JP6230271B2 - 交換機選択方法、通信制御装置、および交換機 - Google Patents

交換機選択方法、通信制御装置、および交換機 Download PDF

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Description

本発明は、移動局に対する通信制御を行う交換機を選択する交換機選択方法、通信制御装置、および交換機に関する。
に関する。
3GPP(3rdGeneration Partnership Project)において、RNC(Radio NetworkController)が複数のCN(Core Network)ノードに接続するIu−Flex技術が規定されている。このIu−Flexにおいては、CNは、CS(Circuit Switched)ドメインおよびPS(Packet Switched)ドメインとから構成されている。そして、CSドメインには、移動サービス交換機(MSC:Mobile-Services)が配置され、PSドメインには、SGSN(ServingGPRS Support Node)が配置されている。そして、RNCが適切にCNノードを選択することにより、CNノードの負荷分散や故障時のサービス中断回避を実現している。
ここで下記特許文献1には、例えば、利用不可の交換機への着信要求を受け付けた場合、識別情報に含まれている特定情報に基づいて、当該交換機以外の他の交換機へ着信要求を送信する処理、および着信要求を送信した交換機へ呼接続する動作が記載されている。この文献1においては、識別情報として、TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity:MSCにて払い出されるID)またはP−TMSI(Packet-Temporary Mobile Subscriber Identity:SGSNで払い出されるID)が用いられている。
特開2012−70086号公報
しかしながら、上述特許文献1に記載の技術では、CS Fallback時に、着信要求をしたMSCを特定できない場合がある。ここで、CSFallbackとは、例えば移動局のLTE(Long Term Evolution)在圏時に、WCDMAシステムへ切り替えて、CS接続を実施する方式のことである。3GPPにおいては、LTEからWCDMAへの切り替えは、Inter−RAT PS−HO方式とRRC Connection Releasewith Redirection方式とが規定されている(3GPP TS 25.331/36.331)。InterRAT PS−HOを用いたCS Fallbackは、移動局と無線ネットワーとの接続を維持しつつ、PSドメイン(SGSN経由)でLTEからWCDMAへ切り替えることができ、WCDMAへの通信切替後に、CSドメインの接続を実施する方式である。
また、RRC(RadioResource Control) Connection Release with Redirectionを用いたCS Fallbackは、LTEで無線ネットワークとの接続を切断し、移動局が一旦Idle状態に遷移した後、WCDMAの報知情報を受信し、WCDMAでの接続を開始する方式である。
特許文献1には、移動局より通知されるIDNNS(Intra Domain NAS Node Selector)内のNRI(NetworkResource Identity)が示すMSCが利用不可である場合、RNCはRRC ConnectionRequestに設定されるTMSIを用いて、利用不可MSCを回避する手法が記載されているが、上述の通り、Inter-RATPS-HOでのCS Fallback手順では、無線NWの接続を維持しているため、RRC Connection Requestは受信できない。RRC ConnectionRequestはIdle状態から通信開始時に送信するメッセージであるため、無線接続がされている状態では、RRC Connection Requestは送信されないためである。また、Inter-RATPS-HOは、PSドメイン(SGSN経由)でLTEからWCDMAへ切り替えるため、CSドメインで払い出されるTMSIは、SGSNより通知されることはない。3GPPTS25.413のRelocation Requestというメッセージにより、Inter-RAT PS-HOが開始されるが、当該メッセージにはTMSIを設定することができない。そのため、RNCでは、TMSIを用いて、利用不可のMSCを回避し、着信要求のあったMSCを特定することができない。
そこで、上述の課題を解決するために、Inter-RAT PS−HOでのCS Fallback時において、MSCなど交換機が利用不可の場合であっても、他の交換機を選択することができる交換機選択方法、通信制御装置、および交換機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の交換機選択方法は、第1の通信システムにおける移動局が在圏可能な第1の交換機と、交換機選択装置において選択指示がなされることにより前記第1の通信システムにおける前記移動局が通信可能な第2の交換機と、に接続される通信制御装置の交換機選択方法において、移動局が第2の通信システムから第1の通信システムに在圏先を切り替える際に、前記交換機選択装置において選択された前記第2の交換機を特定可能な情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、着信要求に応じて、前記移動局から前記第1の交換機の識別情報を含んだ接続要求を受信する接続要求受信ステップと、前記接続要求受信ステップにより接続要求が受信されると、前記第1の交換機の状態を判断する状態判断ステップと、前記状態判断ステップにより前記第1の交換機が利用不可であると判断されると、前記記憶手段に記憶された前記第2の交換機を特定可能な情報に基づいて前記第2の交換機を特定する特定ステップと、前記特定ステップにより特定された前記第2の交換機に対して接続要求を送信する接続要求ステップと、を備えている。
この発明によれば、第2の通信システムから第1の通信システムに移動局の在圏先を切り替える際に、着信要求時に送信された、交換機選択装置において選択された第2の交換機を特定可能な情報を記憶しておき、移動局から利用不可である第1の交換機に対する接続要求を受けると、この第2の交換機を特定可能な情報に基づいて第2の交換機を特定して、当該第2の交換機に対して接続要求を送信する。これにより第1の交換機が利用不可であっても、それを回避して第2の交換機に対して接続処理を行うことができる。特に、CSFallback時などの通信システムを切り替える際においては、TMSIを利用する方法では、利用可能な交換機を特定することができなかったが、本発明においては、そのような場合においても、確実に利用不可の交換機を回避して、利用可能な第2の交換機を選択することができる。
また、本発明の交換機選択方法は、前記第1の通信システムにおける第3の交換機が、移動局が第2の通信システムから第1の通信システムに切り替える際に、前記交換機選択装置において選択された前記第2の交換機を特定可能な情報を、前記第2の通信システムから取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された第2の交換機を特定可能な情報を前記通信制御装置に送信する送信ステップとを備え、前記通信制御装置における前記記憶ステップは、前記取得ステップにおいて取得された第2の交換機を特定可能な情報を記憶する。
この発明によれば、第1の通信システムにおける第3の交換機が、第2の通信システムから第1の通信システムに切り替える際に、交換機選択装置において選択された第2の交換機を特定可能な情報を、前記第2の通信システムから取得し、第2の交換機を特定可能な情報を通信制御装置に送信し、通信制御装置は、送信された第2の交換機を特定可能な情報を記憶する。これにより、通信システムの切替の際において、第3の交換機が第2の交換機を特定可能な情報を引き継ぎ、これを通信制御装置に通知することができ、これにより第1の交換機が利用不可であっても、それを回避して第2の交換機に対して接続処理を行うことができる。
また、本発明の交換機選択方法は、前記第2の交換機が、当該第2の交換機を特定可能な情報を含んだ着信要求を前記通信制御装置または前記第2の通信システムに送信する着信要求ステップと、を備え、前記記憶ステップは、前記着信要求ステップにおいて送信された着信要求に含まれる前記第2の交換機を特定可能な情報を記憶する。
この発明によれば、第2の交換機を特定可能な情報を含んだ着信要求を通信制御装置または第2の通信システムに送信し、この着信要求に含まれる第2の交換機を特定可能な情報を記憶する。これにより、第2の交換機を特定することができるため、第1の交換機が利用不可であったとしても、これを回避し第2の交換機に接続することができる。
また、本発明の通信制御装置は、第1の通信システムにおける移動局が在圏可能な第1の交換機と、交換機選択装置において選択指示がなされることにより前記第1の通信システムにおける前記移動局が通信可能な第2の交換機とに接続される通信制御装置において、移動局が第2の通信システムから第1の通信システムに在圏先を切り替える際に、前記交換機選択装置において選択された前記第2の交換機を特定可能な情報を記憶する記憶手段と、前記着信要求に応じて、前記移動局から前記第1の交換機の識別情報を含んだ接続要求を受信する接続要求受信手段と、前記接続要求受信手段により接続要求が受信されると、前記第1の交換機の状態を判断する状態判断手段と、前記状態判断手段により第1の交換機が利用不可であると判断されると、前記記憶手段に記憶された前記第2の交換機を特定可能な情報に基づいて前記第2の交換機を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記第2の交換機に対して接続要求を送信する接続要求手段と、を備えている。
この発明によれば、第2の通信システムから第1の通信システムに移動局の在圏先を切り替える際に、着信要求時に送信された、交換機選択装置において選択された第2の交換機を特定可能な情報を記憶しておき、移動局から利用不可である第1の交換機に対する接続要求を受けると、この第2の交換機を特定可能な情報を利用して第2の交換機を特定して、当該第2の交換機に対して接続要求を送信する。これにより第1の交換機が利用不可であっても、それを回避して第2の交換機に対して接続処理を行うことができる。特に、CSFallback時などの通信システムを切り替える際においては、TMSIを利用する方法では、利用可能な交換機を特定することができなかったが、本発明においては、そのような場合においても、確実に利用不可の交換機を回避して、利用可能な第2の交換機を選択することができる。
また、本発明の通信制御装置は、前記移動局に対する、前記移動局の識別情報および前記第2の交換機の識別情報を含んだ着信要求を受信する着信要求受信手段と、前記着信要求受信手段により受信された前記移動局の識別情報および前記第2の交換機の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、を備え、前記記憶手段は、第2の交換機を特定可能な情報として、前記移動局の識別情報を記憶しておき、前記特定手段は、前記移動局から接続要求がされると、前記記憶手段に記憶されている識別情報を用いて、前記識別情報記憶手段から、当該識別情報に対応する前記第2の交換機の特定を行う。
この発明によれば、宛先となる移動局の識別情報および第2の交換機の識別情報を含んだ着信要求を受信して記憶するとともに、通信システムを切り替える際に、第2の交換機を特定可能な情報として、移動局の識別情報を記憶し、移動局から接続要求がされると、通信システムを切り替える際に記憶された識別情報を用いて、当該識別情報に対応する前記第2の交換機の特定を行う。これにより、TMSIを用いることなく、利用可能な交換機を特定することができる。
また、本発明の通信制御装置は、第2の通信システムから第1の通信システムに切り替える際に、前記第2の交換機の識別情報を、前記第1の通信システムにおけるパケット通信用の交換機から受信する識別情報受信手段を備え、前記記憶手段は、前記識別情報受信手段により受信された前記第2の交換機の識別情報を、第2の交換機を特定可能な情報として記憶する。
この発明によれば、第2の通信システムから第1の通信システムに切り替える際に、当該第2の通信システムにおける第2の交換機の識別情報を、第1の通信システムにおけるパケット通信用の交換機から受信し、これを第2の交換機を特定可能な情報として記憶する。これにより、TMSIを用いることなく、利用可能な交換機を特定することができる。
また、本発明の通信制御装置は、前記接続要求受信手段により接続要求が受信されると、第2の通信システムから第1の通信システムへ、移動局の在圏先を切り替えるための手順が行われたか否かを判断する切替手順判断手段をさらに備え、前記特定手段は、前記状態判断手段により第1の交換機が利用不可であると判断されるとともに、前記切替手順判断手段にて、切替手順が行われたと判断されると、前記記憶手段に記憶された前記第2の交換機の識別情報に基づいて前記第2の交換機の特定を行う。
本発明によれば、在圏中の交換機が利用不可であっても、それを回避して、選択された利用可能な交換機に対して接続処理を行うことができる。
第1の実施形態のRNC100を用いたネットワーク構成を示すシステム図である。 第1の実施形態のRNC100の機能構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のMSC200の機能構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のRNC100によるMSCの選択処理を示すシーケンス図である。 第2の実施形態のRNC100aの機能構成を示すブロック図である。 第2の実施形態のRNC100aによるMSCの選択処理を示すシーケンス図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態のRNC100を用いたネットワーク構成を示すシステム図である。図1に示される通り、このネットワークは、RNC(Radio Network Controller)100、MSC(MobileSwitching Center)200、MSC200a、SGSN(Serving GPRS SupportNode)300、移動局400、eNB(Evolved Node B)500、コアネットワーク装置600、および交換機選択装置700から構成されている。
RNC100、MSC200および200a、SGSN300、交換機選択装置700は、例えば、WDCMA(Wideband Code Division Multiple Access)による通信ネットワークを構成するものであり、eNB500およびコアネットワーク装置600は、LTE(Long Term Evolution)のネットワークを構成するものである。なお、本実施形態においては、WCDMAとLTEのセルを置き換えて構成してもよく、また各システムは、GSM(Global System for Mobile Communication)/GERAN(GSM EDGERadio Access. Network)やCDMA2000等の別のシステムとしてもよい。
図1においては、RNC100が、WCDMAセルを形成しており、移動局400は、このセル内においては、WCDMA通信を可能にしている。また、eNB500がLTEセルを形成しており、このセル内においては、移動局400は、LTE通信を可能にしている。WCDMA通信システムとLTE通信システムとは、コアネットワーク装置600を介して接続されている。
RNC100は、移動局に対する無線通信制御を行う通信制御装置であって、WCDMAセルに移動局400が在圏していた場合、その無線制御を行うものである。SGSN300は、パケット通信用の交換機であり、MSC200および200aは、音声通信用の交換機である。
eNB500は、LTEネットワークにおける基地局であって、移動局400がLTE通信を可能にするLTEセルを形成している。
また、コアネットワーク装置600、SGSN300、RNC100、eNB500は、Inter-RAT PS−HOによるCSFB機能(CSFallback機能)を有しているものとする。さらに、移動局400は、LTEセルに在圏しているものとし、Inter-RAT PS−HOを実行する場合には、LTEからWCDMAへハンドオーバ(HO)を実行するものとする。なお、別RAT(例えばLTEからGERAN)に適用することもできる。
ここで、移動局400は、MSC200aに在圏しているものとし、移動局400はNRIとしてMSC200aの識別情報(例えば、MSC#1を示す値)を保持しているものとする。そして、移動局400は、LTEセルに在圏している場合に、音声通信に対する着信時には、この移動局400はWCDMA通信システムにおけるMSC200aを介して着信要求を受け付けることになる。
本実施形態においては、移動局400が音声通信時に利用するMSC200aが故障等により利用不可である場合であっても、音声通信接続を確実に行わせるために、交換機選択装置700が選択したMSC200が移動局400に対する着信処理を行う。このとき、移動局400がCSFallback機能を実行すると、移動局400は、MSC200aの識別情報を保持しているが、MSC200の識別情報は保持していないことからMSC200を介して接続処理を行うことができない。
本実施形態においては、MSC200は、音声通信における着信処理時に、MSC200の識別情報をRNC100に記憶させておき、RNC100は、移動局400からのCS接続要求処理時に、MSC200の識別情報を抽出することにより、MSC200に対して接続処理を行おうとするものである。
以下、さらに詳細に説明する。図2は、本実施形態のRNC100の機能構成を示すブロック図である。このRNC100は、CN信号送受信部101(接続要求手段、着信要求受信手段)、IMSI/G−CNID保持部102(識別情報記憶手段)、TMSI/IMSI保持部103(記憶手段)、UE信号送受信部104(接続要求受信手段)および接続先MSC判定部105(状態判断手段、特定手段)を含んで構成されている。以下、各構成要素について説明する。
CN信号送受信部101は、CS(Circuit Switching:回線交換)用コアネットワークおよびPS(PacketSwitching:パケット通信)用コアネットワークからの各種信号を受信し、または当該コアネットワークに対して各種信号を送信する部分である。
IMSI/G−CNID保持部102は、MSC200から送信され、CN信号送受信部101により受信された着信要求に含まれているIMSI(International Mobile Subscriber Identity)およびG−CNID(Global Core Network ID)を記憶する部分である。本実施形態では、G−CNIDとして、MSC#2:MSC200を示す識別情報を記憶する。なお、このIMSI/G−CNID保持部102では、古い誤った情報が登録されないようにタイマ等を用いて定期的に情報を消去してもよい。また、IMSI/G−CNID保持部102は、これら識別情報に対応付けて情報登録時刻を記憶しておき、接続先MSC判定部105が一定時間以上経過した情報は用いないようにすることもできる。
TMSI(TemporaryMobile Subscribe Identity)/IMSI保持部103は、SGSN300から送信され、CN信号送受信部101により受信されたIMSIや、コアネットワークから送信されたTMSIを記憶する部分である。
UE信号送受信部104は、移動局400からの信号を送受信する部分である。例えば、UE信号送受信部204は、Inter−RAT PS−HO応答を受信したり、CS接続要求のためのRRCメッセージ(InitialDirect Transfer)を受信する。そのほか、移動局400とネットワークとの間の通信制御のための信号の送受信を行う。
接続先MSC判定部105は、UE信号送受信部104によりCS接続要求が受信されると、そのCS接続要求に含まれているMSC200の識別情報に基づいて、そのMSCが使用可か不可を判断する部分である。そして、不可であると判断する場合には、IMSI/G−CNID保持部102に記憶されているIMSI/G−CNIDおよびTMSI/IMSI保持部103に記憶されているIMSIに対応するG−CNIDを抽出する部分である。CN信号送受信部101は、抽出されたG−CNIDに基づいて定められたMSC200に対してCS接続要求を送信する。
つぎに、本実施形態のMSC200(200a)の構成について説明する。図3は、本実施形態のMSC200の機能構成を示すブロック図である。このMSC200は、交換機としての機能を有するほかに、切替受付部210および着信要求送信部220(送信手段)を含んで構成されている。
切替受付部210は、交換機選択装置700から選択処理にしたがって、選択されたことを受け付ける部分である。
着信要求送信部220は、音声通信による着信要求が他の端末から受け付けられると、RNC100に対しては、IMSIおよびG−CNID(MSC#2:MSC200を示す識別情報)を送信し、LTEのコアネットワーク装置600に対しては、着信要求を送信する部分である。
本実施形態におけるMSC200は、RNC100に対して、事前に、着信先の移動局のIMSIと、自分を示すG−CNIDとを送信しておき、RNC100にこれら識別情報を記憶させておくものである。
つぎに、このように構成されたRNC100およびMSC200を用いた処理シーケンスついて説明する。図4は、本実施形態のRNC100およびMSC200を用いたMSCの選択処理を示すシーケンス図である。
なお、前提として、RNC100および交換機選択装置700は、常にMSC200および200aを監視しており、MCS200aが故障等により利用不可となった場合、その旨認識することができる。図4の例では、MSC200aは利用不可状態であり、交換機選択装置700はその旨認識している。そして、交換機選択装置700は、利用可能な交換機として、MSC200を選択する。また、移動局400は、LTEセルに在圏しているものとする(S101)。
MSC200では、他端末からの着信要求が受け付けられると、RNC100に対しては、着信先の移動局400のIMSIおよびG−CNIDを含んだ着信要求が送信される(着信要求ステップ)。RNC100では、CN信号送受信部101により着信要求が受信され、この着信要求に含まれている移動局400のIMSIおよびG−CNID:MSC#2が、IMSI/G−CNID保持部102に記憶される(S102)。なお、RNC100は、MSC200から着信要求を受けると、移動機400に対して着信処理を行うが、本実施形態においては、移動機400がLTEエリアに在圏しているため、着信処理が実行されることはない。
また、コアネットワーク装置600に対しては、着信要求が送信される。そして、コアネットワーク装置600では、eNB500を介して、移動局400に対して着信要求が送信される(S103)。
移動局400では、eNB500から着信要求を受け付けられると、WCDMAシステムに切り替えるためのCSFallbackが実行される。本実施形態では、LTE側(コアネットワーク装置600)において、Inter-RAT PS−HOによるCSFallbackが起動され、移動局400は、LTE接続状態から3G(WCDMA)接続状態に切り替えられる(S104)。
このCSFallbackに際して、SGSN300において、移動局400のIMSIが、LTEのコアネットワーク装置600(または加入者情報を管理する管理装置)から引き継がれる(取得ステップ)。そして、SGSN300から移動局400のIMSIがRNC100に送信され(送信ステップ)、RNC100におけるCN信号送受信部101によりIMSIが受信され、TMSI/IMSI保持部103に記憶される(S105:記憶ステップ、)。具体的にはRANAP(Radio Access Network Application Part)プロトコルにより、IMSIを含んだRelocationRequestが送信される。
そして、ネットワーク側におけるInter-RATPS−HOによるCSFallbackが完了すると(S106)、eNB500からInter-RAT PS−HOの要求処理が行われる(S107)。移動局400では、その応答処理が行われ、RRCメッセージとしてHandover to UTRAN CompleteがRNC100に送信される(S108)。そして、CS接続要求のために、RRCメッセージとして、Initial Direct TransferがRNC100に送信され、RNC100において、この接続要求のための信号が受信される(S109:接続要求受信ステップ)。この信号には、CS−NRIとして、MSC200aの識別情報(MSC#1)が含まれている。
RNC100においては、このRRCメッセージが受信されると、その信号に含まれているMSCの識別情報が抽出される。ここでは、接続先MSC判定部105により、MSC200aの識別情報であるMSC#1が抽出され、これは利用不可であることが判断される。そして、RNC100においては、接続先MSC判定部105により、このTMSI/IMSI保持部103にIMSIが記憶されていることが判断されると、このTMSI/IMSI保持部103に記憶されているIMSIに対応するG−CNIDが、IMSI/G−CNID保持部102から抽出される。ここでは、MSC200の識別情報を示すMSC#2が抽出される。そして、そのIDで示されるMSC200が接続先と判断される(S110:状態判断ステップ、特定ステップ)。CN信号送受信部101により、接続先と判断されたMSC200に対してCS接続要求が送信される(S111:接続要求ステップ)。
このような処理により、RNC100は、利用不可であるMSC200aを回避して、利用可能なMSC200を特定することができ、よってこのMSC200に対してCS接続することができる。
つぎに、第1の実施形態の作用効果について説明する。この実施形態の通信制御装置であるRNC100において、TMSI/IMSI保持部103は、LTE(第2の通信システム)からWCDMA(第1の通信システム)に移動局400の在圏先を切り替える際、すなわちCSFallback処理時に、他端末からの着信要求時に送信された、交換機選択装置700において選択されたMSC200(第2の交換機)を特定可能な情報を記憶しておく。
本実施形態においては、着信要求には、移動局400の識別情報:IMSIと、MSC200の識別情報:G−CNID(MSC#2)とが含まれており、この着信要求がMSC200から送信され、RNC100はこれら情報を対応付けて記憶する。なお、MSC200を特定可能な情報は、移動局400の識別情報であるIMSIであり、CSFallback処理時に、SGSN300においてこのIMSIをLTE側から引き継ぎ、そして、RNC100に通知する。RNC100は、MSC200を特定可能な情報として、SGSN300(第3の交換機に相当)から送信されたIMSIを記憶する。
そして、UE信号送受信部104は、CSFallback処理の完了に応じて、移動局400からCS接続要求(利用不可であるMSC200a(第1の交換機)に対する接続要求)を受けると、接続先MSC判定部105は、このMSC200を特定可能な情報であるIMSIを利用してMSC200の識別情報であるG−CNIDを、IMSI/G−CNID保持部102から抽出することにより、MSC200を特定する。
そして、CN信号送受信部101は、当該MSC200に対してCS接続要求を送信する。これによりMSC200aが利用不可であっても、それを回避してMSC200に対して接続処理を行うことができる。特に、CSFallback時などの通信システムを切り替える際においては、TMSIを利用する方法では、利用可能な交換機を特定することができなかったが、本発明においては、そのような場合においても、確実に利用不可の交換機を回避して、利用可能なMSC200を選択することができる。
ここで、MSC200は、交換機選択装置700により利用可能な交換機として選択されており、他端末または他ネットワークを介して移動局400に対する着信要求処理が受け付けられると、着信要求送信部220は、移動局400の識別情報であるIMSおよび交換機を示す交換機識別情報であるG−CNIDを含んだ着信要求をRCN100に送信するとともに、着信要求をLTE通信システムであるコアネットワーク装置600宛てに送信する。これにより、RNC100において、利用可能な交換機を特定することが可能となる。
[第2の実施形態]
この第2の実施形態においては、図1と同様のネットワーク構成をとるものであり、RNC100a、MSC200・200a、SGSN300a、eNB500、およびコアネットワーク装置600から構成されたものである。この実施形態においては、SGSN300aが、CSFallback時において、利用可能な交換機であるMSC200の識別情報を引き継ぎ、これを利用して、RNC100aは、移動局400からのCS接続要求を実行するものである。
図5は、本実施形態のRNC100aの機能構成を示すブロック図である。このRNC100aは、CN信号送受信部201(接続要求手段、識別情報受信手段)、CS−NRI保持部202(記憶手段)、CSFB手順判定部203(切替手順判断手段)、UE信号送受信部204(接続要求受信手段)および接続先MSC判定部205(特定手段)を含んで構成されている。以下、各構成要素について説明する。
CN信号送受信部201は、CS用コアネットワークおよびPS用コアネットワークからの各種信号を受信し、または当該コアネットワークに対して各種信号を送信する部分である。
CS−NRI保持部202は、移動局400によるCSFallback処理に際して、SGSN300aからRANAPメッセージとして送信されたRelocationRequestに含まれているNRI:MSCの識別情報を記憶する部分である。なお、このCS−NRI保持部202は、古い誤った情報を記憶しておかないようにタイマ等を用いて定期的に情報を消去してもよい。また、情報登録時刻を記憶しておき、接続先MSC判定部205は、一定時間以上経過した情報を用いないようにすることもできる。
CSFB手順判定部203は、移動局400によるInter−RAT PS−HOによるCSFallback手順がなされたか否かを判断する部分であり、具体的には、RRCメッセージであるHandover to UTRAN Completeが受信され、一定時間以内にCS接続を受信したか否かに基づいて判断する。また、別の方法として、事前にSGSN300aにより、CSFallback手順を行ったことを通知してもらうことにより、その判断を行うことができる。
なお、CSFB手順判定部203は、一定時間以内に通信状態が変わるなどの、所定の条件を満たした場合には、CSFallback処理は行われていないと判断することもできる。例えば、通信状態が変わるとは、CS接続ができない通信状態を示しており、そのほか、低い通信レートでのパケット通信などに使用される共通チャネルによる通信や、通信チャネルを切断して、移動局とのコネクションを切断した状態などである。
UE信号送受信部204は、移動局400からの信号を送受信する部分である。例えば、UE信号送受信部204は、Inter−RAT PS−HO応答を受信したり、CS接続要求のためのRRCメッセージ(InitialDirect Transfer)を受信する。そのほか、移動局400とネットワークとの間の通信制御のための信号の送受信を行う。
接続先MSC判定部205は、UE信号送受信部204により受信されたCS接続要求のためRRCメッセージが受信されると、そのRRCメッセージに含まれているNRI(MSCの識別情報)に基づいて、そのMSCが利用可状態か否かを判断する。そして、MSCが利用不可であると判断すると、接続先MSC判定部205は、CSFB手順判定部203による判定結果に基づいて、CSFallback手順が実行されたか否かを判断する。ここでCSFallback手順が実行されたと判断されると、接続先MSC判定部205は、CS−NRI保持部202に記憶されているNRIで示されるMSCを接続先と判断する。CN信号送受信部201は、ここで判断された接続先となるMSCに対してCS接続要求を送信する。
また、MSC200bについて説明する。このMSC200bは、その機能構成は、図3に示されるブロック構成を同じ構成をとる。このMSC200bにおいては、着信要求送信部220は、切替受付部210により利用可の交換機として、その選択が受け付けられると、RNC100aおよびコアネットワーク装置600に対して着信要求を送信する。コアネットワーク装置600に対する着信要求には、CS−NRIとして自機を示す交換機であるMSC#2(MSC200bの識別情報)が含まれる。
つぎに、このように構成されたRNC100aおよびMSC200bを用いた通信システムにおけるMSCの選択処理について説明する。図6は、その処理を示すシーケンス図である。この図6においても、図3におけるシーケンス処理と同様に、MSC200cは、利用不可状態であり、交換機選択装置700はその旨を検出して、MSC200bを選択している。また、移動局400はLTEセルに在圏している状態である(S201)。
MSC200では、他端末からの着信要求が受け付けられると、RNC100aに対しては着信要求が送信される。また、コアネットワーク装置600に対しては、CS−NRIとしてMSC200bの識別情報を含んだ着信要求が送信される(着信要求ステップ)。そして、コアネットワーク装置600では、eNB500を介して、移動局400に対して着信要求が送信される(S203)。
移動局400では、eNB500から着信要求を受け付けられると、WCDMAシステムに切り替えるためのCSFallback処理が実行される。本実施形態では、LTE側(コアネットワーク装置600)においては、Inter-RAT PS−HOによるCSFallback処理が起動され、移動局400は、LTE接続状態から3G(WCDMA)接続状態に切り替えられる(S204)。
このCSFallback処理に際して、CS−NRIは、コアネットワーク装置600およびSGSN300aに引き継がれる(取得ステップ)。そして、SGSN300aからNRI:MSC#2(MSC200bの識別情報)がRNC100aに送信される(送信ステップ)。RNC100aにおけるCN信号送受信部201によりNRIが受信され、CS−NRI保持部202に記憶される(S205:記憶ステップ)。具体的にはRANAP(Radio Access Network Application Part)プロトコルによるRelocation Requestが送信される。この信号には、NRIとしてMSC200bの識別情報が含まれている。
そして、ネットワーク側におけるInter-RATPS−HOによるCSFallback処理が完了すると(S206)、eNB500からInter-RAT PS−HOの要求処理が行われる(S207)。移動局400では、その応答処理が行われ、RRCメッセージとしてHandover to UTRAN CompleteがRNC100aに送信される(S208)。そして、CS接続要求のために、RRCメッセージとして、Initial Direct TransferがRNC100aに送信される(S209)。この信号には、CS−NRIとして、MSC200aの識別情報(MSC#1)が含まれている。
RNC100aにおいては、このRRCメッセージが受信されると、その信号に含まれているMSCの識別情報が抽出される。ここでは、接続先MSC判定部205により、MSC200cの識別情報であるMSC#1が抽出され、これは利用不可であることが判断される。そして、CSFB手順判定部203により、CSFallback手順がなされたと判断されると、接続先MSC判定部205により、CS−NRI保持部202に記憶されている識別情報が示すMSC200bが接続先であると判断される(S210)。そして、CN信号送受信部201により、MSC200bにCS接続要求が送信される(S211)。
つぎに、本実施形態の通信制御装置であるRNC100aの作用効果について説明する。この実施形態のRNC100aによれば、LTE(第2の通信システム)からWCDMA(第1の通信システム)に移動局400の在圏先を切り替える際に、CS−NRI保持部202は、着信要求時に送信された、交換機選択装置700において選択されたMSC200c(第2の交換機)を特定可能な情報を記憶する。ここで、MSC200cを特定可能な情報とは、MSC200の識別情報であるCS−NRI:MSC#2である。
なお、MSC200cの識別情報を記憶する際に、SGSN300aは、CSFallbackに際して、LTE側からMSC200cの識別情報の引き継ぎを行っており、これをRNC100aに送信することにより、RNC100aはMSC200cの識別情報を記憶することができる。
そして、UE信号送受信部204は、移動局400から利用不可であるMSC200c(第1の交換機)に対する接続要求を受けると、接続先MSC判定部205は、CS−NRI保持部202に記憶された、MSC200b(第2の交換機)の識別情報CS−NRIを抽出することでMSC200bを特定し、当該MSC200bに対してCS接続要求を送信する。これによりMSC200c(第1の交換機)が利用不可であっても、それを回避してMSC200b(第2の交換機)に対してCS接続処理を行うことができる。特に、CSFallback時などの通信システムを切り替える際においては、TMSIを利用する方法では、利用可能な交換機を特定することができなかったが、本実施形態においては、そのような場合においても、確実に利用不可の交換機を回避して、利用可能なMSC200bを選択することができる。
さらに、ここでCSFB手順を経たものであるかを、CSFB手順判定部203が判定することで、MSCを特定する際に実行される検索処理における装置負荷を軽減することが可能となる。
ここで、MSC200は、交換機選択装置700により利用可能な交換機として選択され、移動局400に対する着信要求処理が受け付けられると、移動局400の識別情報であるIMSIおよびMSC200bを示す交換機識別情報であるCS−NRI:MSC#2を含んだ着信要求をRNC100aに送信するとともに、着信要求をLTEのコアネットワーク装置600宛てに送信する。これにより、RNC100aにおいて、利用可能なMSC200bを特定することが可能となる。
100、100a…RNC、101…CN信号送受信部、102…IMSI/G−NID保持部、103…TMSI/IMSI保持部、104…UE信号送受信部、105…接続先MSC判定部、201…CN信号送受信部、202…CS−NRI保持部、203…CSFB手順判定部、204…UE信号送受信部、205…接続先MSC判定部、200、200a、200b、200c…MSC、300…SGSN、400…移動局、500…eNB、600…コアネットワーク装置、700…交換機選択装置。

Claims (7)

  1. 第1の通信システムにおける移動局が在圏可能な第1の交換機と、交換機選択装置において選択指示がなされることにより前記第1の通信システムにおける前記移動局が通信可能な第2の交換機と、に接続される通信制御装置の交換機選択方法において、
    移動局が第2の通信システムから第1の通信システムに在圏先を切り替える際に、前記交換機選択装置において選択された前記第2の交換機を特定可能な情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    着信要求に応じて、前記移動局から前記第1の交換機の識別情報を含んだ接続要求を受信する接続要求受信ステップと、
    前記接続要求受信ステップにより接続要求が受信されると、前記第1の交換機の状態を判断する状態判断ステップと、
    前記状態判断ステップにより前記第1の交換機が利用不可であると判断されると、前記記憶手段に記憶された前記第2の交換機を特定可能な情報に基づいて前記第2の交換機を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された前記第2の交換機に対して接続要求を送信する接続要求ステップと、
    を備える交換機選択方法。
  2. 前記第1の通信システムにおける第3の交換機が、
    移動局が第2の通信システムから第1の通信システムに切り替える際に、前記交換機選択装置において選択された前記第2の交換機を特定可能な情報を、前記第2の通信システムから取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された第2の交換機を特定可能な情報を前記通信制御装置に送信する送信ステップと
    を備え、
    前記通信制御装置における前記記憶ステップは、前記取得ステップにおいて取得された第2の交換機を特定可能な情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の交換機選択方法。
  3. 前記第2の交換機が、
    当該第2の交換機を特定可能な情報を含んだ着信要求を前記通信制御装置または前記第2の通信システムに送信する着信要求ステップと、
    を備え、
    前記記憶ステップは、前記着信要求ステップにおいて送信された着信要求に含まれる前記第2の交換機を特定可能な情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項2に記載の交換機選択方法。
  4. 第1の通信システムにおける移動局が在圏可能な第1の交換機と、交換機選択装置において選択指示がなされることにより前記第1の通信システムにおける前記移動局が通信可能な第2の交換機とに接続される通信制御装置において、
    移動局が第2の通信システムから第1の通信システムに在圏先を切り替える際に、前記交換機選択装置において選択された前記第2の交換機を特定可能な情報を記憶する記憶手段と、
    着信要求に応じて、前記移動局から前記第1の交換機の識別情報を含んだ接続要求を受信する接続要求受信手段と、
    前記接続要求受信手段により接続要求が受信されると、前記第1の交換機の状態を判断する状態判断手段と、
    前記状態判断手段により第1の交換機が利用不可であると判断されると、前記記憶手段に記憶された前記第2の交換機を特定可能な情報に基づいて前記第2の交換機を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記第2の交換機に対して接続要求を送信する接続要求手段と、
    を備える通信制御装置。
  5. 前記移動局に対する、前記移動局の識別情報および前記第2の交換機の識別情報を含んだ着信要求を受信する着信要求受信手段と、
    前記着信要求受信手段により受信された前記移動局の識別情報および前記第2の交換機の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、を備え、
    前記記憶手段は、第2の交換機を特定可能な情報として、前記移動局の識別情報を記憶しておき、
    前記特定手段は、前記移動局から接続要求がされると、前記記憶手段に記憶されている識別情報を用いて、前記識別情報記憶手段から、当該識別情報に対応する前記第2の交換機の特定を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信制御装置。
  6. 第2の通信システムから第1の通信システムに切り替える際に、前記第2の交換機の識別情報を、前記第1の通信システムにおけるパケット通信用の交換機から受信する識別情報受信手段を備え、
    前記記憶手段は、前記識別情報受信手段により受信された前記第2の交換機の識別情報を、第2の交換機を特定可能な情報として記憶する
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信制御装置。
  7. 前記接続要求受信手段により接続要求が受信されると、第2の通信システムから第1の通信システムへ、移動局の在圏先を切り替えるための手順が行われたか否かを判断する切替手順判断手段をさらに備え、
    前記特定手段は、前記状態判断手段により第1の交換機が利用不可であると判断されるとともに、前記切替手順判断手段にて、切替手順が行われたと判断されると、前記記憶手段に記憶された前記第2の交換機の識別情報に基づいて前記第2の交換機の特定を行う、請求項6に記載の通信制御装置。
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