JP2011165325A - 防水コネクタ - Google Patents

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信幸 坂元
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Abstract

【課題】多数本の電線の接続を行なう場合であっても、コネクタハウジング内へのモールド材の流入を防止することができる防水コネクタを提供する。
【解決手段】複数本の電線5にそれぞれ接続される端子金具20と、端子金具20をそれぞれ収容する複数個の端子収容室21を有するコネクタハウジング2と、端子収容室21に挿入された電線5の周囲に設けられ、端子収容室21の隙間に充填される隙間充填部材28と、電線5が貫通され、コネクタハウジング2の後端部を覆うモールド材4とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタハウジング内への浸水を防止するモールド材を備えた防水コネクタに関する。
従来、防水コネクタとして、特許文献1に記載されているものが提案されている。この防水コネクタ100は、図10に示すように、一対の電線101の接続部に設けられるコネクタ部材102と、このコネクタ部材102を包み込むモールド材103とから構成されている。
上記構成では、コネクタ部材102を溶融したモールド材103が包み込んだ状態で固化することで、水などのコネクタ部材102内への浸入を防止することができるものである。
特開2009−123668号公報
ところで、溶融したモールド材でコネクタ部材を包み込む際に、コネクタ部材内に溶融したモールド材が流入しないようにしなければならない。前述した従来の防水コネクタ100のように、少数本の電線の接続を行なうコネクタ部材102の場合には、コネクタ部材102内へのモールド材の流入を防止することは、特別な配慮をしなくても可能である。しかしながら、多数本の電線の接続を行なう防水コネクタ内にモールド材が流入しないようにすることは非常に困難であった。
本発明は、上記事情を考慮し、多数本の電線の接続を行なう場合であっても、コネクタハウジング内へのモールド材の流入を防止することができる防水コネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、それぞれの先端に端子金具が接続された複数の電線と、該電線の該端子金具をそれぞれ収容する複数個の端子収容室を有するコネクタハウジングと、該端子収容室に挿入された該電線と、該端子収容室との隙間に介設される隙間充填部材とを備え、該端子収容室に該電線を挿入し、該端子収容室と該電線との隙間に隙間充填部材を介設した状態で、該電線が配索される該コネクタハウジングの端部に、溶融したモールド材を付着、固化させて、該コネクタハウジングの該端部を覆ったことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の防水コネクタであって、前記隙間充填部材は、筒形状を具備し、前記電線のそれぞれの周囲に装着されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1、または請求項2記載の防水コネクタであって、前記コネクタハウジングは、複数の前記電線にそれぞれ接続された前記端子金具を平行に、且つ1列に配索するハウジング部材を積層して構成され、積層された該ハウジング部材の後端が前記モールド材に覆われることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コネクタハウジングの端子収容室に、複数本の電線に接続される端子金具をそれぞれ収容するとともに、前記電線を挿入したとき、該電線の周囲に設けられた隙間充填部材によって端子収容室の後端部の隙間が充填されるので、コネクタハウジングの後端側にモールド材を形成する場合、該モールド材が端子収容室内へ流入することを阻止でき、端子収容室内の端子金具が接続不良などで電気的性能を損なうことを防止できる。したがって、多数本の電線の接続を行なう場合であっても、コネクタハウジングの後端側を覆うモールド材によりコネクタハウジング内への浸水を防止できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、端子収容室の隙間に充填される隙間充填部材が電線の周囲に装着されているので、収容される電線の外径寸法が種々異なる場合であっても、その外径寸法に合わせて隙間充填部材の寸法を調整して電線の周囲に装着することによって、端子収容室の後端部の隙間を隙間充填部材で充填することができ、したがって、汎用性の高い防水コネクタが得られる。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、各ハウジング部材の端子収容室に、複数本の電線と接続される端子金具をそれぞれ収容した後、各ハウジング部材を上下方向に積層して上カバー部材を装着するので、多数本の電線の接続を行なえる。
本発明の一実施形態を示し、防水コネクタの断面図である。 本発明の一実施形態を示し、電線と接続した端子金具をハウジング部材の端子収容室に収容する工程を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、1段目のハウジング部材の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、端子金具に電線を接続した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタハウジングを組み立てた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、モールド材を備えたコネクタハウジングを斜め前端側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタハウジングを斜め後端側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、モールド材を備えたコネクタハウジングを斜め後端側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、コネクタハウジングの一部を後端側から見た拡大図である。 従来の防水コネクタを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1〜図9は本発明の一実施形態を示し、図1は防水コネクタの断面図、図2は電線と接続した端子金具をハウジング部材の端子収容室に収容する工程を説明する斜視図、図3は1段目のハウジング部材の斜視図、図4は端子金具に電線を接続した状態を示す斜視図、図5はコネクタハウジングを組み立てた状態を示す斜視図、図6はモールド材を備えたコネクタハウジングを斜め前端側から見た斜視図、図7はコネクタハウジングを斜め後端側から見た斜視図、図8はモールド材を備えたコネクタハウジングを斜め後端側から見た斜視図、図9はコネクタハウジングの一部を後端側から見た拡大図である。。
本実施形態の防水コネクタ1は、コネクタハウジング2と、このコネクタハウジング2を収容し、前端側に相手側の雄型端子(図示せず)が挿入される挿通孔3bと、後端側に開口3aとが設けられる筐体3と、この筐体3の開口3aを塞ぐように形成され、後述する電線5が貫通するモールド材4とを備えている。コネクタハウジング2は、上下方向に複数段、例えば4段積層されたハウジング部材2a〜2dおよび上カバー部材2eを合体することにより構成されている。
1段目のハウジング部材2aには、図2および図3に示すように、雌型の端子金具20をそれぞれ収容する複数個、例えば10個の端子収容室21が横方向に並列して設けられ、各端子収容室21は、前端部から後端部にわたり角筒状に形成されている。端子収容室21の上部には、端子収容室21の長さ方向の中間部より前端部に向かって突出片22が突設されるとともに、ハウジング部材2aに上段のハウジング部材2bを積層しない状態では、端子収容室21は前記突出片22より前端側および後端側にて上方に開口している。ハウジング部材2aの前端には、端子収容室21と連通し、相手側の雄型端子が挿入される端子挿入口23が設けられている。なお、2段目のハウジング部材2b、3段目のハウジング部材2c、および4段目のハウジング部材2dも、それぞれ1段目のハウジング部材2aと同様に構成されている。
端子金具20は、図示しない導電性金属板にプレス加工あるいは冷間鍛造加工などの成型加工を施すことにより一体的に形成されており、図4に示すように、前端側から挿入される相手側の雄型端子と接続される端子接続部24と、後端側に延びる電線5と接続される電線接続部25とから構成されている。この電線接続部25は、電線5の先端を受け入れる円筒部26と、電線5の先端より突出する導体部5aに加締められる一対の加締片27とを有している。
前記円筒部26の後端側には、端子収容室21と電線5との隙間に隙間充填部材28が介設されている。この隙間充填部材28は、例えば、柔軟性と弾力性を備える素材からなるゴム栓からなり、当初、図4に示すようにつば付き円筒状に形成されているが、図1〜図3に示すように、角筒状に形成される端子収容室21に挿入されると、端子収容室21のキャビティ形状と同様の断面矩形状に変形することにより、端子収容室21内の隙間が充填される。また、隙間充填部材28の後端側は、モールド材4で覆われている。
上記構成において、図4に示すように、端子金具20の円筒部25および隙間充填部材28に電線5の先端を挿通し、円筒部25を電線5に対して加締めることにより電線5を保持するとともに、一対の加締片27を電線5の導体部5aに対して加締めることにより電気的に接続する。次いで、このようにして電線5と接続した端子金具20を、図2および図3に示すように、ハウジング部材2aの各端子収容室21に後端側から挿入すると、突出片22が端子接続部24に係合するとともに、隙間充填部材28が変形することによって端子収容室21の後端部の隙間が充填される。
このようにして電線5と接続した端子金具20を各ハウジング部材2a〜2dにを組み込んだ後、図5および図7に示すように、ハウジング部材2a〜2dを順次積層して合体し、上カバー部材2eを装着することにより、コネクタハウジング2を組み立てる。次いで、図6および図8に示すように、コネクタハウジング2の後端部に溶融したモールド材4を付着、固化して、電線5を貫通させつつ、コネクタハウジング2の後端部を覆うとともに、図1に示すように、筐体3にコネクタハウジング2を挿入すると、筐体3の開口3aがモールド材4により塞がれるので、筐体3内の防水機能が確保され、コネクタハウジング2の端子収容室21内への水などの流入が阻止される。
以上のように、本実施形態の防水コネクタ1によれば、コネクタハウジング2の後端部をモールド材4で覆う際に、端子収容室21の後端部の隙間が隙間充填部材28により充填されており、溶融したモールド材4の端子収容室21内への流入を阻止できるので、端子金具20が接続不良などの電気的性能を損なうことを防止できる。したがって、多数本の電線5の接続を行なう場合であっても、コネクタハウジング2の後端部に付着したモールド材4によりコネクタハウジング2内への浸水を防止できる。
また、上記構成によれば、隙間充填部材28が電線5の周囲に装着されているので、電線5の外径寸法が種々異なる場合であっても、その外径寸法に合わせて隙間充填部材28の寸法を調整して電線5の周囲に装着することにより、端子収容室21の後端部の隙間を隙間充填部材28で充填することができる。したがって、汎用性の高い防水コネクタが得られる。
また、上記構成によれば、各ハウジング部材2a〜2dの端子収容室21に、複数本の電線5と接続される端子金具20をそれぞれ収容した後、各ハウジング部材2a〜2dを上下方向に積層して上カバー部材2eを装着するので、多数本の電線5の接続を行なえる。
また、上記構成によれば、コネクタハウジング2の後端部をモールド材4によって覆うことにより、コネクタハウジング2内への浸水防止を行ない、隙間充填部材28で浸水防止を行なう必要がなく、隙間充填部材28の変形によって端子収容室21の隙間が充填された状態となればよいので、隙間充填部材28の小型化を図ることができる。
なお、上記実施形態にあっては、隙間充填部材28を電線5の周囲に装着した状態で端子収容室21に挿入する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、端子収容室内に隙間充填部材の少なくとも一部をあらかじめ設けた後、電線の先端を端子収容室内に挿入して隙間充填部材で電線の外周を覆うとともに、端子収容室の隙間を隙間充填部材で充填することもできる。
1 防水コネクタ
2 コネクタハウジング
2a〜2d ハウジング部材
2e 上カバー部材
4 モールド材
5 電線
20 端子金具
21 端子収容室
28 隙間充填部材

Claims (3)

  1. それぞれの先端に端子金具が接続された複数の電線と、
    該電線の該端子金具をそれぞれ収容する複数個の端子収容室を有するコネクタハウジングと、
    該端子収容室に挿入された該電線と、該端子収容室との隙間に介設される隙間充填部材とを備え、
    該端子収容室に該電線を挿入し、該端子収容室と該電線との隙間に隙間充填部材を介設した状態で、
    該電線が配索される該コネクタハウジングの端部に、溶融したモールド材を付着、固化させて、該コネクタハウジングの該端部を覆ったことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 請求項1記載の防水コネクタであって、
    前記隙間充填部材は、
    筒形状を具備し、
    前記電線のそれぞれの周囲に装着されたことを特徴とする防水コネクタ。
  3. 請求項1、または請求項2記載の防水コネクタであって、
    前記コネクタハウジングは、
    複数の前記電線にそれぞれ接続された前記端子金具を平行に、且つ1列に配索するハウジング部材を積層して構成され、
    積層された該ハウジング部材の後端が前記モールド材に覆われることを特徴とする防水コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013258867A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱

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