、DTCH及びDCCHを設定する。
(ネットワーク装置の構成)
以下において、第1実施形態に係るネットワーク装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係るネットワーク装置30を示す図である。
第1実施形態では、ネットワーク装置30は、第1通信システムに設けられる。例えば、ネットワーク装置30は、eNB210である。
なお、第1実施形態では、CSFBの手順として、PSハンドオーバの手順が開始するケースにおいて、第1通信システムに設けられるネットワーク装置30の機能について主として説明する。
図3に示すように、ネットワーク装置30は、通信部31と、情報要素設定部32と、遷移処理部33とを有する。
通信部31は、第2通信システムに設けられるネットワーク装置20(例えば、RNC120)と通信を行う。例えば、通信部31は、第1通信システムにおけるUE10の第1通信呼(PS呼)の設定状況を示す情報要素を第2通信システムに送信する。第1通信呼(PS呼)の設定状況を示す情報要素は、上述したように、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていたか否かを示す情報要素、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量を示す情報要素である。
通信部31は、UE10に対する着信要求(paging)を上位ノード(MME230)から受信する。又は、通信部31は、UE10からの発信要求(origination)をUE10から受信する。
情報要素設定部32は、第1通信システムにおけるUE10の第1通信呼(PS呼)の設定状況を示す情報要素を設定する。具体的には、情報要素設定部32は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていたか否かを示す情報要素を設定する。或いは、情報要素設定部32は、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量を示す情報要素を設定する。
例えば、情報要素設定部32は、無線接続の設定を要求するメッセージ(RRC CONNECTION REQUEST)を受信して、CSFB(PSハンドオーバ)を開始する場合に、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていなかったことを示す情報要素を設定する。一方で、情報要素設定部32は、無線接続の設定を要求するメッセージ(RRC CONNECTION REQUEST)を受信せずに、CSFB(PSハンドオーバ)を開始する場合に、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていたことを示す情報要素を設定する。
或いは、情報要素設定部32は、第1通信システムとUE10との間で設定されていた第1通信呼のデータ量を管理しており、第1通信呼のデータ量を示す情報要素を設定してもよい。
情報要素設定部32は、PSハンドオーバの手順において、第1通信システムから第2通信システムへのPSハンドオーバを要求するメッセージ(HANDOVER REQUIRED)に上述した情報要素を設定する。
遷移処理部33は、第1通信システムから第2通信システムへの遷移(CSFB)を制御する。具体的には、遷移処理部33は、第1通信システムにおけるUE10の第1通信呼(PS呼)の設定状況に基づいて、CSFBの方法を切り替える。
例えば、遷移処理部33は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていない場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、PSハンドオーバを中止して、他の手順(Redirection、CCO(Cell Change Order)、SRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)を開始する。具体的には、遷移処理部33は、PSベアラの設定はできないが、CSベアラの設定は可能であることが通知された場合には、PSハンドオーバを中止して、他の手順(Redirection、CCO(Cell Change Order)、SRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)を開始する。すなわち、遷移処理部33は、他の手順による第2通信システムへの遷移をUE10に指示する。詳細には、遷移処理部33は、このような指示情報の送信を通信部31に指示する。
なお、遷移処理部33は、他の手順による第2通信システムへの遷移に加えて、第2通信システムとUE10との間において、設定が要求された第2通信呼を設定するようにUE10に指示してもよい。
ここで、“Redirection”は、UE10を待ち受け状態(Idle状態)に遷移させた上で、第2通信システムにUE10を遷移させる手順である。“Redirection”では、UE10は、第2通信システムと第2通信呼の設定を新たに試みる。
“CCO”は、UE10を待ち受け状態(Idle状態)に遷移させた上で、第2通信システムにUE10を遷移させる手順である。“CCO”では、UE10は、第2通信システムと第1通信呼を設定した後に、第2通信システムと第2通信呼を設定する。
“SRVCC”は、UE10を待ち受け状態(Idle状態)に遷移させずに、第2通信システムにUE10を遷移させる手順である。“SRVCC”では、UE10は、第1通信システムと設定する第1通信呼を第2通信システムと設定する第2通信呼に切り替える。
遷移処理部33は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されてる場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値よりも多い場合には、PSハンドオーバを継続する。
(移動通信システムの動作)
以下において、第1実施形態に係る移動通信システムの動作について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る移動通信システム100の動作を示すシーケンス図である。ここでは、ネットワーク装置20がRNC120であるケースについて例示する。
以下においては、第1通信システムにおいて、第2通信呼の着信によって、第2通信呼の設定が要求された場合に、CSFBの手順として、PSハンドオーバの手順が開始するケースについて説明する。なお、第1通信呼がPS呼であり、第2通信呼がCS呼である。第1通信呼のベアラは、PSベアラであり、第2通信呼のベアラは、CSベアラである。また、第1通信システムがLTEであり、第2通信システムがUMTS(WCDMA)であるケースについて例示する。
ここでは、第2通信呼(CS呼)の着信によって、PSハンドオーバの手順によって、第1通信システムから第2通信システムへの遷移が行われるケースについて、図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、ステップ10において、MME230は、eNB210に対して、UE10への着信(Paging)を通知する。ステップ11において、eNB210は、UE10に対して、UE10への着信(Paging)を通知する。
ステップ12において、UE10は、LTEに係るPS呼の無線接続の設定を要求するメッセージ(RRC CONNECTION REQUEST)をeNB210に送信する。
ステップ13において、eNB210は、LTEに係るPS呼の無線接続の設定を行うメッセージ(RRC CONNECTION SETUP)をUE10に送信する。
ステップ14において、UE10は、LTEに係るPS呼の無線接続の設定完了を通知するメッセージ(RRC CONNECTION SETUP COMPLETE)をeNB210に送信する。ここで、UE10は、CSFBを特定する情報要素(CSFB Indicator)をeNB210に送信する。
ステップ15において、eNB210は、CSFBが必要であることを示すメッセージ(Initial UE Message)をMME230に送信する。
ステップ16において、MME230は、PS呼の設定を要求するメッセージ(Initial Context SETUP REQUEST)をeNB210に送信する。メッセージ(Initial Context SETUP REQUEST)は、CSFBを特定する情報要素(CSFB Indicator)、WCDMAにおけるUE10の能力などを含む。
ステップ17において、eNB210は、無線接続の構成変更を通知するメッセージ(RRC CONNECTION RECONFIGURATION)をUE10に送信する。
ステップ18において、UE10は、無線接続の構成変更の完了を通知するメッセージ(RRC CONNECTION RECONFIGURATION COMP)をeNB210に送信する。
ステップ19において、eNB210は、PS呼の設定の完了を通知するメッセージ(Initial Context SETUP COMPLETE)をMME230に送信する。
ステップ20において、eNB210とUE10との間において、PS呼の設定が完了する。
ステップ21において、eNB210は、LTEからWCDMAへの遷移手順(PSハンドオーバ)の開始を要求するメッセージ(HANDOVER REQUIRED)をMME230に送信する。例えば、eNB210は、LTEにおけるUE10のPSベアラの設定状況を示す情報要素をメッセージ(HANDOVER REQUIRED)に設定する。詳細には、eNB210は、LTEとUE10との間でPSベアラが設定されているか否かを示す情報要素、又は、LTEとUE10との間で設定されるPSベアラのデータ量を示す情報要素をメッセージ(HANDOVER REQUIRED)に設定する。
ステップ22において、MME230は、メッセージ(HANDOVER REQUIRED)をSGSN130に転送する。
ステップ23において、SGSN130は、LTEからWCDMAへの遷移を要求するメッセージ(RELOCATION REQUEST)をRNC120に送信する。メッセージ(RELOCATION REQUEST)は、LTEにおけるUE10のPSベアラの設定状況を示す情報要素を含む。
ステップ24において、RNC120は、LTEにおけるUE10のPSベアラの設定状況に基づいて、PSベアラを設定するか否かを判定する。図4では、LTEとUE10との間でPSベアラが設定されていなかったため、RNC120は、PSベアラを設定しないと判定する。なお、上述したように、LTEとUE10との間でPSベアラが設定されていた場合には、RNC120は、LTEとUE10との間で設定されていたPSベアラのデータ量が所定閾値以下であるか否かに応じて、PSベアラを設定するか否かを判定してもよい。
ステップ25において、RNC120は、LTEからWCDMAへの遷移の失敗を通知するメッセージ(RELOCATION FAILURE)をSGSN130に送信する。なお、メッセージ(RELOCATION FAILURE)は、PSベアラの設定はできないが、CSベアラの設定は可能であることを示す情報を含む。例えば、メッセージ(RELOCATION FAILURE)は、遷移の失敗理由を示す“cause”を含む。
ステップ26において、SGSN130は、メッセージ(RELOCATION FAILURE)をMME230に転送する。
ステップ27において、MME230は、LTEからWCDMAへの遷移手順(PSハンドオーバ)の失敗を通知するメッセージ(HANDOVER Failure)をeNB210に送信する。
ステップ28において、eNB210は、LTEのPS呼に係る無線接続の解放を指示するメッセージ(RRC CONNECTION RELEASE)をUE10に送信する。なお、メッセージ(RRC CONNECTION RELEASE)は、WCDMAへの接続を指示する情報を含む。例えば、メッセージ(RRC CONNECTION RELEASE)は、遷移先の周波数を示す“redirectedCarrierInfo”、再選択すべきセルの優先度を示す“idleModeMobilityControlInfo”を含む。詳細には、UE10は、PSハンドオーバの代替として、他の手順(Redirection、CCO(Cell Change Order)、SRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)を開始する。
ステップ29において、UE10は、WCDMAに係るCS呼の無線接続の設定を要求するメッセージ(RRC CONNECTION REQUEST)をeNB210に送信する。
ステップ30において、RNC120とUE10との間において、CS呼が設定される。
なお、図4では、LTEにおいてPSベアラが設定されていなかったケースについて例示したが、実施形態がこれに限定されないことは勿論である。
(作用及び効果)
第1実施形態では、RNC120は、PSハンドオーバの手順において、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定する。
従って、第2通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のベアラに使用されるリソースの無駄な消費を抑制して、第1通信呼のベアラに使用されるリソースを有効に利用することができる。
例えば、RNC120は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを設定せずに、第1通信呼の設定はできないが、第2通信呼の設定は可能であることを第1通信システムに通知する。これによって、第1通信呼のベアラが必要とされる可能性が低い場合に、第2通信システムにおいて、PSハンドオーバの手順で第1通信呼が設定されないため、第1通信呼に必要なリソースが削減される。
或いは、RNC120は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを設定した上で、設定された第1通信呼を解放する。これによって、第1通信呼のベアラが必要とされる可能性が低い場合に、第2通信システムにおいて、PSハンドオーバの手順で設定された第1通信呼の解放によって、設定された第1通信呼に必要なリソースが削減される。
或いは、RNC120は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、第2通信システムとUE10との間で第1通信呼のベアラを省リソースでを設定する。これによって、第1通信呼のベアラが必要とされる可能性が低い場合に、第2通信システムにおいて、PSハンドオーバの手順で第1通信呼のベアラを省リソースで設定するため、設定された第1通信呼に必要なリソースが削減される。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
第1通信システム及び第2通信システムは、LTEやWCDMAに対応する通信システムに限定されるものではなく、他の通信システム(例えば、WiMAXに対応する通信システム)であってもよい。
例えば、上述した実施形態では、第1通信システムが第2通信呼(CS呼)をサポートしていないLTEであるケースについて例示した。しかしながら、第1通信システムは、第1通信呼(PS呼)及び第2通信呼(CS呼)の双方をサポートしていてもよい。
また、上述した実施形態では、CSFBの一環としてPSハンドオーバが開始するケースについて例示した。しかしながら、実施形態は、CSFBに限定されるものではない。
上述した図4では、第2通信呼(CS呼)の着信について例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。実施形態は、第2通信呼(CS呼)の発信にも適用することができる。
上述した図4では、第1通信システムにおいて第1通信呼が設定されていないケースについて例示した。すなわち、図4では、UE10が待ち受け状態(Idle状態)であるケースについて例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。実施形態は、UE10が通信状態(Connected状態)であるケースにも適用することができる。このようなケースでは、第1通信システムにおいて第1通信呼を設定する処理が省略される。
上述した実施形態では、ネットワーク装置30(eNB210)は、第1通信呼の設定はできないが、第2通信呼の設定は可能であることが通知された場合に、PSハンドオーバを中止して、他の手順(Redirection、CCO(Cell Change Order)、SRVCC(Single Radio Voice Call Continuity)を開始する。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。具体的には、ネットワーク装置30(eNB210)は、第1通信システムとUE10との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、第1通信システムとUE10との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、直ちに、PSハンドオーバを中止して、他の手順による第2通信システムへの遷移をUE10に指示してもよい。このようなケースでは、第2通信システムに対する“HANDOVER REQUIERED”の送信を省略することが可能である。
上述した実施形態では、ネットワーク装置20がRNC120であるケースについて例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。ネットワーク装置20は、SGSN130であってもよい。また、ネットワーク装置20は、第2通信システムにおいて特定セル(フェムトセル、CSGセル又はホームセル)を管理するホームゲートウェイ(HNB−GW)であってもよい。
上述した実施形態では、ネットワーク装置30がeNB210であるケースについて例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。ネットワーク装置30は、MME230であってもよい。また、ネットワーク装置30は、第1通信システムにおいて特定セル(フェムトセル、CSGセル又はホームセル)を管理するホームゲートウェイ(HeNB−GW)であってもよい。
なお、上述したネットワーク装置20又はネットワーク装置30の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、ネットワーク装置20又はネットワーク装置30内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとしてネットワーク装置20又はネットワーク装置30内に設けられていてもよい。
10…通信端末装置、20…ネットワーク装置、21…通信部、22…識別部、23…判定部、24…設定部、30…ネットワーク装置、31…通信部、32…情報要素設定部、33…遷移処理部、50…コアネットワーク、110…NB、111…セル、120…RNC、130…SGSN、210…eNB、211…セル、230…MME、100…移動通信システム

Claims (10)

  1. 第1通信呼をサポートする第1通信システムと、前記第1通信呼及び第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備えており、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成された移動通信システムであって、
    前記第2通信システムは、前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を識別し、
    前記第2通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定することを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記第2通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定せずに、第1通信呼の設定はできないが、第2通信呼の設定は可能であることを前記第1通信システムに通知することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記第1通信システムは、前記第2通信呼をサポートしておらず、
    前記第1通信システムにおいて第2通信呼の設定が要求された場合に、前記ハンドオーバ手順が開始し、
    前記第2通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定した上で、設定された第1通信呼を解放することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  4. 前記第2通信システムは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを省リソースで設定することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  5. 前記第1通信システムは、前記第2通信呼をサポートしておらず、
    前記第1通信システムにおいて第2通信呼の設定が要求された場合に、前記ハンドオーバ手順が開始し、
    前記第1通信システムは、第1通信呼の設定はできないが、第2通信呼の設定は可能であることが通知された場合に、前記ハンドオーバ手順を中止して、他の手順による前記第2通信システムへの切り替えを移動通信端末に指示することを特徴とする請求項2に記載の移動通信システム。
  6. 前記第1通信システムは、前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を前記第2通信システムに通知することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  7. 第1通信呼をサポートする第1通信システムと、前記第1通信呼及び第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備えており、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成された移動通信システムにおいて、前記第1通信システムに設けられるネットワーク装置であって、
    前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を前記第2通信システムに通知するように構成された通知部を備えることを特徴とするネットワーク装置。
  8. 第1通信呼をサポートしており、第2通信呼をサポートしていない第1通信システムと、前記第1通信呼及び前記第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備えており、前記第1通信システムにおいて第2通信呼の設定が要求された場合に、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成された移動通信システムにおいて、前記第1通信システムに設けられるネットワーク装置であって、
    前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていなかった場合に、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量が所定閾値以下である場合に、前記ハンドオーバ手順を中止して、他の手順による前記第2通信システムへの切り替えを移動通信端末に指示するように構成された指示部を備えることを特徴とするネットワーク装置。
  9. 第1通信呼をサポートする第1通信システムと、前記第1通信呼及び第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備えており、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成された移動通信システムにおいて、前記第2通信システムに設けられるネットワーク装置であって、
    前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を識別するように構成された識別部と、
    前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定するように構成された判定部とを備えることを特徴とするネットワーク装置。
  10. 第1通信呼をサポートする第1通信システムと、前記第1通信呼及び第2通信呼の双方をサポートする第2通信システムとを備えており、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラを前記第2通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のベアラに切り替えるハンドオーバ手順を行うように構成された移動通信システムに適用される移動通信方法であって、
    前記第2通信システムが、前記ハンドオーバ手順において、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量を識別するステップと、
    前記第2通信システムが、前記第1通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼が設定されていたか否か、或いは、前記第1通信システムと移動通信端末との間で設定される第1通信呼のデータ量に基づいて、前記第2通信システムと移動通信端末との間で第1通信呼のベアラを設定するか否かを判定するステップとを備えることを特徴とする移動通信方法。
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