JP2011165274A - 半導体装置およびデータ処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒューズ素子などの不揮発性記憶素子から記憶内容を低消費電流で読み出す。
【解決手段】タイミング制御回路は、外部リセット信号の状態遷移を契機として、内部リセット信号PRESET1、2を活性化させる。ヒューズ回路30は、ヒューズ素子31と、内部リセット信号PRESET1に応答して、ヒューズ素子31の設定データを取得する読出回路RDと、設定データを一時的に保持し、内部リセット信号PRESET2によってリセットされるラッチ回路L1を備える。タイミング制御回路は、内部リセット信号PRESET2を活性化させることによりラッチ回路L1をリセットし、内部リセット信号PRESET1を所定期間だけ活性化させることにより設定データをラッチ回路L1に保持させる。
【選択図】図4

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、ヒューズなどの不揮発性記憶素子に記憶された内容によって動作が制御される半導体装置に関する。また、本発明は、このような半導体装置を備えるデータ処理システムに関する。
DRAMなどの半導体装置では、不良アドレスの置換や内部動作の切り替えを行うために不揮発性記憶素子が用いられている。不揮発性記憶素子としては、電気的にプログラム可能なアンチヒューズや、レーザービームにより切断可能なレーザーヒューズがある。不揮発性記憶素子の情報は読み出し信号により読み出され、その情報はラッチ回路に記憶される(特許文献1参照)。
一方、DDR3型のDRAMなど一部の半導体装置には、外部端子としてリセット端子が設けられていることがある。リセット端子は外部リセット信号が入力される端子であり、外部リセット信号が活性化すると上述したラッチ回路がリセットされるとともに、不揮発性記憶素子に記憶された情報の読み出し動作が行われる。これにより、ラッチ回路には不揮発性記憶素子に記憶された情報が正しく取り込まれ、その後、半導体装置の初期化動作が実行される。リセット信号は、起動時に活性化される場合と、動作中の任意のタイミングで活性化される場合とがある。
特開平8−96594号公報
しかしながら、このようなリセット端子を備える半導体装置に対して、特許文献1に記載のヒューズ回路を適用すると、次のような問題がある。
特許文献1では、ATD信号発生回路2からの信号YRDの活性化に応じてフリップフロップ4をリセットし、信号YRDBが活性化している期間にわたって、選択されたヒューズFの読み出しが行われる。特許文献1では、信号YRDBが活性化している期間、常にヒューズFの読み出し動作が行われる。この際に、選択されたヒューズが導通状態であれば、その期間、電源からグランドに対して電流が流れ続ける。
このため、リセット端子を備える半導体装置に対して特許文献1に記載のヒューズ回路を適用すると、外部リセット信号がアクティブである期間に亘り、未切断のヒューズ素子に電流が流れ続けることになる。その結果、例えば、DRAMのディープパワーダウンモードのように低消費電流が求められる状態で外部リセット信号を活性化させると、消費電流値が規定値を超えてしまうという問題があった。
本発明に係る半導体装置は、外部リセット信号の状態遷移を契機として、第1および第2の内部リセット信号を活性化させるタイミング制御回路と、不揮発性記憶素子と、第1の内部リセット信号に応答して不揮発性記憶素子の設定データを取得する読出回路と、取得された設定データを一時的に保持する回路であって、第2の内部リセット信号によってリセットされる第1のラッチ回路を備える。タイミング制御回路は、第2の内部リセット信号を活性化させることにより第1のラッチ回路をリセットし、第1の内部リセット信号を所定期間だけ活性化させることにより設定データを第1のラッチ回路に保持させる。
本発明に係るデータ処理システムは、上述の半導体装置と、半導体装置に対して外部リセット信号を発行するコントローラを備える。コントローラは、少なくとも半導体装置への電源投入時に外部リセット信号を活性化させる。
本発明においては、不揮発性記憶素子から設定データを読み出すための期間が限定されるため、設定データの読み出しに要する消費電流を低減しやすくなる。また、第2の内部リセット信号によって第1のラッチ回路をリセットしてから第1のラッチ回路に設定データを取り込めば、回路動作を安定させやすくなる。
第1実施形態におけるデータ処理システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態における半導体装置の機能ブロック図である。 第1実施形態におけるタイミング制御回路の回路図である。 第1実施形態におけるヒューズ回路の回路図である。 第1実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第1比較例における半導体装置の機能ブロック図である。 第1比較例におけるヒューズ回路の回路図である。 第1比較例における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第2比較例におけるタイミング制御回路の回路図である。 第2比較例における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第2の実施形態における半導体装置の機能ブロック図である。 第2実施形態におけるタイミング制御回路の回路図である。 第2実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第3実施形態におけるタイミング制御回路の回路図である。 第3実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第4実施形態におけるタイミング制御回路の回路図である。 第4実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第5実施形態におけるタイミング制御回路の回路図である。 第5実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第6実施形態におけるタイミング制御回路の回路図である。 第6実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第7実施形態におけるタイミング制御回路の回路図である。 第7実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第8実施形態におけるタイミング制御回路の回路図である。 第8実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 第9実施形態におけるタイミング制御回路の回路図である。 第9実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を第1から第7実施形態に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態におけるデータ処理システムの構成を示すブロック図である。データ処理システムの構成は、後述する第2から第9実施形態および第1比較例、第2比較例についても同様である。
図1に示すデータ処理システムは、半導体装置10とこれを制御するコントローラ12によって構成されている。特に限定されるものではないが、半導体装置10はDDR3(Double Data Rate 3)型のDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。コントローラ12は、バス14を介してアドレス、コマンド、クロックなどの信号をDRAMである半導体装置10に供給するとともに、ライトデータの出力及びリードデータの入力を行う。
コントローラ12が発行するコマンドの一つに、外部リセット信号RESET#が含まれる。外部リセット信号RESET#は、半導体装置10をリセットするための信号であり、ローレベルが活性状態である。したがって、通常の動作時においては外部リセット信号RESET#をハイレベルに保つ必要があり、電源投入時やリスタート時において一定期間だけローレベルに活性化される。外部リセット信号RESET#は、アクティブコマンドやリードコマンドなど、複数の信号(RAS,CASなど)の組み合わせによって表現される信号ではなく、専用の配線16を介してコントローラ12から半導体装置10に供給される単一の信号である。
外部リセット信号RESET#は電源投入時に活性化される。また、電源投入後の定常状態においても、コントローラ12は外部リセット信号RESET#を任意のタイミングで活性化させることにより、半導体装置10をリスタートできる。
図2は、第1実施形態における半導体装置10の機能ブロック図である。
第1実施形態における半導体装置10は、主回路40の他にタイミング制御回路20、モード設定回路60およびヒューズ回路30を備えている。主回路40とは、半導体装置10の主たる機能を実現する回路ブロックであり、DRAMの場合であればメモリコアやその周辺回路が該当する。周辺回路とは、アドレスバッファ、アドレスデコーダ、コマンドデコーダ、リフレッシュカウンタ、クロック制御回路、データ入出力回路などの回路ブロックを指す。
タイミング制御回路20は、外部リセット信号RESET#を受けるリセット端子16aに接続されており、これに基づいて内部リセット信号PRESET1、PRESET2を生成する。内部リセット信号PRESET1、PRESET2は、ヒューズ回路30に供給される。内部リセット信号PRESET2は、モード設定回路60にも供給される。
ヒューズ回路30は、内部リセット信号PRESET1、PRESET2に基づいて、制御信号FLOAD3を生成する。制御信号FLOAD3は主回路40に供給され、主回路40はこれに基づいて動作モードが指定される。ヒューズ回路30の設定は、仕様などに基づき半導体装置10の製造時に行われる。つまり、ヒューズ回路30の設定内容は不可逆的なものであり、実使用時に変更することはできない。
モード設定回路60も、主回路40の動作モードを指定するためのレジスタである。主回路40の動作モードは、ヒューズ回路30とモード設定回路60の両方によって指定されるが、モード設定回路60による動作モードの指定は可逆的であり、ユーザ側で任意に変更しうる。モード設定回路60への書き込みは、半導体装置10のリセット時に行われる。一例として、いわゆるモードレジスタがモード設定回路60に該当する。
半導体装置10には、外部端子として電源端子18a,18bが設けられている。電源端子18aは電源電圧VDDが供給される。電源電圧VDDは、主回路40に含まれる各種回路に直接、あるいは、電源回路によって昇圧または降圧された後に供給される。電源端子18bには電源電圧VDDQが供給される。電源電圧VDDQは、主回路40に含まれる出力バッファ(図示せず)の動作電圧として用いられる。
図3は、第1実施形態におけるタイミング制御回路20の回路図である。
タイミング制御回路20に含まれる遅延回路100、インバータINV2、NAND回路102は、ワンショットパルスを発生させるワンショットパルス回路を形成する。遅延回路100は、内部リセット信号PRESETを遅延させ、その出力はインバータINV2によって反転される。NAND回路102は、内部リセット信号PRESET1とこの反転信号を入力とする回路である。
内部リセット信号PRESETは、リセット端子16aに供給された外部リセット信号RESET#の内部信号であり、外部リセット信号RESET#よりもやや位相が遅れる信号である。NAND回路22の出力は、偶数段のインバータ列106を経由することにより、内部リセット信号PRESET1として出力される。また、内部リセット信号PRESETは、インバータINV1およびバッファ110を経由し、内部リセット信号PRESET2として出力される。
図4は、第1実施形態におけるヒューズ回路30の回路図である。ヒューズ回路30の回路構成は、後述する第2〜第7実施形態において共通である。
ヒューズ回路30は、ヒューズ素子31と、読出回路RDと、ラッチ回路L1を有する。ヒューズ素子31は、レーザービームの照射によって切断可能な不揮発性記憶素子(レーザーヒューズ)である。したがって、レーザービームを照射する前は導通状態であり、レーザービームを照射した後は絶縁状態となる。一旦絶縁状態に変化させたヒューズ素子31を元の導通状態に戻すことはできない。通常、レーザービームの照射は半導体装置10の製造時においてウェハ状態で行われる。
読出回路RDは、内部リセット信号PRESET1に応答してヒューズ素子31の記憶内容(設定データ)を読み出す。読出回路RDは、互いに並列接続されるとともにいずれもヒューズ素子31に対して直列接続されたトランジスタTr1,Tr2と、トランジスタTr1,Tr2とヒューズ素子31との接続点Aに入力端が接続され、トランジスタTr2のゲート電極(制御電極)に出力端が接続されたインバータINV3とを有している。トランジスタTr1,Tr2は、いずれもPチャンネルMOSトランジスタである。トランジスタTr1のゲート電極には内部リセット信号PRESET1が供給されている。
内部リセット信号PRESET1がローレベルに活性化すると、トランジスタTr1がオンし、ヒューズ素子31に電圧が印加される。ヒューズ素子31が導通状態(レーザービームによって切断されていない状態)であれば、トランジスタTr1のオン電流がヒューズ素子31を介してグランドに流れ、接続点Aの電位はローレベルとなる。ヒューズ素子31が絶縁状態(レーザービームによって切断された状態)であれば、トランジスタTr1がオンしてもヒューズ素子31には電流が流れず、接続点Aの電位はハイレベルとなる。接続点Aの論理レベルは、トランジスタTr2及びインバータINV3からなるラッチ回路L2によって保持され、インバータINV4を介して出力される。図4において、読出回路RDの出力は制御信号FLOAD1と表記されている。
ラッチ回路L1は、2つのNAND回路G1,G2が循環接続されてなるSRラッチ回路であり、そのリセット入力端Rには制御信号FLOAD2が供給される。制御信号FLOAD2は、内部リセット信号PRESET2をインバータINV5で反転させた信号であるが、信号伝搬により生じる遅延により、内部リセット信号PRESET2よりもやや位相が遅れている。
したがって、内部リセット信号PRESET2がハイレベルに活性化すると、インバータINV6を介したラッチ回路L1の出力は強制的にローレベルとなる。一方、ラッチ回路L1のセット入力端Sには、読出回路RDの出力が供給される。これにより、内部リセット信号PRESET1の不活性状態(ハイレベル)で読出回路RDの出力がローレベルになると、インバータINV6を介したラッチ回路L1の出力である制御信号FLOAD3はハイレベルとなる。ラッチ回路L1にラッチされた情報は、制御信号FLOAD2が活性化するまで保持される。
以上が第1実施形態における半導体装置10の構成である。次に、第1実施形態における半導体装置10の動作について説明する。
図5は、第1実施形態における半導体装置10の動作を説明するためのタイミング図である。図5に示す例は、電源投入時であるCASE1と、電源投入後の定常状態であるCASE2において外部リセット信号RESET#がそれぞれ活性化した場合の動作を示している。
外部リセット信号RESET#は、CASE1では200μsec以上の期間にわたって活性化し、CASE2では100nsec以上の期間にわたって活性化する。CASE1の方が活性化期間が長いのは、電源投入時においては電源電圧VDD,VDDQが安定していないため、正しくリセットするために十分な時間が必要だからである。CASE2の場合には、電源電圧VDD,VDDQが比較的安定しているため、活性化期間は比較的短い。
CASE1、2のいずれにおいても、外部リセット信号RESET#がローレベルに活性化すると内部リセット信号PRESETはローレベルに活性化し、内部リセット信号PRESETがローレベルに活性化するとPRESET2はハイレベルに活性化する。インバータINV1、INV5の伝搬遅延が存在するため、内部リセット信号PRESETの位相は外部リセット信号RESET#に対してやや遅れ、内部リセット信号PRESET2の位相は更に遅れる。
内部リセット信号PRESET1は、内部リセット信号PRESETの立ち上がりエッジに応答して、所定期間T1だけローレベルに活性化する。所定期間T1は、図3に示した遅延回路100の遅延量に依存する。所定期間T1としては、外部リセット信号RESET#の活性化期間よりも十分に短く設計され、定常状態における外部リセット信号RESET#の活性化期間が100nsec以上であるとすれば、所定期間T1は1nsec程度に設定することが好ましい。ただし、所定期間T1が短すぎると、読み出し回路RDによる読み出し動作が正しく行われないおそれがあることから、2nsec以上の時間となるよう、設計することが好ましい。
まとめると、外部リセット信号RESET#が活性化すると、外部リセット信号RESET#の活性化期間と同じ期間にわたって内部リセット信号PRESET2がハイレベルに活性化し、制御信号FLOAD2はローレベルに活性化する。外部リセット信号RESET#が活性状態から不活性状態に遷移すると、これに応答して内部リセット信号PRESET1が所定期間T1だけ活性化する。
制御信号FLOAD2がローレベルに活性化されると、ラッチ回路L1は強制的にリセットされ、制御信号FLOAD3はローレベルに固定される。その後、内部リセット信号PRESET1が所定期間T1だけ活性化すると、読出回路RDはヒューズ素子31の設定データ(1ビット)を読み出し、設定データの論理レベルにより制御信号FLOAD1の論理レベルが定まる。ヒューズ素子31が切断されていれば制御信号FLOAD1はローレベルとなり、ラッチ回路L1はセットされ、制御信号FLOAD3はハイレベルとなる。ヒューズ素子31が切断されていなければ、制御信号FLOAD1はハイレベルとなり、制御信号FLOAD3はローレベルとなる。図5は、ヒューズ素子31が切断されている場合の波形を示している。
このように、外部リセット信号RESET#の活性化を契機としてラッチ回路L1はいったんリセットされ、外部リセット信号RESET#の不活性化時にヒューズ素子31からの読み出しがなされる。読み出し結果により制御信号FLOAD3の論理レベルが定められる。
第1実施形態では、ヒューズ素子31に電流を流す期間T1は、外部リセット信号RESET#の活性化期間とは関係なく、遅延回路100によって定められる。期間T1を可能な限り短くすることにより、ヒューズ素子31への通電による消費電流を抑制できる。特に、CASE1のように、外部リセット信号RESET#の活性化期間が長い場合であっても、ヒューズ素子31に電流が流れる期間はあくまで所定期間T1に固定されることから、電源投入時における消費電流を大幅に抑制することが可能となる。
また、第1実施形態では、外部リセット信号RESET#が活性化すると、ラッチ回路L1を直ちにリセットしていることから、制御信号FLOAD3を早期に安定させることができるため、主回路40が誤動作しにくくなる。また、内部リセット信号PRESET2が早期に活性化することにより、モード設定回路60の誤動作も防いでいる。
次に、第1実施形態における半導体装置10の特徴をより明確にするための第1比較例および第2比較例について説明する。
[第1比較例]
図6は、第1比較例における半導体装置10aの機能ブロック図である。第1比較例における半導体装置10aは、タイミング制御回路20aの回路構成において第1実施形態の半導体装置10と相違する。第1比較例におけるタイミング制御回路20aは、偶数段のインバータ列104を含む。内部リセット信号PRESETは、このインバータ列104を経由して、内部リセット信号PRESET1としてタイミング制御回路20aから出力される。第1比較例においては、内部リセット信号PRESET1のみにより、ヒューズ回路30やモード設定回路60がリセットされる。
図7は、第1比較例におけるヒューズ回路30aの回路図である。ヒューズ回路30aは、ラッチ回路L1のリセット入力端に内部リセット信号PRESET1がそのまま供給されている点において、第1実施形態のヒューズ回路30と相違する。
図8は、第1比較例における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。第1比較例におけるヒューズ回路30aの場合、外部リセット信号RESET#が活性化したとき内部リセット信号PRESET1はローレベルに活性化され、外部リセット信号RESET#が不活性化したとき内部リセット信号PRESET1はハイレベルに不活性化される。内部リセット信号PRESET1の活性化期間T1aの長さは、外部リセット信号RESET#の活性化期間と同じである。したがって、外部リセット信号RESET#の活性化期間が長い場合、ヒューズ素子31には電流が長時間流れ続けるため、消費電流が増大してしまう。
[第2比較例]
図9は、第2比較例におけるタイミング制御回路20bの回路図である。第2比較例における半導体装置の機能ブロックは、第1実施形態や第1比較例の機能ブロックと同じである。また、第2比較例におけるヒューズ回路の回路構成も第1比較例のヒューズ回路の回路構成と同じである。ただし、第2比較例では、第1比較例における欠点を改善するため、内部リセット信号PRESET1をワンショットパルス化している。図9に示すように、第2比較例におけるタイミング制御回路20bの回路構成は、第1実施形態のタイミング制御回路20から内部リセット信号PRESET2の経路を除いた構成となる。第2比較例においても、内部リセット信号PRESET1のみにより、ヒューズ回路30やモード設定回路60がリセットされる。
図10は、第2比較例における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。第2比較例におけるタイミング制御回路20bの場合、内部リセット信号PRESET1がワンショットパルス化されるため、ヒューズ素子31に電流が流れる期間はT1bに限定される。このため第1比較例に比べると消費電流を抑制しやすい。しかし、内部リセット信号PRESET1が活性化するのは、外部リセット信号RESET#が非活性化した後である。したがって、電源投入時においては、外部リセット信号RESET#が非活性化するまでの期間(すなわち200μsec以上の期間)、制御信号FLOAD3の出力は不定となる。このため、制御信号FLOAD3を利用する主回路40が誤動作するおそれが生じる。
以上の2つの比較例からあきらかなように、第1実施形態における半導体装置10によれば、消費電流を抑制しつつ、特に電源投入時における回路動作を安定させやすくなる。
[第2実施形態]
図11は、第2の実施形態における半導体装置10cの機能ブロック図である。第2実施形態における半導体装置10cは、パワーオンリセット信号生成回路50を備える点において、第1実施形態における半導体装置10と相違している。以後に説明する第3から第7実施形態における半導体装置10の機能ブロックも図11に示す機能ブロックと同様、パワーオンリセット信号生成回路50を備える。また、次の図12に関連して説明するように、第2実施形態におけるタイミング制御回路20cの回路構成は第1実施形態のタイミング制御回路20から変更されている。
パワーオンリセット信号生成回路50は電源端子18a,18bに接続され、電源電圧VDD,VDDQを検出する。パワーオンリセット信号生成回路50の出力であるパワーオンリセット信号PONは、電源投入直後においてはハイレベル(上昇中の電源電圧とほぼ同じ値)であるが、電源電圧が一定値以上に上昇するとローレベルに変化し、その後はローレベルに固定される。パワーオンリセット信号PONは、タイミング制御回路20cに供給される。
図12は、第2実施形態におけるタイミング制御回路20cの回路図である。第2実施形態におけるタイミング制御回路20cは、第1実施形態におけるタイミング制御回路20への追加構成として、遅延回路108、インバータINV7、NOR回路112より構成されるワンショットパルス回路を含む。NOR回路112の出力は、3入力のOR回路114に入力される。他の2入力は、内部リセット信号PRESET1の反転信号とパワーオンリセット信号PONである。OR回路114の出力は、バッファ110を経由して、内部リセット信号PRESET2となる。
第2実施形態においては、内部リセット信号PRESET2は内部リセット信号PRESET1だけでなくパワーオンリセット信号PONによっても活性化される。
図13は、第2実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。第2実施形態においては、外部リセット信号RESET#がハイレベルに遷移した場合だけでなく、パワーオンリセット信号PONがハイレベルとなっている期間においても、内部リセット信号PRESET2がハイレベルに活性化する。まず、電源投入時において、パワーオンリセット信号PONがハイレベルに活性化すると、内部リセット信号PRESET2もハイレベルに活性化され、ラッチ回路L1は即座にリセットされる。パワーオンリセット信号PONはしばらくするとローレベルに不活性化するので、内部リセット信号PRESET2もローレベルに不活性化し、ラッチ回路L1のリセットはいったん解除される。以上の処理により、ラッチ回路L1をいったんクリアする。
内部リセット信号PRESET1の動作については、基本的に第1実施形態と同じである。外部リセット信号RESET#の不活性化を契機として、内部リセット信号PRESET1は期間T1cだけ活性化され、この期間にヒューズ素子31からの読み出しが行われる。なお、内部リセット信号PRESET1がローレベルに活性化する期間(T1c)には、内部リセット信号PRESET2もハイレベルに活性化することになる。したがって、仮にパワーオンリセット信号PONがなんらかの原因で発生しなかったとしても、ラッチ回路L1は外部リセット信号RESET#に基づいてリセットされる。
第2実施形態においては、パワーオンリセット信号PONによりラッチ回路L1がクリアされるため、電源投入時の回路動作を早期に安定させやすくなっている。また、第1実施形態と同様、内部リセット信号PRESET1の活性化期間を限定することにより、消費電流が抑制される。
[第3実施形態]
図14は、第3実施形態におけるタイミング制御回路20dの回路図である。第3実施形態におけるタイミング制御回路20dにおいては、第2実施形態におけるタイミング制御回路20cにおける3入力のOR回路114が2入力のOR回路116に置換されている。OR回路116には、NOR回路112の出力信号とパワーオンリセット信号PONが入力される。このため、内部リセット信号PRESET2が、内部リセット信号PRESET1のローアクティブ遷移に反応しない構成となっている。
図15は、第3実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。第3実施形態においても、パワーオンリセット信号PONがハイレベルに活性化すると、内部リセット信号PRESET2もハイレベルに活性化され、ラッチ回路L1は即座にリセットされる。内部リセット信号PRESET1の動作については、基本的に第1、第2実施形態と同様である。外部リセット信号RESET#の不活性化を契機として、内部リセット信号PRESET1は期間T1dだけ活性化され、この期間にヒューズ素子31からの読み出しが行われる。
内部リセット信号PRESET2は、内部リセット信号PRESETのローレベル活性化(外部リセット信号RESET#のローレベル活性化)に連動して、ハイレベル活性化される。モード設定回路60は、内部リセット信号PRESET2により電源投入時に即座にリセットされる。また、CASE2においても外部リセット信号RESET#のローアクティブ化に連動して早期にリセットされる。
[第4実施形態]
図16は、第4実施形態におけるタイミング制御回路20eの回路図である。第4実施形態におけるタイミング制御回路20eは、内部リセット信号PRESET1を生成する制御論理が第1〜第3実施形態と異なる。NOR回路118には、内部リセット信号PRESETと、内部リセット信号PRESETが遅延回路100を経由して反転された信号とが入力され、その出力はOR回路120に入力される。また、OR回路120にはパワーオンリセット信号PONも入力され、その出力はインバータINV9によって反転され、内部リセット信号PRESET1となる。
NAND回路122には、内部リセット信号PRESET1と、内部リセット信号PRESETが遅延回路108を経由して反転された信号とが入力され、その出力はインバータINV8により反転され、OR回路124に入力される。OR回路124には、OR回路120の出力も入力され、バッファ110を経由して、内部リセット信号PRESET2となる。
図17は、第4実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。パワーオンリセット信号PONがハイレベルに活性化すると、内部リセット信号PRESET1もローレベルに活性化される。内部リセット信号PRESET1がローレベルとなると、OR回路124の出力はハイレベルとなるため、内部リセット信号PRESET2はハイレベルに活性化される。この結果、制御信号FLOAD1には設定データが出力されるが、制御信号FLOAD2が活性化されるためラッチ回路L1がリセットされる。パワーオンリセット信号PONがローレベルに遷移すると、内部リセット信号PRESET1はハイレベルに不活性化され、内部リセット信号PRESET2はローレベルに不活性化される。こうして、ラッチ回路L1のリセットは解除され、制御信号FLOAD1の設定データが制御信号FLOAD3として出力される。
内部リセット信号PRESET1は、内部リセット信号PRESETがローレベルに活性化されるときにも、所定期間T1eだけ活性化される。
[第5実施形態]
図18は、第5実施形態におけるタイミング制御回路20fの回路図である。第5実施形態において、内部リセット信号PRESET1を生成する制御論理は第4実施形態と同様である。また、内部リセット信号PRESET2を生成するための制御論理は第1実施形態と同様である。
図19は、第5実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。内部リセット信号PRESET1の制御論理は、第4実施形態と同じであるため、パワーオンリセット信号PONがハイレベルに活性化すると、内部リセット信号PRESET1もローレベルに活性化される。また、内部リセット信号PRESET2は、内部リセット信号PRESETがローレベルに活性化したときに、ハイレベルに活性化され、ラッチ回路L1をリセットする。
[第6実施形態]
図20は、第6実施形態におけるタイミング制御回路20gの回路図である。第6実施形態において、内部リセット信号PRESET1を生成する制御論理は第4、第5実施形態と同様である。OR回路120の出力は、バッファ126を介して内部リセット信号PRESET2となる。
図21は、第6実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。内部リセット信号PRESET1の制御論理は、第4、第5実施形態と同じであるため、パワーオンリセット信号PONがハイレベルに活性化すると、内部リセット信号PRESET1もローレベルに活性化される。内部リセット信号PRESET2は、内部リセット信号PRESET1がローレベルに活性化したときに、ハイレベルに活性化され、ラッチ回路L1をリセットする。第6実施形態において、内部リセット信号PRESET1の活性化期間はT1gに限定される。また、制御信号FLOAD2によりラッチ回路L1をいったんリセットしてから、制御信号FLOAD1に現れる設定データを制御信号FLOAD3として出力している。
[第7実施形態]
図22は、第7実施形態におけるタイミング制御回路20hの回路図である。第7実施形態においては、第6実施形態のOR回路120がOR回路128に置換される。OR回路120の出力は、反転された上でOR回路128に入力される。内部リセット信号PRESET2を生成する制御論理は第1、第5実施形態と同様である。
図23は、第7実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。パワーオンリセット信号PONがハイレベルに活性化すると、内部リセット信号PRESET1もローレベルに活性化される。また、内部リセット信号PRESETがハイレベルに不活性化するとき、内部リセット信号PRESET1は所定期間T1hだけローレベルに活性化される。内部リセット信号PRESET2は、内部リセット信号PRESETがローレベルに活性化したときに、ハイレベルに活性化され、ラッチ回路L1をリセットする。
第7実施形態において、内部リセット信号PRESET1の活性化期間はT1hに限定されるため消費電流が抑制される。また、制御信号FLOAD2によりラッチ回路L1をいったんリセットしてから、制御信号FLOAD1に現れる設定データを制御信号FLOAD3として出力している。
[第8実施形態]
図24は、第8実施形態におけるタイミング制御回路20iの回路図である。第8実施形態におけるタイミング制御回路20iは、第2比較例におけるタイミング制御回路20bにOR回路130を追加した構成となっている。パワーオンリセット信号PONは、OR回路130に入力される。OR回路130のもう一つの入力は、インバータ列106のうちの1つ目のインバータの出力である。OR回路130の出力が内部リセット信号PRESET2となる。
図25は、第8実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。パワーオンリセット信号PONがいったんハイレベルに活性化した上でローレベルに不活性化すると、内部リセット信号PRESET2はローレベルに活性化される。また、内部リセット信号PRESETがハイレベルに不活性化するとき、内部リセット信号PRESET1は所定期間T1iだけローレベルに活性化される。
第8実施形態において、内部リセット信号PRESET1の活性化期間はT1hに限定されるため消費電流が抑制される。また、制御信号FLOAD2によりラッチ回路L1をいったんリセットしてから、制御信号FLOAD1に現れる設定データを制御信号FLOAD3として出力している。
[第9実施形態]
図26は、第9実施形態におけるタイミング制御回路20jの回路図である。第9実施形態におけるタイミング制御回路20iは、第6実施形態におけるタイミング制御回路20bのNOR回路118をNAND回路132に置き換えた構成となっている。
図27は、第9実施形態における半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。パワーオンリセット信号PONがハイレベルに活性化すると、内部リセット信号PRESET1もローレベルに活性化される。パワーオンリセット信号PONがローレベルに不活性化すると、内部リセット信号PRESET2はローレベルに活性化される。内部リセット信号PRESETがハイレベルに不活性化するとき、内部リセット信号PRESET1は所定期間T1jだけローレベルに活性化される。
第9実施形態において、内部リセット信号PRESET1の活性化期間はT1jに限定されるため消費電流が抑制される。また、制御信号FLOAD2によりラッチ回路L1をいったんリセットしてから、制御信号FLOAD1に現れる設定データを制御信号FLOAD3として出力している。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記各実施形態では、不揮発性記憶素子として、レーザービームの照射によって切断可能なヒューズ素子31を用いているが、不揮発性記憶素子がレーザーヒューズに限定されるものではない。したがって、大電流による溶断が可能なヒューズ素子であっても構わないし、高電圧の印加により絶縁状態から導通状態へ不可逆的に変化させることが可能なアンチヒューズ素子であっても構わない。さらには、各種のROM素子又はROM回路であっても構わない。ROM素子又はROM回路を用いる場合であっても、情報を不可逆的に記憶する素子又は回路である必要はなく、例えば、EEPROMのように情報を可逆的に記憶する素子又は回路であっても構わない。
10 半導体装置、12 コントローラ、16 リセット端子、18 電源端子、20 タイミング制御回路、30 ヒューズ回路、31 ヒューズ素子、40 主回路、50 パワーオンリセット信号生成回路、60 モード設定回路、100 遅延回路、RESET# 外部リセット信号、PRESET 内部リセット信号、FLOAD 制御信号、RD 読出回路、L1 ラッチ回路、L2 ラッチ回路、PON パワーオンリセット信号。

Claims (14)

  1. 外部リセット信号の状態遷移を契機として、第1および第2の内部リセット信号を活性化させるタイミング制御回路と、
    不揮発性記憶素子と、
    前記第1の内部リセット信号に応答して、前記不揮発性記憶素子の設定データを取得する読出回路と、
    前記取得された設定データを一時的に保持する回路であって、前記第2の内部リセット信号によってリセットされる第1のラッチ回路と、を備え、
    前記タイミング制御回路は、前記第2の内部リセット信号を活性化させることにより前記第1のラッチ回路をリセットし、前記第1の内部リセット信号を所定期間だけ活性化させることにより前記設定データを前記第1のラッチ回路に保持させることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の内部リセット信号の1回あたりの活性化期間は、前記外部リセット信号の1回あたりの活性化期間よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記タイミング制御回路は、前記第1の内部リセット信号を前記所定期間だけ活性化させるワンショットパルス回路を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記読出回路は、前記取得した設定データを一時的に保持する第2のラッチ回路を含み、
    前記第1のラッチ回路は、前記第2のラッチ回路に保持されている前記データをセット入力、前記第2の内部リセット信号をリセット入力とするSRラッチ回路であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記読出回路は、
    互いに並列接続されるとともにいずれも前記不揮発性記憶素子に対して直列接続される第1および第2のトランジスタと、
    前記第1および第2のトランジスタと前記不揮発性記憶素子との接続点に入力端が接続され、前記第2のトランジスタの制御電極に出力端が接続されるインバータと、を含み、
    前記第1のトランジスタの制御電極に前記第1の内部リセット信号が供給され、
    前記第2のトランジスタおよび前記インバータを含んで前記第2のラッチ回路が構成されることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記タイミング制御回路は、前記外部リセット信号が活性化したときに前記第2の内部リセット信号を活性化させ、前記外部リセット信号が不活性化したとき前記第2の内部リセット信号を不活性化させるとともに前記第1の内部リセット信号を活性化させ、所定期間経過後に前記第1の内部リセット信号を不活性化させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 電源電圧の投入に応答してパワーオンリセット信号を生成するパワーオンリセット信号生成回路、を更に備え、
    前記タイミング制御回路は、前記パワーオンリセット信号の活性化を契機として前記第2のリセット信号を活性化させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 前記タイミング制御回路は、前記パワーオンリセット信号の活性化を契機として前記第2の内部リセット信号を活性化させた後、前記第1の内部リセット信号を所定期間だけ活性化させることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記タイミング制御回路は、前記外部リセット信号の状態遷移を契機として前記第2の内部リセット信号を所定期間だけ活性化させることを特徴とする請求項7または8に記載の半導体装置。
  10. 前記タイミング制御回路は、前記パワーオンリセット信号が活性化したときに前記第2の内部リセット信号を一時的に活性化させ、前記パワーオンリセット信号と同時期に活性化される前記外部リセット信号が不活性化したことを契機として前記第1の内部リセット信号を活性化させ、所定期間経過後に前記第1の内部リセット信号を不活性化させることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の半導体装置。
  11. 前記タイミング制御回路は、前記パワーオンリセット信号が活性化したとき前記第1のリセット信号も活性化させることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の半導体装置。
  12. 電源電圧の投入に応答してパワーオンリセット信号を生成するパワーオンリセット信号生成回路、を更に備え、
    前記タイミング制御回路は、前記パワーオンリセット信号の活性化に応答して前記第1のリセット信号を活性化させ、前記外部リセット信号の活性化に応答して前記第2のリセット信号を活性化させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の半導体装置。
  13. 前記タイミング制御回路は、前記パワーオンリセット信号が活性化したときに前記第1の内部リセット信号を一時的に活性化させ、前記パワーオンリセット信号と同時期に活性化される外部リセット信号に応答して前記第2のリセット信号を活性化させ、前記外部のリセット信号が不活性化したことを契機として前記第2の内部リセット信号を不活性化させることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載の半導体装置と、前記半導体装置に対して前記外部リセット信号を発行するコントローラ、を備え、
    前記コントローラは、前記半導体装置への電源投入時に前記外部リセット信号を活性化させることを特徴とするデータ処理システム。
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JP2014235649A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 株式会社デンソー マイクロコンピュータ
CN116013390A (zh) * 2023-03-28 2023-04-25 长鑫存储技术有限公司 一种存储器及其读取方法

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